JPH118407A - 窒化ガリウム系化合物半導体素子の製造方法 - Google Patents
窒化ガリウム系化合物半導体素子の製造方法Info
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- JPH118407A JPH118407A JP17770397A JP17770397A JPH118407A JP H118407 A JPH118407 A JP H118407A JP 17770397 A JP17770397 A JP 17770397A JP 17770397 A JP17770397 A JP 17770397A JP H118407 A JPH118407 A JP H118407A
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Abstract
の波長に対応した最適な成長条件にてGaN 系化合物半導
体素子を製造し、高光強度の素子を得ること。 【解決手段】GaN系化合物半導体(InXGa1-XN;0<X<1)から
成る活性層を有した素子では、出力光の波長λは活性層
におけるInの組成比、即ち MOVPE法での供給ガスの(ト
リメチルインジウム+トリメチルガリウム)に対するト
リメチルインジウムのモル比Xvによって定まり、さらに
良好な結晶性を得て光強度を得るためには最適な結晶成
長温度T が要求される。所定レベル以上の有効な光強度
を得るための波長λとモル比Xvと成長温度T との関係を
示す図3上に所望の波長の線を横軸に平行に引き、この
線と特性図の境界との交点の座標を用いることで容易に
最適な結晶成長条件を決定でき、この条件で活性層を成
長させることにより結晶性が向上し、高光強度を有した
所望の波長を得ることができる。
Description
合物半導体(InXGa1-XN;0<X<1)から成る活性層を有した
素子の有機金属気相成長法を用いた製造方法に関する。
VPE」と略す) を用いて結晶性の良好な窒化ガリウム
系化合物半導体(InXGa1-XN;0<X<1)を得る方法として、
例えば特開平6-209122号公報に示されるように特定範囲
内の成長温度と成長速度とに基づく成長条件にて発光層
を結晶成長させる方法がある。
来技術では出力可能な光強度の波長、Inを含むガスのモ
ル比及び成長温度とに関する関係が示されていない。通
常、窒化ガリウム系化合物半導体においては発光波長は
Inの組成比に応じて変化し、それに伴って良好な結晶性
を得るための最適なモル比、成長温度も変化するため、
上記従来技術は所定の発光波長を得るための最適な成長
条件を示したものではない。
み、出力光又は入力光の所望の波長に対応した最適な成
長条件にて窒化ガリウム系化合物半導体素子を製造し、
高光強度の素子を得ることである。
導体(InXGa1-XN;0<X<1)から成る活性層を有した素子の
MOVPE法による製造において、得られた素子の出力
光又は入力光の強度Iは、その波長をλ、供給されるIn
を含むガスのモル比をX、結晶成長温度をTとして、式
(1)の関係式で表される。尚、Iは(λ、X、T)に
おける出力又は入力可能な最大値である。
光強度Iは式(2)にて求められる。
項1に記載の手段の如く、出力又は入力可能な光強度の
供給されるInを含むガスのモル比と結晶成長温度と波長
とに関する特性図に基づいて、モル比と結晶成長温度と
を決定し、その条件で活性層を結晶成長させることによ
り、活性層の結晶性が向上し、所望の波長及び光強度を
得ることができる。
インジウム+トリメチルガリウム)に対するトリメチル
インジウムのモル比とすると、所定レベル以上の有効な
光強度が得られるためのガスのモル比と結晶成長温度と
波長とに関する特性図は図3に示される。よって、請求
項2に記載の手段のように、所望の波長λd の発光を得
るために、λ=λd の直線と特性図の境界との交点をX
