JPH02165818A - 電縫管成形機のロール交換装置 - Google Patents

電縫管成形機のロール交換装置

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JPH02165818A
JPH02165818A JP31628388A JP31628388A JPH02165818A JP H02165818 A JPH02165818 A JP H02165818A JP 31628388 A JP31628388 A JP 31628388A JP 31628388 A JP31628388 A JP 31628388A JP H02165818 A JPH02165818 A JP H02165818A
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roll
housing
rolls
forming machine
shaft
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Teruhisa Usui
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電縫管成形機のロール交換方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、電縫管を造管するに際し、上下一対の20−ル形
または上下左右の40−ル形の成形機が用いられる。そ
のうち、40−ル形の成形機の概要を第8図ないし第1
0図により説明する。
コモンベツドlの両側には、側面にハウジングウィンド
2を有しかつ上部に縦固定軸3を植立した左右一対のハ
ウジング4a、4bが立設され、このハウジング4a、
4bの上面には、縦固定軸3に案内されたハウジングキ
ャップ5が載置され、このハウジングキャップ5は縦固
定軸3上部の溝に打ち込まれたコツタ6によりハウジン
グ4a。
4b上面に固定されている。
ハウジング4a、4bの下部には、昇降モータ7により
駆動されて昇降するようにしたウオームジヤツキ8が配
設され、ウオームジヤツキ8のスクリュー軸9上端には
、下ロール軸11を回転自在に支持せしめた下ロール軸
箱10が載置され、この下ロール軸箱10はハウジング
4a、4bの内面に沿ってハウジングウィンド2内を昇
降し得るようになっており、下ロール軸11には下ロー
ル12が固着されるとともに下ロール軸11の一端には
スイングボルト13の着脱によりユニバーサルスピンド
ル14と着脱し得るようにしたカップリング15が嵌合
されている。
下ロール軸箱10の上方には、ハウジング4a。
4bの内面に沿ってハウジングウィンド2内を昇降し得
るようにしたに流体圧シリンダ12により開閉するよう
にしたサイドロールフレーム16が配設され、このサイ
ドロールフレーム16にはウオーム17およびウオーム
ホイル18ならびにスクリュー軸19などからなる幅調
整装置20が装着され、このスクリュー軸19の先端に
は管軸方向に対して直角方向になるようにサイドロール
フレーム16内を摺動し得るようにしたサイドロール軸
箱21が螺合され、サイドロール軸箱21には縦向きの
サイドロール23が固着されたサイドロール軸22が枢
着されている。
このサイドロール23は成形すべき管が大径の場合は使
用されるが、小径の場合は第8図の右側に示すように使
用する必要はない。
前記下ロール軸箱10側部には、軸線が管軸方向に延び
た軸24が配設され、この軸24の前後にはウオーム2
5が固着され、下ロール軸箱10の中空部には、第11
図に示すように回転自在にウオームホイル26が配設さ
れ、前記ウオーム25とウオームホイル26とは互いに
噛み合っている。また、ウオームホイル26の中心部に
は縦向きのスクリュー軸27が螺着され、このスクリュ
