JPH1178525A - 車両用アームレスト - Google Patents

車両用アームレスト

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JPH1178525A
JPH1178525A JP24889897A JP24889897A JPH1178525A JP H1178525 A JPH1178525 A JP H1178525A JP 24889897 A JP24889897 A JP 24889897A JP 24889897 A JP24889897 A JP 24889897A JP H1178525 A JPH1178525 A JP H1178525A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プルハンドルとアームレストコアとの組付作
業が簡単に行なえるとともに、アームレスト表皮の端末
処理作業を簡素化することを課題とする。 【解決手段】 アームレストコア30に係止片35を設
け、プルハンドル50の周縁フランジ51縁部に係止片
35を係着することにより、アームレストコア30とプ
ルハンドル50とをワンタッチで簡単に取り付けること
ができ、このとき、アームレストコア30の内周フラン
ジ33とプルハンドル50のフランジ51に設けた突起
52との間でアームレスト表皮40の開口41周縁に沿
って設けた折曲片44を巻込み側に付勢するとともに、
内周フランジ33と突起52との間で折曲片44を挾持
固定することにより、アームレスト表皮40の端末処理
作業を簡素化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ドアト
リムに設置されるアームレストに係り、特に、プルハン
ドルを一体化した車両用アームレストに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、車両のドアパネルに内装される自
動車用ドアトリムには、乗員が肘を掛けてくつろいだ姿
勢をとれるようにアームレストが設置されているととも
に、ドアの開閉を行なうプルハンドルをこのアームレス
トに設置することが多い。
【0003】例えば、図9,図10は従来の自動車用ド
アトリムを示す斜視図並びに断面図であり、自動車用ド
アトリム1は、所要形状に成形され、保形性並びにドア
パネルへの取付剛性を備えた芯材2と、芯材2の表面に
貼着され、クッション性並びに装飾性を備えた表皮材3
とから構成されている。
【0004】そして、このドアトリム1の中央部には、
アームレスト4が設置されるが、このアームレスト4
は、図11に示すように、アームレスト芯材4a,アー
ムレストパッド4b,アームレスト表皮4cとから構成
されており、このアームレスト4内部に合成樹脂をケー
ス状に成形してなるプルハンドル5が設置されている。
このプルハンドル5は、アームレスト4のアームレスト
芯材4aの裏面に突設した取付用ボス6にプルハンドル
5のフランジ5aの取付孔に挿通させたビス7を締付固
定することにより、アームレスト4とプルハンドル5と
を一体化している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のド
アトリム1においては、ドアの開閉操作を行なうプルハ
ンドル5がアームレスト4内部に設置されており、アー
ムレスト4とプルハンドル5とはビス7締めにより両者
を固定しているが、ビス7止め作業が面倒であるととも
に、備品点数が多くかかり、コストアップを招来すると
いう欠点が指摘されている。
【0006】更に、アームレスト4の特にアームレスト
表皮4cの端末処理構造としては、アームレストコア4
aの周縁に沿ってアームレスト表皮4cを巻込み接着す
る必要があり、これもまた面倒な作業を伴ない、コスト
アップの要因となっている。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、ドアトリムに設置されるアームレストにお
いて、プルハンドルとの一体化が簡単に行なえ、かつア
ームレスト表皮の端末処理の簡素化が図れる車両用アー
ムレストを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、合成樹脂の射出成形体からなるアームレ
ストコアと、このアームレストコアの外表面を被覆する
弾性を備えたアームレスト表皮とからアームレストが構
成されるとともに、プルハンドルの周縁フランジに上記
アームレストコアを固定してなる車両用アームレストに
