JPH1180961A - プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

Info

Publication number
JPH1180961A
JPH1180961A JP9241138A JP24113897A JPH1180961A JP H1180961 A JPH1180961 A JP H1180961A JP 9241138 A JP9241138 A JP 9241138A JP 24113897 A JP24113897 A JP 24113897A JP H1180961 A JPH1180961 A JP H1180961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
aluminum nitride
film
plasma processing
microwave introduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9241138A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3931394B2 (ja
Inventor
Takaaki Miyamoto
孝章 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP24113897A priority Critical patent/JP3931394B2/ja
Publication of JPH1180961A publication Critical patent/JPH1180961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3931394B2 publication Critical patent/JP3931394B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ生成室やマイクロ波導入窓を有する
プラズマ処理装置を用いるプラズマ処理方法における、
プラズマ処理装置に起因する酸素汚染を低減する。 【解決手段】 マイクロ波導入窓を窒化アルミニウム製
マイクロ波導入窓12とし、またプラズマ生成室1の内
壁として窒化アルミニウム製内壁15を採用する。 【効果】 マイクロ波導入窓やプラズマ生成室内壁が、
逆スパッタリングされたり、水素活性種により還元反応
されて、プラズマ中に酸素成分が放出されることがな
い。したがって、被処理基板に対する酸素の影響が低減
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造工
程等で用いられるプラズマ処理装置およびプラズマ処理
方法に関し、さらに詳しくは、プラズマ処理の純度に特
徴を有するプラズマ処理装置およびこれを用いたプラズ
マ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置のデザインルール
がクォータミクロンからサブクォータミクロンのレベル
へと微細化し、かつ多層配線構造が多用されるに伴い、
上層配線と下層配線を接続するための接続孔のアスペク
ト比も増大する傾向にある。例えば、0.18μmのデ
ザインルールの半導体装置においては、接続孔の開口径
0.2μmに対し、層間絶縁膜の厚さは1.0〜2.0
μm程度であるので、アスペクト比は5〜10に達す
る。かかる微細で高アスペクト比の接続孔により、信頼
性の高い多層配線構造を達成するには、接続孔内にオー
ミックコンタクト用のTi等の金属膜や、配線材料の拡
散を防止するバリアメタルであるTiN等の金属窒化物
膜を薄く形成した後、Al系金属の高温スパッタリング
や、W(タングステン)の選択CVDやブランケットC
VDにより、コンタクトプラグや上層配線を形成して、
接続孔を充填する方法が採用されつつある。
【0003】通常、Ti金属膜やTiN窒化物膜を形成
するには、バルクのTi金属をターゲット材料としたス
パッタリングや、反応性スパッタリングが行われるが、
これらスパッタリング方法では解決されないステップカ
バレッジ(段差被覆性)の問題を解決するため、被処理
基板表面での化学反応を利用したCVD法によるTi膜
やTiN膜の形成方法が期待されている。
【0004】現在提案されているTi系材料膜のCVD
方法は、大別して、Proc.11th.Int.IE
EE VMIC,p440(1994)等に報告されて
いるTDMATやTDEAT等の有機金属化合物を用い
る方法と、半導体・集積回路技術第44回シンポジウム
講演論文集31ページ(1993)等に報告されている
TiCl4 等の無機系金属ハロゲン化物を用いる方法と
の2種類がある。
【0005】後者の、金属ハロゲン化物であるTiCl
4 とH2 分子によるTi膜の熱CVDにおける還元反応
は、次式(1)で与えられる吸熱反応であり、熱力学的
には反応の進みにくい系である(ΔGは標準生成熱を表
す)。また成膜形状はコンフォーマルであり、層間絶縁
膜の表面や接続孔の底部は勿論のこと、接続孔の側壁に
も均一な厚さで堆積するため、接続孔の開口幅が狭ま
り、W等の埋め込みが困難となる。 TiCl4 +2H2 →Ti+4HCl ΔG=393.3kJ/mol (1)
【0006】このため、H2 をプラズマ中で解離し、H
原子やH活性種による還元反応を用いたプラズマCVD
によるTi膜の成膜が注目されている。この反応は、次