ー軸27の上端ヘッド部28はサイドロールフレーム1
6の下部に設けた中空部29に挿入されてサイドロール
フレーム16を支持し、中空部29とスクリュー軸27
の上部ヘッド部28下面との間には、第12図に示すよ
うに、0字状の溝を有する把手30付のスペーサ31が
押入してあり、通常の作業時に下ロール12とサイドロ
ール23中心までの距離を所定の寸法に保(ギし得るよ
うになっている。
サイドロールフレーム16およびサイドロール軸箱21
の上方には、ハウジング4a、4bの内面に沿ってハウ
ジングウィンド2内を昇降し得るようにした上ロール軸
箱32が配設され、この上ロール軸箱32には上ロール
34が固着された上ロール軸33が枢着されている。こ
の上ロール軸33の一端にはスイングボルト35の着脱
によりユニバーサルスピンドル36と着脱し得るように
したカップリング37が嵌合されている。
上ロール軸箱32の上面には、第13図に示すような平
面形状で水平方向に回動し得るようにしたブロック38
がボルト39により固定されており、このブロック38
の中央貫通孔にはハウジングキャップ5上部に配設した
圧下モータ40により作動し得るようにしたウオームジ
ヤツキ41の圧下スクリュー42が貫通し、この圧下ス
クリュー42の下端は第8図に示すように上ロール軸箱
32を下方へ圧下し得るようになっている。
このように構成された電縫管成形機で管を成形する場合
は、まず圧下モータ40により圧下スクリュー42を昇
降させて上ロール軸箱32を昇降させ、これによって上
ロール34の位置決めをし、昇降モータ7により下ロー
ル軸箱10をサイドロールフレーム16およびサイドロ
ール軸箱21などと一体的に昇降させて下ロール12の
位置を決め、軸24を回動させることによりウオーム2
5およびウオームホイル26を回動させてスクリュー軸
27を昇降させ、これによりサイドロールフレーム16
およびサイドロール軸箱21を昇降させてサイドロール
23の上下方向位置を決め、幅調整装置20によって左
右のサイドロール23.23の間隔を圃整する。
各ロールの位置決めが終了したら、ついで図示しない駆
動モータを駆動してユニバーサルスピンドル14.36
を回転させて上ロール34および下ロール12を回転さ
せ、上流側から挿入される管を連続的に成形して下流側
に送り出すのである。
つぎに、この電縫管成形機の各ロールの交換について説
明すると、まずラインの運転を停止し、圧下モータ40
を駆動して上ロール軸箱32を下降させ、上ロール34
をサイドロール23または下ロール12に接触させてそ
の上部に乗せた後、作業員が図示しないクレーンと吊り
ワイヤで各ユニバーサルスピンドル14.36を吊った
後スイングボルト13゜35を外してカップリング37
.15とユニバーサルスビンドル36.1.4との嵌合
部をクレーンで離し、その後吊りワイヤを下降させてス
ピンドル36.14を金具45.44上に、i置し固定
する。
ついで作業員がハウジングキャップ5の上に乗って、ハ
ンマによりコツタ6を叩いて縦固定軸3より抜き、ハウ
ジングキャップ5を固定状態から解放し、ポルト39を
緩めた後、ブロック38を反時計方向に回転させてボル
ト39とブロック38との保合を解き、クレーンフック
と吊下げ用のブラケント43との間にワイヤ掛けを行い
、ハウジングキャップ5をクレーンウィンチにより真上
へ引き上げる。そうすると、ハウジングキャップ5は縦
固定軸3から抜け、ウオームジヤツキ41の圧下スクリ
ュー42はブロック3日と一緒に上ロール軸箱32から
外れたら、圧下モータ40やウオームジヤツキ41を取
付けたままハウジングキャップ5をライン外へ搬出して
所定位置に置く。
ハウジングキャップ5を除去したら、上ロール軸33の
両端部とクレーンフックとにワイヤ掛けを行い、クレー
ンウィンチにより上ロール軸箱32゜上ロール軸33.
