JPH1169623A - GaAsFET用電源回路 - Google Patents

GaAsFET用電源回路

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Publication number
JPH1169623A
JPH1169623A JP9222647A JP22264797A JPH1169623A JP H1169623 A JPH1169623 A JP H1169623A JP 9222647 A JP9222647 A JP 9222647A JP 22264797 A JP22264797 A JP 22264797A JP H1169623 A JPH1169623 A JP H1169623A
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JP
Japan
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power supply
switching element
transistor
gate
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP9222647A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Mabuchi
光浩 馬渕
Takeshi Furuike
剛 古池
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication of JPH1169623A publication Critical patent/JPH1169623A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GaAsFET用電源回路に関し、特に、G
aAsFETにゲート電源が接続されない状態でドレイ
ン電源が接続されてソース・ドレイン間に過大な電流が
流れてGaAsFETが破壊されることを防ぐととも
に、該電源回路によるGaAsFETの動作の時間遅れ
がないようにすること。 【解決手段】 GaAsFETのドレインとドレイン電
源との接続をオンオフする第1のスイッチング素子Q1
と、前記GaAsFETのゲートにゲート電源を接続し
たときにオンとなり、前記GaAsFETのゲートに前
記ゲート電源を接続しないときにオフとなる第2のスイ
ッチング素子Q2 とを具備し、前記第2のスイッチング
素子Q2 がオンのときに前記第1のスイッチング素子Q
1 がオンとなり、前記第2のスイッチング素子Q2 がオ
フのときに前記第1のスイッチング素子Q1 がオフとな
ることを特徴とするGaAsFET用電源回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GaAsFET用
電源回路に関し、特に、GaAsFETにゲート電源が
接続されない状態でドレイン電源が接続されてソース・
ドレイン間に過大な電流が流れてGaAsFETが破壊
されることを防ぐことができる技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ノーマリオン型のGaAsFET(ガリ
ウム砒素電界効果トランジスタ)は、そのゲートにゲー
ト電源を接続しないで、そのドレインにドレイン電源を
接続すると、該ドレインに過大な電流が流れてGaAs
FETが破壊される場合がある。このため、前記ゲート
にゲート電源が接続された場合にのみ前記ドレインにド
レイン電源が接続される電源回路が使用されている。
【0003】特開平6−13862号公報は、この電源
回路の従来例を開示している。図2はこの従来例の電源
回路を示し、図3はこの従来例の電源回路の特性を示し
ている。図2において、端子5はマイナス電源であり、
端子6はGaAsFETのソース(又はドレイン)バイ
アス用端子であり、更に、端子7は前記GaAsFET
のゲートバイアス用端子である。抵抗R2 は端子5と端
子6との間に接続され、コンデンサC1 は端子6と接地
端子との間に接続されている。PNPトランジスタQ3
のコレクタは抵抗R3 を介して端子5に接続され、トラ
ンジスタQ3 のエミッタは端子7に接続されている。更
に、トランジスタQ3 のベースは、抵抗R4 を介して端
子6に接続されるとともに、抵抗R5 を介して端子7に
接続されている。
【0004】このため、抵抗R2 とコンデンサC1 とに
より積分回路が形成され、端子5に印加された電圧は所
定の時間遅れて端子6に現れる。また、端子6のマイナ
ス電圧の絶対値が所定の値より大きくなるとトランジス
タQ3 がオンとなる。このため、図2に示す電源回路の
特性は図3に示すようになる。図3においては、ゲート
