JPH1186609A - 車輌用前照灯 - Google Patents

車輌用前照灯

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Publication number
JPH1186609A
JPH1186609A JP9242493A JP24249397A JPH1186609A JP H1186609 A JPH1186609 A JP H1186609A JP 9242493 A JP9242493 A JP 9242493A JP 24249397 A JP24249397 A JP 24249397A JP H1186609 A JPH1186609 A JP H1186609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
lamp body
aiming
screw
elastic member
Prior art date
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Pending
Application number
JP9242493A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Mochizuki
真一 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
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Priority to CNB981185223A priority patent/CN1189347C/zh
Publication of JPH1186609A publication Critical patent/JPH1186609A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エイミング支点部をリフレクタとランプボデ
イとを互いの間に弾性部材を介在させて連結部材によっ
て連結して構成した車輌用前照灯の見栄えを向上させる
ことを課題とする。 【解決手段】 ほぼ前方に開口した凹部を有するランプ
ボデイ2の開口をレンズ4で覆い、ランプボデイとレン
ズとで画成された灯具空間5内に光源バルブを支持した
リフレクタ6を傾動自在に配置して成る車輌用前照灯1
であって、リフレクタは間隔調整部8とエイミング支点
部9とによってランプボデイに支持され、間隔調整部は
回転によってリフレクタとランプボデイとの間の間隔と
変更するエイミングスクリュー10を有し、エイミング
支点部はリフレクタとランプボデイとを互いの間に弾性
部材19を介在させて連結部材18によって連結して成
り、リフレクタの上記連結部材を挿通する箇所には凹部
21を形成し、該凹部内に上記連結部材を位置させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な車輌用前照灯
に関する。詳しくは、ほぼ前方に開口した凹部を有する
ランプボデイの開口をレンズで覆い、ランプボデイとレ
ンズとで画成された灯具空間内に光源バルブを支持した
リフレクタを傾動自在に配置して成る車輌用前照灯にお
いて、見栄えを向上させると共に、強度を向上させる技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】ほぼ前方に開口した凹部を有するランプ
ボデイの開口をレンズで覆い、ランプボデイとレンズと
で画成された灯具空間内にエイミングスクリューによっ
てリフレクタとランプボデイとの間の間隔を変更する間
隔調整部とリフレクタとランプボデイとを互いに揺動で
きるように連結したエイミング支点部とによってリフレ
クタを傾動可能に配置した車輌用前照灯がある。
【0003】そして、上記エイミング支点部は、リフレ
クタとランプボデイとを互いの間に弾性部材を介在させ
て連結部材によって連結して成る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の車輌用前照灯にあっては、レンズを通して連結部材
がかなりはっきりと見えてしまい、見栄えを損ねるとい
う問題があった。
【0005】そこで、本発明は、エイミング支点部をリ
フレクタとランプボデイとを互いの間に弾性部材を介在
させて連結部材によって連結して構成した車輌用前照灯
の見栄えを向上させることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明車輌用前照灯は、
上記した課題を解決するために、リフレクタの上記連結
部材を挿通する箇所には凹部を形成し、該凹部内に上記
連結部材を位置させたものである。
【0007】従って、本発明車輌用前照灯にあっては、
連結部材がリフレクタの凹部内に位置されるので、レン
ズを通して見た場合、連結部材が目立たない。傾動時に
ストレスがかかる部分である連結部材挿通部に凹部が形
成されているため、その部分の機械的強度が増大する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明車輌用前照灯の実施
の形態を添付図面を参照して説明する。尚、図示した実