1 、X2 とし、それら各交点X1 、X2 に対応する結晶
成長温度をT1 、T2 とするとき、モル比をX1 〜X2
の間、結晶成長温度をT1 〜T2 の間の値を用いること
で活性層を成長させるための最適な条件を容易に決定で
きる。又、この条件で活性層を結晶成長させることによ
って、結晶性が向上し、高光強度を有した所望の波長を
得ることが可能である。
長において、光強度はモル比と成長温度との関数である
から、波長が決まれば光強度の最大値を得るためのモル
比と成長温度は一義的に決定する。波長に関係する最大
光強度を得るための成長条件を示した特性曲線は、図3
の曲線LP で示される。よって、請求項3に記載の手段
の如く、出力光の所望の波長をλd とするとλ=λd の
直線と波長最大強度特性曲線LP との交点をX0 とし、
その交点X0 に対応する結晶成長温度をT0 とすると
き、活性層をモル比X0 、結晶成長温度T0 で成長させ
ることにより所望の波長λd における最大の光強度を得
ることができる。
される特性図の境界点をA、B、C及びDとし、それら
各境界点A、B、C及びD間を結ぶ特性曲線で囲まれた
領域内の成長条件(モル比は約0.60〜0.98の範囲内、成
長温度は約500 〜1000℃の範囲内)にて活性層を結晶成
長させることにより、結晶性が向上し、高光強度を有し
た所望の波長を約360 〜580nm の範囲内で得ることがで
きる。
基づいて説明する。図1は、サファイア基板11上に形
成された窒化ガリウム系化合物半導体で形成された発光
素子100の模式的な断面構成図である。基板11の上
には窒化アルミニウム(AlN) から成る膜厚約25nmのバッ
ファ層12が設けられ、その上にシリコン(Si)ドープの
GaN から成る膜厚約4.0 μmの高キャリア濃度n+ 層1
3が形成されている。この高キャリア濃度n+ 層13の
上に膜厚約35ÅのGaN から成るバリア層151と膜厚約
35ÅのIn0.2Ga0.8N から成る井戸層(活性層)152と
が交互に積層された多重量子井戸構造(MQW)の発光
層15が形成されている。バリア層151は6層、井戸
層152は5層である。発光層15の上にはp型Al0.15
Ga0.85N から成る膜厚約50nmのクラッド層16が形成さ
れている。さらに、クラッド層16の上にはp型GaN か
ら成る膜厚約100nm のコンタクト層17が形成されてい
る。
よる透光性の電極18Aが、n+ 層13上には電極18
Bが形成されている。透光性の電極18Aは、コンタク
ト層17に接合する膜厚約40Åのコバルト(Co)と、この
Coに接合する膜厚約60Åの金(Au)とで構成されている。
電極18Bは膜厚約200 Åのバナジウム(V) と膜厚約1.
8 μmのアルミニウム(Al)又はAl合金で構成されてい
る。
いて説明する。上記発光素子100は、MOVPE法に
よる気相成長により製造された。用いられたガスは、ア
ンモニア(NH3) 、キャリアガス(H2,N2) 、トリメチルガ
リウム(Ga(CH3)3)(以下「TMG 」と記す)、トリメチル
アルミニウム(Al(CH3)3)(以下「TMA 」と記す)、トリ
メチルインジウム(In(CH3)3)(以下「TMI 」と記す)、
シラン(SiH4)とシクロペンタジエニルマグネシウム(Mg
(C5H5)2) (以下「CP2Mg」と記す)である。
a面を主面とした単結晶の基板11をMOVPE装置の
反応室に載置されたサセプタに装着する。次に、常圧で
H2を流速2 liter/分で約30分間反応室に流しながら温度
1100℃で基板11をベーキングした。
20liter/分、NH3 を10liter/分、TMA を1.8 ×10-5モル
/分で供給してAlN から成るバッファ層12を約25nmの
膜厚に形成した。バッファ層12の形成後、基板11の
温度を1150℃に保持し、H2を20liter/分、NH3 を10lite
