JPH1171052A - シート積載システム - Google Patents
シート積載システムInfo
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- JPH1171052A JPH1171052A JP10189527A JP18952798A JPH1171052A JP H1171052 A JPH1171052 A JP H1171052A JP 10189527 A JP10189527 A JP 10189527A JP 18952798 A JP18952798 A JP 18952798A JP H1171052 A JPH1171052 A JP H1171052A
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- JP
- Japan
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- sheet
- disk
- finger
- rotatable
- fingers
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/38—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by movable piling or advancing arms, frames, plates, or like members with which the articles are maintained in face contact
- B65H29/40—Members rotated about an axis perpendicular to direction of article movement, e.g. star-wheels formed by S-shaped members
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/42—Piling, depiling, handling piles
- B65H2301/421—Forming a pile
- B65H2301/4212—Forming a pile of articles substantially horizontal
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/512—Changing form of handled material
- B65H2301/5122—Corrugating; Stiffening
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2404/00—Parts for transporting or guiding the handled material
- B65H2404/60—Other elements in face contact with handled material
- B65H2404/65—Other elements in face contact with handled material rotating around an axis parallel to face of material and perpendicular to transport direction, e.g. star wheel
- B65H2404/651—Other elements in face contact with handled material rotating around an axis parallel to face of material and perpendicular to transport direction, e.g. star wheel having at least one element, e.g. stacker/inverter
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H2404/655—Means for holding material on element
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大判シートおよび薄いシートを確実に裏返
し、積載することができる機構を提供する。 【解決手段】 ディスクタイプ裏返し積載ユニット10
は回転可能なフィンガ20を有し、このフィンガ20の
内側表面により画定されたスロット18内にシートの少
なくとも前縁部分を一時的に保持して、再生出力装置よ
り出力された印刷済みシートを積載トレイ上12に裏返
して積載する。シート波形状形成部材42は、前記フィ
ンガから間隔をおいて位置し、これらはインターディジ
タルな構造をとる。シート波形状形成部材42の外側表
面は、前記フィンガ20の内側表面よりわずかに半径方
向に突出している。これによって、シートは反らされ、
シート後続部分が垂れ下がったループを形成することが
防止される。
し、積載することができる機構を提供する。 【解決手段】 ディスクタイプ裏返し積載ユニット10
は回転可能なフィンガ20を有し、このフィンガ20の
内側表面により画定されたスロット18内にシートの少
なくとも前縁部分を一時的に保持して、再生出力装置よ
り出力された印刷済みシートを積載トレイ上12に裏返
して積載する。シート波形状形成部材42は、前記フィ
ンガから間隔をおいて位置し、これらはインターディジ
タルな構造をとる。シート波形状形成部材42の外側表
面は、前記フィンガ20の内側表面よりわずかに半径方
向に突出している。これによって、シートは反らされ、
シート後続部分が垂れ下がったループを形成することが
防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクタイプ裏
返し積載装置の改良に関し、特に大判シートや薄いシー
トなどの積み重ねの改良に関する。
返し積載装置の改良に関し、特に大判シートや薄いシー
トなどの積み重ねの改良に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】開示
されるシステムは、簡単かつ低コストであるにもかかわ
らず、ディスクタイプ裏返し積載装置のシステムにおけ
る重要な問題点を克服する。重要な問題とは、長く柔ら
