JPH1176848A - ロッドミルのロッド搬出入装置およびロッド搬出方法 - Google Patents

ロッドミルのロッド搬出入装置およびロッド搬出方法

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JPH1176848A
JPH1176848A JP9313269A JP31326997A JPH1176848A JP H1176848 A JPH1176848 A JP H1176848A JP 9313269 A JP9313269 A JP 9313269A JP 31326997 A JP31326997 A JP 31326997A JP H1176848 A JPH1176848 A JP H1176848A
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Tetsuo Taniguchi
哲男 谷口
Toshiichi Teramura
敏一 寺村
Kengo Shimomura
建吾 下村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッドミルのドラムからロッドの搬出入を片
吊り現象が生ずることなく、短時間で確実に効率的に行
い作業効率を高める。 【解決手段】 ロッドミル1のドラム内に進退するアー
ム4と、アーム4に昇降自在に吊り下げられた架台5
と、架台5に取り付けられた電磁石7、7′と、電磁石
7、7′に吸着されたロッドaを係止するための、架台
5に取り付けられた係止爪10と、架台5に設けられ
た、係止爪10の傾動機構、回動機構および昇降機構と
からなっており、ロッドaを係止爪10によって把持し
電磁石7、7′に確実に吸着させ、片吊りが生ずること
なくこれを吊り上げて搬出入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物体を粉砕して
粉砕物を得るロッドミルにおいて、ロッドの交換のため
に、ロッドミルのドラム内からロッドを搬出しまたドラ
ム内にロッドを搬入するための装置およびロッド搬出方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロッドミルは、所定粒度の粉砕物を得る
ために、各種の産業分野において使用されている。例え
ば、製鉄業においては、焼結鉱を製造する場合に、焼結
原料であるコークスの粉砕用として、過粉砕を起こさ
ず、且つ、大量の粉砕処理に適した特徴を生かし、ロッ
ドミルが使用されている。
【0003】ロッドミルによるコークスの粉砕は、次の
ようにして行われる。即ち、粉砕すべきコークスが装入
されたロッドミルのドラム内に、直径約15〜100m
m、長さ約1〜5mのロッドを20〜数百本装入し、こ
のようにコークスとロッドとが装入されたドラムを、1
5〜20rpmで連続回転させ、ドラム内においてロッ
ドをある高さまで持ち上げた後、落下させる動作を間断
なく繰り返し行い、ロッドの落下衝撃によって鉄鉱石を
粉砕する。
【0004】ドラム内のロッドは、常に過酷な外力を受
けるために、摩耗が進み、粉砕効率が低下するので、所
定の期間内に、摩耗したロッドを新しいロッドと交換す
る作業が必要であり、そのためのロッドの搬出搬入装置
が設けられている。
【0005】このような、ロッドの交換のためのドラム
内へのロッドの搬出搬入装置は、ロッドを適確に把持す
る機能、および、把持したロッドを的確にドラム内から
搬出しまたドラム内に搬入する機能を有していることが
必要である。
【0006】上述したロッドの把持機構としては、電磁
石を使用したものが多く使用されており、例えば、特公
昭56−52622号公報および実開昭56−1333
39号公報には、ロッドミルのドラム内に、ワイヤによ
って電磁石を吊り下げたアームを挿入し、電磁石にロッ
ドを吸着し、ワイヤで巻き上げた上、アームを後退させ
てドラム内から抜き出しドラム外に搬出する装置(以
下、先行技術1という)が開示され、また、特開平7−
299376号公報には、ロッドミルのドラム内に進退
するアームと、前記アームに吊り下げられた複数の電磁
石と、電磁石相互を連結する連結棒とを有し、電磁石
は、連結棒の軸芯に直交し水平面内に位置する軸芯まわ
りと連結棒の軸芯まわりとの所定範囲で回動可能になっ
ているロッド搬入搬出装置(以下、先行技術2という)
が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、先行
技術1および先行技術2によれば、ドラム内におけるロ
ッドの積層状態により、電磁石の下降地点における複数
本のロッドに段差があるときは、ロッドに対する電磁石
