JPH1178609A - 車両用表示装置及びそのコネクタ - Google Patents
車両用表示装置及びそのコネクタInfo
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- JPH1178609A JPH1178609A JP9234665A JP23466597A JPH1178609A JP H1178609 A JPH1178609 A JP H1178609A JP 9234665 A JP9234665 A JP 9234665A JP 23466597 A JP23466597 A JP 23466597A JP H1178609 A JPH1178609 A JP H1178609A
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Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路基板に取り付けるコネクタの構造に工夫
を凝らし、はんだに依存することなく、コネクタを回路
基板に接続するようにした車両用表示装置及びそのコネ
クタを提供することを目的とする。 【解決手段】 コネクタ部材90は、両ターミナル10
0、110及び抜け止め部材120と共に、貫通穴部8
2及びケーシング20の開口部22a内に順次軸方向に
挿入される。このとき、回路基板80の貫通穴部82の
内周縁部の両対向部分が係止部101の両脚部101a
の間及び係止部111の両脚部111aの間に嵌まり込
んで挟持される。従って、両ターミナル100、110
の回路基板80の外表面側の各脚部は、回路基板80の
外表面の各配線部に当接する。然る後、抜け止め部材1
20がコネクタ部材90内に挿入されて、各係止部10
1、111の頭部が抜け止め部材120の凹所121内
に嵌まり込む。
を凝らし、はんだに依存することなく、コネクタを回路
基板に接続するようにした車両用表示装置及びそのコネ
クタを提供することを目的とする。 【解決手段】 コネクタ部材90は、両ターミナル10
0、110及び抜け止め部材120と共に、貫通穴部8
2及びケーシング20の開口部22a内に順次軸方向に
挿入される。このとき、回路基板80の貫通穴部82の
内周縁部の両対向部分が係止部101の両脚部101a
の間及び係止部111の両脚部111aの間に嵌まり込
んで挟持される。従って、両ターミナル100、110
の回路基板80の外表面側の各脚部は、回路基板80の
外表面の各配線部に当接する。然る後、抜け止め部材1
20がコネクタ部材90内に挿入されて、各係止部10
1、111の頭部が抜け止め部材120の凹所121内
に嵌まり込む。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用計器等の車
両用表示装置及びその回路基板に適用されるコネクタに
関するものである。
両用表示装置及びその回路基板に適用されるコネクタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両用計器の回路基板に
適用されるコネクタとしては、実開平3−30379号
公報にて開示されているようなものがある。このコネク
タは、回路基板に取り付けられる回路基板側コネクタ部
材と、外部回路側コネクタ部材とにより構成される。
適用されるコネクタとしては、実開平3−30379号
公報にて開示されているようなものがある。このコネク
タは、回路基板に取り付けられる回路基板側コネクタ部
材と、外部回路側コネクタ部材とにより構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記計器で
は、通常、回路基板は、計器のケーシングの底壁に沿い
その外側にて並設されているとともに、そのケーシング
の底壁側表面において配線部を備えている。このため、
回路基板をケーシングの底壁に並設したとき回路基板側
コネクタ部材の外部回路側コネクタ部材との嵌め合い部
が回路基板とケーシングの底壁との間から外方に向くよ
うに、予め、回路基板側コネクタ部材を回路基板の上記
底壁側表面の端部上に取り付けるとともに、当該コネク
タ部材のコネクタピンをその外端部にて回路基板の配線
部にはんだ付けすることとなる。
は、通常、回路基板は、計器のケーシングの底壁に沿い
その外側にて並設されているとともに、そのケーシング
の底壁側表面において配線部を備えている。このため、
回路基板をケーシングの底壁に並設したとき回路基板側
コネクタ部材の外部回路側コネクタ部材との嵌め合い部
が回路基板とケーシングの底壁との間から外方に向くよ
うに、予め、回路基板側コネクタ部材を回路基板の上記
底壁側表面の端部上に取り付けるとともに、当該コネク
タ部材のコネクタピンをその外端部にて回路基板の配線
部にはんだ付けすることとなる。
【0004】しかし、はんだ付けという余分な作業が必
要となるという不具合がある。また、回路基板側コネク
タ部材が取り付けられた回路基板をケーシングの底壁に
並設した後に、外部回路側コネクタ部材を回路基板側コ
ネクタ部材に接続する場合、外部回路側コネクタ部材を
回路基板側コネクタ部材の嵌め合い部に圧入により嵌め
合わせることとなる。
要となるという不具合がある。また、回路基板側コネク
タ部材が取り付けられた回路基板をケーシングの底壁に
並設した後に、外部回路側コネクタ部材を回路基板側コ
ネクタ部材に接続する場合、外部回路側コネクタ部材を
回路基板側コネクタ部材の嵌め合い部に圧入により嵌め
合わせることとなる。