おいて、前記アームレストコアの裏面から下方向に向き
突設した係止片をプルハンドルの周縁フランジの縁部に
係着することによりアームレストコアをプルハンドルに
固定するとともに、アームレスト表皮の開口縁部には、
アームレストコアの内周フランジから外方に向けて折曲
片が延長形成される一方、プルハンドルの周縁フランジ
上面には、上方に向く突起が形成され、アームレストを
プルハンドル取り付ける際、アームレストコアの内周フ
ランジとプルハンドルの突起により折曲片が巻込み側に
付勢され、アームレストコアの内周フランジとプルハン
ドルの突起により折曲片が挾持固定されることを特徴と
する。
【0009】ここで、ドアトリムは所要形状に成形され
た芯材表面に表皮材を貼着して構成されており、特に、
アームレストを支持するための取付部としては、その表
面側に膨出状に形成され、車両用アームレスト取付面は
フラット面に設定されている。
【0010】更に、アームレストはアームレストコアと
アームレスト表皮との2部材から構成されており、アー
ムレストコアとしては、PP樹脂,ABS樹脂等の硬質
樹脂の射出成形体からなり、フロント縁部及び両側縁に
沿って外周フランジが下方向に向け折曲形成されている
とともに、プルハンドル部に相当する箇所に開口が形成
され、この開口周縁に沿って下方向に向く内周フランジ
が形成されている。
【0011】そして、アームレストとプルハンドルとを
固着するために、アームレストコアの裏面には、係止片
が下方向に向け突設形成されており、この係止片をプル
ハンドルの周縁フランジの外周縁部に係着させることに
より、従来のビス止めに替えてアームレストとプルハン
ドルが一体化される。
【0012】次いで、アームレスト表皮は、軟質塩ビ,
合成ゴム等、軟質樹脂の射出成形体から構成されてお
り、アームレストコアの外表面を覆うようにアームレス
トコアと相似形でやや大きめに形状設定がなされてお
り、外周縁部はアームレストコアの縁部に巻込み固着で
きるように差込み片がカール状に形成されており、かつ
開口周縁に沿う内周縁は、外側に向く断面略L字状の折
曲片が延長形成されている。
【0013】また、アームレスト表皮の裏面には、アー
ムレストコア表面との間に弾性スペースを設けるために
スペーサリブを複数箇所に配設されていても良い。
【0014】従って、アームレストとプルハンドルを固
着するには、まず、アームレストコアの外周縁に沿って
アームレスト表皮の外周縁に設けた巻込み片を巻込み固
着した後、アームレストコアの外表面にアームレスト表
皮を沿わせて、アームレスト表皮の内周縁に設けた折曲
片をそれぞれ外側に向くように規制した後、プルハンド
ルの開口とアームレストの開口を一致させてプルハンド
ルの周縁フランジの外周縁部にアームレストコアに設け
た係止片を係着させて固定するが、このとき、アームレ
スト表皮の折曲片は、アームレストコアの内周フランジ
先端とプルハンドルの突起との間に挾まれ、アームレス
トコアとプルハンドルとの係着時に巻込み方向に付勢さ
れるとともに、アームレストをプルハンドルに取り付け
た状態では、アームレストコアの内周フランジとプルハ
ンドルの突起との間に挾持されることになり、プルハン
ドルに対してアームレストの取付作業と同時にアームレ
スト表皮の内周縁部の端末処理を行なえる。
【0015】以上の構成から明らかなように、アームレ
ストとプルハンドルを取り付けるには、プルハンドルと
アームレストの両開口を合わせて、アームレストコアに
設けた係止片をプルハンドルの外周フランジ縁部に係着
させることにより、簡単に取り付けることが可能とな
り、従来のビス等の取付備品も廃止できる。
【0016】更に、プルハンドルに対してアームレスト
を取り付ける作業を行なえば、アームレスト表皮の開口
内周縁に沿う端末処理を同時に行なうことができ、アー
ムレスト表皮の巻込み作業はアームレストコア外周フラ
ンジに沿う巻き込みだけで済みアームレスト表皮の端末
処理作業を半減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用アーム
レストの実施形態について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。図1は本発明に係るアームレストを備え
た自動車用ドアトリムを示す斜視図、図2は同自動車用
ドアトリムの構成を示す断面図、図3はアームレストの
取付状態を示す説明図、図4は同アームレストの構成を
示す断面図、図5乃至図7はアームレストとプルハンド
ルとの取付作業手順を示す説明図、図8は本発明に係る
