JPH1186346A - 光ディスク、光ディスクの製造方法及び光ディスク原盤の製造方法 - Google Patents

光ディスク、光ディスクの製造方法及び光ディスク原盤の製造方法

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JPH1186346A
JPH1186346A JP9244227A JP24422797A JPH1186346A JP H1186346 A JPH1186346 A JP H1186346A JP 9244227 A JP9244227 A JP 9244227A JP 24422797 A JP24422797 A JP 24422797A JP H1186346 A JPH1186346 A JP H1186346A
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recording area
pitch
optical disk
groove
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JP9244227A
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Hiroyuki Takemoto
宏之 竹本
Hiroki Tsuchiya
浩樹 土屋
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G11B7/26Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
    • G11B7/261Preparing a master, e.g. exposing photoresist, electroforming
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハブを正確な位置に接合することができる光
ディスク、光ディスクの製造方法及び光ディスク原盤の
製造方法を提供する。 【解決手段】 光ディスク1は、情報記録領域2の内周
側に、情報記録領域2のトラックピッチよりも大なるピ
ッチで同心円状あるいはスパイラル状の連続又は不連続
な溝部4aが形成されている。光ディスクの製造方法
は、光ディスク基板の略中央部にハブ5を取り付けるに
際し、上記溝部4aを基準マーカとしてハブ5を光ディ
スク基板に対して位置合わせする。光ディスク原盤の製
造方法としては、表面にレジスト層11が形成された基
板10を回転させるとともにレーザ光を基板10の径方
向に走査しながら、レーザ光を選択的にオン・オフする
ことにより、上記レジスト層11を露光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環状の情報記録領
域を有し、略中心部に支持部材であるハブを有する光デ
ィスク、光ディスクの製造方法及びこの光ディスクの基
板を成形するために用いられる光ディスク原盤の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、基本構造としてプラスチ
ック等からなる円板状の基板と、この上に形成された記
録層とから主に構成される。その中でも、略中心部に支
持部材としてハブを有する光ディスクがある。
【0003】例えば、直径が130mm(5.25イン
チ)の光ディスクに関して、感磁性ハブを有する光ディ
スクが、ISO規格により定められている。この光ディ
スクは、中央に中心孔を有し、少なくとも一方に記録層
が設けられた二枚の円板状の樹脂基板が記録層を内側に
して接合されている、エアーサンドイッチ構造の光ディ
スクであり、その両面にハブが接合されている。
【0004】ハブは、情報の記録及び/又は再生時に、
このハブを介して光ディスク装置内のディスクテーブル
に光ディスクをチャキングするものであり、光ディスク
の確実な装着、固定を保証するディスククランプとして
の役割を果たすものである。詳しくは、ハブは、金属材
料よりなり、中央部にスピンドル軸が挿入するセンター
ホールが形成されており、ディスクテーブル内のマグネ
ットに吸引されて、光ディスクをチャッキングするよう
になされている。
【0005】従って、このようなハブを有する光ディス
クの製造に際しては、ハブの回転中心がディスク基板に
形成された情報記録領域の回転中心と精度良く合致する
ように、ハブを光ディスクに接合しなくてはならない。
【0006】従来、ハブを光ディスクに接合する方法と
して、例えば以下に示す2つの方法が挙げられる。
【0007】第1の方法としては、光ディスク基板の中
心に、その中心が情報記録領域の回転中心と同心となる
ように中心孔を設け、この中心孔を基準として、ハブを
