JPH0729145B2 - ロール装置およびロール組み替え方法 - Google Patents

ロール装置およびロール組み替え方法

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JPH0729145B2 JP11140090A JP11140090A JPH0729145B2 JP H0729145 B2 JPH0729145 B2 JP H0729145B2 JP 11140090 A JP11140090 A JP 11140090A JP 11140090 A JP11140090 A JP 11140090A JP H0729145 B2 JPH0729145 B2 JP H0729145B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、冷間ロール成形等に用いるロール装置およ
びこのロール装置を使用する場合におけるロール組み替
え方法に関する。
[従来の技術] 帯鋼のロール成形において、成形品種が変わると成形機
のロールスタンドに組み込まれて先の品種用のロール
(これを更新前のロールと呼ぶ)を次に成形しようとす
る新たな品種用のロール(これを更新後のロールと呼
ぶ)と交換しなければならず、このロール組み替え作業
は多くの労力と時間を要するので、これを改善して容易
にかつ能率的に行えるようにすることが望まれている。
ユニバーサル継手を介してロールシャフトの駆動を行う
ロール成形機では開頭式ロールスタンドが用いられる
が、この開頭式ロールスタンドにおけるロール組み替え
の作業性を向上させるものとして、実開昭63−56906号
が開示されている。これは第9図、第10図、第11図に示
すように、ロールスタンド1内に収容する上下のチョッ
ク2,3に直接、共通の縦貫通穴4,5をあけ、上下のチョッ
ク2,3の縦貫通穴4,5に、下端に抜け止め部材6を配置し
た吊棒7を挿入した構成である。すなわち、吊棒7がロ
ールスタンド1の幅(第11図において寸法lの部分)内
で上下に貫通されている。
そして、ロール組み替えを行う場合は、第10図に示すよ
うに、例えばキャップ8に固定した引っ掛け部材9にワ
イヤをかけ天井クレーン等で吊り上げる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のロールスタンドは、上下ロールを一括して吊
り上げることができる点でロール組み替え作業を能率的
にするが、吊り上げる具体的な作業についての考慮はさ
れていない。したがって、通常キャップ8等に取り付け
た引っ掛け部材9にワイヤ掛けして吊り下げる作業とな
るが、このような作業は吊り上げ作業に手間がかかる。
また、ワイヤ掛けによらない簡単な吊り治具で吊り上げ
作業を可能にする適当な吊り上げ箇所がない。このため
吊り上げ作業を自動化しようとしても自動化は容易でな
い。また、吊り上げ箇所としてはキャップ8の部分以外
な適当なところがなく、キャップ8を外した状態で吊り
上げたい場合に適当でない。
また、従来装置は、ロールスタンドに固定したキャップ
に取り付けた圧下スクリュウで上チョックを吊持し、こ
の圧下スクリュウを回して上下のロールクリアランスを
調整するものであるため、ロール組み替え時のクリアラ
ンス調整もオンラインで(成形機上で)しかすることが
できない。ロール組み替え時間に占めるロールクリアラ
ンスの調整に要する時間の割合は小さくないので、ロー
ル組み替え時間を短縮する上で大きな制約であった。
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもの
で、上下ロールを一括して吊り上げることができるとと
もに、適切な吊り上げ箇所を有して簡単な吊り治具で容
易に吊り上げ作業を行うことができ、ロール組み替えの
能率を向上させるロール装置を提供することを目的と
し、また、ロールクリアランス調整に要する時間を削減
してロール組み替え時間を短縮することのできるロール
組み替え方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決する本発明は、上下のロールシャフトの
両端に取り付けた上下の各チョックに上面から見て同位
置でロール幅方向外側または内側に突出する引っ掛けブ
ロックを一体に設け、上下のチョックの前記各引っ掛け