かい、すなわち梁としての強度が低いシートを適切に積
載するという問題であり、前記の梁としての強度が低い
シートとは、例えば大きなシートや、薄いシートや横目
の紙(short grain paper)のシートがこれに相当す
る。そのような大判シートや薄いシートは、シートの後
端領域が、積載トレイ上に完全に平らに伸び出るのでは
なく、出力トレイの中で先行するシートの前縁部分の上
に崩落してその上にループを形成し、積載障害を起こす
可能性がある。このような積み重ね不良(miss-stackin
g)は、後続するシートがプリンタやコピー機から裏返
し積載装置へ出力されるのを妨げる。
されるシステムは、簡単かつ低コストであるにもかかわ
らず、ディスクタイプ裏返し積載装置のシステムにおけ
る重要な問題点を克服する。重要な問題とは、長く柔ら
かい、すなわち梁としての強度が低いシートを適切に積
載するという問題であり、前記の梁としての強度が低い
シートとは、例えば大きなシートや、薄いシートや横目
の紙(short grain paper)のシートがこれに相当す
る。そのような大判シートや薄いシートは、シートの後
端領域が、積載トレイ上に完全に平らに伸び出るのでは
なく、出力トレイの中で先行するシートの前縁部分の上
に崩落してその上にループを形成し、積載障害を起こす
可能性がある。このような積み重ね不良(miss-stackin
g)は、後続するシートがプリンタやコピー機から裏返
し積載装置へ出力されるのを妨げる。
【0003】さらに背景として、静電写真式及び他形式
のコピー機及びプリンタあるいは多機能装置のような再
生装置においては、物理的画像を担うシートの自動的で
信頼できる取り扱いがますます重要である。特に、シー
トの印刷と出力が無人で行われるかもしれない共用ある
いはネットワーク印刷システムに対しては重要である。
周知の典型的なディスクタイプ裏返し積載装置において
は、引用される参考文献または他の参考文献に図示し説
明したように、印刷されたコピーシートは、プリンタあ
るいはコピー機(IOT)の出力からディスクタイプ裏
返し積載装置やフィニッシャの出力ユニットのシート入
口の中へ連続的に供給される。通常このようなディスク
タイプ出力ユニットにおいて、間隔をおいて位置する複
数の半円柱形のディスクフィンガはシート受取スロット
を有するか、あるいはこれが形成されている。これらの
スロットへの入口は、次に入ってくるシートの前縁がこ
れらのディスクスロットに供給されるように、通常初期
状態では出力ユニットの最上部に位置する。ディスクス
ロットは、シート裏返しのためにスロット中のシートの
少なくとも前縁領域を一時的に保持する。これらのフィ
ンガを有するディスクは約180度回転され、その中の
シートの前縁を回転させて、これにディスクユニット下
の位置合わせエッジを係合させる。これは、ディスクス
ロットからシートを取り去り、(今裏返しされた)シー
トを対応する出力積載トレイ上に積み重ねるためになさ
れる。
のコピー機及びプリンタあるいは多機能装置のような再
生装置においては、物理的画像を担うシートの自動的で
信頼できる取り扱いがますます重要である。特に、シー
トの印刷と出力が無人で行われるかもしれない共用ある
いはネットワーク印刷システムに対しては重要である。
周知の典型的なディスクタイプ裏返し積載装置において
は、引用される参考文献または他の参考文献に図示し説
明したように、印刷されたコピーシートは、プリンタあ
るいはコピー機(IOT)の出力からディスクタイプ裏
返し積載装置やフィニッシャの出力ユニットのシート入
口の中へ連続的に供給される。通常このようなディスク
タイプ出力ユニットにおいて、間隔をおいて位置する複
数の半円柱形のディスクフィンガはシート受取スロット
を有するか、あるいはこれが形成されている。これらの
スロットへの入口は、次に入ってくるシートの前縁がこ
れらのディスクスロットに供給されるように、通常初期
状態では出力ユニットの最上部に位置する。ディスクス
ロットは、シート裏返しのためにスロット中のシートの
少なくとも前縁領域を一時的に保持する。これらのフィ
ンガを有するディスクは約180度回転され、その中の
シートの前縁を回転させて、これにディスクユニット下
の位置合わせエッジを係合させる。これは、ディスクス
ロットからシートを取り去り、(今裏返しされた)シー
トを対応する出力積載トレイ上に積み重ねるためになさ
れる。
【0004】このディスクタイプの裏返し積み重ねシス
テムは、ディスクフィンガスロットに完全に適合しない
シートの残りの部分は裏返しにされ、この同じ回転動作
中に積載トレイ上に平らに落下することを前提とする。
しかしながら、このことは上述のように、十分に長かっ
たり薄かったりする紙のシートを取り扱う場合では、常
に起きるとは限らない。このシートの前縁がスロットの
端までディスクスロットの中に完全に供給された後で
も、長いシートの供給を必然的に継続しているプリンタ
またはコピー機は、大判のシートの後続領域部分で大き
いループを形成することができ、図3の例に示すよう
に、それはトレイの上に垂れ下がっている。このシート
の前縁がディスクフィンガから解放されると、そのルー
プはトレイの上にゆっくりと平らに伸び出て来るであろ
う。しかしそうならずに、図4の積載障害の例で示した
ように、それはシートの後端領域をスタックの前部に直
接落下させるかもしれない。その積載障害モードにおい
て、シートは、整列されたシートではなく、スタックの
上にループを形成する。すなわち大判のシートの後端
は、スタックの上流部分、その同じシートの前の部分の
上に図に示すように崩落し、積載障害を起こす。
テムは、ディスクフィンガスロットに完全に適合しない
シートの残りの部分は裏返しにされ、この同じ回転動作
中に積載トレイ上に平らに落下することを前提とする。
しかしながら、このことは上述のように、十分に長かっ
たり薄かったりする紙のシートを取り扱う場合では、常
に起きるとは限らない。このシートの前縁がスロットの
端までディスクスロットの中に完全に供給された後で
も、長いシートの供給を必然的に継続しているプリンタ
またはコピー機は、大判のシートの後続領域部分で大き
いループを形成することができ、図3の例に示すよう
に、それはトレイの上に垂れ下がっている。このシート
の前縁がディスクフィンガから解放されると、そのルー
プはトレイの上にゆっくりと平らに伸び出て来るであろ
う。しかしそうならずに、図4の積載障害の例で示した
ように、それはシートの後端領域をスタックの前部に直