r/分、TMG を1.7 ×10-4モル/分、H2ガスにより0.86pp
m に希釈されたシランを20×10-8モル/分で供給し、膜
厚約4.0 μm、電子濃度2 ×1018/cm3のGaN から成る高
キャリア濃度n+ 層13を形成した。
N2又はH2を20liter/分、NH3 を10liter/分、TMG を2.0
×10-4モル/分で供給して、膜厚約35ÅのGaN から成る
バリア層151を形成した。次に、N2又はH2、NH3 の供
給量を一定とし、基板11の温度を 700℃にして、TMG
を 4.0×10-6モル/分、TMI を15×10-6モル/分で供給
して、膜厚約35ÅのIn0.2Ga0.8N から成る井戸層152
を形成した。このとき、(TMG+TMI)に対するTMI のモル
比Xv は0.79である。このバリア層151と井戸層15
2を同一条件で5周期形成し、その上にGaN から成るバ
リア層151を形成した。このようにして5周期のMQ
W構造の発光層15を形成した。
N2又はH2を10liter/分、NH3 を10liter/分、TMG を1.0
×10-4モル/分、TMA を1.0 ×10-4モル/分、CP2Mg を
2 ×10-5モル/分で供給して、膜厚約50nm、濃度5 ×10
19/cm3のマグネシウム(Mg)をドープしたp型Al0.15Ga
0.85N から成るクラッド層16を形成した。
N2又はH2を20liter/分、NH3 を10liter/分、TMG を1.12
×10-4モル/分、CP2Mg を2 ×10-5モル/分で供給し
て、膜厚約100nm 、濃度5 ×1019/cm3のMgをドープした
p型GaN から成るコンタクト層17を形成した。
マスクを形成し、所定領域のエッチングマスクを除去し
て、エッチングマスクで覆われていない部分のコンタク
ト層17、クラッド層16、発光層15、n+ 層13の
一部を塩素を含むガスによる反応性イオンエッチングに
よりエッチングして、n+ 層13の表面を露出させた。
全面にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィに
よりn+ 層13の露出面上の所定領域に窓を形成し、10
-6Torrオーダ以下の高真空に排気した後、膜厚約200 Å
のバナジウム(V) と膜厚約1.8 μmのAlを蒸着する。こ
の後、フォトレジスト及びエッチングマスクを除去する
ことにより、n+ 層13の露出面上に電極18Bが形成
される。
し、フォトリソグラフによりコンタクト層17上の電極
形成部分のフォトレジストを除去して窓を形成し、コン
タクト層17を露出させる。露出させたコンタクト層1
7の上に、10-6Torrオーダ以下の高真空に排気した後、
Coを膜厚約40Åに成膜し、このCo上にAuを膜厚約60Åに
成膜する。次に、試料を蒸着装置から取り出し、リフト
オフ法によりフォトレジスト上に堆積したCoとAuとを除
去し、コンタクト層17に対する透光性の電極18Aを
形成する。
用の電極パッド20を形成するために、フォトレジスト
を一様に塗布して、その電極パッド20の形成部分のフ
ォトレジストに窓を形成する。次に、CoもしくはNiとA
u、Al、又は、それらの合金を膜厚1.5 μm程度に、蒸
着により成膜させ、リフトオフ法により、フォトレジス
ト上に蒸着により堆積したCoもしくはNiとAu、Al、又は
それらの合金から成る膜を除去して、電極パッド20を
形成する。その後、試料雰囲気を真空ポンプで排気し、
O2ガスを供給して圧力3Paとし、その状態で雰囲気温度
を約550 ℃にして、3分程度、加熱し、コンタクト層1
7、クラッド層16をp型低抵抗化すると共にコンタク
ト層17と電極18Aとの合金化処理、n+ 層13と電
極18Bとの合金化処理を行った。このようにして、n
+ 層13に対する電極18Bとコンタクト層17に対す
る電極18Aを形成した。
し、TMI のモル比Xv を0.79として井戸層152を成長