嵌合させ接着させる方法である。しかしながら、この方
法は、ハブの接合自体は比較的簡単であるが、光ディス
ク基板の中心孔を情報記録領域の回転中心に対して偏心
のないように、また中心孔の直径が正確になるように製
造しなくてはならず、困難である。
【0008】第2の方法としては、光ディスクの情報記
録領域とその内周部との境目を基準にしてXYテーブル
を利用して、情報記録領域の回転中心とハブの中心が合
致するようにハブを接着する方法である。
【0009】この第2の方法を利用した例は、特開昭6
3−76131号や特開平4−49543号に提案され
ている。詳しくは、この方法の原理は、図15に示すよ
うな光ディスク100において、凹凸が形成された情報
記録領域101と、この情報記録領域101の内周側に
位置し凹凸が形成されていないミラー領域102におけ
る光の散乱による反射光量の差を利用して、情報記録領
域101とミラー領域102との境界線を検出するもの
である。なお、通常の光ディスクは、図15に示す光デ
ィスク100のような構成からなり、略中心部に中心孔
103を有する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
は、年々高密度化が要求されており、情報記録領域のト
ラックピッチの間隔が狭くされる傾向にある。例えば、
上述の直径130mmの光ディスクでは、技術革新に伴
い、情報記録領域のトラックピッチが1.6μmから、
1.39μm、1.15μm、更には0.85μmにま
で小さくされてきており、高密度化が図られてきてい
る。
【0011】ところが、上記の第2の方法においては、
このようにトラックピッチが小さくされると、情報記録
領域の凹凸による光の散乱状態が変化し、検出される情
報記録領域からの反射光量が低下してしまう。このた
め、第2の方法では、情報記録領域とミラー部の反射光
量の差を検出するのが困難となり、正確なハブ付けの基
準である情報記録領域とミラー部との境界を判別するの
に支障をきたしてしまう。
【0012】例えば、このことは、図16及び図17を
用いて、つぎのように説明される。図16は、情報記録
領域201のトラックピッチが大きい光ディスク200
に対して、光源203から光を照射させ、この光ディス
ク200により反射される反射光の様子、及びその反射
光をCCD204により検出した際のディスクプレー2
05上の表示を示す図である。
【0013】一方、図17は、情報記録領域301のト
ラックピッチが小さい光ディスク300に対して、光源
203から光を照射させ、この光ディスク300により
反射される反射光の様子、及びその反射光をCCD20
4により検出した際のディスクプレー305上の表示を
示す図である。
【0014】図16及び図17に示すディスプレー表示
205、305から明らかなように、情報記録領域20
1のトラックピッチが大きい光ディスク200において
は、CCD204により検出される光の反射光、つまり
散乱光が大きいが、トラックピッチが小さい光ディスク
300においては、散乱角等の変化により、同位置に設
置されたCCD204により検出される反射光が小さく
なっている。
【0015】このように、情報記録領域のトラックピッ
チの大きさが小さくされると、検出される情報記録領域
からの反射光量が減少してしまうため、上記第2の方法
では、トラックピッチの大きさに応じてハブ付け装置の
光源の入射角度や入射光量を調整しなければ、情報記録
部とミラー部との境界を正確に判別することができない
といった不都合が生じる。
【0016】そこで、本発明は、従来の実情に鑑みて提
案されたものであり、比較的容易に、かつより正確に、
情報記録領域とミラー部との境界を判別することができ
て、ハブを正確に接合することができる光ディスク、光
ディスクの製造方法及びこのような光ディスクの基板成
形に用いられる光ディスク原盤の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために完成された本発明に係る光ディスクは、環状の情
報記録領域を有するとともに、略中央部にハブが取り付
けられているものである。
【0018】特に、本発明に係る光ディスクでは、上記
情報記録領域の内周側に、この情報記録領域のトラック
ピッチよりも大なるピッチで同心円状あるいはスパイラ
ル状の連続又は不連続な溝部が形成されていることを特
徴とするものである。
【0019】以上のように構成された本発明に係る光デ
ィスクでは、情報記録領域の内周側に上述の溝部が形成
されており、この溝部のピッチが情報記録領域のトラッ
クピッチよりも大きくされているため、ハブ付け時にハ
ブ付け装置から光を照射した際、情報記録領域のトラッ
クピッチの大きさに依ってハブ付け装置の光源の入射角
や光量を変えなくても、溝部を有する領域から十分検出
可能な一定の反射光が得られる。
