JP3426795B2 - ロール等の吊具 - Google Patents

ロール等の吊具

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JP3426795B2
JP3426795B2 JP17472395A JP17472395A JP3426795B2 JP 3426795 B2 JP3426795 B2 JP 3426795B2 JP 17472395 A JP17472395 A JP 17472395A JP 17472395 A JP17472395 A JP 17472395A JP 3426795 B2 JP3426795 B2 JP 3426795B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、例えば圧延用のロール
等の交換作業等に用いられる吊具に係り、特に狭い作業
空間しかない現場であっても安全、効率的な作業が行え
るようにした吊具に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延用のロールの交換作業には、専用の
吊具によってロールをハウジングから吊り上げる作業が
行われる。このような作業に用いる吊具としては、例え
ば特公平7ー17350号公報、実開昭58ー1142
86号公報、実開平6ー1380号公報及び特開平5ー
238670号公報に記載されたものがある。
【0003】特公平7ー17350号公報に記載のもの
は、上下のロールをロールスタンドから一括して吊り上
げるためのブロックを備えたものであり、チョックにこ
のブロックを引っ掛けて吊り上げるというものである。
しかしながら、ブロックや連結ロッドをロールの幅方向
の外側又は内側に突き出す配置なので、たとえばロール
の胴部分の研削などが必要な設備には適切ではない。
【0004】実開昭58ー114286号公報に記載の
ものは、パンタグラフ式のリンク機構によって構成した
ロールリフタを備えたものであるが、ロールの直径方向
から見たときのロールリフタの幅が大きくなり、狭い作
業空間しか持たない設備では、作業性の面での障害が大
きい。
【0005】また、実開平6ー1380号公報に記載の
ものは、吊りアームの下端にアイエンドを設けたもので
あるが、吊りアームの移動距離が長くなる傾向にあるの
で、研削装置等の構造によっては、アイエンド部のロー
ルからの脱着ができないことがあり、同様に作業性の面
での障害がある。
【0006】更に、特開平5ー238670号公報に記
載のものは、トロリのガイドポストに支持されたフレー
ムに爪アームを備え、この爪アームの下端に備えた把持
爪によってロールを保持する構成としたものである。し
かしながら、トロリへの荷重の負荷や重心の変位等によ
って、トロリがガーダから脱線してしまう恐れがあり、
作業の安全性の確保の点で問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来から
各種の吊具が提案されてはいるが、いずれもその作業性
や安全性の面では万全とは言えない。特に、把持爪やそ
の他の保持用のブロックを備えるものでも、作業空間が
狭い設備には適していない。
【0008】一方、クレーンフックに玉掛け用ワイヤロ
ープや吊具の吊り環等を用いる場合に、その脱落を防ぐ
ために用いる防止装置の技術の中に、その装置を大型化
することで吊具として使用可能な技術が、実公昭57−
51273号公報に記載されている。しかしながら、大
型化には、重量の増加や構造上の困難性を伴うことにな
り、作業性の向上には不十分さが残る。
【0009】また、実公昭57−51273号公報に記
載のものは、天秤レバーの揺動によりかけ巻きした索状
物を操作してその開閉動作を行うものであるので、クレ
ーンの走行中での振動や走行停止時の吊り荷の揺動など
に起因して脱落防止に影響を与えてしまい、安全作業に
支障を来たす。
【0010】本発明において、解決すべき課題は、ロー
ル等の大きな重量物を支持するための吊具において、狭
い作業空間であっても作業性に影響を及ぼすことなく効
