JPH1187211A - 電子ビーム描画用アパーチャ装置とその製造方法 - Google Patents

電子ビーム描画用アパーチャ装置とその製造方法

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JPH1187211A
JPH1187211A JP23815597A JP23815597A JPH1187211A JP H1187211 A JPH1187211 A JP H1187211A JP 23815597 A JP23815597 A JP 23815597A JP 23815597 A JP23815597 A JP 23815597A JP H1187211 A JPH1187211 A JP H1187211A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アパーチャをホルダに固定するための接着剤
が開口部にまではみ出てアパーチャを汚し、不良品が発
生するとともに、描画パターン欠陥を生じる原因とな
る。 【解決手段】 電子ビームでの描画に用いる開口部を有
するアパーチャ10と、このアパーチャを固定支持する
ホルダ20とを備え、アパーチャ10はホルダ20に接
着剤30により接着固定されるとともに、アパーチャと
前記ホルダの接着面の少なくとも一方、例えば、アパー
チャ10の接着面に、アパーチャの周縁に沿って溝9が
形成される。アパーチャ10をホルダ20に接着する際
に、余剰の接着剤30は溝9内に流入されてアパーチャ
の開口面や周辺部にはみ出ることがなく、これらの面を
汚すことがなく、不良品が少なくなり歩留まりが向上
し、かつ電子ビームが照射されるアパーチャ開口部6の
パターンを汚すことがなくなり、信頼性の高いパターン
描画が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上に半
導体集積回路などの回路パターンを形成するために、半
導体基板に被着されたレジストに直接電子線で描画する
電子線描画法に用いる電子線描画用アパーチャと、この
アパーチャを固定支持するためのホルダとを備えるアパ
ーチャ装置とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】微細パターンを半導体基板であるウェハ
上に形成するためには、写真技術を利用したフォトリソ
グラフィ技術が用いられており、従来ではそのパターン
露光を行うために紫外線を光源とする縮小投影露光装置
が用いれらていた。近年、より微細なパターンの実現を
可能とするために、光源の短波長化が行われ、水銀ラン
プのg線(436nm)からi線(365nm)へ、更
にはフッ化クリプトンガスを用いたKrFエキシマレー
ザ光(249nm)へと進展されてきている。しかし、
光源の短波長化による解像度の向上は、逆に焦点深度の
低下を生じ、いわゆる焦点ボケによるパターン鮮鋭度の
低下等の問題を招いている。そこで焦点深度が光露光法
に比べて飛躍的に広い、電子線露光法が注目されてい
る。この電子線露光法は、光露光法に比べて高解像のパ
ターンを形成することが可能であるが、処理能力が低い
事が課題とされていた。しかしながら、この課題を解決
するために、アパーチャを用いて電子ビームをある大き
さの矩形に成形した上でこれをウェハに対して一括転写
し、かつこれらの一括パターンを繋げて全体の回路パタ
ーンを転写する露光法が開発され処理能力の飛雁的な向
上が図られている。
【0003】図6は従来のこの種のアパーチャの構造と
その製造方法を説明するための工程断面図である。先
ず、図6(a)のように、面方位(100)のシリコン
貼り合わせウェハ1の表面側のシリコン面に通常のフォ
トリソグラフィ技術によって所要の開口パターンを形成
した上で、前記ウェハの両面にCVD法によってウェッ
トエッチング用保護膜(シリコン窒化膜等)3を形成す
る。次に、図6(b)のように、前記ウェハの裏面側に
レジストをバターニングし、窓を開口したレジストマス
ク4を用いて前記ウェットエッチング用保篠膜3をドラ
イエッチングにより除去し、バックエツチ用窓5を開口
する。次に、図6(c)のように、前記バックエッチン
グ用窓5から露出している前記ウェハ1の裏面側を水酸
化カリウム、ヒドラジン等のアルカリ溶液を加熱したウ
ェットエッチング溶液により張り合わせ面2を含めてバ
ックエツチして開口部6を形成する。この開口部6はウ
ェットエッチング時に面方位(111)が現れる事によ
り、テーバーが持たせられる。その後、図6(d)のよ
うに、前記レジストマスク4及びウェットエッチング用
保護膜3を除去し、表面に電子ビーム照射時のチャージ
アップを防ぐ為の導電層7(例えばAu)をスパッタ法
により被着し、アパーチヤ10が完成する。このアパー
