JPH1184786A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1184786A
JPH1184786A JP9245716A JP24571697A JPH1184786A JP H1184786 A JPH1184786 A JP H1184786A JP 9245716 A JP9245716 A JP 9245716A JP 24571697 A JP24571697 A JP 24571697A JP H1184786 A JPH1184786 A JP H1184786A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
image forming
transfer
forming apparatus
discharge tray
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Application number
JP9245716A
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English (en)
Inventor
Masanori Katsuki
政徳 香月
Junji Nakai
順二 中井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写紙の種類に関係なく確実に転写紙を排紙
トレイ上に積載することができる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 定着用のローラ対21,24の転写紙搬
送方向下流側に排紙ローラ100と従動コロ101を備
えた排紙口102が設けられ、その排紙口102の下方
の筐体側面105に排紙トレイ103が付設されてい
る。この排紙トレイ103は、前記筐体側面105に設
けられた支点104に軸支され、さらに図示しない駆動
機構により図示しない制御装置のCPUからの指示によ
って図示矢印方向に揺動駆動され、筐体側面105に対
する角度が変更される。この角度変更は、転写紙の種類
に応じて行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写紙に画像を形
成する画像形成装置に係り、特に転写紙の種類に応じて
処理を変更する点に特徴のある画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には種々の種類のものが知
られている。例えば電子写真方式の画像形成装置では、
感光体に光によって画像を書き込んで潜像を形成し、こ
の潜像をトナーによって現像して顕像化し、顕像化され
た画像を転写紙に転写した後、定着を行なうという工程
によって画像が形成された転写紙を出力するようになっ
ている。そして、画像が転写され、定着された転写紙
は、排紙トレイに排出され、これを繰り返すことによっ
て連続的に画像が形成された転写紙を得ることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記排紙ト
レイは複数の転写紙を積載するため排紙口よりも下方に
配置され、さらに排紙トレイ上に積載される転写紙の整
合させるために排紙トレイの先端を上方に向け、排紙方
向下流側が上に、上流側が下になるように傾斜させてい
る。そのため、薄紙のような腰の弱い転写紙では、排紙
トレイに積載しているときに座屈し、転写紙の後端が波
打ったように排出され、転写紙が変形したり次紙が排紙
口で詰まったりする不具合が生じることがある。
【0004】一方、転写紙が厚紙の場合には、この厚紙
が排紙トレイに過剰に積載されると、転写紙の後端が排
紙口を塞いでしまうことがある。また、排紙トレイにス
テープル機能が設けられている場合には、ステープル可
能枚数であっても転写紙が厚紙のためステープル不良を
起こしたりすることがある。
【0005】さらに、両面複写モードが設定されている
画像形成装置では、転写紙の第1面に複写した後、一旦
両面トレイ内に収納し、この収納された転写紙を両面ト
レイから再給紙して転写紙の第2面に複写して排紙トレ
イ上に排紙するが、このとき、転写紙が厚紙のように腰
の強いものであると、S字式の搬送路を持つ両面ユニッ
トでは、両面トレイに搬送するときにターンがきつくて
搬送しきれなかったり、転写紙のカールによって両面ト
レイ内で収納不良が生じることがある。
【0006】本発明は、このようは従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、その第1の目的は、転写紙の種
類に関係なく確実に転写紙を排紙トレイ上に積載するこ
とができる画像形成装置を提供するにある。
【0007】また、第2の目的は、転写紙の種類に関係
なく確実に転写紙を積載可能な排紙トレイに導くことが
できる画像形成装置を提供するにある。
【0008】さらに、第3の目的は、転写紙の種類に応
じて排紙トレイ上に適切な枚数の転写紙を排出すること
ができる画像形成装置を提供するにある。
【0009】加えて、第4の目的は、適切な転写紙によ
って確実に両面複写を実行することができる画像形成装
置を提供するにある。
【0010】なお、関連する技術としては、例えば、紙
厚を検知して定着圧力を変化させる特開平2−1480
77号公報に記載された発明、紙厚を検知して排紙トレ
