JP2005085932A - 発光ダイオード及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】主要な半導体層の結晶性を劣化させずに、発光ダイオードの外部量子効率(光取り出し率)を効果的に向上させること。
【解決手段】p型クラッド層6の上には、Mgドープによるキャリア濃度5×1019/cm3 のp型GaNから成る膜厚約120nmのp型コンタクト層7が形成されている。このp型コンタクト層7の上面には凹凸形状が故意に形成されている。このp型コンタクト層7は、基板1の温度を870℃に降温し、N2 を10リットル/分、NH3 を10リットル/分、TMGを100μmol /分、CP2 Mgを60μmol /分で供給して形成した。この結晶成長条件によれば、縦方向の成長速度が速くなり、表面が自然に凹凸形状に結晶成長する。このため、発光ダイオードの半導体結晶の結晶性を損なうことなく、容易に効率よく半導体層の最上層の表面に凹凸形状を形成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも最上層の半導体層の表面に凹凸を有する発光ダイオード及びその製造方法に関する。本発明は、発光ダイオードの高輝度化と生産性の向上に寄与するものである。
従来より、発光素子上面に凹凸を形成し、発光効率を向上させた半導体発光素子がある。例えば、下記の特許文献1に開示されている半導体発光素子や、或いは下記の特許文献2に開示されている半導体発光素子などである。
特許文献1に開示の半導体発光素子を図3に示す。この半導体発光素子Aは、n-GaAs等の化合物半導体基板A1、光反射層A6、発光層A20、電流拡散層A3、光散乱層A10、及び電極A4、A5から形成されている。更に発光層A20は、n-InAlP 層A21、InGaAlP 層A23、p-InAlP 層A22から構成されている。
この発明の特徴は、電流拡散層A3上に例えばGaP 等からなる光散乱層A10が形成されていることである。光散乱層A10は、電流拡散層A3と格子定数を異ならせて不完全成長させることで得られる。これにより、表面(空気との界面)での全反射がなくなり、その結果、電流拡散層A3の光沢面から光取り出す場合よりも約2倍の効率で光を取り出せるとしている。
また、下記の特許文献2に開示されている半導体発光素子Bを図4に示す。これは、サファイア基板B51上にn-GaN 層B52、InGaN 発光層B53、p-GaN 層B54を積層し、そのp-GaN 層B54上の一部に電極B55を、n-GaN 層B52の一部に電極B56を形成した構造である。そしてp-GaN 層B54の表面B54aを複数のシリンドリカル・レンズ状に加工したことが特徴である。p-GaN 層B54の表面を従来のように平面とすると、InGaN 発光層B53で発光した光は、出射条件(面法線を中心として臨界角約21.9度以内の入射)を満たす光のみ外部に出射され、他の入射条件の光は全反射によって閉じこめられ減衰される。
この発明では、p-GaN 層B54の表面B54aを複数のシリンドリカル・レンズ状に加工し、正味の出射条件を緩和している。即ち、これは、表面をシリンドリカル形状とすることで出射効率を向上させた例である。
また、下記の特許文献3には、結晶成長基板の結晶成長面に傾斜面(ステップ状の凹凸)を形成する物理的な処理により製造された加工基板(オフ基板)を用いた結晶成長によって半導体層の最上層の表面に凹凸を設ける方法が開示されている。
特開2000−196152号公報 特開平5−167101号公報 特開平6−291368号公報 特開平10−163525号公報
上記の特許文献1の様に、光取り出し面にシリンドリカル状の凹凸を形成することは、外部量子効率を確かに増大させるが、光取り出し面に薄く精度よく凹凸を形成することは、量産体制を取り得る現行の一般的な加工技術水準に照らして困難である。即ち、物理的な手段による凹凸形状の形成は従来の様に加工が困難であり、生産性が劣るという問題が生じる。
また、GaNのような安定した材料では、従来よりGaP層などに対して行われている表面処理(化学的エッチング)による上面のランダムな凹凸形成作用は望めない。
