JPH1177050A - 電解イオン水生成装置、電解イオン水生成方法及び洗浄方法 - Google Patents

電解イオン水生成装置、電解イオン水生成方法及び洗浄方法

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JPH1177050A
JPH1177050A JP9250121A JP25012197A JPH1177050A JP H1177050 A JPH1177050 A JP H1177050A JP 9250121 A JP9250121 A JP 9250121A JP 25012197 A JP25012197 A JP 25012197A JP H1177050 A JPH1177050 A JP H1177050A
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electrolytic
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Masayasu Abe
正泰 安部
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一浩 久保田
Takuro Kato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属が電解水に溶け出さない電極を備え、半
導体装置や液晶などの高純度な環境を必要とする分野に
も使用できる金属イオンの存在の著しく少ない高純度な
イオン水、とくに特性的に安定したアルカリ性水を生成
し、しかも酸性水の生成量とほぼ等しいアルカリ性水の
生成量がえられる電解イオン水生成装置、電解イオン水
生成方法及びこの装置及び方法により生成されたイオン
水、とくにアルカリ性水を用いて半導体ウェーハなどを
洗浄する方法を提供する。 【解決手段】 陽極4及び陰極5を備えた電気分解装置
1にガス生成手段32及びこのガス生成手段により生成
された水素などのガスを前記電気分解装置の陰極槽5に
流れる陰極用電解質溶液に加える。陰極の電解作用の活
性化をはかることができるのでアルカリ性水の生成量が
増えて酸性水とアルカリ性水の等量生成が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気分解によりイ
オン水を生成するイオン水生成装置に係り、とくにその
電極構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電解イオン水生成装置により生成
されたイオン水は各分野に利用され、とくに半導体装置
の製造や液晶の製造などに多く用いられている。半導体
装置の製造においては、純水や超純水を電気分解して得
られたイオン水を用いてシリコン半導体などの半導体基
板を洗浄したり、ポリッシング等を行っている。半導体
装置の製造工程において、半導体基板の洗浄などには、
従来フロンなどの弗素系溶剤が用いられていたが、これ
ら溶剤は生活環境に悪影響を及ぼすので敬遠され始め、
代わりに純水や超純水などの水が最も安全な溶剤として
利用されるようになった。純水は、イオン、微粒子、微
生物、有機物などの不純物をほとんど除去した抵抗率が
5〜18MΩcm程度の高純度の水である。超純水は、
超純水製造装置により水中の懸濁物質、溶解物質及び高
効率に取り除いた純水よりさらに純度の高い極めて高純
度の水である。これらの水(以下、これらをまとめて純
水という)を電気分解することによって酸化性の強い陽
極水や還元性の強い陰極水などのイオン水が生成され
る。半導体装置や液晶などの製造において、これら陽極
水や陰極水などの純水を用いて基板の表面を洗浄するこ
とが検討されている。
【0003】従来の電解イオン水生成装置を図8に示
す。電解槽50は、陰極室52と陽極室53とを備え、
陰極室52には陰極55が配置され、陽極室53には陽
極57が配置されている。そして、これら電極54(陰
極55、陽極57)は、共に白金や白金をコートしたチ
タン基体などから構成されている。陰極室52で形成さ
れる陰極側イオン水(陰極水)58及び陽極室53で形
成される陽極側イオン水(陽極水)59とを効率よく分
離するために陰極室52と陽極室53とはセラミックや
高分子などの多孔質の隔壁56によって仕切られてい
