JPH1184784A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1184784A
JPH1184784A JP9238543A JP23854397A JPH1184784A JP H1184784 A JPH1184784 A JP H1184784A JP 9238543 A JP9238543 A JP 9238543A JP 23854397 A JP23854397 A JP 23854397A JP H1184784 A JPH1184784 A JP H1184784A
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JP
Japan
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paper
sheet
image forming
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paper feed
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JP9238543A
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English (en)
Inventor
Motoki Takada
元樹 高田
Masataka Oda
正孝 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙ミスを低減できる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 本体130内で給紙部120から用紙を
供給側搬送路121を通して画像形成部80へ供給し、
画像が形成された用紙を排出側搬送路122を通して本
体130外へ排出する画像形成装置である。本体130
内で排出側搬送路122から分岐して供給側搬送路12
1に用紙を戻すための再給紙搬送路123に、用紙を収
容可能な中間トレイ86を備える。給紙部120にジャ
ムが発生したとき、本体130内の搬送路に存在する用
紙を自動的に中間トレイ86に搬送するまで給紙動作を
繰り返す制御手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置に関
する。より詳しくは、複写機、プリンタに代表されるよ
うな、本体内の画像形成部等へ処理のために用紙を供給
し、その処理後に用紙を本体から排出する画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置で
は、本体に給紙カセットと画像形成部を内蔵し、給紙カ
セットから用紙を一定の搬送路を通して画像形成部へ供
給し、画像が形成された用紙を一定の搬送路を通して本
体外へ排出するものが多い。給紙カセットの近傍に、給
紙カセットから搬送路に送り出さた用紙を検出するため
の給紙センサが設けられている。
【0003】給紙ミスが発生した場合、すなわち給紙動
作(給紙カセット上の給紙ローラを回転させる)を行っ
ても、給紙センサによって用紙が搬送路に送り出された
ことを検出できない場合は、給紙動作を1〜2回程度繰
り返す(リトライ)。給紙動作を繰り返しても、なお用
紙が搬送路に送り出されたことを検出できない場合は、
CPU(中央演算処理装置)が給紙部にジャム(紙詰ま
り)が発生したと判断して、装置の動作を停止するとと
もに、操作パネル上の表示部にその旨を表示する。
【0004】連続コピー動作中に給紙ミスによるジャム
が発生した場合、先に供給された用紙が本体内の搬送路
に残ったままになるのを防ぐため、本体内の中間トレイ
までそれらの用紙を搬送する方式が知られている。この
方式によれば、ユーザは、装置を正常動作に復帰させる
ために、本体内の搬送路から用紙を取り除く作業を行う
必要がなく、単にリセットを指示するか又は別の給紙カ
セットを選択すれば済むので、ジャム処理作業を簡単に
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、一旦ジャムが発生したと判断すると、本体内の搬送
路に存在する用紙を中間トレイに搬送するまでの間、給
紙動作を停止しているため、給紙の観点からは時間を無
駄にしていると考えられる。
【0006】そこで、この発明の目的は、給紙部にジャ