接落下させるかもしれない。その積載障害モードにおい
て、シートは、整列されたシートではなく、スタックの
上にループを形成する。すなわち大判のシートの後端
は、スタックの上流部分、その同じシートの前の部分の
上に図に示すように崩落し、積載障害を起こす。
【0005】ここに開示するシステムは、そのような大
判のシートや薄いシートに対する上記及び他の積み重ね
の問題点を克服する。
判のシートや薄いシートに対する上記及び他の積み重ね
の問題点を克服する。
【0006】
【発明の概要】以下に実施形態で開示するように、シー
トに、その処理方向に延びる長い波形状をを形成する簡
単で特別な波形状形成ユニットが、ディスクタイプ積載
ユニットに搭載されてもよい。その長い波形状と、その
結果生ずる局部的な梁強度の増加は、上に説明した図3
の例のようにスタックにかぶさるように垂れ下がっては
み出すのではなく、シートの後続部分のループをより高
く上に向けて形成させる。すなわち図1の例に示すよう
に、ディスクタイプの積載装置上方にループを形成させ
る。すなわち、この波形状形成ユニットは、処理方向に
ディスクスロットよりずっと長い、薄いシートに対して
さえも、より垂直に向かった後続部分を形成する。上に
述べたように、この波形状形成ユニットは、そのより高
い位置からと、より大きい有効半径周りの大幅に増加し
た運動量によってシートの後端部分をトレイへと落下さ
せることと、さらにこの増加した運動量は、非常に大き
く柔らかいシートでさえももっとうまく出力トレイの上
に適切に積み重ねて平らに伸び出させることが発見され
た。
トに、その処理方向に延びる長い波形状をを形成する簡
単で特別な波形状形成ユニットが、ディスクタイプ積載
ユニットに搭載されてもよい。その長い波形状と、その
結果生ずる局部的な梁強度の増加は、上に説明した図3
の例のようにスタックにかぶさるように垂れ下がっては
み出すのではなく、シートの後続部分のループをより高
く上に向けて形成させる。すなわち図1の例に示すよう
に、ディスクタイプの積載装置上方にループを形成させ
る。すなわち、この波形状形成ユニットは、処理方向に
ディスクスロットよりずっと長い、薄いシートに対して
さえも、より垂直に向かった後続部分を形成する。上に
述べたように、この波形状形成ユニットは、そのより高
い位置からと、より大きい有効半径周りの大幅に増加し
た運動量によってシートの後端部分をトレイへと落下さ
せることと、さらにこの増加した運動量は、非常に大き
く柔らかいシートでさえももっとうまく出力トレイの上
に適切に積み重ねて平らに伸び出させることが発見され
た。
【0007】ここに開示されたシステムは、欧州でのコ
ピー及び印刷に関する特有の問題である大判の欧州A3
サイズの横目の紙(short grain paper)を相対湿度8
0%で、また米国の11×17サイズのシートを短縁を
先にして供給して積み重ねることにさえ成功した。さら
に、このような大判の薄いシートに対するシート積み重
ねの位置合わせ、あるいは積み重ねの「直角度」(シー
トの傾斜の低減)は、ここに開示された特別な波形状形
成ユニットにより、大幅に改良されている。
ピー及び印刷に関する特有の問題である大判の欧州A3
サイズの横目の紙(short grain paper)を相対湿度8
0%で、また米国の11×17サイズのシートを短縁を
先にして供給して積み重ねることにさえ成功した。さら
に、このような大判の薄いシートに対するシート積み重
ねの位置合わせ、あるいは積み重ねの「直角度」(シー
トの傾斜の低減)は、ここに開示された特別な波形状形
成ユニットにより、大幅に改良されている。
【0008】ディスクタイプ裏返し積載装置のような裏
返し機構を有する出力積載モジュールは本質的に周知で
あり、本明細書において詳細に説明する必要はない。そ
の例には、1995年4月25日付けで、レイモンド
A.ナラモア及びウィリアムE.クラマーに付与された
ゼロックス社の米国特許第5,409,202号(D/
93678)及び、その中に引用された他の技術を含
む。このような裏返し積載装置は例えば、プリンタから
印刷された表面を上にしてシートを受け入れるのに、あ
るいは、ページ順に正しく揃えられた出力セットすなわ
ち出力トレイから取り上げられた時に1からNの番号順
のセットを提供するように1からNのページ番号順にそ
れらのシートを表面を下にして積み重ねるのに有用であ
る。あるいは、第2ページあるいは偶数ページ面が下向
きに印刷される両面印刷シートのために有用である。さ
らに本裏返し積載装置は、異なる印刷モードに対して表
面を上にした積載、あるいは表面を下にした積載の間で
の選択を提供するための、またはプリンタ内蔵の裏返し
機構を避けるための、非裏返し出力積載トレイを提供す
るシステムにおいて、自動的に選択可能な出力トレイを
提供するシステムの一部であってもよい。内蔵裏返し機
構は、容易に外部からアクセス可能なディスクタイプ積
載ユニットよりも、機械故障の場合にシートを取り除く
ことが難しいかもしれない。このようなディスクタイプ
裏返し積載装置において、シート搬送スロットを画定す
るフィンガは、回転するディスクの外縁の一部を成しそ
の間のスロットを画定するか、あるいは、それに対して
旋回軸状に実装され、フィンガの中で画定されるスロッ
トを有するかのいずれかであり得ることは注目されるべ
きである。
返し機構を有する出力積載モジュールは本質的に周知で
あり、本明細書において詳細に説明する必要はない。そ
の例には、1995年4月25日付けで、レイモンド
A.ナラモア及びウィリアムE.クラマーに付与された
ゼロックス社の米国特許第5,409,202号(D/
93678)及び、その中に引用された他の技術を含
む。このような裏返し積載装置は例えば、プリンタから
印刷された表面を上にしてシートを受け入れるのに、あ
るいは、ページ順に正しく揃えられた出力セットすなわ
ち出力トレイから取り上げられた時に1からNの番号順
のセットを提供するように1からNのページ番号順にそ
れらのシートを表面を下にして積み重ねるのに有用であ
る。あるいは、第2ページあるいは偶数ページ面が下向
きに印刷される両面印刷シートのために有用である。さ
らに本裏返し積載装置は、異なる印刷モードに対して表
面を上にした積載、あるいは表面を下にした積載の間で
の選択を提供するための、またはプリンタ内蔵の裏返し
機構を避けるための、非裏返し出力積載トレイを提供す
るシステムにおいて、自動的に選択可能な出力トレイを