【0005】このとき、この嵌め合わせ時の圧入に伴う
力がコネクタピンを通して回路基板の配線部とのはんだ
部に応力として作用するため、はんだ部に歪みや亀裂が
発生しはんだ不良を招くという不具合がある。そこで、
本発明は、このようなことに対処するため、回路基板に
取り付けるコネクタの構造に工夫を凝らし、はんだに依
存することなく、コネクタを回路基板に接続するように
した車両用表示装置及びそのコネクタを提供することを
目的とする。
力がコネクタピンを通して回路基板の配線部とのはんだ
部に応力として作用するため、はんだ部に歪みや亀裂が
発生しはんだ不良を招くという不具合がある。そこで、
本発明は、このようなことに対処するため、回路基板に
取り付けるコネクタの構造に工夫を凝らし、はんだに依
存することなく、コネクタを回路基板に接続するように
した車両用表示装置及びそのコネクタを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明によれば、車両用表示装置の
ためのコネクタは、車両用表示装置の回路基板にその外
表面から回路基板に設けた貫通穴部を通して挿入される
筒状コネクタ部材であってその外周壁に少なくとも1個
の係止穴部を有する筒状コネクタ部材と、このコネクタ
部材の外周壁に設けられるターミナルであって貫通穴部
へのコネクタ部材の挿入に伴い係止穴部内に着脱可能に
係止するとともに回路基板の表面に設けた配線部に当接
する係止部を備えたターミナルと、コネクタ部材にその
軸方向に挿入されて係止部のコネクタ部材内への抜け止
めを行う抜け止め部材とを具備する。
り、請求項1に記載の発明によれば、車両用表示装置の
ためのコネクタは、車両用表示装置の回路基板にその外
表面から回路基板に設けた貫通穴部を通して挿入される
筒状コネクタ部材であってその外周壁に少なくとも1個
の係止穴部を有する筒状コネクタ部材と、このコネクタ
部材の外周壁に設けられるターミナルであって貫通穴部
へのコネクタ部材の挿入に伴い係止穴部内に着脱可能に
係止するとともに回路基板の表面に設けた配線部に当接
する係止部を備えたターミナルと、コネクタ部材にその
軸方向に挿入されて係止部のコネクタ部材内への抜け止
めを行う抜け止め部材とを具備する。
【0007】このように、ターミナルの係止部は、回路
基板の配線部に当接するので、この配線部はターミナル
に電気的に接続される。よって、ターミナルの回路基板
の配線部に対する電気的接続は、はんだ付けに依存する
こなく、良好に確保され得る。また、抜け止め部材が係
止部のコネクタ部材内への抜け止めを行うので、ターミ
ナルの回路基板の配線部に対する電気的接続を常に良好
に維持できる。
基板の配線部に当接するので、この配線部はターミナル
に電気的に接続される。よって、ターミナルの回路基板
の配線部に対する電気的接続は、はんだ付けに依存する
こなく、良好に確保され得る。また、抜け止め部材が係
止部のコネクタ部材内への抜け止めを行うので、ターミ
ナルの回路基板の配線部に対する電気的接続を常に良好
に維持できる。
【0008】また、コネクタのうち外部回路接続用コネ
クタ部材は、ターミナルで足りるので、外部回路接続用
コネクタ部材を別途設ける必要もない。また、コネクタ
は、回路基板の貫通穴部に着脱可能に取り付けられてい
るから、コネクタを回路基板から取り外すにあたって
は、抜け止め部材及びコネクタ部材を貫通穴部から抜く
ようにすればよい。
クタ部材は、ターミナルで足りるので、外部回路接続用
コネクタ部材を別途設ける必要もない。また、コネクタ
は、回路基板の貫通穴部に着脱可能に取り付けられてい
るから、コネクタを回路基板から取り外すにあたって
は、抜け止め部材及びコネクタ部材を貫通穴部から抜く
ようにすればよい。
【0009】また、コネクタは回路基板の貫通穴部にそ
の外表面側から挿入することで取り付けられるから、回
路基板の配線部はこの回路基板の両表面のうちいずれの
表面に形成されていてもよい。また、請求項2に記載の
発明によれば、車両用表示装置の回路基板に適用される
コネクタは、回路基板の外表面側からその貫通穴部に挿
入される筒状コネクタ部材であってその外周壁に少なく
とも1個の係止穴部を有する筒状コネクタ部材と、この
コネクタ部材の外周壁に設けられたターミナルであって
貫通穴部へのコネクタ部材の挿入に伴い係止穴部内に着
脱可能に係止するとともに回路基板の配線部に当接する
係止部を備えたターミナルと、コネクタ部材にその軸方
向に挿入されて係止部のコネクタ部材内への抜け止めを
行う抜け止め部材とを具備する。
の外表面側から挿入することで取り付けられるから、回
路基板の配線部はこの回路基板の両表面のうちいずれの
表面に形成されていてもよい。また、請求項2に記載の
発明によれば、車両用表示装置の回路基板に適用される
コネクタは、回路基板の外表面側からその貫通穴部に挿
入される筒状コネクタ部材であってその外周壁に少なく
とも1個の係止穴部を有する筒状コネクタ部材と、この
コネクタ部材の外周壁に設けられたターミナルであって
貫通穴部へのコネクタ部材の挿入に伴い係止穴部内に着
脱可能に係止するとともに回路基板の配線部に当接する
係止部を備えたターミナルと、コネクタ部材にその軸方
向に挿入されて係止部のコネクタ部材内への抜け止めを
行う抜け止め部材とを具備する。
【0010】これにより、請求項1に記載の発明の作用
効果を達成し得るコネクタを備えた車両用表示装置の提
供が可能となる。また、請求項3に記載の発明によれ
ば、車両用表示装置のためのコネクタは、車両用表示装
置の回路基板にその外表面から回路基板に設けた貫通穴