また、上記の特許文献3の中でも非鏡面を得るための「第二の方法」として紹介、解説されている様に、物理的或いは化学的な形状加工の工程(エッチング又は研磨)を導入した場合、「強制的に結晶に傷をつける」ため、この様な従来の方法は決して望ましい方法とは言い難い。即ち、半導体層の結晶性が劣化するので、「第二の方法では発光強度が低下する」。
また、特許文献2の様に、表面に凹凸を有する半導体層(光散乱層)を積層する場合には、元来全く必要無かった、少なくとも次の2つの工程が新たに必要となるので、生産性の面で劣ると言わざるを得ない。
(1)p−GaPなどから成る光散乱層の結晶成長工程
(2)その光散乱層の一部に電極形成用の窓を形成するエッチング工程
また、結晶成長基板が供する結晶成長面を研磨又はエッチング処理によって加工して、その結晶成長基板の結晶成長面の凹凸を維持又は拡大する結晶成長条件によって、半導体層の最上層の光取り出し面を非鏡面とする方法も考えられる。しかしながら、この様な方法を採用する場合、発光層等の半導体結晶の品質(結晶性)が十分には確保できなくなると言った問題が派生する。言い換えれば、基板の凹凸が解消または緩和される様な結晶成長条件で発光層などを積層しないと、主要な半導体層の結晶性が劣化してしまうので、その結果、適正な発光強度、発光効率、駆動電圧、静電耐圧、素子寿命、歩合、生産コストなどの実際の基本的な商用要件を満たす発光ダイオードを製造することが難しくなる。
特に、エッチング処理によって、基板の結晶成長面に凹凸形状を形成する場合、そのエッチング工程の導入による生産性の低下は避けられないことは言うまでもない。
また、特に上記の特許文献3の様な加工基板(オフ基板)を用いる場合、オフ基板のオフ角を所定角度θ0 以上にすると、上記の様な半導体層の結晶性の劣化の問題が表面化する。また、そのオフ角をこの所定角度θ0 以下にすると、半導体の最上層の表面の凹凸は殆どなくなり、光取り出し量の増加も殆ど観測できなくなる。この様な所定角度θ0 の値は、選択される主面(結晶成長面)等にも依存するものの、概ね0.4°〜0.7°の範囲内にある。勿論、この範囲内にオフ基板のオフ角を設定しても、十分な光取り出し量の増加を期待することはできないし、また、その場合、十分に結晶性の良い半導体層を結晶成長させることも、勿論容易ではない。
その他にも、例えば上記の特許文献4に記載されている発光素子などが公知である。しかし、この様な発光素子を製造する場合、例えばSiO2 等の絶縁膜から成る光散乱層の形状設計や形状加工が簡単ではなく、例えば、絶縁膜(光散乱層)に係わるフォトリソグラフィー工程やウエットエッチング工程などの従来無かった工程を新規に導入しなければならず、生産性の面で問題が多い。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、主要な半導体層の結晶性を劣化させずに、発光ダイオードの外部量子効率(光取り出し率)を効果的に向上させることである。
また、本発明の更なる目的は、外部量子効率の高い発光ダイオードの生産コストを抑制することである。
ただし、上記の個々の目的は、本発明の個々の手段の内の少なくとも何れか1つによって、個々に達成されれば十分なのであって、本願の個々の発明は、上記の全ての課題を同時に解決し得る手段が存在することを必ずしも保証するものではない。
上記の課題を解決するためには、以下の手段が有効である。
即ち、本発明の第1の手段は、 III族窒化物系化合物半導体の結晶成長によって生成される半導体層を複数積層することにより形成される発光ダイオードの製造工程において、少なくともp型半導体層の一部の層Aの原料ガスを運ぶキャリアガスとして、希ガス(He,Ne,Ar,Kr,Xe,Rn)又は窒素ガス(N2 )を用いることである。
ただし、上記のキャリアガスは、複数の元素ガスが混合された混合気体であっても良い。また、若干の水素ガス(H2 )等が含まれることがあっても特段差し支えない。