イ近傍の複写機雨量を変化させる特開平7−76447
号公報に記載された発明、および紙厚を検知して排紙ト
レイ高さを変化させる特開平8−188322号公報な
どに開示された技術が公知である。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、第1の手段は、画像形成手段と、この画像形成
手段によって画像を形成する転写紙の種類を判定する判
定手段とを有する画像形成装置において、前記判定手段
によって判定された転写紙の種類に応じて定着手段から
排出された転写紙を収納する排紙トレイの角度を変更す
る手段を備えていることを特徴とする。
【0012】前記第2の目的を達成するため、第2の手
段は、第1の手段と同様の前提の画像形成装置におい
て、前記判定手段によって判定された転写紙の種類に応
じて定着手段から排出された転写紙を収納する排紙トレ
イへの排紙経路を選択する手段を備えていることを特徴
とする。
【0013】前記第3の目的を達成するため、第3の手
段は、第1の手段と同様の前提の画像形成装置におい
て、前記判定手段によって判定された転写紙の種類に応
じて定着手段から排出された転写紙を収納する排紙トレ
イの収納枚数を制限する手段を備えていることを特徴と
する。
【0014】前記第4の目的を達成するため、第4の手
段は、第1の手段と同様の前提の画像形成装置におい
て、両面複写モード時には、前記判定手段によって判定
された転写紙の種類に応じて両面複写を中断させる手段
を備えていることを特徴とする。
【0015】なお、前記判定手段は、加熱ローラと加圧
ローラを備えた定着手段によって転写紙を連続通紙して
定着動作を行なっているときに、前記加熱ローラを一定
時間オフして当該加熱ローラの表面温度変化を計測し、
この計測された表面温度変化に基づいて転写紙の種類を
判定するように構成するとよい。また、前記判定手段
を、操作パネルから入力された転写紙の種類によって転
写紙の種類を判定するように構成することもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態についてを説明する。
【0017】[第1の実施形態}図1は本発明の第1の
実施形態に係る画像形成装置の画像形成部を示す概略構
成図である。画像形成装置は、感光体ドラム2の外周に
対向して、第1帯電器1、第1現像器4、第2帯電器1
3、第2現像器5および転写ベルト9から基本的に構成
され、図においてこの順で時計方向に配置されている。
第1帯電器1と第1現像器4の間には第1の画像露光部
3が、第2帯電器13と第2現像器5との間には第2の
画像露光部6がそれぞれ設けられている。転写ベルト9
は、バイアスローラ7を介して電圧印加装置8によって
バイアスを印加できるようになっており、転写紙は10
は転写ベルト9と感光体ドラム2とに接触した状態で両
者間を通過するようになっている。
【0018】大略、このように構成された画像形成部で
は、第1帯電器1によって均一に帯電された感光体ドラ
ム2上に図示しない光学系により第1の画像露光部3で
露光が行なわれ、ネガ−ポジの第1の潜像が形成され
る。この第1の潜像は第1現像器4によって第1画像と
して感光体ドラム2上で現像される。この実施形態で
は、接触2成分現像により黒トナーが現像される。続い
て、第2帯電器13によって黒トナー画像部、非画像部
を含めて感光体ドラム2上の再帯電が行なわれ、図示し
ない光学系によって第2の画像露光部6で露光が行なわ
れ、再びネガ−ポジの第2の潜像が形成される。この第
2の潜像は第2現像器5によって第1現像器4とは色調
の異なるトナーによって現像され、第2画像が形成され
る。この実施形態では、非接触現像により赤トナー現像
が行なわれる。
【0019】赤黒の2色現像された第1および第2画像
は、前記バイアスローラ7によってバイアスが与えられ
た転写ベルト9により転写紙10に転写され、画像が転
写された転写紙10はこの転写ベルト9によって搬送さ
れる。なお、第2現像器5は現像時のみ感光体ドラム2
と微小ギャップを保つように、ソレノイド11とバネ1
2により感光体ドラム2に対し、近接、離間位置間の移
動が行なわれる。
【0020】2色現像における第2帯電器13による再
帯電の条件は、黒トナー現像領域への赤トナーの混色現
像の防止、赤現像器(第2現像器5)への黒トナーの逆
現像の防止の両者が達成されるように設定されている。
この実施形態では、第1帯電器1の帯電電位(第1帯電
電位)は−850V、第1の画像露光部3における露光
電位(第1露光電位)は−100V、第1現像器4にお
けるバイアス電位(第1現像バイアス)は−550Vに
設定して黒トナー画像(第1画像)を形成している。そ
して、第2帯電器13による帯電は、前記条件を満足す
るように実験で求められた黒トナー画像部再帯電電位−
800〜−900Vを達成するように第2帯電グリッド
電位を−900Vとして行なわれ、第2の画像露光部6
の露光電位が−100V、第2現像器5におけるバイア
ス電位(第2現像バイアス)が−750Vに設定するこ
とによって第2現像器5において画像が現像され、赤ト
ナー画像が形成される。
【0021】このように構成された画像形成部を有する
画像形成装置において、図示しない操作部から黒色また
は赤色、あるいは黒色および赤色の同時2色のモードを
選択すると、この選択に応じて黒現像器(第1現像器
