JPH02160122A - 電縫管成形機のロール交換装置 - Google Patents

電縫管成形機のロール交換装置

Info

Publication number
JPH02160122A
JPH02160122A JP31192388A JP31192388A JPH02160122A JP H02160122 A JPH02160122 A JP H02160122A JP 31192388 A JP31192388 A JP 31192388A JP 31192388 A JP31192388 A JP 31192388A JP H02160122 A JPH02160122 A JP H02160122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
roll
forming machine
inner housing
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31192388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0626735B2 (ja
Inventor
Teruhisa Usui
薄井 輝久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP63311923A priority Critical patent/JPH0626735B2/ja
Publication of JPH02160122A publication Critical patent/JPH02160122A/ja
Publication of JPH0626735B2 publication Critical patent/JPH0626735B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電縫管成形機のロール交換装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、電縫管を造管するに際し、上下一対の20−ル形
または上下左右の40−ル形の成形機が用いられる。そ
のうち、40−ル形の成形機の概要を第7図ないし第9
図により説明する。
コモンベツド1の両側には、側面にハウジングウィンド
2を有しかつ上部に縦固定軸3を植立した左右一対のハ
ウジング4a、4bが立設され、このハウジング4a、
4bの上面には、縦固定軸3に案内されたハウジングキ
ャップ5が載置され、このハウジングキャップ5は縦固
定軸3上部の溝に打ち込まれたコツタ6によりハウジン
グ4a。
4b上面に固定されている。
ハウジング4a、4bの下部には、4降モータ7により
駆動されて昇降するようにしたウオームジヤツキ8が配
設され、ウオームジヤツキ1−8のスクリュー軸9上端
には、下ロール軸11を回転自在に支持せしめた下ロー
ル軸箱10が載置され、この下ロール軸箱10はハウジ
ング4a、4bの内面に沿ってハウジングウィンド2内
を昇降し得るようになっており、下ロール軸11には下
ロール!2が固着されるとともに下ロール軸11の一端
にはスイングボルト13の着脱によりユニバーサルスピ
ンドル14と着脱し得るようにしたカップリング15が
嵌合されている。
下ロール軸箱10の上方には、ハウジング4a4bの内
面に沿ってハウジングウィンド2内を昇降し得るように
したヒ漬体圧シリンダ12により開閉するようにしたサ
イドロールフレーム16が配設され、このサイドロール
フレーム16にはウオーム17およびウオームホイル1
8ならびにスクリュー軸!9などからなる幅調整装置2
0が装着され、このスクリュー軸19の先端には管軸方
向に対して直角方向になるようにサイドロールフレーム
16内を摺動し得るようにしたサイドロール軸箱2!が
螺合され、サイドロール軸箱21には樅向きのサイドロ
ール23が固着されたサイドロール軸22が枢着されて
いる。
このサイドロール23は成形すべき管が大径の場合は使
用されるが、小径の場合は第7図の右側に示すように使
用する必要はない。
前記下ロール軸箱10側部には、軸線が管軸方向に延び
た軸24が配設され、この軸24の前後にはウオーム2
5が固着され、下ロール軸箱10の中空部には、第10
図に示すように回転自在にウオームホイル26が配設さ
れ、前記ウオーム25とウオームホイル2Gとは互いに
噛み合っている。また、ウオームホイル26の中心部に
は縦向きのスクリュー軸27が螺着され、このスクリュ
