JPH03127341A - 情報記録体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音声２画像２文字等のコード化情報が記録され
たシート状の情報記録体に関する。

〔従来の技術〕

従来、コード化された各種の情報を記録した情報記録体
としては、パーソナル・コンピュータのデータ記録用と
して一般的に用いられているフロッピディスクや、音楽
２画像情報をコード化して光学的な情報として記録した
各種の光ディスク・メモリがある。さらに、紙などのシ
ート状媒体に印刷されたバーコード情報記録などがある
。

関連するものとしては、特開昭６１−１６５８３９号公
報に記載のものが挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術の中で、フロッピー・ディスクは、円盤状
の磁気記録媒体を回転させ、磁気ヘッドを用いてコード
化された情報の書込み、消去再生を行なう、したがって
、コード化された情報の追加や削除は、磁気記録媒体を
回転させる機構と、磁気ヘッド及び磁気ヘッドに与える
信号を発生する回路システムが必要であり、上記の磁気
記録媒体を記録部の任意の部分で切り離した場合、情報
の再生は非常に困難であった。また光ディスク・メモリ
は、フロッピー・ディスクと同様に円盤状の光学記録媒
体を高速で回転させ、光学読取りヘッドによってコード
化された情報を再生する。この光ディスク・メモリも一
部分の記録部を切り離すと、光学読取りヘッドによるト
ラッキングができなくなり、情報の再生が困難だった。

紙等のシート状の媒体に印刷されたバーコードは、前記
の２種類の情報記録体と異なり分割することが可能であ
るが、記録されている情報量は非常に少なく数桁の数字
である。したがって、バーコードが用いられる分野は狭
く、例えば物品の分類コードや価格等の簡単な情報に限
られており、画像や音声等の情報量の多いものに対して
適用することは困難であった。

本発明の目的は、特別な再生、書き込み手段を必要とせ
ず、画像や音声等の情報量の多い情報を記録した情報記
録体の分割や併合が可能で、さらに分割、併合した新た
な情報記録体が容易に再生できる情報記録体を提供する
ことにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、紙やポリエステルフィルム等のシート状の
媒体上に大きさ１０ミクロンから３０ミクロン程度の微
小な点で印刷する手法を用いて、画像、音声２文字、記
号等のコード化された情報を各情報のまとまり毎にブロ
ック化して記録した情報記録体によって達成される。

〔作用〕

画像や音声等のコード化された情報を大きさが１０〜３
０ミクロン程度の微小な点を用いて記録スル。例えばハ
ガキ大のシート状の媒体上に１０ミクロンの点を用いて
記録した場合、約１６メガバイトの情報を記録すること
ができる。したがって、通常のＴＶシステムやパーソナ
ルコンピュータの画面情報を記録する場合、情報圧縮を
加えず約１７画面分が記録できる。このように大量の情
報を各情報のまとまり毎にブロック化して記録すること
によって、上記の各情報ブロック単位で媒体ごと分割す
ることができる。さらに分割された各情報ブロック毎の
情報記録体は、任意の相手と組み合せ新たな情報記録体
を再構成することができる。以上により、印刷によって
情報記録体が大量製作でき、さらに１枚のシート状の媒
体に記録された複数の情報ブロックの内容により使用者
が必要な情報のみ選択して、上記の媒体よりきり出し、
不要な情報は廃棄する。さらにきり出した情報記録体は
再生でき、他のきり出した情報記録体と合わせることが
でき、特殊な装置を必要としないで情報の整理、保管２
編集することが可能になる。

〔実施例〕

以下１本発明の実施例を図を用いて説明する。

第１図は、本発明による情報記録体の構成を示す。

情報記録体１は、紙２合成樹脂のシートやフィルムの媒
体上に画像、音声２文字などをコード化した情報が大き
さ１０〜３０ミクロンのドツトとして印刷記録されたも
のである。媒体の大きさがハガキ大で、ドツトの大きさ
が１０ミクロンの場合、記録されうる情報量は最大１６
メガバイトにもなる。本実施例における情報記録体１に
記録されている情報は、そのまとまり毎に４つのブロッ
ク情報領域１ａ、ｌｂ、ｌｃ、ｌｄにわけて記録されて
いて、各ブロック情報領域１ａ、ｌｂ、１Ｃ１１ｄの情
報量の和は最大１６メガバイトでブロック情報領域とは
工画面分の画像情報、あるいは１曲分の音声あるいは１
速のコントロール情報等の様に１つのまとまった情報を
記録した領域を示す。

