JPH09146647A - 起動回路 - Google Patents
起動回路Info
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- JPH09146647A JPH09146647A JP30553295A JP30553295A JPH09146647A JP H09146647 A JPH09146647 A JP H09146647A JP 30553295 A JP30553295 A JP 30553295A JP 30553295 A JP30553295 A JP 30553295A JP H09146647 A JPH09146647 A JP H09146647A
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Abstract
路と、N型DMOSFET3,4からなり、基準電圧生
成回路02の起動時に、イネーブル入力03に電圧を印
加してFET3,1,2をオンし、起動信号線8を介し
FET2から起動電流を回路02に供給し、基準電圧出
力04の確立後は、回路02からのフィードバック信号
線7の電圧によってオンするFET4によって起動信号
線8の電流をFET4側へ転ずる、従来の起動回路の動
作後の電流消費を減らす。 【解決手段】FET3と直列にN型DMOSFET6を
挿入し、そのゲートをフィードバック信号線7を入力と
するインバータ5の出力で駆動する。起動動作時、フィ
ードバック信号線7の電位は0レベルから漸増し一定値
となる。よってFET6は当初のオン状態からやがてオ
フに切換わり、FET3の電流を断つと共にFET1,
2をオフし、起動信号線8の電流を断つ。
Description
どに設けられる被起動回路としての基準電圧生成回路等
を起動する回路に関する。なお、以下各図において同一
の符号は同一もしくは相当部分を示す。
を示す。同図において01は外部電源、02は被起動回
路としての基準電圧生成回路、1と2は互いのソースと
基板が外部電源01の正極01Pに接続され、ゲートが
相互に結合された、いわゆるカレントミラー回路を構成
するP型DMOSFET(但しDMOSFETは2重拡
散(Double Diffusion)構造のMOS
FETの意)、3,4は同じくソースと基板が外部電源
01の負極(グランドともいう)GNDに接続されたN
型DMOSFETである。そしてP型DMOSFET1
のゲート・ドレイン間が短絡されると共に、このP型D
MOSFET1とN型DMOSFET3のドレインは相
互に接続されている。また、P型DMOSFET2とN
型DMOSFET4のドレインも相互に接続されると共
に、この接続点は外部電源01を電源とし基準電圧出力
04を生成する基準電圧生成回路02への起動信号線8
に接続されている。
の起動回路のイネーブル入力(端子)03となってお
り、N型DMOSFET4のゲートには基準電圧生成回
路02からのフィードバック信号線7が接続されてい
る。図4は基準電圧生成回路02の原理的な構造を示
す。同図において、021は起動信号線8から起動電流
を入力し、電源01Pを電源として定電流を発生する定
電流源、022は定電流源021からの定電流を入力し
基準電圧を生成するバンドギャップ基準電圧生成部、0
23は基準電圧生成部022の生成した基準電圧を基準
電圧出力04として外部へ出力すると共に、この基準電
圧出力04を一定に保つように定電流源021の発生す
る定電流を制御する帰還回路である。なお、基準電圧生
成部022は、起動直後は0レベル(グランドGNDレ
ベル)であって基準電圧出力04が確立して行くにつれ
漸増して一定値に落着く帰還電圧をフィードバック信号
線7を介して起動回路側へ出力する。
ーブル入力03にN型DMOSFET3をオンし得る正
の電圧が与えられると、DMOSFET3がオンし、こ
れによりP型DMOSFET1,2がオンする。なお、
このときフィードバック信号線7の電位は0レベルにあ
り、N型DMOSFET4はオフのままである。これに
よりP型DOMSFET2の電流は起動信号線8を介し
て基準電圧生成回路02に流入する。そして基準電圧生
成回路02が基準電圧出力04を確立するにつれフィー
ドバック信号線7の電位が上昇し、やがてDMOSFE
T4をオンする。これによりP型DMOSFET2の電
流はN型DMOSFET4側に移り、起動信号線8の電
流は断たれる。
路は、起動時にのみ基準電圧生成回路02の起動信号線
8に電流を供給する役割を持っている。
路においては、イネーブル入力03に電圧が印加される
とDMOSFET1と3の動作点によって定まる電流が
流れ、基準電圧出力04が確定した後でも定常的に起動
回路は電力を消費する。従ってこの起動回路を外部電源
01をバッテリとするような、例えば情報端末機器に用