また、ここで言う「 III族窒化物系化合物半導体」一般には、2元、3元、又は4元の「Al1-x-y Gay Inx N;0≦x≦1,0≦y≦1,0≦1−x−y≦1」成る一般式で表される任意の混晶比の半導体が含まれ、更に、p型或いはn型の不純物が添加された半導体もまた、これらの「 III族窒化物系化合物半導体」の範疇である。
また、上記の III族元素(Al,Ga,In)の内の少なくとも一部をボロン(B)やタリウム(Tl)等で置換したり、或いは、窒素(N)の少なくとも一部をリン(P)、砒素(As)、アンチモン(Sb)、ビスマス(Bi)等で置換したりした半導体等をもまた、これらの「 III族窒化物系化合物半導体」の範疇とする。
また、上記のp型の不純物(アクセプター)としては、例えば、マグネシウム(Mg)や、或いはカルシウム(Ca)等の公知のp型不純物を添加することができる。
また、上記のn型の不純物(ドナー)としては、例えば、シリコン(Si)や、硫黄(S)、セレン(Se)、テルル(Te)、或いはゲルマニウム(Ge)等の公知のn型不純物を添加することができる。
また、これらの不純物(アクセプター又はドナー)は、同時に2元素以上を添加しても良いし、同時に両型(p型とn型)を添加しても良い。
また、p型半導体層の積層構造は、単層構造でも多層構造でも良い。即ち、上記のp型半導体層の積層構造としては、例えば、以下の様な構造のものなどが有用或いは可用である。
(構成例1)少なくとも、コンタクト層を単層構造とし、そのコンタクト層を上記の層Aとしたp型半導体層の積層構成。
(構成例2)少なくとも、コンタクト層を複層構造とし、そのコンタクト層の最上層を上記の層Aとした構成。
(構成例3)少なくとも、コンタクト層を複層構造とし、そのコンタクト層の中間の層又は最下層を上記の層Aとした構成。
(構成例4)AlGaN層(クラッド層)から成る単層構造を上記のp型半導体層の積層構造としたもの。
(構成例5)AlGaN層とGaN層とを交互に略周期的に積層した多層構造を上記のp型半導体層の積層構造としたもの。
(構成例6)AlGaN層とInGaN層とを交互に略周期的に積層した多層構造を上記のp型半導体層の積層構造としたもの。
また、本発明の第2の手段は、上記の第1の手段において、上記の層Aをp型コンタクト層とすることである。即ち、この構成は、上記の構成例1に相当するものである。
また、本発明の第3の手段は、上記の第1又は第2の手段において、層Aの結晶成長温度を820℃以上910℃以下とすることである。
また、本発明の第4の手段は、上記の第3の手段において、層Aの結晶成長温度を850℃以上890℃以下とすることである。
また、本発明の第5の手段は、 III族窒化物系化合物半導体の結晶成長によって生成される半導体層を複数積層することにより形成される発光ダイオードにおいて、少なくともp型半導体層の一部の層Aの原料ガスを運ぶキャリアガスとして、希ガス(He,Ne,Ar,Kr,Xe,Rn)又は窒素ガス(N2 )を用いることにより、最上層の半導体層の表面に凹凸を設けることである。
また、本発明の第6の手段は、上記の第5の手段において、上記の層Aをp型コンタクト層とすることである。
以上の本発明の手段により、前記の課題を効果的、或いは合理的に解決することができる。
以上の本発明の手段によって得られる効果は以下の通りである。
即ち、本発明の第1の手段によれば、上記の層Aの原料ガスを運ぶキャリアガスとして、希ガス(He,Ne,Ar,Kr,Xe,Rn)又は窒素ガス(N2 )が用いられるので、上記の層Aの半導体結晶の縦方向の成長速度が速くなり、このため、層Aの半導体結晶の表面が自然に凹凸形状に結晶成長する。この結晶成長条件によれば、発光ダイオードの半導体結晶の結晶性を損なうことなく、容易にしかも効率よく半導体層の最上層の表面に凹凸形状を形成することができる。
したがって、本発明によれば、結晶性が高い半導体層が得られ、しかも凹凸形状により光の取り出し量が向上する。また、本発明によれば、形状加工等によって半導体層が損傷されることも無いので、適正な発光強度、発光効率、駆動電圧、静電耐圧、素子寿命、歩合、生産コストなどの実際の基本的な商用要件を十分に満たす、外部量子効率の高い発光ダイオードを効率よく製造することが可能又は容易となる。
