JPH10333774A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH10333774A
JPH10333774A JP9144112A JP14411297A JPH10333774A JP H10333774 A JPH10333774 A JP H10333774A JP 9144112 A JP9144112 A JP 9144112A JP 14411297 A JP14411297 A JP 14411297A JP H10333774 A JPH10333774 A JP H10333774A
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JP
Japan
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connector
main body
holding member
device main
electronic device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9144112A
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English (en)
Inventor
Yuji Nakajima
雄二 中島
Yosuke Miura
洋介 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Sord Computer Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Sord Computer Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Sord Computer Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH10333774A publication Critical patent/JPH10333774A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタの抜けを確実に防止できるとともに組
立性、メインテナンス性に優れた電子機器を提供するこ
とにある。 【解決手段】ハードディスクドライブ34を装着する収
容部32の底壁には開口50が形成され、この開口内に
は、機器本体側のコネクタ55が配置されている。そし
て、コネクタ55にはハードディスクドライブのコネク
タ44が接続されている。開口50には、保持部材60
が脱着自在に装着され、脱着位置とロック位置との間
を、コネクタ44の脱着方向と直交する方向に沿って移
動可能となっている。ロック位置において、保持部材6
0はコネクタ44を間に挟んでコネクタ55と対向して
位置し、コネクタ44の脱着方向への移動を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯型パーソナ
ルコンピュータ、携帯情報端末等の電子機器、特に、コ
ネクタを介して電子機器の本体に接続された脱着自在な
パック状部品を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器として、例えば、ブック
型の小型携帯パーソナルコンピュータは高機能化の要望
が高く、光ディスクドライブ、フロッピディスクドライ
ブ、電池パック、ハードディスクドライブ等の種々のパ
ック状部品を備えて構成されている。
【0003】これらのパック状部品は、パーソナルコン
ピュータの機器本体に対して脱着可能に装着されてい
る。そして、装着時には、パック状部品側のコネクタを
機器本体側に設けられたコネクタと接続することによ
り、パック状部品と機器本体との間で電源の供給、信号
の受渡しが行われる。
【0004】通常、機器本体側のコネクタは、機器本体
内に固定配置されたプリント回路基板上に設けられてい
る。また、パック状部品は、機器本体に形成された収容
部内に配設された状態で、そのコネクタが本体側コネク
タに接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した構成のパーソ
ナルコンピュータにおいて、例えば、携帯時等に比較的
大きな振動、あるいは衝撃がパック状部品に作用した場
合、パック状部品が僅かに移動して、パック側コネクタ
が本体側コネクタから外れ、あるいは、位置ずれして接
続不良となる恐れがある。
【0006】そこで、これらコネクタの抜け、接続不良
を防止する機構を設けることが考えられる。しかしなが
ら、このような抜け防止機構は、コネクタの抜けを確実
に防止できるとともに、組立性、メインテナンス性、製
造コスト等を考慮した場合、ねじ等を用いることなく、
容易に操作できる必要がある。
