JPH1186930A - 中継基板及びその製造方法 - Google Patents

中継基板及びその製造方法

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JPH1186930A
JPH1186930A JP9248661A JP24866197A JPH1186930A JP H1186930 A JPH1186930 A JP H1186930A JP 9248661 A JP9248661 A JP 9248661A JP 24866197 A JP24866197 A JP 24866197A JP H1186930 A JPH1186930 A JP H1186930A
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soft metal
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protrusion
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  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板と取付基板との間に介在させて両者を接
続させる中継基板において、基板と取付基板との相互の
接続を容易にし、しかも、接続時の振動や衝撃によって
もずれを生じ難い、耐久性、信頼性の高い接続を可能と
する中継基板、およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 中継基板10は、第1面1aと第2面1
bとを有する略板形状をなし、第1面1aと第2面1b
との間を貫通する複数の貫通孔Hを有する中継基板本体
1と、貫通孔H内にそれぞれ貫挿され、第2面1bより
突出した第2突出部6bを備え、かつ第2突出部6bの
先端6sが平坦面にされてなる軟質金属体6を有してい
る。この中継基板10を、面接続パッド22を有する基
板20と面接続取付パッド42を有する取付基板40と
の間に介在させて基板20と取付基板40とを接続させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一主平面(基板
面)上に複数の接続端子(接続パッド)を有するBGA
型集積回路基板等の基板と、この接続端子に対応する位
置に同様に接続端子(取付パッド)を備え、この基板を
取付けるためのマザーボード等の取付基板との間に介在
させる中継基板、およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の集積回路(IC)技術の進展によ
り、ICチップに設けられる入出力端子の数が増大し、
それに伴い、ICチップを搭載するIC搭載基板に形成
される入出力端子も増大している。しかし、入出力端子
を基板の周縁部に設ける場合には、端子の数に従って基
板サイズの増大を招き、IC搭載基板のコストアップや
歩留りの低下を生じ好ましくない。
【0003】そこで、IC搭載基板の主表面(平面)に
ピンを格子状または千鳥状に並べるいわゆるPGA(ピ
ングリッドアレイ)型基板が広く用いられている。しか
し、更に端子数を増加したり、サイズを小さくするに
は、基板表面にピンを取付けるPGA型基板では限界が
ある。
【0004】そこで、以下のような手法が行われてい
る。即ち、基板表面上にピンに代えてパッド(ランド)
を格子状または千鳥状に並べて形成し、このパッドに、
略球状(ボール状)の高温ハンダやCu、Ag等のハン
ダ濡れ性の良い金属からなる端子部材を予め共晶ハンダ
付けしたバンプを設けておく。一方、相手方のマザーボ
ードなどのプリント基板(PCB)にもIC搭載基板の
パッドと対応する位置にパッドを形成し、このパッド
に、共晶ハンダペーストを塗布しておく。その後、両者
を重ねて加熱し、ハンダペーストを溶融させてハンダ付
けによって端子部材を介して両者を接続することが行わ
れる。一般には、パッドのみ格子状に設けた基板はLG
A(ランドグリッドアレイ)型基板と、パッド上にボー
ル状の端子部材(接続端子)を備えた基板はBGA(ボ
ールグリッドアレイ)型基板と呼ばれる。
【0005】ところで、このようにしてIC搭載基板、
プリント基板の平面上に線状や格子状(千鳥状も含む)
にパッドやバンプなどの端子を形成し、IC搭載基板と
プリント基板を接続する場合には、IC搭載基板とプリ
ント基板の材質の違いにより熱膨張係数が異なるので、
平面方向に熱膨張差が発生する。即ち、端子部材から見
ると、接続しているIC搭載基板およびプリント基板が
平面方向についてそれぞれ逆方向に寸法変化しようとす
るので、端子部材やパッドにはせん断応力が働くことと
なる。
【0006】このせん断応力は、接続される端子のう
ち、最も離れた2つの端子間で最大となる。即ち、例え
ば端子群が格子状にかつ最外周の端子が正方形をなすよ
うに形成されている場合、それぞれこの正方形の最外周
の対角上に位置する2つの端子間で最も大きな熱膨張差
が発生し、最も大きなせん断応力が掛かることとなる。
特に、LGA型やBGA型などの基板をプリント基板と
接続する場合には、端子間の間隔(ピッチ)が比較的大
きく、従って、最も離れた端子間の距離が大きくなりや
すい。特に、LGA型やBGA型基板にセラミック製基
板を用いた場合、一般に用いられるガラスエポキシ製の
プリント基板とは、熱膨張係数が大きく異なるので、発
生するせん断応力が大きくなる。
【0007】このようなせん断応力が掛かると、パッド
から端子部材と共にハンダが外れることがある。また、
繰り返し熱応力によってパッドの近傍のハンダに、パッ
ド表面に沿ってハンダの薄皮1枚残すようにして、パッ
ドに略平行なクラックが入り、ついには破壊(破断)す
ることもあり、高い接続信頼性を得ることはできなかっ
た。パッド近傍のハンダは、多くの場合上述のように共
晶ハンダが用いられ、比較的硬くて脆く、また熱や応力
により経時変化を生じやすいため繰り返し応力でクラッ
クを生ずるからである。
【0008】この問題は、特に、比較的熱膨張係数の小
さいセラミック製LGA型基板(またはBGA型基板)
と比較的熱膨張係数の大きいガラスエポキシ等の樹脂製