【0020】その結果、この反射光に基づいて、溝部を
有する領域を基準マーカとして情報記録領域の内周側の
境界を容易に判別することができ、ハブを正確な位置に
接合することができる。
【0021】また、上述した目的を達成するために完成
された本発明に係る光ディスクの製造方法では、環状の
情報記録領域を有する光ディスク基板の略中央部にハブ
を取り付けるに際し、上記情報記録領域の内周側に、こ
の情報記録領域のトラックピッチよりも大なるピッチで
同心円状あるいはスパイラル状の連続又は不連続な溝部
を形成しておき、この溝部を基準マーカとしてハブを光
ディスク基板に対して位置合わせすることを特徴とする
ものである。
【0022】以上のようになされる光ディスクの製造方
法では、情報記録領域の内周側に形成された溝部を基準
マーカとしてハブを光ディスク基板に対して位置合わせ
するため、情報記録領域のトラックピッチの大きさに依
らずに、ハブを正確に光ディスクに接合することができ
る。
【0023】また、上述した目的を達成するために完成
された本発明に係る光ディスク原盤の製造方法では、表
面にレジスト層が形成された基板を回転させるととも
に、レーザ光を基板の径方向に走査しながら上記レジス
ト層を露光する方法であり、特に、上記レーザ光を選択
的にオン・オフすることにより、情報記録領域の内周側
に対応する領域に、情報記録領域のトラックピッチTp
よりも大なるピッチの同心円状あるいはスパイラル状の
連続又は不連続な溝部を露光形成することを特徴とする
ものである。
【0024】以上のように構成された本発明に係る光デ
ィスク原盤の製造方法では、レーザ光を基板の径方向に
走査しながらレジスト層を露光する際に、レーザ光を選
択的にオン・オフすることにより、情報記録領域のトラ
ックピッチよりも大なるピッチの同心円状あるいはスパ
イラル状の連続又は不連続な溝部を露光形成するため、
ハブ付け時にハブ付け装置から光を照射した際、情報記
録領域のトラックピッチの大きさに応じてハブ付け装置
の光源の入射角及び光量を変えなくても、上記溝部を有
する領域から十分検出可能な一定の反射光を得ることが
できる。
【0025】その結果、この原盤を用いて成形した光デ
ィスクでは、溝部を有する領域からの反射光に基づい
て、溝部を基準マーカとして情報記録領域の内周側の境
界を容易に判別することができ、ハブを正確な位置に接
合することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明を適用した光ディスクの構
成を示す平面図である。また、図2は、本発明を適用し
た光ディスクの断面図である。
【0028】本発明を適用した光ディスク1は、図1及
び図2に示すように、凹凸が形成された環状の情報記録
領域2と、情報記録領域2の内周側に凹凸が形成されて
いないミラー部3と、上記ミラー部3の内周側に光ディ
スク1の略中心部に形成された中心孔3aを中心とする
同心円状またはスパイラル状の連続または不連続の溝部
が形成されたマーカ部4とを備えるものである。
【0029】特に、本発明を適用した光ディスク1は、
中心孔3aを有するとともに、図2に示すように、中心
孔3aの周辺部、つまり光ディスク1の略中央部にこの
中心孔3aを中心として支持部材であるハブ5が接合さ
れている。
【0030】情報記録領域2は、情報信号に応じた所定
パターンの凹凸が形成されたものである。例えば、光磁
気ディスクでは、この情報記録領域2として、凸部のラ
ンドと凹部のグルーブから構成され情報を記録するデー
タ領域と、位置情報を得るためのピットが形成されたプ
リフォーマット領域とを有する。このような光磁気ディ
スクでは、例えば、グルーブに情報が記録されて、それ
に連続して形成されたプリフォーマット領域のピットで
位置情報を得るグルーブ記録方式のものや、ランドに情
報が記録され、かつピットもランド部に形成されてこの
ピットから位置信号を得るランド記録方式のもの等があ
る。
【0031】ミラー部3は、情報記録領域2の内周側に
形成されており、凹凸が形成されていない領域である。
【0032】図3は、マーカ部4の溝部4a及び情報記
録領域2のトラックピッチTpの要部を示す模式図であ
る。
【0033】本発明を適用した光ディスク1において形
成されるマーカ部4は、図3に示すように、光ディスク
1の略中心部に形成された中心孔3aを中心としたスパ
イラル状の連続または不連続の溝部4aが形成されてい
るものである。
【0034】特に、本発明を適用した光ディスク1にお
ける溝部4aでは、図2に示すように、溝部4a1と溝
部4a2のそれぞれの中点を結ぶ間隔、つまり溝部4a
のピッチTが、情報記録領域2のトラックピッチTpよ
りも大きくなされている。
【0035】なお、溝部4aは、例えば図3に示すよう
に、ミラー部3と隣接するため、そのピッチTがミラー