また、結晶成長により積層される各半導体層の中で上面を凹凸状にする必要があるのは最上層の半導体層だけであるが、最上層以外の半導体層の上面に凹凸形状を形成しても、それによって最上層の上面が凹凸形状となる場合も考えられる。
しかしながら、本発明の第2の手段によれば、その最上層の半導体層となるp型コンタクト層のみに対して必要な形状制御を施すことができる。したがって、本発明の第2の手段によれば、p型コンタクト層以外の各半導体層の結晶成長条件や結晶成長工程を従来のものから変更する必要がない。
また、本発明の第3の手段によれば、上記の層Aの半導体結晶の縦方向の成長速度が、より速くなるので、上記の効果をより確実に得ることができる。
また、本発明の第4の手段によれば、上記の第3の手段における成長温度の適正範囲を更により適切に設定することができる。この温度が低すぎると、縦方向の結晶成長速度が速くなり過ぎて、コンタクト層の結晶性が低下し、内部量子効率の低下等を招く恐れが出てくる。また、この温度が高いと縦方向の結晶成長速度が遅くなり、所望の凹凸形状を効果的に形成することができなくなる。即ち、上記の第4の手段は、これらの均衡を最適に確保する上で有効である。
また、本発明の第5の手段によれば、上記の第1の手段と同様の作用に基づいて、適正な発光強度、発光効率、駆動電圧、静電耐圧、素子寿命、歩合、生産コストなどの実際の基本的な商用要件を十分に満たす、外部量子効率の高い発光ダイオードを効率よく製造することが可能又は容易となる。
更に、本発明の第6の手段によれば、最上層の半導体層となるp型コンタクト層のみに対して必要な形状制御を施すことができるため、p型コンタクト層以外の各半導体層の構成(或いは、結晶成長条件や結晶成長工程)を従来のものから変更する必要がない。
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
ただし、本発明の実施形態は、以下に示す個々の実施例に限定されるものではない。
図1は、サファイア基板1上に形成された III族窒化物系化合物半導体で形成された発光素子10の模式的な断面構成図である。サファイア基板1の上には窒化アルミニウム(AlN)から成る膜厚約25nmのバッファ層2が設けられ、その上にはシリコン(Si) ドープのGaNから成る膜厚約4.0μmのn型コンタクト層3(n型の高キャリア濃度層)が形成されている。
そして、n型コンタクト層3の上に、ノンドープのGaNから成る膜厚10.5nmのn型クラッド層4(低キャリア濃度層)が形成されている。更に、その上には、膜厚約35ÅのIn0.30Ga0.70Nから成る井戸層51と膜厚約7nmのGaNから成るバリア層52とが交互に合計5層積層されたMQW構造の活性層5が形成されている。また、この活性層5の上には、Mgドープのp型Al0.15Ga0.85Nから成る膜厚約50nmのp型クラッド層6が形成されている。更に、p型クラッド層6の上にはMgドープのp型GaNから成る膜厚約120nmのp型コンタクト層7が形成されている。このp型コンタクト層7の上面には、N2 をフローガスとして用いた低温成長によって、凹凸形状が故意に形成されている。
又、p型コンタクト層7の上には金属蒸着による透光性の電極9が、n型コンタクト層3上には電極8が形成されている。透光性の電極9は、p型コンタクト層7に接合する膜厚約40Åのコバルト( Co) と、このCoに接合する膜厚約60Åの金( Au) とで構成されている。電極8は膜厚約200 Åのバナジウム(V) と膜厚約1.8 μmのアルミニウム( Al) 又はAl合金で構成されている。
次に、この発光素子10の製造方法について説明する。
上記発光素子10は、有機金属気相成長法(以下「MOVPE」と略す)による気相成長により製造された。用いられたガスは、アンモニア(NH3) 、キャリアガス( H2 , N2 ) 、トリメチルガリウム( Ga(CH3)3) (以下「TMG」と記す)、トリメチルアルミニウム( Al(CH3)3) (以下「TMA」と記す)、トリメチルインジウム( In(CH3)3) (以下「TMI」と記す)、シラン( SiH4) とシクロペンタジエニルマグネシウム( Mg(C5H5)2)(以下「CP2 Mg」と記す)である。