る。電解槽50に配置された陰極55は、直流電源66
の負極67に接続され、陽極57は、その正極68に接
続されている。電解槽50では直流電源66から電源電
流を通電して電解槽50に取り付けられた純水供給パイ
プ61から供給され、純水に、例えば、塩化アンモニウ
ムなどの支持電解質を添加した希釈電解質溶液(電解
水)51を電気分解する。この電気分解の結果陰極55
側で生成される陰極水は、アルカリ性イオン水(アルカ
リ性水)であり、陽極57側で生成される陽極水は、酸
性イオン水(酸性水)である。
【0004】なお、例えば、蓚酸を支持電解質として電
解槽で純水を電気分解すると、陰極側で生成される陰極
水も、陽極側で生成される陽極水もともに酸性を示すこ
とが知られている。陰極室52で生成された陰極水(ア
ルカリ性水)58は、アルカリ性水供給パイプ62から
外部に供給され、陽極室53で生成された陽極水(酸性
水)59は、酸性水供給パイプ63から外部に供給され
る。通常は陰極室52でアルカリ性水が生成されるの
で、例えば、半導体装置の製造に用いられるポリッシン
グ装置を使用する場合、アルカリ性水を用いてポリッシ
ングを行うには、電解槽50に接続されたアルカリ性水
供給パイプ62からアルカリイオン水をポリッシング装
置の研磨布に供給する。この場合、陽極室53で生成さ
れる酸性イオン水は不要なので廃棄されるか、もしくは
半導体ウェーハ洗浄などの他の用途に用いる。したがっ
て、廃棄する場合には酸性水供給パイプ63はイオン水
を排出するイオン水排出パイプに接続される。また、酸
性イオン水を用いてポリッシングを行うには、酸性水供
給パイプ63から酸性水を研磨布に供給する。この場
合、陰極室52で生成されるアルカリイオン水は必要に
応じて廃棄されるか、もしくは他の用途に用いられる。
従って廃棄する場合陰極水供給パイプ62はイオン水排
出パイプに接続される。
【0005】以上のように、電解槽50は、隔壁56に
より2槽に分離され、各電極は分離されたそれぞれの槽
に配置されるので、それぞれの槽からアルカリ性水又は
酸性水を目的に応じて取り出すことができる。前述のよ
うにイオン水には、アルカリ性水と酸性水があり、電解
槽内で希釈された、例えば、HNO3 、NH4 Cl、N
4 Fなどの電解質溶液を電解することによって任意の
pHのイオン水が生成される。しかし、この従来方法で
は、金属電極から発生する金属イオンが電極で発生する
電界に引かれ、電解槽、特に陰極室内に多く入り込み、
電解水の純度を低下させていた。最近イオン水を半導体
装置の製造における半導体ウェーハなどの洗浄用として
使用する要求が強くなってきた。このような現状におい
て半導体装置では微量な金属不純物がデバイス特性に大
きな影響を与えるためにイオン水の高純度化が必要とな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気分解による
イオン水生成方法では、溶液に含まれる金属イオンや金
属電極から発生する金属イオンも電極から発生する電界
に引かれ、各電解槽、とくに陰極室内に多く入り込み、
電解水の純度を低下させており、イオン水を半導体装置
や液晶等の高精度性を必要とする製造に使用することは
難しかった。また、電解イオン水生成装置から生成され
たイオン水を前述のように半導体ウェーハの洗浄などに
用いる場合、アルカリ性水は、通常半導体ウェーハ上に
付着しているカーボンなどのパーティクルを取り除くた
めに用いられ、酸性水は、メタルを除去するために用い
られる。酸性水やアルカリ性水を半導体ウェーハ洗浄に
用いる場合には一般に純水で希釈される。しかし、酸性
水やアルカリ性水を希釈するとそれらのpH値は、あま
り変化しないが、アルカリ性水の場合はその酸化還元電
位(ORP)が大きく変わる。したがってORPを所定
の値に止めて洗浄したい場合には希釈することは難し
い。また、図5に示すように、アルカリ性水は、酸性水
と異なり電解イオン水生成装置から生成された直後から
ORPが安定せず、数時間後もORP値は大きく変わっ
ている。これに対し、酸性水は生成直後から安定し、こ
の状態は長期間変化しない。
【0007】従来の電解イオン水生成装置は、金属電極
を用いていたが、金属電極は、金属がイオンとなって陽
極に溶出してくるので半導体ウェーハの特性を劣化させ
ることがあり、そのため、炭素などを電極にした装置も
