JPH0538056Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0538056Y2 JPH0538056Y2 JP19685986U JP19685986U JPH0538056Y2 JP H0538056 Y2 JPH0538056 Y2 JP H0538056Y2 JP 19685986 U JP19685986 U JP 19685986U JP 19685986 U JP19685986 U JP 19685986U JP H0538056 Y2 JPH0538056 Y2 JP H0538056Y2
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- JP
- Japan
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- roll
- line
- ringer
- rail
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 4
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 4
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 3
- 238000005554 pickling Methods 0.000 description 3
- 235000020004 porter Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000012966 insertion method Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、酸洗後の液絞りに使用するリンガー
ロールの交換装置に関するものである。
ロールの交換装置に関するものである。
(従来技術)
従来のリンガーロールの交換方法には大きくわ
けて2つの方法、即ち(1)ポーターバー方式と(2)ロ
ール横抜き方式(レール挿入式)がある。
けて2つの方法、即ち(1)ポーターバー方式と(2)ロ
ール横抜き方式(レール挿入式)がある。
以下夫々の方式について説明する。
1 ポーターバー方式(第5図):
クレーンフツクaで吊り下げられたポーターバ
ーbに取り付けられたロール保持アタツチメント
cでリンガーロールdを保持し、上向に少し持ち
上げた後(矢印Y)、水平方向(矢印X)に抜き
出してロールを交換する方式である。
ーbに取り付けられたロール保持アタツチメント
cでリンガーロールdを保持し、上向に少し持ち
上げた後(矢印Y)、水平方向(矢印X)に抜き
出してロールを交換する方式である。
この方式の場合、クレーンを使用しなければな
らないこと、パスラインeが床面から非常に高い
レベルにある場合(リンガーロールの場合酸タン
クの位置が高い所にある為、ロールレベルも高い
位置に来ることが多い)、クレーンの吊り代が無
く、この方式が適用出来ないこと、等の問題があ
る。
らないこと、パスラインeが床面から非常に高い
レベルにある場合(リンガーロールの場合酸タン
クの位置が高い所にある為、ロールレベルも高い
位置に来ることが多い)、クレーンの吊り代が無
く、この方式が適用出来ないこと、等の問題があ
る。
2 ロール横抜き方式(第6図):
ロールチヨツクfにあらかじめ車輪gを取りつ
けておく。そしてロール交換時酸タンクhの横か
らレール台jにそつてレールjを挿入し、このレ
ールi上にリンガーロールdをのせて電動又は手
動にて横抜きする方式である。抜き出されたロー
ルdはクレーンフツクにて吊り出しロール交換を
するようになつている。
けておく。そしてロール交換時酸タンクhの横か
らレール台jにそつてレールjを挿入し、このレ
ールi上にリンガーロールdをのせて電動又は手
動にて横抜きする方式である。抜き出されたロー
ルdはクレーンフツクにて吊り出しロール交換を
するようになつている。
この方式の場合、クレーンを使用しなければな
らないこと、レールjは酸液のかかるタンク内で
ある為常時挿入しておくことが出来ない。この
為、ロール交換時に挿入しなければならず、タン
クの横に広いスペースSを必要とすること、等の
問題があつた。
らないこと、レールjは酸液のかかるタンク内で
ある為常時挿入しておくことが出来ない。この
為、ロール交換時に挿入しなければならず、タン
クの横に広いスペースSを必要とすること、等の
問題があつた。
(考案の解決しようとする問題点)
従来技術にてのべた如く、2方式ともにクレー
ンを必要としている。リンガーロールの交換は酸
洗ラインの定期修理時に行なうが、このときは他
修理にもクレーンを使用しており、ロール交換の
為にのみに利用出来ない状態にある。本考案は、
クレーンを使用せずにロール交換を行なうことの
可能なロール交換装置を提供せんとするものであ
る。
ンを必要としている。リンガーロールの交換は酸
洗ラインの定期修理時に行なうが、このときは他
修理にもクレーンを使用しており、ロール交換の
為にのみに利用出来ない状態にある。本考案は、
クレーンを使用せずにロール交換を行なうことの
可能なロール交換装置を提供せんとするものであ
る。
(考案による解決手段)
ウオームジヤツキを介して水平方向に調整可能
なロール支持具を備えたロール支持装置と該ロー
ル支持装置をウオームジヤツキを介して上下方向
に調整する装置とを備えた台車と、該台車上にロ
ールを保持してラインと直角方向にロールを引き
出す装置と、引き出した台車をラインと平行方向