の接触状態が悪くなって、電磁石にロッドが均一に吸着
せず、片方のみが吸着する片吊り現象が発生し、ドラム
からのロッドの搬出効率を阻害していた。
【0008】従って、この発明の目的は、上述した問題
を解決し、ロッドミル内のロッドの交換のための、ミル
ドラム内からのロッドの搬出および搬入を、片吊り現象
が生ずることなく、短時間で確実に且つ効率的に行うこ
とができる、ロッドミルのロッド搬出入装置および搬出
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の装置
は、ロッドミルのドラム内に進退するアームと、前記ア
ームに昇降自在に吊り下げられ架台と、前記架台に取り
付けられた、前記ロッドミル内のロッドを吸着し吊り上
げるための複数個の電磁石と、前記電磁石に吸着された
複数本のロッドを係止するための、前記架台に取り付け
られた係止爪と、前記架台に設けられた、前記係止爪を
振り上げおよび振り下げるための係止爪傾動機構、前記
係止爪をその軸線を中心として回動させるための係止爪
回動機構、および、前記係止爪を昇降させるための昇降
機構とからなっていることに特徴を有するものである。
【0010】請求項2に記載の装置は、請求項1の装置
において、係止爪、および、係止爪の傾動機構、回動機
構および昇降機構が、架台の長さ方向ほぼ中央部に設け
られていることを特徴とするものであり、請求項3に記
載の装置は、請求項1の装置において、架台の長さ方向
ほぼ中央部に第1係止爪と、その傾動機構、回動機構お
よび昇降機構が設けられ、架台の先端部に第2係止爪
と、その傾動機構および回動機構が設けられ、そして、
架台の後端部に第3係止爪と、その傾動機構および回動
機構が設けられていることに特徴を有するものである。
【0011】請求項4に記載の装置は、請求項1〜3に
記載の装置において、前記係止爪傾動機構は、係止爪支
持軸の上部を支持する前記架台の上面に設けられたブラ
ケットと、前記架台の側面に、架台に沿って水平移動可
能に設けられた、表面のガイドピンによって前記係止爪
を挟持するスライド板と、前記スライド板を駆動させる
シリンダとからなっており、前記係止爪回動機構は、前
記ブラケットに設けられた、前記係止爪支持軸の上端に
リンク機構を介して連結された水平シリンダからなって
おり、そして、前記係止爪昇降機構は、前記架台上に設
けられた、前記係止爪が支持されているブラケットを昇
降させるための垂直シリンダからなっていることに特徴
を有するものである。
【0012】請求項5に記載の装置は、請求項4に記載
の係止爪傾動機構において、前記第2係止爪と前記第3
係止爪とは、互いにラック・ピニオン機構によって連結
され、1つのシリンダの作動により、同期して傾動する
ようになっていることに特徴を有するものである。
【0013】請求項6に記載の装置は、請求項1〜3に
記載の装置において、前記係止爪傾動機構は、前記架台
上に設けられた、前記係止爪の軸部にロッド先端が取り
付けられている係止爪傾動用シリンダからなっており、
前記係止爪回動機構は、前記係止爪の軸部上部に設けら
れた、係止爪を回動させるためのシリンダからなってお
り、そして、前記係止爪昇降機構は、前記架台上に設け
られた、係止爪支持ブラケットを昇降させるためのシリ
ンダからなっていることに特徴を有するものである。
【0014】請求項7に記載の方法は、請求項1に記載
の装置を使用し、ロッドの両端部を吸着する2つの電磁
石と、少なくともロッドの中央部を把持する係止爪とを
有する架台が昇降可能に吊り下げられたアームを、ロッ
ドミルのドラム内に挿入し、前記架台を下降させて電磁
石をドラム内のロッドに当接させた上、その一方を励磁
してロッドの一端部を吸着させ、次いで、前記架台を上
昇させ、一方の電磁石に吸着されたロッドを、前記係止
爪の作動可能範囲の高さまで引上げて片吊り状態とな
し、次いで、前記係止爪を作動させて前記ロッドを把持
しそして上昇させ、ロッドの他端部を他方の電磁石に当
接させると共に、前記他方の電磁石を励磁してこれに吸
着させ、このようにしてロッドの両端部を2つの電磁石
に吸着させた後、架台を引き上げ、架台が吊り下げられ
たアームをドラム内から引き抜くことにより、ロッドミ
ル内からロッドを搬出することに特徴を有するものであ
る。
【0015】請求項8に記載の方法は、請求項7に記載
の方法において、前記2つの電磁石の架台取付け部分の
各々に荷重検出用のロードセルを設け、前記ロッドの両
端部を2つの電磁石に吸着させた後、ロッドを把持して
いた前記係止爪を下降させて、ロッド両端部を吸着した
2つの電磁石の各々にかかる荷重を前記ロードセルによ
