JPH1174612A - 光半導体素子収納用パッケージ - Google Patents
光半導体素子収納用パッケージInfo
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- JPH1174612A JPH1174612A JP23122397A JP23122397A JPH1174612A JP H1174612 A JPH1174612 A JP H1174612A JP 23122397 A JP23122397 A JP 23122397A JP 23122397 A JP23122397 A JP 23122397A JP H1174612 A JPH1174612 A JP H1174612A
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Abstract
照射されて誤通信を招来する。 【解決手段】上面中央部に光半導体素子の載置部1a
が、外周部に前記載置部1aを囲繞する枠部2を設けた
基体1と、前記枠部2を貫通するように設けられ、内部
に光ファイバー8が挿通される貫通穴6と、前記枠部2
の上面に取着され、該枠部2の内側を塞ぐ蓋体3とから
成る光半導体素子収納用パッケージであって、前記容器
の内表面に反射防止膜10を被着させた。
Description
するための光半導体素子収納用パッケージに関するもの
である。
信号に変換するレーザーダイオード等の光半導体素子を
収容するための光半導体素子収納用パッケージは、図2
に示すように、酸化アルミニウム質焼結体やエポキシ樹
脂等の電気絶縁材料から成り、その上面の略中央部に光
半導体素子Sを載置するための載置部21aを有し、か
つ上面外周部に貫通穴23を設けた枠部22を有する基
体21と、該基体21の枠部22に設けた貫通穴23に
挿通され、ガラス、樹脂等の接着材24を介して取着固
定されている略筒状の光ファイバー固定用部材25と、
前記基体21の枠部22に両端が枠部22の内外部に突
出するように取着され、枠部22の外側に突出する一端
が外部電気回路に接続される複数個のリード部材26
と、前記基体21の枠部22上面に封止材を介して取着
され枠部22の内側を気密に封止する蓋体27とから構
成されており、筒状の光ファイバー固定用部材25内部
に光ファイバー28を挿通させるとともに接着材を介し
て固定し、次に前記基体21の載置部21a上にシリコ
ンから成る光伝送モジュール基板29に実装された光半
導体素子Sを載置固定するとともに光半導体素子Sの各
電極をリード部材26にボンディングワイヤ等の電気的
接続手段30を介して電気的に接続させ、しかる後、枠
部22の上面に蓋体27を封止材を介して接合し、枠部
22を有する基体21と蓋体27とから成る容器内部に
光半導体素子Sを気密に収容することによって製品とし
て光半導体装置が完成する。
ード部材26を介して外部電気回路から供給される電気
信号を印加し、光半導体素子Sに光信号を励起させると
ともに該励起した光信号を光ファイバー28に伝達させ
ることによって光通信に使用される。
基体21は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体から成
る場合には、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネ
シウム、酸化カルシウム等のセラミック原料粉末に有機
バインダー、溶剤等を添加混合して泥漿物を作るととも
に該泥漿物をドクターブレード法やカレンダーロール法
等によりシート状に成形してセラミックグリーンシート
を得、しかる後、前記セラミックグリーンシートに所定
の打ち抜き加工を施すとともに複数枚積層し、約150
0℃の高温で焼成することによって製作され、またエポ
キシ樹脂等の有機樹脂で形成される場合には、トランス
ファモールド法を採用することによって、具体的には所
定金型内にビスフェノールA型、0- クレーゾルノボラ
ック型等のエポキシ樹脂と、シリカ、アルミナ等の充填
材(フィラー)と、その他の硬化剤、可とう化剤、難燃
化助剤、着色剤、離型剤等から成るタブレット状に成形
されたエポキシ樹脂の原料粉末を注入するとともにこれ
を150℃〜200℃の温度で熱硬化させることによっ
て製作される。
来の光半導体素子収納用パッケージにおいては、枠部2
2を有する基体21と蓋体27とから成る容器の内表面
が平坦で、光を反射し易いことから光半導体素子Sにリ
ード部材26を介して外部電気回路から供給される電気
信号を印加し、光半導体素子Sに光信号を励起させると