に走行する台車上に載せてライン入側又は出側へ
走行してロール置台へロールを載置する装置とか
らなり、クレーンを全く使用しないでロール交換
を可能にした。
なロール支持具を備えたロール支持装置と該ロー
ル支持装置をウオームジヤツキを介して上下方向
に調整する装置とを備えた台車と、該台車上にロ
ールを保持してラインと直角方向にロールを引き
出す装置と、引き出した台車をラインと平行方向
に走行する台車上に載せてライン入側又は出側へ
走行してロール置台へロールを載置する装置とか
らなり、クレーンを全く使用しないでロール交換
を可能にした。
(実施例)
図に基いて説明する。第1図は平面図、第2図
は側面図である。第3図と第4図は夫々第2図に
おける矢視図及び矢視図である。1はライン
直角固定レールで、各リンガーロール2……の中
心線に平行してレール取付台3上に固定されてい
る。4はライン平行固定レールでラインと平行に
構造物Aの上に2本取付固定されている。
は側面図である。第3図と第4図は夫々第2図に
おける矢視図及び矢視図である。1はライン
直角固定レールで、各リンガーロール2……の中
心線に平行してレール取付台3上に固定されてい
る。4はライン平行固定レールでラインと平行に
構造物Aの上に2本取付固定されている。
5はロール支持具でウオームジヤツキ6とピン
7で連絡され、手動レバー8によりロール支持具
5を水平方向に調整出来るようになつている。ロ
ール支持具5は昇降フレーム9のインロー部を摺
動し、前記ウオームジヤツキ6は昇降フレーム9
に取付固定されている。昇降フレーム9は4本の
ガイドロツド10でガイドされ、電動モータ12
により駆動されるウオームジヤツキ11により昇
降る。ガイドロツド10は台車13上に取付けら
れ、キヤツプ14にて上部を固定している。台車
13は電動モータ15及びチユーン16により車
輪17を駆動して下部台車18中のレール上及び
固定レール1上をライン直角に移動する。
7で連絡され、手動レバー8によりロール支持具
5を水平方向に調整出来るようになつている。ロ
ール支持具5は昇降フレーム9のインロー部を摺
動し、前記ウオームジヤツキ6は昇降フレーム9
に取付固定されている。昇降フレーム9は4本の
ガイドロツド10でガイドされ、電動モータ12
により駆動されるウオームジヤツキ11により昇
降る。ガイドロツド10は台車13上に取付けら
れ、キヤツプ14にて上部を固定している。台車
13は電動モータ15及びチユーン16により車
輪17を駆動して下部台車18中のレール上及び
固定レール1上をライン直角に移動する。
下部台車18は電動モータ19により車輪20
を駆動して、レール4上をラインと平行に走行す
る。21は押え板で下部台車18の転倒防止のた
めに設けられている。22は機械的ストツパーで
エアシリンダ作動により下部台車18を各リンガ
ーロール2の中心上に自動的に合せて固定する為
のものである。
を駆動して、レール4上をラインと平行に走行す
る。21は押え板で下部台車18の転倒防止のた
めに設けられている。22は機械的ストツパーで
エアシリンダ作動により下部台車18を各リンガ
ーロール2の中心上に自動的に合せて固定する為
のものである。
なお23はタンク、24は入側ロール置台、2
5は出側ロール置台である。
5は出側ロール置台である。
(作用)
台車13は下部台車18上でタンク23とは反
対側のストローク限(第2図の左端)で待機して
いる。ロール交換時にはまず下部台車18を平行
固定レール4,4上で走行させて、交換しようと
するリンガーロール2の中心線上に機械的ストツ
パー22により位置決めし固定する。つぎに下部
台車18上の台車13を走行させてロール支持具
5をリンガーロール2の軸端に挿入してリンガー
ロール2が保持出来る位置で停止させる。なおロ
ール支持具5をロール軸端に挿入する場合、ロー
ル支持具5を水平方向に調整及び昇降フレーム9
を昇降させて挿入が出来るように操作する。
対側のストローク限(第2図の左端)で待機して
いる。ロール交換時にはまず下部台車18を平行
固定レール4,4上で走行させて、交換しようと
するリンガーロール2の中心線上に機械的ストツ
パー22により位置決めし固定する。つぎに下部
台車18上の台車13を走行させてロール支持具
5をリンガーロール2の軸端に挿入してリンガー
ロール2が保持出来る位置で停止させる。なおロ
ール支持具5をロール軸端に挿入する場合、ロー
ル支持具5を水平方向に調整及び昇降フレーム9
を昇降させて挿入が出来るように操作する。
リンガーロール2を保持した後、ロールチヨツ
トと連結している図示しないシリンダクレビス及
び摺動用ガイドギブ等を取外し、昇降フレーム9
を上下に調整した後台車13を走行させてリンガ
ーロールを水平に引き出す。台車13がストロー
ク限で停止後、機械的ストツパー22を解除して
下部台車18を入側ロール置台24又は出側ロー
ル置台25の所まで走行させる。
トと連結している図示しないシリンダクレビス及
び摺動用ガイドギブ等を取外し、昇降フレーム9
を上下に調整した後台車13を走行させてリンガ
ーロールを水平に引き出す。台車13がストロー
ク限で停止後、機械的ストツパー22を解除して
下部台車18を入側ロール置台24又は出側ロー
ル置台25の所まで走行させる。
ロール置台24又は25上のロールをライン内
へ組み込む場合は、上記抜取りの逆の操作で行な
う。ロールは1本づつ交換し、操作は全て作業者
が機側でスイツチ操作で目視で行なう。
へ組み込む場合は、上記抜取りの逆の操作で行な
う。ロールは1本づつ交換し、操作は全て作業者
が機側でスイツチ操作で目視で行なう。