式(2)で示される発熱反応となる。 TiCl4 +4H→Ti+4HCl ΔG=−478.6kJ/mol (2)
【0007】したがって、プラズマCVDによるTi系
材料膜の形成は、反応が容易に進行しやすく、比較的低
温での成膜も可能となる。プラズマCVD装置としては
通常の平行平板型プラズマCVD装置でよいが、ECR
(Electron Cyclotron Resonance)プラズマ、ICP(Ind
uctively Coupled Plasma)あるいはヘリコン波プラズマ
等の高密度プラズマ源を用いたプラズマCVD装置によ
れば、還元反応の促進、成膜速度の向上あるいは均一性
の点で有利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらプラズマCVD
装置のプラズマ生成室の内壁は、被処理基板の重金属汚
染等の防止のため、通常石英(SiO2 )で形成されて
いる。一方、Ti系材料膜をプラズマCVD成膜する際
に還元剤として導入されるH2 ガスは、プラズマ中の電
子との衝突により水素原子に解離されるとともに、励起
状態の水素活性種となる。これら水素活性種はTiCl
4 等の金属化合物ガスを還元するだけでなく、プラズマ
生成室内壁の石英を次式のように還元する。 SiO2 +8H→SiH4 +H2 O (3) この反応で生成したH2 Oはこのままで、あるいはプラ
ズマ中でさらに解離して酸素原子あるいは酸素活性種と
なる。Ti金属はサブリメーションポンプ(Sublimation
Pump)で真空装置内の残留酸素の低減に採用されている
ことから明らかなように、酸素との反応性に富み、しか
もSi酸化物よりTi酸化物の方が安定であるため、T
i金属膜は容易に酸化される。このため、Ti系材料膜
のプラズマCVD成膜中に水素活性種により還元された
石英中の酸素やシリコンは、Ti系材料膜中に採り込ま
れ、多量の酸素を不純物として含んだTi金属膜やTi
N膜が形成される。
【0009】またECRプラズマCVD装置において
は、2.45GHzのマイクロ波を導入する石英製のマ
イクロ波導入窓に金属膜が付着し、マイクロ波の透過率
が劣化することがある。これを防止するため、石英製の
マイクロ波導入窓に13.56MHzのRFを印加し、
ここに付着した金属膜をArイオンによる逆スパッタリ
ングにより除去しつつ、Ti系材料膜を成膜している。
しかしこの際、石英製のマイクロ波導入窓表面もArイ
オンによりスパッタエッチングされ、多量のシリコンと
酸素がTi系材料膜中に採り込まれる。
【0010】図4はこの問題を説明するグラフであり、
石英製マイクロ波導入窓を有するECRプラズマCVD
装置によりTi金属膜を成膜するにあたり、マイクロ波
導入窓近傍からArガスを導入し、マイクロ波導入窓に
付着するTi金属膜を逆スパッタリングしつつ成膜した
場合の例である。図4では横軸にはマイクロ波導入窓に
印加するRFパワーを、縦軸には被処理基板上に形成さ
れたTi金属膜中の不純物含有量、すなわちシリコンお
よび酸素の濃度をそれぞれとっている。この図から明ら
かなように、マイクロ波導入窓に印加するRFパワーが
増加するに従い、Ti金属膜中のシリコンおよび酸素の
濃度も増加する傾向が明らかである。
【0011】かかるTi系材料膜、特に酸素を不純物と
して含むTi金属膜をシリコン基板の不純物拡散層との
コンタクトメタルに用いた場合の問題点を図5(a)〜
(b)に示す。このうち図5(a)は、シリコン基板の
不純物拡散層31に臨んで開口した接続孔に、酸素を含
むTi金属膜32とTiN膜35をプラズマCVD法に
より成膜した場合の接続孔底部を拡大して示す概略断面
図である。この後の工程において熱処理を加えると、図
5(b)に示すように酸素を含むTi金属膜32は不純
物拡散層31とシリサイド化反応をおこし、TiSi2
膜33を形成する一方、酸素を含むTi金属膜32中の
酸素は上層のTiN膜35との界面に析出し、高抵抗の
TiOx 膜34を形成する。TiOx 膜34はTiSi
2 膜33とTiN膜35との間の電気的導通を妨害する
ので、コンタクト抵抗が上昇する。したがって、低抵抗
のコンタクトプラグを形成するためには、Ti金属膜中
に酸素が採り込まれる現象を極力防止することが重要で
ある。以上は石英製のマイクロ波導入窓を有するECR
プラズマCVD装置における不純物汚染について述べた
が、同じプラズマ生成室やマイクロ波導入窓を有するプ
ラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法に
おいても同様の問題点が指摘される。
【0012】本発明は上述した問題点に鑑みて提案する
ものである。すなわち本発明の課題は、プラズマCVD
装置の内壁あるいはマイクロ波導入窓の構成材料に起因
する不純物汚染、特に不純物としての酸素含有量が少な
いプラズマ処理を施すことが可能なプラズマ処理装置お
よびプラズマ処理方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために提案するものである。すなわち、本発明の
プラズマ処理装置は、プラズマ生成室の内壁面の少なく
とも一部の構成部材が、窒化アルミニウムを含んでなる
ことを特徴とする。
【0014】また本発明の別のプラズマ処理装置は、プ
ラズマ生成室に臨むマイクロ波導入窓を有するプラズマ
処理装置において、このマイクロ波導入窓の内壁面の少
なくとも一部の構成部材が、窒化アルミニウムを含んで
なることを特徴とする。このマイクロ波導入窓の好まし
い態様として、石英(SiO2 )と窒化アルミニウムの