部を通して挿入される筒状コネクタ部材であってその外
周壁に一対の係止穴部を有する筒状コネクタ部材と、こ
のコネクタ部材の外周壁にその軸方向に沿い設けられた
一対のターミナルであって貫通穴部へのコネクタ部材の
挿入に伴い各係止穴部内にそれぞれ着脱可能に係止する
とともに回路基板の外表面に設けた配線部に当接する各
係止部を備えたターミナルと、各係止部の配線部への当
接後にコネクタ部材内にてその軸方向に移動されて各係
止部のコネクタ部材内への抜け止めを行う抜け止め部材
とを備える。
効果を達成し得るコネクタを備えた車両用表示装置の提
供が可能となる。また、請求項3に記載の発明によれ
ば、車両用表示装置のためのコネクタは、車両用表示装
置の回路基板にその外表面から回路基板に設けた貫通穴
部を通して挿入される筒状コネクタ部材であってその外
周壁に一対の係止穴部を有する筒状コネクタ部材と、こ
のコネクタ部材の外周壁にその軸方向に沿い設けられた
一対のターミナルであって貫通穴部へのコネクタ部材の
挿入に伴い各係止穴部内にそれぞれ着脱可能に係止する
とともに回路基板の外表面に設けた配線部に当接する各
係止部を備えたターミナルと、各係止部の配線部への当
接後にコネクタ部材内にてその軸方向に移動されて各係
止部のコネクタ部材内への抜け止めを行う抜け止め部材
とを備える。
【0011】これにより請求項1に記載の発明と実質的
に同様の作用効果を達成できる。この場合、回路基板の
配線部はこの回路基板の外表面に形成されているから、
回路基板のコスト低減に役立つ。
に同様の作用効果を達成できる。この場合、回路基板の
配線部はこの回路基板の外表面に形成されているから、
回路基板のコスト低減に役立つ。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明が車両用表示装置
に適用された例を示している。この表示装置は、当該車
両の車室内に設けたインストルメントパネルに配設され
ている。
に基づいて説明する。図1は、本発明が車両用表示装置
に適用された例を示している。この表示装置は、当該車
両の車室内に設けたインストルメントパネルに配設され
ている。
【0013】当該表示装置は、図1及び図2にて示すご
とく、表示板としての目盛り板10を備えており、この
目盛り板10には、三つのパターン表示部11、12、
13が形成されている。パターン表示部11は、当該車
両のスピードの表示用に用いられ、また、パターン表示
部12は、当該車両の燃料の表示用に用いられる。パタ
ーン表示部13は、当該車両のインジケータ用に用いら
れる。
とく、表示板としての目盛り板10を備えており、この
目盛り板10には、三つのパターン表示部11、12、
13が形成されている。パターン表示部11は、当該車
両のスピードの表示用に用いられ、また、パターン表示
部12は、当該車両の燃料の表示用に用いられる。パタ
ーン表示部13は、当該車両のインジケータ用に用いら
れる。
【0014】また、当該表示装置は、図2にて示すごと
く、ケーシング20を備えており、このケーシング20
は、その開口部21にて、目盛り板10をその裏面側か
ら覆うように、環状の見返し板30のフランジ31に固
着されている。ケーシング20内には、パターン表示部
11及び指針40と共にスピードメータを構成する駆動
装置50と、パターン表示部12及び指針60と共に燃
料計を構成する駆動装置(図示しない)とが収容されて
いる。
く、ケーシング20を備えており、このケーシング20
は、その開口部21にて、目盛り板10をその裏面側か
ら覆うように、環状の見返し板30のフランジ31に固
着されている。ケーシング20内には、パターン表示部
11及び指針40と共にスピードメータを構成する駆動
装置50と、パターン表示部12及び指針60と共に燃
料計を構成する駆動装置(図示しない)とが収容されて
いる。
【0015】駆動装置50は、図2にて示すごとく、ケ
ーシング20の底壁22に固着した装置本体51と、こ
の装置本体51からパターン表示部11の貫通穴部を通
り回動可能に延出する指針軸52とにより構成されてい
る。指針40は、パターン表示部11上にて当該車両の
スピードを指示するもので、この指針40は、その回動
軸部にて、指針軸52の先端部に同軸的に支持されてい
る。
ーシング20の底壁22に固着した装置本体51と、こ
の装置本体51からパターン表示部11の貫通穴部を通
り回動可能に延出する指針軸52とにより構成されてい
る。指針40は、パターン表示部11上にて当該車両の
スピードを指示するもので、この指針40は、その回動
軸部にて、指針軸52の先端部に同軸的に支持されてい
る。
【0016】また、燃料計を構成する駆動装置は、駆動
装置50と同様に構成されており、この駆動装置も、そ
の装置本体(図示しない)にて、ケーシング20の底壁
22に固着されている。また、燃料計を構成する駆動装
置の装置本体の指針軸は、パターン表示部12の貫通穴
部を通り回動可能に延出しており、この指針軸の先端部
には、指針60がその回動軸部にて同軸的に支持されて
いる。なお、図1及び図2にて、符号70は、フロント
カバーを示す。
装置50と同様に構成されており、この駆動装置も、そ
の装置本体(図示しない)にて、ケーシング20の底壁
22に固着されている。また、燃料計を構成する駆動装
置の装置本体の指針軸は、パターン表示部12の貫通穴
部を通り回動可能に延出しており、この指針軸の先端部
には、指針60がその回動軸部にて同軸的に支持されて
いる。なお、図1及び図2にて、符号70は、フロント