【0007】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、コネクタの抜けを確実に防止できると
ともに組立性、メインテナンス性に優れた電子機器を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る電子機器は、収容部を有する機器本
体と、上記機器本体内に配置され上記収容部に対して露
出した第1コネクタと、所定の第1方向に沿って脱着可
能に上記第1コネクタに接続された第2コネクタを有
し、上記収容部に脱着自在に装着されたパック状部品
と、上記第1コネクタと第2コネクタとを接続状態に保
持する抜け防止手段と、を備えている。
【0009】そして、上記抜け防止手段は、上記機器本
体に対して脱着自在な脱着位置と、上記機器本体および
上記第2コネクタと係合し上記第1方向に沿った第2コ
ネクタの移動を規制するロック位置と、の間を、上記第
1方向と直交する第2方向に沿って移動可能に上記機器
本体に装着された保持部材を備えていることを特徴とし
ている。
【0010】上記構成の電子機器によれば、機器本体の
収容部にパック上部品を装填し、第2コネクタを機器本
体側の第1コネクタに接続する。続いて、保持部材を機
器本体に装着した後、脱着位置からロック位置まで、第
2方向、つまり、第2コネクタの脱着方向と直交する方
向、に移動させる。それにより、第2コネクタは保持部
材によって脱着方向の移動が規制され、第1コネクタと
接続した状態に保持される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明をブック型パーソナルコンピュータに適用した実施の
形態について詳細に説明する。図1に示すように、電子
機器として機能するパーソナルコンピュータは、偏平な
矩形状の機器本体10と、機器本体に開閉自在に支持さ
れたディスプレイユニット12と、を備えている。
【0012】機器本体10は、上面の開口した矩形状の
ベース部16と、ベース部の開口を覆うようにベース部
に接合されたカバー部14とで構成されている。機器本
体10の上面には、キーボード18、クリックスイッチ
19等が設けられているとともに、機器本体10の上面
後端部には、複数の凸部23が設けられている。
【0013】ディスプレイユニット12は、機器本体1
0の形状に対応した偏平な矩形箱状のディスプレイハウ
ジング22と、ディスプレイハウジングに収納された液
晶表示パネル24と、を備えている。そして、ディスプ
レイユニット12はディスプレイハウジング22の後端
部から突出した一対の脚部26を有し、これらの脚部2
6は図示しないヒンジを介して機器本体10の凸部23
に支持されている。
【0014】これにより、ディスプレイユニット12
は、機器本体10の上面と重なってキーボード18を覆
う閉塞位置と、上方に回動してキーボード18および液
晶表示パネル24を露出させる図示の開放位置と、の間
を回動自在となっている。
【0015】図1および図2に示すように、機器本体1
0には、電池パック28および光ディスクドライブパッ
ク(以下CDドライブパックと称する)30がそれぞれ
脱着自在に装着されている。そして、これらの電池パッ
ク28およびCDドライブパック30は、装着状態にお
いて、機器本体10の側面および底面の一部を構成して
いる。
【0016】図2ないし図4に示すように、機器本体1
0には、底面10aに開口した収容部32が形成され、
この収容部には、パック状部品として機能するハードデ
ィスクドライブ(以下HDDと称する)34が脱着自在
に装填されている。収容部32は、矩形状の凹所からな
り、その開口部は、脱着自在な矩形板状の蓋体35によ
って閉塞されている。蓋体35は、後述するように、機
器本体10側に形成された係合孔と係合する一対の係合
爪46aおよび一対の係合爪46bを備えているととも
に、ねじ48が挿通される一対の透孔47を有してい
る。
【0017】図4および図5に示すように、HDD34
は、図示しない磁気ディスク、磁気ヘッド、キャリッジ
アッセンブリ等を収納した矩形箱状のケース36、ケー
スの底面(図5、図6においては上面)に固定されたメ
インプリント回路基板37、ケースの一側面に対向した
サブプリント回路基板38、およびこれらを外側から囲
むようにケースに取り付けられた金属製のアダプタフレ
ーム40を備えている。
【0018】サブプリント回路基板37は、外方へ所定
長さ延出したフレキシブルプリント回路基板(以下FP
Cと称する)42を有し、その延出端にはスタッキング
型のコネクタ44が実装されている。また、FPC42
の延出端において、コネクタ44と反対側の面には、補
強板43が固定されている。なお、コネクタ44はこの
発明における第2コネクタとして機能する。
【0019】アダプタフレーム40は、ケース36の一
側面側からケース底面と平行に突出しているとともにF
PC42の両側に位置した一対の係合突起40aと、ケ
