JP3591072B2 - 管寄せ接続用台車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボイラの管寄せを大梁に吊下げる際に使用する管寄せ接続用台車、特に管寄せを能率よく大梁に吊下げることができるようにした管寄せ接続用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
先ず、ボイラの上方に配置する管寄せを鉄骨構造物の高所に設けられた大梁に吊下げる場合の手順を図12〜図16により説明する。
【0003】
図中、1は予め据付けられた鉄骨構造物の高所に設置した大梁、2は大梁1に予め垂直状に取付けられている複数の吊り棒、3は図12〜図15の紙面に対して直交する方向へ移動し得るようにした走行フレーム4や走行フレーム4の長手方向へ紙面と平行に移動し得るようにした複数の横行トロリ5a,5b等を備えた天井クレーン、6は外周に蛸足状に多数のスタブ管7が接続された管寄せ、8はスタブ管7の延びる方向とは反対側に管寄せ6の長手方向へ所要の間隔を置いて溶接された現地搬送用のブラケット、9は管寄せ6外周のブラケット8取付け側と同じ側に管寄せ6の長手方向へ所要の間隔を置いて溶接され、水平ピン10により吊り棒2の下端に連結されるようにした管寄せ6吊下げ用のブラケット、11は管寄せ6を長手方向2個所で支持するために床面12にセットするようにした2組の台座、13は管寄せ6のブラケット8,9取付け側とは反対側で且つ管寄せ6の長手方向略中間位置に管寄せ6の径方向へスタブ管7と同一方向へ向くよう溶接され、管寄せ6の回転を防止すると共に地切りを行うためのブラケット、14は床面12にセットされてブラケット13を支持するようにした台座、15は管寄せ6を台座11に固定するためのバンド、16a,16bは横行トロリ5a,5bに搭載されたウインチ、17a,17bはウインチ16a,16bにより巻取り、繰出し得るようにしたワイヤロープ、18a,18bはワイヤロープ17a,17bの下端に接続したフック、19a,19bはフック18a,18bとブラケット8,13を連結するワイヤロープである。
【0004】
管寄せ6を吊り棒2に吊下げるに際しては、鉄骨構造物はすでに据付けられ、大梁1も鉄骨構造物の一部として支柱の上方に取付けられており、吊り棒2も大梁1の所定位置にセットされている。
【0005】
工場で製作されて搬送された管寄せ6は図16に示すように、スタブ管7の管寄せ6から離れた端部側及びブラケット8,13が水平方向に向いた状態で大梁1の下方の床面12に設置した台座11に搭載されると共にバンド15により台座11上に固定され、ブラケット13は台座11に近接して床面12に設置した台座14に支持されている。
【0006】
天井クレーン3の横行トロリ5a,5bは走行フレーム4上の所定位置で停止すると共に各横行トロリ5a,5bに搭載されたウインチ16a,16bからワイヤロープ17a,17bを繰出し、ワイヤロープ17a,17bの下端に取付けてあるフック18a,18bをブラケット8,13に取付けてあるワイヤロープ19a,19bに引掛ける(図12参照)。
【0007】
次いで台座11からバンド15を外し、ブラケット8にワイヤロープ19a及びフック18aを介して接続されているワイヤロープ17aをウインチ16aにより或る程度巻取り、ブラケット13にワイヤロープ19b及びフック18bを介して接続されているワイヤロープ17bもウインチ16bにより若干巻取る。このため、管寄せ6は台座11から持上げられ、ブラケット13も台座14から持上げられるが、ワイヤロープ17aの巻取り量をワイヤロープ17bの巻取り量よりも多くすることにより、管寄せ6に接続されているスタブ管7の管寄せ6とは反対側の端部は水平状態から図13に示すごとき傾斜状態を経て図14に示すように真直ぐな状態になる。この場合、管寄せ6は水平であり、ブラケット8側が上方になり、スタブ管7側が下方となる。
【0008】
而して、管寄せ6が水平状態のままでスタブ管7の管寄せ6とは反対側の端部(下端側)が略垂直状態となったら、フック18bをワイヤロープ19bから離脱させると共にワイヤロープ19bをブラケット13から離脱させ、ウインチ16bによりワイヤロープ17bを巻取る。又ブラケット13の下端側は、例えば図14の位置Xにおいて切断する。これは以後の作業においてブラケット13が邪魔にならないようにするためである。
【0009】
