JP3204807B2 - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

Info

Publication number
JP3204807B2
JP3204807B2 JP16788493A JP16788493A JP3204807B2 JP 3204807 B2 JP3204807 B2 JP 3204807B2 JP 16788493 A JP16788493 A JP 16788493A JP 16788493 A JP16788493 A JP 16788493A JP 3204807 B2 JP3204807 B2 JP 3204807B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
battery pack
case
display unit
mounting recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16788493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0689126A (ja
Inventor
雅 瀬戸
尚弘 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16788493A priority Critical patent/JP3204807B2/ja
Publication of JPH0689126A publication Critical patent/JPH0689126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3204807B2 publication Critical patent/JP3204807B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブック形のパーソナル
コンピュータやワードプロセッサのような小型電子機器
に係り、さらに詳しくは、小型電子機器のベースユニッ
トに、電池パックあるいはハードディスク駆動装置のよ
うな一つのモジュールとしてユニット化されたパック状
物品を取り外し可能に組み込むための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ラップトップ型あるいはブック型のパー
ソナルコンピュータような携帯が可能な小型電子機器
は、運搬が容易で、商用電源を得られないような場所で
も自由に使用できることから、広く普及している。
【0003】この種の小型電子機器は、駆動用電源とし
て作用する電池パックを備えている。電池パックは、一
つのモジュールとしてユニット化されており、この電池
パックは、キーボードやディスプレイユニットを支持し
ているベースユニットに組み込まれている。そして、電
池パックは、充電の際にベースユニットから取り外す必
要があるので、従来、ベースユニットの底面に取り付け
凹部を設け、この取り付け凹部に電池パックを着脱可能
に差し込むようにした小型電子機器が知られている。
【0004】この電池パックは、取り付け凹部に差し込
んだ際にベースユニットの底面に面一に連続するように
なっており、この電池パック自体がベースユニットの底
面の一部を構成している。そして、この電池パックの差
し込みにより、ベースユニットとの機械的な連結と、電
気的な接続が同時になされるようになっている。
【0005】ところで、従来の小型電子機器では、取り
付け凹部に対する電池パックの機械的な固定は、取り付
け凹部の一端部に抜け出し防止用の突起を設け、この突
起を電池パックに係合させることのみによってなされて
いる。
【0006】この場合、電池パックは、上記のようにベ
ースユニットの底面の一部を構成し、通常の使用時には
机面等によって下方から支えられているので、突起と電
池パックとの係合部が電池パックの一端側に偏っていて
も、この係合部に無理な力が加わることはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小型電
子機器を運搬する場合のように、この小型電子機器を持
ち上げると、電池パックの重量の多くがが係合部に集中
してしまう。特に電池パックは、大きさの割に重いの
で、係合部の荷重負担も益々大きなものとなる。このた
め、係合部が変形する虞れがあり、電池パックの取り付
け姿勢が不安定となる。
【0008】この係合部の変形を防止するためには、電
池パックの重量に耐え得るように突起を大型化し、電池
パックとの連結を強固にすることが考えられる。ところ
が、この構成によると、突起を含めた係合部自体が大型
化するので、その分、取り付け凹部を大きく形成せざる
を得なくなり、ベースユニットのコンパクト化が制限さ
れるといった問題が生じてくる。また、回動自在なディ
スプレイユニットは脚部を有し、この脚部は、ヒンジ軸
等を介して、ベースユニットの脚取付け部に回動自在に
支持されている。このようなベースユニットの脚取り付
け部とディスプレイユニットの脚部とが、複数の部品を
組合わせた分割構造となっている場合、寸法公差等の影
響により、脚取り付け部の側面と脚部側面との合わせ部
分にずれが生じた場合に、この合わせ部分に段差が生じ
ることがあり得る。すると、この合わせ部分は、脚取り
付け部と脚部の互いに対向し合う側面上に位置するの
で、ディスプレイユニットを回動させた際に上記段差が
接触し合い、不快な接触音が発生したり、ディスプレイ
ユニットの回動に引っ掛かりが生じるといった不具合が
生じてくる。この対策としては、脚取り付け部やディス
プレイユニットの脚部の分割の仕方を工夫し、ディスプ
レイユニットの回動範囲内で脚取り付け部の境界線と脚
部の突き合わせ線とが交差しないようにすることが考え
られる。しかしながら、このようにすると、脚取り付け
部や脚部の分割構造が複雑となり、組み立てが面倒とな
ったり、コスト高を招くといった新たな問題が生じてく
る。
【0009】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、その目的は、ベースユニットの脚取付け
部やディスプレイユニットの脚部が分割構造をなしてい
る場合でも、簡単な構成により、不快な接触音の発生す
ることなく、かつ、円滑にディスプレイユニットの回動
可能を小型電子機器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の小型電子機器は、 凹所を規定した壁部を
有する上ケースを備え、電子部品を収容したベースユニ
ットと、上記凹所内に配設された脚部を有するディスプ
レイユニットと、上記ディスプレイユニットを回動自在
に上記上ケースに支持したヒンジ手段と、を具備し、
記ディスプレイユニットの脚部は、第1脚部と第2脚部
とを突き合わせて形成されて、突き合せ部の境界線が露
出した側面を有し、上記ヒンジ手段は、上記脚部および
上記上ケースの上記壁部を貫通して伸びるヒンジ軸と、
上記ヒンジ軸の外周に装着されているとともに上記脚部
側面と上記壁部との間に位置し、弾性部材で形成され
たワッシャと、を備えていること特徴としている。
【0011】また、この発明に係る小型電子機器は、ベ
ースユニットと、上記ベースユニットに形成され、壁部
を有する脚取付け部と、上記脚取付け部に配設される脚
部を有したディスプレイユニットと、上記ディスプレイ
ユニットを上記ベースユニットに回動自在に支持したヒ
ンジ装置と、を具備し、上記ディスプレイユニットの脚
部は、第1脚部と第2脚部とを突き合わせて形成され
て、突き合せ部の境界線が露出した側面を有し、上記ヒ
ンジ装置は、上記脚部および上記脚取付け部の側面を貫
通して延びるヒンジ軸と、上記ヒンジ軸に装着されると
ともに、上記脚部の側面と上記脚取付け部の側面との間
に介在された樹脂製のワッシャと、を備えていることを
特徴としている。
【0012】このような構成の小型電子機器によれば、
ヒンジ軸の外周に、ディスプレイユニットの脚部側面と
ベースユニットの脚取り付け部の側面との間に介在され
る弾性部材あるいは樹脂製のワッシャを装着し、これら
側面の間の隙間を一定に確保しているとともに、ディス
プレイユニットを回動させた際に、これら側面上の段差
が干渉し合うことを防止している。そのため、ディスプ