4)または赤現像器(第2現像器5)を作動させ、転写
紙10に黒トナーや赤トナーを転写して画像を転写紙1
0上に形成する。その後、黒色または赤色のトナーを担
持した転写紙は定着装置に搬送され、定着されて図示し
ない排紙トレイに排紙される。
【0022】図2は、この実施形態に係る定着装置を示
す要部斜視図である。同図において、定着装置は定着ロ
ーラ21と加圧ローラ24の一対のローラ対からなる。
定着ローラ21は表面がPFA、PTFE等の耐熱離型
層でコーティングされ、内部に熱源22が設けられてい
る。この熱源22としてはハロゲンヒータや赤外線ヒー
タ(ニクロム線)が使用される。定着ローラ21はこの
熱源22によって加熱され、温度検知手段23によって
定着ローラ21の表面温度を検出し、定着ローラ21の
温度が所定の一定のなるように制御されている。
【0023】加圧ローラ24は、表面が耐熱ゴム(シリ
コンゴム)層で構成され、加圧ローラの両端の軸を支持
する軸受25によって回動自在かつ定着ローラ21から
離間する方向に付勢された状態でに支持されている。一
方、この軸受25は図において下方から加圧レバー26
によって定着ローラ21方向に押圧されている。この加
圧レバー26は、一端が軸27によって回動自在に支持
され、他端に係止された弾性部材(スプリング)31に
よって図示反時計方向に弾性付勢され、加圧ローラ24
を定着ローラ21方向に押圧している。また、弾性部材
31には、押圧力を調整するための圧力調整手段37が
設けられている。この圧力調整手段37は側板33に沿
って上下動可能に設けられた可動板32を備えている。
【0024】この可動板32には、上下方向に延びる一
対の長孔32aが設けられ、この長孔32aの一方には
側板33に立設されたガイド部材38が遊嵌され、他方
(後述のカム36に隠れて図示されていない)には側板
33に回動自在に支持された回動軸34が遊嵌され、可
動板32は両者に位置を規制された状態で図において上
下方向に移動可能になっている。また、前記回動軸34
の一端には図示しない駆動部から回転駆動されるギア3
5が一体に回転可能に取り付けられ、当該ギア35の内
側には可動板32の上端の折曲部32bに当接し、この
可動板32を上下方向に駆動するカム36が設けられて
いる。このカム36は図3に示すように、カム軌跡の最
低位置が可動板32の折曲部32bに当接する第1加圧
位置と、図4に示すようにカム軌跡の最高位置が可動板
32の折曲部32bに当接する第2加圧位置の2つの位
置にカムの回動に応じて切り換えられるようになってお
り、可動板32はこの間で上下方向に移動し、この位置
移動に応じて加圧レバー26に対する押圧力を変化させ
る。
【0025】このように大略構成された定着装置を備え
た画像形成装置では、電源投入後、熱源22によって定
着ローラ21が加圧され、温度検知手段23によって定
着ローラ21の表面温度を検出し、転写紙10の未定着
画像を定着できる温度に達した状態で複写可能となる。
複写が開始されると、定着ローラ温度と時間との関係を
示す図5に示すように、用紙連続通紙中に定着ローラ2
1の熱源22を一定時間、すなわち、 Δt=t1−t2 ・・・(1) の期間オフする。この間、定着ローラ21の熱源22に
よる熱の供給はなくなるので、定着ローラ21の蓄熱だ
けで転写紙10に熱を供給することになり、この間、 ΔT=T2−T1 ・・・(2) だけ定着ローラ21の温度は低下する。
【0026】転写紙10の種類が異なると、定着ローラ
21からの供給熱量も異なるので、図6の温度−時間特
性図に示すようにローラ対で挟持されるニップ部の幅
(両ローラ21,24の通紙方向のつぶれ寸法)を固定
した場合、普通紙(秤量約70g/m2)におけるΔt
の温度降下ΔTNによる温度変化、すなわち、温度勾配 AN=ΔTN/Δt ・・・(3) を設定し、実通紙時の温度勾配Aが、 A<AN ・・・(4) ならば、通紙されている転写紙10を薄紙と判断し、 AN≦A ・・・(5) ならば、通紙されている転写紙10を厚紙と判断する。
【0027】このときの処理手順について図7および図
8を参照して説明する。図7に示すように例えば前記ニ
ップ幅に応じて通紙サイズがサイズ1からサイズ4まで
あるときに、中間ニップ幅(前述のニップ部の幅を固定
したときに相当する基準となるニップ幅)の温度勾配が
それぞれのサイズに対してA1、A2、A3、A4であると
する。このような条件で、まず、ステップ801で図7
に示す通紙サイズのチェックを行い、ステップ802で
通紙サイズに対する前記温度勾配ANを決定する。そし
て、ステップ803で連続通紙中にΔt時間、熱源22
をオフし、ステップ804で(2)式によって温度変化
ΔTを検出する。ΔTが求まると、ステップ805で
(3)式によって温度勾配Aを求める。温度勾配が求ま
るとステップ806で普通紙の温度勾配ANと比較し、
(4)式の関係が 成り立てば、薄紙と判断してステッ
プ807で薄紙であることを図示しない制御装置のCP
Uに指示し、これによってCPUは熱源22の温度を薄
紙に対応した温度に設定する。一方、ステップ806で
(5)式の関係が成り立てば、言い換えれば(4)式の
関係が否定されれば、ステップ808で厚紙であること
を図示しない制御装置のCPUに指示し、これによって
CPUは熱源22の温度を厚紙に対応した温度に設定す
る。
【0028】また、図9の温度−時間特性図に示すよう