積層構造を有することが望ましい。
【0015】次に本発明のプラズマ処理方法は、プラズ
マ生成室の内壁面の少なくとも一部の構成部材が、窒化
アルミニウムを含んでなるプラズマ処理装置により、プ
ラズマ処理を施すことを特徴とする。
【0016】また本発明の別のプラズマ処理方法は、プ
ラズマ生成室に臨むマイクロ波導入窓を有するととも
に、このマイクロ波導入窓の内壁面の少なくとも一部の
構成部材が、窒化アルミニウムを含んでなるプラズマ処
理装置により、プラズマ処理を施すことを特徴とする。
このマイクロ波導入窓の好ましい態様として、石英(S
iO2 )と窒化アルミニウムの積層構造を有するものを
用いることが望ましい。
【0017】本発明のプラズマ処理方法におけるプラズ
マ処理は、プラズマCVD工程、プラズマエッチング工
程あるいはスパッタリング工程等、プラズマの発生をと
もなうプラズマ処理工程のいずれにも適用できるが、金
属膜および金属窒化物膜のいずれか少なくとも一方を被
処理基板上に形成するプラズマCVD工程である際に好
ましく適用することができる。
【0018】つぎに作用の説明に移る。従来のプラズマ
処理装置は、プラズマに接するプラズマ生成室内壁ある
いはマイクロ波導入窓が石英により構成されていたた
め、この石英表面が還元あるいは逆スパッタリングさ
れ、石英の構成元素である酸素が不純物として被処理基
板に影響を与えていた。本発明のプラズマ処理装置によ
れば、プラズマに接するプラズマ生成室の内壁あるいは
マイクロ波導入窓が酸素フリーの窒化アルミニウムによ
り構成されているため、窒化アルミニウム表面がスパッ
タリングされても被処理基板に対する酸素の影響は原理
的に発生しない。また、アルミニウムの水素化物は比較
的揮発しにくい化合物であるため、プラズマ処理時に水
素活性種により窒化アルミニウム表面が還元されること
は少ないし、たとえ還元されてもプラズマ中に酸素成分
が放出される虞れがない。
【0019】本発明のプラズマ処理装置の採用により、
不純物としての酸素、あるいはシリコンの影響のないプ
ラズマ処理が可能となり、特にTi金属膜やTiN膜の
プラズマCVD成膜に適用することにより、低抵抗のコ
ンタクトメタル等を形成することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的実施の形態
例につき添付図面を参照して説明する。
【0021】プラズマ処理装置としては平行平板型プラ
ズマ処理装置、マイクロ波導入窓型のECRプラズマ処
理装置、マイクロ波導入部とベルジャ型プラズマ生成室
一体型のECRプラズマ処理装置、ICP処理装置ある
いはヘリコン波プラズマ処理装置等によるプラズマCV
D装置、プラズマエッチング装置等のいずれにも本発明
を適用することができるが、以下の実施の形態例におい
てはプラズマ生成室に臨むマイクロ波導入窓を有するE
CRプラズマCVD装置を例に採り、詳細な説明を加え
る。
【0022】本発明を適用したECRプラズマCVD装
置の概略構成例を、図1を参照して説明する。図1に示
したECRプラズマCVD装置は、大略プラズマ生成室
1とプラズマ処理室2とから構成されている。このプラ
ズマ生成室1のプラズマに接する内壁は、窒化アルミニ
ウム製内壁15により構成されている。この窒化アルミ
ニウム製内壁15の形成方法は特に限定されないが、窒
化アルミニウム製のべルジャをプラズマ生成室1に嵌め
込んだり、窒化アルミニウム製の板を貼り付けたり、あ
るいは薄膜状の窒化アルミニウムをスパッタリング、C
VDあるいはプラズマ溶射等の手段により形成すればよ
い。プラズマ生成室1には、不図示のマグネトロンで発
生した2.45GHzのマイクロ波を、マイクロ波導波
管11を伝播させ、さらに窒化アルミニウム製マイクロ
波導入窓12を介して導入させる。この窒化アルミニウ
ム製マイクロ波導入窓12のマイクロ波導波管11側に
は、実際にマイクロ波が導入される中心の矩形部分を除
いて、高周波電源13が接続される電極(不図示)が形
成されており、この窒化アルミニウム製マイクロ波導入
窓12へ付着する金属膜等を逆スパッタリングにより除
去しうる構成となっている。窒化アルミニウム製マイク
ロ波導入窓12へは、この不図示の電極そのものを形成
せず、高周波電源13から導出される電極棒(不図示)
を窒化アルミニウム製マイクロ波導入窓12のマイクロ
波導波管11側に接触させるだけでも、逆スパッタリン
グ効果を発現することができる。符号16はソレノイド
コイルである。またプラズマ生成室1には、水素ガスお
よびAr等の希ガスを導入する第1のガス導入孔14が
接続されている。
【0023】一方のプラズマ処理室2には、被処理基板
21を載置する基板ステージ22と、この基板ステージ
22の裏面にミラー磁場形成用の電磁石23がそれぞれ
配設されている。基板ステージ22には、これも不図示
の加熱手段と、被処理基板に入射する金属イオンの角度
を被処理基板に対し略垂直に修正する高透磁率磁性体
(不図示)が配設されている。符号25はコンダクタン
スバルブ等を介して真空ポンプに接続されているガス排
気孔である。プラズマ生成室1とプラズマ処理室2との
間には、金属ハロゲン化物ガスを導入するための第2の
ガス導入孔24が被処理基板21上に対称配置となるよ
うに挿入されている。なお図1では被処理基板の搬送手
段やマスフローコントローラ等その他の装置細部は図示
を省略する。なお、プラズマ処理室の内壁面をも、窒化
アルミニウム部材により構成してもよい。
【0024】かかる装置構成により、第1のガス導入孔
14から導入された水素ガスと希ガスの混合ガスは、窒