プリント基板との間で生じやすい。なお、この場合に
は、クラックはセラミック基板側のパッド近傍の共晶ハ
ンダ部分で生ずることが多い。セラミックは硬く、応力
を吸収しがたいが、樹脂製プリント基板は比較的柔らか
く、また樹脂製プリント基板上に形成されたCu等から
なるパッドも柔らかいので応力を吸収するからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、本発明
者らは、特願平9−82033号および特願平9−82
123号において、基板と取付基板との間に中継基板を
介在させることで、基板と取付基板との接続を容易に
し、しかも、その中継基板本体に貫挿した軟質金属体の
突出部の変形等により応力を緩和させることを提案して
いる。
【0010】しかし、この中継基板を用いた場合に、基
板や取付基板とこの中継基板とを重ねて接続するにあた
り、ハンドリングする際、あるいはリフロー炉中を移動
する際に振動や衝撃を受け、中継基板が基板や取付基板
とずれて接続されることがあった。このようにずれたま
ま両者を接続されると、中継基板と基板や取付基板との
接続強度が低下したり、端子間の絶縁距離が小さくなっ
て絶縁性が低下するなどの不具合を生じる危険性があ
る。
【0011】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであって、基板と取付基板との相互の接続を容易に
し、しかも、接続時の振動や衝撃によってもずれを生じ
難い、耐久性、信頼性の高い接続を可能とする中継基
板、およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】まず、請求項1に記載の
解決手段は、一主平面に接続パッドを有する基板と、一
主平面のうち該接続パッドに対応する位置に取付パッド
を有する取付基板と、の間に介在させ、第1面側で該接
続パッドと接続させ、第2面側で該取付パッドと接続さ
せることにより該基板と該取付基板とを接続させるため
の中継基板であって、第1面と第2面とを有する略板形
状をなし、該第1面と第2面との間を貫通する複数の貫
通孔を有する中継基板本体と、上記貫通孔内にそれぞれ
貫挿され、上記第1面より突出した第1突出部および第
2面より突出した第2突出部のうち少なくともいずれか
を備え、かつ該第1突出部および第2突出部のうち少な
くともいずれかの先端が平坦面または凹部を有する面に
されてなる軟質金属体と、を有する中継基板である。
【0013】本発明によれば、第1または第2突出部の
先端が平坦面または凹部を有する面にされている。この
中継基板を基板あるいは取付基板と接続させるには、ハ
ンダペーストを介して、第1突出部と基板の接続パッ
ド、あるいは第2突出部の先端と取付基板の取付パッド
とを突き当てるように配置し、ハンダペーストを溶融さ
せて両者を接続させる。このときに、突出部の先端とパ
ッドとが、ハンドリングやハンダリフロー炉内を移動す
るときの振動や衝撃等による横ずれを生じたまま接続さ
れる不具合が生じ難くなり、中継基板と基板(あるいは
取付基板)とを確実に接続させることができる。
【0014】さらに、中継基板本体に貫挿された軟質金
属体が、熱膨張係数の違いなどによって生ずる基板と取
付基板あるいは基板と中継基板、中継基板と取付基板の
間に生じる応力を変形(例えば塑性変形)によって吸収
する。したがって、軟質金属体が破断することもなく、
また、この軟質金属体と接続する基板の接続パッドや取
付基板の取付パッドあるいはその近傍のハンダや軟質金
属体が応力によって破壊したり破断したりすることがな
くなる。しかも、中継基板本体が軟質金属体から受ける
応力は、中継基板本体の貫通孔壁面に対して垂直方向か
ら受けるので、中継基板本体自身が破壊し難い。
【0015】さらに、軟質金属体は第1面側と第2面側
の少なくともいずれかにおいて、突出部を備えるので、
基板または取付基板と中継基板の間に生ずる応力を、こ
の突出部でより多く吸収できる。突出部は中継基板本体
の貫通孔に拘束されずに変形できるので、より多くの変
形が可能であり、容易に変形して応力を開放するからで
ある。また、中継基板本体の貫通孔に貫挿された軟質金
属体の一部を突出部としているので、軟質金属体のうち
中継基板本体の第1または第2面と交差する部分近傍
(即ち、突出部の根元部)に掛かる応力は軟質金属の変
形で緩和されるため、クラック等を生じることがない。
【0016】ここで、基板としては、ICチップやその
他の電子部品などが実装されるIC搭載基板等の配線基
板が挙げられる。また、接続パッドは、取付基板との電
気的接続のために基板の一主平面(基板面)上に線状や
格子状(千鳥状も含む)に設けられる端子であり、接続
パッドが設けられた基板面を有する基板の例としては、
パッド(ランド)を格子状に配列したLGA基板が挙げ
られるが、必ずしもパッドが格子状に配列されていなく
とも良い。
【0017】一方、取付基板は、前記基板を取付けるた
めの基板であって、マザーボード等のプリント基板が挙
げられる。この取付基板には、一主平面(基板面)上に
基板との電気的接続のための取付パッドが形成されてい
る。取付パッドを有する取付基板の例としては、パッド
を格子状に配列したプリント基板が挙げられるが、必ず
しもパッドが格子状に配列されていなくても良いし、複
数の基板を取り付けるために、それぞれ基板に対応する
位置に取付パッドの群を有していても良い。
【0018】なお、本発明の中継基板は、基板と取付基
板の間に介在して、それぞれと接続するものであるの
で、便宜的に基板と接続する側を第1面側、取付基板と
接続する側を第2面側として両者を区別することとす
る。また、中継基板本体の材質は、接続する基板や取付
基板の材質や熱膨張係数等を考慮して選択すればよい
が、例えば、アルミナ、ムライト、窒化アルミニウム、
ガラスセラミックなどのセラミックが挙げられる。ま
た、ガラス−エポキシ樹脂、ガラス−ポリイミド樹脂、
ガラス−BT樹脂等の複合材料、エポキシ等の樹脂とセ
ラミック粉末の複合材料等を用いることもできる。な
お、中継基板本体の材質をセラミックとすると、中継基
板本体の強度が高く、さらには耐熱性が高いので、高強
度で、リワークなどによって繰り返し加熱されても変形
