JPH1176469A - ゴルフクラブセット - Google Patents
ゴルフクラブセットInfo
- Publication number
- JPH1176469A JPH1176469A JP9264927A JP26492797A JPH1176469A JP H1176469 A JPH1176469 A JP H1176469A JP 9264927 A JP9264927 A JP 9264927A JP 26492797 A JP26492797 A JP 26492797A JP H1176469 A JPH1176469 A JP H1176469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- face
- head
- head speed
- player
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Golf Clubs (AREA)
Abstract
女性までに亙って、ヘッドスピードの異なる種々のプレ
イヤーのタイプ毎に、飛距離を低下することなく打球の
方向性に優れたゴルフクラブセットを提供する。 【解決手段】 複数本のウッドクラブから成るゴルフク
ラブセットにおいて、スウィング時のヘッドスピードの
速さに応じて複数のタイプに分類し、各タイプ毎にヘッ
ドのフェース面1のフェース角とロフト角とを変更し
た。
Description
クラブ又はアイアンクラブから成るゴルフクラブセット
に関する。
プレイヤーの腕力やヘッドスピードに対応してヘッドの
フェース面のロフト角やシャフトの硬さが変更されたウ
ッドクラブが提供される仕組みとなっているのが一般的
である。この理由は、ヘッドスピードの大小によって、
夫々最大の飛距離を得るための最適な打球の打ち出し角
度があることに対応して、ヘッドスピードの異なるプレ
イヤーのタイプ毎に打球面であるフェース面のロフト角
度(シャフト軸に対する傾斜角度)が変更されたウッド
クラブをゴルフクラブセットに組み込むためである。ま
た、シャフトの場合は、クラブスウィング時のシャフト
の適度の撓りによって、ヘッドスピードが増速され飛距
離が増加されることから、プレイヤーのヘッドスピード
に合わせて適度の撓りが得られるシャフトが選択されて
ゴルフクラブセットに組み込まれるためである。
フト角やシャフトの硬さの変更は、何れも打球の飛距離
の増大を狙うものであり、打球の方向性については、あ
まり考慮されておらず、せいぜい二次的な効果しか期待
出来ないものであった。例えば、この打球の方向性につ
いては、アドレス時地面上にティアップされたボールに
対して、クラブヘッドのフェース面がターゲットとボー
ルとを結ぶライン(即ち、ターゲットライン)に対する
角度、すなわちフェース角が重要であって、ボールを真
っ直ぐに飛ばすには、ボールをヒットする瞬間において
フェース面が前記ラインに直角(即ち、スクウエア)と
なっていることが必要である。このため、スウィング時
のプレイヤーのヘッドスピードに応じたシャフトの撓り
を考慮にいれて、上級者などのヘッドスピードの速いプ
レイヤーのウッドクラブでは、アドレス時にフェース面
のトウ側が前記ラインに対して後方に傾くように、通
常、プラスのフェース角度がフェース面に設定されてい
る。一方、このようなウッドクラブを一般のプレイヤー
が使用する場合には、従来では、同一セットのウッドク
ラブにおいて、そのシャフトのみを硬さの柔らかい別の
シャフトと交換して、ヘッドスピードが遅くてもシャフ
トの撓りが大きくなるようにして、ボールがヒットされ
る時にフェース面がスクウエアになるように調整されて
いた。しかし、シャフトの硬さの調整でフェース面の角
度をスクウエアにすることは、常時同じスウィングが要
求されることとなり殊に熟練度の低い一般のプレイヤー
には難しく安定した方向性を得ることが困難であるのが
実情であった。
ドライバーウッドクラブでは、非力な一般のプレイヤー
がスウィングした場合には、振り下ろされるヘッドの戻
り速度(クラブ頭上にあるトップ位置からアドレス位置
に戻ってくる速さ)が遅くなる一方で身体の方が早く左
に開く傾向があり(右打ちの場合)、アドレス時のフェ
ース面の向きの調整が極めて困難な状況となっていた。
般のプレイヤーを含めた女性までに亙って、ヘッドスピ
ードの異なる種々のプレイヤーのタイプ毎に、飛距離を
低下することなく打球の方向性に優れたゴルフクラブセ
ットを提供することを目的とする。
め、この発明は、複数本のウッドクラブから成るゴルフ
クラブセットにおいて、スウィング時のヘッドスピード
の速さに応じて複数のタイプに分類し、各タイプ毎にヘ
ッドのフェース面のフェース角とロフト角とを変更した
ものである。また、複数本のアイアンクラブから成るゴ
ルフクラブセットにおいて、スウィング時のヘッドスピ
ードの速さに応じて複数のタイプに分類し、各タイプ毎
にヘッドのフェース面のフェース角とロフト角とを変更
したものである。
ついて説明すると、まず複数本のウッドクラブのセット
として、1番(ドライバー)、3番(スプーン)、4番
(バフィー)、5番(クリーク)を考慮したとき、スウ
ィング時のヘッドスピードの速さに応じてA〜Eのタイ
プに分類し、各タイプ毎にヘッドのフェース面のフェー
ス角とロフト角とを変更する。タイプAのヘッドスピー
ド(ドライバーのヘッドスピード)が45m/s以上、
タイプBは40〜45m/s、タイプCは35〜43m
/s、タイプDは30〜37m/s、タイプEは28〜
35m/sとした。これらタイプA〜Eの各番手におけ
るフェース角とロフト角は、次の表1のように設定し
た。
級者用であり、プロ用の#4〜#5、上級者用の#5
は、これらのプレイヤーが通常使用しないので準備され
ていない。
B)には、図1に示す如く、フェース角が夫々のヘッド
スピードに応じた大きさのプラス角度(スライス角)と
して、フェース面1に設定されている。即ち、ヘッドス
ピードが速くヘッドの返りが速いプロ競技者では、フェ
ース角が表1に示すようなスライス角であっても、イン
パクト時フェース面1がターゲットラインに対してスク
ウエアとなって、狙いの打球方向が得られる。
り(ダウンスウィングにより、フェース面1が、ターゲ
ットラインに対して右傾斜の表向きから、左傾斜の裏向
きに反転される)が遅い一般(タイプC)、シニヤー
(タイプD)、レディース(タイプE)等の範疇のプレ
イヤーには、図1に示すように、フェース角が、夫々の
ヘッドスピードに応じた大きさのマイナス角度(フック
角)として、フェース角が設定されている。このように
設定されたフック角によって、スウィング時のヘッドス
ピードが遅く、非力の為にヘッドの返りが十分でなく、
比較的早く身体が開き易いこれらのプレイヤーにおいて
も、インパクト時にフェース面1がターゲットラインに
対してスクウエア(直角)となって、正確な打球方向が
得られる。
は、予め想定されている打球のターゲット方向をゼロ基
準線Tとして、この基準線T上の一点を支点として揺動