提供するシステムの一部であってもよい。内蔵裏返し機
構は、容易に外部からアクセス可能なディスクタイプ積
載ユニットよりも、機械故障の場合にシートを取り除く
ことが難しいかもしれない。このようなディスクタイプ
裏返し積載装置において、シート搬送スロットを画定す
るフィンガは、回転するディスクの外縁の一部を成しそ
の間のスロットを画定するか、あるいは、それに対して
旋回軸状に実装され、フィンガの中で画定されるスロッ
トを有するかのいずれかであり得ることは注目されるべ
きである。
【0009】同様に、シートを波状にすることの物理的
性質は他の応用例から知られている。出力ローラ間で波
形状を形成するシートを裏返さない大型の文書再積載シ
ステムの一例は、1984年9月4日にF・J・ロブ他
に付与されたゼロックス社の米国特許第4,469,3
19号(D/82231)である。シートを裏返せるデ
ィスクタイプ積載装置として、「小さいシートのための
断続的なコルゲーション補助を有するディスクタイプス
タッカ装置」と題する1993年11月16日付けでポ
ール D.ケラー他に付与されたゼロックス社の米国特
許第5,261,655号(D/92653)(強調付
記)はここで特に重要である。
性質は他の応用例から知られている。出力ローラ間で波
形状を形成するシートを裏返さない大型の文書再積載シ
ステムの一例は、1984年9月4日にF・J・ロブ他
に付与されたゼロックス社の米国特許第4,469,3
19号(D/82231)である。シートを裏返せるデ
ィスクタイプ積載装置として、「小さいシートのための
断続的なコルゲーション補助を有するディスクタイプス
タッカ装置」と題する1993年11月16日付けでポ
ール D.ケラー他に付与されたゼロックス社の米国特
許第5,261,655号(D/92653)(強調付
記)はここで特に重要である。
【0010】本明細書において開示される実施形態の具
体的な特徴は、回転可能なフィンガの内側表面によって
画定されたシート搬送スロット内のシートの少なくとも
前縁部分を一時的に保持することにより、複写装置によ
り出力された印刷されたシートを積載トレイ上に連続的
に裏返して積み重ねるために、回転の軸線から半径方向
に延伸する複数の回転可能なフィンガを有するディスク
タイプ裏返し積載装置システムを提供することである。
改良点は、前記複数の回転可能なフィンガの少なくとも
2個から間隔を置いて位置し、しかもそれと間挿した少
なくとも1個のシート波形状形成部材を含み、前記積載
トレイ上への前記スロットの長さを超えたシートの改良
された前記裏返し及び積み重ねを提供するために、前記
シートが前記回転可能なフィンガによって画定された前
記スロット内にある間は、前記シートの前記前縁部分に
わずかに波形をつけるために前記シート波形状形成部材
は前記回転の軸線から前記回転可能なフィンガの前記内
側表面をわずかに半径方向に超えて半径方向に延伸する
少なくとも1個のシート波形状形成部材を含む。
体的な特徴は、回転可能なフィンガの内側表面によって
画定されたシート搬送スロット内のシートの少なくとも
前縁部分を一時的に保持することにより、複写装置によ
り出力された印刷されたシートを積載トレイ上に連続的
に裏返して積み重ねるために、回転の軸線から半径方向
に延伸する複数の回転可能なフィンガを有するディスク
タイプ裏返し積載装置システムを提供することである。
改良点は、前記複数の回転可能なフィンガの少なくとも
2個から間隔を置いて位置し、しかもそれと間挿した少
なくとも1個のシート波形状形成部材を含み、前記積載
トレイ上への前記スロットの長さを超えたシートの改良
された前記裏返し及び積み重ねを提供するために、前記
シートが前記回転可能なフィンガによって画定された前
記スロット内にある間は、前記シートの前記前縁部分に
わずかに波形をつけるために前記シート波形状形成部材
は前記回転の軸線から前記回転可能なフィンガの前記内
側表面をわずかに半径方向に超えて半径方向に延伸する
少なくとも1個のシート波形状形成部材を含む。
【0011】本明細書において開示されるさらに具体的
な特徴は、個々に、あるいは組み合わせて、次のものを
含む。すなわち、前記シート波形状形成部材は所定の位
置に固定され、前記回転可能なフィンガと共に回転しな
いもの、前記シート波形状形成部材は前記固定アーチ形
バッフルに搭載された前記回転可能なフィンガの半径方
向に内側に固定アーチ形バッフルをさらに具備するも
の、前記シート波形状形成部材は、2つの前記回転可能
なフィンガの間の前記固定されたアーチ形バッフルに搭
載され、それを巡って部分的に延伸し、しかし前記2個
の回転可能なフィンガの前記内側表面にわずかに半径方
向に外側に延伸する静止したアーチ形の幅の狭いフィン
ガ状の部材である前記回転可能なフィンガの半径方向の
内側に固定された半円柱形バッフルをさらに具備するも
の、または前記シート波形状形成部材は、前記スロット
の長さを超える前記シートが前記裏返し積載装置システ
ムの上に延伸する前記シート内でループを形成するよう
にしたものを含む。
な特徴は、個々に、あるいは組み合わせて、次のものを
含む。すなわち、前記シート波形状形成部材は所定の位
置に固定され、前記回転可能なフィンガと共に回転しな
いもの、前記シート波形状形成部材は前記固定アーチ形
バッフルに搭載された前記回転可能なフィンガの半径方
向に内側に固定アーチ形バッフルをさらに具備するも
の、前記シート波形状形成部材は、2つの前記回転可能
なフィンガの間の前記固定されたアーチ形バッフルに搭
載され、それを巡って部分的に延伸し、しかし前記2個
の回転可能なフィンガの前記内側表面にわずかに半径方
向に外側に延伸する静止したアーチ形の幅の狭いフィン
ガ状の部材である前記回転可能なフィンガの半径方向の
内側に固定された半円柱形バッフルをさらに具備するも
の、または前記シート波形状形成部材は、前記スロット
の長さを超える前記シートが前記裏返し積載装置システ
ムの上に延伸する前記シート内でループを形成するよう
にしたものを含む。
【0012】本明細書の説明において用語「シート(sh
eet)」は、予め裁断されているか、あるいは巻き取り
シートで供給され内部で裁断されるかにかかわらず、一
枚の通常薄い物理的なシート、プラスチック、あるいは
画像用の他の適当な物理的基板を指す。「コピーシー
ト」は「コピー」と省略され、あるいは「ハードコピ
ー」と呼ばれるかもしれない。「ジョブ」は一組の関連
する印刷物、すなわち、特定のユーザーからの一組の元