(効果)
ウオームジヤツキを介して水平方向に調整可能
なロール支持具を備えたロール支持装置と、該ロ
ール支持装置をウオームジヤツキを介して上下方
向に調整する装置とを備えた台車と、台車上にロ
ールを保持してラインと直角方向にロールを引き
出す装置と、引き出した台車をラインと平行方向
に走行する台車上に載せてライン入側又は出側へ
走行してロール置台へロールを載置する装置とで
交換装置を構成した。
なロール支持具を備えたロール支持装置と、該ロ
ール支持装置をウオームジヤツキを介して上下方
向に調整する装置とを備えた台車と、台車上にロ
ールを保持してラインと直角方向にロールを引き
出す装置と、引き出した台車をラインと平行方向
に走行する台車上に載せてライン入側又は出側へ
走行してロール置台へロールを載置する装置とで
交換装置を構成した。
このような構成であるから、クレーンを全く使
用しない。このため酸洗ラインの定期修理時に他
の修理とかち合つても、独自にロール交換ができ
るようになつた。
用しない。このため酸洗ラインの定期修理時に他
の修理とかち合つても、独自にロール交換ができ
るようになつた。
又ロール横抜き方式のようにレールを横から差
し込む必要がなく、ライン中心と建屋柱の間隙が
少ない場合でも利用出来る特徴がある。
し込む必要がなく、ライン中心と建屋柱の間隙が
少ない場合でも利用出来る特徴がある。
第1図は本考案に係るロール交換装置の平面
図。第2図は同じく側面図。第3図は第2図の
−矢視断面図。第4図は第2図の−矢視断
面図。第5図と第6図は従来方式によるロール交
換装置を示す。 図において、1……ライン直角固定レール、2
……リンガーロール、3……レール取付台、4…
…ライン平行固定レール、5……ロール支持具、
6……ウオームジヤツキ、7……ピン、8……手
動レバー、9……昇降フレーム、10……ガイド
ロツド、11……ウオームジヤツキ、12……電
動モータ、13……台車、14……キヤツプ、1
5……電動モータ、16……チエーン、17……
車輪、18……下部台車、19……電動モータ、
20……車輪、21……押え板、22……機械的
ストツパー、23……タンク、24……入側ロー
ル置台、25……出側ロール置台。
図。第2図は同じく側面図。第3図は第2図の
−矢視断面図。第4図は第2図の−矢視断
面図。第5図と第6図は従来方式によるロール交
換装置を示す。 図において、1……ライン直角固定レール、2
……リンガーロール、3……レール取付台、4…
…ライン平行固定レール、5……ロール支持具、
6……ウオームジヤツキ、7……ピン、8……手
動レバー、9……昇降フレーム、10……ガイド
ロツド、11……ウオームジヤツキ、12……電
動モータ、13……台車、14……キヤツプ、1
5……電動モータ、16……チエーン、17……
車輪、18……下部台車、19……電動モータ、
20……車輪、21……押え板、22……機械的
ストツパー、23……タンク、24……入側ロー
ル置台、25……出側ロール置台。
Claims (1)
- ウオームジヤツキを介して水平方向に調整可能
なロール支持具を備えたロール支持装置と該ロー
ル支持装置をウオームジヤツキを介して上下方向
に調整する装置とを備えた台車と、台車上にロー
ルを保持してラインと直角方向にロールを引き出
す装置と、引き出した台車をラインと平行方向に
走行する台車上に載せてライン入側又は出側へ走
行してロール置台へロールを載置する装置とから
なることを特徴とするリンガーロール交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19685986U JPH0538056Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19685986U JPH0538056Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63104365U JPS63104365U (ja) | 1988-07-06 |
JPH0538056Y2 true JPH0538056Y2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=31156050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19685986U Expired - Lifetime JPH0538056Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538056Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5818478B2 (ja) * | 2011-03-29 | 2015-11-18 | ユニ・チャーム株式会社 | 回転処理装置 |
JP5743145B2 (ja) * | 2011-05-02 | 2015-07-01 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 金属ストリップの処理装置のロール交換装置及びロール交換方法 |
-
1986
- 1986-12-23 JP JP19685986U patent/JPH0538056Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63104365U (ja) | 1988-07-06 |
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