ブロックにあけた上面から見て同位置の縦穴に連結ロッ
ドを貫通させ、この連結ロッドの上端および下端に抜け
止め部材を設けたことを特徴とするロール装置である。
請求項2は、請求項1記載のロール装置において、連結
ロッドの下端部または上端部近傍にねじ部を形成し、こ
のねじ部に螺合するナットで抜け止め部材を構成したも
のである。
請求項3は、請求項1記載のロール装置における上下の
チョック間に、一方のチョックに固定された縦ねじ穴を
有する雌ねじブロックと、この雌ねじブロックの前記縦
ねじ穴にねじ込まれる雄ねじと、この雄ねじに螺合する
ロックナットとからなるロールクリアランス調整用治具
を設けたものである。
請求項4は、請求項3記載のロールクリアランス調整治
具を持つ請求項1記載のロール装置のロール組み替えを
行うロール組み替え方法であって、 更新後品種用のロールをあらかじめ組み込んだ更新後ロ
ール装置をオフラインのロール保管台に保管し、このロ
ール保管台上で請求項3記載のロールクリアランス調整
用治具を操作して上下ロールのロールクリアランスを所
定寸法に設定し、このロールクリアランス調整済みの更
新後ロール装置とロールスタンドに装着されている更新
前ロール装置とを一括して交換することを特徴とする。
[作用] 請求項1において、引っ掛けブロックがチョックのロー
ル幅方向外側または内側に突出しており、したがって、
この引っ掛けブロックを上下に貫通する連結ロッドがチ
ョックの外側または内側に位置しているので、適宜の吊
り上げ治具のホルダ部をこの連結ロッドを案内として引
っ掛けブロックに係合させることは容易であり、この引
っ掛けブロック部分で上下ロールを一括して吊に上げる
ことができる。
請求項2において、抜け止め部材である上または下のナ
ットを回してこのナットの連結ロッドにおける位置を上
下動させることができ、上下の抜け止め部材の間隔を調
整することができる。したがって、使用するロール径が
変わり上下軸間距離が変わる場合にも直ちに対応でき
る。
請求項3において、雄ねじを回してその突出量を調整
し、ロックナットで雄ねじをその位置に固定する。これ
により、雌ねじブロックと雄ねじとを合わせた高さを所
望の高さに設定し、駆動側および作業側について上下の
チョック間の間隔を調整することができる。これによ
り、圧下スクリュウを用いないロールクリアランス調整
を行うことができる。
請求項4のロール組み替え方法においては、上記のロー
ルクリアランス調整治具を用いて、オフラインでロール
クリアランス調整までを完了させ、更新前ロール装置と
更新後ロール装置とを一括して交換する。したがって、
ロール組み替えに際してラインを休止させる時間は著し
く短縮される。
[実施例] 以下、本発明を冷間ロール成形機の成形ロールに適用し
た実施例を第1図〜第8図を参照して説明する。
第1図は上下のロールを一括化した詳細は後述する成形
ロール装置20の斜視図、第2図は前記成形ロール装置20
をこれを詳細には後述するロール吊り上げ装置21で吊り
上げた状態の斜視図、第3図は成形ロール装置20をロー
ルスタンド22に装着した状態の一部切欠きの正面図で前
記ロール吊り上げ装置21を併せて図示した図、第4図は
第3図における左側面図でロール吊り上げ21装置を下降
させた状態の図、第5図は第4図における要部のV−V
線断面図である。
前記成形ロール装置20は上ロール23、上ロール23を支持
する上ロールシャフト24、上ロールシャフト24の駆動側
(第3図において右側)および作業側(第3図において
左側)に取り付けられた上チョック(軸受け箱)25、下
ロール26、この下ロール26を支持する下ロールシャフト
27、この下ロールシャフト27の駆動側および作業側にそ
れぞれ取り付けられた下チョック28、前記上下のチョッ
ク25,28を連結する連結ロッド29、上下のチョック25,28
間に設けられたロールクリアランス調整用治具30、上チ
ョック25の上面に垂直にかつ回転のみ可能に取り付けら
れた圧下スクリュウ31、この圧下スクリュウ31に螺合し
て取り付けられたスタンドキャップ32等から構成されて
いる。
前記上下のチョック25,28にはロール幅方向(第3図で
左右方向向)の外側に突出する引っ掛けブロック33が一
体に設けられ、前記連結ロッド29は上下のチョック25,2
8の両引っ掛けブロック33にあけた縦穴33aに貫通して設