まず、有機洗浄及び熱処理により洗浄したa面を主面とした単結晶のサファイア基板1をMOVPE装置の反応室に載置されたサセプタに装着する。次に、常圧でH2 を流速2リットル/分で約30分間反応室に流しながら温度1100℃でサファイア基板1をベーキングした。
次に、温度を400 ℃まで低下させて、H2 を20リットル/分、NH3 を10リットル/分、TMAを1.8 ×10-5 mol/分で供給してAlNから成るバッファ層2を約25nmの膜厚に形成した。
次に、サファイア基板1の温度を1150℃に保持し、H2 を20リットル/分、NH3 を10リットル/分、TMGを1.7 ×10-4 mol/分、H2 ガスにより0.86ppmに希釈されたシランを2×10-7 mol/分で供給し、膜厚約4.0μm、電子濃度2×1018/cm3 、Si濃度4 ×1018/cm3 のGaNから成るn型コンタクト層3を形成した。
その後、サファイア基板1の温度を1150℃に保持して、H2 を20リットル/分、NH3 を10リットル/分、TMGを1.7 ×10-4 mol/分で供給し、ノンドープのGaNから成る膜厚10.5nmのn型クラッド層4(低キャリア濃度層)を形成した。
そして、上記のn型クラッド層4を形成した後、合計5層から成る前記のMQW構造(図1)の活性層5を形成した。
即ち、まず最初に、サファイア基板1の温度を730℃まで低下させ、それと同時にH2 からN2 にキャリアガスを変更し、このキャリアガスとNH3 の供給量を維持しながら、TMGを3.1×10-6 mol/分、TMIを0.7×10-6 mol/分で供給することにより、膜厚約35ÅのIn0.30Ga0.70Nから成る井戸層51をn型クラッド層4の上に形成した。
次に、サファイア基板1の温度を885℃にまで昇温し、上記の井戸層51上に、N2 を20リットル/分、NH3 を10リットル/分、TMGを1.2×10-5 mol/分で供給して、膜厚約70ÅのGaNから成るバリア層52を形成した。
以下、これを繰り返して、井戸層51とバリア層52とを交互に積層し、合計5層(井戸層51、バリア層52、井戸層51、バリア層52、最後の井戸層51)から成る前記の活性層5を形成した。
その後、サファイア基板1の温度を900℃に昇温し、N2 を10リットル/分、TMGを1.6×10-5 mol/分、TMAを6×10-6 mol/分、CP2 Mgを4×10-7 mol/分で供給して、膜厚約20nm、濃度5×1019/cm3 のマグネシウム(Mg)をドープしたp型Al0.15Ga0.85Nから成るp型クラッド層6を形成した。
最後に、サファイア基板1の温度を870℃に降温し、N2 を10リットル/分、NH3 を10リットル/分、TMGを100μmol /分、CP2 Mgを60μmol /分で供給して、膜厚約120nm、濃度5×1019/cm3 のMgをドープしたp型GaNから成るp型コンタクト層7を形成した。
以上に示した工程が、 III族窒化物系化合物半導体から成る各半導体層の結晶成長工程である。
以上の結晶成長工程の後、p型コンタクト層7の上にエッチングマスクを形成し、所定領域のエッチングマスクを除去して、エッチングマスクで覆われていない部分のp型コンタクト層7、p型クラッド層6、活性層5、n型クラッド層4、及びn型コンタクト層3の一部を塩素を含むガスによる反応性イオンエッチングによってエッチングして、n型コンタクト層3の表面を露出させた。
次に、エッチングマスクを残した状態で、全面にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィによりn型コンタクト層3の露出面上の所定領域に窓を形成し、10-4Paオーダ以下の高真空に排気した後、膜厚約200Åのバナジウム(V) と膜厚約1.8 μmのAlを蒸着する。この後、フォトレジスト及びエッチングマスクを除去する。