させることで、約 470nmの波長発光が得られ、結晶性が
良好で有効な発光強度が得られた。発光波長はInの組成
比、即ち成長時のモル比Xv によって定まり、さらに良
好な結晶性を得て有効な発光強度を得るためには適切な
結晶成長温度が必要とされる。前述の式(2)に示され
るように、所望の波長λd に対する発光の最大強度I
は、モル比Xv と成長温度Tとの2変数関数であるか
ら、波長毎の関係を模式的に示せば図4のようになる。
ここで、波長は、一例として400nm 、480nm 、550nm の
3つの場合を記した。この図に見られるように各波長毎
に特性曲面L1 、L2 、L3 が得られ、各条件での最大
強度Iが閾値ITHを越えた有効な最大強度Iを得るため
の成長条件は閾線LTHより上側の領域で示される。
定に保持したときの最大強度Iとモル比Xv との関係を
示せば図5のようになる。図5(a)より、モル比Xv
を約0.78〜0.98とし、成長温度Tを約780 〜1000℃とし
たとき、閾値ITHを越えた有効な発光強度を有した400n
m の波長が得られる。又、この図より400nm の波長にお
いてモル比Xv を約0.90とし、成長温度Tを約850 ℃と
したとき、最大の発光強度が得られることがわかる。同
様に図5(b)よりモル比Xv を約0.66〜0.87とし、成
長温度Tを約600 〜730 ℃としたとき、有効な発光強度
を有した480nm の波長が得られ、モル比Xvを約0.75と
し、成長温度Tを約650 ℃としたとき、最大の発光強度
が得られる。図5(c)ではモル比Xv を約0.61〜0.71
とし、成長温度Tを約520 〜570 ℃としたとき、有効な
発光強度を有した550nm の波長が得られ、モル比Xv を
約0.63とし、成長温度Tを約520 ℃としたとき、最大の
発光強度が得られる。このように有効な発光強度を有し
た所望の波長を得るための適切な成長条件、及び最大の
発光強度を得るための適切な成長条件が存在する。
ベルのときの波長λ、モル比Xv 及び成長温度Tの関係
を示したものである。図3より、モル比Xv の増加に伴
って閾値ITH以上の最大強度Iが得られる発光波長が短
波長化し、所定の波長においてはモル比Xv の増加に伴
って成長温度Tが高温化することがわかる。この図を用
いて所望の波長を得るためのモル比Xv と成長温度Tと
を容易に決定することが可能となる。例えば、本実施例
では成長温度を 700℃とし、TMI のモル比Xvを0.79と
して井戸層152を成長させることにより、有効な発光
強度を有する約470nmの発光波長を得たが、図3を用い
ることでこの発光波長を得るためのモル比Xv と成長温
度Tの範囲を容易に設定することが可能である。
450nm の波長を得るためには、図3上に450nm の線を横
軸に平行に引き、この線と特性図の境界との交点の座標
を求めると約0.70、0.98である。この各交点における成
長温度Tは図より約680 ℃、1000℃である。よって、井
戸層152の成長条件(Xv 、T)を約(0.70、680
℃)〜(0.98、1000℃)の範囲とすることにより有効な
発光強度を有する約450nmの発光波長を得ることが可能
である。このように、図3を用いて成長条件を設定する
ことにより有効な発光強度を有した所望の波長を得るこ
とができる。又、図3に示される特性図の境界点A(X
v=約0.59、T= 約500 ℃)、B(Xv=約0.67、T= 約50
0 ℃)、C(Xv=約0.98、T= 約1000℃)及びD(Xv=
約0.87、T= 約1000℃)の各点を結んだ特性曲線A−
B、B−C、C−D及びD−Aで囲まれた領域内の成長
条件を用いることにより、約360nm(点D) 〜580nm(点
B) の範囲内で所望の波長を得ることができる。このと
き、モル比Xv は約0.59(点A) 〜0.98( 点C) の範囲
内で、成長温度Tは約500 ℃( 点A、B)〜1000℃( 点