の文書あるいは電子文書のページ画像からコピーされ通
常ページ順に揃えられたコピーセットである。
eet)」は、予め裁断されているか、あるいは巻き取り
シートで供給され内部で裁断されるかにかかわらず、一
枚の通常薄い物理的なシート、プラスチック、あるいは
画像用の他の適当な物理的基板を指す。「コピーシー
ト」は「コピー」と省略され、あるいは「ハードコピ
ー」と呼ばれるかもしれない。「ジョブ」は一組の関連
する印刷物、すなわち、特定のユーザーからの一組の元
の文書あるいは電子文書のページ画像からコピーされ通
常ページ順に揃えられたコピーセットである。
【0013】通常あることだが、引用した技術を含む本
発明に追加的または代替的に使用可能な他の装置あるい
は応用例において、主題の装置の特有の構成要素あるい
はその代案に関して、このような構成要素のあるものは
それ自体が既知であることは十分理解されよう。本明細
書に引用されたすべての参考文献、及びさらにその参考
文献は、付加的あるいは代替的細部や特徴や技術的背景
の適切な教示に対して、適切である場合には参考文献と
してここに本明細書に包含されるものである。当業者に
とって公知のことはここで説明する必要はない。
発明に追加的または代替的に使用可能な他の装置あるい
は応用例において、主題の装置の特有の構成要素あるい
はその代案に関して、このような構成要素のあるものは
それ自体が既知であることは十分理解されよう。本明細
書に引用されたすべての参考文献、及びさらにその参考
文献は、付加的あるいは代替的細部や特徴や技術的背景
の適切な教示に対して、適切である場合には参考文献と
してここに本明細書に包含されるものである。当業者に
とって公知のことはここで説明する必要はない。
【0014】上述のまたそれ以上の特徴と利点とのいく
つかは、以下の例とさらに特許請求の範囲で説明した特
定の装置及びその動作から明白である。上に述べたよう
に、本発明は具体的な実施例の図(ほぼ正確な縮尺率で
ある)を含むこの説明からより良く理解されよう。
つかは、以下の例とさらに特許請求の範囲で説明した特
定の装置及びその動作から明白である。上に述べたよう
に、本発明は具体的な実施例の図(ほぼ正確な縮尺率で
ある)を含むこの説明からより良く理解されよう。
【0015】
【発明の実施の形態】図を参照して代表的な実施の形態
をさらに詳細に説明すると、再生機械16によって連続
的に出力されたシート14を積載トレイ12の中に裏返
し積み重ねるための、上に引用した米国特許5,40
9,202号に示したような既知のディスクタイプ裏返
し積載出力モジュールユニットがすべての図に示されて
いる。再生機械16は、静電写真式レーザプリンタのよ
うな、本システムが利用されるであろうさまざまな再生
機械の単なる任意の一例である。前述のように、シート
14はユニット10により裏返され、積み重ねられる。
出力ユニット10は、その特許に説明されているように
必要に応じて、端寄せ、詰め寄せ、ステープル留め、あ
るいは他のセット仕上げを具備してもよい。具体的に
は、回転可能なディスク22上に間隔をおいて位置する
複数の半円柱形ディスクフィンガ20及び半円柱形シー
トバッフルの表面24により画定されるシート受取スロ
ット18に各シートを供給するために、印刷されたコピ
ーシート14は、プリンタあるいはコピー機(IOT)
16の出力からディスクタイプ裏返し積載出力ユニット
10のシート入口の中に連続的に供給される。次に入っ
てくるシート14の前縁14aがこれらのディスクスロ
ット18に完全に供給されるように、これらのスロット
18への入口18aは、最初はディスクユニット10の
上部に配置される。ディスクスロット18はシートを裏
返すためにスロットの中のシート14の少なくとも前縁
領域を一時的に保持し、裏返しは次にディスク22をそ
れらのフィンガを含み約180度自動的に回転して達成
される。これは、その中のシート14の前縁14aをシ
ートの前縁が位置合わせエッジあるいはディスクユニッ
ト10の下のフィンガ26に係合するまで同じ量だけ回
転させ、ディスクが回転し続けるにつれてディスクスロ
ットからシートを取り去る。上に述べたように実質的に
裏返されたシート14は、下にある出力積載トレイ12
の上に整然と積み重ねられる。
をさらに詳細に説明すると、再生機械16によって連続
的に出力されたシート14を積載トレイ12の中に裏返
し積み重ねるための、上に引用した米国特許5,40
9,202号に示したような既知のディスクタイプ裏返
し積載出力モジュールユニットがすべての図に示されて
いる。再生機械16は、静電写真式レーザプリンタのよ
うな、本システムが利用されるであろうさまざまな再生
機械の単なる任意の一例である。前述のように、シート
14はユニット10により裏返され、積み重ねられる。
出力ユニット10は、その特許に説明されているように
必要に応じて、端寄せ、詰め寄せ、ステープル留め、あ
るいは他のセット仕上げを具備してもよい。具体的に
は、回転可能なディスク22上に間隔をおいて位置する
複数の半円柱形ディスクフィンガ20及び半円柱形シー
トバッフルの表面24により画定されるシート受取スロ
ット18に各シートを供給するために、印刷されたコピ
ーシート14は、プリンタあるいはコピー機(IOT)
16の出力からディスクタイプ裏返し積載出力ユニット
10のシート入口の中に連続的に供給される。次に入っ
てくるシート14の前縁14aがこれらのディスクスロ
ット18に完全に供給されるように、これらのスロット
18への入口18aは、最初はディスクユニット10の
上部に配置される。ディスクスロット18はシートを裏
返すためにスロットの中のシート14の少なくとも前縁
領域を一時的に保持し、裏返しは次にディスク22をそ
れらのフィンガを含み約180度自動的に回転して達成
される。これは、その中のシート14の前縁14aをシ
ートの前縁が位置合わせエッジあるいはディスクユニッ
ト10の下のフィンガ26に係合するまで同じ量だけ回
転させ、ディスクが回転し続けるにつれてディスクスロ
ットからシートを取り去る。上に述べたように実質的に
裏返されたシート14は、下にある出力積載トレイ12
の上に整然と積み重ねられる。
【0016】しかしながら、上述のようにまた図3及び
図4に示すように、長いシートや薄いシート14につい
て適切な積み重ねが常に起きるわけではない。プリンタ
あるいはコピー機16は、このシートの前縁が完全にス
ロットの終わり18bまでスロット18の中へ供給され
るまで、長いシート14の残りを供給し続ける。図3に