ムが発生したと判断した後、本体内の搬送路に存在する
用紙を中間トレイに搬送するまでの間、給紙動作を繰り
返すことにより、給紙ミスを低減できる画像形成装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の画像形成装置は、本体内で給紙部
から用紙を供給側搬送路を通して画像形成部へ供給し、
画像が形成された用紙を排出側搬送路を通して本体外へ
排出する画像形成装置において、上記本体内で上記排出
側搬送路から分岐して上記供給側搬送路に用紙を戻すた
めの再給紙搬送路に、用紙を収容可能な中間トレイを備
え、上記給紙部にジャムが発生したとき、上記本体内の
搬送路に存在する用紙を自動的に上記中間トレイに搬送
するまで給紙動作を繰り返す(リトライする)制御手段
を有することを特徴とする。
【0008】この請求項1の画像形成装置では、給紙部
にジャムが発生したとき、制御手段は、本体内の搬送路
に存在する用紙を自動的に中間トレイに搬送するまで給
紙動作を繰り返すので、その間(すなわち、給紙部にジ
ャムが発生したと判断してから、本体内の搬送路に存在
する用紙を中間トレイに収容するまでの間)に給紙部か
ら給紙が行われる可能性がある。したがって、給紙ミス
が低減される。
【0009】請求項2に記載の画像形成装置は、請求項
1に記載の画像形成装置において、上記制御手段は、上
記給紙部にジャムが発生したとき、上記給紙部から中間
トレイまで用紙を搬送するのに要する時間に応じてタイ
マに計数値を設定し、上記タイマが上記計数値の計数を
終了するまで給紙動作を繰り返すことを特徴とする。
【0010】この請求項2の画像形成装置によれば、給
紙部にジャムが発生したとき、給紙部から中間トレイま
で用紙を搬送するのに要する時間が満了するまで給紙動
作が繰り返されるので、必要な時間だけ確実に給紙動作
が繰り返される。
【0011】請求項3に記載の画像形成装置は、請求項
1に記載の画像形成装置において、上記制御手段は、上
記給紙部が送り出した用紙の枚数をカウントするととも
に、上記中間トレイに収容された用紙の枚数をカウント
し、上記給紙部にジャムが発生したとき、上記両方の枚
数が一致するまで給紙動作を繰り返すことを特徴とす
る。
【0012】この請求項3の画像形成装置によれば、給
紙部にジャムが発生したとき、給紙部が既に送り出した
用紙の枚数と中間トレイに収容された用紙の枚数が一致
するまで給紙動作が繰り返されるので、必要な時間だけ
確実に給紙動作が繰り返される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0014】図1は一実施形態の画像形成装置を適用し
た複写機本体130の縦断面を示し、図6はその複写機
の制御系のブロック構成を示している。
【0015】図1に示すように、本体130の上部に
は、プラテンガラス131上に置かれた原稿へ光を照射
する露光ランプ55と、その反射光を取り込むミラー5
4が設けられている。これらの要素は第1スライダを構
成している。第1スライダがプラテンガラス131に沿
って移動して原稿面を走査するとき、第2スライダを構
成するミラー52および53が第1スライダの半分の速
度で移動する。第2スライダのミラー52によって反射
された光は、レンズ57、ミラー63,65,62を通
って感光体ドラム80の表面に入射する。
【0016】感光体ドラム80の周りには、ドラム80
の回転方向に順に、ドラム80を一様に帯電させるため
の帯電チャージャ61と、ドラム80上の静電潜像を現
像してトナー像を形成するための現像器67と、ドラム
80上のトナー像を用紙に転写するための転写チャージ
ャ79と、ドラム80上の残留トナーを除去するための
クリーナ59と、ドラム80上の残留電荷を除去するた
めのイレーサランプ60が設けられている。
【0017】本体130の下部には給紙部120が設け
られている。給紙部120は、鉛直方向に4段に積層さ
れた給紙カセット97,98,99および100を含ん
でいる。給紙カセット97,98,99および100
は、それぞれ用紙を収容し、所定の間隔で鉛直方向に1
列に配置されている。用紙は、給紙カセット97,9
8,99,100のいずれか一つから給紙ローラ22,
25,29または33の回転によって1枚ずつ側方(図
1において右側方)へ、捌きローラ21,27,31,
35を通して送り出される。給紙センサ24,28,3
2,36によって、給紙カセットのいずれか一つから用
