JPH10272877A - 情報記録担体収納部を保有するバインダー - Google Patents

情報記録担体収納部を保有するバインダー

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JPH10272877A
JPH10272877A JP9278397A JP9278397A JPH10272877A JP H10272877 A JPH10272877 A JP H10272877A JP 9278397 A JP9278397 A JP 9278397A JP 9278397 A JP9278397 A JP 9278397A JP H10272877 A JPH10272877 A JP H10272877A
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JP
Japan
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information recording
binder
recording carrier
cover
back cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP9278397A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Hoshino
雅人 星野
Tatsuya Nakayama
達也 中山
Hideo Narushima
英雄 鳴島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITTO SHIKO KK
Original Assignee
NITTO SHIKO KK
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Publication date
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Publication of JPH10272877A publication Critical patent/JPH10272877A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作・利用マニアルなどの印刷物をを収納し得
るバインダーに情報記録担体そのものを直接収納するこ
とが可能なバインダーを提供する。 【解決手段】 表表紙、裏表紙、背表紙、及び背表紙内
面に綴具を具備する綴具型バインダーにおいて、表表紙
及び/又は裏表紙の内面又は外面に情報記録担体を収納
する凹部、該凹部の中央に情報記録担体を係合・保持す
るための係止突起体を設を設けることを特徴とする情報
記録担体収納部を保有する綴具型、若しくは箱型バイン
ダー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表紙の内面(内
側)又は外面(外側)に情報記録担体を収納するための
凹部を設けたバインダーに関するものであり、情報記録
担体と印刷物等を一体として収容し、保管・管理するこ
とが可能なバインダーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各職場、学校から家庭にいたるま
でのあらゆる部署においてパーソナルコンピュター(以
下「パソコン」という。)が普及している。そしてこれ
らのパソコンの多くはコンパクトディスク(以下「C
D」という。)ドライブを搭載しており、CDが情報記
録担体として用いられている。更に、音楽用記録担体
は、レコード盤から磁気テープへと移行し、更に近年で
はCDやミニディスク(以下「MD」という。))が主
流となりつつある。しかるに、これらCDやMDなどの
情報記録担体の保管・管理・利用についてはかなり研究
はされてはいるものの未だに的確な手段は開発されてお
らず、更なる研究開発が望まれている。
【0003】例えば、パソコン等においては、それらの
機能説明書、操作・利用マニアルなどは冊子若しくはバ
インダー等で纏められており、それらのソフトや映像等
が記録されているCD−ROMは、情報の記録面が傷つ
き易いので、通常はCDを収納するための円形状凹部及
びCD中央部の円形の孔に係合する係止用突起を形成し
た下方収納体と、開閉自在に枢着された蓋体とから構成
される容器に入れられており、冊子等とCDとは別個に
保管・管理されており、そのため各職場や家庭では机の
上や中に放置されたりして保管・管理状態が不完全であ
り、また、利用時に紛失したりして保管・利用が困難で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、これらの問題
点を解決するために、本発明では、機能説明書、操作・
利用マニアルなどの印刷物を収納し得るバインダーに情
報記録担体そのものを直接収納することが可能なバイン
ダーを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、印刷物等
を収納し得るバインダーについて鋭意検討した結果、バ
ンダーの表表紙及び/又は裏表紙の内面(内側)又は外
面(外側)に情報記録担体を収納し得る凹部を設け、該
凹部に情報記録担体を収納することにより、塵やほこり
などの汚染から保護し、破損などを防止し、かつ印刷物
と情報記録担体とを一体として保管・管理し得ることに
よりそれらの利用をより容易とし得ることを見出し本発
明を完成するに到った。
【0006】即ち、本発明は、表表紙、裏表紙、背表、
及び背表紙内面に綴具を具備する綴具型バインダーにお
いて、表表紙及び/又は裏表紙の内面(内側)又は外面
(外側)に情報記録担体を収納する凹部を設けることを
特徴とする情報記録担体収納部を具備する綴具型バイン
ダーであり、また表表紙、背表紙、及び背表紙の幅に応
じた高さの矩形壁を設けた裏表紙を具備する箱型バイン
ダーにおいて、表表紙の内面(内側)又は外面(外側)
に情報記録担体を収納する凹部を設けることを特徴とす
る情報記録担体収納部を具備する箱型バインダーであ
り、また、情報記録担体収納凹部の中央に情報記録担体
を係合・保持するための係止突起体を設けた前記バイン
ダーであり、さらに該凹部の周辺に該担体を取り出すた
めの複数の指掛け凹部を設けた前記バインダーであり、
さらにまた情報記録担体がコンパクトディスク(CD)
である前記バインダーである。
【0007】本発明をさらに詳細に説明する。本発明に
おけるバインダーは、表表紙、裏表紙、背表紙、及び背
表紙内面に綴具を具備する綴具型バインダーであり、ま
た、表表紙、背表紙、及び背表紙の幅に応じた高さの矩
形壁を設けた裏表紙を具備する箱型バインダーに係るも
のである。いずれのバインダーにおいても、表紙には、
その内面(内側)又は外面(外側)に情報記録担体を収
納するための凹部を設けるのであるから、その大きさは
情報記録担体より大きく、厚さは情報記録担体の厚さよ
り厚く略1.2〜2倍程度厚さのものである。例えば、
情報記録担体がCDである場合には、その大きさは、通
常、径が120mm、厚さ1mm、中心孔径15mm程
度であるから、表紙は120mm以上、即ちA6版以上
の大きさで、厚さは1.2〜2mm程度のものであり、
また情報記録担体がMDの場合には、68×70×3m
m程度の大きさであるから、表紙はA7版以上の大きさ
で、厚さも3.6〜6mm程度のものである。そして、
表紙を構成する材質は、通常は厚板紙を芯材層とし化粧
紙や布を貼り合わせた積層板紙であるが、バインダーと
しての機能を発揮し得る剛性を備えた材料であればいず
れのもの使用することができ、例えば、樹脂板、発泡樹
脂板、繊維板、馬糞紙、ダンボール紙、ハニカム板、木
材チップ板などが挙げられる。
【0008】綴具は、通常のバインダーに用いている綴
具がが使用でき、例えば、リング式(2穴式、26穴式
など)、スプリング式、Z式(板でおさえる)、パイプ
式、ピン式、オープン式、コガネ式、クリップ式、A−
Z式など従来公知の全ての綴具が利用でき、その材質も
アルミニウム、鉄系合金などの金属製 であっても合成
樹脂製であっても構わない。箱型バインダーにおいて
は、裏表紙に背表紙の幅に応じた高さの矩形壁を具備さ
せるのであるが背表紙の幅はバインダーそれ自体の厚さ
を形成するものであり、通常は10〜50mm程度の厚
さであるから、矩形壁の高さはその厚さと同程度のもの
であり、その材質は前記の表紙で述べたものの中から選
択されるものが用いられ、通常は、表紙に用いたのと同
じ材質ものが用いられる。矩形の大きさは裏表紙の大き
さより一回り小さいものであり、通常は周囲が裏表紙の
形状より2〜7mm程度小さいものである。
【0009】表表紙及び/又は裏表紙の内面又は外面に
設ける情報記録担体を収納する凹部は、収納する情報記
録担体に応じてその形状が異なり、円形状や矩形状など
が挙げられ、その形状は情報記録担体の形状より僅かに
大きく、即ち、情報記録担体の形状より1〜5mm程
度、好ましくは2〜4mm大きく設ける。その形状の差
が1mm以下である場合は収納や取出に手間がかかり、
5mm以上であると隙間が開き過ぎ、ちりやほこりが進
入する恐れがある。また、該凹部は1個に限らず、2
個、4個、6個など複数個設けることができ、その深さ
は、収納する情報記録担体の厚みと同等か僅かに深く、
即ち、情報記録担体の厚みより0〜1mm程度、好まし
くは0〜0.5mm深く設ける。その深さの差が0mm
以下である場合は情報記録担体表紙より突出し、バイン
ダーに収納した印刷物等と擦れて磨耗破損する可能性が
あり、その差が1mm以上であると表紙が厚くなったり
収納・取出に手間がかかる。情報記録担体収納凹部に挿
入する担体は、情報が記録されている面を下にして挿入
され、それにより塵やほこりによる汚染から保護され
る。
【0010】該凹部の周囲には情報記録担体を取り出す
ための指掛け凹部を複数箇所設ける。該指掛け凹部は収
納凹部の中心線に対して対照となる位置に複数箇所、例
えば2又は4箇所設け、該指掛け凹部に親指とその他の
指の先端を差し込み、情報記録担体を摘みあげて取り出
す。これら凹部を表表紙及び/又は裏表紙の内面又は外
面に形成する手段については特に限定されるものではな
く、通常の凹部形成手段が適用できるが、通常の板紙と
これら凹部の形状を切り抜いた板紙とを後者の板紙が表
面又は裏面(即ち、表紙の外面又は内面)となるように
貼り合わせることにより形成する。情報記録担体として
は、主にCDであるが、CDに限られずMD、3.5イ
ンチフロッピーディスクなどを挙げることができる。情
報記録担体収容凹部の中央に設ける係止突起体は、CD
などの情報記録担体を係合・保持するのでああるから、
CDの中央に形成されている係止穴より僅かに大きい係
止突起を有するものであり、そうすることによりそれら
は弾性的に係合する。
【0011】本発明におけるバインダーは、情報記録担
体とそれら担体の内容を記載した印刷物や写真などを一
体的に保管・管理し、利用時にそれらを一体的に同時に
使用するような用途に用いるものであり、例えば、パソ
コンなどの操作・利用マニアルなどの印刷物とソフトな
どを記録したCDの組み合わせ、語学研修に用いるテキ
ストと会話等を記録した担体との組み合わせ、観光地な
どの解説とそれらの風景を画像記録した担体との組み合
わせ、結婚式の写真とその場で発生した音声等を記録し
た担体との組み合わせ、TVゲームの解説書と担体あと
の組み合わせ、百科辞典等の上製本と担体との組み合わ
せなどに用いられるものである。
【0012】
【実施の形態】本発明を添付図面を用いて説明する。な
お、同一の部材、部署には同一の番号を付した。図1は