チャの一例を図7(a),(b),(c)の断面図、平
面図、及び開口部の拡大図に示す。
【0004】完成したアパーチヤ10は、図8(a),
(b)に平面図とDD線拡大断面図を示すように、専用
のホルダ20に固定される。ホルダ20は前記アパーチ
ャ10の開口部6を露呈する枠体として構成されてお
り、その中央窓部21の周縁部には、板厚を低減した段
部22が設けられ、この段部22の上面が接着面23と
して前記アパーチャ10の周辺部が接着剤30、例えば
銀ペースト等によって接着される。この場合には、接着
剤30を接着面23に塗布しておき、アパーチャ10を
その上から押さえ付けて接着を行っている。なお、前記
アパーチャ10の開口部6は、図7(b)に示したよう
に、ここでは4×3に配列した微小な開口6aが設けら
れており、各開口6aは図7(c)に斜線じて示したよ
うに、電子線を開口面に照射したときにパターンが得ら
れる領域である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のアパ
ーチャ10をホルダ20に接着して得られたアパーチャ
装置では、図9(a)に示すように、アパーチャ10を
ホルダ20に接着するための接着剤30が、ホルダ20
の中央窓部21内へはみ出したり、ホルダ20とアパー
チャ10との間を通ってアパーチャ10の表面上へはみ
出してしまうことがある。このため、これらのはみ出た
接着剤は、電子線露光装置内でアパーチャに電子線が照
射される事により装置内を汚してしまい、描画精度の低
下を招いたり、アパーチャ寿命を短くしてしまうという
弊害を生じる原因となる。また、特に、中央窓部側には
み出した接着剤のはみ出し量が大きくなると、アパーチ
ャの開口部6まで到達してしまい、開口部不良となるよ
うな開口部汚染11を発生させてしまう。開口部6が汚
染されると、例えば、図9(b)に示すように、接着剤
30が開口6aを覆い隠してしまうことがあり、このよ
うな状態で描画すると図9(c)のようにレジストパタ
ーンPRの不良が生じる原因となる。
【0006】本発明の目的は、アパーチャをホルダに固
定するための接着剤による前記した問題を解消すること
を可能にしたアパーチャ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のアパーチャ装置
は、電子ビームでの描画に用いる開口部を有するアパー
チャと、このアパーチャを固定支持するホルダとを備え
るアパーチャ装置において、前記アパーチャは前記ホル
ダに接着剤により接着固定されるとともに、前記アパー
チャと前記ホルダの接着面の少なくとも一方には、接着
剤の流入を可能とした溝が形成されていることを特徴と
する。例えば、前記アパーチャの接着面に、アパーチャ
の周縁に沿って複数の溝が形成される。あるいは、前記
ホルダの接着面に、周縁に沿って1以上の溝が形成さ
れ、かつ少なくとも1つの溝は前記ホルダに貫通された
逃げ穴を通してホルダの外面に連通されている。
【0008】また、本発明のアパーチャ装置の製造方法
は、2枚の半導体基板を貼り合わせたウェハの表面側の
所要領域に電子ビーム描画用の開口パターンを選択的に
開口する工程と、前記ウェハの裏面側の周辺部をマスク
した状態で中央領域を裏面側からエッチングして開口部
を形成する工程と、前記ウェハの裏面側の周辺部に溝形
状のマスクを形成し、このマスクを用いて前記ウェハの
裏面側の周辺部を浅くエッチングして溝を形成する工程
と、作製されたアパーチャを前記ウェハ裏面側の周辺部
においてホルダに接着剤により接着固定する工程を含ん
でいる。
【0009】アパーチャをホルダに接着する際に、余剰
の接着剤は溝内に流入されてアパーチャの開口面や周辺
部に溢れでることがないため、これらの面を汚すことが
なく、不良品が少なくなり歩留まりが向上する。また、
電子ビームが照射されるアパーチャ開口部に接着剤が回
り込まないため、開口部のパターンを汚すことがなくな
り、信頼性の高いパターン描画が実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1(a),(b)は本発明の第1
の実施形態のアパーチャ装置の平面図とそのAA線拡大
断面図である。このアパーチャ装置は、これまでと同様
に枠体として形成されたホルダ20の中央窓部21の周
縁に沿って板厚を低減した段部12を形成し、この段部
22の上面を接着面23として構成するとともに、この
接着面23に接着剤を用いてアパーチャ10の周辺部を
接着して固定支持する構成とされている。前記アパーチ
ャ1の断面図とその底面図を図2(a),(b)に示
す。同図から判るように、前記アパーチャ10が接着剤
で接着される裏面の周辺部には、複数条の溝9が形成さ
れている。
【0011】図3は前記アパーチャ10の製造方法を工