部3と判別がつく程度の大きさで形成されている。例え
ば、溝部4のピッチTとしては、少なくとも約1.1μ
m以上であれば、好ましくは約1.6μmであれば、ハ
ブ付け時にハブ付け装置の光源から光を照射した際、マ
ーカ部4からの反射光を十分検出することができる。
【0036】また、溝部4aは、後述する方法により製
造される光ディスク原盤を用いて成形されることによ
り、情報記録領域2のトラックピッチをTpとすると、
溝部4aのピッチTが(n+1)×Tpとなるように形
成される。
【0037】また、溝部4aは、後述する他の方法によ
り製造される光ディスク原盤を用いて成形されることに
より、溝部4aのピッチTが(2n+1)/2×Tpと
なるようにも形成される。
【0038】このように、本発明を適用した光ディスク
1では、情報記録領域2の内周側に、情報記録領域2の
トラックピッチTpよりもピッチTが大きいスパイラル
状の溝部4aを有するマーカ部4が形成されているた
め、高密度化に伴って情報記録領域2のトラックピッチ
Tpが小さい場合でもこの溝部4aのピッチTが大きい
ことから、ハブ付け時にハブ付け装置の光源から光を照
射した際、情報記録領域2のトラックピッチTpに応じ
て当該光源の入射角や光量を変えなくても、溝部4aを
有するマーカ部4から十分検出可能な一定の反射光量を
得ることができる。
【0039】その結果、マーカ部4からの反射光に基づ
いて、マーカ部4を基準として情報記録領域2の内周側
の境界を容易に判別することができ、ハブを正確な位置
に接合することができる。
【0040】なお、溝部4aは、情報記録領域2の内周
に接して形成されていても良い。つまり、マーカ部4
は、情報記録領域2の内周側の領域で、かつISO規格
内の範囲であれば、どの位置に形成されていても良く、
溝部4aのピッチTが情報記録領域2のトラックピッチ
Tpよりも大きければ良い。
【0041】また、溝部4aは、中心孔3aを中心とす
る同心円状に形成されていても良い。このときも、溝部
のピッチが情報記録領域2のトラックピッチTpよりも
大きければ良い。
【0042】また、溝部4aは、不連続な凹部、つまり
ピット列をなしていても良く、ピット列のピットが情報
記録領域2のトラックピッチTpより大きければ良い。
【0043】ハブ5は、上述したように、マーカ部4の
反射光の検出に基づいて判別される情報記録領域2の境
界を基準にして、XYテーブルを利用して情報記録領域
2の回転中心とハブ5の回転中心とが合致するように、
光ディスク1の略中心部に接合されるものである。
【0044】つぎに、以上のような構成を有する光ディ
スクの製造方法について以下に詳細を述べる。
【0045】特に、上述の構造の光ディスクを製造す
る、本発明を適用した光ディスクの製造方法では、環状
の情報記録領域2を有する光ディスク基板の略中央部に
ハブ5を取り付ける際に、情報記録領域2の内周側に、
この情報記録領域2のトラックピッチTpよりも大なる
ピッチで同心円状あるいはスパイラル状の連続又は不連
続の溝部4aを形成しておき、この溝部4aを有するマ
ーカ部4を基準マーカとして、ハブ5を光ディスク基板
に対して位置合わせするものである。
【0046】このように、情報記録領域2の内周側に形
成された溝部4aを有するマーカ部4からは、情報記録
領域2のトラックピッチTpの大きさに依らずに、ハブ
付け装置の光源から光を照射した際に、十分検出可能な
一定の反射光量を検出することができる。
【0047】その結果、このマーカ部4からの光量に基
づいて、溝部4aを有するマーカ部4を基準マーカとし
て情報記録領域2の内周側の境界を正確に判別すること
ができ、ハブ5を正確に位置合わせすることができる。
【0048】つぎに、以上述べたような構成を有する光
ディスクの基板成形に用いられる原盤の具体的な製造方
法について、詳細を説明する。以下では、グルーブとピ
ットを有する光ディスク原盤を対象とするが、これに限
られるものではない。
【0049】先ず、レジスト塗布工程として、図4に示
すように、カップリング剤を含有するガラス基板10上
に、スピンコート法によりレジストを塗布してレジスト
層11を形成する。
【0050】次に、レーザ露光工程として、図5に示す
ように、レジスト層11上にレーザ光を露光する。以下
に、レーザ光の露光工程の詳細を説明する。
【0051】レーザ露光工程においては、図5に示すよ
うに、上記ガラス基板10を回転しながら、情報記録領
域に対応するレジスト層11の部分に、第1のレーザ光
源12からレーザ光を露光してグルーブ用の潜像を形成
するとともに、第2のレーザ光源13からレーザ光を露
光してピット用の潜像を形成する。このときの第1のレ
ーザ光源12と第2のレーザ光源13との関係を図6に
示す。
【0052】図6に示すように、第2のレーザ光源13