可能な回動棒11が設けてあり、この回動棒11の両端
に設けられた一対の触針12がフェース面1に接触され
たときの回動棒11の回転角を前記支点に固定された指
針13の回転角で検出し、その値をもってフェース角が
測定されるようになっている。また、フェース面1のロ
フト角は、既存のロフト角測定器で測定される。このロ
フト角測定器にクラブを装着し、ヘッドのソール面を正
常に台上に接地させたとき、この台上に前記フェース角
測定器具10を設置する。
スウィング時、頭上のトップ位置から振り下ろされてく
るクラブヘッドの速さが遅く、しかもシャフトの撓りが
十分でなく、また非力な為にヘッドの返りが遅れること
などから、従来のウッドクラブでは、フェース面が前記
ターゲットラインに対して後方に傾斜された所謂スライ
ス角が付いた状態でボールにヒットされて、打球が大き
く右に逸れる所謂スライス系の球筋(右打ちの場合)と
なり勝ちであるのに対して、表1に示すウッドクラブに
おいては、フェース面にヘッドスピードに応じて設定さ
れた(マイナス)のフェース角によって上記のスライス
角が相殺されるためにフェース面はボールにほぼスクウ
エアに当たり、ターゲットラインに真っ直ぐな球筋が得
られる。しかも、ロフト角は、既知の方法に基づいて、
遅いヘッドスピードに対応した大きな値に設定されるの
で、ボールの打ち出し角度が適度に高くなって飛距離が
増加される。
D,Eでは、ロングアイアンでボールが上がらず、スラ
イスし易いためにフェース角をフック角に、ロフト角を
多めにする。ショートアイアンでは引っかけを出にくく
するため、フェース角はスライス角ないしはスクウエア
にする。ロフト角度は、ヘッドスピードに応じ、プロ
用,上級者用では小さく、一般用,シニヤー用,レディ
ース用では、夫々大きな値に設定される。ヘッドスピー
ドが遅く非力なプレイヤー程、インパクト時のボールの
打ち出し角度が高くなるようにして飛距離の増加を図る
ようにするが、アイアンクラブでは、番手通りの飛距離
が出るようにシャフトの長さなども考慮する。
ば、ヘッドスピードに応じて複数のタイプに分類し、各
タイプ毎にヘッドのフェース面のフェース角とロフト角
とを変更したので、上級者から非力なプレイヤーまで、
ヘッドスピードの異なる種々のプレイヤーが飛距離を低
下させることなく打球の方向性に優れたゴルフクラブを
選択することができる。
トでは、従来のウッドクラブのように方向性を良くする
ために常に一定のヘッドスピードで打球する必要がな
く、スウィングの軌道さえ同一になるように注意すれば
打球方向のバラツキを小さく抑えることが出来て、熟練
が容易となる。また、同一ブランド又は同一商品シリー
ズのゴルフクラブセットに、数種類に区分されたヘッド
スピード毎に、フェース面のフェース角とロフト角とが
変更されたウッドクラブが予め準備されているので、プ
ロプレイヤーなどの上級者から一般のプレイヤーを含め
非力なシニヤプレイヤーや女性プレイヤーに至るまでの
各種のユーザーに対して、方向性に優れしかも飛距離の
増大も望めるウッドクラブセットを提供することができ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数本のウッドクラブから成るゴルフク
ラブセットにおいて、 スウィング時のヘッドスピードの速さに応じて複数のタ
イプに分類し、 各タイプ毎にヘッドのフェース面のフェース角とロフト
角とを変更したことを特徴とするゴルフクラブセット。 - 【請求項2】 複数本のアイアンクラブから成るゴルフ
クラブセットにおいて、 スウィング時のヘッドスピードの速さに応じて複数のタ
イプに分類し、 各タイプ毎にヘッドのフェース面のフェース角とロフト
角とを変更したことを特徴とするゴルフクラブセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9264927A JPH1176469A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | ゴルフクラブセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9264927A JPH1176469A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | ゴルフクラブセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1176469A true JPH1176469A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17410134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9264927A Pending JPH1176469A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | ゴルフクラブセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1176469A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004052473A1 (ja) * | 2002-12-06 | 2004-06-24 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | ゴルフクラブおよび中空ゴルフクラブヘッドの設計方法 |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP9264927A patent/JPH1176469A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004052473A1 (ja) * | 2002-12-06 | 2004-06-24 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | ゴルフクラブおよび中空ゴルフクラブヘッドの設計方法 |
US7500925B2 (en) | 2002-12-06 | 2009-03-10 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Golf club and method of designing hollow golf club head |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040817 |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070130 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070329 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070718 |