用いられるようになった。また、炭素電極などを用いる
と特に陽極が破損されて高い電圧を維持することができ
ないという問題があった。例えば、炭素電極の場合、電
解電圧は、20〜30V、電流は、2〜3A程度しか使
用できず、このため、特にアルカリ性水は、酸性水に比
較して生成量が十分でないという問題があった。本発明
は、このような事情によりなされたものであり、金属が
電解水に溶け出さない電極を備え、半導体装置や液晶な
どの高純度な環境を必要とする分野にも使用できる金属
イオンの存在の著しく少ない高純度なイオン水、とくに
特性的に安定したアルカリ性水を生成し、しかも酸性水
の生成量とほぼ等しいアルカリ性水の生成量がえられる
電解イオン水生成装置、電解イオン水生成方法及びこの
装置及び方法により生成されたイオン水、とくにアルカ
リ性水を用いて半導体ウェーハなどを洗浄する方法を提
供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、この様な課題
を解決するために、陽極及び陰極を備えた電気分解装置
にガス生成手段及びこのガス生成手段により生成された
水素などのガスを前記電気分解装置の陰極室に流れる陰
極用電解質溶液に加えるガス供給手段を備えていること
を特徴としている。陽極と陰極とに直流電流を通電して
純水を電気分解する時に、ガス生成手段から生成され、
ガス供給手段により供給される水素ガスを陰極室に供給
することにより、陰極の電解作用の活性化をはかること
ができるのでアルカリ性水の生成量が増えて酸性水とア
ルカリ性水の等量生成が可能になる。すなわち、本発明
の電解イオン水生成装置は、陽極及び陰極からなる電気
分解用電極と、前記陽極が配置された陽極室と、前記陽
極室とは隔壁によって隔てられ、前記陰極が配置された
陰極室と、前記陽極に正極が接続され、前記陰極に負極
が接続された直流電源と、純水もしくは超純水を有する
陽極室用電解質溶液と、純水もしくは超純水を有する陰
極室用電解質溶液と、前記陰極用電解質溶液に加えるガ
スを生成するガス生成手段と、前記ガス生成手段により
生成されたガスを陰極室用電解質溶液に加えるガス供給
手段とを備えており、純水もしくは超純水を電気分解す
る時に前記陰極室の陰極近傍に前記ガスを存在させるこ
とを特徴としている。
【0009】本発明の電解イオン水生成方法は、陽極及
び陰極からなる電気分解用電極と、前記陽極が配置され
た陽極室と、前記陽極室とは隔壁によって隔てられ、前
記陰極が配置された陰極室と、前記陽極に正極が接続さ
れ、前記陰極に負極が接続された直流電源と、純水もし
くは超純水を溶媒とする陽極室用電解質溶液と、純水も
しくは超純水を溶媒とする陰極室用電解質溶液と、前記
陰極用電解質溶液に加えるガスを生成するガス生成手段
と、前記ガス生成手段により生成されたガスを陰極室用
電解質溶液に加えるガス供給手段とを備え、純水もしく
は超純水を電気分解する時に前記陰極室の陰極近傍に前
記ガスを存在させる電解イオン水生成装置の前記ガス生
成手段により水素ガスを生成させる工程と、前記陰極室
用電解質溶液に前記水素ガスを供給する工程と、前記直
流電源から前記陽極及び前記陰極に電流を通電する工程
とを備え、前記陰極室及び前記陽極室に供給された純水
もしくは超純水を電気分解することを特徴とする。ま
た、本発明の洗浄方法は、前記記載された電解イオン水
生成装置により生成されたアルカリ性イオン水を洗浄槽
に供給する工程と、前記アルカリ性イオン水及び酸性水
を用いて半導体ウェーハを洗浄槽において洗浄する工程
とを備えていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。まず、図1乃至図6を参照して第1
の発明の実施の形態を説明する。図1は、電解イオン水
生成装置の模式断面図、図2は、電解イオン水生成装置
のイオン水を電解生成する電解槽の斜視図、図3は、電
解イオン水生成装置のガス供給手段から供給された水素
ガスを受容して電解質溶液に溶存させ、この電解質溶液
を貯蔵し、電解槽に供給する電解質溶液貯蔵タンクの断
面図、図4は、電解イオン水生成装置のガス生成手段と
して用いられる水の電解装置の斜視図、図5は、イオン
水のORP値の時間依存性を説明する特性図、図6は、
図1の電解イオン水生成装置を利用した半導体ウェーハ