示すように従来のシステムでは、大きいシート14の後
続領域部分の大きいループ30を形成し、大きいシート
14はその弱い梁としての強度のために、トレイ12の
上流の部分のうえでディスク22の前面に垂れ下がる。
この長い薄いシート14の前縁がディスクフィンガから
解放される時、そのループ30は、その後端14bを裏
返しにしトレイ12の上に平らに伸び出させるように展
開しないかもしれない。その代わりに、図4の積載障害
の例で示したように、シート14の後端領域14bは積
載トレイ12の前部あるいは上流領域に直接落下するか
もしれない。その積載障害モードにおいて、図に示すよ
うに、シート14は整列されたシートではなく、前のシ
ートのスタックの上にループ32を形成し積載障害を起
こす。
図4に示すように、長いシートや薄いシート14につい
て適切な積み重ねが常に起きるわけではない。プリンタ
あるいはコピー機16は、このシートの前縁が完全にス
ロットの終わり18bまでスロット18の中へ供給され
るまで、長いシート14の残りを供給し続ける。図3に
示すように従来のシステムでは、大きいシート14の後
続領域部分の大きいループ30を形成し、大きいシート
14はその弱い梁としての強度のために、トレイ12の
上流の部分のうえでディスク22の前面に垂れ下がる。
この長い薄いシート14の前縁がディスクフィンガから
解放される時、そのループ30は、その後端14bを裏
返しにしトレイ12の上に平らに伸び出させるように展
開しないかもしれない。その代わりに、図4の積載障害
の例で示したように、シート14の後端領域14bは積
載トレイ12の前部あるいは上流領域に直接落下するか
もしれない。その積載障害モードにおいて、図に示すよ
うに、シート14は整列されたシートではなく、前のシ
ートのスタックの上にループ32を形成し積載障害を起
こす。
【0017】これらの問題とその他の諸問題に対する波
形状形成システムによる解決策の具体的な開示例に転じ
ると、図2に波形状形成ユニット40を特に示す。この
例において、これは円柱形の静止バッフル24に静止し
て実装された少なくとも1個の細長い静止した波形状形
成フィンガ部材42である。ここで、図に示すように、
波形状形成部材42はディスクタイプ積載ユニット10
の最も遠く離れて間隔をおいて位置する2個のディスク
フィンガの間に横に間隔をおいて実装される。シートの
前縁14aがこの波形状形成部材42を越えて通る時
に、上述のシート裏返し及びはずし動作の間にディスク
の回転によるシート14の前縁14aの引っかかりを防
止するために、この波形状形成部材42はなめらかに丸
く、またなめらかに先細にされた先端部を有する。この
波形状形成部材42は円柱形バッフル24を部分的に巡
って、下から(位置合わせエッジ26に隣接して)上
へ、この例における円柱形バッフル24の高さのほぼ中
点にまで延伸している。またこの波形状形成部材42は
円柱形バッフルの表面から規定された半径方向距離だけ
外方に延伸している。その半径方向距離はディスクフィ
ンガ20の内側表面20aをわずかに越えて半径方向に
延伸しており、その点においてシート14は運搬され、
また支承されている。ここでの波形状形成部材42は他
の場合にはおおよそディスクフィンガ20に対応し、デ
ィスクフィンガとほぼ同じ距離だけ外周に延伸し、また
ディスクフィンガとほぼ同じ寸法であってよい。しかし
ながら、ディスクフィンガ20と異なり、波形状形成部
材42は回転可能に実装されていない、また説明したよ
うに半径方向に異なって間隔をおいて位置している。波
形状形成部材42は静止しており、その異なる半径方向
の間隔は、シートが引き下げられるにつれて、ディスク
フィンガがシートを運搬する動きによってそれぞれのシ
ートに波形をつける。例えば、もしディスクフィンガ2
0の内側20aが円柱形バッフル24の外側の表面から
約5ミリメートル半径方向に外側であれば、この波形状
形成部材42の外側の表面はそこから約0.5ミリメー
トル延伸していることが望ましい、すなわちディスクフ
ィンガによって画定されるシートスロットより半径方向
にさらに外側に約0.5ミリメートル、すなわちディス
クフィンガの内側からあるいはディスクフィンガの内側
を越えて約0.5ミリメートル外側に延伸していること
が望ましい。シートの後縁が解放される寸前のこの決定
的な位置と時間において、44において、処理方向に相
当な距離だけシート14にわずかに波形をつければ十分
である。すなわち、シート14に付された波形状44
は、シートを保持するためにディスクフィンガとそのス
ロットを大きく越えてシート14内で上流に延伸する。
この結果は、ディスク及びディスクフィンガのさらに上
流にまた垂直に図1に示す高いループ46の形成をもた
らす。したがって上に述べたようにシートの後縁14b
の解放と共に、このより高くより良く制御されたループ
46は、必要に応じてトレイ12の上に完全に裏返され
て平らに積み重なるように、増加した運動量と低減され
た折り畳み傾向をもってシート14の後端部分をより強
力に裏返しにし、トレイ12の外側出口に向かって押し
出す。
形状形成システムによる解決策の具体的な開示例に転じ
ると、図2に波形状形成ユニット40を特に示す。この
例において、これは円柱形の静止バッフル24に静止し
て実装された少なくとも1個の細長い静止した波形状形
成フィンガ部材42である。ここで、図に示すように、
波形状形成部材42はディスクタイプ積載ユニット10
の最も遠く離れて間隔をおいて位置する2個のディスク
フィンガの間に横に間隔をおいて実装される。シートの
前縁14aがこの波形状形成部材42を越えて通る時
に、上述のシート裏返し及びはずし動作の間にディスク
の回転によるシート14の前縁14aの引っかかりを防
止するために、この波形状形成部材42はなめらかに丸
く、またなめらかに先細にされた先端部を有する。この
波形状形成部材42は円柱形バッフル24を部分的に巡
って、下から(位置合わせエッジ26に隣接して)上
へ、この例における円柱形バッフル24の高さのほぼ中
点にまで延伸している。またこの波形状形成部材42は
円柱形バッフルの表面から規定された半径方向距離だけ
外方に延伸している。その半径方向距離はディスクフィ
ンガ20の内側表面20aをわずかに越えて半径方向に
延伸しており、その点においてシート14は運搬され、
また支承されている。ここでの波形状形成部材42は他
の場合にはおおよそディスクフィンガ20に対応し、デ