ース36の他側面側からケース底面と平行に突出した一
対の係合突起40bと、を有している。各係合突起40
bには、ねじを通すための透孔40cが形成されてい
る。
【0020】図4および図6に示すように、機器本体1
0の収容部32は、HDD34よりも僅かに大きな矩形
箱状の凹所からなり、底壁32a、一対の長辺側の側壁
32b、および一対の短辺側の側壁32c、32dによ
って規定されている。
【0021】各側壁32bの長手方向中央部には、底壁
32aまで延びた係合孔45aが形成されている。一方
の側壁32cの上端部には一対の係合孔45bが形成さ
れ、下端部には一対の係合孔45cが形成されている。
更に、他方の側壁32dには一対のねじ孔45dが形成
されている。そして、係合孔45a、45bには、蓋体
35から突出した係合爪46a、46bがそれぞれ係合
され、係合孔45cにはHDD34のアダプタフレーム
40から突出した係合突起40aが係合される。また、
ねじ孔45dには、蓋体35の透孔47、およびHDD
34のアダプタフレーム40に形成された透孔40cを
通して、ねじ48がねじ込まれる。
【0022】収容部32の底壁32aの内、側壁32c
の近傍部分には、この側壁32cまで延びる矩形状の開
口50が形成されているとともに、側壁32cには開口
50に連続した矩形状の凹所52が形成されている。そ
して、開口50は、機器本体10内部に連通している。
【0023】機器本体10内にはプリント回路基板54
が配設され、収容部32の底壁32a内面および開口5
0に隣接対向して位置している。プリント基板54には
図示しない多数の電子部品が実装されているとともに、
スタッキング型のコネクタ55が実装されている。コネ
クタ55は、この発明における第1コネクタとして機能
するもので、開口50内に配置されている。そして、コ
ネクタ55には、HDD34を収容部32に装着した
際、HDD側のコネクタ44が接続される。これらコネ
クタ44、55の脱着方向(第1方向)は、収容部32
の底壁32aおよびプリント回路基板54と直交する方
向となっている。
【0024】また、本実施の形態によれば、パーソナル
コンピュータは、コネクタ44の抜けを防止し、コネク
タ44、55を接続状態に保持する抜け防止機構56を
備えている。図4に示すように、抜け防止機構56は、
収容部32の開口50に沿って形成されたガイド部58
と、収容部32内に脱着自在に、かつ、ガイド部に沿っ
て移動可能に設けられた保持部材60と、を備えてい
る。
【0025】図4および図6に示すように、収容部32
の開口50は、側壁32cと直交する方向に延びる一対
の側縁50aを有し、ガイド部58は、各側縁に設けら
れた第1ないし第3ガイド突起62a、62b、62c
を有している。第1ガイド突起62aは側壁32cから
最も離間し、開口50の角部に形成されている。第2ガ
イド突起62bは、第1ガイド突起62aと側壁32c
との間に設けられ、更に、第3ガイド突起62cは、第
2ガイド突起と側壁32cとの間に設けられている。
【0026】第2ガイド突起62cは、収容部32の底
壁32a上面とほぼ同一平面に設けられ、開口50内に
突出している。第1ガイド突起62aは、底壁32aの
下面とほぼ同一平面に設けられ、第2ガイド突起62b
に対して、底壁32a表面と直交する方向に沿って下方
へずれて位置している。また、第3ガイド突起62c
は、第2ガイド突起62bに対して、底壁32a表面と
直交する方向に沿って上方へずれて位置している。更
に、第1ないし第3ガイド突起62a、62b、62c
は、側壁32cと直交する方向に沿って互いに所定間隔
離間して設けられているとともに、底壁32aと平行な
方向に沿って開口50内に所定長さ突出している。
【0027】また、側壁32cは、開口50に連通して
いる凹所53の上端部から開口50に向かって突出して
係合凸部64を有し、この係合凸部は、この発明におけ
る係合部を構成し、側壁32cの長手方向に沿って延び
ている。
【0028】一方、保持部材60は、図7に示すよう
に、ほぼ直方体形状の本体66と、本体から延出した平
板状の一対の脚部68とを有し、合成樹脂により一体に
形成されている。本体66は、その長手方向に延びる側
壁の内、連続する2つの側壁が除去された形状を有して
いる。すなわち、本体66は、互いに直交する2つの側
壁70a、70bと、一対の端壁72と、を有してい
る。また、本体66内部には、側壁70a、70bと直
交する方向に延びた一対の互いに平行な押圧リブ74が
形成されている。これらの押圧リブ74は本体66の長
手方向に沿って所定の間隔離間して設けられている。
【0029】側壁70bには、本体66の長手方向と直
交して延びる一対のスリット78が形成され他方の側壁
70aまで延びている。これらのスリット78は一対の
押圧リブ74の間に設けられている。そして、側壁70
bの内、スリット78間に位置した部分は、弾性変形可