ー軸27の上端ヘッド部2Bはサイドロールフレーム1
6の下部に設けた中空部29に挿入されてサイドロール
フレーム16を支持し、中空部29とスクリュー軸27
の上部ヘッド部28下面との間には、第11図に示すよ
うに、0字状の溝を有する把手30付のスペーナ31が
挿入してあり、通常の作業時に下ロール12とサイドロ
ール23中心までの距離を所定の寸法に保持し得るよう
になっている。
サイドロールフレーム16およびサイドロール軸箱21
の上方には、ハウジング4a、4bの内面に沿ってハウ
ジングウィンド2内を昇降し得るようにした上ロール軸
箱32が配設され、この上ロール軸箱32には上ロール
34が固着された上ロール軸33が枢着されている。こ
の上ロール軸33の一端にはスイングボルト35の着脱
によりユニバーサルスピンドル36と着脱し得るように
したカップリング37が嵌合されている。
上ロール軸箱32の上面には、第12図に示すような平
面形状で水平方向に回動し得るようにしたブロック38
がボルト39により固定されており、このブロック38
の中央貫通孔にはハウジングキャップ5上部に配設した
圧下モータ40により作動し得るようにしたウオームジ
ヤツキ41の圧下スクリュー42が貫通し、この圧下ス
クリュー42の下端は第7図に示すように上ロール軸箱
32を下方へ圧下し得るようになっている。
このように構成された電縫管成形機で管を成形する場合
は、まず圧下モータ40により圧下スクリュー42を昇
降させて上ロール軸箱32を昇降させ、これによって上
ロール34の位置決めをし、昇降モータ7により下ロー
ル軸箱lOをサイドロールフレーム16およびサイドロ
ール軸箱21などと一体的に昇降させて下ロール12の
位置を決め、軸24を回動させることによりウオーム2
5およびウオームホイル26を回動させてスクリュー軸
27を昇降させ、これによりサイドロールフレーム16
およびサイドロール軸箱21を昇降させてサイドロール
23の上下方向位置を決め、輻UA整装置20によって
左右のサイドロール23.23の間隔を調整する。
各ロールの位置決めが終了したら、ついで図示しない駆
動モータを駆動してユニバーサルスピンドル14.36
を回転させて上ロール34および下ロール12を回転さ
せ、上流側から押入される管を連続的に成形して下流側
に送り出すのである。
つぎに、この電縫管成形機の各ロールの交換について説
明すると、まずラインの運転を停止し、圧下モータ40
を駆動して上ロール軸箱32を下降させ、上ロール34
をサイドロール23または下ロール12に接触させてそ
の上部に乗せた後、作業員が図示しないクレーンと吊り
ワイヤで各ユニバーサルスピンドル14.36を吊った
後スイングボルト13゜35を外してカップリング37
.15とユニバーサルスピンドル36.14との嵌合部
をクレーンで離し、その後吊りワイヤを下降させてスピ
ンドル36.14を金具45.44上に載lし固定する
ついで作業員がハウジングキャップ5の上に乗って、ハ
ンマによりコツタ6を叩いて縦固定軸3より抜き、ハウ
ジングキャップ5を固定状態から解放し、ボルト39を
緩めた後、ブロック38を反時計方向に回転させてボル
ト39とブロック38との保合を解き、クレーンフック
と吊下げ用のブラケット43との間にワイヤ掛けを行い
、ハウジングキャップ5をクレーンウィンチにより真上
へ引き上げる。そうすると、ハウジングキャップ5は縦
固定軸3から抜け、ウオームジヤツキ41の圧下スクリ
ュー42はブロック38と一緒に上ロール軸箱32から
外れたら、圧下モータ40やウオームジヤツキ4Iを取
付けたままハウジングキャップ5をライン外へ搬出して
所定位置に置く。
ハウジングキャップ5を除去したら、上ロール軸33の
両端部とクレーンフックとにワイヤ掛けを行い、クレー
ンウィンチにより上ロール軸箱32゜上ロール軸33.
上ロール34を一体的に真上に引き上げる。そうすると
、上ロール軸33はハウジング4a、4bに沿って上昇
し、上端でハウジング4a、4bから外れる。外れた上
ロール軸箱32は上ロールId133. 上ロール34
とともにロールショップへ搬送する。
上ロール軸箱32を除去したら、続いてサイドロールフ
レーム16の中空部に挿入されたスペーサ31を管軸線
方向に対し直角方向に引き抜き、幅調整装置20.サイ
ドロール軸箱21.サイドロール23とともにサイドロ
ールフレーム16を左右側々にクレーンによりハウジン
グ4a、4b上方に引き抜く−そしてサイドロールフレ
ーム16を幅調整装置20サイドロール軸箱21.  