等を生じない点で好ましい。
【0019】さらに、貫通孔は、単一の孔で構成される
のが通常であるが、その他、互いに近接して設けられた
複数の小貫通孔の集まり(小貫通孔群)をも含む。この
場合には、小貫通孔それぞれに貫挿された軟質金属が全
体として1つの軟質金属体を構成する。
【0020】また、軟質金属体とは、熱膨張係数の違い
などによって、基板と取付基板間、あるいは、基板と中
継基板本体間や中継基板本体と取付基板間で発生する応
力を変形によって吸収する柔らかい金属からなるもので
ある。具体的な材質としては、鉛(Pb)やスズ(S
n)、亜鉛(Zn)やこれらを主体とする合金などが挙
げられ、Pb−Sn系高温ハンダ(例えば、Pb90%
−Sn10%合金、Pb95%−Sn5%合金等)やホ
ワイトメタルなどが挙げられる。なお、鉛、ズス等は再
結晶温度が常温にあるので、塑性変形をしても再結晶す
る。したがって、繰り返し応力がかかっても容易に破断
(破壊)に至らないので都合がよい。その他、純度の高
い銅(Cu)や銀(Ag)も柔らかいので用いることが
できる。
【0021】なお、中継基板と基板や取付基板との接
続、即ち、軟質金属体と接続パッドや取付パッドとの接
続は、軟質金属体よりも融点の低いハンダを用いれば良
い。このようなハンダを用いる場合には、両者の融点に
適度の差を持つように選択するのが好ましく、例えば、
軟質金属体としてPb90%−Sn10%の高温ハンダ
(融点301℃)を用いた場合には、Pb36%−Sn
64%共晶ハンダ(融点183℃)やその近傍の組成
(Pb20〜50%、Sn80〜50%程度)のPb−
Sn合金などを用いればよい。また、その他の成分とし
て、In、Ag、Bi、Sb等を適当量添加したものを
用いても良い。このハンダは、予め接続パッドや取付パ
ッドに取り付けておき、いわゆるハンダバンプとしてお
いても良い。
【0022】なお、中継基板に設けた軟質金属体の第1
面側と第2面側の突出高さは、それぞれ中継基板本体の
材質や基板や取付基板の材質等に応じて適当な高さを選
択するれば良い。基板と取付基板の間に中継基板を介在
させて接続したとき、基板と中継基板本体との間隔(距
離)、および、取付基板と中継基板本体との間隔を適当
なものとすることができるからである。従って、第1面
側と第2面側で異なる突出高さであっても良い。一般
に、これらの間隔が大きいほど応力を吸収できる。ただ
し、基板と取付基板との間隔には制限があるのが通常で
ある。そこで、材質等の違いによる熱膨張差の大きくな
る側の突出高さを高くするようにするとよい。
【0023】ここで、突出高さとは、中継基板本体表面
から突出している軟質金属体の先端までの高さをいい、
表面と軟質金属体とが面一の場合や表面より窪んでいる
ばあいには、突出高さはゼロである。即ち、第1突出高
さ(Z1)は、中継基板本体第1面からこの第1面側に
突出する軟質金属体の先端までの高さを指し、第2突出
高さ(Z2)は、中継基板本体第2面からこの第2面側
に突出する軟質金属体の先端までの高さを指す。
【0024】さらに、請求項2に記載の解決手段は、請
求項1に記載の中継基板であって、前記軟質金属体は、
前記第1面側には該軟質金属体より融点の低いハンダか
らなるハンダ層を有し、かつ、前記先端が平坦面または
凹部を有する面にされてなる第2突出部を有することを
特徴とする中継基板である。
【0025】本発明によれば、第1面側には、ハンダ層
を有するので、基板の接続パッドとの接続が容易にでき
る。しかも、この接続時にはハンダのみ溶融させ、軟質
金属体は溶融させないで、基板と中継基板とを接続させ
ることができる。さらに、本発明の中継基板は、第2突
出部を有するので、この中継基板と取付基板とを接続さ
せたときに、熱膨張係数の違い等に起因して両者の間に
発生する熱応力等を、軟質金属体で吸収させることがで
きる。また、第2突出部の先端が平坦面または凹部を有
する面とされているので、中継基板と取付基板との接続
時には、この第2突出部と取付パッドとが、ずれて接続
される不具合が生じ難くなり、中継基板と取付基板とを
確実に接続させることができる。
【0026】また、請求項3に記載の解決手段は、請求
項1に記載の中継基板であって、前記先端に平坦面また
は凹部を有する面にされた第1突出部または第2突出部
が、その径よりも大きい突出高さを有する柱状とされて
いることを特徴とする中継基板である。
【0027】本発明によれば、先端が平坦面等にされた
突出部は、その径よりも突出高さが大きい柱状とされて
いる。基板や取付基板との熱膨張率の違いなどに起因す
る応力が大きく生じる場合、中継基板が横ずれして取り
付けられると、即ち、突出部の先端と基板や取付基板の
パッドとが正しく接続されず、横ずれして接続されてい
ると、接続部分に応力が集中してクラックを生じやすく
なる。これに対して、本発明では、突出部の先端が平坦
面等にされて横ずれを防止でき、さらに、この柱状にさ
れた突出部はその径よりも突出高さが大きいので容易に
屈曲(たわみ変形)し、それによって応力を吸収するこ
とができる。
【0028】さらに、請求項4に記載の解決手段は、請
求項1に記載の中継基板の製造方法であって、前記中継
基板本体の貫通孔内に貫挿された軟質金属体の第1突出
部または第2突出部の頂部を除去して先端を平坦面とす
る工程を有する中継基板の製造方法である。
【0029】本発明によれば、一旦形成した第1あるい
は第2突出部の頂部を除去して平坦面とするので、各突
出部の先端の有するコプラナリティを小さくすることが
できる。従って、基板や取付基板との接続性を向上させ
ることができる。なお、コプラナリティとは、互いに平
行な2つの平面内に各突出部の先端が位置するようにし
たときの、この2つの平面間の距離の最小値をいい、突
出部の接続性の良否を示す指標である。
【0030】ここで、突出部の頂部を除去する方法は、
軟質金属体の材質等を考慮して選択すればよいが、例え
ば、ラップ研磨や平面研削等が挙げられる。
【0031】さらに、請求項5に記載の解決手段は、請
求項1に記載の中継基板の製造方法であって、前記中継
基板本体の貫通孔内に貫挿された軟質金属体の第1突出
部または第2突出部の頂部をプレスして先端を平坦面ま
たは凹部を有する面とする工程を有する中継基板の製造