レイユニットを回動させた際、不快な接触音の発生を防
止できるとともに、ディスプレイユニットの回動を円滑
に行うことができる。
【0013】
【0014】
【実施例】以下本発明を、図面を参照してこの発明の一
実施例について詳細に説明する。図1には、この発明の
実施例に係るA4サイズのブック型パーソナルコンピュ
ータ1が示されている。このコンピュータ1は、偏平な
四角形パック状をなすベースユニット2と、フラットパ
ネル形のディスプレイユニット3を備えている。
【0015】ベースユニット2は、合成樹脂材料にて構
成され、上面が開放された下ケース4と、この下ケース
4に被さる上ケース5とに二分割されている。図10に
示すように、下ケース4は、ベースユニット2の底面を
構成するフラットな底壁6と、この底壁6の周縁部に立
設された側壁7を備えている。下ケース4の底壁6上に
は、図20に示すようにプリント配線基板8が水平に支
持されており、このプリント配線基板8上には、電源回
路部を構成する多数の回路部品9が実装されている。
【0016】上ケース5は、下ケース4の後半部を覆っ
ている。この上ケース5は、ベースユニット2の上面と
なる上壁10と、この上壁10の周縁部から下向きに延
びる側壁11を一体に備えている。上ケース5の側壁1
1は、下ケース4の側壁7に面一に連続しており、これ
ら側壁7,11によりベースユニット2の前面、後面お
よび左右の側面が構成されている。
【0017】また、下ケース4の前半部には、キーボー
トユニット12が着脱可能に取り付けられている。キー
ボードユニット12は、ベースユニット2の前面や側面
および上ケース5の上面に略面一に連なっている。上ケ
ース5の後端部には、上壁10よりも上方に張り出す凸
部14が形成されている。凸部14は、上ケース5の全
幅に亘っている。この凸部14の左右両側部には、窪み
からなる第1の脚取り付け部15aと第2の脚取り付け
部15bが形成されている。また、第1および第2の脚
部取付け部15a、15b間において突部4には、多数
の開口16aが並んで形成され、これらの開口内にはコ
ンピュータの動作状態を示すLED16が配設されてい
る。
【0018】ディスプレイユニット3は、合成樹脂製の
薄い箱状のハウジング17と、このハウジング17内に
収容された液晶ディスプレイ18とを備えている。ハウ
ジング17は、フロントパネル19と、このフロントパ
ネル19の背面を覆うリヤパネル20とに分割され、こ
れら両パネル19,20の間に液晶ディスプレイ18が
挾み込まれている。フロントパネル19には、液晶ディ
スプレイ18を露出させる窓部21が形成されている。
【0019】ハウジング17の左右両端部には、第1の
枢支用脚部23aと第2の枢支用脚部23bとが一体に
突設されている。枢支用脚部23a,23bは、図3に
一方の脚部23aを代表して示すように、フロントパネ
ル19に連なるフロント脚部分24と、リヤパネル20
に連なるリヤ脚部分25とを有している。これら脚部分
24,25は、ハウジング17の厚み方向に沿って互い
に突き合わされている。このことから、枢支用脚部23
a,23bは中空状をなしており、夫々の脚部分24,
25の突き合わせ部には、図5に示すように、境界線2
6が存在している。この境界線26は、枢支用脚部23
aの左右の側面27a,27bに露出されている。
【0020】枢支用脚部23a,23bは、上ケース5
の脚取り付け部15a,15bに挿入され、夫々ヒンジ
装置28を介して上ケース5に回動可能に連結されてい
る。このため、ディスプレイユニット3は、図2に示す
ようにキーボードユニット12を覆う閉じ位置と、図1
に示すように、液晶ディスプレイ18を見ながらキーボ
ードユニット12を操作し得る開き位置との間に亘って
回動可能となっている。そして、ディスプレイユニット
3を閉じ位置に回動させた状態では、ディスプレイユニ
ット3のハウジング17が、ベースユニット2の側面や
前面および凸部14に面一に連続し、コンピュータ1が
携帯に便利な偏平な箱形状をなすようになっている。
【0021】第1の枢支用脚部23aが挿入される第1
の脚取り付け部15aは、図3ないし図5に示すよう
に、底面30aと、この底面30aに連なる左右の側面
30b,30cを有している。底面30aは、ベースユ
ニット2の上面に面一に連続されている。
【0022】そして、この第1の取り付け凹部15aに
は、ベースユニット2内に開口する開口部31が形成さ
れている。開口部31は、底面30aに開口された底面
開口部32aと、左右の側面30b,30cに開口され
た側面開口部32b,32cとで構成され、これら底面
開口部32aと側面開口部32b,32cとは、互いに
連続されている。側面開口部32b,32cの開口上縁
部は、円弧状に形成されている。図6に示すように、左
側の側面開口部32cの開口上縁部には、半円筒状のガ
イド部33が形成されており、このガイド部33は、第
1の脚取り付け部15a内に突出されている。
【0023】図3や図6に示すように、ベースユニット
2の上ケース5には、開口部31を上ケース5の内側か
ら覆うカバー35が取り付けられている。カバー35
は、底面開口部32aを覆う底板36と、側面開口部3
2b,32cを覆う側板37a,37bを一体に備えて
いる。底板36は、舌片38を備えている。舌片38
は、上ケース5の内面のボス部39に重ね合わされてお
り、この舌片38をねじ40を介してボス部39に固定
することで、カバー35が開口部31を覆った状態で上
ケース5に支持されている。舌片38はボズ部39との
間にはスペース200が形成されており、このスペースに
は後述するディスプレイユニット3の開閉センサから伸
びたケーブルが挿通される。
【0024】このことから、図5に示すように、第1の
脚取り付け部15aの底面30aから側面30b,30
cの側面にかけては、開口部31の開口縁部とカバー3
5との突き合わせ線41が存在し、この突き合わせ線4
1は、第1の取り付け部15aの内側で枢支用脚部23
aの境界線26と対向されている。
【0025】図3に示すように、側板37a,37bの
上縁部には、円弧状に切り欠かれた受け部43a,43
bが形成されている。受け部43a,43bは、側面開
口部32a,32bの開口上縁部と対向し合い、これら
側面開口部32a,32bと協同して、第1の脚取り付
け部15aの側面30b,30cに上ケース5内に開口
する円形の通孔44a,44bを構成している。
【0026】図6に示すように、左側の受け部43bに
は、半円筒状のガイド部45が突設されている。ガイド
部45は、側面開口部32bのガイド部33と突き合わ
され、第1の脚取り付け部15aの左側の側面30c
に、ガイド通路46を有する中空軸47を構成してい
る。ガイド通路46は、通孔44bに連なり、この通孔
44bを介してベースユニット2の内部に連なってい
る。
【0027】第1の脚取り付け部15aの側面30b,
30cは、第1の枢支用脚部23aの側面27a,27
bと対向し合い、これら側面27a,27bには、連通
孔51a,51bが形成されている。連通孔51a,5
1bは、枢支用脚部23aのフロント脚部分24とリヤ
脚部分25との突き合わせ部分に跨がって開口されてい
る。左側の連通孔51aは、通孔44aと合致されてい
るとともに、右側の連通孔51bは、中空軸47の外周
に回動可能に嵌合されている。この嵌合により、中空軸
47内のガイド通路46と第1の枢支用脚部23aの内
部とが連通されている。
【0028】そして、このガイド通路46を通じてディ
スプレイユニット3とベースユニット2との間に跨がる
ケーブル52が配線されている。ケーブル52の一端
は、ガイド通路46から第1の枢支用脚部23aの内部
に導かれ、ここからハウジング17内に導入されて、液
晶ディスプレイ18に電気的に接続されている。ケーブ
ル52の他端は、ガイト通路46からベースユニット2
の内部に導かれている。
【0029】図3および図6に示すように、ディスプレ
イユニット3をベースユニット2に連結するヒンジ装置
28は、一対のブラケット55a,55bと、これらブ
ラケット55a,55bの間に架設されたヒンジ軸56
とを備えている。一方のブラケット55aは、上ケース
5内に固定されている。このブラケット55aは、水平
な基部57と、この基部57の一側縁部から垂直に起立
され、上ケース5内において第1の脚取り付け部15a