けられ、この連結ロッド29の上端に上側の抜け止め部材
としての頭部29aが設けられ、連結ロッド29の下部には
ねじ部29bが形成され、このねじ部29bに下側の抜け止め
部材としてのナット34が取り付けられている。符号35は
ユニバーサル継手で、上下のロールシャフト24,27にそ
れぞれ自在な傾き角度で連結されて、駆動装置からの回
転動力を伝達する。
前記ロールクリアランス調整治具30は、上下のチョック
25,28間に介在して両者間の距離を調整し上下ロール23,
26間のロールクリアランスhを成形材の板厚に応じた適
正寸法に初期設定するためのもので、下側のチョック28
に垂直に固定された、縦ねじ穴を持つ雌ねじブロック30
aと、この雌ねじブロック30aの縦ねじ穴に螺合する雄ね
じ30bと、この雄ねじ30bに螺合するロックナット30cと
から構成されている。
スタンドキャップ32にはロールスタンド22の上端面に垂
直に固定した軸36を通す穴32aがあけられている。スタ
ンドキャップ32は前記穴32aに軸36を嵌入させロールス
タンド22の上端に置き、軸36にあけたコッタ穴36aにコ
ッタを挿入してロールスタンド22に固定する。
次に上記の成形ロール装置20を吊り下げる前記ロール吊
り上げ装置21について説明する。
このロール吊り上げ装置21は、巻き上げ機として2点吊
り電動チェーンブロック40を用いている。この2点吊り
電動チェーンブロック(以下2点吊りチェーンブロック
と略す)40は、間隔をあけて垂下されてた2本の荷鎖41
を同一のモータ42により巻き上げ・巻き下げして同期し
た昇降動作をさせる構成であり、2本の荷鎖41の下端に
取り付けた2つのフック43で吊り治具44を水平に支持し
ている。
前記2点吊りチェーンブロック40は成形機の幅方向(ロ
ール幅方向あるいはロールスタンド幅方向と同じ)をな
す横架レール45に沿って転動する車輪46(一方の車輪は
図では見えない)を備え、走行モータ47により横架レー
ル45に沿って走行駆動されるようになっている。
前記吊り治具44は、ロールスタンド幅方向をなし2点吊
りチェーンブロック40で支持される横梁48と、この横梁
48の両端に取り付けられた開閉式のホルダ49とからなっ
ている。このホルダ49は、前述の連結ロッド29に嵌合可
能なU字状溝を持つフォーク部5aを下端に持ち上端が前
記横梁48に回動可能に取り付けられた対向する1対のリ
ンク50、および両リンク50の間隔をロックするためのレ
バー52から構成され、一方のリンク50には、レバー52に
設けた2つの切欠き52a,52bに係合可能な係止部材53が
取り付けられている。
前記横架レール45は第6図に示すように成形機の前後方
向(第6図で紙面と直交する方向)に走行する門型クレ
ーン55の横けたとして設けられている。
上記のロール吊り上げ装置21を用いて行う成形ロール装
置20のロール組み替え作業について説明する。
成形機上でチョック25,28は第3図〜第5図に示すよう
に、その嵌合溝25a,28a(25aは図示せず)がロールスタ
ンド22の突部22aに上下にスライド可能に嵌合してい
る。
更新前の成形ロール装置20をロールスタンド22から取り
出す際の作業について説明すると、まず、ロールシャフ
ト24,27とユニバーサル継手35との連結を分離し、次い
で、ロールスタンド22上端の軸36のコッタ穴36aに挿入
したコッタを引き抜いて、スタンドキャップ32とロール
スタンド22との係合を解除する。第3図、第4図は、さ
らに圧下スクリュウ31を回してこれに螺合するスタンド
キャップ22を若干浮かした状態を示す。
次いで2点吊りチェーンブロック40で成形ロール装置20
を一括して吊り上げる。この動作について詳細に説明す
ると、吊り治具44のホルダ49を第4図のようにレバー52
の先端側の切欠き52aを係止部材53に掛けて左右のリン
ク50を開いた状態とし、2点吊りチェーンブロック40を
図示略の操作ボタンの操作で走行させて吊り治具44をホ
ルダ49が連結ロッド29の真上にくるように位置させる。
次いで、荷鎖41を巻き下げて吊り治具44およびホルダ49
をほぼ第4図の位置まで下降させ、次いでレバー52の切
欠き52aを係止部材53から外して左右のリンク50を第5
図で矢印のように回動させ、先端のフォーク部50aを連
