JPH10326655A - 基板用コネクタ - Google Patents

基板用コネクタ

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JPH10326655A
JPH10326655A JP9137205A JP13720597A JPH10326655A JP H10326655 A JPH10326655 A JP H10326655A JP 9137205 A JP9137205 A JP 9137205A JP 13720597 A JP13720597 A JP 13720597A JP H10326655 A JPH10326655 A JP H10326655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
pair
housings
terminal
held
Prior art date
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Pending
Application number
JP9137205A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Matsumoto
浩一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP9137205A priority Critical patent/JPH10326655A/ja
Publication of JPH10326655A publication Critical patent/JPH10326655A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板同士が斜めとなっても基板への取り付け
状態に影響を受けない基板用コネクタを提供する。 【解決手段】 一方の基板10に取り付けられた雄ハウ
ジング30には、先端に円柱体34を備えた被保持部3
2が設けられ、その円柱体34の外周面に端子金具40
が敷設されている。他方の基板11に取り付けられた雌
ハウジング20には、円筒壁23を備えた受け部21が
設けられ、円筒壁23の一部を切り欠いて形成された開
口28から内部に前記円柱部34を差し込み可能となっ
ている。また、円筒壁23の内周面には、前記端子金具
40に対応した端子金具41が設けられている。両ハウ
ジング20,30が接続された状態で基板10,11が
傾くと、端子金具40,41同士を摺接させて接続状態
が保たれたままで、ハウジング20,30同士が揺動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の基板の導電
路間を電気接続するために用いる基板用コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の基板用コネクタとして、
登録実用新案第3007812号公報に記載されたもの
が知られている。図5に示すように、この基板用コネク
タ1は、相互に嵌合可能な一対のハウジング2,3を備
えており、この両ハウジング2,3が基板4,5の対向
部に半田付けにより固定されている。そして、両ハウジ
ング2,3を嵌合接続すると基板4,5同士が両コネク
タ2,3を介して一体的に結合される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した構成
のものでは、基板4,5同士が相互に斜めに傾いて取り
付けられると、コネクタ2,3と基板4,5との取り付
け部分に無理な力がかかり、半田の付着状態に悪影響を
与えるという問題があった。
【0004】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、基板同士が相互に斜めとなっても
基板への取り付け状態に影響を受けない基板用コネクタ
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、相互に嵌合可能な
一対のコネクタハウジングを一対の基板にそれぞれ配置
すると共に、コネクタハウジングに備えた端子金具を基
板上の導電路に接続し、両コネクタハウジングを嵌合さ
せて一対の基板の導電路間を電気接続する基板用コネク
タにおいて、一方のコネクタハウジングに対向部が窪ん
だ一対の受け部を形成し、他方のコネクタハウジングに
受け部に挟まれた状態に保持される被保持部を設け、受
け部及び被保持部の少なくとも一方を円弧状に形成して
両コネクタハウジングを相互に揺動可能とすると共に受
け部及び被保持部の相互の摺接面に摺接方向に沿って端
子金具を延接したところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の基板用
コネクタにおいて、一方のコネクタハウジングに一対の
弾性片を設けてその弾性片の内側に受け部を配置し、こ
の弾性片の先端側から受け部へと被保持部を差込可能と
してあるところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1の構成によれば、一対
