JPH1178720A - フランジトリム - Google Patents
フランジトリムInfo
- Publication number
- JPH1178720A JPH1178720A JP9254303A JP25430397A JPH1178720A JP H1178720 A JPH1178720 A JP H1178720A JP 9254303 A JP9254303 A JP 9254303A JP 25430397 A JP25430397 A JP 25430397A JP H1178720 A JPH1178720 A JP H1178720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- flange portion
- lip
- weather strip
- neck
- Prior art date
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- Granted
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Abstract
リップ等のフランジトリムが、そのフランジ部分から外
れにくくする。 【解決手段】 車体のフランジ部分12に取り付けられ
たウェザーストリップ13の凹部15内には、首部17
と首部17に交叉する支持部18とからなる複数のリッ
プ16が形成され、リップ16の首部17が凹部15の
開口と反対側へ弾力的に倒れ込んで、リップ16の支持
部18がフランジ部分12の両側面とそれぞれ平面的に
接触して、フランジ部分12を弾力的に保持している。
Description
フランジ部分に取り付けられるウェザーストリップや目
隠し、覆い、あるいは、装飾部品等のフランジトリムに
関する。
ける従来のフランジトリム1は、その凹部2内で対向す
るように舌状部3が形成されており、相対的に凹部2内
へ挿入されたフランジ部分4の両側面がそれぞれ両側の
舌状部3で弾力的に挟み付けられることにより、フラン
ジ部分4にフランジトリム1が取り付けられるようにな
っているが、舌状部3とフランジ部分4とはほぼ線接触
をしているに過ぎないため両者間にすべりが生じやすく
て、舌状部3によるフランジ部分4の保持力が比較的小
さいので、フランジトリム1がフランジ部分4から外れ
やすい不具合があった。
載されたウェザーストリップの取付け構造は、ウェザー
ストリップ取付凹部の両内壁に係合爪が突設されると共
に、ドリップフランジの突縁部が略矢じり状に形成され
ていて、ウェザーストリップ取付凹部に挿入されたドリ
ップフランジの突縁部が上記係合爪に係合しているが、
ドリップフランジの突縁部を略矢じり状に確実に形成さ
せることは実際上難しく、とくに、ほぼ長方形のトラン
クリッドにおけるコーナー部のようにフランジ部分が長
手方向に屈曲している場合には、その先端の略矢じり状
がくずれやすく、従って、ウェザーストリップを安定し
た姿勢で保持することが困難であって、この部分から水
洩れが起きやすい等の欠点がある。
ンジ部分に取り付けられたフランジトリムが、そのフラ
ンジ部分から外れにくくすることにある。
るフランジトリムは、フランジ部分を覆う凹部の内壁面
から上記フランジ部分の側面に向かって突出する首部
と、同首部から上記凹部の断面開口側及びその反対側の
両側方へ延びる支持部とをそなえたリップを有し、上記
首部の弾力的反力により上記支持部の両側部が上記フラ
ンジ部分の側面へ圧接されるように構成されている。
ジトリムの凹部内へ挿入されてリップの支持部を押圧し
たとき、リップの首部が弾力的に屈曲して、支持部の両
側部がフランジトリム凹部の断面開口側及びその反対側
の両側方でフランジ部分の側面に圧接するため、フラン
ジトリムの凹部内からフランジ部分が相対的に抜き出さ
れる場合には、リップの首部が上記と逆方向に屈曲する
こととなって、フランジ部分の側面と接触している支持
部の側部がフランジ部分の側面へくい付くように作用
し、支持部がフランジ部分の側面を強力に保持する結
果、フランジトリムがフランジ部分から外れることを強
く制止することができる。
いて、同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明す
る。図1〜図3において、車両のトランクルーム10を
区画する車体11の端縁フランジ部分12に、ゴム状弾
性体からなるウェザーストリップ13が取り付けられ、
トランクルーム10を覆うトランクリッド14の下面に
ウェザーストリップ13の上端が接触して、トランクル
ーム10内を外方からシールしている。
内にそれぞれ対向するように複数のリップ16が一体成
形されており、各リップ16は凹部15の内壁面からフ
ランジ部分12の側面に向かって突出する首部17と、
首部17の先端で首部17に交叉して凹部15の断面開
口側及びその反対側の両側(図3の上下)へ延びる支持
部18とによって断面略T字状となっており、各支持部
18には、凹部15の開口側における端部に凹部15の
内壁面へ向かって屈曲する受入れ部19が形成されてい
る。
同様な一対の舌状部20が一体成形されており、凹部1
5へ相対的に挿入されたフランジ部分12の両側面と各
リップ16の支持部18とが首部17の弾力的屈曲によ
り平面的に圧接して、ウェザーストリップ13がフラン
ジ部分12へ弾力的に保持されていると共に、舌状部2
0の先端によっても弾力的に保持されている。
3を取り付ける場合には、図4(a)に示されているよ
うに、フランジ部分12の先端に対してウェザーストリ
ップ13を矢印のように被せていくと、ウェザーストリ
ップ13の凹部15内へ相対的に挿入されたフランジ部
分12の先端が先ずリップ支持部18の受入れ部19に
当接して、図4(b)のように受入れ部19を弾力的に
押し開き、すなわち、リップ16の首部17と支持部1
8との連結点Aをほぼ中心として支持部18を回転さ
せ、さらにフランジ部分12の先端がそれぞれ対向する
リップ16間へ相対的に挿入されることにより、リップ
16の首部17がフランジ部分12の挿入方向へ弾力的
に倒れ込んで、図3及び図4(c)のようにフランジ部
分12の両側面が、その両側面を挟んでそれぞれ対向す
るリップ16の支持部18により弾力的に挟持されるこ
ととなるので、フランジ部分12に対するウェザースト
リップ13の取付けは比較的容易に行うことができる。
3が取り付けられた状態において、フランジ部分12か
らウェザーストリップ13を引き外そうとすると、フラ
ンジ部分12の側面と平面的に接触したリップ16の支
持部18が、フランジ部分12と共に凹部15の開口側