ィスクフィンガとほぼ同じ距離だけ外周に延伸し、また
ディスクフィンガとほぼ同じ寸法であってよい。しかし
ながら、ディスクフィンガ20と異なり、波形状形成部
材42は回転可能に実装されていない、また説明したよ
うに半径方向に異なって間隔をおいて位置している。波
形状形成部材42は静止しており、その異なる半径方向
の間隔は、シートが引き下げられるにつれて、ディスク
フィンガがシートを運搬する動きによってそれぞれのシ
ートに波形をつける。例えば、もしディスクフィンガ2
0の内側20aが円柱形バッフル24の外側の表面から
約5ミリメートル半径方向に外側であれば、この波形状
形成部材42の外側の表面はそこから約0.5ミリメー
トル延伸していることが望ましい、すなわちディスクフ
ィンガによって画定されるシートスロットより半径方向
にさらに外側に約0.5ミリメートル、すなわちディス
クフィンガの内側からあるいはディスクフィンガの内側
を越えて約0.5ミリメートル外側に延伸していること
が望ましい。シートの後縁が解放される寸前のこの決定
的な位置と時間において、44において、処理方向に相
当な距離だけシート14にわずかに波形をつければ十分
である。すなわち、シート14に付された波形状44
は、シートを保持するためにディスクフィンガとそのス
ロットを大きく越えてシート14内で上流に延伸する。
この結果は、ディスク及びディスクフィンガのさらに上
流にまた垂直に図1に示す高いループ46の形成をもた
らす。したがって上に述べたようにシートの後縁14b
の解放と共に、このより高くより良く制御されたループ
46は、必要に応じてトレイ12の上に完全に裏返され
て平らに積み重なるように、増加した運動量と低減され
た折り畳み傾向をもってシート14の後端部分をより強
力に裏返しにし、トレイ12の外側出口に向かって押し
出す。
【0018】本明細書において開示した実施例が推奨さ
れる一方、特許請求の範囲に包含されると解釈されるそ
のさまざまな代案、修正、変形あるいは改良が、この教
示から当業者によってなされうることは十分理解されよ
う。
れる一方、特許請求の範囲に包含されると解釈されるそ
のさまざまな代案、修正、変形あるいは改良が、この教
示から当業者によってなされうることは十分理解されよ
う。
【図1】 開示されるシステムの一実施形態の斜視正面
図であり、波形状形成ユニットにより改良されたシート
の高いループ形成を示す。
図であり、波形状形成ユニットにより改良されたシート
の高いループ形成を示す。
【図2】 波形状形成ユニットを示すためにシートの無
い状態での、図1のユニットの拡大斜視図である。
い状態での、図1のユニットの拡大斜視図である。
【図3】 従来の波形状形成ユニットを有しない装置に
おいて大判の薄いシートが形成する初期ループを示す図
である。
おいて大判の薄いシートが形成する初期ループを示す図
である。
【図4】 図3で示した状況の結果として生じる積み重
ね不良障害を示す図である。
ね不良障害を示す図である。
【図5】 図1のシステムの拡大部分平面断面図であ
る。
る。
10 ディスクタイプ裏返し積載ユニット、14 シー
ト、18 シート受取スロット、20 ディスクフィン
ガ、42 シート波形状形成部材、44 波形状。
ト、18 シート受取スロット、20 ディスクフィン
ガ、42 シート波形状形成部材、44 波形状。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の回転可能なフィンガを有するディ
スクタイプ裏返し積載システムであって、前記回転可能
なフィンガの内側表面によって画定されたシート搬送ス
ロット内のシートの少なくとも前縁部分を一時的に保持
することにより、再生装置により出力された印刷された
シートを積載トレイ上に連続的に裏返して積み重ねるた
めに、回転の軸線から半径方向に延伸する複数の回転可
能なフィンガを有するシステムにおいて、 前記複数の回転可能なフィンガの少なくとも2個から間
隔をおいて位置し、それらとインターディジタルな構造
をなす少なくとも1個のシート波形状形成部材を含み、
前記積載トレイ上への前記スロットの長さを超えたシー
トを前記裏返し及び積み重ねするために、前記シートが
前記回転可能なフィンガによって画定された前記スロッ
ト内にある間は、前記シートの前記前縁部分にわずかに
波形をつけるために、前記シート波形状形成部材は前記
回転の軸線から前記回転可能なフィンガの前記内側表面
をわずかに半径方向に超えて半径方向に延伸するもので
ある、ディスクタイプ裏返し積載システム。 - 【請求項2】 前記シート波形状形成部材は所定の位置
に固定され、前記回転可能なフィンガと共に回転しな
い、請求項1に記載のディスクタイプ裏返し積載システ
ム。 - 【請求項3】 前記回転可能なフィンガの半径方向に内
側に固定アーチ形バッフルをさらに具備するシステムで
あって、前記シート波形状形成部材は前記固定アーチ形
バッフルに搭載された、請求項1に記載のディスクタイ
プ裏返し積載システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/893,754 | 1997-07-11 | ||
US08/893,754 US5842695A (en) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | Large or flimsy sheets stacking system for disk type inverter-stacker |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1171052A true JPH1171052A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=25402029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10189527A Withdrawn JPH1171052A (ja) | 1997-07-11 | 1998-07-03 | シート積載システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5842695A (ja) |
EP (1) | EP0890539B1 (ja) |
JP (1) | JPH1171052A (ja) |
CA (1) | CA2232846C (ja) |