施の形態は本発明を自動車用のフォグランプ1に適用し
たものである。
【0009】ランプボデイ2は合成樹脂で形成され、前
方に開口した凹部3を有する。該ランプボデイ2にその
前面開口を覆うようにレンズ4が取着され、ランプボデ
イ2とレンズ4とによって画成された灯具空間5内に図
示しない光源バルブを支持したリフレクタ6が上下方向
に傾動可能に支持される。
【0010】リフレクタ6は合成樹脂で形成され前方に
向かって窪んだ凹面には反射塗装、アルミ蒸着等の表面
処理により反射面7が形成されている。
【0011】リフレクタ6は一つの間隔調整部8と2つ
のエイミング支点部9、9によってランプボデイ2に傾
動可能に支持されている。
【0012】間隔調整部8は上端寄りで且つ左右方向に
おける一方の端部寄りに設けられ、ランプボデイ2に回
転自在に支持されたエイミングスクリュー10の螺軸部
11がリフレクタ6に支持されたナット部材12に螺合
され、上記エイミングスクリュー10を回転させるギヤ
部13を備えて成る。
【0013】ギヤ部13はギヤボックス14内に互いに
噛合すると共にほぼ並列に配置された2つの傘歯歯車1
5、16を有し、一方の傘歯歯車15が上記エイミング
スクリュー10に連結され、他方の傘歯歯車16には斜
め前方へ延びる操作軸17が一体に形成されている。そ
して、該操作軸17の前端面には溝17aが形成されて
いる。
【0014】しかして、前方から自動車用フォグランプ
1とこれを囲む車体側部材との間に、例えば、マイナス
ドライバーを差し込み、その先端を上記操作軸17の溝
17aに係合させてこれを回転させれば、該回転が傘歯
歯車16、15を介してエイミングスクリュー10に伝
わり、これによって、エイミングスクリュー10の螺軸
部11がナット部材に捻じ込まれ又は捻じ戻されるの
で、この部分におけるリフレクタ6とランプボデイ2と
の間の間隔が変更される。
【0015】エイミング支点部9、9は下端寄りの左右
に離間した位置にそれぞれ設けられ、それぞれランプボ
デイ2とリフレクタ6とが連結部材である段付きネジ1
8によって連結されると共に、ランプボデイ2とリフレ
クタ6との間に弾性部材19が介挿されて成る。
【0016】ランプボデイ2には前方へ突出した取付ボ
ス20が形成され、該取付ボス20にはその前端面に開
口したネジ穴20aが形成されている。
【0017】弾性部材19はゴム材料から成り、一端が
閉塞された筒状を為し、その閉塞端部に挿通孔19aが
形成されている。該挿通孔19aの口径は上記取付ボス
20のネジ穴20aの口径より一回り大きくされてい
る。
【0018】上記段付きネジ18は頭部18aと該頭部
18aに連続した大径部18bと該大径部18bに連続
したネジ部18cとが一体に形成されて成り、その外径
は頭部18a、大径部18b、ネジ部18cの順に小さ
くなっている。
【0019】リフレクタ6の上記取付ボス20に対応し
た位置に後方へ突出した突部が形成され、該突部の内側
が前方に向かって開口した凹部21とされている。そし
て、該凹部の後端部に挿通孔21aが形成され、該挿通
孔21aの口径は弾性部材19の上記挿通孔19aの口
径とほぼ同じにされている。
【0020】しかして、弾性部材19が取り付けボス2
0に前方から外嵌され、その挿通孔19aと取付ボス2
0のネジ穴20aとが整合される。それから、リフレク
タ6の凹部21の後端が弾性部材19の前面にあてがわ
れ、その挿通孔21aが弾性部材19の挿通孔19aと
整合される。そして、段付きネジ18のネジ部18cが
前方から凹部21の挿通孔、弾性部材19の挿通孔19
aの順に挿通され、最後に取付ボス20のネジ穴20a
に大径部18bのネジ部18c側端面が取付ボス20の
前端面に当接するまで螺合され、これによって、リフレ
クタ6とランプボデイ2とが段付きネジ18によって連
結されると共にリフレクタ6とランプボデイ2との間に
弾性部材19が介在された状態となる。そして、リフレ
クタ6の挿通孔21aと弾性部材19の挿通孔19aに
は段付きネジ18の大径部18bが挿通された状態とな
る。
【0021】しかして、上記自動車用フォグランプ1に
おいて、上記したように、間隔調整部8においてリフレ
クタ6とランプボデイ2との間の間隔を調整すると、2
つのエイミング支点部9、9を結んだ線を傾動軸として
リフレクタ6が上下方向に傾動される。このとき、弾性
部材19、19のリフレクタ6とランプボデイ2との間
に位置した部分が弾性変形をしてリフレクタ6の傾動を
許容することになる。
【0022】上記した自動車用フォグランプにおいて
は、段付きネジ18の頭部18aがリフレクタ6の凹部
21内に位置しているため、前方からレンズ4を通して
見ても目立つことが無く、その見栄えが向上する。
【0023】また、リフレクタ6の傾動時にストレスを
受ける部分である段付きネジ18による連結部が突部を
形成しその内側を凹部21として形成されているため、
該部分の強度が増すという利点も有する。
【0024】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明車輌用前照灯は、ほぼ前方に開口した凹部を
有するランプボデイの開口をレンズで覆い、ランプボデ
イとレンズとで画成された灯具空間内に光源バルブを支