って検出し、その荷重差または荷重比が所定範囲内であ
るか否かにより前記2つの電磁石による前記ロッドの吸
着を確認した上で、前記架台を引き上げそして架台が吊
り下げられたアームをドラム内から引き抜くことに特徴
を有するものである。
【0016】この発明の装置および方法によれば、ロッ
ドミル内の複数本のロッドは、架台の中央部、または、
架台の中央部およびその先後端部に設けられた係止爪に
よって把持され、架台の両端部に取り付けられた電磁石
に、片吊り現象の生ずることなく確実にその両端部が吸
着される。従って、複数本のロッドをロッドミル内から
確実且つ効率的に搬出入することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、この発明を、図面を参照し
ながら説明する。図1は、この発明の第1実施態様の装
置を使用状態で示す概略全体側面図、図2は、この発明
の第1実施態様の装置の概略側面図、図3はその概略平
面図、図4は図2のA−A線断面図、図5は図2のB−
B線断面図、図6は図2のC−C線断面図である。
【0018】図面に示すように、ロッドミル1に近接し
て設けられた基台2上には、所定長さのアーム4が、ロ
ッドミル1のドラム1aに向けて、駆動機構3により水平
移動可能に設けられている。アーム4には、架台5が吊
り上げ索6,6により昇降可能に懸吊されており、架台
5の長さ方向両端部付近には、ドラム1a内のロッドaを
吸着するための2つの電磁石7、7′がチェーン等の吊
り金具54により取り付けられている。図7に電磁石取
付け部分の拡大側面図で示すように、架台5に対する2
つの電磁石7、7′の吊り金具54による取付け部分に
は、各々荷重検出用のロードセル55が設けられてお
り、ロードセル55によって、電磁石7、7′にかかる
ロッドaの吸着荷重を検出し得るようになっている。
【0019】架台5の中央部、先端部および後端部に
は、2つの電磁石7、7′に吸着されたロッドを把持す
るための、中央部の第1係止爪10、先端部の第2係止
爪20および後端部の第3係止爪31が、各々傾動機構
によって振上げ及び振下げ自在に且つ回動機構によって
その軸線を中心とし回動自在に取り付けられている。
【0020】次に、架台5の中央部に設けられた第1係
止爪10の取付け構造について述べる。架台5の長さ方
向ほぼ中央部の上面には、第1係止爪10を支持する第
1ブラケット9が、係止爪昇降機構としての2つの垂直
シリンダ8,8によって、昇降可能に設けられている。
【0021】第1ブラケット9の架台幅方向両側には、
ピン12により第1係止爪10が軸着された1対の第1
係止爪支持軸11が、その軸線を中心として回動可能に
取り付けられている。1対の第1係止爪支持軸11の各
々の上端部は、第1ブラケット9の上部に水平に配設さ
れた、係止爪回動機構としての第1係止爪回動用シリン
ダ14のロッドに、リンク機構13を介して軸着されて
いる。従って、第1係止爪回動用シリンダ14を作動さ
せることによって、支持軸11に軸着された第1係止爪
10は、リンク機構13によりその軸線を中心として回
動する結果、爪体の向きが変えられる。
【0022】架台5のほぼ中央部両側面には、第1係止
爪10を、そのピン12を軸として振上げ及び振下げる
ための、係止爪傾動機構としての第1スライド板15
が、架台5に沿って水平移動可能に設けられている。第
1スライド板15は、横長の長孔16を有しており、長
孔16には、架台5の側面に固定されたガイド用ロッド
17,17が嵌挿されている。18は、第1スライド板
15を駆動させるためのシリンダであって、そのシリン
ダ本体は架台5の一端に水平に固定されており、また、
シリンダロッドは、第1スライド板15の端部に固定さ
れている。
【0023】第1スライド板15の表面には、第1ブラ
ケット9により支持された第1係止爪10を、その幅方
向両側から位置をずらして挟持する爪揺動用ガイドピン
19,19が取り付けられている。従って、シリンダ1
8を作動させることによって、第1スライド板15は、
その長孔16に嵌挿された、架台5に固定のガイド用ロ
ッド17,17に案内されて水平移動し、ガイドピン1
9,19に挟まれている第1係止爪10を、ピン12を
軸として振上げ及び振り下げる。
【0024】次に、架台5の先端部の第2係止爪20お
よび後端部の第3係止爪31の取付け構造について述べ
る。架台5の先端部上面には、第2係止爪20を支持す
る第2ブラケット21が設けられている。第2ブラケッ
ト21の架台幅方向両側には、ピン22により第2係止
爪20が軸着された1対の第2係止爪支持軸23が、そ
の軸線を中心として回動可能に取り付けられている。