程順に示す断面図である。図3(a)ないし(d)の工
程は、これまでの工程と同じである。すなわち、図3
(a)のように、(100)のシリコン貼り合わせウェ
ハ1の表面をパターン化したものにCVDにより両面に
ウェットエッチング用保護膜(シリコン窒化膜等)3を
形成する。次に、図3(b)のように、前記ウェハ1の
裏面にレジストをパターニングし、窓を開口したレジス
トマスク4を用いてウェットエッチング用保護膜3をド
ライエッチングにより除去し、バックエツチ用窓5を形
成する。次に、図3(c)のように、このバックエッチ
用窓5から露出しているシリコンウェハ1を水酸化カリ
ウム、ヒドラジン等のアルカリ溶液を加熱したウェット
エッチング溶液により、貼り合わせ面2を含めバックエ
ツチして開口部6を形成する。開口部6は、ウェットエ
ッチング時に面方位(111)が現れる事により、テー
バーを持たせている。
【0012】その後、図3(d)のように、前記レジス
トマスク4及びウェットエッチング用保護膜3を除去
し、表面部に電子ビーム照射時のチャージアップを防ぐ
為の導電層7(例えばAu)をスパッタ法により被着す
る。しかる上で、図3(e)のように、前記ウェハ1の
裏面側の周辺部に溝状の開口を有するレジストマスク8
を形成し、これをマスクにして前記ウェハ1の裏面側を
浅くバックエッチングを行う事により、ウェハの裏面に
図2(b)に示した複数条の溝9が形成される。その
後、前記レジストマスク8を除去することにより、図3
(f)のように、本実施形態のアパーチャ10が形成さ
れる。
【0013】したがって、このアパーチャ10を図1に
示したように前記ホルダ20に接着剤30で接着すると
きには、これまでと同様に、ホルダ20の段部22の上
面に構成された接着面23に接着剤30を塗布し、その
上に前記アパーチャ10の周辺部を押し付けて接着を行
うが、この際にアパーチャ10と段部22との間に挟ま
れる余剰の接着剤30は前記溝9内に流入される。これ
により、接着剤30がアパーチャ10の開口部6側や表
面上にはみ出されるようなことはなくなる。これによ
り、電子線露光装置内における装置内の汚染が防止さ
れ、描画精度の低下やアパーチャ寿命が短くなるという
問題が解消される。また、アパーチャ10の開口部6が
接着剤30によって汚染されることが防止され、描画す
るレジストパターン不良が防止できる。
【0014】図4(a),(b)は本発明の第2の実施
形態のホルダの平面図とBB線拡大断面図である。な
お、前記第1の実施形態と等価な部分には同一符号を付
してある。ここでは、アパーチャ10は従来と同じもの
がそのまま用いられている。一方、ホルダ20は中央窓
部21の周縁に設けられている段部22の接着面23
に、周縁に沿って溝24が形成されている。また、この
周縁の複数箇所、ここではホルダ20の四辺位置には、
ホルダ20の内部に板面方向に伸びる逃げ穴25が貫通
されており、その内端部は前記溝24に連通され、外端
部はホルダ20の外周面に連通されている。なお、この
ホルダ20は金属板を機械加工によって形成しており、
前記段部22、溝24、逃げ穴25は全て切削加工によ
って形成することが可能である。
【0015】この構成のホルダ20にアパーチャ10を
接着する工程はこれまでと同じであり、ホルダ20の段
部22の接着面23に接着剤30を塗布し、その上に前
記アパーチャ10の周辺部を押し付けて接着を行うが、
この際にアパーチャ10と段部22との間に挟まれる余
剰の接着剤30はホルダ20の前記溝24内に流入され
る。このとき、溝24内の空気は逃げ穴25を通して外
部に排気されるため、溝24内への接着剤30の流入は
スムーズに行われる。また、溝24内に流入される接着
剤30の量が多い場合には、その一部は逃げ穴25にま
で進入されることになる。これにより、接着剤30がア
パーチャ10の開口部6側や表面上にはみ出されるよう
なことはなくなり、電子線露光装置内における装置内の
汚染が防止され、描画精度の低下やアパーチャ寿命が短
くなるという問題が解消される。また、アパーチャ10
の開口部6が接着剤によって汚染されることが防止さ
れ、描画するレジストパターン不良が防止できる。
【0016】ここで、図5(a),(b)に平面図とC
C線拡大断面図に示すように、ホルダ20の接着面23
に形成される溝は、複数の溝26を配列した構成として
もよい。このように溝の数を増やすことで、余剰の接着
剤が多い場合でも、接着剤30を溝26内に流入させて
そのはみ出しを確実に防止することが可能となる。この
場合、各溝はその少なくとも一部において相互に連通さ
れる構成とすれば、各溝内に接着剤が流入する際に空気
を逃がして流入をスムーズに行う上で好ましい。
【0017】また、図示は省略したが、アパーチャとホ