カバーを示す。
【0017】回路基板80は、ケーシング20の底壁2
2にその外表面から装着されており、この回路基板80
の外表面81にのみ、配線部(図示しない)が、装置本
体51、燃料計の装置本体や後述するコネクタCとの電
気的接続のために、パターン形成されている。次に、本
発明の要部の構成について、図1乃至図3を参照して説
明する。
2にその外表面から装着されており、この回路基板80
の外表面81にのみ、配線部(図示しない)が、装置本
体51、燃料計の装置本体や後述するコネクタCとの電
気的接続のために、パターン形成されている。次に、本
発明の要部の構成について、図1乃至図3を参照して説
明する。
【0018】コネクタCは、回路基板80に形成した貫
通穴部82及びケーシング20の底壁22に貫通穴部8
2に対応して形成した筒状開口部22a内に挿入され
て、回路基板80に取り付けられるもので、このコネク
タCは、コネクタ部材90と、このコネクタ部材90に
着脱可能に係止される一対のターミナル100、110
と、コネクタ部材90内に着脱可能に挿入される抜け止
め部材120とにより構成されている。
通穴部82及びケーシング20の底壁22に貫通穴部8
2に対応して形成した筒状開口部22a内に挿入され
て、回路基板80に取り付けられるもので、このコネク
タCは、コネクタ部材90と、このコネクタ部材90に
着脱可能に係止される一対のターミナル100、110
と、コネクタ部材90内に着脱可能に挿入される抜け止
め部材120とにより構成されている。
【0019】コネクタ部材90は、絶縁樹脂材料等の電
気絶縁材料により、略円筒状に形成されており、このコ
ネクタ部材90の外周壁のうち軸方向中間部位には、各
ターミナル100、110を係止するための各係止穴部
91、92が互いに対向する位置にて円形状に形成され
ている。また、コネクタ部材90の環状先端部93は、
回路基板80の貫通穴部82内にコネクタ部材90を挿
入し易くするため、図3にて示すごとく、先端側に向け
て末すぼまり状に形成されている。
気絶縁材料により、略円筒状に形成されており、このコ
ネクタ部材90の外周壁のうち軸方向中間部位には、各
ターミナル100、110を係止するための各係止穴部
91、92が互いに対向する位置にて円形状に形成され
ている。また、コネクタ部材90の環状先端部93は、
回路基板80の貫通穴部82内にコネクタ部材90を挿
入し易くするため、図3にて示すごとく、先端側に向け
て末すぼまり状に形成されている。
【0020】ターミナル100は、回路基板側ターミナ
ル部100aと、外部回路側ターミナル部100bとを
備えており、ターミナル部100aは、りん青銅等の電
気的良導性を有する弾性金属片により形成されている。
ターミナル部100aは、係止部101を備えており、
この係止部101は、ターミナル部100aの長手方向
中央部をその板厚方向に向け、きのこの断面形状に折り
曲げて形成されている。
ル部100aと、外部回路側ターミナル部100bとを
備えており、ターミナル部100aは、りん青銅等の電
気的良導性を有する弾性金属片により形成されている。
ターミナル部100aは、係止部101を備えており、
この係止部101は、ターミナル部100aの長手方向
中央部をその板厚方向に向け、きのこの断面形状に折り
曲げて形成されている。
【0021】この係止部101は、図3にて示すごと
く、その頭部101aにて、コネクタ部材90の係止穴
部91内に外方から挿入されて着脱可能に係止してい
る。ここで、ターミナル部100aの長手方向に沿う頭
部101aの最大長さLは、係止穴部91の内径よりも
幾分大きくしてある。このため、頭部101aが係止穴
部91内に挿入されるとき、この頭部101aは、その
弾力に抗して、係止穴部91の内周面によりその中心に
向け押し曲げられながら係止穴部91内に挿入される。
く、その頭部101aにて、コネクタ部材90の係止穴
部91内に外方から挿入されて着脱可能に係止してい
る。ここで、ターミナル部100aの長手方向に沿う頭
部101aの最大長さLは、係止穴部91の内径よりも
幾分大きくしてある。このため、頭部101aが係止穴
部91内に挿入されるとき、この頭部101aは、その
弾力に抗して、係止穴部91の内周面によりその中心に
向け押し曲げられながら係止穴部91内に挿入される。
【0022】また、ターミナル100がコネクタ部材9
1と共に回路基板80の貫通穴部82内に挿入されたと
き、係止部101は、頭部101aから係止穴部91の
外方へ延出する両脚部101bにて、貫通穴部82の内
周縁部の一部を挟持するようになっている。このとき、
両脚部101bのうち回路基板80の外表面側に位置す
る脚部101bは、回路基板80の外表面に形成した配
線部と当接するようになっている。なお、両脚部101
bが、頭部101aを係止穴部91内に係止したときに
貫通穴部82の内周縁部の一部をしっかりと挟持し得る
ように、これら両脚部101bの間隔が選定されてい
る。
1と共に回路基板80の貫通穴部82内に挿入されたと
き、係止部101は、頭部101aから係止穴部91の
外方へ延出する両脚部101bにて、貫通穴部82の内
周縁部の一部を挟持するようになっている。このとき、
両脚部101bのうち回路基板80の外表面側に位置す
る脚部101bは、回路基板80の外表面に形成した配
線部と当接するようになっている。なお、両脚部101
bが、頭部101aを係止穴部91内に係止したときに
貫通穴部82の内周縁部の一部をしっかりと挟持し得る
ように、これら両脚部101bの間隔が選定されてい