紙が送り出されたことが確認されると、縦搬送ローラ1
8,15,12,9によって用紙は上方の供給側搬送路
121へ送られる。このとき、用紙の通過が縦搬送セン
サ19,16,13,10によって確認される。さら
に、中間センサ4によって用紙の通過が確認されると、
中間ローラ3によってタイミングローラ1の手前まで用
紙が送られる。用紙は、タイミングローラ1の箇所で一
旦停止した後、タイミングセンサ2の出力に基づいて、
感光体ドラム80上に形成された画像と同期を取って転
写チャージャ79に送り込まれる。これにより、感光体
ドラム80上のトナー像が用紙に転写される。トナー像
が転写された用紙96は、搬送ベルト84によって定着
器74に送り込まれる。これにより、転写されたトナー
が用紙に加熱定着される。なお、90は定着のためのカ
ム、91は定着器出口ローラを示している。
【0018】ここで片面複写モードのときは、用紙96
は、排出ローラ94の回転によって、排出側搬送路12
2から本体130の外部へ排出される。このとき、用紙
の通過が排紙センサ95によって確認される。
【0019】一方、両面複写モードのときは、切替爪9
3の位置が切り替えられることにより、用紙96は、排
出側搬送路122から下方へ分岐した再給紙搬送路12
3へ導かれる。詳しくは、用紙96は、スイッチバック
ローラ89の回転によって一旦最下部のスイッチバック
搬送路123に送り込まれる。このとき、用紙96の通
過が分岐センサ92によって確認されるとともに、用紙
96がスイッチバック搬送路124に送り込まれたこと
がスイッチバックセンサ88によって検出される。この
後、用紙96は上昇してスイッチバックローラ89の箇
所から右側方ヘ導かれ、ローラ87,72,71の回転
によって中間トレイ86に収容される。このとき、用紙
96が中間トレイ86に送り込まれたことは中間トレイ
収納センサ73によって確認される。そして、用紙96
は、残りの面に画像を形成するために、再給紙ローラ7
0の回転によって、捌きローラ68を通して供給側搬送
路121に戻される。このとき、再給紙センサ69によ
って用紙96の通過が確認される。
【0020】なお、手差しトレイ110に用紙が挿入さ
れた場合は、用紙は手差しローラ5,6,7の回転によ
って供給側搬送路121に入る。このとき、手差しセン
サ8によって用紙の通過が確認される。
【0021】図6に示すように、上記給紙センサ24,
28,32および36、縦搬送センサ10,13,16
および19、排紙センサ95、中間トレイ収納センサ7
3その他からの信号は、制御用のCPU(中央演算処理
装置)101に入力される。CPU101は、操作パネ
ル102、給紙センサ24,28,32,36、排紙セ
ンサ95、中間トレイ収納センサ73その他からの信号
を受けて、受けた信号に基づいて、上述の用紙搬送を含
むこの複写機全体の動作の制御を行う。
【0022】なお、用紙を検出するための上述の各セン
サは、用紙を検出しないときH(高)レベルを出力(O
FF)する一方、用紙を検出したときL(低)レベルを
出力(ON)するようになっている。
【0023】図2はこの複写機の動作全体のフロー(メ
インルーチン)を示している。
【0024】 ステップS1で内部タイマをセットす
る。ステップS2でCPU101に入力される信号を処
理し、ステップS3でCPU101から外部へ信号を出
力する。
【0025】 ステップS4で給紙処理をする。ここ
で図3,図4は給紙処理のフロー(サブルーチン)を詳
細に示している。初期状態ではステートカウンタに#1
が設定されているものとする。
【0026】まず、図3中のステート#1に対応するス
テップS401で給紙リクエストがあったかどうかを判
断する。例えば図1中に示した給紙カセット97につい
て給紙リクエストがあった場合は、ステップS402で
給紙クラッチ103をONして、給紙カセット97上に
設けられた給紙ローラ22を回転させる。次に、ステッ
プS403でタイマT1をセットし、ステップS404
でステートカウンタを#2に設定してリターンする。こ
のときタイマT1の設定時間は、給紙クラッチ103を
ONしてから、用紙が送り出されて給紙センサ24,2
8,32または36がONするまでの時間に対応させる
ものとする(若干のマージンを加える。以下同様。)。
【0027】次に、ステート#2に対応するステップS
411でタイマT1がアップ(計数終了)しているかど
