JPH1186426A - 磁気記録再生装置のシールド構造 - Google Patents

磁気記録再生装置のシールド構造

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JPH1186426A
JPH1186426A JP25103697A JP25103697A JPH1186426A JP H1186426 A JPH1186426 A JP H1186426A JP 25103697 A JP25103697 A JP 25103697A JP 25103697 A JP25103697 A JP 25103697A JP H1186426 A JPH1186426 A JP H1186426A
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JP
Japan
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circuit board
magnetic recording
chassis
reproducing apparatus
elastic body
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Pending
Application number
JP25103697A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Morisada
克博 森貞
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板にシャーシ等の筐体に組み付けた際
に、接触不良を生じることなく良好なシールド効果を得
られ、しかもシールド板が不要であって構造を簡単化で
き且つ組立て行程を簡素化できてコストダウンを図るこ
とができる磁気記録再生装置のシールド構造を提供す
る。 【解決手段】 ビテオ機器等の磁気記録再生装置内にお
ける回路基板5側あるいは外部からの電波の侵入を遮蔽
するようにした磁気記録再生装置のシールド構造におい
て、装置本体のシャーシ1の底面部2からシャーシリブ
3に至る部分をメッキ層4によってシールド処理し、こ
のシールド処理されたシャーシリブ3の上端面と回路基
板5とを、回路基板5に取付けられた導電性の弾性体7
をシャーシリブ3の上端面に圧接することによって、導
通するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビテオ機器等の磁
気記録再生装置内における回路基板側あるいは外部から
の電波の侵入を遮蔽するようにした磁気記録再生装置の
シールド構造に関する。
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置のシールド構造
として例えば、実用新案登録第2501638号に記載
されたものがある。これは、図3(a)(b)に示すよ
うに、プリント基板100のシールド板取付用角孔10
1をパーツサイド102からノンパーツサイド103へ
挿通する複数の本体側脚201が立設されたシールド板
本体200と、本体側脚201が挿通したシールド板取
付用角孔101をノンパーツサイド103からパーツサ
イド102へ挿通する複数の受け側脚301が立設され
た受け部材300とより成り、本体側脚201と受け側
脚301とは弾性を有し、本体側脚201と受け側脚3
01とをシールド板取付用角孔101に挿通した状態に
おいて、互いにそれぞれ係合する凹凸に形成されたロッ
ク部202、302が本体側脚201と受け側脚301
とのプリント基板100に接するパーツサイド102に
形成されると共に本体側脚201がノンパーツサイド1
03でプリント基板100のGNDパターンに接続され
るようになっている。ところが、このシールド構造で
は、シールド板本体200と受け部材300を必要とす
るために、部品点数が多くてコスト高になり、しかも組
み付け作業が行い難いという問題があった。また、従来
の磁気記録再生装置のシールド構造の他の例として、特
開平8−153986号公報に記載されたものがある。
これは、図4に示すように、金属の薄板に絞り加工を施
すことにより形成された板金絞りシールドケース400
と、プラスチックにて形成され板金絞りシールドケース
400が嵌め込まれるシールドケース嵌合用凹部501
を有する電子機器の筐体500と、シールドケース嵌合
用凹部501に嵌め込まれた板金絞りシールドケース4
00を筐体500に向けて押し付ける状態で筐体500
に取り付けられ所定の回路部が板金絞りシールドケース
400で覆われる回路基板600とを具備している。と
ころが、このシールド構造では、板金絞りシールドケー
ス400を電子機器の筐体500のシールドケース嵌合
用凹部501に嵌合させるために、板金絞りシールドケ
ース400の形状を高精度に形成しなくてはならず、製
作が難しいという問題があった。更に、筐体500に取
り付けられた回路基板600によって板金絞りシールド
ケース400を筐体500に押し付けるように構成され
ているので、回路基板600のひねり等によって回路基
板600と板金絞りシールドケース400の接触が不安
定となるという問題があった。また、回路基板に対して
弾性によって接触して接触不良が起こらないようにした
電子機器のアース接続構造として、例えば、特開平8−
1814476号公報に記載されたものがある。これ
は、図5に示すように、樹脂性シャーシ710の一面に
プリント配線基板720が載置され、他面に金属製カバ