バイアス用電圧VG がGaAsFETに印加されている
ときのみ、ソースバイアス用電圧VS がトランジスタQ
3 に印加されるので、ゲートバイアス用電圧VG が印加
されない状態でソースバイアス用電圧VS が印加されソ
ース・ドレイン間に過大な電流が流れることを防ぐこと
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、抵抗R2 及びコンデンサC1 による積分回路
が使用されているので、端子5に電圧が印加されても、
端子6及び端子7に電圧が現れるまでには、積分回路の
時定数による時間遅れがあるので、端子5に電源を接続
しても、GaAsFETが動作可能になるまで時間遅れ
が発生するという欠点があった。したがって、本願発明
の課題は、上述の従来例の欠点をなくし、ゲート電圧が
印加されていない状態でドレイン電圧がGaAsFET
に印加されることなく、かつ、電源電圧を印加後時間遅
れなくGaAsFETが動作可能になるGaAsFET
用電源回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明の構成は、GaAsFETのドレインとド
レイン電源との接続をオンオフする第1のスイッチング
素子と、前記GaAsFETのゲートにゲート電源を接
続したときにオンとなり、前記GaAsFETのゲート
に前記ゲート電源を接続しないときにオフとなる第2の
スイッチング素子とを具備し、前記第2のスイッチング
素子がオンのときに前記第1のスイッチング素子がオン
となり、前記第2のスイッチング素子がオフのときに前
記第1のスイッチング素子がオフとなることを特徴とす
るGaAsFET用電源回路である。
【0007】上記第1の発明の構成により、GaAsF
ET用電源回路において、第2のスイッチング素子が、
GaAsFETのゲートにゲート電源を接続したときに
オンとなり、前記GaAsFETのゲートに前記ゲート
電源を接続しないときにオフとなり、前記第2のスイッ
チング素子がオンのときに第1のスイッチング素子がオ
ンとなり、前記第2のスイッチング素子がオフのときに
前記第1のスイッチング素子がオフとなり、前記第1の
スイッチング素子が、GaAsFETのドレインとドレ
イン電源との接続をオンオフするので、前記GaAsF
ETのゲート電圧が印加されない状態で前記GaAsF
ETにドレイン電圧が印加されて過大なドレイン電流が
流れることを防ぐことができる。更に、GaAsFET
用電源回路に時定数回路が使用されていないので、上述
のようにゲート電源及びドレイン電源をGaAsFET
に接続した後、直ちに前記GaAsFETが動作可能に
なる。
【0008】更に、第2の発明の構成は、上記第1の発
明の構成において、前記第1のスイッチング素子が第1
のトランジスタであり、前記第2のスイッチング素子が
第2のトランジスタであり、前記第1のトランジスタの
ベース電流は前記第2のトランジスタのコレクタ電流に
より生成されることである。
【0009】上記第2の発明の構成により、上記第1の
発明の構成による作用とともに、前記第1のスイッチン
グ素子が第1のトランジスタであり、前記第2のスイッ
チング素子が第2のトランジスタであり、前記第1のト
ランジスタのベース電流が前記第2のトランジスタのコ
レクタ電流となるので、前記GaAsFET用電源回路
を容易に形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本願発明の実施の形態に係
わるGaAs用電源回路を示す。図1において、端子1
はプラス電圧電源用端子であり、端子2はマイナス電圧
電源用端子である。更に、端子3はGaAsFETのド
レインバイアス用端子であり、端子4はGaAsFET
のゲートバイアス用端子である。第1のトランジスタ
(PNPトランジスタ)Q1 はエミッタが端子1に接続
され、コレクタが端子3に接続されている。更に、トラ
ンジスタQ1 のベースは抵抗R1 を介して第2のトラン
ジスタ(NPNトランジスタ)Q2 のコレクタに接続さ
れている。トランジスタQ2 のベースはツェナーダイオ
ードD1 のアノードに接続され、ツェナーダイオードD
1 のカソードは接地端子に接続されている。更に、トラ
ンジスタQ2 のエミッタは端子2及び端子4に接続され
ている。
【0011】以上の構成により、GaAsFET用電源
回路において、第2のスイッチング素子となるトランジ
スタQ2 が、GaAsFETのゲートにゲート電源(ツ
ェナーダイオードD1 のツェナー電圧とトランジスタQ
2 のベースエミッタ間電圧との和より大きな絶対値を有
する。)を接続したときにオンとなり、前記GaAsF
ETのゲートに前記ゲート電源を接続しないときにオフ
となる。更に、前記第2のトランジスタQ2 がオンのと