結ロッド29に嵌合させる。次いでレバー52の基端側の切
欠き52bを係止部材53に掛けて左右のリンク50が開かな
いようにロックした後、荷鎖41を巻き上げて吊り治具44
を上昇させると、ホルダ49のフォーク部50aが連結ロッ
ド29に沿って案内されて上昇し、引っ掛けブロック33に
当たり、引き続き吊り治具44を上昇させると、上チョッ
ク25とともに上ロール23が持ち上げられ、さらに上昇さ
せると連結ロッド29の下端のナット34が下チョック28側
の引っ掛けブロック33に当たって下チョック28とともに
下ロール26が持ち上げられ、こうして上下ロールが一括
して持ち上げられる。
ホルダ49を引っ掛けブロック33に引っ掛ける上記の操作
は、第5図にも示すように、ロールスタンド22のロール
幅方向外側(第5図で下側)で両リンク50が開閉し連結
ロッド29に嵌合させる動作であるから障害物がなく作業
が容易であるととをに、連結ロッド29を案内としてホル
ダ49のフォーク部50aを確実に引っ掛けブロック33に導
き係合させることができるので、繁雑な作業あるいは繁
雑な機構を必要することなく確実な吊り上げ作業を行う
ことが可能である。このように、ホルダ49を吊り上げ箇
所に係合させる作業が単純でかつ確実なので、具体例は
省略するがホルダ49を引っ掛けブロック33に掛ける作業
を自動化することも容易であり、一人のオペレータだけ
で吊り上げ作業を行うことも可能となる。
成形ロール装置20をロールスタンド22に降ろす作業は前
記の吊り上げ作業とほぼ逆の順序で行われる。
上記のロール吊り上げ方法を用いて行うロール組み替え
は、次のようにして行う。このロール組み替えでは第8
図に示すごとき形状のロール保管台60を用いる。符号60
aで示す部分がロールスタンドに対応する部分として設
けられており、この部分60aにチョック25,28を嵌装させ
て、成形ロール装置20を保管する。すなわち上下ロール
を一括して保管する。
第7図において、符号A1,A2,A3,…Aはロールスタン
ド22に装着されている更新前の成形ロール装置を示し、
符号B1,B2,…Bは次に装着しようとする更新後の成形
ロール装置を示す。更新後の成形ロール装置Bは、ロー
ル組み替え作業場であらかじめ上下のロールシャフト2
4,27に更新後の上下のロールをそれぞれ組み込みその両
端にチョック25,28を取り付け、下チョック28にロール
クリアランス調整用治具30を取り付け、上チョック25に
スタンドキャップ32を螺合させた圧下スクリュウ31を取
り付け、下ロール、上ロールの順にロール保管台60に収
容し、上下のチョック25,28の両引っ掛けブロック33に
連結ロッド29を取り付けて第1図に示す組み立て状態と
する。そして、ロールクリアランス調整治具30の雄ねじ
30bを回して高さ調整し、ロックナット30cでその高さ位
置に固定して上下のチョック25,28の間隔を所望の間隔
に設定し、これによりロール保管台60上でロールクリア
ランス調整を完了させておく。
成形ロール装置20を装着した各ロール保管台60は、組み
替え時に第7図のように成形機の各ロールスタンド22に
対応してその側方にあらかじめ配置しておく。そして、
まず更新前成形ロール装置A1をロール吊り上げ装置21に
より前述の要領でロールスタンド22から吊り上げ、空の
ロール保管台601に移す。次いで更新後の成形ロール装
置B1をロール保管台603から吊り上げ、対応するロール
スタンド22上に運び、ロールスタンド22に装着する。以
下、各ロールスタンド22毎にこれを繰り返して成形機全
体のロール組み替えを行う。
なお、本発明は冷間ロール成形機の成形ロールに限ら
ず、圧延機のロール等にも適用可能である。
[発明の効果] 本発明は上記の通り構成されているので、次のような効
果を奏する。
上下ロールを一体にする連結ロッドがチョックのロール
幅方向外側または内側に突出した引っ掛けブロックに設
けられ、したがって連結ロッドがチョックの外側または
内側に位置しているので、適宜の吊り上げ治具のホルダ
部をこの連結ロッドを案内として引っ掛けブロックに係
合させる作業は容易であり、上下ロールを一括して吊り
上げる吊り上げ作業の能率が向上する。これにより、ロ
ール組み替え作の時間短縮が図られた。
また、チョックに取り付けた引っ掛けブロックで吊り上
げるものであるから、スタンドキャップを外した状態で