の洗浄工程を説明するシステム図である。
【0011】電解槽1は、陽極室2及び陰極室3の電極
槽からなる。陽極室2は、通常ここで酸性イオン水が生
成されるので酸性水槽といい、陰極室3は、アルカリ性
イオン水が生成されるのでアルカリ性水槽という。この
電解槽1は、テフロンや塩化ビニールなどの合成樹脂か
らなっていて、例えば、四角柱形状をしており、各電極
槽にはそれぞれ少なくとも1つの電極が配置されてい
る。陽極室2には、陽極4が配置され、陰極室3には陰
極5が配置されが配置形成されている。電極は、各電極
槽ともこの発明の実施の形態では棒状体であり、それぞ
れ10本配列しているが、例えば、薄い板状体のような
他の形状でも良い。また、電極槽は、円筒などの他の形
状でも良い。電解槽1は、断面形状が10cm〜30c
m程度の四角形であり、その高さは20〜50cm程度
である。電極は、電解槽1の上部蓋に気密に固定されて
いる。電解槽1は、二分され、陰極室3と陽極室2とを
分離する隔壁6が配置されている。隔壁6には、例え
ば、イオン交換膜が用いられる。陽極4及び陰極5は、
直流電源12に接続されている。直流電源12の正極
は、陽極4に接続され、負極は、陰極5に接続されてい
る。
【0012】陽極室2及び陰極室3には、純水を溶媒と
し電解質を溶質とする電解質溶液がそれぞれ電解質溶液
供給パイプ8、9を介して供給される。電解質には、例
えば、HNO3 、NH4 Cl、NH4 Fなどを用いる。
この発明の実施の形態では、陽極室2にはHClが電解
質として供給され、陰極室3にはHCl+NH3 が電解
質として供給される。陽極室2に供給される電解質溶液
のHCl濃度は、例えば、1000ppmであり、陰極
室3に供給される電解質溶液のHCl+NH3濃度は、
例えば、1000ppmである。直流電源12を動作さ
せて電解質溶液の溶媒である純水が電気分解され、陽極
室2に酸性水が生成され、陰極室3にアルカリ性水が生
成される。この酸性水は、陽極水(酸性水)供給パイプ
10を介して外部の半導体製造装置などの酸性イオン水
を必要とする製造装置に供給される。アルカリ性水は、
陰極水(アルカリ性水)供給パイプ11を介して外部の
半導体製造装置などのアルカリ性水を必要とする製造装
置に供給される。電解質溶液供給パイプ9には電解質貯
蔵タンク31が挿入され、このタンクで水素ガスが混合
される。したがって、陰極室3には水素ガスが溶存した
状態で電解質溶液が供給される。水素ガスは、ガス供給
手段であるガス供給パイプ33から供給されてくる。こ
の水素ガスは、ガス生成手段である水の電解装置32で
生成される。
【0013】水の電解装置32は、陽極室34及び陰極
室35を有する電解槽からなる。この電解槽は、テフロ
ンや塩化ビニールなどの合成樹脂からなっていて、例え
ば、四角柱形状をしており、各電極槽にはそれぞれ少な
くとも1つの電極が配置されている。陽極室34には陽
極37が配置され、陰極室35には陰極38が配置形成
されている。電極は、各電極槽ともこの発明の実施の形
態では板状体である。電解槽は、陰極室35と陽極室3
4とに二分され、両者の間は、隔壁36で区切られてい
る。隔壁36には、例えば、イオン交換膜が用いられ
る。陽極37及び陰極38は、直流電源39に接続され
ている。直流電源39の正極は、陽極37に接続され、
負極は、陰極38に接続されている。陽極室34及び陰
極室35には、純水を溶媒とし電解質を溶質とする電解
質溶液がそれぞれ電解質溶液供給パイプ41、40を介
して供給される。この発明の実施の形態では、陽極室3
4及び陰極室35にはHClが電解質として供給され
る。直流電源39を動作させることにより、電解質溶液
の溶媒である純水が電気分解され、陽極面37には酸化
反応により酸素が発生し、陰極面38には還元反応によ
り水素が発生する。
【0014】この発明の実施の形態では、電極材料とし
て白金(Pt)を用いる。Pt電極を用いることにより
水素ガスの発生効率が良くなる。この水素ガスは、陰極
室35に接続したガス供給パイプ33により電解質貯蔵
タンク31に送られ、そこで電解質溶液に溶け込まれ
る。なお、鉛(Pb)電極を用いると、陽極面37にオ
ゾン(O3 )が多く発生する。このオゾンを陽極室2で
生成された酸性水に添加すると、酸性水の酸化性を高め
ることができる。また、オゾンを陰極室3で生成された