DE (1) | DE69812780T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3757590B2 (ja) * | 1997-12-19 | 2006-03-22 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 紙搬送装置及び紙搬送方法 |
US6131900A (en) * | 1999-09-30 | 2000-10-17 | Xerox Corporation | Sheets stacking system with disk type inverter-stacker at right angle to printer output |
US6443450B1 (en) | 2000-11-30 | 2002-09-03 | Xerox Corporation | Sheet stacking apparatus and method |
US6575461B1 (en) | 2001-12-05 | 2003-06-10 | Xerox Corporation | Single/double sheet stacker |
US6769862B1 (en) | 2002-12-03 | 2004-08-03 | Jeffrey B. Kuhl | Apparatus and method for placing horizontally oriented flats into vertically extending stacks thereof |
DE10338596B4 (de) | 2003-08-22 | 2010-04-29 | Eastman Kodak Co. | Vorrichtung zur Ablage von Bögen für eine Druckmaschine |
DE102004008776B4 (de) * | 2004-02-23 | 2012-10-25 | Eastman Kodak Co. | Vorrichtung zur Ablage von Bögen für eine Druckmaschine |
US8585046B2 (en) | 2010-04-23 | 2013-11-19 | Xerox Corporation | Horizontal sensor and variable pattern for detecting vertical stacker position |
US8434756B2 (en) | 2010-04-29 | 2013-05-07 | Xerox Corporation | Conforming paper tray plate for large format papers having attached ID cards |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4469319A (en) * | 1982-11-22 | 1984-09-04 | Xerox Corporation | Large document restacking system |
US4925179A (en) * | 1988-06-01 | 1990-05-15 | Harris Graphics Corporation | Delivery fan with undulated fan pockets |
JPH03267260A (ja) * | 1990-03-19 | 1991-11-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 排紙収納装置の制御方法 |
US5261655A (en) * | 1992-12-28 | 1993-11-16 | Xerox Corporation | Disk stacker with intermittent corrugation assistance for small sheets |
US5409202A (en) * | 1994-03-18 | 1995-04-25 | Xerox Corporation | Integral disk type inverter-stacker and stapler |
JPH09136753A (ja) * | 1995-11-10 | 1997-05-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排紙羽根車 |
-
1997
- 1997-07-11 US US08/893,754 patent/US5842695A/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-03-23 CA CA002232846A patent/CA2232846C/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-03 JP JP10189527A patent/JPH1171052A/ja not_active Withdrawn
- 1998-07-06 EP EP98305353A patent/EP0890539B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-07-06 DE DE69812780T patent/DE69812780T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5842695A (en) | 1998-12-01 |
DE69812780T2 (de) | 2003-10-23 |
EP0890539B1 (en) | 2003-04-02 |
CA2232846C (en) | 2002-12-10 |
EP0890539A3 (en) | 1999-08-04 |
CA2232846A1 (en) | 1999-01-11 |
DE69812780D1 (de) | 2003-05-08 |
EP0890539A2 (en) | 1999-01-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050629 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050629 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20051018 |