の側面30bと対向し合う起立部58とを備えている。
基部57は、上ケース5の内面のボス部59にねじ60
を介して固定されている。
【0030】また、他方のブラケット55bは、第1の
枢支用脚部23a内に収容されている。このブラケット
55bは、枢支用脚部23aの内側で側面27aと対向
し会う軸支持部61と、この軸支持部61に連なる複数
の舌片部62a,62bとを備え、これら舌片部62
a,62bが第1の枢支用脚部23aのリヤ脚部分25
およびリヤパネル20の内面のボス部63にねじ64を
介して固定されている。
【0031】ヒンジ軸56は、起立部58と軸支持部6
1との間に架設されている。このヒンジ軸56は、上記
中空軸47と同軸状をなすとともに、上記左側の通孔4
4aおよび連通孔51aを貫通して延びている。ヒンジ
軸56の枢支用脚部23a内への導入端は、ブラケット
55bの軸支持部61にかしめ止めされ、このヒンジ軸
56自体が他方のブラケット55bと一体に回動するよ
うになっている。ヒンジ軸56の上ケース5内への導入
端は、起立部58に軸回り方向に回動可能に枢支されて
おり、この枢支端には、ヒンジ軸56と一体に回転する
リング状のばね押え65がかしめ止めされている。ばね
押え65は、起立部58の外側面と僅かな隙間を存して
対向されており、これらばね押え65と起立部58との
間には、波形ワッシャ66が圧縮状態で介在されてい
る。ワッシャ66は、ヒンジ軸56とブラケット55a
との間に摩擦抵抗を付与させるためのもので、この摩擦
力の存在により、ヒンジ軸56の自由な回動が制限さ
れ、ディスプレイユニット3が任意な開き位置に保持さ
れるようになっている。
【0032】また、図3や図6に示すように、ヒンジ軸
56の外周には、例えば塩化ビニールのような合成樹脂
製のワッシャ68が装着されている。ワッシャ68は、
第1の枢支用脚部23aの側面27aと第1の取り付け
凹部15aの側面30bとの間に介在されており、これ
ら両方の側面27a,30bの間の隙間S1 を一定に保
っている。そして、ワッシャ68は、側面27a,30
bに摺動可能に接しており、側面27a上の境界線26
と側面30b上の突き合わせ線41とが干渉し合うのを
防止している。
【0033】なお、側面27a,30bの間の隙間S1
を規定したことにより、右側の側面27b,30aとの
間にも隙間S2 が確保されており、これら側面27b,
30aの摺接が防止されている。
【0034】なお、第2の脚取り付け部15bと第2の
枢支用脚部23bとの連結部分については、第2の枢支
用脚部23bにケーブル52を通すガイド通路46や中
空軸47が存在しないことを除き、上記第1の脚取り付
け部15aと第2の枢支用脚部23aとの連結部分と同
様の構造であるので、その説明を省略する。
【0035】このような構成のヒンジ装置28において
は、ヒンジ軸56の外周に、第1の枢支用脚部23aの
側面27aと第1の取り付け凹部15aの側面30bと
の間に介在される樹脂製のワッシャ68を装着し、これ
ら側面27a,30bの間の隙間S1 を一定に確保して
いる。このことから、第1の枢支用脚部23aの境界線
26と第1の脚取り付け部15aの突き合わせ線41の
部分にずれが生じ、互いに対向し合う側面27a,30
b上に段差が存在したとしても、ディスプレイユニット
3を回動させた際に、これら側面27a,30b上の段
差が干渉し合うことはない。
【0036】すなわち、上記構成においては、第1の脚
取り付け部15aと第1の枢支用脚部23aを分割構造
としているので、寸法公差等の影響により、脚取り付け
部15aとカバー35および枢支用脚部23aのフロン
ト脚部分24とリヤ脚部分25との合わせ部分にずれが
生じた場合に、この合わせ部分に段差が生じることがあ
り得る。すると、この合わせ部分は、脚取り付け部15
aと枢支用脚部23aの互いに対向し合う側面27a,
30b上に位置するので、ディスプレイユニット3を回
動させた際に上記段差が接触し合い、不快な接触音が発
生したり、ディスプレイユニット3の回動に引っ掛かり
が生じるといった不具合が生じてくる。
【0037】この対策としては、脚取り付け部15や枢
支用脚部23aの分割の仕方を工夫し、ディスプレイユ
ニット3の回動範囲内で脚取り付け部15aの境界線2
6と枢支用脚部23aの突き合わせ線41とが交差しな
いようにすることが考えられる。しかしながら、このよ
うにすると、脚取り付け部15や枢支用脚部23aの分
割構造が複雑となり、組み立てが面倒となったり、コス
ト高を招くといった新たな問題が生じてくる。
【0038】しかるに、上記構成によると、ヒンジ軸5
6の外周にワッシャ68を設けるだけの簡単な構成で、
脚取り付け部15aの側面30bと枢支用脚部23aの
側面27aとの間の隙間S1 を一定に保ち、これら側面
27a,30bの過度の接近を防止しているので、たと
え寸法公差等の影響により側面27a,30b上に段差
が生じたとしても、ディスプレイユニット3を回動させ
た時に、段差が接触し合うことはない。したがって、不
快な接触音の発生を防止できるとともに、ディスプレイ
ユニット3の回動を円滑に行うことができる。
【0039】図6ないし図9に示すように、ブラケット
55aの起立部58には、ディスプレイユニット3の開
閉を検出する開閉センサ202 が固定されている。センサ
202のリード線204 は、カバー35の舌片38とボス部
39との間に規定されたスペース200 を通り、上ケース
5のほぼ中央まで伸びている。そして、リード線204は
舌片38により位置決めされている。
【0040】上ケース5の内面側には凸部14により収
容部が規定されている。つまり、凸部14により、上ケ
ース5の幅方向中央部に位置した基板収容部205 と、基
板収容部の両側にそれぞれ位置した電池収容部206 およ
びケーブル収容部208 とが規定されている。基板収容部
205 には、DC電源を接続するためのコネクタ211 およ
びその他の電子部品が実装された回路基板210 が収容さ
れている。この回路基板210 は、上ケース5の内面に立
設されたボス部222 にねじにより固定されている。そし
て、開閉センサ202 のリード線204 は回路基板210 に接
続されている。
【0041】ケーブル収容室208 には、ディスプレイユ
ニット3から伸びるケーブル52のコア212 が収容され
ている。そして、ケーブル52の延出端は回路基板210
に接続されている。コア212 はシールド板224 でカバー
されており、このシールド板は回路基板210 と共にボス
部222 にねじ止めされている。
【0042】電池収容部206 の底には、LED16の実
装されたLED基板226 が収容され、LEDは上ケース
5に形成された開口16a(図1参照)にそれぞれ対向
している。また、収容部206 には、LED基板226 に重
ねて、サブ電池228 が収容されている。このサブ電池は
ケーブル230 を介して回路基板210 に接続されていると
ともに、上ケース5の内面にねじ止めされた電池カバー
232 により覆われている。
【0043】回路基板210 にはこの回路基板に電気的に
接続された柔軟なフラットケーブル234 が固定されてい
る。ケーブル234 は下ケース4側へ延出しており、その
延出端にはコネクタ236 が取付けられている。また、ケ
−ブル234 の一部はLED基板226 に電気的に接続され
ている。そして、ケーブル234 のコネクタ236 は、下ケ
ース4内に設けられたプリント配線基板8に電気的かつ
取り外し可能に接続されている。したがって、上ケース
5に取り付けられている種々の部品、つまり、回路基板
210 、サブ電池228 、LED基板226 、ディスクレイユ
ニット3は、全て単一のフラットケーブル234 を介して
下ケース4側のプリント配線基板8に接続されている。
したがって、1つのコネクタ236 のみを下ケース4側の
プリント配線基板8に接続するだけで、上ケース5側の
部品を配線基板に接続することができ、接続操作が容易
となる。なお、シールド板224 は図示しないねじを介し
て下ケース4側のグランドに接続されている。
【0044】一方、図11および図12に示すように、
下ケース4の内面の大部分は、金属製のシールド板70
によって覆われている。シールド板70は、下ケース4
の底壁6の上面を覆う底板部70aと、この底板部70