車両用アームレストの別実施形態を示す断面図である。
【0018】図1乃至図3において、自動車用ドアトリ
ム10は、所要形状に成形された芯材11と、この芯材
11の表面に一体貼着された表皮材12とから構成され
ており、更に詳しくは、芯材11としてはタルクを混入
したポリプロピレン樹脂をモールドプレス成形すること
により所要形状に成形され、表皮材12は芯材11のモ
ールドプレス成形時、金型内に予めセットしておくこと
により、芯材11に一体貼着され、表皮材12の材質と
しては塩ビシート裏面にポリエチレンフォームを裏打ち
したクッション性の良好な積層シート材料が使用されて
いる。
【0019】そして、自動車用ドアトリム10はアーム
レスト20を設置するために、表面中央部に取付部13
が車室内側に膨出状に形成され、取付部13の上面14
は、フラット面に形成されており、プルハンドルの開口
15やアームレスト20を取り付ける取付孔16が適宜
箇所に開設されている。
【0020】次いで、自動車用ドアトリム10の取付部
13に設置されるアームレスト20は、図2及び図4に
示すように、アームレストコア30と、アームレストコ
ア30の外表面を被覆するアームレスト表皮40と、内
部に装着固定するプルハンドル50とから大略構成さ
れ、プルハンドル50を一体化した構成となっている。
【0021】更に詳しくは、アームレストコア30は、
PP樹脂,ABS樹脂等の硬質樹脂の射出成形体から構
成されており、本実施形態ではPP樹脂の射出成形体を
使用しており、このアームレストコア30は、プルハン
ドル50を嵌め込むための開口31が開設されていると
ともに、フロント縁部及び両側縁部に下方向に折曲形成
した外周フランジ32が形成されているとともに、開口
31の内周縁に沿う内周フランジ33も下方向に向いて
形成され、かつドアトリム10の取付孔16に対応する
箇所にクリップ取付座34が形成されているとともに、
プルハンドル50に係着固定する係止片35が形成され
ている。
【0022】一方、このアームレストコア30の外表面
を被包するアームレスト表皮40は、プルハンドル50
を挿入するための開口41が開設されているとともに、
その裏面に沿って、4〜5mmのスペーサリブ42が突
設されており、このスペーサリブ42の撓み性によりア
ームレスト20に弾性を付与している。
【0023】また、このアームレスト表皮40の端末部
としては、アームレストコア30の外周フランジ32に
巻き込むためにアームレストコア30の外周フランジ3
2に沿って巻込み片43が形成されているとともに、開
口41の周縁に沿って、断面略L字状の折曲片44が形
成されている。
【0024】図3,図4は、アームレストコア30に対
してアームレスト表皮40を取り付けた状態を示してお
り、アームレスト表皮40の巻込み片43及び折曲片4
4によりアームレスト表皮40の端末処理が行なわれて
いる。更に、プルハンドル50は、PP樹脂,ABS樹
脂等の汎用の合成樹脂をケース状に射出成形してなり、
開口周縁に沿って周縁フランジ51が周設されていると
ともに、周縁フランジ51の上面に上方に向く突起52
が形成されている。
【0025】次いで、アームレスト20の組付手順並び
にアームレスト20をドアトリム20に取り付ける手順
について図5乃至図7に基づいて詳細に説明する。ま
ず、図5に示すように、アームレストコア30に対して
アームレスト表皮40を組み付ける作業について説明す
ると、アームレストコア30とアームレスト表皮40は
別体に成形されており、アームレストコア30の外周フ
ランジ32に沿って、アームレスト表皮40の巻込み片
43を嵌め込んでいき、次いで、アームレストコア30
の表面にアームレスト表皮40を沿わせ、かつアームレ
ストコア30の開口31の内周フランジ33の内面につ
いてもアームレスト表皮40を添設して、断面略L字状
の折曲片44がアームレストコア30の内周フランジ3
3の縁部より外側に位置するようにアームレストコア3
0に対してアームレスト表皮40を組み付ける。
【0026】その後、図6に示すように、プルハンドル
50に対してアームレストコア30を固着するが、その
際、アームレストコア30に設けた係止片35をプルハ
ンドル50の周縁フランジ51縁部に係止することによ
り、プルハンドル50とアームレストコア30との組み
付けを完了するが、その際、アームレスト表皮40の折
曲片44は、図中点線で示すように、アームレストコア
30の内周フランジ33先端部分とプルハンドル50の
周縁フランジ51に設けた突起52との間で巻込み方向
に押圧され、プルハンドル50にアームレストコア30
