JPH1187123A - 高周波用軟磁性粉末 - Google Patents

高周波用軟磁性粉末

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JPH1187123A
JPH1187123A JP9242852A JP24285297A JPH1187123A JP H1187123 A JPH1187123 A JP H1187123A JP 9242852 A JP9242852 A JP 9242852A JP 24285297 A JP24285297 A JP 24285297A JP H1187123 A JPH1187123 A JP H1187123A
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concentration
soft magnetic
range
khz
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JP9242852A
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Kazunori Igarashi
和則 五十嵐
Shuji Hida
修司 飛田
Koichiro Morimoto
耕一郎 森本
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波電源用トランスの磁芯などを製造する
ための高周波用軟磁性粉末を提供する。 【解決手段】 粉末の粒径をdとすると、表面から粉末
内部に向かって0.1dの範囲の厚さの表層部分(以
下、表面部という)におけるSi濃度が、粉末の中心か
ら表面に向かって0.1dの範囲の中心部分(以下、中
心部という)におけるSi濃度よりも高いSi濃度分布
を有するFe基合金粉末であって、このFe基合金粉末
の表面部におけるSi濃度が2〜25wt%の範囲内に
あり、粉末の中心部におけるSi濃度が0〜12wt%
の範囲内にあり、かつ粉末の表面部におけるSi濃度が
粉末の中心部のSi濃度よりも相対的に高いFe基合金
粉末からなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高周波電源用ト
ランスの磁芯などを製造するための高周波用軟磁性粉末
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軟磁性粉末として、Si:5〜2
3%を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成
を有するFe基合金粉末が知られている(例えば特開平
3−153005号公報参照)。このSi含有Fe基合
金粉末は、アトマイズ法、超急冷法、機械的粉砕法など
の方法により製造され、その粉末の形状は、球形よりも
長径/短径の比が1を越えた偏平形状をしていることが
好ましいとされている。この従来の偏平形状をしている
軟磁性粉末は、Fe−Si合金のアトマイズ粉末をアト
ライタで偏平化した後、Ar雰囲気中、300〜500
℃の範囲内の所定温度に2時間保持の熱処理を施し、さ
らに分級を行なって粒度を調整することにより製造す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のS
i含有Fe基合金粉末は、通常の電源用トランスの磁芯
を製造するための軟磁性粉末としては使用できるが、周
波数が高くなるほど初透磁率が低下し、特に周波数:1
0kHz以上の周波数電源用トランスの磁芯として使用
すると、初透磁率が低下し、高周波電源のトランスの磁
芯の材料粉末として使用することは好ましくないなどの
課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、高周波電源用トランスの磁芯と
して使用しても初透磁率の低下の少ない軟磁性粉末を製
造すべく研究を行なった結果、(a)粉末の断面説明図
である図1に示されるように、粉末の粒径をdとする
と、表面から粉末内部に向かって0.1dの範囲の厚さ
の表層部分(以下、表面部という)におけるSi濃度
が、粉末の中心から表面に向かって0.1dの範囲の中
心部分(以下、中心部という)におけるSi濃度よりも
高いSi濃度分布を有するFe基合金粉末からなる軟磁
性粉末は、これを周波数:10kHz以上の高周波数電
源用トランスの磁芯として使用しても初透磁率の低下が
少なく、優れた特性を有する、(b)前記(a)の粉末
の形状は、平均粒径と平均厚さの比(以下、平均粒径/
平均厚さと記す)が1を越えた偏平形状をしていること