る。
【0023】ターミナル部100aは、係止部101か
ら互いに逆方向に延出する両延出部102、103を有
している。延出部102は、コネクタ部材90の外周壁
に沿い先端部93に向け軸方向に延出しており、一方、
延出部103は、コネクタ部材90の外周壁に沿いター
ミナル部100bに向け延出している。ターミナル部1
00bは、ワイヤハーネスからなるもので、このターミ
ナル部100bは、その心線基端部にて、延出部103
の先端部にかしめ止め104により電気的に接続され
て、延出部103の延出方向に延出している。
ら互いに逆方向に延出する両延出部102、103を有
している。延出部102は、コネクタ部材90の外周壁
に沿い先端部93に向け軸方向に延出しており、一方、
延出部103は、コネクタ部材90の外周壁に沿いター
ミナル部100bに向け延出している。ターミナル部1
00bは、ワイヤハーネスからなるもので、このターミ
ナル部100bは、その心線基端部にて、延出部103
の先端部にかしめ止め104により電気的に接続され
て、延出部103の延出方向に延出している。
【0024】ターミナル110は、ターミナル100と
同様のもので、このターミナル110は、両ターミナル
部100a、100bに相当する両ターミナル部110
a、110bを有する。ターミナル部110aは、ター
ミナル部100aの係止部101及び両延出部102、
103に相当する係止部111及び両延出部112、1
13を有する。係止部111は、係止部101の頭部1
01a及び両脚部101bに相当する頭部111a及び
両脚部111bを有する。ターミナル部110bは、タ
ーミナル部100bのかしめ止め104に相当するかし
め止め114により、ターミナル部110aにて電気的
に接続されている。
同様のもので、このターミナル110は、両ターミナル
部100a、100bに相当する両ターミナル部110
a、110bを有する。ターミナル部110aは、ター
ミナル部100aの係止部101及び両延出部102、
103に相当する係止部111及び両延出部112、1
13を有する。係止部111は、係止部101の頭部1
01a及び両脚部101bに相当する頭部111a及び
両脚部111bを有する。ターミナル部110bは、タ
ーミナル部100bのかしめ止め104に相当するかし
め止め114により、ターミナル部110aにて電気的
に接続されている。
【0025】そして、ターミナル部110aの係止部1
11は、その頭部111aにて、コネクタ部材90の係
止穴部92内に外方から着脱可能に挿入されて係止して
いる。これにより、ターミナル110は、コネクタ部材
90の軸に対し、ターミナル100とは対称的にコネク
タ部材90にコネクタ部材90の外周壁に取り付けられ
ている。
11は、その頭部111aにて、コネクタ部材90の係
止穴部92内に外方から着脱可能に挿入されて係止して
いる。これにより、ターミナル110は、コネクタ部材
90の軸に対し、ターミナル100とは対称的にコネク
タ部材90にコネクタ部材90の外周壁に取り付けられ
ている。
【0026】なお、両ターミナル部100b、110b
は、外部回路に接続されるようになっている。抜け止め
部材120は、コネクタ部材90と同様の材料により図
3にて図示縦断面形状を有するように形成した筒体であ
る。この抜け止め部材120は、凹所121を有してお
り、この凹所121は、抜け止め部材120の外周壁の
軸方向中央部に沿い環状に形成されている。
は、外部回路に接続されるようになっている。抜け止め
部材120は、コネクタ部材90と同様の材料により図
3にて図示縦断面形状を有するように形成した筒体であ
る。この抜け止め部材120は、凹所121を有してお
り、この凹所121は、抜け止め部材120の外周壁の
軸方向中央部に沿い環状に形成されている。
【0027】凹所121の両壁121aは、その底壁1
21bから凹所121の開口面にかけて断面末広がり状
に形成されている。これにより、抜け止め部材120
が、後述のように、コネクタ部材90内に挿入されて各
係止部101、111が凹所121内に収容されたと
き、凹所121の両壁121aは、各係止部101、1
11の頭部を受けるようにしてコネクタ部材90内への
抜け止めを行う。
21bから凹所121の開口面にかけて断面末広がり状
に形成されている。これにより、抜け止め部材120
が、後述のように、コネクタ部材90内に挿入されて各
係止部101、111が凹所121内に収容されたと
き、凹所121の両壁121aは、各係止部101、1
11の頭部を受けるようにしてコネクタ部材90内への
抜け止めを行う。
【0028】また、抜け止め部材120は、凹所121
の両壁121aから互いに逆方向に延出する両延出部1
22、123を備えている。延出部122は、コネクタ
部材90の先端部93を通し易いように断面末すぼまり
状に形成されている。一方、延出部123は、延出部1
22とは逆方向に断面末すぼまり状に形成されており、
この延出部123の端部には、環状フランジ123aが
形成されている。ここで、このフランジ123aの外径
は、凹所121の最大外径と共に、コネクタ部材90の
環状先端部93を除く部分の内径とほぼ一致している。
これにより、抜け止め部材120をコネクタ部材90内
に挿入したとき、抜け止め部材120の軸がコネクタ部
材90の軸に対し傾かないようになっている。
の両壁121aから互いに逆方向に延出する両延出部1
22、123を備えている。延出部122は、コネクタ
部材90の先端部93を通し易いように断面末すぼまり