ナイドロール23とともにし1−ルショップへ搬送する
ロールショップにおいて、サイドロール軸箱21および
サイドロール23をサイドロールフレーム16から取り
外したら、別の新しいサイドロール23を枢着したサイ
ドロール軸′n21をサイドロールフレーム16に摺動
自在に嵌合させ、幅調整装置20のスクリュー軸19の
先端をサイドロール軸箱21の雌ねじ部に挿入し、幅調
整装置20のスクリュー軸19をサイドロールフレーム
16にセットしておく。
サイドロールフレーム16などをハウジング4a。
4bから除去したら、下ロール軸Hの両端部とクレーン
フックとにワイヤ掛けを行い、クレーンウィンチにより
下ロール軸箱lO1下ロール軸11.下ロール12を一
体的に真上に吊り上げ、ハウジング4a、4bから外し
、ロールショップへ搬送する。
新たな上下ロール軸箱32.10.サイドロールフレー
ム16などハウジング4a  4bにセットするのは、
取外した場合と逆な順序で作業をするのである。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記したような従来の電縫管成形機にお
いては、成形用ロールの径はほとんどがハウジングウィ
ンドの幅よりも大きいため、ロールを横方向へ抜き出す
ことができず、上方へ抜き出さざるを得ないから、重量
物を吊り下げる玉掛けが必要となり、その作業に危険性
を伴ううえ、全てのロールを上方より取外した後でなけ
れば、新しいロールを組み込むことができないため、し
たがってラインの停止時間が長くて生産能率を低下させ
るなどの問題があった。
このような問題を解消する手段として、例えば特開昭5
7−32829号公報に開示されているようなロール交
換装置が提案されている。この装置は、第13図、第1
4図に示すように、従来のハウジング(以下、説明の都
合上アウクハウジングという)4a、4b内に、ハウジ
ングウィンド2を押通して管軸方向に対して直角方向に
延びるインナハウジング46を配設して、サイドロール
軸箱21およびサイドロール23を組み込んだサイドロ
ールフレーム16および幅調整装置20、また上下ロー
ル軸33゜11、上下ロール34.12をそれぞれ一体
的に組み込んだ上下ロール軸箱32.10を固定すると
ともに、このインナハウジング46は、車輪47を介し
て固定レール48の両側に設けられるレール状ブラケッ
ト49の上に載置され、管軸線方向に対して直角方向に
電動し得るように構成される。なお、このレール状ブラ
ケット49は、縦形の流体圧シリンダ50によって上下
方向の高さ位置が調整される。また、アウタハウジング
4a、4bの下部には、下ロール軸箱10の高さ方向位
置を調整するためのモータ駆動式のウオームジヤツキ5
1が配設される。
一方、電縫管成形機の作業側の床面には、第15図に示
すように、管軸線方向に対し平行な方向に延びるレール
52を敷設し、このレール52上に管軸線方向と平行な
方向に流体圧シリンダ53によって走行し得るようにし
た台車54をi!置し、台車54上に電縫管成形機のイ
ンナハウジング46が乗り移れるよう管軸線方向に対し
直角方向へ延びるレール55を取付けるとともに、レー
ル55間に交換すべき新しいロールを組み込んだインナ
ハウジング46を[置し得るよう別のレール56を取付
け、電縫管成形機と台車54との間にレール55.56
と平行な乗り継ぎ用のレール57を敷設し、台車54よ
りもさらに管中心側から離れた°側に、軸線が背進行方
向に対し直角に延びる流体圧シリンダ58を配設し、こ
の流体圧シリンダ58のロッド先端にインナハウジング
46のフック59と係合し得るようにしたフック60を
取付け、台車54と流体圧シリンダ58の間にロッドの
自重を支持する車輪61が走行し得るようにレール62
を敷設しておく。
そして、上下ロール軸33.11と上下カップリング3
7.15を切り離した後、ハウジングキャップ5を上方
へ引き上げてから、流体圧シリンダ50を作動させてレ