率的かつ安全な作業が可能とすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロール等の被
吊り上げ材の上方で吊りビームに一対設けた移動自在な
台車のそれぞれに連接した主フレームと、前記主フレー
ムに連設され下端部を二股とした吊りフレームと、前記
吊りフレームの下端部の二股部分にそれぞれ摺動自在に
配置され前記被吊り上げ材の周面の外を巡るほぼ円弧状
の把持アームとを有する軸線方向の少なくとも両端を拘
束支持可能な吊具であって、同吊具は、さらに、前記主
フレームに平行に配置された昇降装置と、前記吊りフレ
ームの上方部に垂直方向に切開かれた第1ガイド溝と、
前記吊りフレームの下端部側の二股部分にはそれぞれ左
右対称に切開かれた円弧状ガイド溝を有する摺動枠と、
前記第1ガイド溝を貫通し、前記昇降装置の下部に連結
されたアームガイドピンと、前記個々の円弧状ガイド溝
を貫通し、前記それぞれの把持アームの上端部に連結さ
れた保持ピンと、前把共通のアームガイドピンとそれぞ
れの保持ピンとをその両端部に回動可能に連設した一対
の作動アームとを有することを特徴とする。
【0012】このような構成において把持アームの一方
の下端にロックピンを設け、他方の把持アームの下端に
フォーク部とこのフォーク部の後方に設けた支持軸に非
平衡状態に軸支したフックを揺動可能に備え、フォーク
部はそれぞれの把持アームの進出によってロックピンと
係合し、フックは前記被吊り上げ材の上方からの圧下に
よって回動しロックピンに係合可能としたものとしても
よい
【0013】
【発明の実施の形態】下端部を二股状とした吊りフレー
ムの下方に被吊り上げ材たとえば圧延用のロールの位置
を合わせて設定することができる。そして、吊りフレー
ムの二股部分をロールを保持する部分の外径よりも大き
くしておけば、吊りフレームの下端から進退可能な把持
アームもロールと干渉することなくその周面周りを巡る
動きが可能となり、これによってロールの周りを把持ア
ームが抱き込むように包囲し、ビームを上昇させれば、
ロールが吊り上げられる。
【0014】このような主フレーム、吊りフレーム及び
把持アームの動作により、ロールの周囲に環状の空間さ
えあれば、ロールの吊り上げが可能となり、ロール周り
の作業空間が狭くても、支障なく吊り上げ及び吊り降ろ
しの作業が行える。
【0015】また、一方の把持アームの下端に設けたロ
ックピンに係合するフックを他方の把持アームの下端に
揺動可能に設けたことで、吊りフレームを上昇させたと
きに被吊り上げ材の圧下によってフックが回動してロッ
クピンに係合してロックされる。このため、把持アーム
同士を一体に連結する操作が吊り上げ作業と同時に行わ
れ、このような連結操作のための駆動機構等が不要とな
るほか、被吊り上げ材を確実に拘束保持することができ
安全作業が確保される。
【0016】
【実施例】図1は本発明の吊具の一実施例であって、圧
延用ロールの組替え交換作業等に利用できるようにした
例の一部切欠正面図である。
【0017】図において、クレーンのフックFに吊り金
具1を介して吊りビーム2が吊り下げられている。吊り
金具1は、駆動モータ1aの歯車1bと噛み合う被動歯
車1cを備え、吊りビーム2をその中心周りに旋回駆動
可能としたものである。
【0018】吊りビーム2には、その中心から端部にか
けて移動可能な2台の台車3を設ける。これらの移動台
車3は、吊りビーム2の中央部に備えた駆動モータ2a
によって回転駆動されるスクリュー軸2bに、ネジ歯車
機構によって連接したブロック2cに連結されたもので
あり、駆動モータ2aの作動によって互いに接近する方
向及び離れる方向に吊りビーム2上を走行する車輪3a
によって移動可能である。
【0019】移動台車3には、それぞれ主フレーム4を
下に垂直に延ばして設けるとともに、この主フレーム4
のブラケット4aに保持された電動式のシリンダ5を昇
降装置として備える。なお、シリンダ5を電動式とする
のに代えて、油圧式や空圧式のものもその駆動力やクレ
ーンの吊り上げ能力が適切であれば使用できることは無
論である。
【0020】主フレーム4には、2枚の吊りフレーム6