化アルミニウム製マイクロ波導入窓12から導入される
2.45GHzのマイクロ波と、ソレノイドコイル16
が発生する0.0875Tの磁界との相互作用により高
密度のECRプラズマとなり、水素活性種を生成する。
第2のガス導入孔24から導入される金属ハロゲン化物
の一部はこの水素活性種により金属中性種に還元され、
さらにこの金属中性種は希ガスイオンや電子と衝突して
イオン化し、金属イオンとなる。一方、第2のガス導入
孔24から導入される金属ハロゲン化物の他の一部は、
プラズマ中の希ガス活性種や電子と衝突して、直接金属
イオンとなる。これらの金属イオンは、ソレノイドコイ
ル16が形成する発散磁場の磁場勾配により被処理基板
21に向けて引き出される。被処理基板21の周辺部に
向けて斜めに入射する金属イオンは、ミラー磁場形成用
の電磁石23と高透磁率磁性体とによりその入射方向が
修正され、被処理基板21の主面に対しほぼ垂直方向に
入射する。したがって、アスペクト比の大きい接続孔の
底部においても、カバレッジの対称性のよい金属膜や金
属窒化物膜の形成が可能である。
【0025】図1に示すECRプラズマCVD装置によ
れば、プラズマ生成室1のプラズマに接する内壁面は窒
化アルミニウム製内壁15により構成されているため、
この内壁面と水素活性種との反応によりプラズマ中にH
2 O等の酸素成分が供給されることがない。また窒化ア
ルミニウム製のマイクロ波導入窓12のスパッタリング
によりプラズマ中に酸素成分が供給される虞れもない。
したがって、Ti金属膜やTiN膜等の極めて酸化され
やすいTi系材料膜を成膜する場合にも、膜中への酸素
の採り込みが防止され、半導体装置のコンタクトプラグ
等の形成に用いれば、低抵抗の多層配線構造を形成する
ことが可能となる。
【0026】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例によりさらに
詳しく説明する。以下の実施例は、前述したマイクロ波
導入窓型ECRプラズマCVD装置により、Ti金属膜
とTiN層とを連続的に形成し、多層配線構造を有する
半導体装置の接続孔にコンタクトプラグを形成した例で
ある。なお、本発明はこれら実施例によりなんら限定さ
れるものではない。
【0027】実施例1 本実施例は、プラズマ生成室内壁を窒化アルミニウム製
のライナーで構成するとともに、マイクロ波導入窓を窒
化アルミニウムの単板で作成したECRプラズマCVD
装置を用いてTi金属膜とTiN層とを連続的に形成し
た例である。
【0028】マイクロ波導入窓型ECRプラズマCVD
装置は先に図1を参照して説明した装置に準じるものを
使用した。本実施例の窒化アルミニウム製マイクロ波導
入窓12の直径は80mmであり、厚さ3mmの窒化ア
ルミニウム単板を用いた。この窒化アルミニウム単板は
平板状でもよいし、マイクロ波導波管側が凸面となった
曲面状であってもよい。
【0029】ところで、従来のECRプラズマCVD装
置に用いられている石英製マイクロ波導入窓は厚さ10
mm程度の石英単板が用いられていた。本実施例におい
て窒化アルミニウム製マイクロ波導入窓12の厚さを3
mmとしたのは、石英のマイクロ波透過率と、窒化アル
ミニウムのマイクロ波透過率の差に基づくものである。
すなわち、10mm厚の石英単板と同等のマイクロ波透
過率を得るためには、窒化アルミニウム単板の厚さを3
mm以下とすることが望ましい。
【0030】本実施例で採用した被処理基板は、図示は
省略するが例えば8インチ径のシリコン等の半導体基板
にMOSトランジスタ等の能動素子等を形成し、この上
に酸化シリコン等の層間絶縁膜を形成し、この半導体基
板に形成された不純物拡散層に臨む接続孔が形成された
ものである。層間絶縁膜の厚さは例えば2μm、接続孔
の開口径は0.2μm、アスペクト比は約10である。
【0031】接続孔底部に露出する不純物拡散層表面の
自然酸化膜や汚染物を希フッ酸等により除去洗浄後、こ
の被処理基板を図1に示したECRプラズマCVD装置
の基板ステージ22上に載置する。プラズマ生成室1に
第1のガス導入孔14からH2 /Ar混合ガスを導入
し、ECR放電によりプラズマ励起することにより、H
原子やH+ イオン等の水素活性種を生成する。
【0032】水素活性種を含むH2 /Ar混合ガスのプ
ラズマを、ソレノイドコイル16の発散磁場の勾配によ
りプラズマ処理室2に引き出す。プラズマ処理室2で
は、第2のガス導入孔24から導入したTiCl4 ガス
をこの水素活性種により還元し、被処理基板21上にT
i金属膜を成膜する。Ti金属膜のプラズマCVD条件
の一例を下記に示す。 H2 流量 80〜140 sccm Ar流量 170〜300 sccm TiCl4 流量 2〜7 sccm マイクロ波パワー 2.8 kW(2.45GHz) 被処理基板温度 100〜500 ℃ 本プラズマCVD条件、特にガス流量比は、本発明者が
先に出願した特願平7−336309号明細書として提
案したように、TiCl4 が充分に水素活性種により還
元できる条件である。この流量比は、水素原子線および
塩素の発光強度スペクトルから規定することができる。
【0033】本プラズマCVD工程では、プラズマ生成
室1に窒化アルミニウム製内壁15を採用したこと、お
よび窒化アルミニウム製マイクロ波導入窓12を採用し
たECRプラズマCVD装置を採用したことにより、T
i金属膜中に酸素が採りこまれる現象を効果的に低減す
ることができる。
【0034】引き続き、同一のECRプラズマCVD装