ール状ブラケット49を上昇させ、車輪47のレヘルを
固定レール48に合わせた後、流体圧シリンダ58を作
動させてフック60をインナハウジング46のフック5
9と係合させ、ラインから電縫管成形機を引き出して台
車54上にT1置し、流体圧シリンダ53を作動させて
管軸線に対し平行な方向に移した後、交換すべき新しい
インナハウジング46をレール57を介してアウタハウ
ジング4a、4b内に押し込んで、インナハウジング4
6をアウタハウジング4a、4b内に前記と逆の手順で
固定するのである。
しかし、このロール交換装置にも以下のような問題があ
る。すなわち、成形用の各ロール径はもとんどがハウジ
ングウィンドの幅よりも大きいため、それに合わせてイ
ンナハウジングを設けるようにすると、ハウジングウィ
ンドから横方向に抜き出すことができないからやはり上
方より抜き出さざるを得す、従来例と同様の問題を潜在
す゛ることになる。
それを改善するために、アウタハウジングを作り直すと
すると、真人な費用が掛かるとともにアウタハウジング
間の点検通路が狭くなるから、点検作業が不便かつ不安
全になるという問題もある。
また、アウタハウジング間の距離を広くすることも考え
られるが、帯板の成形上その距離には自ずと制約が生じ
ることになり、根本的な解決策にはならない。
本発明は、上記のような課題を解決すべくしてなされた
ものであって、径の大きなロールを使用する場合でも容
易に交換のできる電縫管成形機のロール交換装置を提供
することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上下に一対または上下左右に4個のロールを
有する電縫管成形機のロール交換装置であって、管軸線
方向に対して垂直な方向に昇降可能とし得るインナハウ
ジングをアウタハウジングのハウジングウィンドに着脱
および昇降自在に嵌合し、かつ電縫管成形機の上部に管
軸線方向と直角な方向に走行可能な台車を載置する支持
部材を配設し、さらにこの支持部材上にインナハウジン
グをハウジングキャップとともにアウタハウジングに出
し入れし得る昇降機構を立設したことを特徴とする電縫
管成形機のロール交換装置であ・る。
〈作 用〉 本発明によれば、ロールと電体化されたインナハウジン
グを管軸線方向に対して垂直な方向に昇降可能にアウタ
ハウジング内に装着し、アウタハウジングの上方に抜き
出すようにしたので、いかなる径のロールであってもア
ウタハウジングから速やかに引き抜くことができる。
また、?1tta管成形機の上部に管軸線方向と直角な
方向に支持部材を配設して、その上に走行可能な台車を
!!置するようにしたので、この台車に新しいロールを
組み込んだインナハウジングを予め準備することができ
るから、台車を移動させることにより迅速なロール交換
をおこなうことができる。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例について、図面を参照して詳し
く説明する。
第1図は、本発明に係る電縫管成形機の実施例を示す正
面図であり、第2図は、一部所面で示す側面図、第3図
は、第1図のA−A矢視断面図、第4図は、本発明のロ
ール交換装置の実施例を示す正面図、第5図は、第4図
のB−B矢視図である。なお、図中、従来例と同一部材
は同一符号を付している。
図に示すように、本発明の電縫管成形機のインナハウジ
ング46Aは、アウタハウジング4a、4bのハウジン
グウィンド2内側部に溝部63を介して昇降可能なよう
に配設される。このインナハウジング46Aの上端部に
は、逆り字状の接続金物64が固着され、ハウジングキ
ャップ5の下端に固着される板状の突起65aとL字状
の突起65bとで構成される溝部66に係合自在とされ
る。また、このインナハウジング46八は、ピン67を
介して下ロール軸箱IOと結合される。
一方、このインナハウジング46Aの下端部は、架台6
8の上に固設されたウオームジヤツキ69により所定の
