JPH1176050A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH1176050A
JPH1176050A JP24504797A JP24504797A JPH1176050A JP H1176050 A JPH1176050 A JP H1176050A JP 24504797 A JP24504797 A JP 24504797A JP 24504797 A JP24504797 A JP 24504797A JP H1176050 A JPH1176050 A JP H1176050A
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transistor
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capacitor
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JP24504797A
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Masami Segawa
政美 瀬川
Masami Nishida
政巳 西田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間の停電や商用電源ノイズに弱いという
従来の課題を解決し、復帰時に元の動作状態に復帰する
電子機器の提供を目的とする。 【解決手段】 復帰回路8は、直流電源に接続された抵
抗RとトランジスタQのベースの中点が比較手段6の+
側に接続されるとともに、前記比較手段6の−側は基準
電圧5に接続され、前記比較手段6の出力をダイオード
17を介して前記トランジスタQのエミッタに接続し、
前記トランジスタQのコレクタに接続されたコンデンサ
Cと、一方が前記コンデンサCとコレクタの中点に接続
され、他方が前記電源と直列に接続された前記機器を操
作するスイッチを主要構成とすることで、長時間の停電
や商用電源ノイズに強い電子機器を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源供給が一
時停止され、その後再び商用電源が供給された際に、機
器を元の動作状態に戻すための復帰回路を備えた電子機
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、炊飯器において、炊飯動作中と保
温動作中とで異なる信号を記憶する記憶手段と、該記憶
手段の信号を判定する判定手段とで停電復帰後に該判定
手段の出力に基づいて元の炊飯動作中または保温動作中
に復帰できるものが提案されている。
【0003】例えば特開平3−42892号公報では、
図3に示すように炊飯スイッチ57をONするとサイリ
スタ54がONし、直ちに充電回路56のコンデンサ5
5に充電されB点での信号電位がA点での信号電位より
高くなり、炊飯動作が記憶される。そして、炊飯完了温
度を温度センサ50が検出すると、これを温度検出回路
51を通じてマイクロコンピュータ52に入力し、マイ
クロコンピュータ52はトランジスタQをONせしめて
コンデンサ55を放電せしめ、B点の信号電位をA点の
信号電位よりも低くして保温動作を記憶しておく。これ
により炊飯中又は保温中に停電しても商用電源の復帰後
B点の高電位、又は低電位をマイクロコンピュータ52
で検出して保温用トライアック48を導通し、確実に元
の炊飯回路43又は保温回路46に復帰せしめる。
【0004】なお図中の、42は商用電源、45は炊飯
用トライアック、49は電源回路、53は比較手段、5
8は取消スイッチである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成の電子機器では、製品の検査工程で炊飯テストを
しているときに終業し、休日明け後再び炊飯テストから
テストをするような長時間の休電あるいは停電に対し、
コンデンサ55の充電が保持されず再度始めから炊飯テ
ストをスタートする必要があった。これは比較手段53
の入力端子は内部に入力保護のために直流電源+Vに直
列にダイオードを内蔵しているためであり、停電時、コ
ンデンサ55の充電がこの内蔵しているダイオードで電
源回路49に閉ループが出来放電するためである。
【0006】このため長時間の停電に対し、コンデンサ
55の充電が保持されることが困難となり、停電時間が
長いとコンデンサ55に蓄えられた電圧が下がり、炊飯
動作中の記憶維持が出来ず炊飯動作中であるにもかかわ
らず保温動作中と誤判別するという問題が生じる。
【0007】また、商用電源42へのノイズによりトラ
ンジスタQが誤ってオンするとコンデンサ55に蓄えら
れた電圧が放電され、炊飯動作中の記憶維持が出来ず炊
飯を終了していないにもかかわらず保温に切り替わると
いう問題が生じる。
【0008】さらに、該判定手段(比較手段53)はヒ
ステリシスを設けていないことから商用電源42にノイ
ズが加わると該判定手段(比較手段53)の出力がハイ
レベルとローレベルを繰り返し、マイクロコンピュータ
52が誤判定を起こす恐れがあり、マイクロコンピュー
タ52のソフトに特別な配慮が必要であるという問題が
生じる。
【0009】本発明は上記の点を考慮してなされたもの
で、長い時間の停電や商用電源へのノイズに対し、機器
を元の状態に戻すための復帰回路を備えた電子機器を提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による電子機器は、復帰回路を有する電子機器
であって、前記復帰回路は、直流電源に接続された抵抗
とトランジスタのベースの中点が比較手段の+側に接続
されるとともに、前記比較手段の−側は基準電圧に接続
され、前記比較手段の出力を前記トランジスタのエミッ
タにダイオードを介して接続し、前記トランジスタのコ
レクタに接続されたコンデンサと、一方が前記コンデン
サとコレクタの中点に接続され、他方が前記直流電源と
直列に接続された前記機器を操作するためのスイッチと