置内でTi金属膜上にバリアメタルとしてTiN膜を形
成する。TiN膜のプラズマCVD条件の一例を下記に
示す。 H2 流量 40〜70 sccm N2 流量 80〜140 sccm Ar流量 120〜200 sccm TiCl4 流量 5〜10 sccm マイクロ波パワー 2.8 kW(2.45GHz) 被処理基板温度 100〜500 ℃
【0035】このプラズマCVD工程においても、Ti
金属膜のプラズマCVD工程同様、TiN膜中に酸素が
採りこまれる現象を効果的に低減することができる。し
たがって、この後にシリサイド反応をともなう熱処理工
程を施した場合においても、形成されるTiSix 膜と
TiN膜との界面に高抵抗のTiOX 膜が形成されるこ
とはない。
【0036】この後、上層配線層あるいはコンタクトプ
ラグ材料としてAl系金属膜を高温スパッタリング等に
より成膜する。この上層配線層あるいはコンタクトプラ
グ材料としてはブランケットCVD等による高融点金属
膜、一例としてタングステン膜を採用してもよい。この
後、層間絶縁膜上のTi金属膜/TiN膜/Al系金属
膜の積層構造を、レジストマスクを用いてパターニング
することにより上層配線を形成する。コンタクトプラグ
とする場合には層間絶縁膜上のTi金属膜/TiN膜/
Al系金属膜の積層構造をCMP(Chemical Mechanical
Polishing) により除去すればよい。
【0037】本実施例により成膜されたTi金属膜およ
びTiN膜は、ミラー磁場形成用の電磁石23および基
板ステージ22に配設された高透磁率磁性体の効果によ
り、アスペクト比の大きい接続孔底部においても膜厚の
対称性のよいTi金属膜が形成される一方、接続孔の側
壁部分の膜厚は接続孔底部の膜厚より薄く形成される。
したがって、コンフォーマルCVD法の場合のように、
接続孔のアスペクト比が過度に大きくなることはなく、
接続孔内には上層配線層あるいはコンタクトプラグ材料
としてのAl系金属や高融点金属がボイド等を発生する
ことなく埋め込まれる。
【0038】また接続孔底部に清浄な拡散層表面が露出
した状態でTi膜を形成したため、半導体基板とTi金
属膜との界面にはTiシリサイド(不図示)が形成さ
れ、低抵抗のコンタクトプラグを形成することが可能で
ある。この後、必要に応じてTiN膜を成膜し、Al系
金属あるいはブランケットCVDによるW等により接続
孔内を埋め込み、コンタクトプラグあるいは上層配線を
形成する。
【0039】比較例 マイクロ波導入窓として厚さ10mm、直径80mmの
石英単板を採用し、プラズマ生成室の内壁面も石英で構
成した従来のECRプラズマCVD装置を用いた他は、
被処理基板およびプラズマCVD条件は実施例1と同様
にTi金属膜およびTiN膜を形成した。
【0040】以上の実施例1および比較例により、Si
基板の不純物拡散層上に成膜された、Si/Ti金属膜
/TiN膜の積層構造をシリサイド熱処理後、SIMS
(Secondary Ion Mass Spectrometer) により膜の深さ方
向に分析した結果のチャートを図2(a)〜(b)に示
す。このうち、図2(a)は窒化アルミニウム製のマイ
クロ波導入窓およびプラズマ生成室内壁を有するECR
プラズマCVD装置により成膜した実施例1の試料によ
るもの、図2(b)は石英製のマイクロ波導入窓および
プラズマ生成室内壁を有するECRプラズマCVD装置
により成膜した比較例の試料によるものである。
【0041】SIMS分析は、TiN膜表面側からAr
イオンによりスパッタリング除去してゆき、検出される
それぞれの2次イオン強度を比較したものであり、横軸
にスパッタリング時間を、縦軸に検出2次イオン強度を
それぞれとっている。図2(a)〜(b)の各チャート
では、左側が積層構造の表面側に、右側が積層構造のシ
リコン基板側に相当する。
【0042】図2(a)〜(b)の各チャートを比較す
ると、TiN膜とTiSix 膜の界面近傍から検出され
る酸素の2次イオンのピーク強度は、図2(a)の方が
図2(b)のチャートよりも約1桁小さくなっている。
またその幅、すなわちTiOx 膜の厚さも図2(a)の
実施例1の試料の方が薄くなっている。このことは、窒
化アルミニウム製のマイクロ波導入窓およびプラズマ生
成室内壁を有するECRプラズマCVD装置により成膜
した実施例1のTi金属膜およびTiN膜中の酸素濃度
は、石英製のマイクロ波導入窓およびプラズマ生成室内
壁を有するECRプラズマCVD装置により成膜した比
較例のTi金属膜およびTiN膜中の酸素濃度よりも、
大幅に低減していることを示している。
【0043】実施例2 本実施例は、ECRプラズマCVD装置のマイクロ波導
入窓を、窒化アルミニウムと石英の積層構造とした例で
あり、その他の装置構造は実施例1で説明したECRプ
ラズマCVD装置に準じるものである。したがって、重
複する説明は省略してマイクロ波導入窓の構造のみを図
3を参照して説明する。
【0044】本実施例で採用した窒化アルミニウム製マ
イクロ波導入窓12の概略断面図を図3に示す。すなわ
ち、厚さ7mm、直径80mmの石英板17のプラズマ
生成室に面する側のみ、厚さ2mmの窒化アルミニウム
板18を、20μmの厚さのシリコーン系接着剤により
貼り付けた積層構造となっている。またマイクロ波導入
管11側に接して冷却配管19を設け、この中に冷却水
等の冷媒を流して200℃以下に冷却することでシリコ
ーン系接着剤の熱劣化を防止している。なお本実施例の
積層構造は、石英板17の中央部分に座ぐりを設け、こ