図14に示すように、管寄せ6が、水平状態でブラケット8が上端側となり、スタブ管7の管寄せ6とは反対側の下端部が最下端に位置する状態に吊下げられたら、ウインチ16aによりワイヤロープ17aを巻取って管寄せ6及びスタブ管7を上昇させ、又横行トロリ5a,5bを適宜走行フレーム4に対して横行させ、スタブ管7の取付けられている管寄せ6を高所にある管寄せ6の接続されていない吊り棒2の下端まで搬送し、管寄せ6頂部のブラケット9のピン孔と吊り棒2下端のピン孔とを位置合せしたうえ、両ピン孔に水平ピン10を嵌入し、管寄せ6を吊り棒2に吊り下げ、フック18aをワイヤロープ19aから離脱させ、ワイヤロープ19aを管寄せ6のブラケット8から離脱させる。これで管寄せ6の吊り棒2に対する取付けが終了する(図15参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来の例では、床面12に設けた台座11,14に管寄せ6をセットした後、天井クレーン3の横行トロリ5a,5bを操作し、ウインチ16a,16bから繰出したワイヤロープ17a,17bにフック18a,18bを介して管寄せ6のブラケット8,13を接続し、ワイヤロープ17a,17bの巻取り量を調整しつつ管寄せ6及びスタブ管7の向きを変え、横行トロリ5a及びウインチ16aを操作して管寄せ6を鉄骨構造物の上方に設けてある大梁1に取付けた吊り棒2下方の所定位置まで搬送し、管寄せ6を吊り棒2に接続するようにしている。
【0011】
従って、管寄せ6の吊り棒2への取付けに際しては、天井クレーン3の操作を頻繁に行う必要があるため、作業が繁雑となり、又各管寄せ6を1組ずつ鉄骨構造物の高所に設置してある大梁1の直下部まで上昇させる必要があるため、管寄せ6を吊り棒2へ取付ける作業に時間が掛かり、工期が長期化するという問題がある。
【0012】
本発明は上述の実情に鑑み、管寄せの吊り棒への接続に際してできるだけ天井クレーンを使用する必要がないようにして作業を簡略化すると共に管寄せを吊り棒へ取付けるための工期を短縮させるようにすることを目的としてなしたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、走行可能な台車本体(21)に昇降自在な昇降フレーム(26)を配設し、該昇降フレーム(26)に、スタブ管(7)の接続された管寄せ(6)をスタブ管(7)が管寄せ(6)の下方に延在するよう水平支持する管寄せ支持部(28)を設け、前記昇降フレーム(26)に、管寄せ支持部(28)に水平状態で搭載された管寄せ(6)を押えるための開閉可能な押えアーム(29)を取付けたものである。
【0015】
本発明においては、昇降フレームを上昇させることにより、管寄せのブラケットを吊り棒に対し位置決めできるため、管寄せを容易且つ迅速に吊り棒に接続することができ、工期の短縮を図ることができる。
【0016】
又、本発明においては、昇降フレームに、管寄せ支持部に水平状態で搭載された管寄せを押えるための開閉可能な押えアームを取付けてあるため、管寄せ接続用台車の走行時に管寄せを固定することができ、従って管寄せが管寄せ支持部から落下することがない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図11により説明する。
【0018】
本発明の実施の形態において使用する管寄せ接続用台車20自体は図1〜図4に示されている。
【0019】
すなわち、台車本体21は駆動装置22により駆動される駆動車輪23と駆動されない従動車輪24を備え、駆動装置22を駆動することにより台車本体21は床面12を走行し得るようになっている。
【0020】
台車本体21の進行方向前後にはガイドポスト25が立設され、該ガイドポスト25には、側面形状が略門型の昇降フレーム26の支柱状ケーシング26aが嵌合されている。而して、昇降フレーム26は台車本体21に搭載、立設した複数の流体圧シリンダ27によりガイドポスト25により案内されつつ昇降し得るようになっている。
【0021】
昇降フレーム26の台車本体21の走行方向に延在する上部水平部材26bには、長手方向略中間位置に位置するよう、側面形状が半円状の凹状の管寄せ支持部28が形成され、上部水平部材26bの管寄せ支持部28の近傍には、該管寄せ支持部28に搭載、支持されている管寄せ6を外周上方から押えるための側面形状が略コの字状の押えアーム29が水平ピン30を介して垂直面内に対し回動し得るよう、基端側において枢着されている。
【0022】
押えアーム29の先端側には、水平ピン30と平行な水平固定ボルトを挿通するためのボルト孔31が穿設され、上部水平部材26bの側面には、ボルト孔31に挿通させた水平固定ボルトを挿通させ得るようにした長孔32が水平ピン30を支点として略円弧状に上下に延在するよう形成されている。長孔32を設けるのは、種々の直径の管寄せ6に対応するためである。
【0023】