【0025】1対の第2係止爪支持軸23の各々の上端
部は、第2ブラケット21の上部に水平に配設された、
係止爪回動機構としての第2係止爪回動用シリンダ25
のロッドに、リンク機構24を介して軸着されている。
従って、第2係止爪回動用シリンダ25を作動させるこ
とによって、第2係止爪支持軸23に軸着された第2係
止爪20は、リンク機構24によりその軸線を中心とし
て回動する結果、爪体の向きが変えられる。
【0026】架台5の先端部両側面には、第2係止爪2
0を、そのピン22を軸として振上げ及び振り下げるた
めの、係止爪傾動機構としての第2スライド板26が、
架台5に沿って水平移動可能に設けられており、第2ス
ライド板26の表面には、第2係止爪20をその幅方向
両側から位置をずらして挟持する爪揺動用ガイドピン2
7,27が取り付けられている。
【0027】第2スライド板26は、架台5の後端部側
の第3係止爪31に向けて伸び、その後端部上面にラッ
ク41が形成された連結杆29が一体的に取り付けられ
ている。連結杆29の第2スライド板26寄りの部分に
は、横長の長孔28が形成されており、長孔28には、
架台5の側面に固定されたガイド用ロッド30,30が
嵌挿されている。45は、連結杆29の後端部下面を支
持する、架台5の側面に取り付けられたガイドローラで
ある。
【0028】架台5の後端部上面には、第3係止爪31
を支持する第3ブラケット32が、架台5に沿って水平
移動可能に設けられている。第3ブラケット32の架台
幅方向両側には、ピン33により第3係止爪31が軸着
された1対の第3係止爪支持軸34が、その軸線を中心
として回動可能に取り付けられている。
【0029】1対の第3係止爪支持軸34の各々の上端
部は、第3ブラケット32の上部に水平に取り付けられ
た第3係止爪回動用シリンダ35のロッドに、リンク機
構36を介して軸着されている。従って、第3係止爪回
動用シリンダ35を作動させることにより、第3係止爪
支持軸34に軸着された第3係止爪31は、リンク機構
36によりその軸線を中心として回動しする結果、爪体
の向きが変えられる。
【0030】第3ブラケット32の両側下部には、各々
横長の長孔37を有する、下面にラック40が形成され
たガイド片38が一体的に設けられており、長孔37に
は、架台5の側面に固定されたガイド用ロッド39,3
9が嵌挿されている。
【0031】上記第3ブラケット32のガイド片下面の
ラック40と、前述した第2スライド板26に一体的に
取り付けられた連結杆29の上面のラック41とは、そ
の間に介在するピニオン42に歯合している。
【0032】一方、架台5の、第3係止爪31が取り付
けられている位置付近の両側面には、第3係止爪31を
その幅方向両側から位置をずらして挟持するガイドピン
43,43が取り付けられている。
【0033】44は、第2スライド板26および第3ブ
ラケット32を水平移動させるためのシリンダであっ
て、そのシリンダ本体は架台5に固定され、また、シリ
ンダロッドは第3ブラケットの端部に固定されている。
【0034】従って、シリンダ44を駆動することによ
り、第3係止爪31が支持されている第3ブラケット3
2は、その長孔37に嵌挿された、架台5に固定のガイ
ド用ロッド39,39に案内されて水平移動し、架台5
のガイドピン43,43に挟持されている第3係止爪3
1を、ピン33を軸として振上げ及び振り下げる。
【0035】ロッドミル1のドラム1a内からのロッド
aの搬出は、次のようにして行われる。先ず、アーム4
を前進させ、その前部をロッドミル1のドラム1a内に挿
入する。アーム4がその限度まで挿入されると、吊り上
げ索6,6′により直ちに架台5は下降を開始する。
【0036】図8および図9に示すように、吊り上げ索
6,6′により下降した架台5に取り付けられている2
つの電磁石7,7′がドラム1a内のロッドaに当接する
と、ロードセル55によって検出された吊り上げ索6,
6′の荷重値変化等によってこれが検出され、架台5の
下降が停止されると共に、電磁石7,7′を励磁させる
ことによって、ロッドaが吸着される。
【0037】次いで、図10および図11に示すよう
に、シリンダ18の作動によって、第1スライド板15
を水平移動させる。このような第1スライド板15の水
平移動により、ガイドピン19,19に挟持された第1
係止爪10は、ピン12を軸として振り下げられる。次
いで、図12および図13に示すように、第1係止爪回
動用シリンダ14を作動させ、リンク機構13により係
止爪支持軸11を、その軸線を中心として回動させる。
その結果、係止爪支持軸11にピン12により接続され
ている第1係止爪10は、ロッドaに向けて回動し、ロ