のコネクタハウジングが接続されると、一対の受け部に
被保持部が挟まれて端子金具同士が接触し、一対の基板
の導電路同士が電気接続される。ここで、基板が相手側
の基板に対して傾いた状態となると、両基板間を接続す
る本コネクタに曲げ力がかかる。ところが、受け部と被
保持部のうち一方を円弧状としてあるので、両者はその
円弧面に沿って互いの接触部分を摺接させて回転でき、
コネクタハウジングが揺動できる。しかも、端子金具
は、摺接方向に沿って延設されているので電気接続状態
が保たれたままとなる。即ち、基板同士が傾いてもその
傾きをハウジングの揺動により吸収でき、コネクタと基
板との取り付け部分に大きな応力がかかることを防ぐこ
とができる。
【0008】請求項2の構成によれば、一対の弾性片間
に被保持部が押し込まれると、弾性片が拡開されて被保
持部が受け部内に収容され、弾性片が復元して被保持部
が受け部から抜けでないようにする。即ち、弾性片間に
被保持部を押し込むという一操作で両コネクタハウジン
グが接続されるので、コネクタの接続操作が容易であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1及び図2に基づいて説明する。図1において、符号
10,11は、一対の基板であってその表面には導電路
(図示せず)がプリント配線手段により形成され、その
導電路に複数の電子部品(図示せず)が半田付けされて
実装されている。この一対の基板10,11の対向部
に、本実施形態の基板用コネクタの雌雄のコネクタハウ
ジング20,30が配置されている。
【0010】雄型コネクタハウジング30(以下、「雄
ハウジング30」という)は、図1の上方側の基板10
に配され、矩形平板状のベース部31に本発明にかかる
被保持部32を備えている。被保持部32は、図1にお
いてベース部31の下面に沿って延びる一条の壁体33
の下端面に、その壁体33と同方向に延びる円柱体34
を一体に備えた構成となっている。また、被保持部32
は、図2に示すように、側面形状が壁体33を中心に左
右対称をなしており、その対称となった両側には複数の
端子金具40が円柱体34の軸方向に沿って並べて設け
られている。この端子金具40は、金属板を屈曲させて
形成され、かつ、インサート成形されて雄ハウジング3
0の表面に一平面を露出させた状態で組み込まれてい
る。そして、円柱体34の図1または図2における下方
側から上方側へと円柱体34、壁体33、及び、ベース
部31の各部位の表面に沿って延びている。また、端子
金具40は、円柱体34においてその円柱体34の外周
面と面一となっており、後述の受け部21へと円柱体3
4を挿入する際にその受け部21に設けた開口28の縁
部に引っかからないようになっている。さらに、端子金
具40は、ベース部31のうちの基板10側で側方に突
出してそこが基板10上の導電路に半田付けされてい
る。
【0011】一方、雌型コネクタハウジング20(以
下、「雌ハウジング20」という)は、図1の下方側の
基板11に配されている。雄ハウジング30は、基板1
1から直立する基部22の先端に前記被保持部32を差
込可能な受け部21を備えている。受け部21は、前記
円柱体34を内部に収容可能な円筒壁23を備えてその
両端部を円板状の側壁24,24で閉じて構成され、円
筒壁23の軸方向が基板11と並行した状態で前記基部
22の先端面に一体的に備えられている。円筒壁23の
上部には、軸方向に沿った開口28が形成されると共に
円筒壁23のうち両側壁24,24側の縁部には周方向
に沿った一対のスリット26,26が設けられており、
これにより円筒壁23のうち開口28を挟んだ両側が一
対の弾性片27,27となっている。そして、この弾性
片27,27を拡開方向に変形させて円筒壁23の内部
へと前記円柱体34が差し込まれる。また、円筒壁23
の内部空間23Aは、図2に示すように、基部22に形
成された空洞部22Aを介して基板11側へと開放され
ている。円筒壁23の内周面には、円柱体34の端子金
具40と対応する位置に複数の端子金具41が設けられ
ている。この端子金具41は、金属板を屈曲させて形成
され、かつ、インサート成形されて雌ハウジング20の
内周面に一平面を露出させた状態で組み込まれている。
また、端子金具41は、前記基部22の空洞部22Aを
介して基板11へと延びている。そして、端子金具41
は図には表れない程度に円筒壁23の内周面から突出し
ていて、円柱体34の端子金具40と確実に接触される
ようになっている。また、基部22はその下面に一対の
脚部25,25を備えて基板11との間に隙間25Aを
介して取り付けられ、この隙間25Aで端子金具41が
外方向に曲げられて基板11上の導電路に半田付けされ
ている。
【0012】本実施形態の構成は以上のようであり、そ
の作用及び効果について以下説明する。雌雄のハウジン
グ20,30を嵌合させるには、基板10,11同士を
対面させて相互に接近させる方向に近づけ、雄ハウジン
グ30の被保持部32を雌ハウジング20の開口28内