方法である。
【0032】本発明によれば、突出部の頂部をプレスし
て平坦面とするれば、各先端の有するコプラナリティが
向上し、基板や取付基板との接続性を向上させることが
できる。また、プレスによって平坦面または凹部を有す
る面とするので、加工が困難な高温ハンダ等の軟質金属
でも容易に加工することができる。
【0033】さらに、請求項6に記載の解決手段は、請
求項1に記載の中継基板の製造方法であって、溶融した
軟質金属に濡れない材質からなり、前記貫通孔に対応し
た位置にそれぞれ凹部を有し、かつ該凹部の底面がそれ
ぞれ平坦面または凸部を有する面とされた溶融軟質金属
受け治具を用意し、該凹部上端面から盛り上がるように
凹部内に溶融した軟質金属を満たす工程と、上記凹部上
に前記貫通穴が重なり溶融軟質金属が該貫通穴内に入り
込むように、前記中継基板本体を上記溶融軟質金属受け
治具に重ねる工程と、溶融軟質金属を、上記凹部の底面
に接触させ、かつ少なくとも上記凹部内および貫通孔内
に保持しながら冷却し、軟質金属を凝固させる工程と、
を有する中継基板の製造方法である。
【0034】本発明によれば、凹部を有し、かつその底
面が平坦面または凸部を有する面とされた軟質金属受け
治具を用い、溶融軟質金属を凹部内に満たし底面に接触
させつつ冷却・凝固させる。したがって、研磨等の工程
を経ることなく軟質金属を溶融させた後に凝固させるだ
けで突出部の先端を平坦面あるいは凹部を有する面とす
ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図とともに
説明する。 (実施形態1)図1は、本実施形態にかかる中継基板1
0の部分拡大断面図である。即ち、この中継基板10
は、アルミナを主成分(90%)とするアルミナセラミ
ックからなり、厚さ0.3mm、一辺25mmの正方形
の平板形状をなし、第1面1aと第2面1bとの間を貫
通する複数の貫通孔H(内径0.8mm)を有する中継
基板本体1を有する。この貫通孔Hは、1.27mmピ
ッチで格子状に縦横各19ヶ(合計361ヶ)穿孔され
ている。また、この貫通孔H内に貫挿され、両面より突
出した第1及び第2突出部6a、6bを備え、第2突出
部6bの先端(図中下端)は平坦面6sとされた、高温
ハンダ(Pb90%−Sn10%)からなる軟質金属体
6を有する。さらに、第1突出部6aの上部には共晶ハ
ンダ(Pb37%−Sn63%)からなるハンダ層7
(高さ0.08mm)を備えている。
【0036】なお、中継基板本体1の貫通穴Hの内周お
よび貫通穴縁には、タングステン下地金属層2(厚さ約
10μm)およびその上に形成された無電解Ni−Bメ
ッキ層3(厚さ約2μm)が形成され、このNi−Bメ
ッキ層3に軟質金属体6が溶着している。ここで、第1
突出部6aの第1面1aからの突出高さ(第1突出高
さ)Z1は0.012mmであり、第2突出部6bの第
2面1bからの突出高さ(第2突出高さ)Z2は1.4
5mmとされている。即ち、突出高さZ1とZ2が異な
るようにされており、更にいえば、突出高さはZ1<Z
2とされている。また、略柱状とされた第2突出部6b
の径は、0.88mmとされている。
【0037】次いで、この中継基板10を、例えば以下
のようにして基板および取付基板と接続する。まず、中
継基板10と接続する基板として、図2(a) に示すよう
な、厚さ1.0mm、一辺25mmの略正方形状のLG
A型基板20を用意した。このLGA型基板20は、中
継基板本体1と同様のアルミナセラミックからなり、図
中上面20aにICチップをフリップチップ接続により
載置するためのフリップチップパッド21を備え、図中
下面20bに外部接続端子として接続パッド22を備え
ている。この接続パッド22は、直径0.86mmで、
中継基板10の軟質金属体6の位置に適合するように、
ピッチ1.27mmの格子状に縦横各19ヶ配列され、
下地のモリブデン層上に無電解Ni−Bメッキが施さ
れ、さらに酸化防止のために薄く無電解金メッキが施さ
れている。また、図示しない内部配線によって、フリッ
プチップパッド21と接続パッド22とがそれぞれ接続
している。
【0038】また、取付基板として、図2(b) に示すよ
うなプリント基板40を用意した。プリント基板40
は、厚さ1.6mm、一辺30mmの略正方形板状で、
ガラス−エポキシ樹脂複合材料(JIS:FR−4)か
らなり、主面40aには、LGA型基板20の接続パッ
ド22と、したがって、中継基板10の軟質金属体6と
も対応する位置に、取付パッド42が形成されている。
この取付パッド42は、厚さ25μmの銅からなり、直
径0.72mmで、ピッチ1.27mmで格子状に縦横
各19ヶ、計361ヶ形成されている。
【0039】まず、中継基板10とLGA型基板20と
を重ねて最高温度220℃のリフロー炉を通過させ、共
晶ハンダからなるハンダ層7を溶融させ、両者を接続
し、図3(a) に示すように、接続体60を形成する。こ
の接続体60では、基板20の下面20bと中継基板本
体1の第1面1aとの間隔A1は0.10mmとなっ
た。一方、中継基板本体1(第2面1b)から図中下方
に突出する第2突出部6bの突出高さZ2は1.45m
mである。
【0040】その後、予め取付パッド42上に低融点ハ
ンダペースト(共晶ハンダペースト)Sを約250μm
の厚さに塗布したプリント基板40と接続体60とを接
続する。即ち、第2突出部6bを取付パッド42と位置
を合わせるようにして突き当てて、接続体60をプリン
ト基板40上に載置する。その後、最高温度220℃の
リフロー炉を通過させて加熱することにより、取付パッ
ド42上の低融点ハンダペーストSを溶融させてハンダ
層8とし、図3(b) に示すように、基板20−中継基板
10−プリント基板40の三者を接続した構造体50を
形成した。この構造体50では、基板20の下面20b
と中継基板本体1の第1面1aとの間隔A1は0.10
mmとなり、一方、中継基板本体1の第2面1bとプリ
ント基板40の上面40aとの間隔A2は1.48mm
となった。なお、本例では、ハンダ層7とハンダ層8
(低融点ハンダペーストS)に同じ共晶ハンダを用いた
例を示したが、例えば、ハンダ層7に融点の高いハンダ
を用いることにより、ハンダ層8を形成するときに、ハ