うかを判断する。タイマT1がアップしていなければ、
ステップS412で給紙センサ24がONしているかど
うか、すなわち給紙カセットから用紙が送り出されたか
どうかを判断する。給紙センサ24がONしていなけれ
ば、この時点ではタイマT1の設定時間内であるから、
そのままリターンする。一方、給紙センサ24がONし
ていれば、給紙カセット97から用紙が送り出されたと
判断する。次に、ステップS413でタイマT3をセッ
トする。タイマT3の設定時間は、給紙カセット97,
98,99,100のいずれか一つから用紙が送り出さ
れてから中間トレイ86に収納されるまでの時間に対応
させるものとする。その時間は、各給紙カセット97,
98,99,100から中間トレイ86までの搬送経路
の長さと搬送速度とに基づいて、給紙カセット毎に予め
算出されている。この例では、タイマT3の設定時間
は、給紙カセット97から用紙が送り出されてから中間
トレイ86に収納されるまでの時間に対応させる。この
後、ステップS414でステートカウンタを#3に設定
してリターンする。
【0028】次に、ステート#3に対応するステップS
421では、縦搬送センサ19がONしているかどうか
を判断する。縦搬送センサ19がONしていなければそ
のままリターンする。一方、縦搬送センサ19がONし
ていれば、ステップS422で給紙クラッチ103をO
FFし、ステップS423でステートカウンタを#4に
設定してリターンする。
【0029】次に、図4中のステート#4に対応するス
テップS431で給紙センサ24がOFFしているかど
うかを判断する。給紙センサ24がOFFしていなけれ
ばそのままリターンする。一方、給紙センサ24がOF
Fしていれば、給紙センサ24の箇所を用紙が正常に通
過したと判断して、ステップS432でステートカウン
タを#1に設定してリターンする。
【0030】 このようにして給紙処理が正常に行わ
れたならば、図2のステップS5で複写処理を行う。
【0031】詳しくは、図1中の供給側搬送路121の
中間センサ4によって用紙の通過が確認されると、中間
ローラ3によってタイミングローラ1の手前まで用紙が
送られる。用紙は、タイミングローラ1の箇所で一旦停
止した後、タイミングセンサ2の出力に基づいて、感光
体ドラム80上に形成された画像と同期を取って転写チ
ャージャ79に送り込まれる。これにより、感光体ドラ
ム80上のトナー像が用紙に転写される。さらに用紙
は、搬送ベルト84によって定着器74に送り込まれ
る。これにより、転写されたトナーが用紙に加熱定着さ
れる。この後、用紙は、排出ローラ94の回転によっ
て、排出側搬送路122から本体130の外部へ排出さ
れる(片面複写モード)。
【0032】次に、図2のステップS6でその他の処理
をする。ステップS10でタイマがカウントアップして
いるか否かを判断して、既にカウントアップしていれば
直ちにステップS2へ戻る一方、カウントアップしてい
なければカウントアップするまで待った後、ステップS
2へ戻る。そして、ステップS2〜S10の処理を繰り
返す。
【0033】 給紙ミスが発生した場合は次のように
動作する。
【0034】まず、図3中のステート#1に対応するス
テップS401で、例えば図1中に示した給紙カセット
97について給紙リクエストがあった場合は、ステップ
S402で給紙クラッチ103をONして、給紙カセッ
ト97上に設けられた給紙ローラ22を回転させる。次
に、ステップS403でタイマT1をセットし、ステッ
プS404でステートカウンタを#2に設定してリター
ンする。このときタイマT1の設定時間は、給紙クラッ
チ103をONしてから、用紙が送り出されて給紙セン
サ24,28,32または36がONするまでの時間に
対応させるものとする。
【0035】給紙ミスが発生した場合はステップS41
2で給紙センサ24がオンしないことから、ステート#
2に対応するステップS411でタイマT1がアップす
る。CPU101は、タイマT1がアップした時点で給
紙ミスが発生したと判断する。そして、ステップS41
5で一旦給紙クラッチ103をOFFして、ステップS
416でタイマT3がアップしているかどうかを判断す
る。タイマT3がアップしていない場合は、ステップS
417でタイマT2をセットし、ステップS418でス
テートカウンタを#5に設定してリターンする。このと
きタイマT2の設定時間は、給紙クラッチ103をOF
Fさせる時間に対応させるものとする。次に、ステート