続いて、表面上にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフによりp型コンタクト層7上の電極形成部分のフィトレジストを除去して窓を形成し、p型コンタクト層7を露出させる。露出させたp型コンタクト層7の上に、10-4Paオーダ以下の高真空に排気した後、Coを膜厚約40Åに成膜し、このCo上にAuを膜厚約60Åに成膜する。次に、試料を蒸着装置から取り出し、リフトオフ法によりフォトレジスト上に堆積したCoとAuとを除去し、p型コンタクト層7に対する透光性の電極9を形成する。
この後、試料雰囲気を真空ポンプで排気し、O2 ガスを供給して圧力3Paとし、その状態で雰囲気温度を約550℃にして、3分程度、加熱し、p型コンタクト層7、p型クラッド層6をp型低抵抗化すると共に、p型コンタクト層7と電極9との合金化処理、n型コンタクト層3と電極8との合金化処理を行った。このようにして、n型コンタクト層3に対する電極8とp型コンタクト層7に対する電極9を形成した。
以上の様にして、半導体層側から光を取り出すフェイスアップ型の発光ダイオード(発光素子10)を製造した。
(本実施例の効果)
p型コンタクト層7の結晶成長条件だけを上記実施例の結晶成長条件から変更することにより、上記の実施例と比較可能なモデル実験を実施した。
図2は、その比較用モデル実験の各種の実施条件と実施結果(LEDの輝度)を開示する表である。ここに示す通り、本発明に基づく上記の実施例では、従来の製造方法で製造されたLEDに対して、約1.6倍の高輝度の素子性能を達成することができた。
これらの実験結果から、発光素子(LED)の素子性能(輝度)を向上させるに当って、少なくともp型コンタクト層7の結晶成長条件に関しては、以下のことが結論できる。即ち、キャリアガスとしては、水素ガス(H2 )よりも窒素ガス(N2 )を用いた方が良い。これにより、最上層の表面に凹凸形状を容易に形成でき、その結果、発光ダイオードの外部量子効率を効果的に向上させることができる。
また、窒素ガス(N2 )の他にも、希ガスや、希ガスと窒素ガスとの混合ガス等を用いても良い。
〔その他の変形例〕
本発明の実施形態は、上記の形態に限定されるものではなく、その他にも以下に例示される様な変形を行っても良い。この様な変形や応用によっても、本発明の作用に基づいて本発明の効果を得ることができる。
例えば、p型クラッド層の結晶成長条件についても同様に、原料ガスを運ぶキャリアガスとして、希ガス(He,Ne,Ar,Kr,Xe,Rn)又は窒素ガス(N2 )を用いたり、或いは、結晶成長温度を820℃以上910℃以下としたりする等しても良い。
即ち、これらの結晶成長条件で結晶成長させるべきp型半導体層は、特段p型コンタクト層に限定されるものではない。つまり、この様な結晶成長条件で結晶成長させるp型半導体層は、p型コンタクト層のみであっても良いし、p型クラッド層のみであっても良いし、全てのp型半導体層であっても良い。
例えば、p型クラッド層の上面が凹凸形状を持てば、p型コンタクト層の結晶成長条件を従来通りに設定しても、p型コンタクト層の上面にはある程度の凹凸形状が現れるが、この様な方法によっても、半導体層の最上層の上面に凹凸形状を形成することができ、よって、この様な方法によっても、前記の本発明の手段に基づく本発明の作用により本発明の効果を得ることができる。
或いは、pコンタクト層を複数の半導体層から形成し、その最上層以外の少なくとも1層の上面に、上記と同様の方法で凹凸形状を形成しても、全半導体層の最上層(pコンタクト層の最上層)の上面に凹凸形状を形成することができ、この様な方法によっても、前記の本発明の手段に基づく本発明の作用により本発明の効果を得ることができる。
また、pコンタクト層を備えない構成を採用する場合であっても、同様にして、p型層の最上層の上面に凹凸形状を形成することができ、この様な構成によっても、前記の本発明の手段に基づく本発明の作用により本発明の効果を得ることができる。例えば、p型クラッド層をn層構造(n≧2)とし、そのn層の最上層の上面に、上記と同様の方法で凹凸形状を形成しても良い。