こに窒化アルミニウム板18を接着した構造となってい
るが、座ぐりを設けず、平坦な石英板に窒化アルミニウ
ム板を接着してもよい。また接着剤としては、マイクロ
波の透過を妨げないものであればシリコーン系接着剤以
外であってもよい。
【0045】マイクロ波導入窓を本実施例のような積層
構造とすることにより、窒化アルミニウム単板に比較
し、マイクロ波導入窓の全厚を大きく設計することがで
きるとともにマイクロ波の透過率も確保される。したが
って、熱ストレスや、プラズマ生成室内(減圧)とマイ
クロ波導波管(大気圧)との圧力差による機械的ストレ
ス等に対する強度が向上する。
【0046】図3に示した窒化アルミニウム製マイクロ
波導入窓12を採用したECRプラズマCVD装置によ
り、前実施例1と同様のプラズマCVD条件により、同
じ被処理基板上にTi金属膜およびTiN膜を成膜し
た。この後シリサイド化熱処理を施した本実施例の試料
を、SIMSにより深さ方向の元素分析をしたところ、
図2(a)のチャートと同様の結果が得られた。すなわ
ち、積層構造のマイクロ波導入窓および窒化アルミニウ
ム製プラズマ生成室内壁を採用してTi金属膜およびT
iN膜を成膜しても、石英製のマイクロ波導入窓および
プラズマ生成室内壁を有するECRプラズマCVD装置
により成膜した比較例のTi金属膜およびTiN膜中の
酸素濃度よりも、膜中の酸素濃度を大幅に低減しうるこ
とが明らかとなった。
【0047】以上、本発明のプラズマ処理装置およびプ
ラズマ処理方法を2例の実施例および比較例により詳し
い説明を加えたが、本発明はこれら実施例に限定される
ことなく各種の実施態様が可能である。例えば、プラズ
マCVD装置としてマイクロ波導入窓型プラズマCVD
装置を例示したが、その他マイクロ波導入窓を有しない
べルジャ型のマイクロ波導入部とプラズマ生成室一体型
のECRプラズマCVD装置、ICP装置、ヘリコン波
プラズマCVD装置あるいは平行平板型プラズマCVD
等、あらゆるプラズマCVD装置やプラズマエッチング
装置等に適用できる。
【0048】プラズマCVD方法として、Ti金属膜お
よびTiN膜の成膜を例示したが、その他酸素成分の混
入の低減が望まれる各種金属膜や金属窒化物膜のプラズ
マCVDや、プラズマエッチング等に適用することがで
きる。
【0049】金属膜および金属窒化物膜を成膜する被処
理基板として、不純物拡散層に臨む接続孔を有するシリ
コン基板を例示したが、Al系金属や多結晶シリコン等
の下層配線に望む接続孔を有する半導体基板、あるいは
サリサイドプロセスを採用するシリコン基板や、その他
光記録ディスク、光磁気記録ディスク、薄膜磁気ヘッド
等の磁気デバイスやその他の電子デバイス等に適用して
もよい。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のプラズマ処理装置によれば、従来のプラズマ生成室内
壁やマイクロ波導入窓の構成材料である、石英に起因す
る酸素成分がプラズマ中に放出される不都合を回避する
ことができる。
【0051】また本発明のプラズマ処理方法によれば、
被処理基板に対しての酸素成分の影響を低減したプラズ
マ処理が可能となる。したがって、高集積度半導体装置
の多層配線構造のコンタクトメタルやバリアメタルの成
膜に適用すれば、低抵抗の多層配線が実現でき、信頼性
の高い半導体装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマ処理装置を、プラズマCVD
装置に適用した一例を示す概略断面図である。
【図2】シリコン基板の不純物拡散層上に形成されたT
i金属膜およびTiN膜の積層膜をシリサイド熱処理
後、その膜厚方向のSIMS元素分析を示すチャートで
あり、図2(a)は本発明のプラズマCVD装置による
もの、図2(b)は従来のプラズマCVD装置によるも
のである。
【図3】実施例2のプラズマCVD装置の、マイクロ波
導入窓の構造を示す概略断面図である。
【図4】従来のプラズマ処理装置において、石英製のマ
イクロ波導入窓にRFを印加しつつTi金属膜を成膜し
た際のTi金属膜中の不純物濃度を示すグラフである。
【図5】従来のプラズマ処理方法の問題点を説明する図
であり、図5(a)は半導体基板の不純物拡散層上に酸
素を含むTi金属膜およびTiN膜を順次形成した状態
を示す概略断面図であり、図5(b)はこれをシリサイ
ド化熱処理した後の状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…プラズマ生成室、2…プラズマ処理室 11…マイクロ波導波管、12…窒化アルミニウム製マ
イクロ波導入窓、13…高周波電源、14…第1のガス
導入孔、15…窒化アルミニウム製内壁、16…ソレノ
イドコイル、17…石英板、18…窒化アルミニウム
板、19…冷却配管 21…被処理基板、22…基板ステージ、23…電磁
石、24…第2のガス導入孔、25…ガス排気孔 31…不純物拡散層、32…酸素を含むTi金属膜、3
3…TiSi2 膜、34…TiOx 膜、35…TiN膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/205 H01L 21/205 21/3065 H05H 1/46 C H05H 1/46 H01L 21/302 B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマ生成室の内壁面の少なくとも一
    部の構成部材が、窒化アルミニウムを含んでなることを