の上端に一体に設けた支軸6aを一体に連結して吊りフ
レーム6を固定している。吊りフレーム6は、間隔をお
いて2枚配置したものであり、図2に示すように、下端
部側を二股状とするとともに、上方部及びその下方部に
それぞれ垂直方向に切開した第1ガイド溝6c及び第2
ガイド溝6dを設けている。そして、下端部側であって
二股状に分かれた部分には、それぞれ円弧状ガイド溝6
eを左右対称となるように2か所に切開している。
【0021】これらの吊りフレーム6はいずれも同じ形
状であり、図1において左右の外側を向く面には、2本
の作動アーム7、8を設ける。これらの作動アーム7、
8は、吊りフレーム6の第1ガイド溝6cを貫通すると
ともにシリンダ5のロッド5aの下端に連結したアーム
ガイドピン5b周りに回動可能に連接されたものであ
る。また、作動アーム7、8の下端部には円弧状ガイド
溝6eを貫通する保持ピン7a、8aを取り付け、これ
らの保持ピン7a、8aのそれぞれに把持アーム9、1
0を連接する。
【0022】把持アーム9、10は、図3の(b)に示
すように、全体を円弧状とした形状を持つものであり、
2枚の吊りフレーム6の間及びそれぞれの吊りフレーム
6を連結した下端部を解放した摺動枠6fに組みこまれ
ている。一方の把持アーム9の下端にはロックピン9a
を設けるとともに、他方の把持アーム10の下端にはこ
のロックピン9aに係合可能なフォーク部10aを設け
ている。そして、このフォーク部10a部分にはフック
10bをその支持軸10cによって回動可能に取りつけ
ている。このフック10bは、非平衡状態で軸支され、
その自重によって支持軸10c周りに回動可能であり、
上端側を三角形状としてその一方の辺を吊りフレーム6
の下端面に突き当たる第1当接面10dとすると共に、
他方の辺を吊り上げる製品の外周面に突きたる第2当接
面10eとして形成している。
【0023】更に、吊りフレーム6には、図1において
中央側を向く面に、吊り上げようとする製品の周面を検
知するための検出装置11を設ける。この検出装置11
は、吊りフレーム6に固定した支持具11aに連結した
外筒11bとこれに対して伸縮動作可能な内筒11cを
備え、この内筒11cが所定位置に達したときに作動す
るリミットスイッチ式のものであり、内筒11cの下端
には製品の周面に接触するパッド11dをガイドピン1
1eを介して設けるとともに、このガイドピン11eを
第2ガイド溝6dの中に差し込んでいる。
【0024】検出装置11は吊り上げようとするロール
等の外周面にパッド11dが当たった後、ガイドピン1
1eが第2ガイド溝6dの所定位置まで相対的に上昇し
てリミットスイッチが作動した時には、シリンダ5を作
動させてそのロッド5aを進出させるように制御し、シ
リンダ5の作動によって、2本の把持アーム9、10に
よるロール等の製品の周面を包みこむようにして拘束で
きるようにする。なお、リミットスイッチの位置はロー
ル等の外径に合わせて調整する。
【0025】吊りビーム2に連接した2組の主フレーム
4のそれぞれのシリンダ5は検出装置11による検出信
号によって同期して作動するものとし、図1に示すロー
ルRの吊り上げ作業について説明する。
【0026】まず、クレーン(図示せず)を走行させ
て、吊りフレーム6の下方にロールRが来るように、吊
りビーム2を位置決めする。このとき、検出装置11の
ガイドピン11eは、第2ガイド溝6dの下端で制止さ
れ、把持アーム9、10の下端部はほぼ同一位置にあ
り、さらに、把持アーム10のフック10bの第1当接
面10dが吊りフレーム6の下端面に突き当たった状態
の待機位置にある。そして、クレーンを下降動作させ、
検出装置11のパッド11dがロールRの周面に突き当
たった図2の(a)の状態から更にクレーンのフックF
を下降させると、図2の(b)に示すように検出装置1
1のガイドピン11eが第2ガイド溝6dの所定位置に
達して、外筒11bに設けたリミットスイッチが内筒1
1cにより作動することによってシリンダ5が作動を開
始する。すなわち、シリンダ5のロッド5aが下降して
図3の(a)に示すように、アームガイドピン5bが第
1ガイド溝6cの下端まで移動し、これによって2本の