高さ位置に調整される。また、ハウジングキャップ5の
側部をアウタハウジング4a、4bに穴部70を介して
クランプするクランプ装置71が設けられる。このクラ
ンプ装置71はブレーカブロックという一種のオーバロ
ード防止の81能をも有している。さらに、ハウジング
キャップ5の上面には、ウインヂ巻き上げ用のシーブ7
2とそれぞれ一対の溝部を有するガイド部材73.73
および74゜74が取付けられている。これらの機能に
ついては後述する。
つぎに、ロール交換装置について説明する。
第4図および第5図に示すように、電縫管成形機のハウ
ジングキャップ5の頂部とほぼ同一の高さでかつアウタ
ハウジング4a、4bのハウジングウィンド2の幅より
も若干広目の幅に所定の長さを有する一対の支持部材7
5.75を管軸線方向に対して直角方向に複数の支柱7
6を介して配設し、その支持部材75.75の間に複数
のビーム77を所定の間隔で固設して、その上に連結さ
れた2台の台車78.78の車輪78aが載置されるレ
ール79を敷設するとともに、アウタハウジング4a、
4bの垂直線上にインナハウジング46Aとハウジング
キャップ5の高さよりも若干高い高さとされる支柱80
を4本立設し、その上端をビーム81で結合してやぐら
状とし、それにウィンチ82.2個のシーブ83a、8
3b+ それぞれ一対の案内片84a、84bからなる
昇降a構85が固定して取付けられる。
ここで、案内片84aは前記したガイド部材73の溝部
を案内するもので、また案内片84bは前記したガイド
部材74の溝部を案内する機能を有する。
一方、シーブ83aは前記したシーブ72に対応した位
置に取付けられて吊り上げ用ワイヤ86が懸回され、ウ
ィンチ82によってシーブ84bを介してハウジングキ
ャップ5を吊り上げる機能を有する。
なお、台車78のフレーム78bの内側でインナハウジ
ング46Aの前記ウオームジヤツキ69に対応した底部
の位置には、第6図に示すように、シリンダ87によっ
て90°回転可能とされる爪部88が設けられており、
ウィンチ84で吊り上げられたインナハウジング46A
を支持する機能を存する。
以下に、本発明のロール交換装置を用いて電縫管成形機
のロール交換の手順について説明する。
■ まず、2台の台車78.78を前出の第4図に示す
ように、1台を電縫管成形機の作業側(ロールショップ
側)に、もう1台をロール交換すべき電縫管成形機の真
上にセンタリングして停止させておく。
■ 図示しないロールショップから新しいロールを組み
込んだインナハウジング46Aを、図示しない天井クレ
ーンのフック89にワイヤ90によって吊り上げて運搬
し、ロールショップ側の台車78に載置する。このとき
、台車78のフレーム78bに設けられている案内片8
6によってインナハウジング46Aの側部が案内される
とともに、シリンダ87を作動させることによりインナ
ハウジング46Δの底部が爪部88によって支持される
■ つぎに、ロール交換すべき電縫管成形機のハウジン
グキャップ5のクランプ装置71を解除して、アウタハ
ウジング4a、4bからハウジングキャンプ5のクラン
プを開放した後、ウィンチ84を始動させてハウジング
キャップ5を吊り上げると、ハウジングキャップ5の突
起65a、65bと接続金物64との係合によってイン
ナハウジング46Aは一体化されているから同時に吊り
上げられる。なお、インナハウジング46Aがアウタハ
ウジング4a。
4b内を上昇するときは、インナハウジング46Aの側
部に設けられた溝部63がガイドのはたらきをするので
、左右に揺れることはない、また、ハウジングキャップ
5が台車78まで上昇してくると、まず、台車のフレー
ム78bに設けられる案内片86によってガイド部材7
4の溝部が案内され、さらに上昇して支柱80内に達す
ると支柱80の内側に設けられた案内片82によりガイ
ド部材73の溝部が案内されるから傾くことはない。
■ インナハウジング46Aの底部が台車のフレーム?