#5に対応するステップS441でタイマT2がアップ
しているかどうかを判断する。タイマT2がアップして
いなければそのままリターンする一方、タイマT2がア
ップしていればステップS442でステートカウンタを
#1に設定してリターンする。そして、一連の給紙動
作、すなわちステップS401〜S404、S411〜
418、S441〜S442の処理を繰り返す(リトラ
イ)。
【0036】このようにしてリトライを行って、ステッ
プS416でタイマT3がアップした場合は、ステップ
S419で給紙部、この例では給紙カセット97にジャ
ムが発生したとする。すなわち、装置の動作を停止する
とともに、操作パネル102上の表示部にその旨を表示
する。
【0037】例えば図5は、給紙センサの箇所を1枚目
の用紙が正常に通過した後、給紙クラッチ103の2回
目のONで2枚目の用紙について給紙ミスが発生した場
合を表している。この場合、その後の給紙クラッチ10
3のON毎にリトライを行う。リトライは、給紙カセッ
トから最後に送り出された用紙、この例では1枚目の用
紙が中間トレイ収納センサ73によって中間トレイ86
に収納されるべき時間が満了するまで繰り返される。し
たがって、その間、すなわち、給紙ミスが発生したと判
断してから、本体内の搬送路に存在する用紙を中間トレ
イに収容するまでの間に、給紙カセットから給紙が行わ
れる可能性が生ずる。このようにして給紙が行われた場
合、結果として給紙ミスを低減できる。
【0038】また、ユーザは、装置を正常動作に復帰さ
せるために、本体130内の搬送路から用紙を取り除く
作業を行う必要がなく、単にリセットを指示するか又は
別の給紙カセットを選択すれば済む。したがって、ジャ
ム処理作業を簡単に済ませることができる。
【0039】図8はこの複写機全体の動作の別のフロー
(メインルーチン)を示している。このフローでは図2
のフローに対してステップS6〜S9が追加されるとと
もに、ステップS4の給紙処理の内容が若干変更されて
いる。
【0040】 まず、上の例と同様に、ステップS1
で内部タイマをセットする。ステップS2でCPU10
1に入力される信号を処理し、ステップS3でCPU1
01から外部へ信号を出力する。
【0041】 ステップS4で給紙処理をする。この
例では図3,図4の給紙処理のフローにおいて、図3中
のステップS413でのタイマT3セット、ステップS
416でのタイマT3アップ?による時間管理に代え
て、図7中のステップS416に示すように、中間トレ
イ収納カウントによってリトライの繰り返しを管理す
る。
【0042】すなわち、給紙ミスが発生して、ステート
#2に対応するステップS411でタイマT1がアップ
したとする。このとき、図7中のステップS416で給
紙カウントと中間トレイ収納カウントが同数であるかど
うかを判断する。同数でなければ、ステップS417で
タイマT2をセットし、ステップS418でステートカ
ウンタを#5に設定してリターンする。このときタイマ
2の設定時間は、給紙クラッチ103をOFFさせる
時間に対応させるものとする。次に、ステート#5に対
応する図4中のステップS441でタイマT2がアップ
しているかどうかを判断する。タイマT2がアップして
いなければそのままリターンする一方、タイマT2がア
ップしていればステップS442でステートカウンタを
#1に設定してリターンする。そして、一連の給紙動
作、すなわちステップS401〜S404、S411〜
418、S441〜S442の処理を繰り返す(リトラ
イ)。
【0043】このようにしてリトライを行って、ステッ
プS416で給紙カウントと中間トレイ収納カウントが
同数になったとき、ステップS419で給紙部、この例
では給紙カセット97にジャムが発生したとする。すな
わち、装置の動作を停止するとともに、操作パネル10
2上の表示部にその旨を表示する。
【0044】 次に、図8のステップS6で給紙セン
サ24,28,32または36がONしているかどうか
を判断する。給紙センサ24,28,32,36のいず
れかがONしていれば、ステップS7で給紙カウントを
1だけ増やす。続いて、ステップS8で中間トレイ収納
センサ73がONしているかどうかを判断する。中間ト
レイ収納センサ73がONしていれば、ステップS9で
中間トレイ収納カウントを1だけ増やす。そして、ステ
ップS10でその他の処理を行った後、ステップS11
でタイマがアップしていない限り、ステップS2に戻っ
て処理を繰り返す。このようにして、確実に用紙の枚数
をカウントすることにより、既に本体130内の搬送路
に送り出された用紙を確実に中間トレイ86に収容する
ことができる。
【0045】この図8のフローを実行した場合、図2の
フローの場合と同様に、給紙ミスが発生したと判断して
から、本体内の搬送路に存在する用紙を中間トレイに収
容するまでの間に、給紙カセットから給紙が行われる可
能性が生ずる。このようにして給紙が行われた場合、結
果として給紙ミスを低減できる。
【0046】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の画
像形成装置は、給紙部にジャムが発生したとき、本体内
の搬送路に存在する用紙を自動的に中間トレイに搬送す
るまで給紙動作を繰り返す制御手段を有するので、給紙
ミスを低減できる。
【0047】請求項2の画像形成装置では、給紙部にジ
ャムが発生したとき、給紙部から中間トレイまで用紙を
搬送するのに要する時間が満了するまで給紙動作が繰り
返されるので、必要な時間だけ確実に給紙動作を繰り返
すことができる。
【0048】請求項3の画像形成装置では、給紙部にジ
ャムが発生したとき、給紙部が既に送り出した用紙の枚
数と中間トレイに収容された用紙の枚数が一致するまで
給紙動作が繰り返されるので、必要な時間だけ確実に給
紙動作を繰り返すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の画像形成装置を備え
た複写機の縦断面を示す図である。
【図2】 上記複写機の動作フローを示す図である。
【図3】 図2の動作フローにおける給紙処理のフロー
を示す図である。
【図4】 図2の動作フローにおける給紙処理のフロー
を示す図である。
【図5】 給紙ミスが発生したときの信号波形を示す図
である。
【図6】 上記画像形成装置の制御系のブロック構成を
示す図である。
【図7】 上記給紙処理のフローの一部の変形例を示す
図である。
【図8】 上記複写機の別の動作フローを示す図であ
る。
【符号の説明】
74 定着器 80 感光体ドラム 86 中間トレイ 120 給紙部 121 供給側搬送路 122 排出側搬送路 123 再給紙搬送路 130 複写機本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内で給紙部から用紙を供給側搬送路
    を通して画像形成部へ供給し、画像が形成された用紙を
    排出側搬送路を通して本体外へ排出する画像形成装置に
    おいて、 上記本体内で上記排出側搬送路から分岐して上記供給側
    搬送路に用紙を戻すための再給紙搬送路に、用紙を収容
    可能な中間トレイを備え、 上記給紙部にジャムが発生したとき、上記本体内の搬送
    路に存在する用紙を自動的に上記中間トレイに搬送する
    まで給紙動作を繰り返す制御手段を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 上記制御手段は、上記給紙部にジャムが発生したとき、
    上記給紙部から中間トレイまで用紙を搬送するのに要す
    る時間に応じてタイマに計数値を設定し、上記タイマが
    上記計数値の計数を終了するまで給紙動作を繰り返すこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 上記制御手段は、上記給紙部が送り出した用紙の枚数を
    カウントするとともに、上記中間トレイに収容された用
    紙の枚数をカウントし、上記給紙部にジャムが発生した
    とき、上記両方の枚数が一致するまで給紙動作を繰り返
    すことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9565237B2 (en) 2014-01-21 2017-02-07 Fuji Xerox Co., Ltd Information processing apparatus, information processing system, and non-transitory computer readable medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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