ンダ層7が溶融しないようにするなど、ハンダ層7の融
点をハンダ層8の融点より高くしてもよい。
【0041】ところで、第2突出部6bの先端は、通常
平坦になることはなく、軟質金属を溶融させて貫挿する
場合には、溶融した軟質金属の表面張力によって通常は
略半球状となる。図4(b) に示すように、第2突出部6
bの先端6s’が半球状にされている場合を考える。す
ると、プリント基板40と接続体60の接続時、即ち、
プリント基板40と中継基板10との接続時に、ハンダ
ペーストSを介して両者を重ねた後に、ハンドリングす
る際、あるいはリフロー炉中を移動する際に振動や衝撃
を受けると、取付パッド42と軟質金属体6の第2突出
部6bとの位置がずれる(横ずれする)可能性がある。
このようにずれたまま両者を接続した場合には、中継基
板と取付基板との接続強度が低下したり、端子間の絶縁
距離が小さくなって絶縁性が低下するなどの不具合を生
じることが考えられる。
【0042】これに対し、本実施形態の中継基板10に
おいては、第2突出部6bの先端は、軟質金属体6の軸
線に対して略垂直な平坦面6sにされている。このた
め、上述のような振動や衝撃を受けても、図4(a) に示
すように取付パッド42と軟質金属体6の第2突出部6
bとの位置がずれることが無くなる。ペーストSと第2
突出部6bの先端とが密着し、横ずれに対する抵抗力が
高くなるからである。なお、本実施形態においては、第
2突出部6bの先端は平坦面とした場合を示したが、一
部に凹部が形成された面としても良い。同様に横ずれに
対する抵抗力を高くすることができるからである。
【0043】さらに、本例における構造体50において
は、基板20と中継基板本体1の間ではほとんど応力は
生じない。これは、基板20と中継基板本体1とは同じ
材質であり、熱膨張差が生じないからである。一方、中
継基板本体1とプリント基板40の間では応力が発生す
る。中継基板本体1とプリント基板40とは材質が異な
るからである。この場合、最大応力は、軟質金属体6の
プリント基板40側の第2突出部6b部、およびプリン
ト基板40近傍のハンダ層8に発生する。ところが、軟
質金属体6(第2突出部6b)は、容易に塑性変形する
から、第2突出部6bにおいて変形して応力を緩和す
る。したがって、中継基板本体1とプリント基板40の
間に発生した応力が結果として小さくなり、破壊しにく
い信頼性のある接続とすることができる。
【0044】特に、従来では、破壊が生じ易かった基板
20側の接続パッド22近傍のハンダ層7には、中継基
板10により応力がかからない。一方、中継基板10と
プリント基板40との間の応力は軟質金属体6が変形し
て吸収するので、軟質金属体6の第2突出部6bは破壊
し難く、また、プリント基板40の取付パッド42のハ
ンダ層8も破壊し難くなる。
【0045】また、中継基板本体1とプリント基板40
の間隔A2を大きくできた。第2突出部6bの突出高さ
Z2が大きくされているからである。このようにする
と、この間隔A2が大きくなった分、中継基板本体1と
プリント基板40との間に生ずる応力を緩和することが
できる。また、第2突出部6bは、その径(0.88m
m)に比して第2突出高さZ2(1.45mm)が大き
い柱状の形状となっているので、この形状自体も屈曲が
容易なようになっており、ここでも応力を吸収できる。
さらに、軟質金属体からできた第2突出部6bは、それ
自身が塑性変形しても応力を吸収できる。
【0046】通常の場合、隣接する軟質金属体の間隔
(接続パッド相互の間隔)は、所定の値にされているの
で、突出部の最大径は、この間隔によって制限される。
一方、突出部の高さについては、許容範囲の大きい場合
が多いと考えられる。突出部を柱状とすると突出部の最
大径の制限内で、高さの許容範囲まで高い突起を形成で
きるので、基板や取付基板と中継基板本体との間隔をよ
り大きく、しかも突出部を相対的に細くできるので、よ
り多くの応力緩和ができる。したがって、このような略
柱状の突出部を介在させた基板−中継基板間、あるいは
中継基板−取付基板間の接続信頼性を向上させ、接続部
の寿命をより長くすることができる。
【0047】しかも、本実施形態では、第2突出部6b
の先端は平坦面6sとされているので、応力が発生する
中継基板10とプリント基板40との間の位置ずれも防
止できる。このため、第2突出部6bとプリント基板4
0の取付パッド42とが位置ずれなく接続され、応力に
対して接続部でのクラックを生じにくくする。従って、
突出部を柱状とすることで応力をより緩和することがで
き、しかも、その先端を平坦面(あるいは凹部を有する
面)とすることで、横ずれを防ぎ正しい位置で接続し、
位置ずれによる応力の集中によるクラックをも防止する
ので、さらに信頼性の高い接続とすることができる。
【0048】なお、上述の例では、中継基板10を、い
ったんLGA型基板20に取付けて基板と中継基板との
接続体(中継基板付基板)60とした後に、さらにプリ
ント基板40に接続した例を示したが、一挙に製作する
方法を採ることもできる。即ち、プリント基板40と中
継基板10とLGA型基板20とをこの順に重ね、リフ
ローして、基板20と中継基板10、および中継基板1
0とプリント基板40とを一挙に接続(ハンダ付け)し
ても良い。また、中継基板10とプリント基板40とを
先に接続しておいても良い。いずれにしても、本例の中
継基板10を使用すれば、端子部材を接続パッドや取付
パッド上に1つずつ載置する必要はなく、1回ないしは
2回の加熱(リフロー)によって、基板と取付基板とを
中継基板を介して接続することができる。したがって、
ICチップメーカやユーザにおいて、面倒な工程や設備
を省略することができる。
【0049】ついで、この中継基板10の製造方法につ
いて説明する。まず、周知のセラミックグリーンシート
形成技術によって、貫通孔Hを有するアルミナセラミッ
クグリーンシートGを用意する。このシートGの貫通孔
Hの内周面及び貫通孔周縁H1に、図5(a) に示すよう
に、タングステンペーストPを塗布する。
【0050】次いで、このシートGを還元雰囲気中で最
高温度約1550℃にて焼成し、図5(b) に示すような
セラミック製中継基板本体1およびタングステンを主成