上ロール34を一体的に真上に引き上げる。そうすると
、上ロール軸33はハウジング4a、4bに沿って上昇
し、上端でハウジング4a、4bから外れる。外れた上
ロール軸箱32は上ロール軸33.上ロール34ととも
にロールショップへ搬送する。
上ロール軸箱32を除去したら、続いてサイドロールフ
レーム16の中空部に挿入されたスペーサ31を管軸線
方向に対し直角方向に引き抜き、幅調整装置20.サイ
ドロール軸箱21.サイドロール23とともにサイドロ
ールフレーム16を左右別々にクレーンによりハウジン
グ4a、4b上方に引き抜く。
そしてサイドロールフレーム16を幅調整装置20゜サ
イドロール軸箱21.  サイドロール23とともにロ
ールショップへ搬送する。
ロールショップにおいて、サイドロール軸箱21および
サイドロール23をサイドロールフレーム16から取り
外したら、別の新しいサイドロール23を枢着したサイ
ドロール軸箱21をサイドロールフレーム16に摺動自
在に嵌合させ、幅調整装置20のスクリュー軸19の先
端をサイドロール軸箱21の雌ねじ部に挿入し、幅調整
装置20のスクリュー軸19をサイドロールフレーム1
6にセットしておく。
サイドロールフレーム16などをハウジング4a。
4bから除去したら、下ロール軸11の両端部とクレー
ンフックとにワイヤ掛けを行い、クレーンウィンチによ
り下ロール軸箱10.下ロール軸11.下ロール12を
一体的に真上に吊り上げ、ハウジング4a、4bから外
し、ロールショップへ搬送する。
新たな上下ロール軸箱32.10.サイドロールフレー
ム16などハウジング4a、4bにセットするのは、取
外した場合と逆な順序で作業をするのである。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記したような従来の電縫管成形機にお
いては、成形用ロールの径はほとんどがハウジングウィ
ンドの幅よりも大きいため、ロールを横方向へ抜き出す
ことができず、上方へ抜き出さざるを得ないから、重量
物を吊り下げる玉掛けが必要となり、その作業に危険性
を伴ううえ、全てのロールを上方より取外した後でなけ
れば、新しいロールを組み込むことができないため、し
たがってラインの停止時間が長くて生産能率を低下させ
るなどの問題があった。
このような問題を解消する手段として、例えば特開昭5
7−32830号公報に開示されているようなインナハ
ウジングを設けたロール交換装置が提案されている。こ
の装置は、第14図、第15図に示すように、従来のハ
ウジング(以下、説明の都合上アウタハウジングという
)4a、4b内に、ハウジングウィンド2を押通して管
軸方向に対して直角方向に延びるインナハウジング46
を配設して、サイドロール軸箱21およびサイドロール
23を組み込んだサイドロールフレーム16および幅調
整装置20、また上下ロール軸33.11.上下ロール
34.12をそれぞれ一体的に組み込んだ上下ロール軸
箱32゜10を固定するとともに、このインチハウジン
グ46は、車輪47を介して固定レール4日の両側に設
けられるレール状ブラケット49の上にi置され、管軸
線方向に対して直角方向に移動し得るように構成される
、なお、このレール状ブラケット49は、縦形の流体圧
シリンダ50によって上下方向の高さ位置が調整される
。また、アウタハウジング4a。
4bの下部には、下ロール軸箱10の高さ方向位置を調
整するためのモータ駆動式のウオームジヤツキ51が配
設される。
一方、電縫管成形機の作業側の床面には、第16図に示
すように、管軸線方向に対し平行な方向に延びるレール
52を敷設し、このレール52上に管軸線方向と平行な
方向に流体圧シリンダ53によって走行し得るようにし
た台車54を載置し、台車54上に電縫管成形機のイン
チハウジング46が乗り移れるよう管軸線方向に対し直
角方向へ延びるレール55を取付けるとともに、レール
55間に交換すべき新しいロールを組み込んだインチハ
ウジング46を載置し得るよう別のレール56を取付け
、電縫管成形機と台車54との間にレール55.56と
平行な乗り継ぎ用のレール57を敷設し、台車54より
もさらに管中心側から離れた側に、軸線が前進行方向に
対し直角に延びる流体圧シリンダ58を配設し、この流
体圧シリンダ58のロッド先端にインナハウジング46
のフック59と係合し得るようにしたフック60を取付
け、台車54と流体圧シリンダ58の間にロッドの自重
を支持する車輪61が走行し得るようにレール62を敷
設しておく。
そして、上下ロール軸33.11と上下カップリング3
7.15を切り離した後、ハウジングキャップ5を上方
へ引き上げてから、流体圧シリンダ50を作動させてレ
ール状ブラケット49を上昇させ、車輪47のレベルを
固定レール4日に合わせた後、流体圧シリンダ58を作
動させてフック60をインチハウジング46のフック5
9と係合させ、ラインから電縫管成形機を引き出して台
車54上に!1ft、、流体圧シリンダ53を作動させ