本発明における綴具が特にリング式であるリング型バイ
ンダーの斜視図であり、情報記録担体がCDである場合
のバインダーに関する概略図である。該バインダーは表
表紙(1)、裏表紙(2)、背表紙(3)、及び背表紙
内面に26穴のリング式綴具(4)を具備するリング型
バインダーであって、表表紙の内面に特に2個の情報記
録担体を収納する凹部(5)と該凹部の中央に情報記録
担体を係合・保持するための係止突起体(6)、4個の
指掛け凹部(7)を備えている。
【0013】図2は本発明における箱型バインダーの斜
視図であり、情報記録担体がCDである場合のバインダ
ーに関する概略図である。該バインダーは表表紙(1)
背表紙(3)、及び背表紙の厚さと同じ高さの矩形壁
(8)を設けた裏表紙(2)を具備する箱型バインダー
であって、表表紙の内面に2個の情報記録担体を収納す
る凹部(5)と該凹部の中央に情報記録担体を係合・保
持するための係止突起体(6)、4個の指掛け凹部
(7)を備えている。図3は各種の情報記録担体を係合
・保持するための係止突起体(6)の拡大上面図であ
り、中央に形成されている突起は個々に分割された分割
片群(9)から構成され、CDの中央に形成されている
係止穴より僅かに大きく形成され、それにより該突起が
係止穴と弾性的に係合し、保持するものである。該係止
突起体は、分割片群から構成されるものに限られず弾性
係合する材料であれば如何なるものも使用することがで
き、例えば、ゴム状弾性体、ウレタン樹脂等の発泡体
(スポンジ)などが用いられる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、情報記録担体を直接バ
インダーに収容することが可能であるバインダーを提供
することができ、情報記録担体とその担体と同時に利用
する印刷物などとを一体的に管理・保管することがで
き、汚れ、破損、紛失などの防止が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるリング型バインダーの概略斜視
図である。
【図2】本発明における箱型バインダーの概略斜視図で
ある。
【図3】各種の情報記録担体を係合・保持するための係
止突起体の上面図である。
【図4】図1と同様なバインダーであり、特に情報記録
担体を表紙の外面に設けたバインダーの概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 表表紙 2 裏表紙 3 背表紙 4 リング綴具 5 情報記録担体収納凹部 6 情報記録担体を係合・保持するための係止突起体 7 指掛け凹部 8 矩形壁 9 突起体の分割片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表表紙、裏表紙、背表紙、及び背表紙内
    面に綴具を具備する綴具型バインダーにおいて、表表紙
    及び/又は裏表紙の内面又は外面に情報記録担体を収納
    する凹部を設けることを特徴とする情報記録担体収納部
    を保有する綴具型バインダー。
  2. 【請求項2】 表表紙、背表紙、及び背表紙の幅に応じ
    た高さの矩形壁を設けた裏表紙を具備する箱型バインダ
    ーにおいて、表表紙の内面に情報記録担体を収納する凹
    部を設けることを特徴とする情報記録担体収納部を保有
    する箱含有型バインダー。
  3. 【請求項3】 情報記録担体を収納する凹部の中央に情
    報記録担体を係合・保持するための係止突起体を設ける
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のバインダー。
  4. 【請求項4】 情報記録担体を収納する凹部の周辺に該
    担体を取り出すための複数の指掛け凹部を設けることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバインダ
    ー。
  5. 【請求項5】 情報記録担体がコンパクトディスク(C
    D)であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載のバインダー。
JP9278397A 1997-03-28 1997-03-28 情報記録担体収納部を保有するバインダー Pending JPH10272877A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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ID=14064026

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JP (1) JPH10272877A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1180437A2 (en) * 2000-07-20 2002-02-20 Leco Stationery Manufacturing Co. Ltd. A ring binder

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1180437A2 (en) * 2000-07-20 2002-02-20 Leco Stationery Manufacturing Co. Ltd. A ring binder
EP1180437A3 (en) * 2000-07-20 2003-06-04 Leco Stationery Manufacturing Co. Ltd. A ring binder
CN1301867C (zh) * 2000-07-20 2007-02-28 利高文具制造厂有限公司 一种环式装订夹

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