分とする下地金属層2を形成する。焼成後の中継基板本
体(以下、本体ともいう)1は、厚さ0.3mmで、一
辺25mmの略正方板形状を有し、第1面1aと第2面
1bとの間を貫通する貫通孔Hの内径はφ0.8mm
で、1.27mmのピッチで格子状に、縦横各19ヶ、
計361ヶ(=19×19) の貫通孔が形成されている。ま
た、下地金属層2の厚さは約10μmである。
【0051】さらに、この下地金属層2上に、図5(c)
に示すように、厚さ約2μmの無電解Ni−Bメッキ層
3を形成して、両者で後述するように軟質金属を溶着す
る金属層4を形成する。さらに、Ni−Bメッキ層3の
酸化防止のため、Ni−Bメッキ層3上に厚さ0.1μ
mの無電解金メッキ層(図示しない)を形成する。
【0052】次いで、貫通孔H内に軟質金属体6を貫挿
する。本実施形態では溶融軟質金属受け治具Nを用いて
柱状の軟質金属体6を形成する。即ち、図6(a) に示す
ように、耐熱性があり溶融した高温ハンダに濡れない材
質であるカーボンからなるハンダ片保持治具Nの上面に
は、貫通孔Hにそれぞれ対応した位置に、直径0.9m
m、深さ1.95mmで、先端が円錐状の凹部N1が形
成されている。また、保持治具Nの凹部N1の頂部(図
中最下部)には、保持治具Nを下方に貫通する小径(φ
0.2mm)のガス抜き孔N2がそれぞれ形成されてい
る。
【0053】まず、この保持治具Nの各凹部N1に直径
0.8mmの高温ハンダ(Pb90%−Sn10%ハン
ダ)ボールD1を投入しておく。本例では、各凹部にそ
れぞれ2ヶ投入した。次いで、凹部N1の端部(上端)
に直径1.0mmの高温ハンダ(Pb90%−Sn10
%ハンダ)ボールD2を載置する。このとき、凹部N1
内に既に投入されているボールD1とボールD2とが接
触しないで、かつ後述する高温ハンダの溶融時には両者
が接触するように、間隔をわずかに空けておくのが好ま
しい。このようにするとボールD2が凹部N1の上端縁
にぴったりと接触して動かなくなり(あるいは動き難く
なり)、後述する中継基板本体1を載せるときの位置合
わせが容易になるからである。
【0054】その後、図6(b) に示すように、ボールD
2の図中上方に中継基板本体1を載置する。このとき、
貫通孔HにボールD2がはまるように位置決めをする。
さらに、中継基板本体1の上方、即ち、ボールD2のあ
る側とは反対側から、耐熱性があり溶融した高温ハンダ
に濡れない材質であるステンレスからなる荷重治具Qの
平面(図中下面)Q1を本体1の上面に押し当てるよう
にして載せて、下方に圧縮する。
【0055】次いで、窒素雰囲気下で、最高温度360
℃、最高温度保持時間1分のリフロー炉にこれらを投入
し、高温ハンダボールD1、D2を溶融させる。する
と、溶融した高温ハンダD2は、荷重治具Qにより図中
下方に押し下げられた本体1の貫通孔H内に貫挿される
とともに、貫通孔Hの内周の金属層4と溶着する。一
方、貫通孔Hの上端部では、荷重治具Qの平面Q1に倣
って平面状になる。また、高温ハンダD2は、保持治具
Nの凹部N1内にも注入される。すると、溶融した高温
ハンダD1と接触し、両者は表面張力により一体となろ
うとする。ところが、はんだD2は、金属層4と溶着し
本体1と一体となっているので、本体1から離れて下方
に落下することができないため、重力に抗して高温ハン
ダD1を上方に引き上げる形で一体化する。なお、本体
1は荷重治具Qにより保持治具Nの上面N3に押し当て
られた状態まで押し下げられる。
【0056】また、ガス抜き孔N2は、高温ハンダボー
ルD1、D2を溶融させるときに、凹部N1内に閉じこ
められた空気を逃がす役割をする。ただし、受け治具N
がハンダに濡れず、ガス抜き孔N2が小径であるので、
ハンダがガス抜き孔N2に浸入することはない。
【0057】その後、冷却して高温ハンダを凝固させる
と、図7に示すように、中継基板本体1の図中下方側に
は、側面は凹部N1の側壁の形状に倣い、図中下端即
ち、頂部は略半球状となった第2突出部6bを有し、上
方側にはほとんど突出しない形状の軟質金属体6が貫挿
された中継基板10が形成された。
【0058】なお、Ni−Bメッキ層3上の金メッキ層
は、溶融した高温ハンダ中に拡散して消滅するので、高
温ハンダとNi−Bメッキ層3とが直接溶着し、高温ハ
ンダからなる軟質金属体6は、中継基板本体1に固着さ
れる。
【0059】ついで、図8に示すように、第2突出部6
bの頂部(図中下端部)をラップ研磨により除去し、そ
の先端を軟質金属体6の軸線に略垂直な平坦面6sとし
た。これにより、本例では、第2突出部6bは、横断面
の直径(最大径)0.88mm、突出高さZ2は1.4
5mmであり、その直径(最大径)よりも頂部までの高
さの高い略円柱状となった。一方、図中上面側において
は上面からの第1突出高さZ1は0.012mmであっ
た。なお、研磨により各第2突出部6bの先端の平坦面
6sが、いずれも略同一平面上に位置するようにしたの
で、第2突出部6bの先端のコプラナリティを小さくで
きる。
【0060】ついで、図9に示すように、軟質金属体6
の上面に直径0.4mmの低融点ハンダボール(Pb−
Sn共晶ハンダボール)Eyを載置する。なお、このボ
ールEyを載置するには、軟質金属体の上方にボール規
制板Rの透孔RHが位置するようにセットし、この規制
板R上にボールEyを散播いて揺動し、透孔RHにボー
ルEyを落とし込む方法によると容易に載置できる。本
例においては、規制板Rの厚みは0.5mm、透孔RH
の直径は0.6mmである。本例においては、図9(a)
に示すように、第2突出部6bの先端がそれぞれはまり
こむ凹部U1を有する軟質金属体保持治具Uを用い、こ
の治具Uの凹部U1に第2突出部6bの先端をそれぞれ
嵌め込んだ状態で行うと都合がよい。軟質金属体6は柔
らかく変形しやすい高温ハンダから形成されているから
である。
【0061】しかる後、窒素雰囲気下で、最高温度22
0℃、最高温度保持時間1分のリフロー炉にこれらを投
入し、低融点ハンダボールEyを溶融させる。なお、こ
の温度条件では軟質金属体6は溶融しない。溶融した低
融点ハンダは、軟質金属体6の図中上面に濡れて拡が
り、ハンダ層7となる(図1参照)。このハンダ層7
は、低融点ハンダボールEyの体積が一定に規制されて