て管軸線に対し平行な方向に移した後、交換すべき新し
いインナハウジング46をレール57を介してアウタハ
ウジング4a、4b内に押し込んで、インナハウジング
46をアウタハウジング4a、4b内に前記と逆の手順
で固定するのである。
しかし、このロール交換装置にも以下のような問題があ
る。すなわち、成形用の各ロール径はもとんどがハウジ
ングウィンドの幅よりも大きいため、それに合わせてイ
ンチハウジングを設けるようにすると、ハウジングウィ
ンドから横方向に抜き出すことができないからやはり上
方より抜き出さざるを得す、従来例と同様の問題を潜在
することになる。したがって、使用するロール径はアウ
タハウジングのハウジングウィンドの幅以下の寸法とせ
ざるを得ないのである。
それを改善するために、アウタハウジングを作り直すと
すると、莫大な費用が掛かるとともにアウタハウジング
間の点検通路が狭くなるから、点検作業が不便かつ不安
全になるという問題もある。
また、アウタハウジング間の距離を広くすることも考え
られるが、帯板の成形上その距離には自ずと制約が生じ
ることになり、根本的な解決策にはならない。
また、ロール全体がインナハウジング46で覆われてい
るため、痛んだロールの手入れをする場合はその都度イ
ンナハウジング46をM体してロールを取り出さねばな
らず、その作業に要する負荷が極めて大きいという問題
もあ墨。
本発明は、上記のようなll!題を解決すべくしてなさ
れたものであって、径の大きなロールを使用する場合で
も容易に交換・手入れの可能な電縫管成形機のロール交
換方法を提供することを目的とする。
<5題を解決するための手段〉 本発明は、上下に一対または上下左右に4個のロール組
を有する電縫管成形機のロール交換方法であワて、電縫
管成形機のハウジング内に組み込まれているロール組全
体を管軸線方向に対して垂直な方向に移動してハウジン
グ外に出した後、管軸線方向に対して直角な方向に移動
させ、ついで予め組み込んだ新しいロール組全体をハウ
ジング上から管軸線方向に対して垂直な方向に挿入して
ハウジング内にセットすることにより、ロール交換後速
やかに造管開始可能としたことを特徴とする電縫管成形
機のロール交換方法である。
〈作 用〉 本発明によれば、ハウジング内のロール組を一体的に管
軸線方向に対して垂直な方向に移動させて、ハウジング
の上方に抜き出すようにしたので、いかなる径のロール
であってもハウジングから速やかに引き抜くことができ
る。
また、抜き出したロール組を電縫管成形機の上部に管軸
線方向と直角な方向に移動させたのち、予め準備した交
換すべき新しいロール組をハウジングの上方から挿入す
るようにしたので、迅速なロール交換を行うことができ
る。
さらに、交換したロール組は簡単に解体することができ
るから、容易に手入れすることが可能である。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例について、図面を参照して詳し
く説明する。
第1図は、本発明方法に係る電縫管成形機の実施例を示
す正面図であり、第2図は、一部断面で示す側面図、第
3図は、第1図のA−A矢視断面図、第4図は、本発明
のロール交換装置の実施例を示す正面図、第5図は、第
4図のB−B矢視図である。なお、図中、従来例と同一
部材は同一符号を付している。
図に示すように、本発明の電縫管成形機の上下ロール3
4.12およびサイドロール23は、部材65a。
65b、65c、65dを四角に組付けて、下部ロール
軸[10の下面に組み込み、その四隅に部材65e。
65f、65g、65hを上ロール34の上部の高さに
立設し、上ロール34の上部に四角に組付けられた部材
65i、65j、65に、651の四隅に結合してケー
ジ状に構成されるロール支持装置66によってハウジン
グ4a+4b内側部を昇降可能なように支持される。こ
のロール支持装置66の上部の部材651゜65に、の
上面には、逆り字状の接続金物67が固着され、ハウジ
ングキャップ5の下端に固着される板状の突起68aと
L字状の突起68bとで構成される溝部に保合自在とさ
れる。また、ハウジングキャップ5の上面には、はぼそ
の中央部に巻き上げ用のシーブ69が、またハウジング
4a、4bに対応した位置に一対の溝部を有するガイド
部材70゜70がそれぞれ取付けられている。これらの
機能については後述する。なお、ガイド部材70の下端
部に取付けられるボルト71は、ハウジングキャップ5
を貫通してハウジング4a、4bの上部に設けられたボ
ルト穴部72(第6図参照)と螺合して、ハウジングキ
ャップ5をハウジング4a、4bに固定する機能を有す
る。
つぎに、ロール交換装置について説明する。
第4図および第5図に示すように、電縫管成形機のハウ
ジングキャップ5の頂部とほぼ同一の高さで、かつハウ
ジング4a、4bのハウジングウィンド2の幅よりも若
干広目の幅に所定の長さを有する一対の支持部材73.