ッドaをその下方から包み込みこれを把持する。
【0038】次いで、図14および図15に示すよう
に、垂直シリンダ8,8を作動させて第1ブラケット9
を上昇させる。その結果、第1ブラケット9に取り付け
られた第1係止爪10の上昇によって、複数本のロッド
aは引き上げられ、その両端部が電磁石7、7′に完全
に吸着される。このようなロッド両端部の吸着も、ロー
ドセル55による荷重値変化等の検出によって確認され
る。
【0039】次いで、図16および図17に示すよう
に、シリンダ44を作動させることによって第3ブラケ
ット32は水平移動し、これと同時に、第3ブラケット
の下部ガイド片38のラック40、ピニオン42、およ
び、第2スライド板の連結杆29のラック41を介し
て、第2スライド板26も水平移動する。このような第
2スライド板26および第3ブラケット32の水平移動
によって、第2ブラケット21に取り付けられた第2係
止爪20、および、第3ブラケット32に取り付けられ
た第3係止爪31は、共に振り降ろされる。
【0040】次いで、第2ブラケット21に配設された
第2係止爪回動用シリンダ25および第3ブラケット3
2に配設された第3係止爪回動用シリンダ35を作動さ
せ、リンク機構24およびリンク機構36により、第2
係止爪支持軸23および第3係止爪支持軸34を、各々
その軸線を中心として回動させる。その結果、第2係止
爪支持軸23にピン22により連結されている第2係止
爪20、および、第3係止爪支持軸34にピン33によ
り連結されている第3係止爪31は、ロッドaに向けて
回動し、ロッドaをその下方から包み込みこれを把持す
る。
【0041】このようにして、ロッドaの両端部を電磁
石7、7′に完全に吸着させ、更に、第1係止爪10、
第2係止爪20および第3係止爪31によってこれを把
持した後、吊り上げ索6,6′を巻き上げ、懸吊されて
いる架台5を引き上げた後、アーム4をロッドミル1の
ドラム1aから引き抜き、所定位置に吊り降ろし、基台2
直下の図示しないクレードル内に落下させて排出する。
【0042】以下、同様の作動を繰り返すことにより、
ロッドミル1内のロッドaは、次々に架台5に取り付け
られた電磁石7,7′によって吊り上げられ、基台2の
直下に設けられたクレードル内に排出される。なお、ロ
ッドミル1内へのロッドaの搬入は、上述した手順と逆
の手順によって行われる。
【0043】上述した手順によって、ロッドミル1内の
複数本のロッドaを電磁石7、7′に吸着させ搬出する
に際し、ミル内におけるロッドaが、水平、上下または
斜め方向等に大きく交差し、架台5の中央部に取り付け
られた、ロッドを把持すべき第1係止爪10の作動範囲
外に位置しているために、2つの電磁石7、7′のうち
その一方しかロッドに接触できないような状態の場合に
は、ロッドaが電磁石7、7′の一方に片吊りになっ
て、その吊り上げ搬出が不能になることがある。このよ
うな場合には、ロッドミル1内へのアーム4の挿入をや
り直す等、多くの手間を必要とし、作業効率が大幅に低
下する。
【0044】以下に、上述した問題を防止し、ロッドを
片吊り状態にすることなく確実に電磁石に吸着させてこ
れを搬出し得る方法を、図18の概略工程図に従って説
明する。
【0045】図18(a) に示すように、アーム4の前部
をロッドミル1のドラム1a内に挿入し、吊り上げ索6,
6′により架台5を下降させて、架台5に取付けられた
2つの電磁石7,7′をドラム1a内のロッドaに当接さ
せる。電磁石7,7′がロッドaに当接したことは、電
磁石吊り金具の取付け部分に設けられたロードセル55
によって検出される。
【0046】次いで、図18(b) に示すように、架台5
の一方側即ちドラム1a内に挿入された状態で架台5のマ
ンホール側に取り付けられた電磁石7のみを励磁させ、
ロッドaのマンホール側端部を一方の電磁石7に吸着さ
せた上、図18(c) に示すように、ロッドaが中央の第
1係止爪10の作動可能範囲の高さになるまで架台5を
上昇させ、ロッドaを片吊り状態で引き上げる。このよ
うにして、ロッドaを一方の電磁石7により片吊り状態
で引き上げた後、中央の第1係止爪10を振り下げそし
てロッドaに向け回動させ、第1係止爪10によってロ
ッドaをその下方から包み込み把持する。
【0047】次いで、図18(d) に示すように、第1係
止爪10をその昇降機構の作動によって上昇させ、片吊
り状態のロッドaを引き上げて、その他端部をドラム1a
の奥側に位置する他方の電磁石7′に当接させると共
に、他方の電磁石7′を励磁しロッドaの他端部を吸着
させる。
【0048】次いで、図18(e) に示すように、ロッド
aを把持していた第1係止爪10を下降させ、ロッドa