作動アーム7、8が押し下げられる。そして、作動アー
ム7、8の下端側は保持ピン7a、8aが円弧状ガイド
6eの中に入り込んでいるので、これらの作動アーム
7、8の下端は円弧の軌跡を描きながら下降していく。
このとき、把持アーム9、10は、それぞれ2枚の吊り
フレーム6の間に組込まれているので、図1において左
右方向を拘束されてこれらの2枚の吊りフレーム6及び
摺動枠6fをガイドとして昇降動作が可能である。
【0027】したがって、把持アーム9、10はロール
Rの周面の外を巡りながら移動し、同図(a)のように
ロックピン9aがフォーク部10aに突き当たり相互に
拘束し合い、吊り上げ可能な状態になる。
【0028】そして、この後、吊りフレーム6を上昇さ
せると、フック10bの第2当接面10eがロールRの
周面に突き当たるようになり、これによってフック10
bは図3の(b)に示すように、支持軸10c周りに時
計方向に回動してその姿勢を変える。そして、このフッ
ク10bはその下端部の二股状部分がロックピン9aを
抱き込む様な姿勢となり、これによってフック10bが
ロックピン9aを拘束し、2本の把持アーム8、9が環
状に連結された状態でロールRを吊り上げることができ
る。
【0029】このような操作の後、搬送高さまでクレー
ンによって吊りビーム2を引き上げ、クレーンの走行に
よって所定の位置までの搬送が行われる。
【0030】このように、2本の把持アーム9、10が
ロールRを抱き込む様な形状であってかつその周面の周
りを巡るような動きをさせるので、ロールRの吊り上げ
及び吊り下げに際しては、ロールR周りに広い作業空間
(図2及び図3における3方を斜線で示す内部空間)が
なくても支障なく吊り上げが可能となる。
【0031】また、ロールRを搬送した後に所定の位置
にセットする時には、図3の(b)の状態でロールRを
その設置位置に置き、クレーンを少し下降させて同図の
(a)のようにロールRの周面から把持アーム9、10
を下に離れさせる。これにより、フック10bの第2当
接面10eもロールRの周面から離れていくので、この
フック10bはその自重によって支持軸10c周りに反
時計方向に回動していく。従って、フック10bは、ロ
ックピン9aから離脱して把持アーム9、10が分離可
能となる。
【0032】このようなフック10bの挙動により、ロ
ックピン9aとの間での分離作業を何ら必要とすること
はなく、シリンダ5のロッド5aを上昇させることによ
り、図2の(a)の状態に設定することができ、ロール
Rから吊具を取り外すことができる。
【0033】図4は別の実施例を示す要部の一部切欠正
面図である。
【0034】この例は、図1に示した主フレーム4に代
えて、台車3から下に向けて突き出した2本のフレーム
20を備え、このフレーム20に昇降装置としてのシリ
ンダ21を組込んだものである。そして、フレーム20
の下端には先の例における構成と同様の吊りフレーム6
を台座30を介して連接し、シリンダ21のロッド21
aを作動アーム7、8及び吊りフレーム6に同様の連接
構造によって組み込んでいる。
【0035】フレーム20には吊りフレーム6に設けた
台座30のガイドシュー22、23を案内するためのガ
イドバー24、25を設ける。これらのガイドバー2
4、25は吊りフレーム6のほぼ全体をフレーム20の
中に収納できる程度の長さとする。台座30がフレーム
20の下端横梁や受座31に当接して制止された後、更
にロッド21aを下降させることで、作動アーム7、8
を押し下げるものである。
【0036】この構成においても、吊りフレーム6の下
降及び把持アーム9、10のそれぞれの動作によって、
先の例と同様にロールRの吊り上げ、搬送及び設置位置
へのセットが可能である。そして、ロールRを搬送する
ときも空のまま動かすときも、フレーム20の中に吊り
フレーム6が収納されるので、吊りビーム2の移動操作
が簡単になるほか、衝突などによる吊りフレーム6及び
その付帯部材の損傷も防止できる。
【0037】なお、検出装置11の下端部と台座30と
を索条、たとえばワイヤーロープやビニルロープなどで
連結することで、パッド11dを持ち上げることもでき