能な係合爪80を構成している。側壁70bの他の部分
の表面には突起からなる一対のストッパ81が形成され
ている。これらのストッパ81は係合爪80の両側に位
置し、本体66の長手方向に延びている。なお、係合爪
80には、収容部32内に装着された保持部材60を機
器本体10から取り外す際にコイン、爪等を引っ掛ける
ための凹所83が形成されている。
【0030】このような本体66の長手方向の寸法は、
機器本体10の収容部32に形成された開口50の幅よ
りも僅かに小さく、かつ、コネクタ44を覆うのに充分
長さに設定されている。
【0031】また、一対の脚部68は、それぞれL字形
状に形成され、側壁70aの両端部から延出している。
各脚部68は、側壁70aと平行な方向へ僅かに延出し
た後、側壁70bと平行な方向に沿って所定長さ延出し
ている。更に、これら脚部68の間隔は、HDD34か
ら延出したFPC42の幅よりも広く設定されている。
【0032】各脚部68には、第1および第2ガイド溝
84a、84bが形成されている。第1ガイド溝84a
は、前述したガイド部58の第1ガイド突起62aとほ
ぼ等しい大きさを有しているとともに、脚部68の延出
端部の下面、かつ、脚部68の全幅に亙って形成されて
いる。第2ガイド溝84bは、ガイド部58の第2ガイ
ド突起62bとほぼ等しい幅を有し、第1ガイド溝84
aと本体66との間に位置しているとともに、脚部68
の上面に形成されている。また、第2ガイド溝84b
は、脚部68の外側縁に開口しているとともに、本体6
6側にも開口している。
【0033】上記のように構成された保持部材60は、
機器本体10側の収容部32に形成された開口50に脱
着自在に装着されるとともに、ガイド部58により、脱
着位置とロック位置との間を摺動自在にガイドされる。
そして、ロック位置において、保持部材60は、HDD
34のコネクタ44を覆ってコネクタ44の抜けを防止
する。
【0034】詳細に述べると、HDD34を機器本体1
0の収容部32に装着する場合、図8および図9に示す
ように、まず、HDD34のコネクタ44を収容部32
の開口50を通して機器本体側のコネクタ55に接続す
る。前述したように、コネクタ44の脱着方向Cは、収
容部32の底壁32aに直交する方向である。
【0035】続いて、図10および図11に示すよう
に、コネクタ44の脱着方向Cと同一方向に沿って、収
容部32の開口50に保持部材60を装着する。この場
合、一対の脚部68はHDD34のFPC42を跨いで
開口50内に嵌め、各脚部の第1ガイド溝84aに第1
ガイド突起62aを係合させる。同時に、本体66をコ
ネクタ44の上に被せ、端壁72の下端を第3ガイド突
起62c上に載置するとともに一対の押圧リブ76を補
強板43上に載置する。これにより、保持部材60は、
機器本体10に対して脱着自在な脱着位置に装着され
る。
【0036】この状態で、保持部材60をコネクタ44
の脱着方向Cと直交する矢印D方向(第2方向)、つま
り、収容部32の底壁32aと平行な方向に押圧し、側
壁32cの凹所52に向かってロック位置まで移動させ
る。この間、各脚部68は第1ガイド突起62aによっ
てガイドされるとともに、第2ガイド突起62cが脚部
68の第2ガイド溝84bに係合して脚部をガイドす
る。同時に、本体66の端壁72が第3ガイド突起62
cによってガイドされる。
【0037】そして、保持部材60がロック位置まで移
動すると、図12および図13に示すように、本体66
の係合爪80が収容部32の側壁32cに形成された凹
所52内に入り込んで係合凸部64と係合する。また、
本体66に設けられた一対のストッパ81が側壁32c
に当接する。それにより、保持部材60はロック位置に
ロックされる。
【0038】ロック位置において、保持部材60の本体
66は側壁32cの係合凸部64と第3ガイド突起62
cとの間に挟持され、コネクタ脱着方向Cへの移動が規
制されている。同時に、脚部68も第1および第2ガイ
ド突起62a、62b間に挟持されコネクタ脱着方向C
への移動を規制されている。また、保持部材60の押圧
リブ76は、HDD34の補強板43に当接した状態に
保持され、この補強板およびコネクタ44を間に挟んで
機器本体10側のコネクタ55と対向して位置する。従
って、コネクタ44は、押圧リブ76により脱着方向C
への移動が規制され、コネクタ55と接続状態に保持さ
れる。
【0039】このようにして保持部材60の装着が終了
した後、図14および図3に示すように、HDD34に
取り付けられたアダプタフレーム40の係合突起40a
を収容部32の係合孔45cに挿入するとともに、係合
突起40cを収容部32のねじ孔45d上に合わせるこ
とにより、HDD34を収容部32内に装着する。この
際、FPC42は、折りたたまれた状態で収容部32の
開口50内に収容される。
【0040】その後、蓋体35を収容部32の開口を覆
うように装着し、係合爪46a、46bをそれぞれ収容