Ba付近に到達した時点で、シリンダ87を作動させて
爪部88を90″動かし、ウィンチ84を下降させてイ
ンナハウジング46Aの底部を爪部88上に載置する。
これによって、交換すべきインナハウジング46Aを台
車78にセットした状態になる。
■ 台車78に取付けられている走行用モータ91を駆
動して台車78を電縫管成形機の駆動側に走行させると
、ハウジングキャップ5とインナハウジング46Aとは
切り離されて、ハウジングキャップ5はウィンチ82に
吊り下げられた状態でインナハウジング46Aのみが台
車78とともに移動することになる。そして、新しいロ
ールを組み込んだインナハウジング46Aを積載した台
車78をアウタハウジング4a、4bのミル中心にセン
タリングすると、昇降機構85で吊り下げられていたハ
ウジングキャップ5とインナハウジング46Aとが結合
するから、ウィンチ82でハウジングキャップ5を若干
吊り上げて爪部88を外した後下降させて、アウタハウ
ジング4a、4b内に新しいインナハウジング46Aを
挿入し、予め調整されているウオームジヤツキ69に載
置した後、前述と逆の手順でインナハウジング46Aを
アウタハウジング4a、4b内に固定しクランプする。
ついで、下ロール位置をウオームジヤツキ8により、上
ロール位置をウオームジヤツキ41により、またサイド
ロール23を幅調整装置20によりそれぞれ調整し、上
下ロール軸33.11をユニバーサルスピンドル36.
14にそれぞれ結合すれば、駆動モータ92を駆動する
ことにより減速機93を介して各ロールを回転させるこ
とができる。
■ 台車78上の交換すべきインナハウジング46Aを
クレーンで吊り上げてロールシ四ツブに運搬してつぎの
使用に備え、次工程に必要なインナハウジング46Aを
運搬して台車78上に載置して待機状態にする。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、ロール交換およ
び位置決めを迅速かつ安全に行うことができ、それによ
って成形ラインの停止時間を短縮するから、生産能率を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る電縫管成形機の実施例を示す正
面図であり、第2図は、二部断面で示す側面図、第3図
は、第1図のA−A矢視断面図、第4図は、本発明のロ
ール交換装置の実施例を示す正面図、第5図は、第4図
のB−B矢視図、第6図は、爪部の機構を部分的に示す
側面図、第7〜15図は、従来例の概要を示す説明図で
ある。 1・・・コモンベツド5 2・・・ハウジングウィンド
。 4・・・アウタハウジング(ハウジング)、  5・・
・ハウジングキャップ、  7・・・昇降モータ、  
8・・・ウオームジヤツキ、  11・・・下ロール軸
、  12・・・下ロール、  14.36・・・ユニ
バーサルスピンドル、  15.37・・・カップリン
グ、20・・・幅調整装置、22・・・サイドロール軸
、23・・・サイドロール、33・・・上ロールM、 
 34・・・上ロール、40・・・圧下モータ、  4
1・・・ウオームジヤツキ、42・・・圧下スクリエー
、 46A・・・インナハウジング。 64、65・・・突起、67・・・ビン、69・・・ウ
オームジヤツキ、71・・・クランプ装置、72・・・
シープ。 73、74・・・ガイド部材、75・・・支持部材、7
6・・・支柱、  77・・・ビーム、78・・・台車
、  79・・・レール、80・・・支柱、  81・
・・ビーム、82・・・ウィンチ、83・・・シーブ、
84・・・案内片、85・・・昇降機構、86・・・吊
り上げ用ワイヤ、87・・・シリンダ、88・・・爪部
、92・・・駆動モータ、93・・・減速機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  上下に一対または上下左右に4個のロールを有する電
    縫管成形機のロール交換装置であって、管軸線方向に対
    して垂直な方向に昇降可能とし得るインナハウジングを
    アウタハウジングのハウジングウインドに着脱および昇
    降自在に嵌合し、かつ電縫管成形機の上部に管軸線方向
    と直角な方向に走行可能な台車を載置する支持部材を配
    設し、さらにこの支持部材上にインナハウジングをハウ
    ジングキャップとともにアウタハウジングに出し入れし
    得る昇降機構を立設したことを特徴とする電縫管成形機
    のロール交換装置。
JP63311923A 1988-12-12 1988-12-12 電縫管成形機のロール交換装置 Expired - Lifetime JPH0626735B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63311923A JPH0626735B2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12 電縫管成形機のロール交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63311923A JPH0626735B2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12 電縫管成形機のロール交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02160122A true JPH02160122A (ja) 1990-06-20