に、定着ローラ21の熱源22をオフしてΔt時間後の
普通紙(秤量約70g/m2)の温度TNを設定し、実通
紙時の温度Tが、 TN<T ・・・(6) ならば、通紙されている転写紙10を薄紙と判断し、 T≦TN ・・・(7) ならば、通紙されている転写紙10を厚紙と判断する。
【0029】このときの処理手順について図10および
図11を参照して説明する。図10に示すように例えば
前記ニップ幅に応じて通紙サイズがサイズ1からサイズ
4まであるときに、中間ニップ幅の温度がそれぞれのサ
イズに対してT1、T2、T3、T4であるとする。このよ
うな条件で、まず、ステップ1101で図10に示す通
紙サイズのチェックを行い、ステップ1102で通紙サ
イズに対する普通紙の温度TNを決定する。そして、ス
テップ11 03で連続通紙中に熱源22をオフしてΔ
t時間後の定着ローラ温度Tを検出する。この温度Tが
求まると、ステップ1104で普通紙の場合の温度TN
と比較し、(6)式の関 係がなりたてば、薄紙と判断
してステップ1105で薄紙であることを図示しない制
御装置のCPUに指示し、これによってCPUは熱源2
2の温度を薄紙に対応した温度に設定する。一方、ステ
ップ1104で(7)式の関係が成り立てば、言い換え
れば(6)式の関係が否定されれば、ステップ1106
8で厚紙であることを図示しない制御装置のCPUに指
示し、これによってCPUは熱源22の温度を厚紙に対
応した温度に設定する。
【0030】[第2の実施形態]図12は第2の実施形
態に係る画像形成装置の要部を模式的に示す概略構成図
である。なお、この実施形態においても前述の第1の実
施形態における画像形成装置と同等に構成されているの
で、同等とみなせる各部には同一の参照符号を付し、重
複する説明は省略する。
【0031】この実施形態では、転写ベルト9の下流側
で、定着ローラ21と加圧ローラ24からなるローラ対
のニップ部から距離L上流側に転写紙10の検知手段4
0を設け、この検知手段40によって1枚目に給紙され
た転写紙10の先端を検知する。この先端の検知タイミ
ングと転写紙の搬送速度によって転写紙10の先端が前
記ローラ対のニップ部に到達する時間(到達時間)tL
が求められる。そこで、図13に示すように検知手段4
0が転写紙 10の先端を検知し、前記到達時間tL後に
定着ローラ21の熱源22を一定時間(Δt =t2−t
1)オフする。この間、定着ローラ21は熱源22によ
る熱の供給がなくなるため定着ローラ21の蓄熱だけで
転写紙に熱を供給することになる。そこで、第1の実施
形態と同様に普通紙(秤量約70g/m2)におけるΔ
tの温度低下ΔTNによる温度変換、すなわち、温度勾
配 AN=ΔTN/Δt ・・・(3) を設定し、実通紙時の温度勾配Aが、 A<AN ・・・(4) ならば通紙されている転写紙10を薄紙と判断し、 AN≦A ・・・(5) ならば通紙されている転写紙10を厚紙と判断する。こ
のときの処理手順を図14に示す。
【0032】すなわち、この処理でも、図7に示すよう
に例えば前記ニップ幅に応じて通紙サイズがサイズ1か
らサイズ4まであるときに、中間ニップ幅の温度勾配が
それぞれのサイズに対してA1、A2、A3、A4であると
する。このような条件で、まず、ステップ14018で
図7に示す通紙サイズのチェックを行い、ステップ14
02で通紙サイズに対する前記温度勾配ANを決定す
る。そして、ステップ1403で検知手段40がオン
し、前記到達時 間tLが経過後、Δt時間熱源22をオ
フし、ステップ1404で(2)式によって温度変化Δ
Tを検出する。ΔTが求まると、ステップ1405で
(3)式によって温度勾配Aを求める。温度勾配Aが求
まるとステップ1406で普通紙の温度勾配ANと比較
し、(4 )式の関係が成り立てば、薄紙と判断してス
テップ1407で薄紙であることを図示しない制御装置
のCPUに指示し、これによってCPUは熱源22の温
度を薄紙に対応した温度に設定する。一方、ステップ1
406で(5)式の関係が成り立てば、言い換えれば
(4)式の関係が否定されれば、ステップ1408で厚
紙であることを図示しない制御装置のCPUに指示し、
これによってCPUは熱源22の温度を厚紙に対応した
温度に設定する。
【0033】[第3の実施形態]引き続き第3の実施形
態について説明する。この実施形態においても画像形成
装置および定着装置は第1の実施形態と同等に構成され
ているので、重複する説明は省略する。
【0034】この実施形態では、図15に示すように転
写紙10を通紙中に一定時間Δt’の間に変化した定着
ローラ21の温度の絶対値ΔT’が許容温度変化ΔTA
より小さいとき、すな わち、 ΔT’<ΔTA ・・・(8) のとき、定着ローラ21の熱源22を一定時間、すなわ
ち、 Δt=t1−t2 ・・・(1) の期間オフする。この間、定着ローラ21の熱源22に
よる熱の供給はなくなるので、定着ローラ21の蓄熱だ
けで転写紙10に熱を供給することになり、この間、 ΔT=T2−T1 ・・・(2) だけ定着ローラ21の温度は低下する。
【0035】転写紙10の種類が異なると、定着ローラ
21からの供給熱量も異なるので、図6の温度−時間特
性図に示すようにローラ対で挟持されるニップ部の幅を
固定した場合、普通紙(秤量約70g/m2)における
Δtの温度降下ΔTNによる温度変化、すなわち、温度