は、第1のレーザ光源12から1/2×Tp離れた所に
配されている。ここで、第1のレーザ光源12と第2の
レーザ光源13とは、連動するようになされている。
【0053】そして、情報記録領域に対応するレジスト
層の部分11aに、第1のレーザ光源12によりレーザ
光が露光されてピット用の潜像12aが形成されるとと
もに、第2のレーザ光源13によりレーザ光が露光され
てグルーブ用の潜像13aが形成される。
【0054】ここで、露光するレーザ光を集光させる対
物レンズは、第1のレーザ光源12及び第2のレーザ光
源13と共に連動して、ガラス基板1回転でTpだけ径
方向方向に移動するようになっている。
【0055】さらに、本発明におけるレーザ露光工程で
は、上述したように情報記録領域2に対応するレジスト
層上の部分11aにピット用潜像12a及びグルーブ用
潜像13aが形成されるだけでなく、レジスト層11上
の情報記録領域2の内周側に対応する領域11bに、つ
まりレジスト層11上のマーカ部4に対応する領域に、
以下の図7に示すようなレーザ光の露光を行い、上述の
溝部4aに対応する潜像40a(以下、溝部用潜像と称
する。)が形成される。
【0056】図7は、形成される溝部用潜像41、4
2、43を示す図である。図8は、レーザ光源を制御す
るパルスを示す図である。
【0057】パルス45は、レーザ光源内の光学変調素
子へ印加される制御パルスを示している。このパルス4
5がHighレベルの時に同期してレーザ光が出力され
るようになされている。
【0058】溝部用潜像を形成するには、例えば、図7
及び図8に示すように、パルス45のような制御パルス
によりレーザ光を、ガラス基板がn回転する毎に1回転
分だけ露光させる。
【0059】このとき、例えば図7に示すように、第1
のパルス波41aにより、1回転分レーザ光を露光して
溝部用潜像41を形成する。そして、露光せずに1回転
させた後に第2のパルス波42aにより、再び1回転分
レーザ光を露光して溝部用潜像42を形成する。更に、
露光させずに1回転させた後に第3のパルス波43aに
より、再び1回転分レーザ光を露光して溝部用潜像43
を形成する。このような工程を繰り返すと、スパイラル
状の溝部用潜像が形成されていく。
【0060】図7では、1回転毎にレーザ光の露光を行
うことにより、溝部同士の中心間隔Tが2Tpとなるよ
うな溝部用潜像が形成されている。
【0061】このように、図5に示すレーザ露光工程で
は、レーザ光の送りピッチを情報記録領域2のトラック
ピッチに等しくした状態で、1つのレーザ光の露光をn
回転毎に切り換えて、つまりレーザ光の出力をオン・オ
フさせて露光することにより、(n+1)Tpのピッチ
Tを有する溝部用潜像を、レジスト層11上のマーカ部
4に対応する領域に形成することができる。
【0062】以上、本発明に適用されるレーザ露光工程
を説明した。
【0063】次に、上述のレーザ露光工程の後に、現像
工程として、図9に示すように、アルカリ性の現像液を
用いて、上述のレーザ露光工程で形成されたグルーブ用
の潜像13a、ピット用の潜像12a及び溝部用の潜像
40aを除去し、グルーブに対応する凹部14a、ピッ
トに対応する凹部14b及び図示しないが溝部4aに対
応する凹部を形成する。
【0064】次に、メッキ処理工程として、図10に示
すように、現像工程後のレジスト層11の表面を化学的
メッキ法等により導電化処理した後、このレジスト層に
対してメッキ処理を施して金属板からなるスタンパ12
を形成する。
【0065】次に、研磨工程として、金属板からなるス
タンパ12の表面12aを研磨して、図11に示すよう
に平滑化する。
【0066】最終的に、スタンパ剥離工程として、図1
2に示すように、スタンパ12をガラス基板10及びレ
ジスト層11から剥離して、スタンパ12を製造する。
そして、本発明を適用した光ディスク1の基板は、この
スタンパ12を用いて成形される。
【0067】つぎに、本発明を適用した光ディスク原盤
の製造方法におけるレーザ露光工程で、特に溝部用潜像
の形成方法について詳細を以下に説明する。
【0068】本発明を適用した光ディスク原盤の製造方
法では、上述したように、レーザ露光工程において、表
面上にレジスト層11が形成された基板を回転させ、こ
の基板をn回転する毎に、当該レジスト層11に対して
レーザ光の露光を選択的に切り換えて、つまりレーザ光
の出力をオン・オフしながらレーザ光を露光する。
【0069】そして、これにより、レジスト層11の情
報記録領域に対応する領域11aに、所定パターンの凹
凸、例えば、グルーブ用潜像12a及びピット用潜像1
3aを形成するとともに、レジスト層11の上記情報記
録領域2の内周側に対応する所定領域11b、つまりレ
ジスト層11のマーカ部4に対応する領域に、原盤の中