上下ロールを一括して取り扱いたい場合にも何等問題が
ない。
請求項2によれば、連結ロッドに取り付ける上下の抜け
止め部材の間隔を調整できるので、使用するロール径が
変わり上下軸間距離が変わる場合にも直ちに対応でき
る。
請求項3および請求項4によれば、オフラインでロール
クリアランス調整までが完了しており、ロール組み替え
時にはロール装置の交換だけでよいので、ラインを休止
させておく時間は最小時間で済み、稼働率が著しく向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すもので成形ロール装置
の斜視図、第2図は同成形ロール装置をロール吊り上げ
装置で吊り上げた状態の斜視図、第3図は成形ロール装
置をロールスタンドに装着した状態の一部切欠きの正面
図でロール吊り上げ装置を併せて図示した図、第4図は
第3図における左側面図でロール吊り上げ装置を下降さ
せた状態の図、第5図は第4図における要部のV−V線
断面図、第6図はロール組み替え作業を説明する正面
図、第7図は同じくロール組み替え作業を説明する平面
図、第8図はロール保管台の斜視図、第9図〜第11図は
従来例を示すもので、第9図はロール装置の側面図、第
10図はロール吊り上げ作業の説明図、第11図はロールス
タンドの拡大断面図である。 20……成形ロール装置(ロール装置)、21……ロール吊
り上げ装置、22……ロールスタンド、23……上ロール、
25……上チョック、26……下ロール、28……下チョッ
ク、29……連結ロッド、29a……頭部(抜け止め部
材)、29b……ねじ部、30……ロールクリアランス調整
治具、30a……雌ねじブロック、30b……雄ねじ、30c…
…ロックナット、31……圧下スクリュウ、32……スタン
ドキャップ、32a……穴、33……引っ掛けブロック、33a
……縦穴、34……ナット(抜け止め部材)、ック、40…
…2点吊り電動チェーンブロック、41……荷鎖、42……
モータ、44……吊り治具、45,……横架レール、47……
走行モータ、48……横梁、49……ホルダ、50……リン
ク、50a……フォーク部、60……ロール保管台。
フロントページの続き (72)発明者 宮田 勉 神奈川県横浜市磯子区杉田6―3―17 (56)参考文献 特開 昭59−232622(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下のロールシャフトの両端に取り付けた
    上下の各チョックに上面から見て同位置でロール幅方向
    外側または内側に突出する引っ掛けブロックを一体に設
    け、上下のチョックの前記各引っ掛けブロックにあけた
    上面から見て同位置の縦穴に連結ロッドを貫通させ、こ
    の連結ロッドの上端および下端に抜け止め部材を設けた
    ことを特徴とするロール装置。
  2. 【請求項2】前記連結ロッドの下端部または上端部近傍
    にねじ部を形成し、このねじ部に螺合するナットで前記
    抜け止め部材を構成したことを特徴とする請求項1記載
    のロール装置。
  3. 【請求項3】上下のチョック間に、一方のチョックに固
    定された縦ねじを有する雌ねじブロックと、この雌ねじ
    ブロックの前記縦ねじ穴にねじ込まれる雄ねじと、この
    雄ねじに螺合するロックナットとからなるロールクリア
    ランス調整用治具を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のロール装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のロール装置を利用するロー
    ル組み替え方法であって、 更新後品種用のロールをあらかじめ組み込んだ更新後ロ
    ール装置をオフラインのロール保管台に保管し、このロ
    ール保管台上で請求項3記載のロールクリアランス調整
    治具を操作して上下ロールのロールクリアランスを所定
    寸法に設定し、このロールクリアランス調整済みの更新
    後ロール装置とロールスタンドに装着されている更新前
    ロール装置とを一括して交換することを特徴とするロー
    ル組み替え方法。
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