へ向かって相対的に引き戻されようとするが、リップ1
6の首部17及び支持部18が一体成形されているた
め、上記のように倒れ込んでいた首部17が凹部15の
開口側へ起こされようとし、従って、各リップ16の支
持部18は首部17との連結点Aをほぼ中心として図4
(c)の矢印のようにフランジ部分12の側面へ向かっ
て回動しようとするので、フランジ部分12の側面と平
面的に接触している各支持部18において、首部17に
対し凹部15の開口と反対側に位置している部分はフラ
ンジ部分12の側面へくい付くように作用する。
ンジ部分12を比較的広いその両側面において強力に保
持することとなるので、ウェザーストリップ13がフラ
ンジ部分12から外れることを強く制止して、ウェザー
ストリップ13の確実な抜け止めを行うことができる。
16における支持部18には、凹部15の開口側端部に
凹部15の内壁面へ向かって屈曲する受入れ部19が形
成されているため、フランジ部分12にウェザーストリ
ップ13を取り付ける場合、ウェザーストリップ13の
凹部15内へ相対的に挿入されたフランジ部分12の先
端が受入れ部19に当接して、受入れ部19を弾力的に
押し開くことができるので、それぞれ対向するリップ1
6間へフランジ部分12の先端を相対的に容易に挿入さ
せることが可能となり、従って、フランジ部分12に対
するウェザーストリップ13の取付け操作が非常に簡単
となる。
部15内にそれぞれ対向するように複数のリップ16が
一体成形されていて、各リップ16の支持部18により
それぞれフランジ部分12の側面を強力に保持すること
かできるので、フランジ部分12からウェザーストリッ
プ13が外れることを確実に防止することができる。
成形により任意の長さに簡単に製作することができて、
コスト的に大層有利であるばかりでなく、フランジ部分
12は単なる平板状でよいため、フランジ部分12がト
ランクルーム10の周囲に沿って角部で長手方向に屈曲
していても、フランジ部分12の形状がその部分でとく
に変化することはなく、従って、フランジ部分12に取
り付けられたウェザーストリップ13の外形がとくに歪
むようなことはない長所がある。
リップの凹部内にそれぞれ対向する複数の断面略T字状
リップが一体成形されていると共に、凹部の開口端に一
対の舌状部が一体成形されているが、これら舌状部の一
方を省略し、あるいは、舌状部自体を省略しても、それ
ぞれ上記実施形態例と同等の作用効果を奏することがで
き、また、上記各実施形態例においてウェザーストリッ
プの凹部内にそれぞれ一体成形された複数の断面略T字
状リップがフランジ部分の両側面に対して千鳥状に配置
されるようにし、もしくは、フランジ部分の一側面側に
のみウェザーストリップの凹部内に断面略T字状リップ
を一体成形して、リップの首部が屈曲することによりリ
ップの支持部がフランジ部分の上記一側面を平面的かつ
弾力的に保持するようにしても、それぞれ上記各実施形
態例と同様な作用効果を奏することができ、さらに、ウ
ェザーストリップ以外に、フランジ部分に取り付けられ
る目隠し、覆い、あるいは、装飾部品等の各種フランジ
トリムに対しても、上記各実施形態例の場合と同様に本
発明を実施できるのはいうまでもない。
は、フランジ部分が相対的にフランジトリムの凹部内へ
挿入されてリップの支持部を押圧したとき、リップの首
部が弾力的に屈曲して、支持部の両側部がフランジトリ
ム凹部の断面開口側及びその反対側の両側方でフランジ
部分の側面に圧接するため、フランジトリムの凹部内か
らフランジ部分が相対的に抜き出される場合には、フラ
ンジ部分の側面と接触している支持部の側部がフランジ
部分の側面へくい付くように作用し、支持部がフランジ
部分の側面を強力に保持するため、フランジトリムがフ
ランジ部分から外れることを強く制止することができる
長所がある。
Claims (3)
- 【請求項1】 フランジ部分を覆う凹部の内壁面から上
記フランジ部分の側面に向かって突出する首部と、同首
部から上記凹部の断面開口側及びその反対側の両側方へ
延びる支持部とをそなえたリップを有し、上記首部の弾
力的反力により上記支持部の両側部が上記フランジ部分
の側面へ圧接されるように構成されたフランジトリム。 - 【請求項2】 請求項1において、上記凹部の開口側に
おける上記支持部の端部に、上記凹部の内壁面へ向かっ
て屈曲する受入れ部が形成されたフランジトリム。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
リップは上記フランジ部分の両側面を挟んでそれぞれ対
向し、もしくは、千鳥状に配設されたフランジトリム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25430397A JP3550483B2 (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | フランジトリム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25430397A JP3550483B2 (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | フランジトリム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1178720A true JPH1178720A (ja) | 1999-03-23 |
JP3550483B2 JP3550483B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=17263123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25430397A Expired - Lifetime JP3550483B2 (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | フランジトリム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3550483B2 (ja) |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP25430397A patent/JP3550483B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3550483B2 (ja) | 2004-08-04 |
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