が一層好ましい、という研究結果が得られたのである。
【0005】この発明は、上記の研究結果にもとづいて
なされたものであって、(1)粉末の表面部におけるS
i濃度が、粉末の中心部におけるSi濃度よりも高いS
i濃度分布を有するFe基合金粉末からなる高周波用軟
磁性粉末、(2)粉末の表面部におけるSi濃度が2〜
25wt%の範囲内にあり、粉末の中心部におけるSi
濃度が0〜12wt%の範囲内にあり、かつ粉末の表面
部におけるSi濃度が粉末の中心部のSi濃度よりも相
対的に高いSi濃度分布を有するFe基合金粉末からな
る高周波用軟磁性粉末、(3)前記Fe基合金粉末は、
平均粒径が1〜200μmの範囲内にあることを特徴と
する前記(1)または(2)記載の高周波用軟磁性粉
末、(4)前記Fe基合金粉末は、平均粒径:10〜2
00μm、平均厚さ:1〜20μmの範囲内にあり、か
つ平均粒径/平均厚さが1〜200の範囲内にある球形
または偏平形状を有する粉末である(1)または(2)
記載の高周波用軟磁性粉末、に特徴を有するものであ
る。
【0006】粉末の断面説明図である図2に示されるよ
うに、表面に酸化膜などの好ましくない薄膜が存在する
Fe基合金粉末の場合の粒径dは、表面の酸化膜を除い
た粒径をいう。また、偏平粉末の場合の粒径dは、偏平
粉末の断面説明図である図3に示されるように、最も薄
い部分の粒径をdとする。
【0007】この発明の軟磁性粉末を高周波数電源用ト
ランスの磁芯の材料として使用した場合、初透磁率が低
下しない理由として、粉末の表面部におけるSi濃度が
高濃度であるために粉末の表面部における電気抵抗およ
び透磁率が高く、粉末の中心部におけるSi濃度が低濃
度であるために飽和磁束密度が高くなり、その結果、初
透磁率の低下が極めて少なくなるものと考えられる。
【0008】この発明の軟磁性粉末は、純鉄溶湯を水ア
トマイズ法により粉末化し、得られた粉末に対して、通
常の条件で分級して所定の粒径とし、これをアトライタ
で偏平化しまたは偏平化せずに温度:500〜900
℃、Ar雰囲気中に保持する予備熱処理を施した後、温
度:600〜900℃、10〜50vol.%SiCl
4 +Ar雰囲気中に保持する浸珪処理を施し、さらに温
度:500〜900℃、Ar雰囲気中に保持する拡散熱
処理を施すことにより製造することができる。
【0009】従来の偏平形状の軟磁性粉末は、Fe−S
i合金のアトマイズ粉末を作製し、このFe−Si合金
のアトマイズ粉末を偏平化するか、またはFe−Si合
金インゴットを粉砕して偏平化して製造していたが、一
般にFe−Si合金は、硬く脆い特性を有するところか
ら、Fe−Si合金インゴットを粉砕すると、微粉化し
て偏平形状になりにくく、偏平形状のFe−Si合金粉
末が得られたとしても、硬く脆い特性を有するところか
ら、成形時に偏平形状を維持することは困難であった。
ところが、この発明の軟磁性粉末は、柔らかい粘性のあ
る純鉄アトマイズ粉末を偏平化処理するために微粉化す
ることなく全ての粉末が均一に偏平化し、得られた純鉄
の偏平粉末を浸珪処理して表面部を高Si濃度とし、中
心部のSi濃度を0〜12wt%の範囲内に限定して中
心部のSi濃度を低くしているために靭性を維持するこ
とができ、成形時に粉末が折れることがなく、粒子形状
が損なわれることがない。
【0010】つぎに、この発明の軟磁性粉末の組成を上
記の通りに限定した理由を説明する。 (a) Si 軟磁性粉末の表面部におけるSi濃度が2〜25wt%
の範囲内にあるようにしたのは、粉末の表面部における
Si濃度が2wt%未満では10kHzを越える高周波
に対して初透磁率が低くなって高周波電源用トランスの
磁芯材料として好ましくなく、一方、Si濃度が25w
t%を越えると飽和磁束密度が低くなるのでやはり高周
波数電源用トランスの磁芯材料として好ましくないこと
によるものである。また、粉末の中心部におけるSi濃
度が0〜12wt%の範囲内にあるのは、Si濃度が1
2wt%を越えると、飽和磁束密度が低下し、したがっ
て、高周波数電源用トランスの磁芯材料として好ましく
ないことによるものである。さらに軟磁性粉末の表面部
におけるSi濃度が2〜25wt%の範囲内にあり、粉
末の中心部におけるSi濃度が0〜12wt%の範囲内
にあっても、表面部におけるSi濃度>中心部における
Si濃度の関係があることが必要である。
【0011】(b) 粒度 この発明の軟磁性粉末は、平均粒径:1〜200μmの
範囲内にある任意の形状を有する粉末であってよく、平
均粒径:1μm未満では粒径が微細すぎて軟磁性粉末と
しては好ましくなく、一方、平均粒径:200μmを越
えると、粒径が粗大すぎて軟磁性粉末としては好ましく