aの周縁部から起立され、側壁7を内側から覆う側板部
70bとを備えている。このようなシールド板70で覆
われた下ケース4の内部には、フロッピーディスク駆動
装置71やハードディスク駆動装置(図示せず)が収容
されている。これら駆動装置71は、共にプリント配線
基板8の上面に設置されている。図11に示すように、
フロッピーディスク駆動装置71は、キーボードユニッ
ト12の下方に位置されており、そのフロッピディスク
の出入口72が下ケース4の側壁7に開口されている。
【0045】なお、ベースユニット2の前面には、メモ
リーカードやインターフェイスカードを収容するための
カード収容部(図示せず)を塞ぐキャップ73が取り付
けられており、このカード収容部は、フロッピーディス
ク駆動装置71の下方に位置されている。
【0046】図10に示すように、キーボードユニット
12によって塞がれる下ケース4の前半部上には、例え
ば通信用のモデム装置240 等の増設蔵置を収容するため
の増設スペース75が設けられている。増設スペース7
5は、合成樹脂製のモデムケース76により確保されて
いる。モデムケース76は、平面的に見て上面が開放さ
れた細長い箱状をなしており、図13に示すように、上
記下ケース4の底壁6上に設置される底板77と、この
底板77の周縁部から起立された前後左右の側板78a
〜78dとを備えている。そして、プリント配線基板8
は、モデムケース76の設置部分において切り欠かれて
おり、このプリント配線基板8の切り欠き部8aと下ケ
ース4の側壁7およびフロッピディスク駆動装置71と
で囲まれた部分にモデムケース76が配置されている。
モデムケース76の側板78cと78dには、取り付け
舌片79a,79bが一体に設けられている。これら取
り付け舌片79a,79bは、プリント配線基板8と共
に底壁6上のボス部80a,80bにねじ81を介して
固定されており、このことによりモデムケース76が下
ケース4に支持されている。
【0047】モデムケース76の長手方向に延びる一つ
の側板78cには、中継基板83が取り付けられてい
る。中継基板83は側板78cの全長に亘る細長い帯板
状をなしており、その周縁部が側板78cの外側面に突
設した複数の係止片84a〜84dによって着脱可能に
支持されている。そして、本実施例の中継基板83は、
複数枚の積層板を圧着した多層プリント基板が用いられ
ており、これら積層板の間にグランドパターンを有して
いる。このグランドパターンは、中継基板83の略前面
に亘って設けられている。
【0048】図10ないし図13に示すように、中継基
板83は、モデムケース76の側板78cを利用して垂
直に起立した姿勢に、つまり、プリント配線基板8に大
して垂直に、保持されており、上記プリント配線基板8
の切り欠き部8aに隣接されている。中継基板83の一
端部には、モデム装置240 が接続される差し込み形の増
設用コネクタ85が取り付けられている。増設用コネク
タ85は、側板78cに設けた切り欠き86を介してモ
デムケース76の内側に突出されている。
【0049】中継基板83の一端下縁部には、下向きに
延びる差し込み片部88が一体に形成されている。この
差し込み片部88の外側面には、アース用の導電部89
が形成されている。導電部89は、差し込み片部88の
全長に亘って形成されており、上記グランドパターンと
電気的に接続されている。中継基板83のモデムケース
76とは反対側の外側面には、差し込み形のキーボード
コネクタ90と、同じく差し込み形の中継用の第1のコ
ネクタ91が取り付けられている。キーボードコネクタ
90には、キーボードユニット12から導出されたフレ
キシブル基板92の端子部92aが着脱可能に差し込ま
れている。このキーボードコネクタ90および増設用コ
ネクタ85は、中継基板83の配線パターンを介して第
1のコネクタ91に電気的に接続されている。
【0050】第1のコネクタ91は、上記差し込み片部
88とは反対側である中継基板83の他端部に位置され
ている。この第1のコネクタ91と対向し合うプリント
配線基板8の上面には、第2のコネクタ93が配置され
ている。第2のコネクタ93は、モデムケース76を下
ケース4の底壁6上に載置した時に、第1のコネクタ9
1が上方から着脱可能に接続されるようになっている。
この接続により、キーボードユニット12およびモデム
装置240 とプリント配線基板8とが電気的に接続され
る。
【0051】下ケース4の底壁6上には、中継基板83
の差し込み片部88を挾み込む一対の挾持片95a,9
5bおよび96a,96bが突設されている。差し込み
片部88は、モデムケース76を下ケース4の底壁6上
に載置した時に、挾持片95a,95bおよび96a,
96bの間に着脱可能に差し込まれるようになってい
る。挾持片95a,95bおよび96a,96bの間に
は、アース端子97が配置されている。アース端子97
は、シールド板70に電気的に接続されており、モデム
ケース76を下ケース4の底壁6上に載置した時に、中
継基板83の導電部89に接触される。
【0052】また、図11や図12に示すように、増設
スペース75やこれに隣接するプリント配線基板8上の
電源回路部は、上方から金属製のシールド天板98によ
って覆われている。シールド天板98は、略四角形状を
なしており、その周縁部には上記シールド板70の側板
部70bの上縁部に接する導通片99が形成されてい
る。このため、シールド板70とシールド天板98は、
電気的に導通された状態で増設スペース75や電源回路
部を取り囲んでいる。
【0053】シールド天板98の中央部には、開口部10
0 が形成されている。開口部100 は、キーボードコネク
タ90の真上に位置されており、この開口部100を通
ってフレキシブル基板92が挿通配置されている。
【0054】このような構成においては、モデム装置24
0 を増設するためのモデムケース76の側板78cに、
この側板78cの全長に亘る細長い中継基板83が垂直
に起立させた姿勢で取り付けられている。そして、この
中継基板83の側面に、キーボードユニット12のフレ
キシブル基板92が接続されるキーボードコネクタ90
と、プリント配線基板8上の第2のコネクタ93に接続
される中継用の第1のコネクタ91と、アース端子97
に接する導電部89が設けられている。このため、モデ
ムケース76を下ケース4の底壁6上に載置すると、第
1のコネクタ91が第2のコネクタ93に上方から差し
込まれ、プリント配線基板8とキーボードユニット12
およびモデム装置240 とが電気的に接続されるととも
に、中継基板83のアース用の導電部89がアース端子
97に接触される。
【0055】そして、この場合、中継基板83は、プリ
ント配線基板8、下ケース4の底壁6に対して垂直に起
立した姿勢で配置されているから、モデムケース76の
側方に中継用の第1のコネクタ91を配置することがで
き、このモデムケース76の底面に増設用コネクタ85
を配置して、これを直接第2のコネクタ93に接続する
場合に比べて、プリント配線基板8を小型化することが
できる。
【0056】すなわち、モデムケース76の底面に増設
用コネクタ85を配置すると、プリント配線基板8をモ
デムケース76によって定められる増設スペース75の
部分にまで延長しなくてはならず、プリント配線基板8
の一部がモデムケース76と下ケース4の底壁6との間
に入り込む。このため、モデムケース76と底壁6との
間にスペースを確保しなくてはならなくなり、その分、
ベースユニット2が厚くなる。
【0057】これに対し、本実施例の構成によれば、プ
リント配線基板8をモデムケース76の下方にまで延長
する必要がなくなるので、モデムケース76を下ケース
4の底壁6に近づけて配置することができ、その分、ベ
ースユニット2を薄くすることができる。
【0058】しかも、モデムケース76の側板78cに
沿う垂直面に各種のコネクタ85,90を配置できるの
で、限られた広さの下ケース4内において部品の実装密
度を高めることができ、この点でも下ケース4ひいては
ベースユニット2の小型化を図ることができる。
【0059】また、中継基板83は、モデムケース76
の係止片84a〜84dとの単なる係合によって着脱可
能であるから、モデム装置240 を増設する場合には、予
め中継基板83をモデムケース76から取り外してお
く。そして、モデムケース76にモデム装置240 を組み