もちろん、ブロック情報領域の数は任意であり、各ブロ
ック情報領域の情報量も任意であり、１つの媒体に記録
されうる最大の情報量（各ブロック情報領域の情報量の
総和）のみが制限される。また、各ブロック情報領域に
記録される元の情報の形態も任意である。例えば、ブロ
ック情報領域ｌａは画像、ブロック情報領域１ｂは音声
、ブロック情報領域１ｃは文字、ブロック情報領域１ｄ
は画像と音声の各情報がコード化されて記録されている
。情報記録体１に記録されているドツトをブロック情報
領域１ａの部分を拡大して第２図に示す。ブロック情報
領域１ａに印刷記録されているドツトは、再生装置のト
ラッキング用マークの列２，３と、コード化された情報
の列４からなる。

トラッキング用マーク２は、ブロック情報領域１ａの実
際に情報が記録されている左端と、記録された情報の列
の間隔を与える。トラッキング用マーク３は、ブロック
情報領域１ａの実際に情報が記録されている右端と、ト
ラッキング用マーク２と同様に記録された情報の列の間
隔を与える。

トラッキング用マーク２，３は幅は情報のドツトと同じ
１０ミクロンであるが長さは長い。情報はインクによっ
て記録されており、ドツトの最小の長さは１０ミクロン
である。他のブロック情報領域の両端にもトラッキング
用マークがつけられている。第２図ではブロック情報領
域１ｂの左端のトラッキング用マーク５とブロック情報
領域１ｃの左端のトラッキング用マーク６のみ図示して
いるが、それぞれのブロック情報領域の右端にもトラッ
キング用マークがありまた、図示されてい々いブロック
情報領域１ｃにもその左右端に同様のトラッキング用マ
ークがある。４つのブロック情報領域は全て同じ大きさ
、間隔のドツトで情報が記録されていても良く、または
、各ブロック情報領域が固有のドツトの大きさ、間隔で
情報が記録されていもよい。すなわち、情報記録媒体１
は、４つの独立な情報記録媒体が集まった情報記録体と
言うこともできる。したがって、各ブロック情報領域は
単独で再生することができ、情報記録体ｌから切り離す
ことができる。第３図は切り離し状態を示す。第１図に
おけるブロック情報領域１ａに相当する部分を取り離し
てできた新たな情報記録体１０と残ったブロック情報領
域１１ｂ。

１１ｃ、ｌｉｄの部分によって新たにできた情報記録体
ｔ１に分離される。この２つの新たな情報記録体はそれ
ぞれ独立で再生可能である。切り離しは、情報記録体に
用いられている媒体が紙あるいは合成樹脂のシートやフ
ィルムなので容易に行なうことができる。分離した情報
記録体ＬＯを用いて再生する方法を次に説明する。分離
された情報媒体は１元の情報記録体より小型であるとと
もに、一般に不定形となる。したがって、予め媒体の寸
法等の精度を向上させて、再生時の情報読取りエラーを
減らすことは困難である。第４図は読取り装置の一例を
示す。読取り装置は本体１５上に読取りに用いる光を透
過する窓１６と窓１６上に置かれた情報記録体１０を押
えるためのふた１７から構成される。窓１６は、元の情
報記録体１が充分載るだけの大きさがある。第５図は側
面より、読み取りの状態を示す。窓■６に情報記録体１
０の記録面側を下にして置き、ふた１７で動かない様に
固定する。窓１６の裏側には、読取り部１８があり窓１
６にそって移動する。読取り部１８は、光源１８ａ、レ
ンズ１８ｂ、センサ１８ｃからなる。光ｇ　１８　ａが
発した光１９は窓１６を透過して情報記録体１０に照射
され、情報記録体１０によって反射される。レンズ１８
ｂは反射した光１９を用いて、情報記録体１０上の読取
り部分２０の像をセンサ１８ｃ上に結像させる。光源１
８ａは紙面に垂直方向に長い螢光灯や、ＬＥＤアレイな
どが用いられる。レンズ１８ｂは、微小なレンズの１次
元アレイで紙面に垂直方向に長い。

また、センサ１８ｃは、ＣＣＤアレイ、フォトダイオー
ドアレイの様にやはり紙面に垂直方向に長い、前記した
ように、分離した小さな情報記録体１０のエツジは不定
形になりやすいので、エツジの精度によってガイドする
ことは困難である。情報記録体１０上に記録されたドツ
ト列と上記した読取り部分２０がある角度をもって交差
してしまうことが考えられる。その状態を第６図に示し
て説明する。情報記録体１０の上を読取り部分２０が走
査して、情報記録体１０上のトラッキング用マーク２１
，２２、情報列２３を順次読取っていく、読取り部分２
０に対して情報記録体上０が傾むいていると１図中に示
した様に゛、読取られた信号は必ずしも正規の情報のつ
ながりと異なってしまうことが発生する。第６図では、
読取り部分２０の左側の領域はｎ＋１番目の列の情報を
読取るが、右側の領域はｎ番目の列の情報を読取ってい
る。この様な場合でも適切なデータ処理によって正確な
情報を読み取ることができる。第７図を用いて説明する
。前記読取り部で読取られた情報記録体の情報は順次メ
モリに記憶される。メモリ配列２５は上記メモリの一部
を示す。メモリ配列２５は第６図における読取り部分２
０の長さ方向Ｘと移動方向Ｙの２次元の配列になってお
り１図中斜線部分は、読取られたトラッキング用マーク
列２６．２７を示す、情報記録体が傾いた状態で読みと
られていることから、メモリ配列２５上に記憶された情
報の並びは正しい情報の配列と異なってしまっている６
例えばｙ、＋３行の左側の部分は、Ｎｔ、行目の情報が
記憶されているが、右側の部分は１つ前の行のＮ！行目
の情報が記憶されている。したがって、正確な再生を行
なうためには。

記憶されている情報の組替えが必要である１組替えには
、まず情報記録体の傾きを検出する。情報記録体には、
左右両側のトラッキング用マークより外側には、ある一
定幅以内には情報がないことから、トラッキング用マー
クの左右両端が検出される０次に各行の左側トラッキン
グ用マーク２６の左端の列番号を検出する０例えばＹｐ
行の場合Ｘ＆◆２列、　ｙｑ行の場合Ｘ＆列がそれぞれ
の列番号となる。、この２つの左端の列番号によって、
（ｘａ＋ｚ　　ｘｔｘ／ｙｑ＋番−ｙｐ）の比率によっ
て、傾きがわかる０次に、最初のＮ１行のトラッキング
用マークを読出した２８．２９より各行の情報の対応が
できる０以上より傾いて読出されたメモリ配列２５上の
情報が補正され正しい行列の情報に並びかえられて再生
される。以上の再生方法により、任意に切り離された情
報記録体上の情報を再生することができる。次に他の情
報記録体との併合について第８図をｍｍいて説明する。

小さな情報記録体３０を別な情報記録体３１と組合せ１
つの大きな情報記録体にする。この時上記２つの情報記
録体３０．３１を継ぎ合せるために薄い台紙３２を用い
るε′安定に接続できる。継ぎ合せる情報記録体は、他
の情報記録体の一部分を切り離したものでもよく、予め
その大きさに作られた情報記録体でもよい、したがって
、１つの大きな情報記録体に複数のブロック情報領域が
記録されている様な場合、不要なブロック情報領域と必
要なブロック情報領域をわけ、さらに再び必要なブロッ
ク情報領域のみ継ぎ合せることができる。本実施例によ
ればハガキ大の紙や合成樹脂のシートやフィルムに印刷
によって情報が記録できるために大量の情報記録体を安
価に短時間で製作、さらにユーザに配布できさらに以上
の分割、併合の過程を情報記録体の媒体毎行なうことが
できるために、従来のフロッピーディスクを用いた場合
のように、消去、書込みのために特殊な装置が必要なく
なり、ユーザは簡便に情報の整理ができる。１つの媒体
上の各ブロック情報領域の区別は人間の視覚によって判
別できることが望ましい。このために隣設するブロック
情報領域の端にあるトラッキング用マークの間の距離を
１ミリメートルにし、情報を記録したドツトの大きさと
比べて１００倍を長く視認することができる。さらに視
認性を良くするために各ブロック情報領域で異なった色
のインクを用いて印刷することは有効である。第９図は
、各ブロック情報領域を区別する他の実施例である。

１つの情報記録体３５上に４つのブロック情報領域３５
ａ、３５ｂ、３５ｃ、３５ｄがある。各ブロック情報領
域の境界に視認することができる境界線３６ａ、３６ｂ
、３６ｃを印刷する。この境界線によってより明確に４
つのブロック情報領域を区別でき、さらに分離、併合の
際の切り離しや継ぎ合せの目安になる。この境界線を切
り離しに便利なミシン目にしてもよい。

第１０図は、各ブロック情報領域を区別する第３の実施
例である。情報が記録されている情報記録体３７の記録
面３７ａを保護する保護シート３８の上に４つのブロッ
ク情報領域を区別する境界線３９ａ、３９ｂ、３９ｃが
印刷されている。

本実施例によれば、郵送や各種取扱う中で記録面３７ａ
が損傷を受けることが保護できる。また、保護シート３
８の各ブロック情報領域の上に相当する部分に各ブロッ
ク情報領域のタイトル内容の概略を印刷すると有効であ
る。

第１１図は本発明の応用例である。ハガキ大の情報記録
体４０は、短冊状のブロック情報領域４０ａ、４０ｂ、
・・・４０ｎに分割できる。各ブロック情報領域には、
それぞれ独立の情報が記録されている。第１２図は、簡
便な読取器の例である。

前記短冊状のブロック情報領域を切り離した小さな情報
記録体４工を、読取器４２のスロット４３に矢印の方向
に差込み反対側より引抜くことによって、情報を読取る
ことができ内容は付属のデイスプレィ４４あるいはスピ
ーカ４５によって出力される６本応用例では読取るとき
の情報記録体は細くなっており読取器を小型にできる。

幅が１センチメートル程度の情報記録体にすれば、読取
器の大きさは腕時計程度の大きさになり、ベルトをつけ
れば腕につけた可搬式のデータバンクになる。

情報記録体の内容は各種イベントのスケジュールなどが
考えられる。また小型であるために各種の電気器具に付
属することができる。例えば電子レンジに取付ければ、
クツキング時間等の情報が記録されている情報記録体に
よって、多様な料理の自動クツキングが可能になる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ハガキ大のシートあるいはフィルムに
各種の情報を印刷によって記録することにより大量の情
報記録体を簡便に製作することができ、ユーザに配布で
き、配布された情報記録体は、特別な書込み、消去装置
を必要としないで。

必要な情報と不要な情報の選択ができ、情報の整理、保
存が簡便に実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略図、第２図は拡大図、
第３図は分割の状態図、第４図乃至第７図は読取り方法
の説明図、第８ｍは併合の状態図、第９図及び第１０図
は本発明の別な実施例の概略図、第１１図は本発明の応
用例を示す図、第１２図は読取器の例を示す図である。 １・・・情報記録体、ｌａ、ｌｂ、ｌｃ、ｌｄ・・・ブ
ロック情報領域、２．３・・・トラッキング用マーク、
４・・・ドツト、１０．１１・・・情報記録媒体。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、音声、画像、文字等のコード化された情報が記録さ
   れたシート状の情報記録体において、前記記録された情
   報の任意のブロック毎に分割、併合可能であり、前記分
   割、併合された情報記録体が再生可能であることを特徴
   とする情報記録体。 ２、音声、画像、文字等のコード化された情報が記録さ
   れたシート状の情報記録体において、前記情報記録体に
   記録された情報が複数にブロック化されており、各ブロ
   ック毎に読出し用のトラッキングマークを備えているこ
   とを特徴とする情報記録体。