73を、管軸線方向に対して直角方向に複数の支柱74
を介して配設し、その支持部材73.73の間に複数の
ビーム75を所定の間隔で固設して、その上に連結され
た2台の台車76、76の車輪74aが載置されるレー
ル77を敷設するとともに、ハウジング4a、4bの垂
直線上にロール支持装置66とハウジングキャップ5の
高さよりも若干高い高さとされる支柱78を4本立設し
、その上端を4本のビーム79で結合してやぐら状とし
、それにホイスト80.2個のシーブ8La、81b。
一対のコの字状の案内片82からなる昇降機構83が固
定して取付けられる。また、台車76の前記案内片82
に対応した位置には、一対のガイドボスト84゜84が
2組立設される。
ここで、案内片82は前記したガイド部材70の溝部を
案内する機能を有しており、またガイドポスト84の側
部に取付けられたシリンダ85で作動される爪部86に
よって、昇降機tl183で吊り上げられたロール支持
装置66の底部をクランプする機能を有する。一方、シ
ーブ81aは前記したシーブ69に対応した位置に取付
けられて吊り上げ用ワイヤ87が懸回され、ホイスト8
0によってシーブ81bを介してハウジングキャップ5
を吊り上げる機能を有する。
つぎに、本発明のロール交換装置を用いて電縫管成形機
のロール交換の手順について説明する。
■ まず、連結された2台の台車76、76を前出の第
4図に示すように、1台を電縫管成形機の作業側(ロー
ルシロップ側)に、もう1台をロール交換すべき電縫管
成形機の真上にセンタリングして停止させておく。
■ 図示しないロールショップから新しいd−ルを組み
込んだロール支持装置66を、図示しない天井クレーン
によって吊り上げて運搬し、ロールショップ側の台車7
6に載置する。このとき、台車76のフレーム76bに
設けられているガイドボスト84゜84によってロール
支持装置66の側部が支持されるとともに、シリンダ8
5を作動させることによりロール支持装置66の底部が
爪部86によってクランプされる。
■ ついで、ロール交換すべき電縫管成形機の圧下モー
タ40を作動させて圧下スクリュー42を上昇させて上
ロール33を上限位置に固定してから、上ロール軸箱3
2とサイドロール軸箱21との間にスペーサ88を押入
(第2図参照)し、かつボルト71を油圧ジヤツキなど
で抜いてハウジング4a、4bからハウジングキャップ
5を切り離した後、ホイスト80を始動させてハウジン
グキャップ5を吊り上げる。このとき、ハウジングキャ
ップ5の突起68a、68bと接続金物67との保合に
よってロール支持装置66が一体化されているから、ロ
ール支持装置66はハウジングキャップ5とともに同時
に吊り上げられる。なお、ロール支持装置66がハウジ
ング4a、4b内を上昇するときは、ロール支持装置6
6の側部がハウジング4a、4bによってガイドされ、
また、ハウジングキャップ5が台車76まで上昇してく
ると、まず、台車のフレーム76bに設けられたガイド
ボスト84で案内され、さらに上昇して昇降機構83内
に達すると支柱78の内側に設けられた藁内片82によ
りガイド部材70の溝部が案内されるから傾くことはな
い。
■ ロール支持装置66の底部が台車のフレーム76b
付近に到達した時点で、第6図および第7図に示すよう
に、シリンダ85を作動させて爪部86を突き出すこと
により、ロール支持装W66の底部をクランプしてガイ
ドボスト84に固定する。これによフて、交換すべきロ
ール支持装置66を台車76にセットした状態になる。
■ 台車76に取付けられている走行用モータ89を駆
動して台車76を電縫管成形機の駆動側に走行させると
、ハウジングキャップ5とロール支持装置66とは切り
離されて、ハウジングキャップ5はホイスト80に吊り
下げられた状態でロール支持装置66のみが台車76と
ともに移動することになる。そして、新しいロールを組
み込んだロール支持装置66を積載した台車76をアウ
クハウジング4a、4bのミル中心にセンタリングする
と、昇降機構83で吊り下げられているハウジングキャ