心孔を中心とした同心円状またはスパイラル状の連続ま
たは不連続の溝部、詳しくは溝部用潜像40aを形成す
るものである。
【0070】さらに、これら潜像は、現像工程にて現像
され、情報記録領域2上のグルーブに対応する凹部、情
報記録領域2上のピットに対応する凸部及びマーカ部4
上の溝部4aに対応する溝部が形成される。
【0071】ここで、特に本発明に係る光ディスク原盤
の製造方法によれば、レーザ露光工程及び現像工程の後
に形成される溝部のピッチを、情報記録領域2のトラッ
クピッチTpよりも大きくなるようにすることができ
る。
【0072】したがって、本発明に係る製造方法により
製造された原盤、詳しくはスタンパ12を用いて成形し
た光ディスク1においては、ハブ付けの際に、溝部4a
が形成されたマーカ部4から一定の反射光を検出するこ
とができるため、情報記録領域2のトラックピッチTp
の大きさに依らずに、マーカ部4を基準として情報記録
領域2の境界をより容易に判別することができ、ハブを
より高精度に接合することができる。
【0073】特に、上述の図7に示したレーザ露光工程
では、1つのレーザ光源、例えばグルーブ用の第1のレ
ーザ光源12またはピット用の第2のレーザ光源13の
何れかを用いて、レーザ光の送りピッチを情報記録領域
のトラックピッチに等しくして、n回転おきに1回転の
割合で露光を繰り返すことにより、(n+1)×Tpの
ピッチを有する溝部用潜像40aを作成することができ
る。よって、現像後には、(n+1)×Tpのピッチを
有する溝部4aを形成することができる。
【0074】なお、上述の図7に示す方法に限らず、以
下に示すような溝部用潜像の作成方法も例として挙げら
れる。
【0075】つまり、2つのレーザ光源、例えばグルー
ブ用の第1のレーザ光源12及びピット用の第2のレー
ザ光源13の両方を用いてレーザ光を露光し、溝部用潜
像を作成する方法である。
【0076】図13は、形成される溝部用潜像を示す図
である。図14は、レーザ光源を制御するパルスを示す
図である。
【0077】具体的には、図13に示すパルス50、5
1は、レーザ光源内の光学変調素子へ印加される制御パ
ルスを示している。このパルス50、51がHighレ
ベルの時に同期してレーザ光が出力されるようになされ
ている。
【0078】ここで、第2のレーザ光源13は、第1の
レーザ光源12よりも1/2Tp径方向に離れた所、例
えば図13ではディスク中心側に1/2Tp離れた所に
配されており、共に連動するようになされている。
【0079】溝部用潜像を形成するには、例えば、図1
3に示すように、パルス50により、第1のレーザ光源
12からの第1のレーザ光を5回転間隔で1回転出力す
るとともに、パルス51により、第1のレーザ光源12
から1/2Tp離れた所に配された第2のレーザ光源1
3からの第2のレーザ光を同様な周期で位相を3回転分
ずらして出力する。
【0080】すなわち、第1のレーザ光源12からの第
1のレーザ光を5回転間隔で1回転分露光し溝部用潜像
52、53が形成されるとともに、第2のレーザ光の露
光周期を第1のレーザ光の露光周期と同じにし、更に第
1のレーザ光が露光されてから2回転後に、第1のレー
ザ光源12から1/2Tp離れた位置に配される第2の
レーザ光源13から第2のレーザ光を露光して溝部用潜
像54を形成する。
【0081】このように、第1のレーザ光及び第2のレ
ーザ光を用いて、交互に露光すると、図14に示すよう
に、第1のレーザ光と第2のレーザ光の発光周期は3T
p間隔となるが、上述したように、第2のレーザ光源1
3が第1のレーザ光源12よりも1/2Tp離れた所に
配されているため、図13に示す場合には、形成される
溝部52、54のピッチTは、以下に示す式に基づいて
5/2Tpとなる。
【0082】3Tp−1/2Tp=5/2Tp そして、この溝部用潜像52、53、54が、上述した
ような現像工程により現像され、溝部のピッチが5/2
Tpの溝部を構成する。
【0083】以上のように、2つのレーザ光源を用い
て、レジスト層が形成された基板をn回転する毎に、第
1のレーザ光源12と、この第1のレーザ光源12から
1/2Tp径方向に離れた所に配された第2のレーザ光
源13とを切り換え、レーザ光の送りピッチが情報記録
領域のトラックピッチと等しい状態で、レーザ光の露光
を交互に行うことにより、溝部のピッチが(2n+1)
/2×Tp(但し、n>0とする。)とされた溝部4
a、詳しくは溝部用潜像を、上記レジスト層11上の情
報記録領域の内周側に対応する部分11b、つまりレジ
スト層11上のマーカ部4に対応する領域に形成するこ
とができる。
【0084】なお、上述したように、レーザ光の露光の
切り換えは、1つのレーザ光源を用いても良いし、複数
のレーザ光源を用いても良い。
【0085】また、同心円状の溝部を形成するには、対