きに第1のスイッチング素子となるトランジスタQ1
オンとなり、前記第2のトランジスタQ2 がオフのとき
に前記第1のトランジスタQ1 がオフとなり、前記第1
のトランジスタQ1 が、GaAsFETのドレインとド
レイン電源との接続をオンオフするので、前記GaAs
FETのゲート電圧が印加されない状態で前記GaAs
FETにドレイン電圧が印加されて過大なドレイン電流
が流れることを防ぐことができる。更に、GaAsFE
T用電源回路に時定数回路(例えば上記従来例の積分回
路)が使用されていないので、上述のようにゲート電源
及びドレイン電源をGaAsFETに接続した後、直ち
に前記GaAsFETが動作可能になる。
【0012】更に、前記第1のスイッチング素子が第1
のトランジスタQ1 であり、前記第2のスイッチング素
子が第2のトランジスタQ2 であり、前記第1のトラン
ジスタQ1 のベース電流が前記第2のトランジスタQ2
のコレクタ電流となるので、前記GaAsFET用電源
回路を容易に形成することができる。なお、GaAsF
ETの極性が逆になった場合には、上記実施の形態にお
いて、各電圧及びダイオードの極性を逆にし、第1のト
ランジスタをNPNトランジスタに置き換え、更に、第
2のトランジスタをPNPトランジスタに置き換えるこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】本願の第1の発明に係わるGaAsFE
T用電源回路によれば、GaAsFETのゲート電圧が
印加されない状態で前記GaAsFETにドレイン電圧
が印加されて過大なドレイン電流が流れることにより前
記GaAsFETが破壊されることを防ぐことができ
る。更に、GaAsFET用電源回路に時定数回路(例
えば上記従来例の積分回路)が使用されていないので、
ゲート電源及びドレイン電源をGaAsFETに接続し
た後、直ちに前記GaAsFETが動作可能になり、時
間遅れがない。
【0014】更に第2の発明に係わるGaAsFET用
電源回路によれば、上記第1の発明の効果とともに、2
つのトランジスタを使用することによりGaAsFET
用電源回路を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係わるGaAsFET
用電源回路図である。
【図2】従来例の回路図である。
【図3】前記従来例の特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 プラス電源端子 2 マイナス電源端子 3 ドレインバイアス用端子 4 ゲートバイアス用端子 Q1 第1のトランジスタ Q2 第2のトランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GaAsFETのドレインとドレイン電
    源との接続をオンオフする第1のスイッチング素子と、 前記GaAsFETのゲートにゲート電源を接続したと
    きにオンとなり、前記GaAsFETのゲートに前記ゲ
    ート電源を接続しないときにオフとなる第2のスイッチ
    ング素子とを具備し、 前記第2のスイッチング素子がオンのときに前記第1の
    スイッチング素子がオンとなり、前記第2のスイッチン
    グ素子がオフのときに前記第1のスイッチング素子がオ
    フとなることを特徴とするGaAsFET用電源回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のスイッチング素子が第1のト
    ランジスタであり、前記第2のスイッチング素子が第2
    のトランジスタであり、前記第1のトランジスタのベー
    ス電流は前記第2のトランジスタのコレクタ電流により
    生成されることを特徴とする請求項1記載のGaAsF
    ET用電源回路。
JP9222647A 1997-08-19 1997-08-19 GaAsFET用電源回路 Pending JPH1169623A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008182884A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Schneider Toshiba Inverter Europe Sas 電力用電子スイッチの制御装置および同装置を有する可変速駆動装置
JP2010103796A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 New Japan Radio Co Ltd 高周波回路のスイッチング方法及び高周波回路

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