ップ5とロール支持装置66とが結合するから、ホイス
ト80でハウジングキャップ5を若干吊り上げて爪部8
6を外した後下降させて、ハウジング4a、4b内に新
しいロール支持装置66を挿入して、ボルト71をハウ
ジング4a、4bの上部のボルト穴部72に螺合させる
ことにより、ハウジングキャップ5をハウジング4a、
4bに固定する。
■ ついで、下ロール位置をウオームジヤツキ8により
、上ロール位置をウオームジヤツキ41により、またサ
イドロール23を幅調整装置20によりそれぞれ調整し
、上下ロール軸33.11をユニバーサルスピンドル3
6.14にそれぞれ結合すれば、駆動モータ90を駆動
することにより減速機91を介して各ロールを回転させ
ることができる。
■ 台車76上の交換すべきロール支持装置66に組み
込まれた各ロールは、1本ずつクレーンで吊り上げてロ
ールショップに運搬して手入れを施した後、つぎの使用
に備え−るようにするとともに、台車76をもとの位置
に戻して、次工程に必要なロール支持装置66をyl!
sして台車74上にitして待機状態にする。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、ロール交換およ
び位置決めを迅速かつ安全に行うことができ、それによ
って成形ラインの停止時間を短縮するから、生産能率を
向上させることができる。
また、ロール支持装置がシンプルであるから、オンライ
ンでのロール手入れに要する時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る電縫管成形機の実施例を示す正
面図であり、第2図は、一部断面で示す側面図、第3図
は、第1図のA−A矢視断面図、第4図は、本発明のロ
ール交換装置の実施例を示す正面図、第5図は、第4図
のB−B矢視図、第6図は、ロール支持装置の吊り上げ
た状態を示す側面図、第7図は、第6図のC−C矢視断
面図、第8〜16図は、従来例の概要を示す説明図であ
る。 シーブ、70・・・ガイド部材、71・・・ボルト。 72・・・ボルト穴部973・・・支持部材、74・・
・支柱。 75・・・ビーム、76・・・台車、  77・・・レ
ール、7日・・・支柱、79・・・ビーム、  80・
・・ホイスト、81・・・シープ、82・・・案内片、
83・・・ガイドポスト84・・・昇降機構、85・・
・シリンダ、86・・・爪部。 87・・・ワイヤ、88・・・スペーサ、89・・・走
行モータ、90・・・駆動モータ、91・・・減速機。 ■・・・コモンベツド、  2・・・ハウジングウィン
ド。 4・・・ハウジング、  5・・・ハウジングキャップ
。 7・・・昇降モータ、  8・・・ウオームジヤツキ。 11・・・下ロール13111. 12・・・下ロール
、  14.36・・・ユニバーサルスピンドル、  
15.37・・・カップリング、  20・・・幅調整
装置、22・・・サイドロールTo、  23・・・サ
イドロール、33・・・上ロール軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下に一対または上下左右に4個のロール組を有する電
    縫管成形機のロール交換方法であって、電縫管成形機の
    ハウジング内に組み込まれているロール組全体を管軸線
    方向に対して垂直な方向に移動してハウジング外に出し
    た後、管軸線方向に対して直角な方向に移動させ、つい
    で予め組み込んだ新しいロール組をハウジング上から管
    軸線方向に対して垂直な方向に挿入してハウジング内に
    セットすることにより、ロール交換後速やかに造管開始
    可能としたことを特徴とする電縫管成形機のロール交換
    方法。
JP63316283A 1988-12-16 1988-12-16 電縫管成形機のロール交換装置 Expired - Lifetime JPH0626736B2 (ja)

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