状に形成されている。一方、延出部123は、延出部1
22とは逆方向に断面末すぼまり状に形成されており、
この延出部123の端部には、環状フランジ123aが
形成されている。ここで、このフランジ123aの外径
は、凹所121の最大外径と共に、コネクタ部材90の
環状先端部93を除く部分の内径とほぼ一致している。
これにより、抜け止め部材120をコネクタ部材90内
に挿入したとき、抜け止め部材120の軸がコネクタ部
材90の軸に対し傾かないようになっている。
【0029】このように構成した本実施形態において、
コネクタCの回路基板80に対する取り付けは次によう
にして行う。まず、図3にて示すごとく、両ターミナル
100、110を取り付けたコネクタ部材90と、抜け
止め部材120とを準備する。そして、抜け止め部材1
20を、図4にて示すように、コネクタ部材90内にそ
の軸方向に挿入する。なお、このとき、抜け止め部材1
20の凹所121は、コネクタ部材90の外周壁のうち
各係止穴部91、92よりも図4にて図示下方に位置し
ている。
コネクタCの回路基板80に対する取り付けは次によう
にして行う。まず、図3にて示すごとく、両ターミナル
100、110を取り付けたコネクタ部材90と、抜け
止め部材120とを準備する。そして、抜け止め部材1
20を、図4にて示すように、コネクタ部材90内にそ
の軸方向に挿入する。なお、このとき、抜け止め部材1
20の凹所121は、コネクタ部材90の外周壁のうち
各係止穴部91、92よりも図4にて図示下方に位置し
ている。
【0030】このような状態にて、コネクタ部材90
を、両ターミナル100、110及び抜け止め部材12
0と共に、図4にて示すごとく、回路基板80の貫通穴
部82に対向させる。そして、そのままの状態にて、コ
ネクタ部材90を、両ターミナル100、110及び抜
け止め部材120と共に、貫通穴部82及びケーシング
20の開口部22a内に順次軸方向に挿入する。
を、両ターミナル100、110及び抜け止め部材12
0と共に、図4にて示すごとく、回路基板80の貫通穴
部82に対向させる。そして、そのままの状態にて、コ
ネクタ部材90を、両ターミナル100、110及び抜
け止め部材120と共に、貫通穴部82及びケーシング
20の開口部22a内に順次軸方向に挿入する。
【0031】このような過程においては、両ターミナル
100、110の各延出部102、112がその弾力に
抗して貫通穴部82の内周面により押圧されながら貫通
穴部82及び開口部22a内に順次挿入される。そし
て、各延出部102、112が貫通穴部82を通り過ぎ
ると、これら各延出部102、112が原形に復帰す
る。このため、貫通穴部82の内周縁部の両対向部分が
係止部101の両脚部101aの間及び係止部111の
両脚部111aの間に嵌まり込む。
100、110の各延出部102、112がその弾力に
抗して貫通穴部82の内周面により押圧されながら貫通
穴部82及び開口部22a内に順次挿入される。そし
て、各延出部102、112が貫通穴部82を通り過ぎ
ると、これら各延出部102、112が原形に復帰す
る。このため、貫通穴部82の内周縁部の両対向部分が
係止部101の両脚部101aの間及び係止部111の
両脚部111aの間に嵌まり込む。
【0032】このとき、両係止部101、111の各頭
部は、上述のごとく、その弾力に抗して各係止穴部9
1、92内に圧縮されるようにして係止している。この
ため、貫通穴部82の内周縁部の両対向部分は係止部1
01の両脚部101a及び係止部111の両脚部111
aによりしっかりと挟持される。従って、各両脚部10
1a、111aのうち回路基板80の外表面側の各脚部
101a、111aは、回路基板80の外表面の各配線
部にしっかりと当接する。これにより、回路基板80の
配線部は両ターミナル部100a、110aに電気的に
接続される。よって、両ターミナル100、110の回
路基板80の配線部に対する電気的接続は、はんだ付け
に依存するこなく、良好に確保され得る。
部は、上述のごとく、その弾力に抗して各係止穴部9
1、92内に圧縮されるようにして係止している。この
ため、貫通穴部82の内周縁部の両対向部分は係止部1
01の両脚部101a及び係止部111の両脚部111
aによりしっかりと挟持される。従って、各両脚部10
1a、111aのうち回路基板80の外表面側の各脚部
101a、111aは、回路基板80の外表面の各配線
部にしっかりと当接する。これにより、回路基板80の
配線部は両ターミナル部100a、110aに電気的に
接続される。よって、両ターミナル100、110の回
路基板80の配線部に対する電気的接続は、はんだ付け
に依存するこなく、良好に確保され得る。
【0033】然る後、抜け止め部材120をコネクタ部
材90内に対して図5にて示す位置まで挿入すれば、各
係止部101、111の頭部がそれぞれ外方に向けて弾
性変形しつつ抜け止め部材120の凹所121内に嵌ま
り込む。これにより、各係止部101、111の頭部が
凹所121の両側壁121aによりコネクタ部材90内
への抜け止めが確保される。
材90内に対して図5にて示す位置まで挿入すれば、各
係止部101、111の頭部がそれぞれ外方に向けて弾
性変形しつつ抜け止め部材120の凹所121内に嵌ま
り込む。これにより、各係止部101、111の頭部が
凹所121の両側壁121aによりコネクタ部材90内
への抜け止めが確保される。
【0034】この場合、抜け止め部材120は凹所12
1の開口面及びフランジ123aでもってコネクタ部材