込んだ後に、このモデムケース76の側面78aに中継
基板83を取り付け、増設用コネクタ85をモデム装置
に差し込む。この状態でモデムケース76を底壁6上の
所定位置に載置すれば、第1のコネクタ91が第2のコ
ネクタ93に接続されるとともに、中継基板83のアー
ス用の導電部89がアース端子97に接触される。
【0060】このため、モデム装置240 は、モデムケー
ス76を下ケース4の所定位置に載置するだけで、プリ
ント配線基板8との電気的な接続がなされるので、格別
なフレキシブル基板が不要となるのは勿論のこと、モデ
ム装置の増設作業を容易に行うことができる。
【0061】さらに、中継基板83は、モデムケース7
6を介して下ケース4に支持されるので、この下ケース
4に中継基板83を支持するための格別な構造を設ける
必要はない。このため、部品点数の削減や構造の簡略化
を図れるとともに、下ケース4の小型化を図る上で好都
合となる。
【0062】加えて、中継基板83は、モデム装置240
と電源回路部との間に介在されているので、この中継基
板83の略全面に亘るグランドパターンが、電源回路部
とモデム装置からのノイズが互いに干渉し合うのを防止
する。このため、ノイズの干渉にもとづくノイズの増幅
も解消され、シールド板70やシールド天板98による
電磁シールド作用と合わせて、外方へのノイズの漏洩を
確実に防止することができる。
【0063】ところで、図2、15、16に示すよう
に、ベースユニット2の下ケース4には、取り付け凹部
110 が形成されている。取り付け凹部110 には、パック
状物品としての電池パック111 が収納されている。電池
パック111 は、コンピュータ1の駆動用電源となるもの
で、一つのモジュールとしてユニット化されている。そ
して、この電池パック111 は、充電のために取り付け凹
部110 に取り外し可能に装着されており、以下この電池
パック111 の組み込み構造について説明する。
【0064】すなわち、図15に示すように、電池パッ
ク111 は、合成樹脂製のケース112を備えている。ケー
ス112 の内部には、多数のニッカド電池(図示せず)が
収容されている。このケース112 は、略直方体状の本体
部113aと、この本体部113aの一端から本体部113aの長手
方向に突出する張り出し部113bとを備えている。張り出
し部113bの一側面は、本体部113aの一側面と面一をなし
ているとともに、張り出し部113bの他側面は、本体部11
3aの他側面よりも引っ込んでいる。このため、張り出し
部113bの他側面と本体部113aの他側面との間には、段差
部114 が形成されている。
【0065】図15および図17に示すように、ケース
112 の底面112aには、正負の電源端子板115a,115bが露
出されている。これら電源端子板115a,115bは、ニッカ
ド電池に接続されている。
【0066】また、張り出し部113bを含むケース112 の
上面116 は、平坦面をなしている。この上面116 は、電
池パック111 を取り付け凹部110 に取り付けた時に、下
ケース4の底壁6に面一に連続し、この底壁6の一部を
構成する。上面116 の周縁部には、ケース112 の側面お
よび端面よりも側方に延びるフランジ部117 が形成され
ている。これらフランジ部117 のうち、ケース112 の長
手方向に沿う一端側に位置されたフランジ部117aは、他
のフランジ部117 よりも側方への張り出し長さが長く形
成されている。
【0067】フランジ部117aの先端には、略直角に曲げ
られた延長壁118 が全長に亘って形成されている。延長
壁118 は、ケース112 の一端面と略平行をなしている。
延長壁118 の左右両端部には、それぞれケース112 の左
右の側面に向って延びる突部119a,119bが設けられてい
る。突部119a,119bは、フランジ部117 ,117aよりもケ
ース112 の底面112a側に離れた位置において、ケース11
2 の上面116 と平行に延びている。これら突部119a,11
9bとフランジ部117 との間には、窪みからなる第1の係
合部121 (一方のみを図示)が形成されている。第1の
係合部121 は、ケース112 の左右側方に向けて開口され
ており、これら係合部121 の底面は、ケース112 の左右
側面に連なっている。
【0068】図17ないし図20に示すように、延長壁
118 とケース112 の一端面との間には、フランジ部117a
の張り出し長さに対応した空間部122 が形成されてい
る。この空間部122 に臨むフランジ部117aの裏面には、
ケース112 の長手方向に延びるリブ123 と、このリブ12
3 に連なる係止突起124 が一体に突設されている。係止
突起124 は、延長壁118 と平行をなす第1の係合面125
と、この係合面125 に連続する第2の係合面126 を有し
ている。第2の係合面126 は、第1の係合面125よりも
ケース112 の他端面側において、この係合面125 と鋭角
に交差する方向に傾斜されている。
【0069】また、本体部113aの段差部114 に臨む端面
と、張り出し部113bの端面には、四角い突起からなる第
2の係合部127a,127b,127cが突設されている。これら
第2の係合部127a,127b,127cの突出長さは、上記フラ
ンジ部117 の突出長さと同等かそれ以上に設定されてい
る。
【0070】一方、この種の電池パック112 が収容され
る取り付け凹部110 は、図15ないし図17に示すよう
に、電池パック112 の本体部113aに対応した第1の凹部
110aと、張り出し部113bに対応した第2の凹部110bとを
備えている。第2の凹部110bは、第1の凹部110aよりも
幅狭く形成され、これら凹部110aと110bとの境界部分に
は、上記段差部114 に対応した直角な角部130 が形成さ
れている。
【0071】取り付け凹部110 は、ケース4の底壁6に
開口された底面開口部131 と、この底面開口部131 とベ
ースユニット2の内部とを区画する底壁132a、互いに対
向し合う一対の側壁132b,132cおよび端壁132dを備えて
いる。取り付け凹部110 の第1の凹部110aは、下ケース
4の一つの側壁7に開口する側面開口部134 を備えてい
る。側面開口部134 は底面開口部131 に連続されてお
り、この側面開口部134の開口縁部のうち、取り付け凹
部110 の底壁132aと平行をなす開口縁部134aは、底壁13
2aよりもベースユニット2の底壁6側に位置されてい
る。そして、側面開口部134 は、取り付け凹部110 に電
池パック111 を装着した時に、ケース112 の延長壁118
によって閉塞され、この延長壁118 は、下ケース4の側
壁7に面一に連続して、この側壁7の一部を構成する。
【0072】取り付け凹部110 の開口縁部には、電池パ
ック111 のフランジ部117 が入り込む凹陥部135 が連続
して形成されている。凹陥部135 は、フランジ部117 の
厚みに応じた深さ寸法を有し、下ケース4の底壁6に連
続されている。取り付け凹部110 の左右の側壁132b,13
2cには、一対の突起からなる第3の係合部137a,137bが
突設されている。係合部137a,137bは、電池パック111
の第1の係合部121 に着脱可能に係合されて、取り付け
凹部110 内での電池パック111 の上下方向の位置決めを
なすものであり、上記側面開口部134 に隣接した取り付
け凹部110 の一端部に偏った位置に設けられている。
【0073】また、図17および図21に示すように、
取り付け凹部110 の端壁132dおよび角部130 の端壁130a
には、角孔からなる第4の係合部138a,138b,138cが開
口されている。これら第4の係合部138a,138b,138c
は、電池パック111 の第2の係合部127a,127b,127cに
着脱可能に係合されて、取り付け凹部110 内での電池パ
ック111 の上下方向の位置決めをなすものであり、この
取り付け凹部110 内において第3の係合部137a,137bと
は反対側の終端部に位置されている。
【0074】図16、17に示すように、取り付け凹部
110 の底壁132aには、四つの端子孔140a,140b,140c,
140dが開口されている。これら端子孔140a,140b,140
