JPH1178288A - 貸し出し物およびその管理方法 - Google Patents

貸し出し物およびその管理方法

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JPH1178288A
JPH1178288A JP24382097A JP24382097A JPH1178288A JP H1178288 A JPH1178288 A JP H1178288A JP 24382097 A JP24382097 A JP 24382097A JP 24382097 A JP24382097 A JP 24382097A JP H1178288 A JPH1178288 A JP H1178288A
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JP
Japan
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lending
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barcode
recording
book
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Pending
Application number
JP24382097A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Kagiyama
真人 鍵山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH1178288A publication Critical patent/JPH1178288A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の必要な情報を貸し出し物に目視可能
に書き込み、返却延滞を防止することができる貸し出し
物とその管理方法を提供する。 【解決手段】 貸し出し用の図書1の表面に、その固有
の情報を示すバーコード2と、前記バーコード2に近接
して設けられ、熱の印加により目視可能な表記を繰り返
し、消去および書き込むことのできる記録層3とを設
け、前記バーコード2を読み取る読み取り部11と前記
記録層3に目視可能な情報を消去および書き込みする記
録部が同一筐体に組み込まれた読み取り記録装置9を用
いることにより、図書1の管理を簡素化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図書館の図書やレ
ンタル商品等の貸し出し物およびその管理方法に関する
もので、特に、固定的に記載しされたバーコードに隣接
し、目視可能な表記で書き換え可能な記録層を設け、貸
し出し時における貸し出し物の特定作業と、利用者に便
利なように、返却予定日等の予め定められた情報を前記
記録層に目視可能な表記として書き換え可能に書き込む
作業とを作業効率良く行う貸し出し物の管理方法に特徴
を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図書館で図書を貸し出す場合、利
用者の住所や氏名等を記入し、バーコードを印刷した利
用者カードを作成する。そして、借用を希望する利用者
の利用者カードのバーコードが示す情報と、図書に貼付
されたバーコードが示す情報をバーコードリーダにて読
み取り、コンピュータに記憶させ、利用者には貸し出し
日、返却予定日および図書名等の記載された貸し出し票
を前記コンピュータに接続されたプリンタにより作成
し、利用者に渡すことで返却予定日の徹底を促してき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の方
法では、貸し出し用の図書と貸し出し票が別体であるた
め、貸し出し票を紛失し易く、貸し出し期間中に数回に
分けて複数の図書を借用した場合、利用者は返却予定日
の忘却や混同などにより返却延滞が生じる。また、同一
世帯に同一図書館の利用者が複数である場合には、どの
図書を誰が借用したか分からなくなり返却延滞が生じ
る。
【0004】また貸し出し、あるいは、返却の度に貸し
出し票が作成され、あるいは、廃棄されて資源のムダが
生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の貸し出し物およびその管理方法は、貸し出
し物の表面に、その貸し出し物体の固有の情報をバーコ
ードとして固定的に記載し、前記バーコードに隣接し
て、目視可能な表記を書き換え可能に書き込むことので
きる記録層を設け、貸し出し時に前記バーコードを読み
取り、そのバーコードが示す情報を予め定められた情報
とともに、記憶装置に格納し、その貸し出し時における
予め定められた他の情報を前記記録層に目視可能な表記
として書き換え可能に書き込むことを特徴としたもので
ある。
【0006】本発明によれば、貸し出し期間中に数回に
分けて複数の図書を貸し出したり、利用者が貸し出し票
を紛失しても、利用者は返却予定日の忘却、混同などが