勾配 AN=ΔTN/Δt ・・・(3) を設定し、実通紙時の温度勾配Aが、 A<AN ・・・(4) ならば、通紙されている転写紙10を薄紙と判断し、 AN≦A ・・・(5) ならば、通紙されている転写紙10を厚紙と判断する。
【0036】このときの処理手順について図16を参照
して説明する。図7に示すように例前記ニップ幅に応じ
て通紙サイズがサイズ1からサイズ4まであるときに、
中間ニップ幅の温度勾配がそれぞれのサイズに対してA
1、A2、A3、A4であるとする。このような条件で、ま
ず、ステップ1601で図7に示す通紙サイズのチェッ
クを行い、ステップ1602で通紙サイズに対する前記
温度勾配ANを決定する。そして、ステップ1603で
前記(8) 式の比較を行い、転写紙10を通紙中に一
定時間Δt’の間に変化した定着ローラ21の温度の絶
対値ΔT’が許容温度変化ΔTAより小さくなると、ス
テップ1604で、Δt 時間、熱源22をオフし、ス
テップ1605で(2)式によって温度変化ΔTを検出
する。ΔTが求まると、ステップ1606で(3)式に
よって温度勾配Aを求める。温度勾配が求まるとステッ
プ1607で普通紙の温度勾配ANと比較し、(4)式
の関係が成り立 てば、薄紙と判断してステップ160
8で薄紙であることを図示しない制御装置のCPUに指
示し、これによってCPUは熱源22の温度を薄紙に対
応した温度に設定する。一方、ステップ1607で
(5)式の関係が成り立てば、言い換えれば(4)式の
関係が否定されれば、ステップ1609で厚紙であるこ
とを図示しない制御装置のCPUに指示し、これによっ
てCPUは熱源22の温度を厚紙に対応した温度に設定
する。
【0037】[第4の実施形態]図17は第4の実施形
態に係る画像形成装置の排紙機構部を示す概略構成図で
ある。この実施形態においても画像形成装置および定着
装置は第1の実施形態と同等に構成されているので、重
複する説明は省略する。
【0038】この実施形態では、図17に示すように定
着用のローラ対21,24の転写紙搬送方向下流側に排
紙ローラ100と従動コロ101を備えた排紙口102
が設けられ、その排紙口102の下方の筐体側面105
に排紙トレイ103が付設されている。この排紙トレイ
103は、前記筐体側面105に設けられた支点104
に軸支され、さらに図示しない駆動機構により図示しな
い制御装置のCPUからの指示によって図示矢印方向に
揺動駆動され、筐体側面105に対する角度が変更され
る。この角度変更は、転写紙の種類に応じて、すなわ
ち、第1ないし第3の実施形態において検出され、CP
Uに出力される薄紙指示や厚紙指示の指示出力に応じて
行なわれる。
【0039】このときの処理手順を図18のフローチャ
ートに示す。このフローチャートは第1の実施形態にお
ける図8のフローチャートに排紙トレイの角度変更工程
を付加したもので、ステップ801からステップ808
までは図8に示した処理手順と同一である。この処理で
は、ステップ807で薄紙指示が行なわれたときには、
ステップ1801で排紙トレイ103の角度を下げ(図
17においてD位置)、ステップ808で厚紙指示が行
なわれたときにはステップ1802で排紙トレイ103
の角度を上げる(図17においてU位置)。これにより
薄紙などの腰の弱い転写紙10が排紙トレイ103に積
載されているときに座屈したり、転写紙10の後端が波
打ったように排出され、転写紙10が変形したりするこ
とを防止することができる。これは、薄紙のような腰の
弱い転写紙では、排紙時に転写紙10の先端が下がりな
がら排紙トレイ103側に排出される。そのため、図1
7に示すU位置に排紙トレイ103が位置していると、
転写紙10の先端部が排紙トレイ103もしくは排紙ト
レイ103に積載されている転写紙10に当接した状態
で排紙動作が継続されるが、このとき、転写紙10の先
端部と排紙トレイ103もしくは転写紙10の表面とも
摩擦力のため転写紙10の先端部が滑ることなく排紙動
作が継続される場合がある。このような状態になると、
転写紙10が座屈したり、先端が押さえられた状態で排
紙ローラ100と従動コロによって負荷が掛かるので、
転写紙後端が変形することになる。そして、転写紙10
の先端部が滑って移動しないと後端部は排紙口102に
停留することになり、次紙先端が前紙の後端部に当接
し、次紙が排紙口102で詰まってしまうという結果を
引き起こす。しかし、この実施形態のように排紙トレイ
103をD位置に下げると、摩擦力が小さくなり、前述
のような状態を引き起こすことがないので、スムーズに
排紙され、座屈、変形、紙詰まりなどが生じることはな
い。
【0040】一方、厚紙の場合は、腰が強く排紙口10
2からまっすぐ排出され、先端部が排紙トレイ103や
転写紙10の表面に当接したとしても、摩擦力によって
座屈が生じることはない。そのため、転写紙10は排紙
トレイ103もしくは転写紙10の表面を滑って確実に
排紙トレイ103上に積載される。その際、排紙トレイ
103の角度が立っているので、排紙された転写紙10
は排紙トレイ103上を滑って排紙トレイ103の下端
である支軸104方向に移動し、転写紙10の下端部が
排紙トレイ103の下端側で自重により揃えられる。こ
れに対し、排紙トレイ103がU位置にあると、排紙さ
れた転写紙10は自重で滑ることはなく、自重による紙
揃えが行われることはない。
【0041】[第5の実施形態]図19および図20は
第5の実施形態に係る画像形成装置の排紙機構部を示す