部32側の係合孔45a、45bに係合させるととも
に、透孔47を機器本体側のねじ孔45dに合わせる。
この状態で、蓋体35の透孔47およびアダプタフレー
ム40の透孔40bを通してねじ孔45dにねじ48を
ねじ込むことにより、蓋体35を機器本体10に固定
し、HDD34の装着が終了する。
【0041】なお、HDD34を機器本体10から取り
外す場合には、上述と逆の手順で蓋体35を取り外した
後、HDD34を収容部32から引き出し、更に、保持
部材60をロック位置から脱着位置へ移動させる。この
場合、保持部材60の本体66に形成された凹所83に
爪あるいはコインを引っ掛けて保持部材60を移動させ
る。そして、保持部材60を収容部32から取り外した
後、HDD34のコネクタ44を機器本体側のコネクタ
55から抜くことにより、HDD34を収容部32から
取り出すことができる。
【0042】以上のように構成されたパーソナルコンピ
ュータによれば、HDD34のコネクタ44と機器本体
側のコネクタ55との接続状態を保持する抜け防止機構
56を備えていることから、コネクタ44の抜けあるい
は位置ずれを防止し、接続不良の発生を防止することが
できる。この場合、抜け防止機構56の保持部材60
は、コネクタ44の脱着方向Cと直交する方向に沿って
脱着位置とロック位置との間を移動可能に設けられ、保
持部材の移動をガイドする複数のガイド突起および収容
部側壁の係合凸部によってコネクタ脱着方向Cへの移動
が規制されている。従って、保持部材60はロック位置
にてコネクタ44の抜けを確実に防止することができ
る。同時に、保持部材60を固定するためにねじ等を用
いる必要がなく、部品点数および製造コストの増大を防
止することができる。更に、保持部材60は、スライド
させるだけの簡単な操作により脱着できることから、組
立性の向上およびメインテナンス性の向上を図ることが
できる。
【0043】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、上述した実施例においては、パック状部
品としてHDDを示して説明したが、この発明はHDD
に限定されることなく、他のパック状部品にも適用可能
である。また、この発明は、携帯型のパーソナルコンピ
ュータに限らず、ワードプロッセサ、携帯端末等の他の
電子機器にも適応可能である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、コネクタの脱着方向と直交する方向に沿って移動可
能な保持部材によりパック状部品のコネクタを接続状態
に保持する構成としたことから、コネクタの抜けを確実
に防止できるとともに組立性およびメインテナンス性に
優れた電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るパーソナルコンピ
ュータを示す斜視図。
【図2】上記パーソナルコンピュータの底面側を示す斜
視図。
【図3】上記パーソナルコンピュータの底面側に設けら
れた蓋体およびHDD収容部を示す分解斜視図。
【図4】上記パーソナルコンピュータのHDD収容部、
HDD、および保持部材を示す分解斜視図。
【図5】上記HDDを示す斜視図。
【図6】図4の線A−Aに沿った断面図。
【図7】上記保持部材を示す斜視図。
【図8】上記HDDのコネクタをパーソナルコンピュー
タの機器本体側コネクタに接続した状態を示す斜視図。
【図9】図8の線B−Bに沿った断面図。
【図10】上記保持部材を収容部内の脱着位置に装着し
た状態を示す斜視図。
【図11】図10の線E−Eに沿った断面図。
【図12】上記保持部材をロック位置に移動させた状態
を示す斜視図。
【図13】図12の線F−Fに沿った断面図。
【図14】上記HDDを上記収容部に装着した状態を示
す断面図。
【符号の説明】
10…機器本体 12…ディスプレイユニット 32…収容部 32a…底壁 32b、32c、32d…側壁 34…HDD 35…蓋体 42…FPC 43…補強板 44…コネクタ 50…開口 52…凹所 54…プリント回路基板 55…コネクタ 56…抜け防止機構 58…ガイド部 60…保持部材 62a…第1ガイド突起 62b…第2ガイド突起 62c…第3ガイド突起 66…本体 68…脚部 80…係合爪

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収容部を有する機器本体と、 上記機器本体内に配置され上記収容部に対して露出した
    第1コネクタと、 所定の第1方向に沿って脱着可能に上記第1コネクタに
    接続された第2コネクタを有し、上記収容部に脱着自在
    に装着されたパック状部品と、 上記第1コネクタと第2コネクタとを接続状態に保持す
    る抜け防止手段と、を備え、 上記抜け防止手段は、上記機器本体に対して脱着自在な
    脱着位置と、上記機器本体および上記第2コネクタと係