ー730が取着される構成の機器において、プリント配
線基板720のアースライン半田付け部721と金属製
カバー730の両者に当接する中継用のアースバネ80
0を樹脂シャーシ710に嵌着する構成とし、アースバ
ネ800にはその一端が尖鋭状に形成され、プリント配
線基板取着時半田付け部表面を掻削する第1の弾性舌片
801と、他端が湾曲状に形成され、金属カバー取着時
該カバーに弾接する第2の弾性舌片802を設け、更
に、樹脂性シャーシ710の一面にアースバネ800の
フック803が係止される突条711を、他面に第2の
弾性舌片802の先端804が嵌合する凹部712を形
成し、アースバネ800の抜け止めがなされる構成とし
ている。ところが、この接続構造では、アースバネ80
0の形状が複雑であり、また、このアースバネ800の
フック803が係止される突条711や弾性舌片802
の先端804が嵌合される凹部712を形成しなくては
ならないので、樹脂性シャーシ710の形状が複雑にな
るので、製作が難しくコスト高の要因となるという問題
があった。更にアースバネ800は係止及び嵌合によっ
て取り付けられているので、固定されてなく、外れやす
く、構造的に弱いという問題があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解消し、回路基板にシャーシ等の筐体に組み付け
た際に、接触不良を生じることなく良好なシールド効果
を得られ、しかもシールド板が不要であって構造を簡単
化でき且つ組立て行程を簡素化できてコストダウンを図
ることができる磁気記録再生装置のシールド構造を提供
すること目的としている。
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、請求項1に記載
の発明は、ビテオ機器等の磁気記録再生装置内における
回路基板側あるいは外部からの電波の侵入を遮蔽するよ
うにした磁気記録再生装置のシールド構造において、装
置本体のシャーシの底面部からシャーシリブに至る部分
をメッキ層によってシールド処理し、このシールド処理
されたシャーシリブの上端面と回路基板とを、回路基板
に取付けられた導電性の弾性体を前記シャーシリブの上
端面に圧接することによって、導通するように構成した
ことを特徴としている。請求項2に記載の発明は、前記
弾性体の基部が、前記回路基板に固着されていることを
特徴としている。請求項3に記載の発明は、前記弾性体
は、板バネから形成され、この板バネは、その両脚部が
回路基板に開設された挿入孔に挿入される断面コ字形の
本体部と、一方の脚部の端部に形成され前記挿入孔の裏
面に係止する係爪部と、他方の脚部に延設され、前記シ
ャーシリブの上端面に圧接する接触片部とで形成されて
いることを特徴としている。請求項4に記載の発明は、
前記板バネの係爪部は、回路基板の挿入孔の裏面周縁に
半田付けによって固着されていることを特徴としてい
る。
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁気記録再生
装置のシールド構造の実施の形態について、図とともに
説明する。図1(a)は本発明の第1の実施形態の磁気
記録再生装置のシールド構造の要部の縦断面図、(b)
はシャーシの底面部からシャーシリブに至る部分をメッ
キ層でシールド処理した状態を示す斜視図、(c)はシ
ールド構造の接触箇所を示す縦断面図である。この第1
の実施形態の磁気記録再生装置のシールド構造は、図1
に示すように、装置本体のシャーシ1の底面部2からシ
ャーシリブ3に至る部分をメッキ層4でシールド処理し
ており、このシールド処理されたシャーシリブ3の上端
面と回路基板5とを、基部を回路基板5にビス6で取り
付け固着された導電性の金属バネからなる弾性体7の接
触片8を、シャーシリブ3の上端面に圧接することによ
って、導通するように構成している。回路基板5には、
微小信号回路や高周波回路等の回路部品9が配置されて
おり、この配置面をメッキ層4と対向させている。この
メッキ層4によって、回路基板5の表面側あるいは外部
からの電波の侵入が遮断される。この第1の実施形態の
磁気記録再生装置のシールド構造によれば、装置本体の
シャーシ1の底面部2からシャーシリブ3に至る部分を
メッキ層4でシールド処理しているので、シールド板を
必要とせず、且つ弾性体7をビス6で回路基板5に取付
け固着するだけで良いので、構造が簡単で組立て行程を
簡素化できてコストダウンを図ることができる。図2
(a)は第2の実施形態の磁気記録再生装置のシールド
構造の要部の縦断面図、(b)は板バネからなる弾性体
の側面図、(c)は板バネからなる弾性体を回路基板の
挿入孔に嵌入するときの状態を示す部分端面図、(d)
は回路基板の挿入孔に弾性体を嵌入し、半田付けで弾性
体の一端を固着した状態を示す部分端面図である。この
板バネからなる弾性体10は、両脚部11,12を有す
る断面コ字形の本体部13と、一方の脚部11に形成さ
れ回路基板5の一方の挿入孔5aに挿入された状態で挿
入孔5aの裏面に係止される係爪部14と、他方の脚部
12の下端に斜め下向きに延設されて回路基板5の他方
の挿入孔5bに挿入され、メッキ層4によってシールド
処理されたシャーシリブ3の上端面に圧接する接触片部
15とで形成されている。板バネからなる弾性体10の
係爪部14は、回路基板5の裏面周縁に半田付け20に
よって固着されている。尚、図2(a)(c)において
符号30は、回路基板5の裏面に設けられた銅箔であ
り、回路基板5の表面の銅箔は半田20が入らないよう
にあらかじめ除去している。板バネからなる弾性体10