概略構成図である。この実施形態においても画像形成装
置および定着装置は第1の実施形態と同等に構成されて
いるので、重複する説明は省略する。
【0042】この実施形態では、定着ローラ21と加圧
ローラ24からなるローラ対の下流側に分岐爪204に
よって分岐される第1の排紙経路201と第2の排紙経
路202を設け、第1の排紙経路201からは第1の排
紙トレイ211へ、第2の排紙経路202からは第2の
排紙トレイ212へそれぞれ排紙するように構成された
もので、分岐爪204はソレノイド203によって駆動
され、排紙経路の切り換えを行うようになっている。こ
の場合、厚紙は第1の排紙経路201を介して第1の排
紙トレイ211へ、薄紙は第2の排紙経路202を介し
て第2の排紙トレイ212へと排紙される。
【0043】このときの処理手順を図21のフローチャ
ートに示す。このフローチャートは第1の実施形態にお
ける図8のフローチャートに分岐爪204の経路変更工
程を付加したもので、ステップ801からステップ80
8までは図8に示した処理手順と同一である。この処理
では、ステップ807で薄紙指示が行なわれたときに
は、ステップ2101でソレノイドを203をオンして
分岐爪204を上方に切り換えて第2の排紙経路202
を図20に示すように解放し、第2の排紙経路202を
介して第2の排紙トレイ212に薄紙を排紙する。薄紙
は下側に傾斜した第2の排紙トレイ212に積載される
が、その際、転写紙10の先端はフリーな状態で落下す
るので、第4の実施形態において説明したような座屈が
生じることはなく、先端が揃えられた状態で収納され
る。
【0044】一方、ステップ808で厚紙指示が行なわ
れたときにはソレノイド203をオフして第1の排紙経
路201を解放し、この第1の排紙経路201から第1
の排紙トレイ211に厚紙を排出する。そして、第1の
排紙トレイ211に排紙された厚紙は第4の実施形態で
説明したように排紙トレイ211の下端側で、転写紙1
0の後端が揃えられ、この状態で収納される。
【0045】[第6の実施形態]図22は第6の実施形
態に係る画像形成装置の排紙機構部を示す概略構成図で
ある。この実施形態においても画像形成装置および定着
装置は第1の実施形態と同等に構成されているので、重
複する説明は省略する。
【0046】この実施形態では、第3の実施形態の図1
7における揺動する排紙トレイ103に代えて上下に移
動する排紙トレイ301としたもので、図22に示すよ
うに排紙トレイ301から排紙口102までの距離(高
さ)Lが前記検知手段40によって検知された転写紙1
0のリピート枚数RNにおける積載高さLNに対して、 L>LN ・・・(9) であれば、そのリピート枚数RN分の複写は最後まで実
行され、 L≦LN ・・・(10) であれば、距離L以下の積載高さになるリピート枚数
R’でその複写を終了する。
【0047】図23はこの実施形態におけるリピート枚
数RNと厚紙の積載高さLNの関係を示す説明図、図24
はこのときの処理手順を示すフローチャートである。以
下、図24のフローチャートを参照し、この第6の実施
形態の処理手順について説明する。
【0048】このフローチャートは第1の実施形態にお
ける図8のフローチャートにリピート枚数複写処理の処
理工程を付加したもので、ステップ801からステップ
808までは図8に示した処理手順と同一である。この
処理では、ステップ807で薄紙指示が行なわれたとき
には、ステップ2401でリピート枚数RN分複写す
る。一方、ステップ808で厚紙指示が行なわれたとき
にはステップ2402でリピート枚数をチェックし、ス
テップ2403でリピート枚数に対する厚紙の積載高さ
LNを決定する。この決定は図23のデータを参照して
行われる。そして、ステップ2404で前記距離Lと積
載高さLNとを比較して、前記距離Lの方が大きけれ
ば、ステップ2405で前記用紙高さに対応するリピー
ト枚数RN分複写し、積載高さLN以下であれば、転写紙
10を排出するとき積載した転写紙10に衝突してしま
うので、前記距離L以下の積載高さになるリピート枚数
R’分の複写を行う。
【0049】このように処理することによって、排紙ト
レイ301に積載された転写紙10の後端が排紙口10
2を塞いで転写紙10の排出を阻害することがなく、ス
ムーズな排紙動作が実行される。また、ここでは図示し
ていないが排紙トレイ301にステープル機構が設けら
れている場合には、ステープル不能な枚数積載しないよ
うにステープルに適切な枚数に前記リピート枚数R’を
設定して制限することもできる。
【0050】[第7の実施形態]図25および図26は
第7の実施形態に係る画像形成装置の排紙機構部を示す
概略構成図である。この実施形態においても画像形成装
置および定着装置は第1の実施形態と同等に構成されて
いるので、重複する説明は省略する。
【0051】この実施形態では、第5の実施形態の図1
9および図20における第2の排紙トレイ212とこの
第2の排紙トレイ212に薄紙を導く第2の排紙経路2
02に代えて両面転写用の中間トレイ222に両面モー
ドの際に薄紙を導く両面搬送経路221を設けたもの
で、両面転写モードのときに転写紙10が厚紙のときは
両面転写を行わないようにしてそのまま排紙トレイ21
1に排紙し、薄紙のときだけ両面複写モードを有効とし
て両面トレイ222に搬送するように設定されている。