    特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 プラズマ生成室に臨むマイクロ波導入窓
    を有するプラズマ処理装置において、 前記マイクロ波導入窓の内壁面の少なくとも一部の構成
    部材が、窒化アルミニウムを含んでなることを特徴とす
    るプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記マイクロ波導入窓は、石英(SiO
    2 )と窒化アルミニウムの積層構造を有することを特徴
    とする請求項2記載のプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 プラズマ生成室の内壁面の少なくとも一
    部の構成部材が、窒化アルミニウムを含んでなるプラズ
    マ処理装置により、 プラズマ処理を施すことを特徴とするプラズマ処理方
    法。
  5. 【請求項5】 プラズマ生成室に臨むマイクロ波導入窓
    を有するとともに、 前記マイクロ波導入窓の内壁面の少なくとも一部の構成
    部材が、窒化アルミニウムを含んでなるプラズマ処理装
    置により、 プラズマ処理を施すことを特徴とするプラズマ処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記マイクロ波導入窓は、石英(SiO
    2 )と窒化アルミニウムの積層構造を有することを特徴
    とする請求項5記載のプラズマ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記プラズマ処理は、 金属膜および金属窒化物膜のいずれか少なくとも一方を
    被処理基板上に形成するプラズマCVD工程であること
    を特徴とする請求項4ないし6いずれか1項記載のプラ
    ズマ処理方法。
JP24113897A 1997-09-05 1997-09-05 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 Expired - Fee Related JP3931394B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24113897A JP3931394B2 (ja) 1997-09-05 1997-09-05 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24113897A JP3931394B2 (ja) 1997-09-05 1997-09-05 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1180961A true JPH1180961A (ja) 1999-03-26
JP3931394B2 JP3931394B2 (ja) 2007-06-13

Family

ID=17069848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24113897A Expired - Fee Related JP3931394B2 (ja) 1997-09-05 1997-09-05 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3931394B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1160354A1 (en) * 2000-05-31 2001-12-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for depositing semiconductor film
JP2001343309A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Kawasaki Steel Corp 金属分析試料の予備処理方法および装置
JP2003007674A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
KR100449222B1 (ko) * 2000-09-01 2004-09-18 니뽄 가이시 가부시키가이샤 Ⅲ-ⅴ족 질화물막의 제조 장치 및 제조 방법
JP2009132948A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Toyota Motor Corp プラズマcvd装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1160354A1 (en) * 2000-05-31 2001-12-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for depositing semiconductor film
KR100729894B1 (ko) * 2000-05-31 2007-06-18 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 반도체 제조장치 및 반도체 제조방법
JP2001343309A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Kawasaki Steel Corp 金属分析試料の予備処理方法および装置