の両端部を吸着した2つの電磁石7、7′の各々にかか
る荷重をロードセル55によって検出し、その荷重差ま
たは荷重比が所定範囲内であるか否かによって、2つの
電磁石7、7′によるロッドa両端部の吸着を確認す
る。
【0049】次いで、図18(f) に示すように、架台5
の先端部に取り付けられた第2係止爪20および架台5
の後端部に取り付けられた第3係止爪31を振下げそし
てロッドaに向けて回動させ、第2係止爪20および第
3係止爪31をロッドaの下方にこれを把持し得るよう
に位置させる。
【0050】このようにして、ロッドaを2つの電磁石
7、7′に完全に吸着させ、且つ、第1係止爪10、第
2係止爪20および第3係止爪31を、ロッドaの下方
にこれを把持し得るように位置させた後、吊り上げ索
6,6′を巻き上げ、これに懸吊されている架台5を引
き上げ、アーム4をドラム1aから引き抜いて所定位置に
吊り降ろし、基台2直下の図示しないクレードル内に落
下させて排出する。
【0051】なお、アーム4のドラム1a内への挿入、第
1係止爪10の振下げ、回動、上昇および下降、ならび
に、第2係止爪20および第3係止爪31の振下げ、回
動等の機構は、前述した通りである。
【0052】上述したように、この方法によれば、架台
5に取付けられた2つの電磁石7,7′の一方のみをロ
ッドaの一端側に吸着させた状態で、第1係止爪10の
作動可能範囲まで引上げ、片吊り状態のロッドaの他端
側を第1係止爪10により引き上げて、電磁石7,7′
の他方側に吸着させる。従って、ロッドaが斜め方向等
に大きく交差し、架台5の中央部に取付けられた第1係
止爪10の作動範囲外に位置して、2つの電磁石7、
7′が共にロッドに接触できないような状態の場合で
も、ロッドaを電磁石7、7′に確実に吸着させること
ができる。従って、片吊りが生ずることなくロッドaを
確実に吸着し搬出することができる。
【0053】図19は、この発明の装置の第2実施態様
を示す概略側面図である。図19に示すように、第2実
施態様の装置においては、架台5の中央部に、第1係止
爪10のみが振上げ及び振下げ自在に且つその軸線を中
心として回動自在に取り付けられており、架台5の先端
部に第2係止爪20および架台5の後端部に第3係止爪
31は設けられていない。
【0054】第1係止爪10の取付け構造、その軸線を
中心とした回動機構、および、振上げおよび振下げ機構
等は、第1実施態様の装置について述べたと同様である
のでその説明を省略する。ドラム内におけるロッドの積
層状態が比較的良好であって、電磁石の下降地点におけ
る複数本のロッドの段差が少ない場合には、上述したよ
うな第1係止爪10のみによる吸着で十分である。
【0055】図20は、この発明の第3実施態様の装置
の概略正面図、図21は、その概略側面図、図22は、
その概略平面図である。この実施態様の装置において
も、図1に示したように、ロッドミル1に近接して設け
られた基台2上に、所定長さのアーム4が、ロッドミル
1のドラム1aに向けて、駆動機構3により水平移動可能
に設けられ、アーム4には、架台5が吊り上げ索6,6
により昇降可能に懸吊され、架台5の長さ方向両端部付
近には、ドラム1a内のロッドを吸着するための電磁石7
がチェーン等により取り付けられていることは、第1実
施態様の装置と同様である。
【0056】図20〜図22に示すように、架台5の長
さ方向中央部の幅方向両側には、電磁石7に吸着された
ロッドaを把持するための係止爪46が、振上げ及び振
下げ自在に且つ回動自在に取り付けられている。
【0057】架台5の長さ方向ほぼ中央部の上面には、
係止爪46を支持するブラケット47および昇降用トラ
ニオン48が、架台5に設けられた係止爪昇降機構とし
ての垂直シリンダ49によって昇降可能に設けられてい
る。ブラケット47の幅方向両側に軸着された係止爪取
付け金具50には、係止爪46がその軸線を中心として
回動可能に取り付けられており、係止爪取付け金具50
の上部には、係止爪回動機構としての係止爪回動用シリ
ンダ51が設けられている。
【0058】架台5のブラケット47の付近には、係止
爪駆動機構としての係止爪傾転用シリンダ52が、取付
け軸53によって設けられており、係止爪傾転用シリン
ダ52のロッドは、係止爪取付け金具50に取り付けら
れている。係止爪傾転用シリンダ52の作動により、係
止爪46は振り上げまたは振り下げられる。
【0059】第3実施態様の装置は、上述したように構
成されているので、係止爪傾転用シリンダ52を作動さ
せ、係止爪46を振り下げた後、係止爪回動用シリンダ
51を作動させ、係止爪46をその軸線を中心として回