る。
【0038】
【発明の効果】本発明では、吊りビームの昇降動作と吊
り上げる物の周面を巡るような把持アームの動きとの合
成により、作業空間が狭くても支障なく吊り上げ作業が
可能となる。したがって、作業スペースを十分に確保で
きないような設備であっても作業性よく操作処理するこ
とができ、たとえば圧延ラインなどにおいてロールの仮
置や据え付け場所への影響がなくまた研削装置やロール
交換台車との干渉も避けられる。
【0039】また、ロール等の吊り上げ搬送に際して
も、その周面を抱くようにして保持するので、落下など
の発生の恐れがなく、安全作業が確保される。そして、
ロールなどの周面の周りを巡るように部材が動いていく
だけなので、駆動機構や各部材の構造も簡単になり、更
にいっそうコンパクトな動きが実現でき、狭い作業空間
での作業に好適に利用できる。
【0040】更に、一方の把持アームに設けたロックピ
ンに対して、他方の把持アームのフックは被吊り上げ材
を吊り上げるときに受ける圧下力を利用して自動的に係
合拘束してこれらの把持アームを環状に連結することが
できるので、把持アームどうしの連結作業が不要となる
だけでなく、被吊り上げ材を確実に拘束することがで
き、安全作業が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の吊具であって、ロールの交換用とし
た例を示す要部の切欠正面図である。
【図2】 図1の側面図であって、同図の(a)は吊り
フレームをその作業空間に設定したとき、同図の(b)
は検出装置のガイドピンが相対的に上昇して所定位置に
達しシリンダが作動する直前の状態を示す。
【図3】 図2の(b)に続く動作を示す図であって、
同図の(a)は把持アーム同士が突き当たり相互に拘束
し合った状態及び同図の(b)はフックとロックピンと
によるロック状態を示す。
【図4】 別の実施例を示す要部の切欠正面図である。
【符号の説明】
1:吊り金具 2:吊りビーム 3:台車 4:主フレーム 5:シリンダ 6:吊りフレーム 7:作動アーム 8:作動アーム 9:把持アーム 10:把持アーム 11:検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 1/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール等の被吊り上げ材の上方で吊りビ
    ームに一対設けた移動自在な台車のそれぞれに連接した
    主フレームと、前記主フレームに連設され下端部を二股
    とした吊りフレームと、前記吊りフレームの下端部の二
    股部分にそれぞれ摺動自在に配置され前記被吊り上げ材
    の周面の外を巡るほぼ円弧状の把持アームとを有する
    線方向の少なくとも両端を拘束支持可能な吊具であっ
    て、同吊具は、さらに、 前記主フレームに平行に配置された昇降装置と、 前記吊りフレームの上方部に垂直方向に切開かれた第1
    ガイド溝と、 前記吊りフレームの下端部側の二股部分にはそれぞれ左
    右対称に切開かれた円弧状ガイド溝を有する摺動枠と、 前記第1ガイド溝を貫通し、前記昇降装置の下部に連結
    されたアームガイドピンと、 前記個々の円弧状ガイド溝を貫通し、前記それぞれの把
    持アームの上端部に連結された保持ピンと、 前把共通のアームガイドピンとそれぞれの保持ピンとを
    その両端部に回動可能に連設した一対の作動アームとを
    有する ロール等の吊具。
  2. 【請求項2】 前記把持アームの一方の下端にロックピ
    ンを設け、他方の把持アームの下端にフォーク部とこの
    フォーク部の後方に設けた支持軸に非平衡状態に軸支し
    たフックを揺動可能に備え、前記フォーク部はそれぞれ
    の把持アームの進出によって前記ロックピンと係合し、
    前記フックは前記被吊り上げ材の上方からの圧下によっ
    て回動し前記ロックピンに係合可能としてなる請求項1
    記載のロール等の吊具。
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