厚紙と薄紙の検知は、前述の検知手段40によって行わ
れ、この検知結果に応じて前記第5の実施形態と同様に
ソレノイド203を作動させて分岐爪204を駆動して
搬送経路を切り換えるようになっている。
【0052】すなわち、厚紙と検知されたときには、ソ
レノイド203をオフし、分岐爪204を下方に切り換
えて図25の状態とし、排紙経路201を解放すること
によって厚紙を排紙トレイ211に排紙する。一方、薄
紙と検知されたときは、ソレノイド203をオンし、分
岐爪204を上方に切り換えて図26の状態とし、両面
搬送経路221を解放することによって薄紙を両面トレ
イ222に搬送する。
【0053】このときの処理手順について、図27を参
照して説明する。このフローチャートは第1の実施形態
における図8のフローチャートの前段に、両面複写モー
ドかどうかを判定するステップ2701から2703ま
での処理を付加し、後段に第5の実施形態と同様のステ
ップ2101と2102の処理を付加したものである。
この処理では、まずステップ2701で設定されている
複写モードをチェックし、ステップ2702でチェック
した複写モードが両面複写モードかどうかを判定する。
この判定で、両面複写モードでなければ、ステップ27
03でソレノイド203をオフして排紙経路201を解
放するとともに厚紙、薄紙をとわず転写紙10を排紙ト
レイ211に導く。
【0054】一方、ステップ2702の判定で、両面複
写モードであれば、第1の実施形態におけるステップ8
01からステップ808までの薄紙と厚紙の判定処理を
実行し、ステップ807で薄紙と指示された場合には、
ステップ2101でソレノイド203をオンして図26
の状態にして、薄紙を両面トレイ222に導く。これに
対し、ステップ808で厚紙と指示された場合には、ス
テップ2102でソレノイド203をオフして図25の
状態にして厚紙を排紙トレイ211に導く。
【0055】このように構成し、処理すると、厚紙のよ
うな腰の強い転写紙が両面搬送経路のターン部分でジャ
ムして搬送不能の状態になることや、転写のカールによ
って両面トレイ内で収納不良を起こすようなことはな
い。
【0056】なお、これらの各実施形態では、検知手段
40によって厚紙と薄紙を検知して所定の処理を行うよ
うに設定されているが、操作パネルなどの操作手段に薄
紙か厚紙かを操作者が入力できる機能を設け、操作パネ
ルからの入力状態に応じて上記閣処理を行うように構成
してもよい。また、操作パネルからの入力状態と前記検
知手段40の検知情報の両者に基づいて処理するように
設定することもできる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、検出した転写紙の種類に応じて転写紙を排紙する
排紙トレイの角度を変更するので、転写紙の種類に関係
なく確実に転写紙を排紙トレイ上に積載することができ
る。
【0058】請求項2記載の発明によれば、検出した転
写紙の種類に応じて排紙経路を選択して排紙するので、
転写紙の種類に関係なく確実に転写紙を積載可能な排紙
トレイに導くことができる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、検出した転
写紙の種類に応じて排出された転写紙を収納する排紙ト
レイの収納枚数を制限することができるので、転写紙の
種類に応じて排紙トレイ上に適切な枚数の転写紙を排出
することができる。
【0060】請求項4記載の発明によれば、検出した転
写紙の種類を判断して両面複写モード時に両面複写を中
断することができるので、適切な転写紙によって確実に
両面複写を実行することができる。
【0061】請求項5記載の発明によれば、加熱ローラ
と加圧ローラを備えた定着手段によって転写紙を連続通
紙して定着動作を行なっているときに、加熱ローラを一
定時間オフして当該加熱ローラの表面温度変化を計測
し、この計測された表面温度変化に基づいて転写紙の種
類を判定するので、自動的に請求項1ないし4の効果を
得ることができる。
【0062】請求項6記載の発明によれば、操作パネル
から入力された転写紙の種類によって転写紙の種類を判
定するので、マニュアル操作で請求項1ないし4の効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形
成部を示す概略構成図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の定着部の要部を示
す斜視図である。
【図3】図2に示した定着部の第1加圧位置における可
動板とカムとの関係を示す図である。
【図4】図2に示した定着部の第2加圧位置における可
動板とカムとの関係を示す図である。
【図5】定着ローラの熱源を一時オフしたときの定着ロ
ーラの温度と時間の関係を示す図である。
【図6】定着ローラの熱源を一時オフしたときの普通
紙、厚紙、薄紙における定着ローラの温度降下の状態を
示す図である。
【図7】通紙サイズと中間ニップ幅の温度勾配との関係
を示す図である。
【図8】第1の実施形態における定着ロールの熱源オフ
時の温度勾配に基づいた処理手順を示すフローチャート
である。
【図9】定着ローラの熱源を一時オフしたときの温度設
定したときの温度と時間との関係を示す図である。
【図10】通紙サイズと中間ニップ幅の温度との関係を
示すフローチャートである。
【図11】第1の実施形態における定着ロールの熱源オ