ともに該励起した光信号を光ファイバー28に伝達させ
る際、光半導体素子Sの励起した光信号の一部が容器の
内表面で反射を繰り返して光ファイバーに入射され、そ
の結果、光ファイバーは誤った光信号を伝達して誤通信
を招来するという欠点を有していた。
で、その目的は光半導体素子が励起する光信号を光ファ
イバーに正確に伝達させ、極めて正確な光通信を行うこ
とができる光半導体素子収納用パッケージを提供するこ
とにある。
光半導体素子の載置部が、外周部に前記載置部を囲繞す
る枠部を設けた基体と、前記枠部を貫通するように設け
られ、内部に光ファイバーが挿通される貫通穴と、前記
枠部の上面に取着され、該枠部の内側を塞ぐ蓋体とから
成り、枠部を有する基体と蓋体とで形成される容器の内
部に光半導体素子を気密に収容するようになした光半導
体素子収納用パッケージであって、前記容器の内表面に
反射防止膜を形成したことを特徴とするものである。
が4.0乃至1.0の範囲で、屈折率が異なる複数の層
を積層して形成したことを特徴とするものである。
成る第1層と、酸化セリウムから成る第2層と、フッ化
マグネシウムから成る第3層を順次積層して形成されて
いることを特徴とするものである。
よれば、上面外周部に枠部を有する基体と蓋体とから成
る容器の内表面に反射防止膜を被着させたことから光半
導体素子に外部電気回路から供給される電気信号を印加
し、光半導体素子に光信号を励起させるとともに該励起
した光信号を光ファイバーに伝達させて光通信を行う
際、光半導体素子の励起した光信号はその一部が容器の
内表面に照射されたとしてもその光信号は容器の内表面
に被着されている反射防止膜で吸収されて反射すること
はなく、その結果、光ファイバーに入射される光信号は
光半導体素子から直接照射される光信号のみとなり、こ
れによって光ファイバーは誤った光信号を伝達すること
はなく、極めて正確な光通信を行うことが可能となる。
細に説明する。図1は、本発明の光半導体素子収納用パ
ッケージの一実施例を示し、1は基体、2は基体1の上
面外周部に形成された枠部、3は蓋体である。この枠部
2を有する基体1と蓋体3とで内部に光半導体素子Sを
収容するための容器が構成される。
めの支持部材として作用し、その上面の略中央部に光半
導体素子Sを載置するための載置部1aを有しており、
この載置部1a上にはシリコン等により形成された光伝
送モジュール基板Lに実装された光半導体素子Sが載置
固定される。
半導体素子Sが載置される載置部1aを囲繞するように
して枠部2が形成されており、該枠部2はその内側に光
半導体素子Sを収容するための空所を形成する作用をな
す。
酸化アルミニウム質焼結体やエポキシ樹脂等の電気絶縁
材料から成り、例えば、酸化アルミニウム質焼結体から
成る場合には、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグ
ネシウム、酸化カルシウム等のセラミック原料粉末に有
機バインダー、溶剤等を添加混合して泥漿物を作るとと
もに該泥漿物をドクターブレード法やカレンダーロール
法等によりシート状に成形してセラミックグリーンシー
トを得、しかる後、前記セラミックグリーンシートに所
定の打ち抜き加工を施すとともに複数枚積層し、約15
00℃の高温で焼成することによって製作され、またエ
ポキシ樹脂等の有機樹脂で形成される場合には、トラン
スファモールド法を採用することによって、具体的には
所定金型内にビスフェノールA型、0- クレーゾルノボ
ラック型等のエポキシ樹脂と、シリカ、アルミナ等の充
填材(フィラー)と、その他の硬化剤、可とう化剤、難
燃化助剤、着色剤、離型剤等から成るタブレット状に成
形されたエポキシ樹脂の原料粉末を注入するとともにこ
れを150℃〜200℃の温度で熱硬化させることによ
って製作される。
体1をエポキシ樹脂等の有機樹脂で形成すると該エポキ
シ樹脂等の有機樹脂は耐衝撃性に優れていることから枠
部2を有する基体1に外部より衝撃力が印加されても枠
部2を有する基体1にクラックや割れ等が発生すること
はなく、その結果、枠部2を有する基体1と蓋体3とか
ら成る容器の気密封止の信頼性が大きく向上し、容器内
部に収容する光半導体素子Sを長期間にわたり正常、か
つ安定に作動させることができる。
樹脂等の有機樹脂で形成する場合、該有機樹脂は一般に
耐湿性に劣るため内部に、表面に半径が10乃至100
オングストロームの細孔を有する吸湿材を1.0乃至5
0重量%含有させておくと大気中に含まれる水分が枠部
2を有する基体1を介して内部に侵入しようとしてもそ