物レンズの移動を調節して、露光中の1回転分は静止す
るように制御すれば良い。
【0086】また、従来汎用されている原盤露光機で
は、光学ヘッドの送りピッチを可変できないことから、
情報記録領域2のトラックピッチTpと異なるトラック
ピッチを有する溝部4aを形成するためには、一度装置
をリセットし、光学ヘッドを含む系を一度0点に待機さ
せる必要があった。このため、生産性が低下してしまっ
た。
【0087】よって、本発明を適用した光ディスク原盤
の製造方法では、レーザ光の送りピッチが情報記録領域
のトラックピッチと等しいままでも、n回転毎に露光を
切り換える、つまりレーザ光の出力をオン・オフさせる
だけで、情報記録領域2の内周側の領域に情報記録領域
2のトラックピッチTpよりも大きいピッチTを有する
溝部4aを形成することが可能なため、生産性の向上を
図ることができる。
【0088】つぎに、本発明を適用した光ディスク原盤
の製造方法により光ディスク原盤を製造し、その光ディ
スク原盤を用いて光ディスクを製造した。
【0089】まず、情報記録領域のトラックピッチTp
が1.15μmである光ディスク(ISO130mm、
2.6GB)においては、本発明に適用されるレーザ露
光工程において、図13に示すような2つのレーザ光の
露光を1回転(n=1)毎に切り換えることにより、溝
部のピッチが約1.73μm(3/2×Tp)である溝
部を形成することができた。これにより、トラックピッ
チTpが1.15μmの光ディスクに対しても、従来の
ハブ付け装置を用いて情報記録領域の境界を判別でき、
ハブを正確な位置に接合することができた。
【0090】一方、情報記録領域のトラックピッチTp
が0.85μmである光ディスク(ISO130mm、
5.2GB)においては、本発明に適用されるレーザ露
光工程において、図7に示すような1つのレーザ光の露
光を1回転(n=1)毎に切り換えることにより、溝部
同士の中心間距離が約1.7μm(2Tp)である溝部
を形成することができた。これにより、トラックピッチ
Tpが0.85μmの光ディスクに対しても、従来のハ
ブ付け装置を用いて情報記録領域の境界を判別でき、ハ
ブを正確な位置に接合することができた。
【0091】以上の結果から、本発明を適用した光ディ
スク原盤の製造方法によれば、情報記録領域のトラック
ピッチの大きさに依らずに、反射光量の検出可能な約
1.6μm位に中心間距離が設定された溝部を形成する
ことができる。
【0092】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る光ディスクでは、情報記録領域の内周側に上述の溝部
が形成されており、この溝部のピッチが情報記録領域の
トラックピッチよりも大きくされているため、ハブ付け
時にハブ付け装置から光を照射した際、情報記録領域の
トラックピッチの大きさに依ってハブ付け装置の光源の
入射角や光量を変えなくても、溝部を有する領域から十
分検出可能な一定の反射光が得られる。
【0093】その結果、この反射光に基づいて、溝部を
有する領域を基準マーカとして情報記録領域の内周側の
境界を容易に判別することができ、ハブを正確な位置に
接合することができる。
【0094】また、以上詳細に説明したように、本発明
に係る光ディスクの製造方法では、情報記録領域の内周
側に形成された溝部を基準マーカとしてハブを光ディス
ク基板に対して位置合わせするため、情報記録領域のト
ラックピッチの大きさに依らずに、ハブを正確に光ディ
スクに接合することができる。
【0095】さらに、以上詳細に説明したように、本発
明に係る光ディスク原盤の製造方法では、レーザ光を基
板の径方向に走査しながらレジスト層を露光する際に、
レーザ光を選択的にオン・オフすることにより、情報記
録領域のトラックピッチよりも大なるピッチの同心円状
あるいはスパイラル状の連続又は不連続な溝部を露光形
成するため、ハブ付け時にハブ付け装置から光を照射し
た際、情報記録領域のトラックピッチの大きさに応じて
ハブ付け装置の光源の入射角及び光量を変えなくても、
上記溝部を有する領域から十分検出可能な一定の反射光
を得ることができる。
【0096】その結果、この原盤を用いて成形した光デ
ィスクでは、溝部を有する領域からの反射光に基づい
て、溝部を基準マーカとして情報記録領域の内周側の境
界を容易に判別することができ、ハブを正確な位置に接
合することができる。
【0097】また、溝部が形成された偏心あわせ用のマ
ーカ部が情報記録領域よりも内周側にあるため、境界ま
でのXYステージの移動量が少なくなり、ハブ付け工程
の効率を向上することができる。
【0098】また、従来の原盤露光機を用いて、送りピ
ッチを変えずに情報記録領域のトラックピッチとは異な
る大きさの中心間距離を有する溝部を形成することがで