    合し上記第1方向に沿った第2コネクタの移動を規制す
    るロック位置と、の間を、上記第1方向と直交する第2
    方向に沿って移動可能に上記機器本体に装着された保持
    部材を備えていることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】上記保持部材は、上記ロック位置において
    上記第2コネクタを間に挟んで上記第1コネクタと対向
    し上記第1および第2コネクタと共に上記第1方向に並
    んで位置する本体を備え、 上記抜け防止手段は、上記機器本体に設けられ、上記保
    持部材の上記第2方向の移動をガイドするとともに上記
    第1方向の移動を規制するガイド部を備えていることを
    特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】上記収容部は、底壁と底壁に対してほぼ直
    角に延びた複数の側壁とにより凹状に形成されていると
    ともに、上記底壁および1つの側壁に連続して形成され
    た開口を有し、 上記第1コネクタは、上記第1方向が上記側壁とほぼ平
    行となるように上記開口内に配置され、 上記ガイド部は、上記底壁から上記開口内に突出してい
    るとともに上記第2方向に沿って互いに離間した複数の
    ガイド突起と、上記側壁に形成され上記ロック位置にお
    いて上記本体と係合する係合部と、を備え、上記保持部
    材は上記開口内に装着されていることを特徴とする請求
    項2に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】上記パック状機器は、上記収容部に対応し
    た大きさを有するケースと、上記ケースから延出してい
    るとともにその延出端に上記第2コネクタが取り付けら
    れたフレキシブルプリント回路基板と、を備えているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】上記保持部材は、上記本体から延出してい
    るとともに上記ガイド突起と係合可能な一対の脚部を有
    し、上記脚部は、それぞれ上記第2方向に延びていると
    ともに上記フレキシブルプリント基板を挿通可能な間隔
    を置いて対向していることを特徴とする請求項4に記載
    の電子機器。
  6. 【請求項6】上記本体は、上記ロック位置において上記
    側壁の係合部と弾性的に係合して上記本体をロック位置
    に保持する係合爪を備えていることを特徴とする請求項
    3ないし5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 【請求項7】上面および底面と、上記底面に開口した凹
    所からなる収容部と、を備えた機器本体と、 上記機器本体の上面に設けられたキーボードと、 上記機器本体の上面に回動自在に設けられたディスプレ
    イユニットと、 上記機器本体内に配置され上記収容部に対して露出した
    第1コネクタと、 所定の第1方向に沿って脱着可能に上記第1コネクタに
    接続された第2コネクタを有し、上記収容部に脱着自在
    に装着されたハードディスクドライブと、 上記第1コネクタと第2コネクタとを接続状態に保持す
    る抜け防止手段と、を備え、 上記抜け防止手段は、上記機器本体に対して脱着自在な
    脱着位置と、上記機器本体および上記第2コネクタと係
    合し上記第1方向に沿った第2コネクタの移動を規制す
    るロック位置と、の間を、上記第1方向と直交する第2
    方向に沿って移動可能に上記機器本体に装着された保持
    部材を備えていることを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】上記ハードディスクドライブは、上記収容
    部に対応した大きさを有するケースと、上記ケースから
    延出しているとともにその延出端に上記第2コネクタが
    取り付けられたフレキシブルプリント回路基板と、を備
    え、 上記保持部材は、上記ロック位置において上記第2コネ
    クタを間に挟んで上記第1コネクタと対向し上記第1お
    よび第2コネクタと共に上記第1方向に並んで位置する
    本体と、上記本体から延出しそれぞれ上記第2方向に延
    びているとともに上記フレキシブルプリント回路基板を
    跨いで配置された一対の脚部とを有し、 上記抜け防止手段は、上記本体および脚部と係合可能に
    上記機器本体に形成され、上記保持部材の上記第2方向
    の移動をガイドするとともに上記第1方向の移動を規制
    するガイド部を備えていることを特徴とする請求項8に
    記載の電子機器。
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