の侵入は吸湿材によって有効に阻止され、その結果、内
部に侵入した水分によって光半導体素子Sの電極や後述
するボンディングワイヤ等の電気的接続手段5、或いは
外部リード端子4に酸化腐蝕が発生することはなく、光
半導体素子Sを常に正常、かつ安定に作動させることが
可能となる。従って、前記枠部2を有する基体1はその
内部に、表面に半径が10乃至100オングストローム
の細孔を有する吸湿材を1乃至50重量%含有させてお
くことが好ましい。
等の有機樹脂で形成し、内部に吸湿材を含有させる場
合、エポキシ樹脂の原料粉末をトランスファモールドす
ることによって枠部2を有する基体1を形成する際、エ
ポキシ樹脂の原料粉末に予め球状のシリカ粒子等から成
る吸湿材を所定量含有させておくことによって枠部2を
有する基体1の内部に含有される。
樹脂等の有機樹脂で形成し、内部に吸湿材を含有させて
おく場合、吸湿材表面の細孔半径が10オングストロー
ム未満であると基体1に侵入した水分を吸湿材に完全に
吸着させることが困難となり、また100オングストロ
ームを超えると吸湿材の比重が軽くなり、吸湿材を枠部
2を有する基体1の全体に分散含有させるのが困難とな
る。従って、前記枠部2を有する基体1の内部に吸湿材
を含有させておく場合、吸湿材表面の細孔半径は10オ
ングストローム〜100オングストロームの範囲として
おくことが好ましい。
キシ樹脂等の有機樹脂で形成し、内部に吸湿材を含有さ
せておく場合、吸湿材の含有量が1重量%未満であると
枠部2を有する基体1における水分の通過が有効に阻止
されず、また50重量%を超えるとエポキシ樹脂の原料
粉末をトランスファモールドすることによって枠部2を
有する基体1を形成する際、エポキシ樹脂の流れ性が悪
くなって所望形状の枠部2を有する基体1が得られなく
なる危険性がある。従って、前記枠部2を有する基体1
の内部に吸湿材を含有させておく場合、吸湿材の含有量
は1乃至50重量%の範囲としておくことが好ましい。
枠部2の内外に突出する複数個のリード部材4が固定し
てあり、該リード部材4の枠部2内側に突出する領域に
光半導体素子Sの各電極をボンディングワイヤ等の電気
的接続手段5を介して接続させ、枠部2の外側に突出す
る領域を外部電気回路に電気的に接続させれば光半導体
素子Sの各電極はリード部材4を介し外部電気回路に電
気的に接続されることとなる。
が酸化アルミニウム質焼結体から成る場合にはタングス
テン、モリブデン等の金属から成り、該金属粉末に有機
溶剤、溶媒を添加混合して得た金属ペーストを基体1と
なるセラミックグリーンシートにスクリーン印刷法等に
より予め所定パターンに印刷塗布しておくことによって
枠部2の内側から外側にかけて形成され、また枠部2を
有する基体1がエポキシ樹脂等の有機樹脂から成る場合
には鉄ーニッケルーコバルト合金や鉄ーニッケル合金等
の金属板から成り、枠部2を有する基体1をトランスフ
ァモールド法により形成する際に予め金型内の所定位置
にリード部材4をセットしておくことによって枠部2の
所定位置に両端を枠部2の内外部に突出させた状態で一
体的に取着される。
面に良導電性で耐蝕性に優れ、かつロウ材と濡れ性の良
いニッケルや金等の金属をめっき法により所定厚み(1
〜20μm)に被着させておくと、リード部材4の酸化
腐蝕を有効に防止することができるとともにリード部材
4とボンディングワイヤ等の電気的接続手段5との接続
及びリード部材4と外部電気回路との接続を信頼性の高
いものとなすことができる。従って、前記リード部材4
はその露出する外表面に良導電性で耐蝕性に優れ、かつ
ロウ材と濡れ性の良いニッケルや金等の金属をめっき法
により1〜20μmの厚みに被着させてることが好まし
い。
する貫通穴6が形成されており、該貫通穴6には筒状の
光ファイバー固定用部材7が一端を枠部2の内側に、他
端を枠部2の外側に突出させた状態で取着されている。
ファイバー8の先端を光半導体素子Sに対向させた状態
で固定する作用をなし、その内部に光ファイバー8が該
光ファイバー8の先端を光半導体素子Sと対向するよう
に挿通され、しかる後、光ファイバー8の外表面に被着
された保護部材と光ファイバー固定用部材7の内表面と
を接着材9を介し接着することによって光ファイバー8
はその先端が光半導体素子Sと対向した状態で筒状の光
ファイバー固定用部材6に固定される。
例えば、鉄ーニッケルーコバルト合金や鉄ーニッケル合
金等の金属材料から成り、鉄ーニッケルーコバルト合金
等に従来周知の圧延加工法やプレス成形法等の金属加工
を施すことによって内径がφ1.0mm、外形がφ2.