ないことによるものである。しかし、この発明の軟磁性
粉末は、偏平形状をしていることが一層好ましく、平均
粒径:10〜200μm、平均厚さ:1〜20μmの範
囲内にあり、平均粒径/平均厚さが1超〜200の範囲
内にある偏平形状を有する粉末であることが一層好まし
い。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の軟磁性粉末を
実施例により具体的に説明する。 実施例1 原料として、電解純鉄を用意し、この電解純鉄を高周波
誘導炉にて溶解し、得られた純鉄溶湯を水アトマイズ法
により粉末化し、分級して平均粒径が63μmの粉末を
作製し、ついでこの粉末をAr雰囲気中、800℃に
0.5時間保持の予備熱処理を施したのち、温度:80
0℃、15vol.%SiCl4 +Ar雰囲気中に表1
〜2に示されるt1 時間保持することにより浸珪処理を
施し、さらにAr雰囲気中、温度:800℃に表1〜2
に示されるt2 時間保持する拡散熱処理を施すことによ
り本発明軟磁性粉末(以下、本発明粉末という)1〜1
0および比較軟磁性粉末(以下、比較粉末という)1〜
3を製造した。この予備熱処理、浸珪処理および拡散熱
処理のパターンを図4に示す。このようにして得られた
本発明粉末1〜10および比較粉末1〜3の表面のSi
濃度および中心のSi濃度を測定し、その結果を表1〜
2に示した。この本発明粉末1〜10および比較粉末1
〜3にそれぞれ1.0wt%の樹脂バインダーを加え、
トロイダルコアを作製し、周波数10kHz、30kH
z、100kHz、300kHzおよび1000kHz
の高周波に対する初透磁率を測定し、その結果を表1〜
2に示した。
【0013】従来例1 実施例1で用意した純鉄溶湯にFe−Si母合金を添加
してSi:8.5wt%を含有し、残部がFeの組成を
有するFe合金溶湯を作製し、このFe合金溶湯を水ア
トマイズ法により粉末化し、分級して平均粒径が63μ
mの粉末を作製した。得られた粉末を実施例1と同様に
1.0wt%の樹脂バインダーを加え、トロイダルコア
を作製し、周波数10kHz、30kHz、100kH
z、300kHzおよび1000kHzの高周波に対す
る初透磁率を測定し、その結果を表2に示した。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】表1〜2に示された本発明粉末1〜10、
比較粉末1〜3の内の一部および従来粉末1について周
波数10kHz、30kHz、100kHz、300k
Hzおよび1000kHzの高周波に対する初透磁率を
図5の折れ線グラフに示した。表1〜2および図5に示
される結果から、本発明粉末1〜10は、従来粉末1に
比して、初透磁率が高く、高周波数電源用トランスの磁
芯として使用した場合に高周波が大きくなっても高初透
磁率を維持することができ優れた効果を示すことが明ら
かである。しかし、この発明の条件から外れた値を示す
比較粉末1〜3は初透磁率が低く、さらに周波数が高く
なるほど初透磁率の低下が著しくなるなど好ましくない
特性が現れることが分かる。
【0017】実施例2 原料として、電解純鉄を用意し、この電解純鉄を高周波
誘導炉にて溶解し、得られた純鉄溶湯を水アトマイズ法
により粉末化し、得られたアトマイズ粉末をアトライタ
で偏平化して平均粒径:51μm、平均厚さ:3μmの
偏平粉末を作製し、ついでこの粉末をAr雰囲気中、7
00℃に0.5時間保持の予備熱処理を施したのち、温
度:700℃、15vol.%SiCl4 +Ar雰囲気
中に表3〜4に示されるt1 時間保持することにより浸
珪処理を施し、さらにAr雰囲気中、温度:700℃に
表3〜4に示されるt2 時間保持する拡散熱処理を施す
ことにより本発明偏平粉末1〜10および比較偏平粉末
1〜3を製造した。この予備熱処理、浸珪処理および拡
散熱処理のパターンを図6に示す。このようにして得ら
れた本発明偏平粉末1〜10および比較偏平粉末1〜3
の表面のSi濃度および中心のSi濃度を測定し、その
結果を表3〜4に示した。この本発明偏平粉末1〜10
および比較偏平粉末1〜3にそれぞれ1.0wt%の樹
脂バインダーを加え、トロイダルコアを作製し、周波数
10kHz、30kHz、100kHz、300kHz
および1000kHzの高周波に対する初透磁率を測定
し、その結果を表3〜4に示した。
【0018】従来例2 従来例1で作製したSi:8.5wt%を含有し、残部
がFeの組成を有するFe合金溶湯を水アトマイズ法に
より粉末化し、さらにアトライタで粉砕偏平化し分級し
て平均粒径:51μm、平均厚さ:3μmの従来偏平粉
末1を作製した。得られた粉末を実施例2と同様に1.