を取り付けた状態ではアームレストコア30の内周フラ
ンジ33とプルハンドル50の突起52との間に折曲片
44が挾持固定されることになり、アームレストコア3
0とプルハンドル50との組み付けと同時にアームレス
ト表皮40の開口41周縁に沿う端末処理が行なわれ、
図4に示すようにアームレスト20の組み付けが完了す
る。
【0027】次いで、図7に示すように、ドアトリム1
0の取付部13の上面14にアームレスト20を取り付
けるが、開口15内にプルハンドル50を嵌合し、ビス
60をドアパネル70のブラケット71の取付孔71a
内に挿通しネジ止め固定するとともに、図2に示すよう
に、アームレストコア30に設けたクリップ取付座34
にクリップ61を装着しておき、このクリップ61を取
付部13の取付孔16に圧入嵌合することにより、アー
ムレスト20をドアトリム10に取り付けることができ
る。
【0028】このように、本実施形態によれば、アーム
レスト20の組付作業において、プルハンドル50に対
してアームレストコア30を係止片35の係着作用によ
り両者を係着固定するという構成であるため、従来のビ
ス止め作業に比べ、ビス等の取付備品を大幅に削減でき
るとともに、取付作業も著しく簡素化できる利点があ
り、生産性が大幅に向上する。
【0029】また、例えば、車両の側方から大きな衝撃
が加わった際、従来のようにプルハンドルとアームレス
トとをビス止め固定する構成のものに比べ、係止片35
による係着構造であるため、アームレストコア50とプ
ルハンドル50とが相互に脱落し、衝撃を有効に吸収す
ることができ、側突時の衝撃吸収にも効果があるものと
いえる。
【0030】更に、アームレスト表皮40の端末処理に
ついても、アームレスト表皮40の開口41の内周に沿
って折曲片44を設けておき、プルハンドル50に対し
てアームレストコア30を係着する際、アームレストコ
ア30の内周フランジ33とプルハンドル50の突起5
2とにより折曲片44を巻込み側に付勢でき、巻込み処
理を同時に行なえ、かつ取り付けた状態ではアームレス
トコア30の内周フランジ33とプルハンドル50の突
起52との間でアームレスト表皮40の折曲片44を挾
持する構成であるから、端末処理作業が簡素化できると
ともに、アームレスト表皮40の端末側が剥離する等の
不具合がなく、長期に亘り良好な製品外観が得られる。
【0031】次いで、図8は本発明の第2実施形態を示
すもので、アームレスト表皮40のスペーサリブ41を
廃止して、アームレストコア30とアームレスト表皮4
0とをインサートインジェクション工法により一体化し
た構成であり、このものにおいても、アームレスト表皮
40の開口41内周縁に折曲片44を形成して、この折
曲片44をアームレストコア30とプルハンドル50と
の係着作業と同時に端末処理を行えるという第1実施形
態と同様の作用効果を備えている。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。
【0033】(1)本発明に係る車両用アームレスト
は、アームレストコアにアームレスト表皮を組み付けた
後、プルハンドルの周縁フランジに対してアームレスト
コアの係止片を係着することにより、アームレストの組
み付けを完了するというものであるから、従来のビス止
め構造のものに比べ、取付備品(ビス)を廃止でき、か
つワンタッチでプルハンドルとアームレストコアとの組
み付けが完了し、コストダウンを招来するとともに、生
産性を大幅に高めることができるという効果を有する。
【0034】(2)本発明に係る車両用アームレスト
は、アームレストコアをプルハンドルに対して係着する
際、アームレスト表皮の開口縁部に設けた折曲片をアー
ムレストコアの内周フランジの内面に巻き込み、この内
周フランジとプルハンドルの突起とにより折曲片を挾持
するというものであるから、アームレスト表皮の内周フ
ランジ側の端末処理を取り付けと同時に行なえ、アーム
レスト表皮の端末処理作業を大幅に簡素化でき、生産性
を高めることができるという効果を有する。
【0035】(3)本発明に係る車両用アームレスト
は、アームレストコアに設けた係止片をプルハンドルの
周縁フランジに係着するという構成であるため、側突
等、車両の側方に大きな衝撃が加わった際、プルハンド
ルとアームレストコアとの間の係着が解除され、プルハ
ンドル,アームレストコアが変形しやすく、衝撃荷重を
有効に吸収することができ、側突事故に対して有効に対
応できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用アームレストを設置した自