からなる構成としたものである。この本発明によれば、
前記復帰回路の働きにより、長い時間の停電や商用電源
へのノイズに対し、機器がその影響を受けにくいという
効果が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、機器への商用電源供給が一時停止され、その後再び
商用電源が供給された際に、前記機器を元の動作状態に
戻すための復帰回路を有する電子機器であって、前記復
帰回路は、前記電源に接続された抵抗とトランジスタの
ベースの中点が比較手段の+側に接続されるとともに、
前記比較手段の−側は基準電圧に接続され、前記比較手
段の出力を前記トランジスタのエミッタにダイオードを
介して接続し、前記トランジスタのコレクタに接続され
たコンデンサと、一方が前記コンデンサとコレクタの中
点に接続され、他方が前記電源と直列に接続された前記
機器を操作するためのスイッチとからなる構成としたも
のであり、休電あるいは停電や商用電源へのノイズに対
し影響を受けにくいという作用を有する。
【0012】以下、本発明の一実施の形態について図1
から図2を用いて炊飯器を例に説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態における電子機器の概略構成を示すブロック図
であり、図1において、1は温度センサ、2は温度検出
手段、3は開始スイッチ、4は取消スイッチ、5は基準
電圧、6は比較手段、7はヒータ通電手段、8は復帰回
路、10は炊飯回路で構成されている。
【0014】図2は同実施の形態における電子機器の具
体的な構成を示す回路図であり、図2において、開始ス
イッチ3をオンすると炊飯動作が開始される。すなわ
ち、復帰回路8のコンデンサCに充電されて、抵抗Rと
トランジスタQのベースの中点のA点での信号電位が抵
抗15,16で分圧されたB点の信号電位より高くな
り、比較手段6の出力が「ローレベル」から「ハイレベ
ル」に変わり、ヒータ通電手段7のトランジスタ19を
オンし、リレー20がオンすることで炊飯回路10に通
電され炊飯動作が記憶される。
【0015】そして温度センサ1が温度検出手段2の抵
抗11,12,13で設定された炊飯完了温度を検出す
ると、比較手段14の出力が「ハイレベル」から「ロー
レベル」に変わり、復帰回路8のコンデンサCの電圧が
比較手段14に放電されA点での信号電位がB点の信号
電位より低電位となり、リレー20がオフすることで炊
飯動作が完了する。なお、図中の18は抵抗、21はリ
レーの接点、22はヒータ、23は商用電源である。
【0016】このように、本提案では長時間の停電に対
し、コンデンサCと比較手段6の+側間にトランジスタ
Qを設けているため、コンデンサCから電源回路9に閉
ループが出来ることは無くコンデンサCの充電が保持さ
れる。
【0017】またトランジスタQのエミッタを、復帰回
路8の比較手段6の出力にダイオード17を介して接続
しているため、温度検出手段2で設定された炊飯完了温
度を検出すると、比較手段14の出力が「ハイレベル」
から「ローレベル」に変わり、復帰回路8のコンデンサ
Cが比較手段14の出力に放電されA点での信号電位が
B点の信号電位より低くなり、比較手段6の出力が「ハ
イレベル」から「ローレベル」に変わり、トランジスタ
Qがオンし急激にA点での信号電位が下がるようにして
いる。つまり比較手段6の出力をトランジスタQを介し
て比較手段6の入力に正帰還することでヒステリシスを
設けた構成になり、これにより商用電源にノイズが加わ
っても比較手段6の出力がハイレベルとローレベルを繰
り返すことはなく、マイクロコンピュータを使った場
合、マイクロコンピュータが誤判定を起こす恐れはな
く、マイクロコンピュータのソフトに特別な配慮は必要
ない。
【0018】なお、本実施の形態では復帰回路8の出力
でヒータ通電手段7を制御しているが、復帰回路8の出
力をマイクロコンピュータに入力し、マイクロコンピュ
ータの出力でヒータ通電手段7を制御しても同様の効果
が得られる。
【0019】また、ヒータ通電手段7はリレー20を使
ったが、サイリスタにしても同様の効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明による電子機器は、
復帰回路を用いたことにより長時間の停電や商用電源の
ノイズに対し、復帰後に元の動作状態に戻るという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電子機器の
概略構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態における電子機器の具体的な構成
を示す回路図
【図3】従来の記憶手段を有する電子式炊飯器の回路図
【符号の説明】
1 温度センサ 2 温度検出手段 3 開始スイッチ 4 取消スイッチ 5 基準電圧 6 比較手段 7 ヒータ通電手段 8 復帰回路 9 電源回路 10 炊飯回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器への商用電源供給が一時停止され、
    その後再び商用電源が供給された際に、前記機器を元の
    動作状態に戻すための復帰回路を有する電子機器であっ
    て、前記復帰回路は、直流電源に接続された抵抗とトラ
    ンジスタのベースの中点が比較手段の+側に接続される
    とともに、前記比較手段の−側は基準電圧に接続され、
    前記比較手段の出力を前記トランジスタのエミッタにダ
    イオードを介して接続し、前記トランジスタのコレクタ
    に接続されたコンデンサと、一方が前記コンデンサとコ
    レクタの中点に接続され、他方が前記直流電源と直列に
    接続された前記機器を操作するためのスイッチとからな
    ることを特徴とする電子機器。
JP24504797A 1997-09-10 1997-09-10 電子機器 Expired - Fee Related JP3552483B2 (ja)

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