なく返却延滞を抑制することができる。また、同一世帯
に同一図書館の利用者が複数人いる場合でも、利用者間
での混乱による返却延滞を防止することができる。
【0007】また、貸し出し、あるいは、返却の度に貸
し出し票を作成、あるいは、廃棄する必要がなくなり、
資源の節約と図書の管理を簡素化できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、貸し出し物の表面に、その貸し出し物体の固有の情
報をバーコードにより固定的に記載し、前記バーコード
に隣接して、熱の選択的印加により目視可能な表記を書
き換え可能に書き込むことができる記録層を設けた貸し
出し物であり、前記貸し出し物の表面の予め記載された
情報を読み込み、さらに利用者の情報を前記貸し出し物
の隣接した表面上に消去および書き込みを一度の操作で
行うことができるという作用を有する。
【0009】請求項2に記載の発明は、貸し出し物の表
面に、その貸し出し物体の固有の情報をバーコードによ
り固定的に記載し、そのバーコードに隣接して、熱の印
加により目視可能な表記を書き換え可能に書き込める記
録層を設け、貸し出し時に前記バーコードを読み取り、
そのバーコード情報を予め定められた他の情報とともに
記憶装置に蓄積するとともに、その貸し出し時における
予め定められた情報を前記記録層に目視可能な表記とし
て書き換え可能に書き込む貸し出し物の管理方法であ
り、貸し出し者は前記記憶装置にて情報を確認でき、利
用者も予め定められた情報を貸し出し物にて確認でき、
貸し出し物の返却延滞を事前に防止できるという作用を
有する。
【0010】請求項3に記載の発明は、貸し出し物が図
書であり、貸し出し時に前記記録層に目視可能な表記と
して書き換え可能に書き込まれる情報が利用者氏名およ
び返却予定日である請求項2記載の貸し出し物の管理方
法であり、利用者氏名、貸し出し日および返却予定日が
貸し出し図書の表面で目視可能な表記として確認でき、
貸し出し物の返却延滞を防止できるという作用を有す
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記バーコード
を読み取る読み取り手段と前記記録層に記録する記録手
段とが同一筐体に設けられている装置によって、前記バ
ーコード読み取りと前記記録層への表記とが、前記貸し
出し物と前記筐体との相対位置を変えることなく行われ
る請求項2記載の貸し出し物の管理方法であり、前記筐
体のバーコード読み取り部を前記貸し出し物のバーコー
ドに密着させることにより、一度の操作で効率よく情報
を収集し、記録することができるという作用を有する。
【0012】(実施の形態1)以下に、本発明の請求項
1から請求項4に記載された発明の実施の形態につい
て、図1から図3を用いて説明する。
【0013】図1は本発明の貸し出し物を示し、1は貸
し出しされる図書であり、2は前記図書1の表面に固定
的に記載されたバーコードで、整理番号等の前記図書固
有の情報を示す。3は前記図書1の表面に前記バーコー
ド2に隣接して互いに並行するように設けられた記録層
で、熱の選択的印加により目視可能な表記で書き換え可
能という特性を有する。
【0014】図2は前記記録層3の断面図を示し、5の
可逆性感熱記録層と、6の着色層または光反射層とによ
って、第1の熱エネルギーの印加により透明状態を呈し
て記録が消去され、さらに通常の環境でメモリー性を有
し、第2のエネルギーの印加により着色あるいは光反射
による白濁状態を呈して記録され、さらに通常の環境で
メモリー性を有し、消去と目視可能な記録を繰り返し行
うことが可能な記録媒体である。この記録層は特開平6
−72033号などの公報に開示されている。7は前記
可逆性感熱記録層5および着色層または光反射層6を張
り合わせた支持体であり、8は記録層の表面を保護する
ための厚さが0.1〜5μm程度の透明な保護層であ
る。
【0015】図3(a)において、9は本発明の前記図
書1のバーコード2を読み取り、さらに前記記録層3に
必要な情報を記録する読み取り記録装置で、図示されな
いコンピュータと接続されている。10は読み取りおよ
び記録を開始するためのスイッチである。図3(b)に
おいて、11は通常、ラインイメージセンサーで構成さ
れる読み取り部であり、前記図書1のバーコード2を読
み取り、バーコードデーターを符号化する。12は記録
部で、13のサーマルヘッドを矢印Xの方向に走査し前
記記録層3の消去と目視可能な記録を行う。
【0016】図3において、例えば利用者が図書を借り
出す場合、図示しない利用者の利用者カードのバーコー
ドに読み取り記録装置9の読み取り部11を密着させて
読み取り、図示しないコンピュータに記憶させる。次
に、読み取り記録装置9を、その読み取り部11と図書
1のバーコード2ならびに記録部12と図書1の記録層
3とが、それぞれ相対するよう図書に密着させて、読み
取り部11によりバーコード2を読み取り、前記図書1
の情報を前記コンピュータに記憶させる。
【0017】次に、前記コンピュータからの、前記利用
者カードの情報である利用者氏名と、当日である貸出日
と、返却予定日の情報を、記録部12のサーマルヘッド
13を矢印X方向に走査しながら記録層3に第2のエネ
ルギーを印加することで記録を行う。この時、温度を正
確に記録層に印加するため、センサー14、15、1
6、17からの信号により読み取り記録装置9と図書1
が密着していることを確認したときのみ、記録可能とな
るような構成が望ましい。また、この記録層3に記録す
る間は、読み取り記録装置9が記録状態であることを音
あるいは発光素子による表示により、使用者に知らせる
こともできる。
【0018】逆に、利用者が図書を返却する場合、読み
取り記録装置9の読み取り部11と図書1のバーコード
2を相対するように密着させ、読み取り部11によりバ
ーコード2を読み取り、図書1の情報を前記コンピュー
タにより返却処理を行う。
【0019】返却が確認されると、コンピュータから出
される消去情報により、記録部12のサーマルヘッド1
3を矢印X方向に走査しながら記録層3に所定の第1の
エネルギーを印加することで目視情報を消去する。
【0020】なお、図書の表面のバーコードや記録層
は、別々のあるいは一体のカード状やシール状のもので
貼り付けられる。また、以上、貸し出し物が図書の場合
について述べたが、ビデオテープ、オーディオテープや
CD等も含まれることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の貸し出し物およ
びその管理方法によれば、貸し出し物自身に利用者の必
要な情報を目視可能に繰り返し記録できるため、貸し出
し期間中に数回に分けて複数の図書を貸し出した場合で
も、返却予定日の忘却、混同などが無く返却延滞を防止
することができる。また、同一世帯に同一図書館での図
書の利用者が複数人いる場合でも、利用者間での混乱が
無くなり返却延滞を防止することができる。
【0022】また、貸し出し、あるいは、返却の度に貸
し出し票を作成、あるいは、廃棄する必要がなくなり、
資源の節約と貸し出し物の管理を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における貸し出し物の斜
視図
【図2】同貸し出し物に設けられる記録層部の拡大断面
【図3】(a)本発明の一実施の形態における貸し出し
物の管理方法に使用される読み取り記録装置の斜視図 (b)同読み取り記録装置の貸し出し物側から見た平面
【符号の説明】
1 貸し出し図書 2 バーコード 3 記録層 5 可逆性感熱記録層 6 着色層または光反射層 7 支持体層 8 保護層 9 読み取り記録装置 10 スイッチ 11 読み取り部 12 記録部 13 サーマルヘッド 14 センサー 15 センサー 16 センサー 17 センサー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貸し出し物の表面に、その貸し出し物体
    の固有の情報をバーコードにより固定的に記載し、前記
    バーコードに隣接して、熱の選択的印加により目視可能
    な表記を書き換え可能に書き込むことができる記録層を
    設けた貸し出し物。
  2. 【請求項2】 貸し出し物の表面に、その貸し出し物体
    の固有の情報をバーコードにより固定的に記載し、その
    バーコードに隣接して、熱の印加により目視可能な表記
    を書き換え可能に書き込める記録層を設け、貸し出し時
    に前記バーコードを読み取り、そのバーコード情報を予
    め定められた他の情報とともに記憶装置に蓄積するとと
    もに、その貸し出し時における予め定められた情報を前
    記記録層に目視可能な表記として書き換え可能に書き込
    む貸し出し物の管理方法。
  3. 【請求項3】 貸し出し物が図書であり、貸し出し時に
    前記記録層に目視可能な表記として書き換え可能に書き
    込まれる情報が利用者氏名および返却予定日である請求
    項2記載の貸し出し物の管理方法。
  4. 【請求項4】 前記バーコードを読み取る読み取り手段
    と前記記録層に記録する記録手段とが同一筐体に設けら
    れている装置によって、前記バーコード読み取りと前記
    記録層への表記とが、前記貸し出し物と前記筐体との相
    対位置を変えることなく行われる請求項2記載の貸し出
    し物の管理方法。
JP24382097A 1997-09-09 1997-09-09 貸し出し物およびその管理方法 Pending JPH1178288A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002357806A (ja) * 2001-03-05 2002-12-13 Eastman Kodak Co ラベル上に書換え可能な時間関連情報を記録する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002357806A (ja) * 2001-03-05 2002-12-13 Eastman Kodak Co ラベル上に書換え可能な時間関連情報を記録する方法

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