0mm程度の筒状に製作される。
着される貫通穴6は枠部2にドリルやレーザーを用いた
穴開け加工を施すことによって、或いは枠部2を有する
基体1を形成する際に予め金型を工夫しておいたり、グ
リーンシートの所定位置に予め穴開け加工を施しておく
ことによって枠部2の所定位置に所定形状に形成され
る。
はその露出表面に耐蝕性に優れたニッケル、金等から成
るめっき金属層が所定厚み(1〜20μm)に被着され
ており、該めっき金属層によって光ファイバー固定用部
材7は酸化腐蝕するのが有効に防止されている。
バー8が挿通固定されており、該光ファイバー8は光半
導体素子Sが発する光信号を外部に伝達するための光信
号の伝達路として作用する。
枠部2上には有機樹脂等から成る封止材を介して蓋体3
が接合され、該蓋体3で枠部2の内側を塞ぐことよって
枠部2を有する基体1と蓋体3とで構成される容器内に
光半導体素子Sが気密に収容される。
鉄ーニッケルーコバルト合金や鉄ーニッケル合金等の金
属材料から成り、従来周知の形成方法によって所定の板
状に形成される。
蓋体3とから成る容器は更にその内表面に反射防止膜1
0が被着されており、該反射防止膜10は光半導体素子
Sの励起した光信号が容器の内表面で反射するのを防止
する作用をなし、これによって光半導体素子Sにリード
部材4を介して外部電気回路から供給される電気信号を
印加し、光半導体素子Sに光信号を励起させるとともに
該励起した光信号を光ファイバー8に伝達させて光通信
を行う際、光半導体素子Sの励起した光信号はその一部
が容器の内表面に照射されたとしてもその光信号は容器
の内表面に被着されている反射防止膜10で吸収されて
反射することはなく、その結果、光ファイバー8に入射
される光信号は光半導体素子Sから直接照射される光信
号のみとなり、光ファイバー8は誤った光信号を伝達す
ることはなく、極めて正確な光通信を行うことが可能と
なる。
なる複数の層を積層して形成し、且つ各々の層の屈折率
を4.0乃至1.0の範囲としておくと該反射防止膜1
0は容器の内表面に照射された光半導体素子Sからの光
信号を極めて効率よく吸収し、光半導体素子Sからの光
信号が容器の内表面で反射されて光ファイバー8に照射
されるのを有効に防止することが可能となる。従って、
前記反射防止膜10は各々の屈折率が異なる複数の層を
積層して形成し、且つ各々の層の屈折率を4.0乃至
1.0の範囲としておくことが好ましい。特に、反射防
止膜10として屈折率が3.3のシリコンから成る第1
層と、屈折率が2.2の酸化セリウムから成る第2層
と、屈折率が1.35のフッ化マグネシウムから成る第
3層を順次積層して形成すると容器の内表面に向かって
照射された光半導体素子Sからの光信号は反射防止膜1
0のシリコンから成る第1層と、酸化セリウムから成る
第2層と、フッ化マグネシウムから成る第3層の間で反
射するとともに吸収を受け、光半導体素子Sからの光信
号が容器の内表面で反射されて光ファイバー8に照射さ
れることは殆どなくなる。
グ法等を採用することによって容器の内表面に被着さ
れ、反射防止膜10をシリコンから成る第1層と、酸化
セリウムから成る第2層と、フッ化マグネシウムから成
る第3層とで形成する際には容器の内表面にスパッタリ
ング法等によりまずシリコンを厚さ100nmに被着さ
せ、次いで酸化セリウムを厚さ150nm、フッ化マグ
ネシウムを厚さ245nmに順次被着させることによっ
て形成される。
ケージによれば、基体1の載置部1aに光伝送モジュー
ル基板Lに実装させた光半導体素子Sを載置固定させる
とともに光半導体素子Sの各電極を所定のリード部材4
にボンディングワイヤ等の電気的接続手段5を介して電
気的に接続し、次に筒状の光ファイバー固定用部材7の
内部に光ファイバー8を挿通させ、その先端を光半導体
素子Sと対向するようにして接着材により固定し、しか
る後、枠部2の上面に蓋体3を封止材を介して接合さ
せ、枠部2を有する基体1と蓋体3とから成る容器内部
に光半導体素子Sを気密に収容することによって製品と
しての光半導体装置が完成する。
ード部材4を介して外部電気回路から供給される電気信
号を印加し、光半導体素子Sに光信号を励起させるとと