は、その両脚部11,12を回路基板5の挿入孔5a,
5bに嵌入するだけで、回路基板5に装着できるので、
構造が簡単であり、組立て作業も簡素化できてコストダ
ウンを図ることができる。また、この板バネからなる弾
性体10は、回路基板5に取付けた状態で全体の弾性に
より、シャーシリブ3の上端面に圧接するので、シャー
シリブ3との接触を良くし、導通を良好にすることがで
きる。
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、装置本体のシャーシの底面部からシャー
シリブに至る部分をメッキ層によってシールド処理して
おり、シールド板が不要なので、構造を簡単化できてコ
ストダウンを図ることができる。更に、回路基板に取付
けられた導電性の弾性体をシャーシリブの上端面に圧接
することによって、導通するようにしているので、接触
不良を生じることなく良好なシールド効果を得られ、組
立て行程を簡素化できてコストダウンを図ることができ
る。請求項2に記載の発明によれば、弾性体の基部が回
路基板に固着されているので、この弾性体の取付け状態
を強固にすることができる。請求項3に記載の発明によ
れば、弾性体が板バネで形成され、断面コ字形の本体部
の両脚部を、回路基板に形成された挿入孔に挿入するだ
けで回路基板に取付けできるので、この取付け作業が簡
単である。更に、一方の脚部の端部に係爪部を形成して
いるので、回路基板の挿入孔に挿入したときに、この係
爪部によって弾性体が抜け止めされるので、弾性体が不
用意に回路基板から外れることがない。また、他方の脚
部に延設された接触片部がシャーシリブの上端面に圧接
するとき、弾性体を回路基板に取付けた状態で全体の弾
性により、シャーシリブの上端面に圧接するので、シャ
ーシリブとの接触を良くし、導通を良好にすることがで
きる。請求項4に記載の発明によれば、板バネからなる
弾性体の係爪部が、回路基板の挿入孔の裏面周縁に半田
付けによって固着されているので、弾性体を回路基板に
確実に取付け固定でき、しかも、係爪部だけを回路基板
に固着しているので、弾性体の接触片部がシャーシリブ
の上端面に弾性体全体の弾性で圧接され、この接触を確
実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態の磁気記録再
生装置のシールド構造の要部の縦断面図、(b)はシャ
ーシの底面部からシャーシリブに至る部分をメッキ層で
シールド処理した状態を示す斜視図、(c)はシールド
構造の接触箇所を示す縦断面図である。
【図2】(a)は第2の実施形態の磁気記録再生装置の
シールド構造の要部の縦断面図、(b)は板バネからな
る弾性体の側面図、(c)は板バネからなる弾性体を回
路基板の挿入孔に嵌入するときの状態を示す部分端面
図、(d)は回路基板の挿入孔に弾性体を嵌入し、半田
付けで弾性体の一端を固着した状態を示す部分端面図で
ある。
【図3】従来の第1例の磁気記録再生装置のシールド構
造を示し、(a)はその縦断面図、(b)は分解斜視図
である。
【図4】従来の第2例の磁気記録再生装置のシールド構
造の縦断面図である。
【図5】従来の回路基板を、樹脂性カバーに取付けられ
たアースバネを介して金属性カバーに導通させるアース
接続構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 装置本体のシャーシ 2 底面部 3 シャーシリブ 4 メッキ層 5 回路基板 5a,5b 挿入孔 7 弾性体 10 板バネからなる弾性体 11,12 脚部 13 本体部 14 係爪部 15 接触片部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビテオ機器等の磁気記録再生装置内におけ
    る回路基板側あるいは外部からの電波の侵入を遮蔽する
    ようにした磁気記録再生装置のシールド構造において、 装置本体のシャーシの底面部からシャーシリブに至る部
    分をメッキ層によってシールド処理し、 このシールド処理されたシャーシリブの上端面と回路基
    板とを、回路基板に取付けられた導電性の弾性体を前記
    シャーシリブの上端面に圧接することによって、導通す
    るように構成したことを特徴とする磁気記録再生装置の
    シールド構造。
  2. 【請求項2】前記弾性体の基部が、前記回路基板に固着
    されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録
    再生装置のシールド構造。
  3. 【請求項3】前記弾性体は、板バネから形成され、 この板バネは、その両脚部が回路基板に開設された挿入
    孔に挿入される断面コ字形の本体部と、一方の脚部の端
    部に形成され前記挿入孔の裏面に係止する係爪部と、他
    方の脚部に延設され、前記シャーシリブの上端面に圧接
    する接触片部とで形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の磁気記録再生装置のシールド構造。
  4. 【請求項4】前記板バネの係爪部は、回路基板の挿入孔
    の裏面周縁に半田付けによって固着されていることを特
    徴とする請求項3に記載の磁気記録再生装置のシールド
    構造。
JP25103697A 1997-09-16 1997-09-16 磁気記録再生装置のシールド構造 Pending JPH1186426A (ja)

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