いると、基準電圧生成回路02の定常動作時には、起動
回路の消費電流はシステムの無効電流となり情報端末機
器のバッテリ稼働時間を短くする要因となるという問題
があった。
の定常動作時の起動回路の消費電流を低減することにあ
る。
めに、請求項1の起動回路は、第2のP型FET(2)
と自身のゲート・ドレイン間が接続された第1のP型F
ET(1)とのソースを共に直流電源(01)の正極
(01P)に接続すると共に、この第1,第2のP型F
ETのゲート同士を共通接続し、第1のN型FET
(3)のドレインを第1のP型FETのドレインに接続
すると共に、この第1のN型FETのソースを直流電源
の負極(GND)に接続してなり、第1のN型FETの
ゲートにイネーブル入力(03の)電圧を印加して、こ
の第1のN型FETと共に第1,第2のP型FETをオ
ンして第2のP型FETのドレインから被起動回路(0
2)に(起動信号線8を介し)起動電流を供給する起動
回路であって、前記被起動回路はこの起動電流の供給に
基づいて起動し、正常の動作状態に到る間に、前記直流
電源の負極に対する電位差が漸増し所定の飽和値に落着
く帰還電圧を生成(し、フィードバック信号線7に出
力)するものであるような起動回路において、第1のN
型FETに直列に第2のN型FET(6)を挿入し、こ
の第2のN型FETを被起動回路が起動したのち正常動
作状態に到る間に前記帰還電圧によってオンからオフに
切換える切換手段を設けたものとする。
記載の起動回路において、前記切換手段は前記帰還電圧
を入力し、この帰還電圧が漸増して前記飽和値に落着く
以前の所定値をしきい値として出力電圧(5a)のレベ
ルを切換えるインバータ(5)であるようにする。また
請求項3の起動回路では、請求項2に記載の起動回路に
おいて、前記インバータは前記イネーブル入力電圧を電
源とするものであるようにする。
し3の何れかに記載の起動回路において、前記第1,第
2のP型FETの何れか又は双方のソースと直流電源の
正極との間に抵抗を挿入したものとする。また請求項5
の起動回路では、請求項1ないし4の何れかに記載の起
動回路は、前記被起動回路と共に半導体集積回路を構成
するものであるようにする。
し5の何れかに記載の起動回路において、前記直流電源
の極性を反転し、前記の全てのP型FETをN型FET
とし、前記の全てのN型FETをP型FETとしたもの
とする。また請求項7の起動回路では、請求項1ないし
6の何れかに記載の起動回路において、前記P型FET
はP型MOSFET,P型DMOSFET,オフセット
構造を持つP型MOSFET,PNPバイポーラトラン
ジスタの何れかであり、前記N型FETはN型MOSF
ET,N型DMOSFET,オフセット構造を持つN型
MOSFET,NPNバイポーラトランジスタの何れか
であるようにする。
いし7の何れかに記載の起動回路において、前記被起動
回路は(基準電圧出力04を生成する)基準電圧生成回
路(02)であるようにする。即ち本発明では、基準電
圧出力が確定したときに起動回路内の電流経路を遮断す
る回路を追加して、起動回路の消費電流を低減させる。
起動回路の構成を示し、この図は図3に対応している。
図1においてはN型DMOSFET3と直列にそのソー
ス側に、ソースと基板が外部電源01の負極(グラン
ド)GNDに接続されたN型DMOSFET6が挿入さ
れ、この挿入されたN型DMOSFET6のゲートには
フィードバック信号線7を入力とし、イネーブル入力0
3とグランドGNDとの間の電圧を電源とするインバー
タ5の出力5aが接続されている。
03に電圧を印加して、基準電圧出力04の電圧が確定
するまでの各部の信号波形を示す。即ちこの図2におい
ては上から順にイネーブル入力03,基準電圧出力0
4,フィードバック信号線7,インバータ5の出力5a
の夫々の信号波形が示されている。次に図2を参照しつ
つ図1の動作を説明する。時点t1でイネーブル入力0
3に電圧が印加されるとフィードバック信号線7はグラ
ンドGNDの電位なので、インバータ5の出力5aはイ
ネーブル入力03とほぼ同電位となり、N型DMOSF
ET6,3がオンしてP型DMOSFET1,2のカレ
ントミラー回路に電流が流れ、起動信号線8に電流が流
れ基準電圧生成回路(被起動回路)02が起動して、基
準電圧出力04とフィードバック信号線7の電位が上昇
する。ここでインバータ5のスレッシュホルド電圧をフ
ィードバック信号線7の最終的な確定値以下に設定して
おけば、フィードバック信号線7の電圧としての帰還電
圧がスレッシュホルド電圧を越えた時点t2で、インバ
ータ5の出力5aはほぼグランド電位となり、N型DM
OSFET6はオフしてN型DMOSFET3の電流経
路は遮断され、同時にP型DMOSFET1,2もオフ
し、起動信号線8の電流もN型DMOSFET4の電流
も断たれる。以後、基準電圧出力04やフィードバック