JPH0626735B2 JPH0626735B2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=18023054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63311923A Expired - Lifetime JPH0626735B2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12 電縫管成形機のロール交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626735B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101494172B1 (ko) * 2014-01-07 2015-02-17 밀텍주식회사 롤러조립체의 신속교체가 가능한 조관기
KR20220131397A (ko) * 2021-02-24 2022-09-28 임태균 대형 파이프 성형장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6823212B1 (ja) * 2020-01-31 2021-01-27 株式会社中田製作所 スクイズ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168441A (ja) * 1982-03-30 1983-10-04 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 電縫管用インナ−ロ−ル交換装置
JPS6356906U (ja) * 1986-10-03 1988-04-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168441A (ja) * 1982-03-30 1983-10-04 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 電縫管用インナ−ロ−ル交換装置
JPS6356906U (ja) * 1986-10-03 1988-04-16

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101494172B1 (ko) * 2014-01-07 2015-02-17 밀텍주식회사 롤러조립체의 신속교체가 가능한 조관기
KR20220131397A (ko) * 2021-02-24 2022-09-28 임태균 대형 파이프 성형장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0626735B2 (ja) 1994-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5232192A (en) Suspender arm for machinery
JPH09271991A (ja) 大口径管胴合せ心出し装置
CN212101590U (zh) 一种全自动钢板吸盘节能起重机
CN210619925U (zh) 一种建筑施工用物料提升装置
JPH02160122A (ja) 電縫管成形機のロール交換装置
TWI394623B (zh) 線鋸機用升降機
JPH0925083A (ja) ロール等の吊具
JP4981754B2 (ja) 荷吊り装置
CN215941065U (zh) 活套内托辊换辊装置及水平活套系统
CN213537068U (zh) 吊运装置
CN212743430U (zh) 一种具有吊装功能的移动手推车
CN112062031B (zh) 一种风管辅助安装工具
CN113697678A (zh) 一种吊钩断绳防坠系统
JPH02165818A (ja) 電縫管成形機のロール交換装置
CN205739628U (zh) 充电式钢带搬运翻转车
JP3591072B2 (ja) 管寄せ接続用台車
CN213112288U (zh) 一种起重装置
JPS5829115Y2 (ja) 可搬クレ−ン
CN211920673U (zh) 一种单梁起重机欧式小车钢丝绳固定装置
CN215402679U (zh) 一种双梁双设吊机运作的龙门起重机
JPH0978842A (ja) 足場用起重機
CN212475964U (zh) 一种便于移动的建筑工程物料提升机
CN218320365U (zh) 一种桁架式钢卷吊运吊具
JPH0912263A (ja) ロールリフタ
CN218145473U (zh) T型臂助力搬运系统