c,140dには、端子金具141a,141b,141c,141dが配置
されている。端子金具141a,141b,141c,141dは、上記
プリント配線基板8上の電源回路部に接続されており、
端子孔140a,140b,140c,140dを通じて取り付け凹部11
0 内に露出されている。そして、端子金具141a,141b,
141c,141dは、取り付け凹部110 内に電池パック111 を
取り付ける時に、この電池パック111 の電源端子板115
a,115bに接するようになっている。
【0075】このような取り付け凹部110 に対し、上記
電池パック111 は、底面開口部131を通じて斜めに傾け
た姿勢で差し込まれるようになっている。そして、この
場合、取り付け凹部110 の全長L1 は、図24に示すよ
うに、電池パック111 のケース112 の全長L2 よりも長
く定められており、電池パック111 を取り付け凹部110
に完全に収容した状態では、電池パック111 の一端面と
取り付け凹部110 との間には、スライド用の隙間S3 が
確保されている。この隙間S3 は、第2の係合部127a,
127b,127cの突出長さよりも大きく設定されている。
【0076】図16、22、25に示すように、下ケー
ス4の側壁7には、電池パック111を取り付け凹部110
に抜け止め保持する保持機構145 が設けられている。保
持機構145 は、側面開口部134 に突出するラッチ片146
を備えている。ラッチ片146はスライド板240 に固定さ
れ、このスライド板は、側壁7と取付け凹所110 の端壁
との間に、下ケース4の底壁と平行な方向に沿ってスラ
イド自在に配設されている。スライド板240 は圧縮ばね
242 により付勢され、ラッチ片146 とともに後述する保
持位置に保持されている。また、スライド板240 の下端
部には係合凹所244 が形成されている。
【0077】図19に示すように、保持位置に位置した
ラッチ片146 は、電池パック111 を取り付け凹部110 に
差し込んだ時に、空間部122 に入り込むようになってい
る。そして、ラッチ片146 は、この空間部122 内で係止
突起124 の第2の係合面126と対向し合う傾斜面147
と、第1の係合面125 と平行をなす係止面148 を備えて
いる。そして、図20に示すように、係止面148 が第1
の係合面125 に係合すると、取り付け凹部110 内での電
池パック111 の移動が阻止される。
【0078】スライド板240 は、下ケース4の側壁7の
外面上にスライド自在に設けられた操作ノブ150 に連結
されている。そして、操作ノブ150 により、ばね242 の
付勢力に抗してスライド板240 を矢印B方向へスライド
させることにより、ラッチ片146 は係止突起124 から離
間する方向へ移動し、係止面148 と第1の係合面125と
の係合が解除される。
【0079】また、図16、22、25ないし27に示
すように、下ケース4の側壁7にはスライド板240 をロ
ックするロック機構246 が設けられている。ロック機構
246は、側壁7と取付け凹所110 の端壁との間に設けら
れたロック部材248 を有している。このロック部材248
は、図25に実線で示すロック位置と破線で示すアンロ
ック位置との間を、スライド板240 のスライド方向と直
交する方向に沿ってスライド自在に配設されている。
【0080】ロック部材248 は、スライド板240 の係合
凹所244 と係合可能な係合突起250を有している。そし
て、スライド板240 が保持位置に位置した状態でロック
部材248 がロック位置に移動されると、係合突起250 が
凹所244 に係合し、スライド板が保持位置にロックされ
る。また、ロック部材248 がアンロック位置に移動され
ると、係合突起250 が凹所244 から係脱し、スライド板
240 の自由な移動が許容される。
【0081】また、ロック部材248 は、取付け凹所110
の底壁132aを貫通して取付け凹所内へ突出可能な規制突
起252 を有している。図16および図26からよく分か
るように、ロック位置において、規制突起252 は取付け
凹所110 内に突出し、取付け凹所に装着された電池パッ
ク111 のケース112 の端面と取付け凹所の端面との間の
隙間S3 に位置する。それにより、規制突起252 は、取
付け凹所110 内における電池パック111 の摺動を規制
し、電池パックが取付け凹所から不用意に外れることを
防止する。また、ロック位置において、規制突起252 は
取付け凹所110 から退避する。
【0082】また、ロック部材248 は操作ノブ254 を有
し、この操作ノブは側壁7を貫通して下ケース4の外面
に露出している。したがって、操作ノブ254 を介して、
外部からロック部材248 を操作可能となっている。
【0083】次に、ベースユニット2の取り付け凹部11
0 に、電池パック111 を取り付ける手順について説明す
る。まず、図2に示すように、ディスプレイユニット3
を閉じた状態でベースユニット2を裏返し、下ケース4
の底壁6を上向きにして取り付け凹部110 を露出させ
る。
【0084】この状態で、図15、図17に示すよう
に、電池パック111 をその張り出し部113bを先頭にして
取り付け凹部110 の底面開口部131 に斜めに傾けた姿勢
で差し込んでいき、張り出し部113bの挿入先端部のフラ
ンジ部117 を底面開口部131 の開口周縁の凹陥部135 上
に接触させる。なお、ロック機構246 のロック部材248
は予めアンロック位置に移動させておく。そして、張り
出し部113bの挿入先端部が、取り付け凹部110 の第2の
凹部110bの端面に接したならば、この接触点を支点にし
て電池パック111 を下向きに回動させ、図23に示すよ
うに、電池パック111 を取り付け凹部110 内に落とし込
む。この際、取り付け凹部110 の全長L1は、電池パッ
ク111 の全長L2 よりも長く設定されているので、電池
パック111の挿入後端部が側面開口部134 の開口縁部134
aに当接することはない。したがって、電池パック111
のケース112 の底面112aが、取り付け凹部110 の底壁13
2aに接触するとともに、ケース112 の上面116 が下ケー
ス4の底壁6と面一となる。
【0085】電池パック111 を取り付け凹部110 に落と
し込んだ状態では、図23に示すように、電池パック11
1 の挿入後端部が取り付け凹部110 の側面開口部134 か
ら僅かに突出された状態にある。このため、電池パック
111 を取り付け凹部110 に落とし込んだならば、電池パ
ック111 の延長壁118 を側面開口部134 内に押し込み、
この電池パック111 を取り付け凹部110 内で直線的にス
ライドさせる。
【0086】すると、電池パック111 の左右側面に位置
された第1の係合部121 が、取り付け凹部110 の第3の
係合部137a,137bに係合する。これと同時に電池パック
111の挿入先端面に位置された第2の係合部127a,127
b,127cが取り付け凹部110 の第4の係合部138a,138
b,138cに入り込む。このため、電池パック111 は、取
り付け凹部110 に完全に入り込み、その延長壁118 が下
ケース4の側壁7に面一に連続する。
【0087】また、電池パック111 を取り付け凹部110
に落とし込むと、図19に示すように、ラッチ片146 が
電池パック111 の空間部122 に入り込み、このラッチ片
146の傾斜面147 が係止突起124 の第2の係合面126 と
接触し合う。この状態で、上記のように電池パック111
をスライドさせると、係止突起124 が図19の矢印A方
向に移動するので、ラッチ片146 は、傾斜された第2の
係合面126 に押され、ばね242 の付勢力に抗して係止突
起124 から離脱する矢印B方向に強制的に押し出され
る。電池パック111 のスライドにより、係止突起124 の
第2の係合面126が傾斜面147 を乗り越えると、ラッチ
片146 がスプリング242 の付勢力により図20に示す保
持位置に復帰し、このラッチ片146 の係止面148 が係止
突起124 の第1の係合面125 に引っ掛かる。
【0088】この状態で、ロック部材248 をロック位置
に移動させると、係合突起250 が保持機構145 のスライ
ド板240 の係合凹所244 に係合し、ラッチ片146 は保持