動させる。これによって、ロッドaは、その下方から係
止爪46に包み込まれる。次いで、垂直シリンダ49を
作動させ、ブラケット47と共に係止爪46を上昇させ
ることによって、ロッドaはその両端部が電磁石7に吸
着された状態で引き上げられる。
【0060】なお、上述した構造の係止爪46は、架台
5の長さ方向中央部のみに設けられていてもよく、また
は、架台5の長さ方向中央部、先端部および後端部に設
けられていてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
物体を粉砕して粉砕物を得るロッドミルにおいて、ロッ
ド交換のための、ミルドラム内からロッドの搬出および
搬入を、架台の先後端部に取り付けられた2つの電磁石
にロッドを片吊り現象が生ずることなく吸着させること
によって、確実に且つ効率的に行うことができる、工業
上有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施態様の装置を使用状態で示
す概略全体側面図である。
【図2】この発明の第1実施態様の装置の概略側面図で
ある。
【図3】この発明の第1実施態様の装置の概略平面図で
ある。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】図2のC−C線断面図である。
【図7】電磁石取付け部分の拡大側面図である。
【図8】この発明の装置の作動(電磁石によるロッド吸
着)を示す概略側面図である。
【図9】図8の概略横断面図である。
【図10】この発明の装置の作動(第1係止爪の振り下
げ)を示す概略側面図である。
【図11】図10の概略横断面図である。
【図12】この発明の装置の作動(第1係止爪の回動)
を示す概略側面図である。
【図13】図12の概略横断面図である。
【図14】この発明の装置の作動(第1ブラケットの上
昇)を示す概略側面図である。
【図15】図14の概略横断面図である。
【図16】この発明の装置の作動(第2、3係止爪の振
下げ)を示す概略側面図である。
【図17】図16の概略横断面図である。
【図18】この発明によるミルドラム内からのロッド搬
出方法を示す概略工程図である。
【図19】この発明の第2実施態様の装置の概略側面図
である。
【図20】この発明の第3実施態様の装置の概略正面図
である。
【図21】図20の概略側面図である。
【図22】図21の概略平面図である。
【符号の説明】
a ロッド 1 ロッドミル 2 基台 3 駆動機構 4 アーム 5 架台 6 吊り上げ索 7 電磁石 8 垂直シリンダ 9 第1ブラケット 10 第1係止爪 11 係止爪支持軸 12 ピン 13 リンク機構 14 第1係止爪回動用シリンダ 15 第1スライド板 16 長孔 17 ガイド用ロッド 18 シリンダ 19 ガイドピン 20 第2係止爪 21 第2ブラケット 22 ピン 23 第2係止爪支持軸 24 リンク機構 25 第2係止爪回動用シリンダ 26 第2スライド板 27 ガイドピン 28 長孔 29 連結杆 30 ガイド用ロッド 31 第3係止爪 32 第3ブラケット 33 ピン 34 第3係止爪支持軸 35 第3係止爪回動用シリンダ 36 リンク機構 37 長孔 38 ガイド片 39 ガイド用ロッド 40 ラック 41 ラック 42 ピニオン 43 ガイピン 44 シリンダ 45 ガイドローラ 46 係止爪 47 ブラケット 48 爪昇降用トラニオン 49 垂直シリンダ 50 係止爪取付け金具 51 係止爪回動用シリンダ 52 係止爪傾転用シリンダ 53 取付け軸 54 吊り金具 55 ロードセル
フロントページの続き (72)発明者 谷口 哲男 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 寺村 敏一 宮城県岩沼市下野郷字新南長沼87−1 株 式会社フジコー仙台工場内 (72)発明者 下村 建吾 東京都港区西新橋三丁目23−7司ビル 株 式会社フジコー東京本社事務所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッドミルのドラム内に進退するアーム
    と、 前記アームに昇降自在に吊り下げられ架台と、 前記架台に取り付けられた、前記ロッドミル内のロッド
    を吸着し吊り上げるための複数個の電磁石と、 前記電磁石に吸着された複数本のロッドを係止するため
    の、前記架台に取り付けられた係止爪と、 前記架台に設けられた、前記係止爪を振り上げおよび振
    り下げるための係止爪傾動機構、前記係止爪をその軸線
    を中心として回動させるための係止爪回動機構、およ
    び、前記係止爪を昇降させるための昇降機構とからなる