ルダが互いに接着される面のそれぞれに溝を形成するこ
とも可能である。ただし、溝の数が増えると、これに伴
ってアパーチャとホルダの接着面積が低減されることに
なり、接着強度が低下されるおそれがあるため、適切な
溝数、溝幅に設計することは必要である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
パーチャとホルダの少なくとも一方の接着面に溝を備え
ることにより、アパーチャをホルダに接着する際に接着
剤のはみ出しが生じることがない。そのため、アパーチ
ャの開口部を汚すこともなくなり、アパーチャの作製歩
留まりが向上する。また、電子ビーム照射部分に接着剤
がはみ出さないためアパーチャ寿命が向上すると共に、
電子線描画装置内を汚す事がなくなり描画精度低下を引
き起こす事がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の平面図とそのAA線
断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のアパーチャの断面図と
底面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のアパーチャの製造方
法を工程順に示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のホルダの平面図とB
B線拡大断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の変形例の平面図とC
C線拡大断面図である。
【図6】従来のアパーチャの製造方法を工程順に示す断
面図である。
【図7】従来のアパーチャの断面図と平面図及び開口部
の拡大図である。
【図8】従来のアパーチャ装置の平面図とDD線拡大断
面図である。
【図9】従来のアパーチャ装置における問題を説明する
ための断面図と開口部及びパターンの拡大図である。
【符号の説明】
1 ウェハ 2 貼り合せ面 3 ウェットエッチング用保護膜 4 レジストマスク 5 バックエッチ用窓 6 開口部 7 導電膜 8 レジストマスク 9 溝 10 アパーチャ 20 ホルダ 21 中央窓部 22 段部 23 接着面 24 溝 25 逃げ穴 26 複数の溝 30 接着剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームでの描画に用いる開口部を有
    するアパーチャと、このアパーチャを固定支持するホル
    ダとを備えるアパーチャ装置において、前記アパーチャ
    は前記ホルダに接着剤により接着固定されるとともに、
    前記アパーチャと前記ホルダの接着面の少なくとも一方
    には、接着剤の流入を可能とした溝が形成されているこ
    とを特徴とする電子ビーム描画用アパーチャ装置。
  2. 【請求項2】 前記アパーチャの接着面に、アパーチャ
    の周縁に沿って複数の溝が形成されている請求項1に記
    載の電子ビーム描画用アパーチャ装置。
  3. 【請求項3】 前記ホルダの接着面に、周縁に沿って1
    以上の溝が形成され、かつ少なくとも1つの溝は前記ホ
    ルダに貫通された逃げ穴を通してホルダの外面に連通さ
    れている請求項1または2に記載の電子ビーム描画用ア
    パーチャ装置。
  4. 【請求項4】 2枚の半導体基板を貼り合わせたウェハ
    の表面側の所要領域に電子ビーム描画用の開口パターン
    を選択的に開口する工程と、前記ウェハの裏面側の周辺
    部をマスクした状態で中央領域を裏面側からエッチング
    して開口部を形成する工程と、前記ウェハの裏面側の周
    辺部に溝形状のマスクを形成し、このマスクを用いて前
    記ウェハの裏面側の周辺部を浅くエッチングして溝を形
    成する工程と、作製されたアパーチャを前記ウェハ裏面
    側の周辺部においてホルダに接着剤により接着固定する
    工程を含むことを特徴とする電子ビーム描画用アパーチ
    ャ装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 電子ビームによる描画に用いる開口部を
    有するアパーチャをホルダに接着剤で固定するに際し、
    前記ホルダの製造工程に、前記アパーチャを接着する接
    着面に溝を形成する工程を含むことを特徴とする電子ビ
    ーム描画用アパーチャ装置の製造方法。
JP23815597A 1997-09-03 1997-09-03 電子ビーム描画用アパーチャ装置とその製造方法 Expired - Fee Related JP3168952B2 (ja)

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