尚、図中33は管寄せ支持部28に取付けたパッドである。
【0024】
次に上述の管寄せ接続用台車20を用いて管寄せ6を予め大梁1に設けた吊り棒2に吊り下げるための手順について図5〜図11や図12、図14、図16等をも参照しつつ説明する。
【0025】
尚、本形態においては、図示してない屋根及び大梁1並に複数の管寄せ6を一挙に吊り上げる大屋根ブロック工法を行うことになり、図9〜図11中、34は予め吊り棒2の取付けられた大梁1を床面12からあまり高くない位置に位置させ、支持するための架台、35は屋根及び大梁1並に管寄せ6を一体的に吊り上げる際にワイヤロープ17a,17b等を締結するため大梁1に取付けられたブラケットである。
【0026】
工場で製作されて搬送された管寄せ6は図16に示す従来の場合と同様、水平状態で且つスタブ管7の管寄せ6から離れた端部側及びブラケット8,13は水平方向に向いた状態で、床面12に設置した台座11に搭載されると共にバンド15により台座11上に固定され、ブラケット13は床面12に設置した台座14に支持されている。
【0027】
又、図12に示すごとく、横行トロリ5a,5bのウインチ16a,16bから繰出されたワイヤロープ17a,17bをフック18a,18bを介し、ブラケット8,13に掛け渡されたワイヤロープ19a,19bに掛け、台座11からバンド15を外し、ウインチ16a,16bにより巻取るワイヤロープ17a,17bの長さを調整することにより、図6、図7に示すようにスタブ管7の管寄せ6とは反対側の端部を水平状態から傾斜状態を経て下方へ向いた垂直状態にする。
【0028】
而して、管寄せ6が水平状態のままでスタブ管7の管寄せ6とは反対側の下端側が略垂直状態になったら、フック18bをワイヤロープ19bから離脱させると共にワイヤロープ19bをブラケット13から離脱させ、ウインチ16bによりワイヤロープ17bを巻取り、又ブラケット13の下端側は、位置Xにおいて切断し、管寄せ6が水平状態でブラケット8が上端側となり、スタブ管7の管寄せ6とは反対側の下端部が最下端に位置するよう管寄せ6をフック18aを介してワイヤロープ17aに吊下げた状態にする(図7参照)。而して、ここまでの手順は従来の手順と略同じである。
【0029】
一方、台座11,14の近傍には、管寄せ6の長手方向へ所定の間隔で2台の管寄せ接続用台車20を昇降フレーム26が最下降位置となるよう停止させておき、押えアーム29を水平ピン30を中心として図7に示すように時計方向へ回動させて開いた状態にしておく。
【0030】
又図14に示す横行トロリ5aを横行させると共にワイヤロープ17aをウインチ16aにより若干巻取って管寄せ6の下面の高さを昇降フレーム26の上面の高さよりも若干上方位置とし、スタブ管7の接続されている管寄せ6を管寄せ接続用台車20側へ搬送し、管寄せ6を昇降フレーム26の管寄せ支持部28で若干下降させ、管寄せ6の下部外周をパッド33に支持させ、押えアーム29を水平ピン30を中心として図7の反時計方向へ回動させ、ボルト孔31及び長孔32に水平固定ボルトを挿通すると共にナットにより押えアーム29を昇降フレーム26の上部水平部材26bに固定する。これで、管寄せ6の管寄せ接続用台車20への搭載固定が終了する(図8参照)。この際、スタブ管7及びブラケット13は管寄せ6の下方へ延在し、ブラケット8及び9は管寄せ6の頂部に位置した状態となる。
【0031】
管寄せ6が管寄せ接続用台車20に所定状態に搭載されたら、駆動装置22を駆動して管寄せ接続用台車20を架台34に支持されている大梁1の下方へ走行させ、管寄せ6の取付けられていない吊り棒2の下方の所定位置で管寄せ接続用台車20を停止させる(図9参照)。管寄せ6は押えフレーム29により押えられているため、管寄せ接続用台車20が走行中に管寄せ6が、管寄せ接続用台車20から落下する虞れはない。
【0032】
管寄せ接続用台車20が停止して管寄せ6が所定の吊り棒2の下方に位置したら、水平固定ボルトを外して押えアーム29を水平ピン30を基準に時計方向へ回動させ、流体圧シリンダ27を作動させて昇降フレーム26を上昇させ、ブラケット9の水平孔を吊り棒2下端の水平孔に合せ、両水平孔に水平ピン10を嵌合して管寄せ6を吊り棒2に接続する(図10参照)。
【0033】
昇降フレーム26の管寄せ支持部28に支持されている管寄せ6が吊り棒2に吊下げられたら流体圧シリンダ27を作動させて昇降フレーム26を下降させ、再びもとの位置まで走行して上述の手順により、台座11,14に支持されている管寄せ6を管寄せ接続用台車20に搭載し、再び大梁1の下方へ走行し、管寄せ6を次の吊り棒2に吊下げる。
【0034】