いるので、一定量(体積)となり、高さも均一になる。
本例においては、基板本体1の図中上面からハンダ層7
の頂部(図中最上端)までの高さが0.08mmであっ
た。
【0062】このようにして、図1に示すように、図中
第1、第2面1a,1bの間を貫通する貫通孔Hを有す
る中継基板本体1と、貫通孔H内に貫挿され図中下面よ
り突出した第2突出部6bを有する軟質金属体6とを有
する中継基板10が形成できた。また、この中継基板1
0の第1面1a側の軟質金属体6上には、軟質金属体6
よりも低い融点を有するハンダ層7が形成されている。
なお、本実施形態においては、第2突出部6bを円柱状
としたが、先が細くなっているようにしたり、角柱状で
あっても良い。ただし、先端の平坦面は、広くする方が
横ずれを生じにくい。また、本実施形態においては、軟
質金属体6のすべての第2突出部6bについて研磨によ
り平坦面6sを設けた例を示したが、必ずしもすべての
突出部について平坦面を有するようにする必要はなく、
一部の突出部のみ平坦面を有するように研磨等によって
加工しても良い。この場合には、平坦面を有する突出部
によって中継基板の横ずれが防止される。
【0063】(実施形態2)ついで、実施形態2につい
て説明する。本実施形態の中継基板210は、上述した
実施形態1の中継基板10とほぼ同様な形状であり、製
造方法も第2突出部の先端の加工のみが異なっているの
で、同様な部分については省略し、異なる部分のみ説明
する。即ち、上記実施形態1においては、図7に示した
ように中継基板本体1に軟質金属体6を貫挿した後、第
2突出部6bの頂部を研磨によって除去し、平坦面を有
する先端6sとした。これに対して、本実施形態におい
ては、プレスによって頂部を加工する。即ち、図10
(a) に示すように、第2突出部6bに対応した位置に形
成され、底面が平坦で、いずれの底面も共通平面(同一
平面)に属するように形成にされた所定深さの凹部V1
を有するプレス治具V(ステンレス製)を用意してお
き、このプレス治具Vの凹部V1内に第2突出部6bを
それぞれ挿入する。
【0064】ついで、図中上下方向にプレスすると、高
温ハンダからなる軟質金属体6は容易に変形して、凹部
V1の形状に倣う。そのため、本実施形態の中継基板2
10では、図10(b) に示すように、軟質金属体206
の第2突出部206bは、その先端が凹部V1の底面に
倣って平坦面206sにされ、第2突出高さ1.5mm
となる。その後は、上記実施形態1と同様にして、第1
面側にハンダ層を形成したり、基板や取付基板と接続す
る。本実施形態においては、単にプレスするだけで容易
に平坦面206sを形成することができる。また、平坦
面206sは、いずれも略同一平面の属するようにする
ことができ、良好なコプラナリティを得ることができ
る。さらに、研磨による研磨くず等が発生することもな
く、砥粒の洗浄除去工程も不要である。
【0065】なお、上記例においては、凹部V1を形成
したプレス治具Vを用いたが、凹部V1を形成せず、平
坦な表面のプレス治具で圧縮しても先端を平坦面とする
こともできる。この場合には、第2突出部206b先端
の平坦面は、プレス治具の平坦面に倣って形成されるの
で、各先端のコプラナリティは良好になる。ただし、凹
部V1内に第2突出部6bを挿入するので、横ずれを生
じにくく、また、第2突出部の曲がり変形を防止できる
点で凹部V1を形成した場合のメリットがある。
【0066】さらに、図10(c) に示すように、底面に
凸部V2’を形成した凹部V1’をもつプレス治具V’
を用いても良い。この場合には、上記と同様な圧縮によ
り、図10(d) に示すように、先端206s’に凹部を
有する面が形成された中継基板210’を形成すること
ができる。このようにしても、前記実施形態1と同様
に、中継基板210’と取付基板40との接続時に、両
者を重ねた後、ハンドリングの際、あるいはリフロー炉
中を移動する際に振動や衝撃を受けたときに、取付パッ
ド42と軟質金属体206’の第2突出部206b’と
の位置がずれることが無くなる。ペーストと第2突出部
6bの先端とが密着し、凹部内にペーストを抱えるよう
になるので、横ずれに対する抵抗力が高くなるからであ
る。
【0067】(実施形態3)ついで、実施形態3につい
て説明する。本実施形態の中継基板310も、上述した
実施形態1の中継基板10とほぼ同様な形状であり、製
造方法も軟質金属を貫通穴に貫挿する部分等が異なって
いるのみであるので、同様な部分については省略し、異
なる部分のみ説明する。即ち、上記実施形態1において
は、図6及び7に示したように、下端部が円錐状となっ
た凹部N1を有する溶融軟質金属受け治具Nを用い、高
温ハンダボールD1,D2を溶融させて、中継基板本体
1に軟質金属体6を貫挿した後、第2突出部6bの頂部
を研磨によって除去し、平坦面を有する先端6sとし
た。
【0068】これに対して、本実施形態においては、底
面M2が平坦面で、しかもいずれの底面も共通平面に属
するように形成された凹部M1を有する溶融軟質金属受
け治具Mを用い、この凹部M1に溶融軟質金属Fを注入
して満たし、軟質金属を凝固させて先端が平坦面とされ
た第2突出部を形成する。即ち、図11(a) に示すよう
に、第2突出部6bに対応した位置に形成され、底面M
2が平坦にされた直径0.9mm、深さ1.9mmの凹
部M1を有する溶融軟質金属受け治具M(カーボン製)
を用意しておき、この溶融軟質金属受け治具Mの凹部M
1内に溶融した高温ハンダ(Pb90%−Sn10%ハ
ンダ)Fをそれぞれ注入する。このとき、注入した溶融
高温ハンダFが、凹部M1内に充填され、さらに、治具
Mの上面M3よりも若干(本例では、0.6mm程度)
の高さに盛り上がるように注入する。
【0069】ついで、図11(b) に示すように、前記実
施形態1において製作したのと同様な中継基板本体1
を、治具Mの上方から各貫通穴Hが凹部M1に対応する
ように位置決めをし、前記実施形態1において用いた加
重治具Qを用いて、上方から押さえる。これにより、溶
融高温ハンダFは、金属層4と溶着し、貫通穴H内にも
入り込んで充填される。溶融高温ハンダFを凹部M1の
上端面即ち治具上面M3より盛り上がるようにして注入