0wt%の樹脂バインダーを加え、トロイダルコアを作
製し、周波数10kHz、30kHz、100kHz、
300kHzおよび1000kHzの高周波に対する初
透磁率を測定し、その結果を表4に示した。
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】表3〜4に示された本発明偏平粉末1〜1
0、比較偏平粉末1〜3の内の一部および従来偏平粉末
1について周波数10kHz、30kHz、100kH
z、300kHzおよび1000kHzの高周波に対す
る初透磁率を図7の折れ線グラフに示した。
【0022】表3〜4および図7に示される結果から、
本発明偏平粉末1〜10は、従来偏平粉末1に比して、
初透磁率が高く、高周波数電源用トランスの磁芯として
使用した場合に優れた効果を示すことが明らかである。
しかし、この発明の条件から外れた値を示す比較偏平粉
末1〜3は初透磁率が低く、さらに周波数が高くなるほ
ど初透磁率の低下が著しくなるなど好ましくない特性が
現れることが分かる。
【0023】
【発明の効果】上述のように、この発明の軟磁性粉末
は、高周波に対して高い透磁率を示すので、電気および
電子産業上優れた効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の高周波用軟磁性粉末の断面説明図で
ある
【図2】この発明の高周波用軟磁性粉末の断面説明図で
ある
【図3】この発明の高周波用軟磁性偏平粉末の断面説明
図である
【図4】この発明の高周波用軟磁性粉末の実施例1の処
理条件を示すパターン図である。
【図5】周波数10kHz、30kHz、100kH
z、300kHzおよび1000kHzの高周波に対す
る各種粉末の初透磁率の折れ線グラフである。
【図6】この発明の高周波用軟磁性偏平粉末の実施例2
の処理条件を示すパターン図である。
【図7】周波数10kHz、30kHz、100kH
z、300kHzおよび1000kHzの高周波に対す
る各種粉末の初透磁率の折れ線グラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末の粒径をdとすると、表面から粉末
    内部に向かって0.1dの範囲の厚さの表層部分(以
    下、表面部という)におけるSi濃度が、粉末の中心か
    ら表面に向かって0.1dの範囲の中心部分(以下、中
    心部という)におけるSi濃度よりも高いSi濃度分布
    を有するFe基合金粉末からなることを特徴とする高周
    波用軟磁性粉末。
  2. 【請求項2】 粉末の表面部におけるSi濃度が2〜2
    5wt%の範囲内にあり、粉末の中心部におけるSi濃
    度が0〜12wt%の範囲内にあり、かつ粉末の表面部
    におけるSi濃度が粉末の中心部のSi濃度よりも相対
    的に高いSi濃度分布を有するFe基合金粉末からなる
    ことを特徴とする高周波用軟磁性粉末。
  3. 【請求項3】 前記Fe基合金粉末は、平均粒径が1〜
    200μmの範囲内にあることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の高周波用軟磁性粉末。
  4. 【請求項4】 前記Fe基合金粉末は、平均粒径:10
    〜200μm、平均厚さ:1〜20μmの範囲内にあ
    り、かつ平均粒径と平均厚さの比(平均粒径/平均厚
    さ)が1〜200の範囲内にある球形または偏平形状を
    有する粉末であることを特徴とする請求項1または2記
    載の高周波用軟磁性粉末。
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