きる。その結果、一端原盤露光機を停止させて異なる大
きさのトラックピッチを形成するといった手間が省け、
生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスクの一例を示す平面
図である。
【図2】本発明を適用した光ディスクの一例を示す断面
図である。
【図3】本発明を適用した光ディスクのマーカ部の一例
を示す要部平面図である。
【図4】レジスト塗布工程を示す模式図である。
【図5】レーザ露光工程を示す模式図である。
【図6】レーザ露光工程の詳細を示す模式図である。
【図7】本発明において形成される溝部の一例を示す平
面図である。
【図8】レーザ露光工程における溝部形成時の制御パル
スを示すタイミングチャートである。
【図9】現像工程を示す模式図である。
【図10】メッキ処理工程を示す模式図である。
【図11】研磨工程を示す模式図である。
【図12】スタンパ剥離工程を示す模式図である。
【図13】本発明において形成される溝部の他の例を示
す平面図である。
【図14】レーザ露光工程における溝部形成時の制御パ
ルスを示すタイミングチャートである。
【図15】従来の光ディスクの一例を示す平面図であ
る。
【図16】情報記録領域のトラックピッチが大きい従来
の光ディスクにおける反射光の様子を説明する模式図で
ある。
【図17】情報記録領域のトラックピッチが小さい従来
の光ディスクにおける反射光の様子を説明する模式図で
ある。
【符号の説明】
1 光ディスク、2 情報記録領域、3 ミラー部、4
マーカ部、4a 溝部、10 ガラス基板、11 レ
ジスト層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の情報記録領域を有するとともに、
    略中央部にハブが取り付けられてなる光ディスクにおい
    て、 上記情報記録領域の内周側には、この情報記録領域のト
    ラックピッチよりも大なるピッチで同心円状あるいはス
    パイラル状の連続又は不連続な溝部が形成されているこ
    とを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 上記溝部のピッチは、上記情報記録領域
    のトラックピッチをTpとすると、(n+1)×Tpで
    あることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】 上記溝部のピッチは、上記情報記録領域
    のトラックピッチをTpとすると、(2n+1)/2×
    Tpであることを特徴とする請求項1記載の光ディス
    ク。
  4. 【請求項4】 上記情報記録領域のトラックピッチが
    1.0μm以下であることを特徴とする請求項1記載の
    光ディスク。
  5. 【請求項5】 環状の情報記録領域を有する光ディスク
    基板の略中央部にハブを取り付けるに際し、 上記情報記録領域の内周側に、この情報記録領域のトラ
    ックピッチよりも大なるピッチで同心円状あるいはスパ
    イラル状の連続又は不連続な溝部を形成しておき、この
    溝部を基準マーカとしてハブを光ディスク基板に対して
    位置合わせすることを特徴とする光ディスクの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 表面にレジスト層が形成された基板を回
    転させるとともに、レーザ光を基板の径方向に走査しな
    がら上記レジスト層を露光する光ディスク原盤の製造方
    法において、 上記レーザ光を選択的にオン・オフすることにより、情
    報記録領域の内周側に対応する領域に、情報記録領域の
    トラックピッチTpよりも大なるピッチの同心円状ある
    いはスパイラル状の連続又は不連続な溝部を露光形成す
    ることを特徴とする光ディスク原盤の製造方法。
  7. 【請求項7】 レーザ光の径方向における送りピッチを
    情報記録領域のトラックピッチTpと略等しくし、 n回転おきに1回転の割合で露光を繰り返し、(n+
    1)×Tpなるピッチの溝部を露光形成することを特徴
    とする請求項6記載の光ディスク原盤の製造方法。
  8. 【請求項8】 一対のレーザ光を情報記録領域のトラッ
    クピッチTpの1/2の間隔で径方向に配置するととも
    に、これらレーザ光の径方向における送りピッチを情報
    記録領域のトラックピッチTpと略等しくし、 n回転おきに1回転の割合で交互に露光を繰り返し、
    (2n+1)/2×Tpなるピッチの溝部を露光形成す
    ることを特徴とする請求項6記載の光ディスク原盤の製
    造方法。
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