90の内周面に当接するので、抜け止め部材120の軸
方向がコネクタ部材90の軸方向に対し傾くことがな
い。従って、両係止部101、111の各頭部のコネク
タ部材90内への抜け止めが良好になされ得る。また、
コネクタ部材90及び抜け止め部材120の挿入時にお
ける各ターミナル100、110の撓み方向が、上述の
ごとく、回路基板80の貫通穴部82の半径方向であっ
て、コネクタ部材90及び抜け止め部材120の挿入と
は異なる。
1の開口面及びフランジ123aでもってコネクタ部材
90の内周面に当接するので、抜け止め部材120の軸
方向がコネクタ部材90の軸方向に対し傾くことがな
い。従って、両係止部101、111の各頭部のコネク
タ部材90内への抜け止めが良好になされ得る。また、
コネクタ部材90及び抜け止め部材120の挿入時にお
ける各ターミナル100、110の撓み方向が、上述の
ごとく、回路基板80の貫通穴部82の半径方向であっ
て、コネクタ部材90及び抜け止め部材120の挿入と
は異なる。
【0035】従って、回路基板80の配線部と両ターミ
ナル100、110との電気的接続が不良となるような
撓みが各ターミナル部100a、110aに生ずること
もない。また、コネクタCは、上述のごとく、回路基板
80にその外表面側から取り付ける。従って、コネクタ
Cの回路基板80に対する取り付けは、回路基板80を
ケーシング20に取り付ける前にしてもよく後にしても
よい。
ナル100、110との電気的接続が不良となるような
撓みが各ターミナル部100a、110aに生ずること
もない。また、コネクタCは、上述のごとく、回路基板
80にその外表面側から取り付ける。従って、コネクタ
Cの回路基板80に対する取り付けは、回路基板80を
ケーシング20に取り付ける前にしてもよく後にしても
よい。
【0036】また、回路基板80の配線部は当該回路基
板の片面に設けるのみでよいので、コストの低減にも役
立つ。また、コネクタCのうち外部回路接続用コネクタ
部材は、両ターミナル部100b、110bで足りるの
で、外部回路接続用コネクタ部材を別途設ける必要もな
い。また、コネクタCは、回路基板80の貫通穴部82
に着脱可能に取り付けられているから、コネクタCを回
路基板80から取り外すにあたっては、抜け止め部材1
20をコネクタ部材90からフランジ123a方向に抜
いた後コネクタ部材90を貫通穴部82から抜くように
すればよい。
板の片面に設けるのみでよいので、コストの低減にも役
立つ。また、コネクタCのうち外部回路接続用コネクタ
部材は、両ターミナル部100b、110bで足りるの
で、外部回路接続用コネクタ部材を別途設ける必要もな
い。また、コネクタCは、回路基板80の貫通穴部82
に着脱可能に取り付けられているから、コネクタCを回
路基板80から取り外すにあたっては、抜け止め部材1
20をコネクタ部材90からフランジ123a方向に抜
いた後コネクタ部材90を貫通穴部82から抜くように
すればよい。
【0037】なお、本発明の実施にあたり、回路基板8
0の配線部と外部回路との電気的接続をとるターミナル
は、ターミナル100、110の2本に限ることなく、
1本或いは3本以上であってもよい。この場合、ターミ
ナルの本数に合わせて、コネクタ部材90の係止穴部の
数を変更すればよい。また、本発明の実施にあたり、タ
ーミナル100、110の各係止部101、111の形
状及び抜け止め部材120の凹所121の形状は、上記
実施形態にて述べた形状に限る必要はなく、各係止部1
01、111の両脚部が貫通穴部82の内周縁部を挟持
するとともに各係止部101、111の各係止穴部9
1、92からコネクタ部材90内への抜け止めを確保で
きる形状であれば、どのような形状であってもよい。
0の配線部と外部回路との電気的接続をとるターミナル
は、ターミナル100、110の2本に限ることなく、
1本或いは3本以上であってもよい。この場合、ターミ
ナルの本数に合わせて、コネクタ部材90の係止穴部の
数を変更すればよい。また、本発明の実施にあたり、タ
ーミナル100、110の各係止部101、111の形
状及び抜け止め部材120の凹所121の形状は、上記
実施形態にて述べた形状に限る必要はなく、各係止部1
01、111の両脚部が貫通穴部82の内周縁部を挟持
するとともに各係止部101、111の各係止穴部9
1、92からコネクタ部材90内への抜け止めを確保で
きる形状であれば、どのような形状であってもよい。
【0038】また、本発明の実施にあたり、両ターミナ
ル100、110の各係止部101、111の両脚部
は、回路基板80の外表面81側脚部のみとしてもよ
い。また、上記実施形態では、回路基板80の外表面8
1側に配線部を形成するようにしたが、これに代えて、
回路基板80のケーシング20の底壁側表面に配線部を
形成して実施してもよい。この場合、ターミナル10
0、110の各係止部101、111は、その両脚部に
て、回路基板80の貫通穴部82の内周縁部を、回路基
板80の両表面側から挟持するので、回路基板80の配
線部と両ターミナル100、110との電気的接続は、
回路基板80のケーシング20の底壁に対する取り付け
の前後を問わず、容易に確保できる。
ル100、110の各係止部101、111の両脚部
は、回路基板80の外表面81側脚部のみとしてもよ
い。また、上記実施形態では、回路基板80の外表面8
1側に配線部を形成するようにしたが、これに代えて、
回路基板80のケーシング20の底壁側表面に配線部を
形成して実施してもよい。この場合、ターミナル10
0、110の各係止部101、111は、その両脚部に