    ことを特徴とする、ロッドミルのロッド搬出入装置。
  2. 【請求項2】 前記係止爪、および、前記係止爪の傾動
    機構、回動機構および昇降機構が、前記架台の長さ方向
    ほぼ中央部に設けられている請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記架台の長さ方向ほぼ中央部に、第1
    係止爪、その傾動機構、回動機構ならびに昇降機構が設
    けられ、前記架台の先端部に、第2係止爪、および、そ
    の傾動機構ならびに回動機構が設けられ、そして、前記
    架台の後端部に、第3係止爪、および、その傾動機構な
    らびに回動機構が設けられている請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記係止爪傾動機構は、係止爪支持軸の
    上部を支持する前記架台の上面に設けられたブラケット
    と、前記架台の側面に、架台に沿って水平移動可能に設
    けられた、表面のガイドピンによって前記係止爪を挟持
    するスライド板と、前記スライド板を駆動させるシリン
    ダとからなっており、 前記係止爪回動機構は、前記ブラケットに設けられた、
    前記係止爪支持軸の上端にリンク機構を介して連結され
    ている水平シリンダからなっており、そして、 前記係止爪昇降機構は、前記架台上に設けられた、前記
    係止爪が支持されているブラケットを昇降させるための
    垂直シリンダからなっている、請求項1から3の何れか
    1つに記載の装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の係止爪傾動機構におい
    て、前記第2係止爪と前記第3係止爪とは、互いにラッ
    ク・ピニオン機構によって連結され、1つのシリンダの
    作動により、同期して傾動するようになっている、請求
    項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記係止爪傾動機構は、前記架台上に設
    けられた、前記係止爪の軸部にロッド先端が取り付けら
    れている係止爪傾動用シリンダからなっており、 前記係止爪回動機構は、前記係止爪の軸部上部に設けら
    れた、係止爪を回動させるためのシリンダからなってお
    り、そして、 前記係止爪昇降機構は、前記架台上に設けられた、係止
    爪支持ブラケットを昇降させるためのシリンダからなっ
    ている、請求項1から3の何れか1つに記載の装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の装置を使用し、ロッド
    の両端部を吸着する2つの電磁石と、少なくともロッド
    の中央部を把持する係止爪とを有する架台が昇降可能に
    吊り下げられたアームを、ロッドミルのドラム内に挿入
    し、前記架台を下降させて電磁石をドラム内のロッドに
    当接させた上、その一方を励磁してロッドの一端部を吸
    着させ、 次いで、前記架台を上昇させ、一方の電磁石に吸着され
    たロッドを、前記係止爪の作動可能範囲の高さまで引上
    げて片吊り状態となし、 次いで、前記係止爪を作動させて前記ロッドを把持しそ
    して上昇させ、ロッドの他端部を他方の電磁石に当接さ
    せると共に、前記他方の電磁石を励磁してこれに吸着さ
    せ、 このようにしてロッドの両端部を2つの電磁石に吸着さ
    せた後、架台を引き上げ、架台が吊り下げられたアーム
    をドラム内から引き抜くことにより、ロッドミル内から
    ロッドを搬出することを特徴とする、ロッドミルのロッ
    ド搬出方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、前記2
    つの電磁石の架台取付け部分の各々に荷重検出用のロー
    ドセルを設け、前記ロッドの両端部を2つの電磁石に吸
    着させた後、ロッドを把持していた前記係止爪を下降さ
    せて、ロッド両端部を吸着した2つの電磁石の各々にか
    かる荷重を前記ロードセルによって検出し、その荷重差
    または荷重比が所定範囲内であるか否かにより前記2つ
    の電磁石による前記ロッドの吸着を確認した上で、前記
    架台を引き上げそして架台が吊り下げられたアームをド
    ラム内から引き抜くことを特徴とする、ロッドミルのロ
    ッド搬出方法。
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