アルカリ性水に添加すると、アルカリ性水で半導体ウェ
ーハを洗浄する場合においてウェーハ表面の面荒れを防
ぐことができるので、性能の良い半導体基板を得ること
ができる。次に、図1乃至図5に示す電解イオン水生成
装置を参照しながらイオン水の生成方法を説明する。陽
極室2にはHCl電解質溶液を供給し、陰極室3にはH
Cl+NH3 電解質溶液を供給する。そして、陽極4及
び陰極5には直流電源12から2〜3A(20〜30
V)の電流が通電される。このように、この電気分解で
は陰極室3に多量の水素が溶存した電解質溶液を用いる
ことをを特徴としている。
【0015】このような構成により、図5に示すよう
に、経時的に安定なORP値を有するアルカリ性水を陰
極室3に生成させる。イオン水を半導体装置の製造に利
用する場合、イオン水のpH値及びORP値によってそ
の用途を決定する。したがって、ORP値が従来のよう
に時と共に変化するのでは所定の用途に適用することが
できない。そこで、本発明の電解イオン水生成装置で生
成されるような安定なイオン水が望まれる。このような
方法で電気分解を行うことにより、陰極5には水素が十
分供給され、アルカリ水の生成量が多くなると共に、経
時的に安定なORP値を有するアルカリ性水が生成され
る。アルカリ性水の生成レートは、酸性水とほぼ等しく
なるので、アルカリ性水と酸性水の等量生成が可能にな
る。陽極室2から生成される酸性水は、pH値が2であ
り、ORP値が+1100mV以上である。陰極室3か
ら生成されるアルカリ性水は、pH値が9〜11であ
り、ORP値が−600mV以下である。
【0016】次に、図6を参照して前記電解イオン水生
成装置を利用した半導体ウェーハの洗浄方法を説明す
る。電解イオン水生成装置により生成されたイオン水
は、半導体ウェーハの洗浄に用いられる。半導体装置の
製造工程におけるウェーハ処理工程では、各処理の後処
理工程における半導体ウェーハの洗浄が半導体装置の特
性を維持する上で不可欠である。図6は、例えば、図1
に示した電解イオン水生成装置を半導体ウェーハの洗浄
に適用した半導体製造装置のシステム図である。このシ
ステムは、基本的には、超純水もしくは純水を収容して
いる超純水タンク14、電解槽1を含む電解イオン水生
成装置及び半導体ウェーハ洗浄槽15から構成されてい
る。電解槽には、通常、電解槽内を洗浄するための水を
給水及び排水する洗浄用超純水供給パイプ及び排水パイ
プが取り付けられているがウェーハ洗浄に直接関わって
いないので図示を省略する。イオン水で半導体ウェーハ
を洗浄する場合、イオン水を純水で希釈して使用する方
法と希釈しないでイオン水のまま使用する(この場合で
も塩酸や界面活性剤などを微量添加することがある)方
法とがあるが、この発明の実施の形態のシステムではア
ルカリ性水の利用に重点を置き、これを超純水で希釈し
て洗浄する方法を説明する。
【0017】超純水タンク14からは第1の超純水パイ
プ16及び第2の超純水パイプ17が導出されている。
第1の超純水パイプ16は、電解質溶液供給パイプ8を
分岐し、電解イオン水生成装置の陽極室2に接続された
酸性水供給パイプ10に接続される。酸性水供給パイプ
10は、洗浄槽などの半導体製造装置に接続して半導体
装置の製造に利用するが、この図6ではアルカリ性水の
利用を説明しているので、酸性水供給パイプ10の接続
先は図示を省略する。第2の超純水パイプ17は、電解
質溶液供給パイプ9を分岐し、アルカリ性水供給パイプ
11に接続される。アルカリ性水供給パイプ11は、第
2の超純水パイプ17と合流した後半導体ウェーハ洗浄
槽15に接続されるように構成されている。電解質溶液
供給パイプ8は、電解質タンク18から供給された塩酸
(HCl)と超純水とがミキサー19でミキシングされ
て形成された電解質溶液を電解槽1を構成する陽極室2
に供給する。電解質溶液供給パイプ9は、電解質タンク
20から供給された塩酸(HCl)と電解質タンク21
から供給されたアンモニア(NH3 )と超純水とがミキ
サー22でミキシングされて形成された電解質溶液を電
解槽1を構成する陰極室3に供給する。
【0018】陽極室2で生成された酸性水は、酸性水供
給パイプ10により外部へ供給される。酸性水は、希釈
後の溶存塩素濃度が2〜20ppm程度になるように第
1の超純水パイプ16から供給される超純水で希釈さ