KR100449222B1 (ko) * 2000-09-01 2004-09-18 니뽄 가이시 가부시키가이샤 Ⅲ-ⅴ족 질화물막의 제조 장치 및 제조 방법
EP1184488A3 (en) * 2000-09-01 2006-02-08 Ngk Insulators, Ltd. An apparatus for fabricating a III-V nitride film and a method for fabricating the same
US7033439B2 (en) 2000-09-01 2006-04-25 Ngk Insulators, Ltd. Apparatus for fabricating a III-V nitride film and a method for fabricating the same
US7438761B2 (en) 2000-09-01 2008-10-21 Ngk Insulators, Ltd. Apparatus for fabricating a III-V nitride film and a method for fabricating the same
JP2003007674A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2009132948A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Toyota Motor Corp プラズマcvd装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3931394B2 (ja) 2007-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6221792B1 (en) Metal and metal silicide nitridization in a high density, low pressure plasma reactor
US6040021A (en) Plasma CVD process for metal films and metal nitride films
US5831335A (en) Semiconductor device contains refractory metal or metal silicide with less than 1% weight of halogen atom
US7026238B2 (en) Reliability barrier integration for Cu application
Shwartz Handbook of semiconductor interconnection technology
US6221770B1 (en) Low temperature plasma-enhanced formation of integrated circuits
JP2721023B2 (ja) 堆積膜形成法
JP4361625B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
US20050272247A1 (en) Substrate processing method and fabrication process of a semiconductor device
JPS61179872A (ja) マグネトロンエンハンスプラズマ補助式化学蒸着のための装置ならびに方法
JPH09172085A (ja) 低温で基板のステップカバレージを改良する方法及び装置
JP2005150622A (ja) プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置
JP2001200358A (ja) タングステン、アルミニウム、及び銅アプリケーション用ライナ、バリヤ及び/又はシード層としてのpvd−impタングステン及び窒化タングステン
US6576569B1 (en) Method of plasma-assisted film deposition
US5227337A (en) Interconnection forming method
JPH10280154A (ja) プラズマ化学気相成長装置
JP2001338909A (ja) 有機膜のエッチング方法、半導体装置の製造方法及びパターンの形成方法
JP2000058650A (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法、および半導体装置の製造装置
JP3931394B2 (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP3063519B2 (ja) 薄膜の形成方法
JP3289479B2 (ja) 高融点金属層のcvd方法および半導体装置の製造方法
JPH1167766A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4032487B2 (ja) 金属窒化物膜の化学的気相成長方法およびこれを用いた電子装置の製造方法
JPH07288232A (ja) 金属含有膜の製造方法と装置
JP3488498B2 (ja) 半導体装置における金属薄膜形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070305

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees