JPH0780377B2 - 光学的情報記録担体 - Google Patents

光学的情報記録担体

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JPH0780377B2
JPH0780377B2 JP62027131A JP2713187A JPH0780377B2 JP H0780377 B2 JPH0780377 B2 JP H0780377B2 JP 62027131 A JP62027131 A JP 62027131A JP 2713187 A JP2713187 A JP 2713187A JP H0780377 B2 JPH0780377 B2 JP H0780377B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光学的に情報の記録又は再生を行なう光学的情
報記録担体に関するものである。
[従来の技術] 従来、光を用いて情報を記録し、また記録された情報を
読み出す媒体の状態としてディスク状、カード状、テー
プ状等の各種のものが知られている。これらの内、カー
ド状に形成された光学的情報記録媒体は、小型・軽量で
持ち運びに便利な大記憶容量の媒体として、大きな需要
が見込まれている。
従来の光学的情報記録担体としての光カードの構造は、
記録媒体をプラスチックで両側からはさみこむ構造に形
成され、媒体表面上のプラスチックは透明のものが用い
られている。情報の記録は前記記録媒体にレーザー光を
透明なプラスチック部材を通して照射してピット状に穴
を形成して記録し、また再生は形成されたピットに照射
された再生用レーザー光の反射率を信号として読み取る
ことにより行われていた。
しかし、媒体表面上に設けられた前記の透明プラスチッ
ク部材は、光学的情報記録担体の保持者の取扱いによっ
ては、表面に傷、指紋、油、ゴミ等がつきやすく、情報
の記録・再生に悪影響を及ぼすことがあり、最悪の場合
には、記録・再生が不可能になることがあった。
また、媒体表面に設けられるプラスチック部材の硬度を
固くすれば、傷がつきにくくなるが、光学的情報記録担
体の曲げによる表面上のクラック(ひび割れ)等が発生
する要因となり、情報の記録・再生に悪影響を及ぼす。
また、指紋や油等が表面に付着した光学的情報記録担体
を記録又は再生する際に、事前に光学的情報記録担体の
表面をクリーニングする必要があり、情報の記録又は再
生装置の他に、クリーニング機構或いはクリーニング装
置が別個に必要となり、コストや操作性において欠点が
あった。
また、光学的情報記録担体の媒体は湿度による影響も受
けやすく、高温多湿の所で常備される場合、ピット形状
が変化し、データーの破壊につながる可能性もある等の
問題があった。
これらの欠点に対する対策としては、ケースに光学的情
報記録担体を収納することにより達成可能であるが、搬
用性、特に携帯性においては、カードの厚さが、従来の
磁気カードよりも厚くなり、定期入れ等の携帯ケースに
収納することが困難になると共に、カードの曲げによる
変位量が、ケースはカードに比べて少ないため、カード
の破壊に繋がる可能性があった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記の様な従来例の問題点を解決する目的で
なされたものであり、光学的情報記録担体、特に、搬用
性、携帯性に優れた光カードを通常の使用態様におい
て、乱雑に取り扱いをしても、傷、ゴミ、指紋、油等に
よる影響を受けず、また耐環境性に優れた光学的情報記
録担体を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 即ち、本発明は光学的に情報の記録・再生を行うカード
状の記録担体において、記録媒体面がカード状の記録担
体の外表面積よりも小さい保護シートで被覆され、かつ
該保護シートが記録担体の記録媒体面以外の部分におい
て剥離可能に貼着されていることを特徴とする光学的情
報記録担体である。
本発明においては、保護シートの大きさがカード状の記
録担体の長辺又は短辺の少なくとも一方よりも小さいも
のが好ましい。
また、保護シートの端部の隅はR状または面取状に形成
されているものがよい。
さらに、保護シートの端部の少なくとも1個所には挟持
可能な非貼着性部分が設けられ、該部分を指等で挟持し
て剥離可能に形成されているものが好ましい。
[作用] 本発明の光学的情報記録担体は、光学的に情報の記録・
再生を行うカードの記録担体において、記録媒体面がカ
ード状の記録担体の外表面積よりも小さい保護シートで
被覆され、かつ該保護シートが記録担体の記録媒体面以
外の部分において剥離可能に貼着されているので、光学
的情報記録担体の携帯或いは取扱い時において、記録媒
体の表面に外部からの傷、ゴミ、指紋、油等の付着を防
止することができ、また保護シートの外形形状をカード
外形形状よりも小さくし、端部の隅をR状等に形成する
ことにより、カードの携帯等の取扱い時において、誤っ
て保護シートが剥離して記録媒体面に傷をつけることを
防止することが可能となる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明する。
第1図は本発明の光学的情報記録担体(以下、光カード
と記す)の一実施例を示す平面図、また第2図はその斜
視図を示す。同第1図において、本発明の光カードは、
カード状の記録担体1上に設けられた記録媒体面1aが、
カード状の記録担体1の長辺および短辺のいずれよりも
小さく、従ってその外表面積が記録担体1よりも小さい
保護シート2により被覆され、該保護シート2は記録担
体1の前記記録媒体面1a以外の部分において記録担体1
と剥離可能に粘着され、また保護シート2の端部の四隅
7はR状に形成されると共に端部の1個所に保護シート
2を剥離する際、爪等で引っ掛けて挟持して剥離するた
めの非粘着性部分3が設けられてなるものである。
記録媒体面1aにおいては、情報データは記録担体1の長
手方向に直線的に書き込まれる。また保護シート2は記
録担体1の記録媒体面1aに当る部分以外において粘着性
を有する剥離可能なシートである。
保護シート2は、第2図に示す様に、非粘着性部分3を
爪等で引っ掛けて矢印4の方向に剥離することにより記
録担体1から除去することができる。
上記の構成において、記録担体1の記録媒体面1a側に
は、記録担体1の外形形状よりも一回り小さい大きさの
保護シート2を貼り付けてあるので、光カードの利用者
が、日常、携帯中に傷、ゴミ、指紋、油または口紅等が
付いても、それらは保護シート2があるために、記録媒
体面1aにおける情報の記録・再生にあたっては、何等の
悪影響を受けることなく記録・再生を行なうことができ
る。
第3図(a),(b)は、本発明の光カードの他の実施
例を示す説明図であり、第3図(a)は記録媒体側を示
す平面図、第3図(b)はその裏側を示す底面図を表わ
す。同図において5はカード状の記録担体、5aは記録媒
体面であり、情報データは、6のセンター穴を中心と
し、同心円状又は、スパイラル状に書き込まれる。保護
シート2は、3の非粘着性および8の非粘着性部分以外
において、記録担体5と貼着されている。尚、3は剥離
を容易にするための非粘着性部分である。
4図(a),(b)および第5図(a),(b)は各々
本発明の実施例のさらに別の変形例を示し、両図の
(a),(b)は各々記録媒体側を示す平面図とその裏
側を示す底面図を表わすものである。
第4図は、記録担体1の長辺の長手方向の幅よりも小さ
い保護シート2を記録担体1の裏側まで折り返して貼り
付けた光カードの例を示す。また、第5図は、記録担体
1の短辺の短手方向の幅よりも小さい保護シート2を、
前記と同様に記録担体1の裏側まで折り返して貼り付け
た光カードの例を示す。上記の例に示す様に、保護シー
ト2の端部の隅がR状に形成され、記録担体の長手方
向、短手方向のいすれか一方よりも幅が狭い保護シート
2であれば、記録担体1の裏側に折り返して剥離可能に
粘着して貼り付けてもよい。
記録情報データを光カードの長手方向に設けられた記録
媒体に記録・再生を行う場合、光カード自体を記録・再
生ヘッドに対して相対的に往復運動させることにより行
われるが、光カードの往復運動する際の基準は、光カー
ドの長手方向のカード端面であるため、日常携帯中に、
このカード端面に打痕等が付くと、正常なカード往復運
動ができなくなり、情報トラックのスキューやカード送
りムラ等の障害を生じることがある。
従って、第4図に示す様に保護シートを光カードの長手
方向を保護する様に貼り付けることにより、日常携帯中
にカード端面に生ずる打痕等の傷も、記録媒体面と共に
保護することが可能となる。
また、以上に示した各実施例においては、保護シートの
外形端部の隅はR状に形成されているが、第6図に示す
様に面取り状に形成してもよく、いずれにしてもカード
携帯中に角部から剥離し難ければ良い。
本発明に用いられる保護シートの材質としては、傷、ゴ
ミ、指紋、油等からの保護作用があり、低粘着力を有す
る材質のものであればよく、特に、材質に限定されるこ
となく広範囲のものを使用することができるが、その具
体例を示すと、低粘着性のビニール、ポリエチレン、塩
化ビニル、ポリエステル、ポリウレタン等が挙げられ
る。
保護シートは透明、不透明、着色等に限定されることは
なく、いずれのものでも使用することができる。また、
保護シートの厚さは特に限定する必要はないが、通常0.
2mm以下のものが好ましく、特に0.05〜0.15mmが好まし
い。
また、保護シートを記録担体の記録媒体面以外の部分に
貼着する方法としては、保護シートに接着剤を塗布する
か、両面接着テープと保護シートにより両者を貼り合わ
せればよい。
また、非粘着性部分は、各実施例では、保護シートの端
部の1個所に厚さが薄い非粘着性シートを貼り付けて形
成しているが、保護シートの端部の2個所以上に設けて
もよく、また粘着性の保護部材の端部の一部分のみが非
粘着性を有し、剥離しやすければ良いので、この部分の
み接着剤の塗布をしていない保護シートでもよい。
又、柔軟性のある保護シートを使用すれば、光カード自
体のプラスチックも柔軟性のある材質が利用できるた
め、光カードの曲げにより発生するクラック等が入る心
配がない。
さらに、保護シートを、剥離後、記録媒体に情報の記録
・再生を行い、その後再び保護シートを貼り付けること
により、従来の様に光カードのクリーニング機構が情報
の記録又は再生装置の他に別個に必要とすることがな
い。
又、従来の光カードは、その構造上、デザイン的に光カ
ードの個別の特徴を出すには、記録部以外の部分にし
か、絵柄、色彩、文字、数字等をデザインする部分がな
かった。しかし、保護シートに印刷等を行うことによ
り、デザインする部分がカード全面に可能となり、個性
のあるカラフルなデザインを有する光カードを提供する
ことも可能となる。
又、保護シートをフェルトペン等で書き込める材質にす
れば、光カードに書き込んだ内容を記録した見出し等に
も使うことができ、またその他にも保護シートの利用範
囲は広い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の光カードは記録媒体面側
に剥離可能な保護シートを貼り付けることにより、光カ
ードの取扱いおよび携帯時等において、表面に付く傷、
指紋、油、ゴミ等は保護シートに付着し、記録媒体面上
の透明プラスチック部材は保護されるため、該保護シー
トを、非粘着性部分を指で引っ掛けて剥離後、情報の記
録・再生を行うことにより、傷、指紋、油、ゴミ等に左
右されない確実な記録・再生が可能な光カードを提供す
ることができる。
また、保護シートの外形形状が、記録担体の形状よりも
小さく、また隅の角部がR状に形成されているため、定
期入れ、サイフ等に他の磁気カード等の一緒に隣接して
収容して携帯しても、保護シートが携帯中にめくり上
り、剥離する様なことがない。
また、保護シートが粘着された粘着部を、記録媒体面以
外の所に限定したことにより、保護シートを剥離する時
に粘着剤の残りがカード表面に付着したままになった場
合でも、情報の記録・再生への悪影響を回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光学的情報記録担体の一実施例を
示す平面図、第2図はその斜視図、第3図〜第5図は各
々他の実施例を示し、第3図(a)、第4図(a)、第
5図(a)は平面図、第3図(b)、第4図(b)、第
5図(b)は底面図および第6図は保護シートの端部の
隅を示す説明図である。 1,5……記録担体 1a,5a……記録媒体面 2……保護シート 3……非粘着性部分 6……センター穴 7……隅 8……非粘着部分
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/00 19/06 G11B 7/24 537 7215−5D 23/00 7177−5D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的に情報の記録・再生を行うカード状
    の記録担体において、記録媒体面がカード状の記録担体
    の外表面積よりも小さい保護シートで被覆され、かつ該
    保護シートが記録担体の記録媒体面以外の部分において
    剥離可能に貼着されていることを特徴とする光学的情報
    記録担体。
  2. 【請求項2】保護シートの大きさがカード状の記録担体
    の長辺又は短辺の少なくとも一方よりも小さい特許請求
    の範囲第1項記載の光学的情報記録担体。
  3. 【請求項3】保護シートの端部の隅がR状または面取り
    状に形成されている特許請求の範囲第1項記載の光学的
    情報記録担体。
  4. 【請求項4】保護シートの端部の少なくとも1個所に挟
    持可能な非粘着性部分が設けられている特許請求の範囲
    第1項記載の光学的情報記録担体。
JP62027131A 1987-02-10 1987-02-10 光学的情報記録担体 Expired - Fee Related JPH0780377B2 (ja)

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