れ、ミキサー23でミキシングされて半導体ウェーハ洗
浄槽などの半導体製造装置へ供給される。陰極室3で生
成されたアルカリ性水は、アルカリ性水供給パイプ11
により外部へ供給される。アルカリ性水は、第2の超純
水パイプ17から供給される超純水で希釈され、ミキサ
ー24でミキシングされて半導体ウェーハ洗浄槽15へ
供給され、半導体ウェーハ30を洗浄する。その希釈の
度合いは、10〜100倍程度とする。洗浄について
は、パーティクルや金属コンタミの除去効果を上げるた
め、酸性水では弗酸(HF)、硝酸(HNO3 )、塩酸
(HCl)等の他の薬液と組み合わせて使用する。アル
カリ性水においても界面活性剤などの薬液と組み合わせ
て使用する。薬液の濃度は、0.1〜5%程度が適当で
ある。HF、HNO3 、HCl等は、薬液タンク25か
らポンプ26により吸い上げられ酸性水に混合される。
酸性水は、さらにミキサー23により均一に混合されて
半導体ウェーハ洗浄槽などの半導体製造装置へ供給され
る。
【0019】界面活性剤は、薬液タンク27からポンプ
28により吸い上げられアルカリ性水に混合される。ア
ルカリ性水は、さらにミキサー24により均一に混合さ
れて半導体ウェーハ洗浄槽15へ供給される。電解イオ
ン水を半導体ウェーハの洗浄に用いる場合、金属系電極
を用いればパーティクルは抑えられるものの、金属がイ
オンとなって陽極から溶出してくる。炭素電極単体で
は、陽極が酸化すること(CO2 発生)により表面が浸
食され、炭素片が欠落し多量のパーティクルが発生して
しまう。金属イオンが半導体ウェーハに付着すると半導
体装置の特性を劣化させるので、この発生を極力避けな
ければならない。そのため陽極及び陰極には炭素電極が
良く用いられる。炭素電極は、パーティクルの発生を少
なくするためにグラファイトなどの結晶性炭素成型体と
その表面に堆積させたアモルファス炭素層とから構成さ
れた電極を用いることができる。また、パーティクルの
イオン水への混入を防ぐために、例えば、電極表面を石
英を焼き固めたセラミックフィルタなどのシリカ性の清
浄度の高いフィルタや高純度のテフロン製フィルタで被
覆することもできる。
【0020】電極材料としては、上記の他に燐(P)や
ボロン(B)などの不純物をドープした単結晶シリコ
ン、不純物をドープした多結晶シリコン、不純物をドー
プしたアモルファスシリコン、炭化珪素、表面が炭化珪
素膜で被覆された導電体などを用いることができる。炭
化珪素で被覆された導電体としては、炭素、チタン、シ
リコン、ルテニウムなどがある。半導体ウェーハを洗浄
する場合、パーティクルを除去するにはアルカリ性水が
良く、金属を除去するには酸性水を適用するのが良い。
とくに、酸性水中のClOは、金属不純物除去に効果
がある。また、半導体ウェーハを洗浄するに際して任意
のpHを有するアルカリ性水を要することがある。例え
ば、RIE(Reactive Ion Etching)を行うウェーハ処理
工程の後処理では、pHが7程度で、ORPが任意であ
るアルカリ性水が半導体ウェーハ表面のダストを除去す
るのに効果がある。この様にアルカリ性水のpHを任意
に設定するには、電解イオン水生成装置から生成された
アルカリ性水にアンモニア水を適宜の量加えると得られ
る。この時の電解イオン水生成装置の陰極室にはHCl
電解質溶液を供給する。
【0021】次に、図7を参照して第2の発明の実施の
形態を説明する。電解イオン水生成装置は、陽極室及び
陰極室を有する電解槽、ガス生成手段を構成する水の電
解装置及び生成されたガスを電解質溶液貯蔵タンクに供
給するガス供給手段から構成されており、図1の電解イ
オン水生成装置とは基本的構造が同じであるが、電解質
溶液貯蔵タンクの構造が異なっているので、ここでは電
解質溶液貯蔵タンクを中心に説明する。図7(a)、
(b)は、電解イオン水生成装置の電解質溶液貯蔵タン
クの断面図である。電解イオン水生成装置における電解
槽は、陽極室及び陰極室の電極槽から構成されている。
陽極室では通常酸性イオン水(酸性水)が生成され、陰
極室ではアルカリ性イオン水(アルカリ性水)が生成さ
れる。陽極室には陽極が配置され、陰極室には陰極が配
置形成されている。陽極室及び陰極室には、純水を溶媒
とし電解質を溶質とする電解質溶液がそれぞれ電解質溶
液供給パイプを介して供給される。直流電源を陽極及び
陰極に通電させることにより電解質溶液が電気分解さ
れ、陽極室に酸性水、陰極室にアルカリ性水が生成され
る。
【0022】電解質溶液貯蔵タンク31は、電解質溶液
にガスを溶け込ませると同時に電解質溶液を電解槽に供
給する機能を有する。超純水タンクに接続された超純水
供給パイプから分岐された電解質溶液供給パイプ9は、
電解質貯蔵タンク31に接続され、そして、電解質溶液
貯蔵タンク31から電解槽に接続されている。この発明
の実施の形態では、このタンク内31で水素ガスが供給
され混合される。この発明の実施の形態では、タンク内
には攪拌機43が配置されているので、水素ガスは電解
質溶液内に均一の分散される。水素ガスが混合されてか
ら陰極室に電解質溶液が電解質溶液供給パイプ9を通し
て供給される。水素ガスは、ガス生成手段で生成され、
ガス供給手段であるガス供給パイプ33を通して電解質
溶液貯蔵タンクから供給されてくる(図7(a))。攪
拌機に換えてガス溶存用フィルタ44を用いることもで
きる(図7(b))。ガス溶存用フィルタは、ガス供給
パイプ33の先端に接続し、電解質溶液中に配置するの
で多量のガスが均一に溶けこむことができる。陰極室の
電解質溶液には水素ガスが十分溶存しているので、安定
したアルカリ性水を十分得ることができる。また、十分
水素ガスを溶け込ませることができるので電解作用を向
上させることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成により、陰
極には水素が十分供給されアルカリ水の生成量が多くな
ると共に、経時的に安定なORP値を有するアルカリ性
水が生成される。また、アルカリ性水の生成レートは、
酸性水とほぼ等しくなるので、アルカリ性水と酸性水の
等量生成が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電解イオン水生成装置の模式図。
【図2】本発明の電解イオン水生成装置を構成する電解
槽の斜視図。
【図3】本発明の電解イオン水生成装置を構成する電解
質溶液貯蔵タンクの断面図。
【図4】本発明の電解イオン水生成装置を構成する電解
装置の斜視図。
【図5】イオン水が有するORP値の経時的変化を示す
特性図。
【図6】本発明の電解イオン水生成装置を用いた半導体
ウェーハ洗浄のシステム図。
【図7】本発明の電解イオン水生成装置を構成する電解
質溶液貯蔵タンクの断面図。
【図8】従来の電解イオン水生成装置の模式図。
【符号の説明】
1・・・電解槽、 2、34・・・陽極室、 3、
35・・・陰極室、4、37・・・陽極、 5、38
・・・陰極、 6、36・・・隔壁(イオン交換
膜)、 8、9、40、41・・・電解質溶液供給パ
イプ、 10・・・酸性水供給パイプ、 11・・
・アルカリ性水供給パイプ、 12、39・・・直流
電源、 14・・・超純水タンク、 15・・・半
導体ウェーハ洗浄槽、 16・・・第1の超純水パイ
プ、 17・・・第2の超純水パイプ、 18、2
0、21・・・電解質タンク、 19、22、23、
24・・・ミキサー、 25、27・・・薬液タン
ク、 26、28・・・ポンプ、 30・・・半導
体ウェーハ、 31・・・電解質溶液貯蔵タンク、3
2・・・水の電解装置(ガス生成手段)、 33・・
・ガス供給パイプ(ガス供給手段)、 43・・・攪拌
機、 44・・・ガス溶存用フィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安部 正泰 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝多摩川工場内 (72)発明者 久保田 一浩 群馬県渋川市半田2470番地 日本カーリッ ト株式会社研究開発センター内 (72)発明者 加藤 琢朗 群馬県渋川市半田2470番地 日本カーリッ ト株式会社研究開発センター内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極及び陰極からなる電気分解用電極
    と、 前記陽極が配置された陽極室と、 前記陽極室とは隔壁によって隔てられ、前記陰極が配置
    された陰極室と、 前記陽極に正極が接続され、前記陰極に負極が接続され
    た直流電源と、 純水もしくは超純水を有する陽極室用電解質溶液と、 純水もしくは超純水を有する陰極室用電解質溶液と、 前記陰極用電解質溶液に加えるガスを生成するガス生成