に押し込む。すると、雌ハウジング20の弾性片27,
27が被保持部32の円柱体34の周面に沿って拡開方
向に押し広げられて開口28が広がり、円筒壁23の内
部に円柱体34が取り込まれる。そして、円柱体34
は、受け部21の両側壁24によって軸方向の移動が規
制され、円柱体34の端子金具40が受け部21の端子
金具41に対面する。さらに、円柱体34が円筒壁23
の奥まで押し込まれると弾性片27,27が復元して、
円柱体34が受け部21から抜けないように保持される
と共に端子金具40,41同士が接触して両基板10,
11の導電路間が接続される。
【0013】ここで、基板10が相手側の基板11に対
して傾いた状態となると、両基板10,11間を接続す
る本コネクタに曲げ力がかかる。ところが、ハウジング
20,30同士の接続部は円柱体34と円筒壁23の両
円周面を対面させた状態で接続されているので、両者が
その円周面同士を摺接させて回転でき、ハウジング2
0,30同士が揺動できる。しかも、端子金具40,4
1は、円柱体34と円筒壁23の互いの摺接方向に沿っ
て延設されているのでハウジング20,30が揺動して
も電気接続状態が保たれたままとなる。即ち、基板1
0,11同士が傾いてもその傾きをハウジングの揺動に
より吸収し、コネクタと基板との取り付け部分に大きな
応力がかかることを防ぐことができる。また、本実施形
態のコネクタでは、一対の弾性片27,27間に被保持
部32を押し込むだけで、被保持部32が受け部21内
に収容されてその弾性片27,27の復元により抜け止
めされるので、一操作で両ハウジング20,30の接続
及び抜け止めができ、操作性に優れる。
【0014】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【0015】(1)前記実施形態の両ハウジング20,
30の接続部は、円柱体34と円筒壁23との組み合わ
せとであって円弧面同士を摺接させた構造となっていた
が、例えば、図3に示すように、被保持部32の円柱体
34の代わりに楕円柱50を設けた構成とするこもとで
きる。 (2)また、図4に示すように、受け部21側に一対の
V字面51,51を向かい合わせた状態で設け、その間
で被保持部32の円柱体34が挟まれて摺接回転するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る基板用コネクタの斜
視図
【図2】その基板用コネクタの側断面図
【図3】変形例1を示す側断面図
【図4】変形例2を示す側断面図
【図5】従来の基板用コネクタを示す斜視図
【符号の説明】
10…基板 11…基板 20…雌ハウジング 21…受け部 23…円筒壁 23A…内部空間 27…弾性片 30…雄ハウジング 32…被保持部 34…円柱体 40…端子金具 41…端子金具 50…楕円柱 51…V字面(受け部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に嵌合可能な一対のコネクタハウジ
    ングを一対の基板にそれぞれ配置すると共に、前記コネ
    クタハウジングに備えた端子金具を前記基板上の導電路
    に接続し、両コネクタハウジングを嵌合させて一対の基
    板の導電路間を電気接続する基板用コネクタにおいて、 一方のコネクタハウジングに対向部が窪んだ一対の受け
    部を形成し、他方のコネクタハウジングに前記受け部に
    挟まれた状態に保持される被保持部を設け、 前記受け部及び被保持部の少なくとも一方を円弧状に形
    成して両コネクタハウジングを相互に揺動可能とすると
    共に受け部及び被保持部の相互の摺接面に摺接方向に沿
    って端子金具を延接したことを特徴とする基板用コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記一方のコネクタハウジングに一対の
    弾性片を設けてその弾性片の内側に前記受け部を配置
    し、この弾性片の先端側から前記受け部へと前記被保持
    部を差込可能としてあることを特徴とする請求項1記載
    の基板用コネクタ。
JP9137205A 1997-05-27 1997-05-27 基板用コネクタ Pending JPH10326655A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013004332A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Kel Corp コネクタ装置
JP2013004333A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Kel Corp コネクタ装置
JP2017183074A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 日本航空電子工業株式会社 スナップボタン型コネクタ

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