しておいたからである。その後、溶融高温ハンダFを凹
部M1の底面M2に接触させながら冷却し高温ハンダを
凝固させると、図12に示すように、貫通穴H内に軟質
金属体306が貫挿され、しかも、その第2突出部30
6bは、凹部M1の形状に倣って第2突出高さZ2’が
1.9mmの柱状で、その先端306sは、凹部M1の
底面M2に倣って平坦面になる。本実施形態によれば、
先端を平坦面にするのに、上述した2つの実施形態に比
較して、研磨やプレス等の後加工が不要となる。
【0070】なお、本実施形態では、凹部M1の底面M
2が平坦な治具Mを用いた例を示したが、その他、図1
3(a)、(b)に示すように、底面M2’、M2”に凸部を
有する形状としても良い。このような形状の底面M
2’、M2”を持つ治具M’、M”を用いると、第2突
出部の先端は、凹部を有する面となる。
【0071】上記3つの実施形態においては、軟質金属
体の第2突出部を柱状とし、その先端を平坦面あるいは
凹部を有する面としたが、第1突出部に適用し、基板の
接続パッドに第1突出部を突き当てて接続ても良いこと
は明らかである。また、本発明は上記実施形態に限定さ
れることはなく、本発明の範囲内において適宜変更して
適用することができることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1にかかる中継基板の部分拡大断面図
である。
【図2】中継基板と接続する基板及び取付基板の断面図
である。
【図3】中継基板と基板及び取付基板とを接続した状態
を示す断面図である。
【図4】第2突出部先端の形状と横ずれとの関係を説明
する説明図である。
【図5】中継基板の製造工程のうち、中継基板本体の製
造までを説明する説明図である。
【図6】中継基板の製造工程のうち、高温ハンダボール
を貫通穴に貫挿する工程を説明する説明図である。
【図7】中継基板の製造工程のうち、軟質金属体を貫通
穴に貫挿した状態を説明する説明図である。
【図8】中継基板の部分拡大断面図である。
【図9】中継基板の第1面側に、さらにハンダ層を形成
する工程を説明する説明図である。
【図10】実施形態2にかかる中継基板のプレス工程を
説明する説明図である。
【図11】実施形態3にかかる中継基板の製造工程のう
ち溶融軟質金属体の貫挿工程を説明する説明図である。
【図12】実施形態3にかかる中継基板の部分拡大断面
図である。
【図13】実施形態3にかかる他の治具の形状例を示す
説明図である。
【符号の説明】
10、210、310 中継基板 1 中継基板本体 2 下地金属層 3 メッキ層 4 金属層 6、206、306 軟質金属体 6a 第1突出部 6b、206b、306b 第2突出部 6s、206s、306s 先端 7 ハンダ層 H 貫通穴 20 基板 22 接続パッド 40 取付基板 42 取付パッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一主平面に接続パッドを有する基板と、
    一主平面のうち該接続パッドに対応する位置に取付パッ
    ドを有する取付基板と、の間に介在させ、第1面側で該
    接続パッドと接続させ、第2面側で該取付パッドと接続
    させることにより該基板と該取付基板とを接続させるた
    めの中継基板であって、 第1面と第2面とを有する略板形状をなし、該第1面と
    第2面との間を貫通する複数の貫通孔を有する中継基板
    本体と、 上記貫通孔内にそれぞれ貫挿され、上記第1面より突出
    した第1突出部および第2面より突出した第2突出部の
    うち少なくともいずれかを備え、かつ該第1突出部およ
    び第2突出部のうち少なくともいずれかの先端が平坦面
    または凹部を有する面にされてなる軟質金属体と、を有
    する中継基板。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の中継基板であって、 前記軟質金属体は、前記第1面側には該軟質金属体より
    融点の低いハンダからなるハンダ層を有し、かつ、前記
    先端が平坦面または凹部を有する面にされてなる第2突
    出部を有することを特徴とする中継基板。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の中継基板であって、 前記先端に平坦面または凹部を有する面にされた第1突
    出部または第2突出部が、その径よりも大きい突出高さ
    を有する柱状とされていることを特徴とする中継基板。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の中継基板の製造方法で
    あって、 前記中継基板本体の貫通孔内に貫挿された軟質金属体の
    第1突出部または第2突出部の頂部を除去して先端を平
    坦面とする工程を有する中継基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の中継基板の製造方法で
    あって、 前記中継基板本体の貫通孔内に貫挿された軟質金属体の
    第1突出部または第2突出部の頂部をプレスして先端を
    平坦面または凹部を有する面とする工程を有する中継基
    板の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の中継基板の製造方法で
    あって、 溶融した軟質金属に濡れない材質からなり、前記貫通孔
    に対応した位置にそれぞれ凹部を有し、かつ該凹部の底
    面がそれぞれ平坦面または凸部を有する面とされた溶融
    軟質金属受け治具を用意し、該凹部上端面から盛り上が
    るように凹部内に溶融した軟質金属を満たす工程と、 上記凹部上に前記貫通穴が重なり溶融軟質金属が該貫通
    穴内に入り込むように、前記中継基板本体を上記溶融軟
    質金属受け治具に重ねる工程と、 溶融軟質金属を、上記凹部の底面に接触させ、かつ少な
    くとも上記凹部内および貫通孔内に保持しながら冷却
    し、軟質金属を凝固させる工程と、を有する中継基板の
    製造方法。
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