動車用ドアトリムを示す斜視図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明に係る車両用アームレストをドアトリム
に装着する状態を示す説明図。
【図4】本発明に係る車両用アームレストを示す断面
図。
【図5】本発明に係る車両用アームレストにおけるアー
ムレストコアとアームレスト表皮との組付状態を示す説
明図。
【図6】本発明に係る車両用アームレストの組付工程に
おけるアームレストコアとプルハンドルとの係着工程を
示す説明図。
【図7】本発明に係る車両用アームレストの組付工程に
おけるアームレストをドアトリムに取り付ける状態を示
す説明図。
【図8】本発明に係る車両用アームレストの別実施形態
を示す要部断面図。
【図9】従来の自動車用ドアトリムを示す斜視図。
【図10】図9中X −X 線断面図。
【図11】従来の車両用アームレストの構成を示す断面
図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 13 取付部 20 車両用アームレスト 30 アームレストコア 31 開口 32 外周フランジ 33 内周フランジ 35 係止片 40 アームレスト表皮 41 開口 42 スペーサリブ 43 巻込み片 44 折曲片 50 プルハンドル 51 周縁フランジ 52 突起 70 ドアパネル 71 ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂の射出成形体からなるアームレ
    ストコア(30)と、このアームレストコア(30)の
    外表面を被覆する弾性を備えたアームレスト表皮(4
    0)とからアームレスト(20)が構成されるととも
    に、プルハンドル(50)の周縁フランジ(51)に上
    記アームレストコア(30)を固定してなる車両用アー
    ムレストにおいて、 前記アームレストコア(30)の裏面から下方向に向き
    突設した係止片(35)をプルハンドル(50)の周縁
    フランジ(51)の縁部に係着することによりアームレ
    ストコア(30)をプルハンドル(50)に固定すると
    ともに、アームレスト表皮(40)の開口(41)縁部
    には、アームレストコア(30)の内周フランジ(3
    3)から外方に向けて折曲片(44)が延長形成される
    一方、プルハンドル(50)の周縁フランジ(51)上
    面には、上方に向く突起(52)が形成され、アームレ
    スト(20)をプルハンドル(50)取り付ける際、ア
    ームレストコア(30)の内周フランジ(33)とプル
    ハンドル(50)の突起(52)により折曲片(44)
    が巻込み側に付勢され、アームレストコア(30)の内
    周フランジ(33)とプルハンドル(50)の突起(5
    2)により折曲片(44)が挾持固定されることを特徴
    とする車両用アームレスト。
  2. 【請求項2】 前記アームレスト表皮(40)の裏面に
    は、複数のスペーサリブ(42)が下方向に向け突設形
    成されており、スペーサリブ(42)の弾性作用によ
    り、アームレスト(20)に弾性を付与したことを特徴
    とする請求項1記載の車両用アームレスト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006160027A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Nissan Motor Co Ltd 車両用ドアのアームレスト構造
JP2012011939A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Shigeru Co Ltd 自動車用のアームレスト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006160027A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Nissan Motor Co Ltd 車両用ドアのアームレスト構造
JP2012011939A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Shigeru Co Ltd 自動車用のアームレスト

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