    手段と、 前記ガス生成手段により生成されたガスを陰極室用電解
    質溶液に加えるガス供給手段とを備え、 純水もしくは超純水を電気分解する時に前記陰極室の陰
    極近傍に前記ガスを存在させることを特徴とする電解イ
    オン水生成装置。
  2. 【請求項2】 前記ガスが水素からなることを特徴とす
    る請求項1に記載の電解イオン水生成装置。
  3. 【請求項3】 前記電気分解用電極は、炭素、表面にア
    モルファス炭素膜が被覆された結晶性炭素、不純物ドー
    プ単結晶シリコン、不純物ドープ多結晶シリコン、不純
    物ドープアモルファスシリコン、炭化珪素、表面が炭化
    珪素膜で被覆された導電体から選択された1つを用いる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電解イ
    オン水生成装置。
  4. 【請求項4】 前記隔壁は、イオン交換膜からなること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    電解イオン水生成装置。
  5. 【請求項5】 前記ガス生成手段は、水の電気分解装置
    からなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の電解イオン水生成装置。
  6. 【請求項6】 前記ガス供給手段によりガスが加えられ
    た陰極用電解質溶液は、電解質溶液タンクに貯蔵され、
    この電解質溶液タンクから前記陰極室に供給されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    電解イオン水生成装置。
  7. 【請求項7】 陽極及び陰極からなる電気分解用電極
    と、前記陽極が配置された陽極室と、前記陽極室とは隔
    壁によって隔てられ、前記陰極が配置された陰極室と、
    前記陽極に正極が接続され、前記陰極に負極が接続され
    た直流電源と、純水もしくは超純水を溶媒とする陽極室
    用電解質溶液と、純水もしくは超純水を溶媒とする陰極
    室用電解質溶液と、前記陰極用電解質溶液に加えるガス
    を生成するガス生成手段と、前記ガス生成手段により生
    成されたガスを陰極室用電解質溶液に加えるガス供給手
    段とを備え、純水もしくは超純水を電気分解する時に前
    記陰極室の陰極近傍に前記ガスを存在させる電解イオン
    水生成装置の前記ガス生成手段により水素ガスを生成さ
    せる工程と、 前記陰極室用電解質溶液に前記水素ガスを供給する工程
    と、 前記直流電源から前記陽極及び前記陰極に電流を通電す
    る工程とを備え、 前記陰極室及び前記陽極室に供給された純水もしくは超
    純水を電気分解することを特徴とする電解イオン水生成
    方法。
  8. 【請求項8】 前記陰極室及び前記陽極室に供給された
    純水もしくは超純水にさらにアンモニア水を加えること
    を特徴とする請求項7に記載の電解イオン水生成方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    された電解イオン水生成装置により生成されたアルカリ
    性イオン水を洗浄槽に供給する工程と、 前記アルカリ性イオン水及び酸性水を用いて半導体ウェ
    ーハを洗浄槽において洗浄する工程とを備えていること
    を特徴とする洗浄方法。
  10. 【請求項10】 前記イオン水は、前記洗浄槽に供給さ
    れる前に純水もしくは超純水で希釈することを特徴とす
    る請求項9に記載の洗浄方法。
  11. 【請求項11】 前記電解イオン水生成装置により生成
    される前又は生成されたアルカリ性イオン水にアンモニ
    ア水を添加することを特徴とする請求項9又は請求項1
    0に記載の洗浄方法。
  12. 【請求項12】 前記電解イオン水生成装置により生成
    される前又は生成された酸性水にHFもしくはHClを
    添加することを特徴とする請求項9又は請求項10に記
    載の洗浄方法。
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