て、回路基板80の貫通穴部82の内周縁部を、回路基
板80の両表面側から挟持するので、回路基板80の配
線部と両ターミナル100、110との電気的接続は、
回路基板80のケーシング20の底壁に対する取り付け
の前後を問わず、容易に確保できる。
【図1】本発明に係る車両用表示装置の一実施形態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1にて2−2線に沿う断面図である。
【図3】図2のコネクタの分解断面図である。
【図4】コネクタの回路基板への挿入前の状態を示す断
面図である。
面図である。
【図5】コネクタの回路基板への挿入後の状態を示す断
面図である。
面図である。
10…目盛り板、80…回路基板、81…外表面、82
…貫通穴部、90…コネクタ部材、91、92…係止穴
部、100、110…ターミナル、100a、100
b、110a、110b…ターミナル部、101、11
1…係止部、C…コネクタ。
…貫通穴部、90…コネクタ部材、91、92…係止穴
部、100、110…ターミナル、100a、100
b、110a、110b…ターミナル部、101、11
1…係止部、C…コネクタ。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両用表示装置の回路基板(80)にそ
の外表面(81)から前記回路基板に設けた貫通穴部
(82)を通して挿入される筒状コネクタ部材であって
その外周壁に少なくとも1個の係止穴部(91、92)
を有する筒状コネクタ部材(90)と、 このコネクタ部材の外周壁に設けられるターミナルであ
って前記貫通穴部への前記コネクタ部材の挿入に伴い前
記係止穴部内に着脱可能に係止するとともに前記回路基
板の表面に設けた配線部に当接する係止部(101、1
11)を備えたターミナル(100、110)と、 前記コネクタ部材にその軸方向に挿入されて前記係止部
の前記コネクタ部材内への抜け止めを行う抜け止め部材
(120)とを具備する車両用表示装置のためのコネク
タ。 - 【請求項2】 貫通穴部(82)を有する回路基板であ
ってその表面に配線部を設けてなる回路基板(80)
と、 この回路基板に適用されるコネクタ(C)とを備える車
両用表示装置において、 前記コネクタは、 前記回路基板の外表面(81)側から前記貫通穴部に挿
入される筒状コネクタ部材であってその外周壁に少なく
とも1個の係止穴部(91、92)を有する筒状コネク
タ部材(90)と、 このコネクタ部材の外周壁に設けられたターミナルであ
って前記貫通穴部への前記コネクタ部材の挿入に伴い前
記係止穴部内に着脱可能に係止するとともに前記配線部
に当接する係止部(101、111)を備えたターミナ
ル(100、110)と、 前記コネクタ部材にその軸方向に挿入されて前記係止部
の前記コネクタ部材内への抜け止めを行う抜け止め部材
(120)とを具備することを特徴とする車両用表示装
置。 - 【請求項3】 車両用表示装置の回路基板(80)にそ
の外表面(81)から前記回路基板に設けた貫通穴部
(82)を通して挿入される筒状コネクタ部材であって
その外周壁に一対の係止穴部(91、92)を有する筒
状コネクタ部材(90)と、 このコネクタ部材の外周壁にその軸方向に沿い設けられ
た一対のターミナルであって前記貫通穴部への前記コネ
クタ部材の挿入に伴い前記各係止穴部内にそれぞれ着脱
可能に係止するとともに前記回路基板の外表面に設けた
配線部に当接する各係止部(101、111)を備えた
ターミナル(100、110)と、 前記各係止部の前記配線部への当接後に前記コネクタ部
材内にてその軸方向に移動されて前記各係止部の前記コ
ネクタ部材内への抜け止めを行う抜け止め部材(12
0)とを備える車両用表示装置のためのコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9234665A JPH1178609A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 車両用表示装置及びそのコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9234665A JPH1178609A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 車両用表示装置及びそのコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1178609A true JPH1178609A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=16974571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9234665A Pending JPH1178609A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 車両用表示装置及びそのコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1178609A (ja) |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP9234665A patent/JPH1178609A/ja active Pending
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