C、D) の範囲内で用いられる。又、発光強度がITHを
越えた有効な全範囲での、波長、モル比及び成長温度の
関係を示せば図2のようになる。図2に示される領域内
の成長条件を用いることで有効な発光強度を有した所望
の波長を得ることができる。
ためのモル比Xv と成長温度Tは一義的に決定される。
図4の各特性曲面L1 、L2 及びL3 の各ピーク値
P1 、P2 及びP3 を結ぶ線LP は、最大発光強度を得
ることが可能な成長条件を示す波長最大発光強度特性曲
線を示し、この特性曲線LP は図3上にも示される。こ
のように、図3に示される特性曲線LP 上の成長条件に
て井戸層152を成長させることにより所望の波長にお
ける最大の発光強度を得ることができる。
0.2Ga0.8N としたが、InXGa1-XN(0<X<1)であればよい。
又、本実施例では、発光素子100の発光層15はMQ
W構造としたが、SQWやInXGa1-XN(0<X<1)から成る単
層としてもよい。又、本発明はLEDやLDなどの発光
素子や受光素子に適用できる。
窒化ガリウム系化合物半導体(InXGa1-XN;0<X<1)から成
る活性層を有した素子において、出力又は入力可能な光
強度の供給されるInを含むガスのモル比と結晶成長温度
と波長とに関する特性図に基づいて、所望の波長を得る
ように最適なモル比と結晶成長温度とを決定し、その条
件にてMOVPE法により活性層を結晶成長させること
により、所望の波長及び所望の光強度を得ることができ
る。
成を示した模式的断面図。
造方法における活性層の最適成長条件を示した特性図。
造方法における活性層の最適成長条件及び波長最大強度
特性曲線を示した特性図。
造方法において、強度、モル比及び成長温度との関係を
波長毎に示した模式図。
造方法において、成長温度を一定にしたときの強度とモ
ル比との関係を波長毎に示した模式図。
Claims (4)
- 【請求項1】 窒化ガリウム系化合物半導体(InXGa
1-XN;0<X<1)から成る活性層を有した素子の有機金属気
相成長法を用いた製造方法であって、 出力又は入力可能な光強度の供給されるInを含むガスの
モル比と結晶成長温度と波長とに関する特性図に基づい
て、所望の波長及び所望の光強度を得るように最適な前
記モル比と前記結晶成長温度とを決定し、その条件によ
り前記活性層を結晶成長させることを特徴とする窒化ガ
リウム系化合物半導体素子の製造方法。 - 【請求項2】 前記特性図を図3に示すものとし、所望
の波長λd の発光を得るために、λ=λd の直線と前記
特性図の境界との交点をX1 、X2 とし、それら各交点
X1 、X2 に対応する前記結晶成長温度をT1 、T2 と
するとき、前記モル比をX1 〜X2 の間、前記結晶成長
温度をT1 〜T2 の間の値にして前記活性層を結晶成長
させることを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム
系化合物半導体素子の製造方法。 - 【請求項3】 前記特性図を図3に示すものとし、所望
の波長λd の発光を得るために、λ=λd の直線と波長
最大強度特性曲線LP との交点をX0 とし、その交点X
0 に対応する前記結晶成長温度をT0 とするとき、前記
モル比をX0 、前記結晶成長温度をT0 にして前記活性
層を結晶成長させることを特徴とする請求項1に記載の
窒化ガリウム系化合物半導体素子の製造方法。 - 【請求項4】 前記特性図を図3に示すものとし、所望
の波長λd の発光を得るために、前記特性図の境界点を
A、B、C及びDとし、それら各境界点A、B、C及び
D間を結ぶ特性曲線で囲まれた領域内の成長条件にて前
記活性層を結晶成長させることを特徴とする請求項1に
記載の窒化ガリウム系化合物半導体素子の製造方法。
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