位置にロックされる。同時に、図26に示すように、ロ
ック部材248 の規制突起252が取付け凹所110 内に突出
し、隙間S3 内に位置する。
【0089】したがって、ラッチ片146 および規制突起
248 により、電池パック111 の逆方向へのスライドが阻
止され、この電池パック111 が取り付け凹部110 に抜け
止め保持される。そして、この状態では、図24に示す
ように、電池パック111 の電源端子板115a,115bと取り
付け凹部110 の端子金具141a,141b,141c,141dとが接
触し合い、電池パック111 とプリント配線基板8上の電
源回路部との電気的な接続がなされる。
【0090】電池パック111 を取り付け凹部110 から取
り外すには、まず、指先で操作ノブ254 を介してロック
部材248 をアンロック位置へ移動させ、スライド板240
のロックを解除するとともに、規制突起252 を取付け凹
所110 から退避させる。次に、指先で操作ノブ150 をス
ライドさせ、ラッチ片146 を係止突起124 から離脱させ
る。これにより、電池パック111 の保持が解除されるの
で、電池パック111 の上面116 を指先で押圧し、この電
池パック111 を側面開口部134 の方向にスライドさせ
る。すると、第1の係合部121 と第3の係合部137a,13
7bおよび第2の係合部127a,127b,127cと第4の係合部
138a,138b,138cとの係合が解除され、電池パック111
の一端部が側面開口部134 から突出するので、この突出
部分に指先を引っ掛けて電池パック111 を上向きに回動
させ、取り付け凹部110 から引き出す。
【0091】上記のように構成されたコンピュータ1に
よれば、電池パック111 を取り付け凹部110 に落とし込
んだ後、この取り付け凹部110 の底壁132aに沿ってスラ
イドさせ、このスライドにより電池パック111 の長手方
向に沿う両端部を取り付け凹部110 に係合させるように
したので、重く大きな電池パック111 は、両端支持の状
態で取り付け凹部110 に収納保持される。
【0092】したがって、コンピュータ1を持ち上げた
場合のように、電池パック111 の重量の全てが取り付け
凹部110 との係合部に加わる状態においても、この係合
部が変形したり、破損することはなく、電池パック111
を取り付け凹部110 に確実に保持することができる。ま
た、取付け凹所110 への電池パック111 の保持およびロ
ックは、ラッチ片146 および規制突起248 の両方でなさ
れるため、確実な保持およびロックが可能となるととも
に、ラッチ片あるいは規制突起のいずれか一方のみに負
荷が作用することがなく、これらの部材の損傷を防止す
ることができる。
【0093】更に、取り付け凹部110 は、下ケース4の
側壁7にも連続して開口する側面開口部134 を有してい
るので、この側面開口部134 から突出された電池パック
111を押し込むことで、この電池パック111 を取り付け
凹部110 内でスライドさせることができる。すなわち、
電池パック111 をスライドさせる際に、取り付け凹部11
0 の内側に指先を差し込む必要がないので、この取り付
け凹部110 の内側に指先を差し込むための余分なスペー
スを確保しなくても良いことになる。このため、電池パ
ック111 を取り付け凹部110 内でスライドさせるように
したにも拘らず、電池パック111 の実装スペースが広が
らずに済み、ベースユニット2のコンパクト化に寄与す
るといった利点がある。
【0094】なお、上記実施例では、パック状物品とし
て電池パックを例に挙げて説明したが、このパック状物
品は電池パックに特定されるものではなく、たとえばハ
ードディスク駆動装置のような増設用のオプション部品
でも同様に実施できる。
【0095】また、本発明に係る小型電子機器は、ブッ
ク形のパーソナルコンピュータに特定されるものではな
く、例えばワードプロセッサのような他の電子機器にお
いても同様に実施することができる。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ヒンジ軸の外周に、ディスプレイユニットの脚部側面と
ベースユニットの脚取り付け部の側面との間に介在され
る弾性部材からなる、あるいは樹脂製のワッシャを装着
し、これら側面の間の隙間を一定に確保しているととも
に、ディスプレイユニットを回動させた際に、これら側
面上の段差が干渉し合うことを防止することにより、不
快な接触音の発生することなく、かつ、円滑にディスプ
レイユニットを回動可能な小型電子機器を提供すること
ができる。
【0097】
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスプレイユニットを開いた状態の上記パー
ソナルコンピュータの斜視図。
【図2】ベースユニットに電池パックを装着した状態を
示す上記パーソナルコンピュータの斜視図。
【図3】ディスプレイユニットとベースユニットとの連
結部分を分解して示す斜視図。
【図4】ベースユニットの脚取り付け部の斜視図、
【図5】図7のEーE線に沿う断面図。
【図6】ディスプレイユニットとベースユニットとの連
結部分の断面図。
【図7】図6のF線方向から見た矢視図。
【図8】上ケースの底面およびディスプレイユニットを
示す斜視図。
【図9】上ケースに取り付けられた部品を分解して示す
斜視図。
【図10】モデムケースを下ケースに取り付けた状態を
示す平面図。
【図11】図10のGーG線に沿う断面図。
【図12】図10のHーH線に沿う断面図。
【図13】モデムケースと中継基板との取り付け部分を
分解して示す斜視図。
【図14】中継基板とプリント配線基板との位置関係を
示す斜視図。
【図15】ベースユニットの取り付け凹部に、電池パッ
クを斜めに傾けて差し込んだ状態を示す斜視図。
【図16】ベースユニットの取り付け凹部の斜視図。
【図17】ベースユニットの取り付け凹部に、電池パッ
クを斜めに傾けて差し込んだ状態を示す断面図。
【図18】図23のD線方向から見た電池パックの平面
図。
【図19】ラッチ片と係合突起との係合が解除されてい
る状態を示す断面図。
【図20】ラッチ片と係合突起との係合状態を示す断面
図。
【図21】図16の線C−Cに沿ったベースユニットの
取り付け凹部の断面図。
【図22】図16のH線方向から見たベースユニットの
側面図。
【図23】ベースユニットの取り付け凹部に、電池パッ
クを落とし込んだ状態を示す断面図。
【図24】ベースユニットの取り付け凹部に、電池パッ
クを完全に装着した状態を示す断面図。
【図25】保持機構およびロック機構を概略的に示す側
面図。
【図26】ロック部材がロック位置に移動した状態を示
す断面図。
【図27】ロック部材がアンロック位置に移動した状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
2…ディスプレイユニット、6…底面(底壁)、7…側
面(側壁)、110…取り付け凹部、111…パック状
物品(電池パック)、131…底面開口部、134…側
面開口部、121…第1の係合部、127a,127
b,127c…第2の係合部、137a,137b…第
3の係合部、138a,138b,138c,138d
…第4の係合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−28481(JP,A) 実開 平3−6122(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 G06F 1/26 H01M 2/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹所を規定した壁部を有する上ケースを
    備え、電子部品を収容したベースユニットと、 上記凹所内に配設された脚部を有するディスプレイユニ
    ットと、 上記ディスプレイユニットを回動自在に上記上ケースに
    支持したヒンジ手段と、を具備し、上記ディスプレイユニットの脚部は、第1脚部と第2脚
    部とを突き合わせて形成されて、突き合せ部の境界線が
    露出した側面を有し、 上記ヒンジ手段は、上記脚部および上記上ケースの上記
    壁部を貫通して伸びるヒンジ軸と、上記ヒンジ軸の外周