フ時の中間ニップ幅の温度に基づいた処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図12】第2の実施形態に係る画像形成装置の要部を
示す概略構成図である。
【図13】検知手段が転写紙の先端を検知したときのタ
イミングを基準として定着ローラの熱源をオフしたとき
の定着ローラ温度と時間との関係を示す図である。
【図14】第2の実施形態に係る処理手順を示すフロー
チャートである。
【図15】第3の実施形態における定着ローラの熱源オ
フ時の定着ローラ温度と時間との関係を示すフローチャ
ートである。
【図16】第3の実施形態における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図17】第4の実施形態における画像形成装置の排紙
機構部を示す概略構成図である。
【図18】第4の実施形態における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図19】第5の実施形態における画像形成装置の排紙
機構部と厚紙排紙状態に対応した分岐爪の作動状態を示
す図である。
【図20】第5の実施形態における画像形成装置の排紙
機構部と薄紙排紙状態に対応した分岐爪の作動状態を示
す図である。
【図21】第5の実施形態における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図22】第6の実施形態における画像処理装置の排紙
機構部を示す概略構成図である。
【図23】リピート枚数と厚紙の積載高さとの関係を示
す図である。
【図24】第6の実施形態における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図25】第7の実施形態における排紙機構および両面
搬送機構と、厚紙排紙状態に対応した分岐爪の作動状態
を示す図である。
【図26】第7の実施形態における排紙機構および両面
搬送機構と、薄紙の両面転写状態に対応した分岐爪の作
動状態を示す図である。
【図27】第7の実施形態における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 感光体 9 転写ベルト 10 転写紙 21 定着ローラ 22 熱源 23 温度検知手段 24 加圧ローラ 32 可動板 36 カム 40 (先端)検知手段 100 排紙ローラ 101 従動ローラ 102 排紙口 103 排紙トレイ 104 支軸 201 第1の排紙経路 202 第2の排紙経路 203 ソレノイド 204 分岐爪 211 第1の排紙トレイ 212 第2の排紙トレイ 301 排紙トレイ 221 両面搬送路 222 両面トレイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段と、この画像形成手段によ
    って画像を形成する転写紙の種類を判定する判定手段と
    を有する画像形成装置において、 前記判定手段によって判定された転写紙の種類に応じて
    定着手段から排出された転写紙を収納する排紙トレイの
    角度を変更する手段を備えていることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成手段と、この画像形成手段によ
    って画像を形成する転写紙の種類を判定する判定手段と
    を有する画像形成装置において、 前記判定手段によって判定された転写紙の種類に応じて
    定着手段から排出された転写紙を収納する排紙トレイへ
    の排紙経路を選択する手段を備えていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成手段と、この画像形成手段によ
    って画像を形成する転写紙の種類を判定する判定手段と
    を有する画像形成装置において、 前記判定手段によって判定された転写紙の種類に応じて
    定着手段から排出された転写紙を収納する排紙トレイの
    収納枚数を制限する手段を備えていることを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成手段と、この画像形成手段によ
    って画像を形成する転写紙の種類を判定する判定手段と
    を有する画像形成装置において、 両面複写モード時には、前記判定手段によって判定され
    た転写紙の種類に応じて両面複写を中断させる手段を備
    えていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段が、加熱ローラと加圧ロー
    ラを備えた定着手段によって転写紙を連続通紙して定着
    動作を行なっているときに、前記加熱ローラを一定時間
    オフして当該加熱ローラの表面温度変化を計測し、この
    計測された表面温度変化に基づいて転写紙の種類を判定
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段が、操作パネルから入力さ
    れた転写紙の種類によって転写紙の種類を判定すること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    画像形成装置。
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