言い換えれば、これらの構成は任意でよく、少なくともp型半導体層の一部の層Aの原料ガスを運ぶキャリアガスとして、希ガス(He,Ne,Ar,Kr,Xe,Rn)又は窒素ガス(N2 )を用いれば、本発明の作用により本発明の効果を得ることができる。
また、活性層の劣化防止の観点から言えば、p型クラッド層の結晶成長条件も、できるだけ低温又は短時間にとすると良い。これらの結晶成長条件は、勿論、個々に独立であったり個々に画一的であったりはしないが、例えばp型クラッド層を従来よりも低温(例:820℃以上910℃以下)で結晶成長させる等の、活性層に対する熱的ダメージを抑制する結晶成長条件(結晶成長温度や、或いは結晶成長時間)の設定によっても、発光素子の素子性能を向上させることができる場合がある。
また、上記の実施例では、バリア層52の組成をGaNとしたが、バリア層52には、井戸層51よりもバンドギャップの広い「Al(1-x1-y1) Gay1Inx1N(0≦x1<1,0≦y1≦1)」より成る2元、3元、又は4元の III族窒化物系化合物半導体を用いることができる。また、上記の実施例では、発光素子10の活性層5をMQW構造(多重量子井戸構造)としたが、活性層5の構造はSQW構造(単一量子井戸構造)としてもよい。
本発明は、少なくとも最上層の半導体層の表面に凹凸を有する発光ダイオード及びその製造方法に関するものであり、発光ダイオードの高輝度化と生産性の向上に寄与する。また、本発明の構成又は方法に従えば、結晶性が高い半導体層が得られ、また、形状加工等によって半導体層が損傷されることも無いので、適正な発光強度、発光効率、駆動電圧、静電耐圧、素子寿命、歩合、生産コストなどの実際の基本的な商用要件を十分に満たす発光ダイオードを製造することが可能又は容易となる。
本発明の製造方法を用いて得られた発光素子の構成を示した模式図 本発明の実施条件と効果を開示する表 従来の上面を粗面にした発光素子の構成断面図 従来の上面に凹凸を設けた発光素子の鳥瞰図
符号の説明
10 : 発光素子
1 : サファイア基板
2 : バッファ層
3 : n型コンタクト層(n型の高キャリア濃度層)
4 : n型クラッド層(ノンドープ低キャリア濃度層)
5 : 活性層
51: 井戸層
52: バリア層
6 : p型クラッド層
7 : p型コンタクト層
8 : 電極
9 : 透光性電極

Claims (6)

  1. III族窒化物系化合物半導体の結晶成長によって生成される半導体層を複数積層することにより形成される発光ダイオードの製造方法であって、
    少なくともp型半導体層の一部の層Aの原料ガスを運ぶキャリアガスとして、希ガス(He,Ne,Ar,Kr,Xe,Rn)又は窒素ガス(N2 )を用いる
    ことを特徴とする発光ダイオードの製造方法。
  2. 前記層Aは、p型コンタクト層である
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードの製造方法。
  3. 前記層Aの結晶成長温度を820℃以上910℃以下とする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光ダイオードの製造方法。
  4. 前記層Aの結晶成長温度を850℃以上890℃以下とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の発光ダイオードの製造方法。
  5. III族窒化物系化合物半導体の結晶成長によって生成される半導体層を複数積層することにより形成される発光ダイオードであって、
    少なくともp型半導体層の一部の層Aの原料ガスを運ぶキャリアガスとして、希ガス(He,Ne,Ar,Kr,Xe,Rn)又は窒素ガス(N2 )を用いることにより、
    最上層の半導体層の表面に凹凸を設けた
    ことを特徴とする発光ダイオード。
  6. 前記層Aは、p型コンタクト層である
    ことを特徴とする請求項5に記載の発光ダイオード。
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