もに該励起した光を光ファイバー8に伝達させることに
よって光通信に使用される。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば
種々の変更は可能であり、例えば、容器の内側に突出す
る光ファイバー固定用部材7の表面、或いは容器の内側
に突出するリード部材4の表面(但し、電気的接続手段
が接続される領域を除く)にも反射防止膜10を被着さ
せておくと光半導体素子Sが励起した光信号が光ファイ
バー固定用部材7やリード部材4の表面で反射し、これ
が光ファイバー8に照射されて誤通信を起こすのを有効
に防止することができる。
によれば、上面外周部に枠部を有する基体と蓋体とから
成る容器の内表面に反射防止膜を被着させたことから光
半導体素子に外部電気回路から供給される電気信号を印
加し、光半導体素子に光信号を励起させるとともに該励
起した光信号を光ファイバーに伝達させて光通信を行う
際、光半導体素子の励起した光信号はその一部が容器の
内表面に照射されたとしてもその光信号は容器の内表面
に被着されている反射防止膜で吸収されて反射すること
はなく、その結果、光ファイバーに入射される光信号は
光半導体素子から直接照射される光信号のみとなり、こ
れによって光ファイバーは誤った光信号を伝達すること
はなく、極めて正確な光通信を行うことが可能となる。
施例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】上面中央部に光半導体素子の載置部が、外
周部に前記載置部を囲繞する枠部を設けた基体と、前記
枠部を貫通するように設けられ、内部に光ファイバーが
挿通される貫通穴と、前記枠部の上面に取着され、該枠
部の内側を塞ぐ蓋体とから成り、枠部を有する基体と蓋
体とで形成される容器の内部に光半導体素子を気密に収
容するようになした光半導体素子収納用パッケージであ
って、前記容器の内表面に反射防止膜を形成したことを
特徴とする光半導体素子収納用パッケージ。 - 【請求項2】前記反射防止膜は、屈折率の異なる複数の
層を積層して形成されており、且つ各々の層はその屈折
率が4.0乃至1.0の範囲であることを特徴とする請
求項1に記載の光半導体素子収納用パッケージ。 - 【請求項3】前記反射膜はシリコンから成る第1層と、
酸化セリウムから成る第2層とフッ化マグネシウムから
成る第3層を順次積層して形成したことを特徴とする請
求項2に記載の光半導体素子収納用パッケージ。
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---|---|---|---|
JP23122397A JP3660790B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 光半導体素子収納用パッケージ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23122397A JP3660790B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 光半導体素子収納用パッケージ |
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JPH1174612A true JPH1174612A (ja) | 1999-03-16 |
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ID=16920256
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---|---|---|---|
JP23122397A Expired - Lifetime JP3660790B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 光半導体素子収納用パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3660790B2 (ja) |
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