而して、所定の数量の管寄せ6が大梁1に取付けてある吊り棒2に吊下げられたら、ブラケット35にワイヤロープ17a等を固縛し、ウインチ等により屋根及び管寄せ6の取付けられているブロック状の大梁1を架台34から高所へ持上げ、鉄骨構造物の支柱上方に接続する。
【0035】
本発明の実施の形態においては、全ての管寄せ6を天井クレーン等により高所に位置する大梁1まで1組ずつ吊上げる必要はなく、管寄せ接続用台車20を利用して低所に位置する大梁1に予め取付けてある吊り棒2に管寄せ6を接続することができるため、作業が簡略化されると共に管寄せ6の吊り棒2に対する接続作業を迅速に能率良く行うことができ、従って工期の短縮を図ることができる。
【0036】
尚、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
本発明の管寄せ接続用台車によれば、大梁に対する管寄せの取付けを容易且つ迅速に行うことが可能となり、従って工期の短縮を図ることができ、又、台車本体の走行中に管寄せが昇降フレームの管寄せ支持部から落下することがない、等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に用いる管寄せ接続用台車の一例の側面図である。
【図2】図1のII−II方向矢視図である。
【図3】図1のIII−III方向矢視図である。
【図4】図1のIV−IV方向矢視図である。
【図5】本発明の管寄せ接続用台車を用いて管寄せを大梁に取付けた吊り棒に吊下げる作業を行う場合において、管寄せを天井クレーンにより吊下げる直前の側面図である。
【図6】本発明の管寄せ接続用台車を用いて管寄せを大梁に取付けた吊り棒に吊下げる作業を行う場合において、管寄せに接続されているスタブ管を水平状態から垂直状態に姿勢を変えていく場合の側面図である。
【図7】本発明の管寄せ接続用台車を用いて管寄せを大梁に取付けた吊り棒に吊下げる作業を行う場合において、管寄せを作業台車側へ搬送する状態を示す側面図である。
【図8】本発明の管寄せ接続用台車を用いて管寄せを大梁に取付けた吊り棒に吊下げる作業を行う場合において、管寄せを管寄せ接続用台車の昇降フレームに搭載した状態を示す側面図である。
【図9】本発明の管寄せ接続用台車を用いて管寄せを大梁に取付けた吊り棒に吊下げる作業を行う場合において、管寄せを搭載した管寄せ接続用台車を大梁の下方まで走行させた状態を示す側面図である。
【図10】本発明の管寄せ接続用台車を用いて管寄せを大梁に取付けた吊り棒に吊下げる作業を行う場合において、管寄せ接続用台車の昇降フレームを上昇させ、管寄せのブラケットと吊り棒とを位置合せし、水平ピンを嵌合させた状態を示す側面図である。
【図11】本発明の管寄せ接続用台車を用いて吊り棒に管寄せの取付けられた大梁をブロック工法にて上昇させる状態を示す側面図である。
【図12】管寄せを高所に配置されている大梁に取付けた吊り棒に吊下げる際の従来手段を示し、管寄せをクレーンの横行フレームのワイヤロープにより台座から持上げる直前の側面図である。
【図13】管寄せを高所に配置されている大梁に取付けた吊り棒に吊下げる際の従来手段を示し、管寄せの姿勢を変えていく場合の側面図である。
【図14】管寄せを高所に配置されている大梁に取付けた吊り棒に吊下げる際の従来手段を示し、管寄せを吊下げ、搬送する場合の側面図である。
【図15】管寄せを高所に配置されている大梁に取付けた吊り棒に吊下げた状態を示す従来手段の側面図である。
【図16】管寄せを床面に設置した台座に搭載した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
6 管寄せ
7 スタブ管
20 管寄せ接続用台車
21 台車本体
26 昇降フレーム
28 管寄せ支持部
29 押えアーム
Claims (1)
- 走行可能な台車本体(21)に昇降自在な昇降フレーム(26)を配設し、該昇降フレーム(26)に、スタブ管(7)の接続された管寄せ(6)をスタブ管(7)が管寄せ(6)の下方に延在するよう水平支持する管寄せ支持部(28)を設け、前記昇降フレーム(26)に、管寄せ支持部(28)に水平状態で搭載された管寄せ(6)を押えるための開閉可能な押えアーム(29)を取付けたことを特徴とする管寄せ接続用台車。
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- 1995-08-17 JP JP20956495A patent/JP3591072B2/ja not_active Expired - Fee Related
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