持したリフレクタを傾動自在に配置して成る車輌用前照
灯であって、リフレクタは間隔調整部とエイミング支点
部とによってランプボデイに支持され、エイミング支点
部は回転によってリフレクタとランプボデイとの間の間
隔と変更するエイミングスクリューを有し、エイミング
支点部はリフレクタとランプボデイとを互いの間に弾性
部材を介在させて連結部材によって連結して成り、リフ
レクタの上記連結部材を挿通する箇所には凹部を形成
し、該凹部内に上記連結部材を位置させたことを特徴と
する。
【0025】従って、本発明車輌用前照灯にあっては、
連結部材がリフレクタの凹部内に位置されるので、レン
ズを通して見た場合、連結部材が目立つことが無く、当
該車輌用前照灯の見栄えが向上する。
【0026】また、傾動時にストレスがかかる部分であ
る連結部材挿通部に凹部が形成されているため、その部
分の機械的強度が増大する。
【0027】また、請求項2に記載した発明にあって
は、上記連結部材を段付きネジとし、ネジ部と頭部との
間の大径部を弾性部材に挿通して、リフレクタとランプ
ボデイとの間で弾性部材を挟持するようにしたので、弾
性部材が介在される部分であるリフレクタとランプボデ
イとの間の間隔を所定の値に確保することが出来、エイ
ミング支点部としての機能を確実に発揮させることが出
来る。
【0028】尚、上記した実施の形態において示した各
部の形状及び構造は、何れも本発明の実施に際して行う
具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2と共に本発明車輌用前照灯の実施の形態を
示すものであり、下端寄りの部分で切断した水平断面図
である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…自動車用フォグランプ(車輌用前照灯)、2…ラン
プボデイ、4…レンズ、5…灯具空間、8…間隔調整
部、9…エイミング支点部、10…エイミングスクリュ
ー、18…段付きネジ(連結部材)、18a…頭部、1
8b…大径部、18c…ネジ部、19…弾性部材、21
…凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ前方に開口した凹部を有するランプ
    ボデイの開口をレンズで覆い、ランプボデイとレンズと
    で画成された灯具空間内に光源バルブを支持したリフレ
    クタを傾動自在に配置して成る車輌用前照灯であって、 リフレクタは間隔調整部とエイミング支点部とによって
    ランプボデイに支持され、 間隔調整部は回転によってリフレクタとランプボデイと
    の間の間隔と変更するエイミングスクリューを有し、 エイミング支点部はリフレクタとランプボデイとを互い
    の間に弾性部材を介在させて連結部材によって連結して
    成り、 リフレクタの上記連結部材を挿通する箇所には凹部を形
    成し、該凹部内に上記連結部材を位置させたことを特徴
    とする車輌用前照灯。
  2. 【請求項2】 上記連結部材が段付きネジであり、ネジ
    部と頭部との間の大径部が弾性部材に挿通されて、リフ
    レクタとランプボデイとの間で弾性部材を挟持したこと
    を特徴とする請求項1に記載の車輌用前照灯。
JP9242493A 1997-09-08 1997-09-08 車輌用前照灯 Pending JPH1186609A (ja)

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JP9242493A JPH1186609A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 車輌用前照灯
CNB981185223A CN1189347C (zh) 1997-09-08 1998-08-28 车用前照灯

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JP9242493A JPH1186609A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 車輌用前照灯

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JPH1186609A true JPH1186609A (ja) 1999-03-30

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ID=17089913

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JP9242493A Pending JPH1186609A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 車輌用前照灯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101235318B1 (ko) * 2011-02-14 2013-02-20 에스엘 주식회사 자동차용 헤드 램프

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