    に装着されているとともに上記脚部の側面と上記壁部と
    の間に位置し、弾性部材で形成されたワッシャと、を備
    えていること特徴とする小型電子機器。
  2. 【請求項2】 ベースユニットと、 上記ベースユニットに形成され、壁部を有する脚取付け
    部と、 上記脚取付け部に配設される脚部を有したディスプレイ
    ユニットと、 上記ディスプレイユニットを上記ベースユニットに回動
    自在に支持したヒンジ装置と、を具備し、上記ディスプレイユニットの脚部は、第1脚部と第2脚
    部とを突き合わせて形成されて、突き合せ部の境界線が
    露出した側面を有し、 上記ヒンジ装置は、上記脚部および上記脚取付け部の側
    面を貫通して延びるヒンジ軸と、上記ヒンジ軸に装着さ
    れるとともに、上記脚部の側面と上記脚取付け部の側面
    との間に介在された樹脂製のワッシャと、を備えている
    ことを特徴とする小型電子機器。
JP16788493A 1992-07-17 1993-07-07 小型電子機器 Expired - Fee Related JP3204807B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16788493A JP3204807B2 (ja) 1992-07-17 1993-07-07 小型電子機器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-190352 1992-07-17
JP19035292 1992-07-17
JP16788493A JP3204807B2 (ja) 1992-07-17 1993-07-07 小型電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0689126A JPH0689126A (ja) 1994-03-29
JP3204807B2 true JP3204807B2 (ja) 2001-09-04

Family

ID=26491795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16788493A Expired - Fee Related JP3204807B2 (ja) 1992-07-17 1993-07-07 小型電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3204807B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008098895A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Murata Mach Ltd カバーの取付部構造

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3830314B2 (ja) 1999-08-31 2006-10-04 富士通株式会社 電池ユニットおよび電子機器
JP2007179104A (ja) * 2005-12-26 2007-07-12 Toshiba Corp 電子機器
JP5078804B2 (ja) * 2007-09-03 2012-11-21 パナソニック株式会社 情報処理装置
JP5696475B2 (ja) 2010-12-28 2015-04-08 富士通株式会社 固定用部品及び電子機器
WO2016139693A1 (ja) * 2015-03-03 2016-09-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動自転車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008098895A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Murata Mach Ltd カバーの取付部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0689126A (ja) 1994-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5841630A (en) Compact electronic apparatus having battery pack detachably retained by four engaging portions and latch member
US6674637B2 (en) Portable computer equipped with add-on battery
US6101088A (en) Portable electronic apparatus having a frame supporting functional components
US5627731A (en) Compact electronic apparatus and method of assembling the same
US7724510B2 (en) Electronic apparatus and assembly
US5679013A (en) Electrical connector and an electronic apparatus using the electrical connector
US7428145B2 (en) Electronic apparatus
EP0489253A2 (en) Portable electronic apparatus having optional components for function expansion
US7457109B2 (en) Electronic apparatus
US20070047197A1 (en) Electronic apparatus
US6115243A (en) Portable electronic apparatus
JPH0736563A (ja) 情報処理装置及び前記装置に収容される機器
US20070047191A1 (en) Electronic apparatus
US5552958A (en) Compact electronic apparatus having a space-minimizing configuration of electronic components, cables, and circuit boards
US5122927A (en) Portable electronic apparatus having terminal supported from the bottom case for electrically connecting optional part to the apparatus and method of assembling the same
US6778385B2 (en) Portable computer with removable bottom component housing
US7603680B2 (en) Electronic apparatus comprising receptacle for storing disk drive
JP3204807B2 (ja) 小型電子機器
US7147484B1 (en) Electronic apparatus and board assembly
JPH10307642A (ja) 電子機器
EP0606111B1 (en) Expansion card slot
US6460947B1 (en) Interchangable battery pack for a portable computer
US7283356B2 (en) Electronic apparatus
JPH03173077A (ja) コネクタ装置
JPH10333774A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090629

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090629

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees