JP2012250791A - シート後処理装置、および画像形成システム - Google Patents

シート後処理装置、および画像形成システム Download PDF

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Shinichi Kojima
真一 小島
Kenji Takayama
健司 高山
Shohei Saito
翔平 斎藤
Minoru Nagasawa
稔 長澤
Nobuhiro Ito
伸広 伊藤
Seiji Mitani
誠治 三谷
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Abstract

【課題】小さなスペースで折り機能とシートを正しい順序で排紙する機能とを備えるシート後処理装置を提供する。
【解決手段】画像形成されたシートに折り処理を含む後処理を行い積み重ねるシート後処理装置100において、シートに折り目をつける折りナイフ111、112、折り目に沿って前記シートを折る折りローラ対113、114、115、116と備え、幅広シートをじゃばら折りにするシート折り処理部110を備え、折りナイフ111でシートを反転経路160に導いてシートの反転を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート後処理装置、および画像形成システムに係り、特に画像形成されたシートに折り処理を含む後処理と、スタック部にページ順に排紙するスタック処理とを行うシート後処理装置、およびこのシート後処理装置を備えた画像形成システムに関する。
大判シートに画像形成を行う画像形成装置として広幅複写機がある。また、この広幅複写機に、シート後処理装置として画像形成された大判シートを連続して後方に排紙するスタッカーを接続して画像形成システムを構成することがある。この画像形成システムでは、画像形成装置で画像形成されたシートはスタッカーに搬送され、スタッカーはシートを画像形成順に排出し、シートを整然と重ねていく。
図13は従来のスタッカーを備える画像形成システムを示す断面図である。画像形成システム10は、画像形成装置である幅広複写機20と、シート後処理装置であるスタッカー30とを備える。幅広複写機20は、原稿を読み取る読取装置21と、読み取った画像情報に基づいてレーザー光等の書込み光を発生する書込み部22と、書込み光に基づいて像担持体23aに潜像を作成した後この潜像を現像器23bで現像してトナー像を作成しシートに転写する作像部23と、シートに転写された未定着トナー像を熱定着する定着部24と、作像部にシートを供給する給紙部25とを備える。給紙部25にはロール紙28が配置され、給紙部25では、ロール紙28から引き出した用紙をカッタ29で切断してシートとして部22に搬送する。なお、図13中符号26は排紙ローラを、符号27は手差し給紙部を示している。
また、スタッカー30は、幅広複写機20に接続された搬入口31と、シートを搬送する搬送ローラ対32と、シートがスタックされる排紙部33とを備え、幅広複写機20から搬送された画像形成済みのシートSを、搬送ローラ対32で次々に排紙部33に画像形成面を上として積み重ねていく。
また、シート後処理装置としてシート折り装置がある。特許文献1には、シート折り装置として、大判シートに対してシート搬送方向に垂直な折り目を入れて折る第1折り部と、第1折り部で入れた折り目に対して垂直方向の折り目を入れる第2折り部と、搬送されてきたシートを折らずに排出する第1排出口と、搬送されてきたシートを第1折り部による折りのみを行い排出する第2排出口と、搬送されてきたシートを第1折り部および第2折りによる折りを行い排出する第3排出口とを有し、第1折り部から第2折り部へ折ったシートを搬送する折りシート搬送部の上部にシートのスタック部を有し、このスタック部に第1排出口と第2排出口とから排出されたシートを積み重ねるものが記載されている。
しかし、上述した従来のスタッカーやシート折り装置は、画像形成面を上面とするストレート排出をした場合、シートが印字面を上側として順次積み重ねられる。このため、画像形成装置で若いページ順に画像形成がなされると、前ページのシートの画像形成側に次ページのシートが積み重ねられることとなり、シートのページ順が逆になってしまう。
これに対処をするためには、以下のように画像形成装置やシート後処理装置を構成する必要がある。すなわち、画像形成装置で対処するには、画像形成装置に画像記憶装置を設け、この画像記憶装置内に一度画像形成する画像を蓄積し、画像記憶装置への入力順序とは逆に、最後に入力した画像から印刷画像を出力して画像形成をする。また、シート後処理装置で対応するためには、シート後処理装置に排出された転写紙を反転させてからスタックさせる機構を設ける必要がある。いずれの場合であっても、画像形成装置やシート後処理装置の構成が複雑になってしまう。
本発明は上述の点にかんがみてなされたものであり、小さなスペースで折り機能とシートを正しい順序で排紙する機能とを備えるシート後処理装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係るシート後処理装置は、画像形成されて搬入されたシートの折り処理、または画像形成されて搬入されたシートの折り処理を行わずにシートを反転して積み重ねるスタック処理を行うシート後処理装置であって、前記シートに折り目をつける折り手段と、前記折り目に沿って前記シートを折る折りローラとを備え、前記シートをじゃばら折りにするシート折り処理部と、折り処理しないシートの反転を行う反転経路と、折り処理したシートを積み重ねる一のスタック部と、折り処理せずに反転したシートを積み重ねる他のスタック部と、シートを前記各スタック部に案内する案内装置とを備え、折り処理しないシートを前記折り手段で案内して前記反転経路に搬送することを特徴とする。
本発明によれば、折り処理と、ページの順序を保持したシートのスタック処理ができるシート後処理装置の省スペース化、低コストを図れる。
実施形態1に係るシート後処理装置の内部構成を示す断面図である。 同シート後処理装置におけるシート反転経路の構成を示す斜視図である。 同シート後処理装置におけるシート反転経路の他の構成を示す斜視図である。 同シート後処理装置の制御装置の全体構成を示すブロック図である。 同シート後処理装置の制御装置の構成を示すブロック図である。 同シート後処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 同シート後処理装置でシートを反転経路まで搬送する経路を示す断面図である。 同シート処理装置でシートを反転経路から第3スタック部まで搬送する経路を示す断面図である。 同シート処理装置でシートを反転経路から第2スタック部までに搬送する場合の経路を示す断面図である。 同じくシート処理装置においてシートを第5スタック部に搬送する経路を示す断面図である。 折りナイフの作用を示すものであり、(a)は折り処理時、(b)は反転経路へのシート案内時を示す模式図である。 実施形態2に係るシート後処理装置の概略構成を示す断面図である。 従来の画像形成システムの概略構成を示す断面図である。
本発明を実施するための形態(以下では単に実施形態と記載する)に係る画像形成システムについて説明する。
<実施形態1>
以下実施形態1に係るシート後処理装置、および画像形成システムについて説明する。図1は実施形態1に係るシート後処理装置の内部構成を示す断面図である。実施形態に係る画像形成システム200は、図1に示すように、シートに画像形成を行う幅広複写機20と、この幅広複写機20から排紙されたシートに折り処理と反転処理を行うシート後処理装置100とを備えている。
幅広複写機20は、従来例で示したものと同様の構成を備え、幅広のシートに画像を形成する。シート後処理装置100は、幅広複写機20のからのシートをジャバラ折りするシート折り処理部110と、シートの反転処理を行う反転経路160と備える。
また、シート後処理装置100には、シート折り処理部110で折り処理したシートや反転経路160で反転したシートを積み重ねる第1スタック部101と、シートを反転経路160で反転したシートを積み重ねる4カ所のスタック部、すなわち第2スタック部102、第3スタック部103、第4スタック部104、第5スタック部105を備える。シートは、その種類、大きさにより第2スタック部102、第3スタック部103、第4スタック部104、第5スタック部105に振り分けられて搬送される。すなわち、シートはその処理内容、サイズ、紙質により、5つのスタック部のうちあらかじめ定められたスタック部に排紙される。
シート折り処理部110は、水平なシートの搬送路106と直角方向に配置された折り経路120で搬送されたシートにじゃばら折り処理を行う。このシート折り処理部110は、左側折りナイフ111、右側折りナイフ112、右側折りローラ対113、114、左側折りローラ対115,116を備える。左側折りナイフ111、右側折りナイフ112は折り手段を構成する。
シート折り処理部110は、図11(a)に示すように、搬送されたシートSの一端を一方の右側折りローラ対113、114で挟んだ状態にして、左側折りナイフ111でシートSを反対側の折り経路に案内し、くの字状に折れ曲がったシートを左側折りローラ対115,116の間に送ることで折り処理を行う。この動作を左側、右側で繰り返すことでシートのジャバラ折りを行う。
また、シート折り処理部110の左側折りナイフ111は、折り処理をしないシートを反転経路160に案内する機能を備える。すなわち左側折りナイフ111が下ろされた状態で、図11(b)に示すように、シートSは、左側折りナイフ111に案内されて、左側折りローラ対115,116で搬送され、反転経路160に向けて送り出される。
次に反転経路160について説明する。幅広複写機20は、大判で搬送方向に大きな寸法を備える場合があるので、シート折り処理部110から反転のために搬送される反転経路160は、搬送方向に大きな寸法を備える必要がある。実施形態1に係るシート後処理装置100は、装置の大型化を回避するため、は反転経路160に円弧状(C字状)のガイド板150を配置し、シートがガイド板150に沿って自ら丸まるように構成している。
図2は実施形態1に係るシート後処理装置におけるシート反転経路の構成を示す斜視図、図3は同シート後処理装置におけるシート反転経路の他の構成を示す斜視図である。反転経路160は、円筒の一部をなす形状に形成されたガイド板150と、このガイド板150の外周に、ガイド板の母線に沿って複数配置されたローラ列151、152、153を備える。ここで、シートは幅広複写機20通過したときに、定着部24の定着ローラが上側にあるとき、定着ローラに接触する面が収縮してフェースカールする特性がある。反転経路160はこの性質を利用して、印字面側にカールを促す構成としている。
このローラ列151、152、153は、駆動軸154、155、156で回転駆動される。また、ローラ列151、152、153の内側部が、ガイド板150に形成された開口157、158、159からガイド板150内部に突出するように配置されている。シートは、シート折り処理部110で反転経路160側に転向されて進入し、反転経路160内を搬送されるに際して、ローラ列151、152、153で案内駆動される。また、この反転経路160から再度シート折り処理部110に搬送されるとき、シートはローラ列151、152、153で案内駆動される。
なお、反転経路160に配置されるローラ列151、152、153は、シートの搬送抵抗を軽減させるだけのために配置することができる。この場合、図3に示すように、ローラ列151、152、153は駆動せず、シートの移動により従たがって回転動することができる。さらに、ローラを設けることなく、シートがガイド板150の内側面を滑りやすく加工しておくこともできる。
シート後処理装置100において、シートは、シート搬送装置で搬送、振り分けられ、折り処理、反転処理およびスタック処理がなされる。シート搬送装置は以下の構成を備える。折り経路120には、案内ローラ対121、122を備える。また、搬送路106には入口案内ローラ対123および搬送ローラ対127が、第3スタック部103の排出口には排紙ローラ対124が、第4スタック部の排出口には排紙ローラ対125が、第5スタック部105の排出口には、排紙ローラ126が配置される。
さらに、シート搬送装置には、シートを検出するセンサーとして、搬送路106には入口センサー131が配置され、折り経路120には上側中間センサー132、下側中間センサー133が配置され、シート折り処理部110には、折りセンサー135、136、137、138が配置されている。
また、シート搬送装置には、シートを各部に振り分ける切り替え爪が配置されている。すなわち、シート後処理装置100には、搬送路106からのシートを第4スタック部104または折り経路120に振り分ける給紙切り替え爪141と、シートを第4スタック部104または第5スタック部105に振り分ける上排紙切り替え爪142と、シートをシート折り処理部110または第3スタック部103に振り分ける中間切り替え爪143と、シートを第1スタック部101または第2スタック部102に切り替える下側排紙切り替え爪144とを備える。
実施形態1に係るシート後処理装置100は、以上のような構成を備え、制御装置の制御に基づいて折り処理、および反転処理を行い所定のスタック部にシートを搬送する。すなわち、折り処理を行う場合には、シートをシート折り処理部110で折り処理を行った後、折り処理されたシートを第1スタック部101に搬送する。
一方、折り処理をされないシートは、折り経路120からシート折り処理部110内に搬送され、左側折りナイフ111で案内され、反転経路160に搬送される。シートは、反転経路160に搬送されることで反転されて、画像形成面は上側から下側になる。その後シートはその種類、大きさにより第2スタック部102、第3スタック部103、第4スタック部104、第5スタック部105に振り分けられる。これにより、幅広複写機20からの画像形成済みのシートはその画像形成面を下側としてページ順に積み重ねられる。
次にシート後処理装置100の制御について説明する。図4は同シート後処理装置の制御装置の構成を示すブロック図である。実施形態1に係るシート後処理装置100の制御装置210は、各種処理を行うCPU211と、プログラムなどが格納されたROM212と、S−ROM213と、NV−RAM214と、各機能部に配置された周辺IC215とを備えるコンピューターとして構成される。CPU211は、ROM212等に格納されたプログラムを実行して、シート後処理装置100の全体を制御する。
また、制御装置210を、その制御対象を機能ブロックとしてとらえると以下の構成を備える。図5は同シート後処理装置の制御装置の構成を示すブロック図である。210は、操作部を制御する操作制御部220と、SP/UP制御部221と、シート後処理装置100の全体制御を行うシステム制御部222と、各種センサーの監視結果を制御する機内監視制御部223と、搬送経路の動作を制御する搬送制御部224と、シート後処理装置100内に配置されたモータの駆動を制御するモータ制御部225とを備える。
次にシート後処理装置100の動作について説明する。図6は実施形態1に係るシート後処理装置の処理手順を示すフローチャートである。シート後処理装置100は、制御装置210の制御のもと、折り処理の有無、シートのサイズ(大、中、小)、シートの種類(トレーシングペーパー・薄紙、それ以外)に基づいて、シートの折り処理および画像形成面を下側に配置して重ねていく反転処理を行う。
まず入口センサー131で、シートを検知する(ステップST1)と、折り処理の有無が判定される(ST2)。折り処理がされる場合、シートは、折り処理がなされ、第1スタック部101に排紙される(SA1〜SA6)。
また、折り処理がなされない場合、シートの種類が判定される(ST3)。シートが薄い(トレーシングペーパーや薄紙)と、シートに折りローラの強い加圧力でしわが発生する。このため、実施形態1では、シートが薄い場合、シートはシート折り処理部110を通過することなく第4スタック部104に排紙される(SB1〜SB4)。
そして、用紙が通常紙(トレーシングペーパー・薄紙以外)の場合、シートはサイズ大、サイズ中、サイズ小として判定される(ST4)。ここで、シートの種類やサイズは幅広複写機20に入力されたり、検出されたりした情報に基づいて設定される。
シートサイズが大の場合は、シート折り処理部110およびガイド板150により反転処理がなされシートは第3スタック部103に排紙される(SC1〜SC7)。
シートサイズが中の場合、シート折り処理部110およびガイド板150により反転処理がなされシートは第2スタック部102に排紙される(SD1〜SD8)。
そして、シートサイズが小の場合、シート折り処理部110およびガイド板150により反転処理がなされシートは第5スタック部105に排紙される(SE1〜SE4)。
以下、それぞれの処理について説明する。図7は同シート後処理装置でシートを反転経路まで搬送する経路を示す断面図、図8は同シート処理装置でシートを反転経路から第3スタック部まで搬送する経路を示す断面図である。また、図9は同シート処理装置でシートを反転経路から第2スタック部までに搬送する場合の経路を示す断面図、図10は同じくシート処理装置においてシートを第5スタック部に搬送する経路を示す断面図である。
<折り処理ありの場合>
シートに折り処理を行う場合、シートを入口センサー131で検出すると、給紙切り替え爪141をシート折り処理部110側に切り替え(SA1)、折り処理動作の準備を行う(SA2)。次いで、モータを駆動して入口案内ローラ対123、搬送ローラ対127、案内ローラ対121、122を駆動して、シートを折り経路120を経てシート折り処理部110に搬送する(SA3)。
シートがシート折り処理部110に搬送されたら、所定の種類のじゃばら折りとなるよう折り処理を行う(SA4)。そして、下側排紙切り替え爪144を第1スタック部101側に切り替え(SA5)として、折り処理したシートを第1スタック部101に排出する(SA6)。これにより、幅広複写機20からのシートに折り処理を施し第1スタック部101に積み重ねる。
<トレーシングペーパー・薄紙>
シートがトレーシングペーパーまたは薄紙の場合、給紙切り替え爪141を直進側に切り替え(SB1)、さらに上排紙切り替え爪142を第4スタック部104側に切り替え(SB2)る。そして、モータを駆動して(SB3)、入口案内ローラ対123、搬送ローラ対127、排紙ローラ対125を駆動してシートを第4スタック部104に排紙する(SB4)。これによりしわになりやすい薄いシートを、反転させることなく第1スタック部101に積み重ねる。
<シートサイズ大>
シートサイズが大きい場合、給紙切り替え爪141をシート折り処理部110側に切り替え(SC1)、モータを駆動して入口案内ローラ対123、搬送ローラ対127、案内ローラ対121、122を駆動する。これにより、シートを折り経路120を経由してシート折り処理部110まで搬送する(SC2)。
このとき左側折りナイフ111を下ろした状態(図7中実線で示した)として、図11(b)に示すように、シートSを左側折りナイフ111で案内して反転経路160側に搬送する(SC3、図7参照)。そして、下側中間センサー133で用紙の後端を検知したら(SC4)、中間切り替え爪143を第3スタック側に切り替え(SC5)、シート折り処理部110の左側折りローラ対115,116、案内ローラ対122を逆転させ、排紙ローラ対124を駆動する(SC6)。これにより、図8に示すようにシートを第3スタック部103に排出する(SC4)。これにより、大きなサイズのシートを、印刷面を下とした正順で第3スタック部103に積み重ねる。
<シートサイズ中>
シートサイズが中の場合、給紙切り替え爪141をシート折り処理部110側に切り替え(SD1)、モータを駆動して入口案内ローラ対123、搬送ローラ対127、案内ローラ対121、122を駆動して、シートを折り経路120を経由してシート折り処理部110まで搬送する(SD2)。
このとき左側折りナイフ111を下ろした状態(図7中実線で示した)として、シートを左側折りナイフ111で案内して反転経路160側に搬送する(SD3、図7参照)。そして、下側中間センサー133で用紙の後端を検知したら(SD4)、左側折りナイフ111を上げて、シートの通路を確保する(SD5、図9中実線で示した)。
そして、シート折り処理部110の左側折りローラ対115、116を逆転させ(SD6)、下側排紙切り替え爪144を第2スタック部102側に切り替え(SD7)、図9に示すように、右側折りローラ対113、114させシートを第2スタック部102に排出する(SD8)。これにより、中サイズのシートを、印刷面を下とした正順で第2スタック部102に積み重ねる。
<シートサイズ小>
シートサイズが小の場合、給紙切り替え爪141をシート折り処理部110側に切り替え(SE1)、さらに上排紙切り替え爪142を第5スタック部105側に切り替える(SE2)。
そして、モータを駆動して入口案内ローラ対123、搬送ローラ対127、排紙ローラ126を駆動して(SE3)、図10に示すように、シートを第5スタック部105に排紙する(SE4)。ここで、シートは第5スタック部105に排紙されるとき反転するので、小サイズのシートを、印刷面を下とした正順で第5スタック部105に積み重ねる。
<実施形態2>
次に実施形態2に係るシート後処理装置について説明する。図12は実施形態2に係るシート後処理装置の概略構成を示す断面図である。実施形態2に係るシート後処理装置300は、シート後処理装置300本体に開口部301を開設して、シート折り処理部110から開口部301にシートを案内する反転案内経路302を設けたのである。実施形態2に係るシート後処理装置300によれば、反転処理に際して、シートを開口部301から外部に飛び出させて移動させるので、実施形態例1の反転経路のような構成を必要とせず、より簡単な構成でシートの反転を行うことができ。
以上のように、各実施形態に係るシート後処理装置、および画像形成システムによれば、シート折り処理部110を用いて、シートの反転動作を行うことができるので、省スペース化、低コスト化を図ることができる。
また、実施形態に係るシート後処理装置によれば、スタック部を複数箇所に備えるので、紙質やサイズによりスタック部を変更することができる。
20 幅広複写機
100 シート後処理装置
101 第1スタック部
102 第2スタック部
103 第3スタック部
104 第4スタック部
105 第5スタック部
106 搬送路
110 シート折り処理部
111 左側折りナイフ
112 右側折りナイフ
113、114 右側折りローラ対
115,116 左側折りローラ対
120 折り経路
121、122 案内ローラ対
123 入口案内ローラ対
124 排紙ローラ対
125 排紙ローラ対
126 排紙ローラ
127 搬送ローラ対
131 入口センサー
132 上側中間センサー
133 下側中間センサー
135、136、137、138 折りセンサー
141 給紙切り替え爪
142 上排紙切り替え爪
143 中間切り替え爪
144 下側配置切り替え爪
150 ガイド板
151、152、153 ローラ列
154、155、156 駆動軸
157、158、159 開口
160 反転経路
200 画像形成システム
特開2010−42931公報

Claims (7)

  1. 画像形成されて搬入されたシートの折り処理、または画像形成されて搬入されたシートの折り処理を行わずにシートを反転して積み重ねるスタック処理を行うシート後処理装置であって、
    前記シートに折り目をつける折り手段と、前記折り目に沿って前記シートを折る折りローラとを備え、前記シートをじゃばら折りにするシート折り処理部と、
    折り処理しないシートの反転を行う反転経路と、
    折り処理したシートを積み重ねる一のスタック部と、折り処理せずに反転したシートを積み重ねる他のスタック部と、
    シートを前記各スタック部に案内する案内装置と、
    を備え、
    折り処理しないシートを前記折り手段で案内して前記反転経路に搬送することを特徴とするシート後処理装置。
  2. 前記反転経路が、湾曲形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. 前記反転経路が、前記シートの反転時に、前記シートを一度装置外に飛び出させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート後処理装置。
  4. 前記案案内装置が、シートのサイズに応じて、あらかじめ定めたスタック部にシートを排紙することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のシート後処理装置。
  5. 前記案内装置が折り処理の有無によって排紙先のスタック部を切り替えることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のシート後処理装置。
  6. シートの種類によって排紙先のスタック部を切り替えることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のシート後処理装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のシート後処理装置と、該シート後処理装置、およびシートに画像を形成する画像形成部を備え前記シート後処理装置に画像形成下シートを排紙する画像形成装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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Citations (5)

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