信号線7の電位が確定した後もN型DMOSFET6は
オフしたままになり、起動回路の消費電流を低減でき
る。
2及び3〜6として夫々P型及びN型のDMOSFET
を用いた場合を説明したが、このトランジスタが夫々P
型及びN型の通常のMOSFETやオフセット構造を持
つ(つまりオフセット拡散により拡散層が追加された構
造の)MOSFET、さらにはPNP及びNPNのバイ
ポーラトランジスタに置換っても本発明の適用が可能で
ある。また、図1のP型DMOSFET1又は(及び)
2のソースと外部電源01の正極01Pの間に抵抗が挿
入されても、本発明に包含されることには変りがない。
また、図1ではトランジスタ4は必須のものではない。
時に起動電流を供給する起動回路のカレントミラー回路
の電流を、簡単な付加回路を介し、基準電圧生成回路か
ら出力されるフィードバック信号を監視して、基準電圧
出力がほぼ確立した時点に断つようにしたので、起動回
路の作動後の電流消費を容易に低減することができる。
電圧を印加し、イネーブル入力03に3.3Vの直流電
圧を印加して、1.2〜1.4Vの基準電圧出力04を
得ようとすると、図3の従来回路では約10μAの電流
を消費していた起動回路の消費電流を図1の回路ではほ
ぼ0にできる。
Claims (8)
- 【請求項1】第2のP型FETと自身のゲート・ドレイ
ン間が接続された第1のP型FETとのソースを共に直
流電源の正極に接続すると共に、この第1,第2のP型
FETのゲート同士を共通接続し、第1のN型FETの
ドレインを第1のP型FETのドレインに接続すると共
に、この第1のN型FETのソースを直流電源の負極に
接続してなり、 第1のN型FETのゲートにイネーブル入力電圧を印加
して、この第1のN型FETと共に第1,第2のP型F
ETをオンして第2のP型FETのドレインから被起動
回路に起動電流を供給する起動回路であって、 前記被起動回路はこの起動電流の供給に基づいて起動
し、正常の動作状態に到る間に、前記直流電源の負極に
対する電位差が漸増し所定の飽和値に落着く帰還電圧を
生成するものであるような起動回路において、 第1のN型FETに直列に第2のN型FETを挿入し、
この第2のN型FETを被起動回路が起動したのち正常
動作状態に到る間に前記帰還電圧によってオンからオフ
に切換える切換手段を設けたことを特徴とする起動回
路。 - 【請求項2】請求項1に記載の起動回路において、 前記切換手段は前記帰還電圧を入力し、この帰還電圧が
漸増して前記飽和値に落着く以前の所定値をしきい値と
して出力電圧のレベルを切換えるインバータであること
を特徴とする起動回路。 - 【請求項3】請求項2に記載の起動回路において、 前記インバータは前記イネーブル入力電圧を電源とする
ものであることを特徴とする起動回路。 - 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載の起動回
路において、 前記第1,第2のP型FETの何れか又は双方のソース
と直流電源の正極との間に抵抗を挿入したことを特徴と
する起動回路。 - 【請求項5】請求項1ないし4の何れかに記載の起動回
路は、 前記被起動回路と共に半導体集積回路を構成するもので
あることを特徴とする起動回路。 - 【請求項6】請求項1ないし5の何れかに記載の起動回
路において、 前記直流電源の極性を反転し、前記の全てのP型FET
をN型FETとし、前記の全てのN型FETをP型FE
Tとしたことを特徴とする起動回路。 - 【請求項7】請求項1ないし6の何れかに記載の起動回
路において、 前記P型FETはP型MOSFET,P型DMOSFE
T,オフセット構造を持つP型MOSFET,PNPバ
イポーラトランジスタの何れかであり、前記N型FET
はN型MOSFET,N型DMOSFET,オフセット
構造を持つN型MOSFET,NPNバイポーラトラン
ジスタの何れかであることを特徴とする起動回路。 - 【請求項8】請求項1ないし7の何れかに記載の起動回
路において、 前記被起動回路は基準電圧生成回路であることを特徴と
する起動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30553295A JP3540872B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 起動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP30553295A JP3540872B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 起動回路 |
Publications (2)
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JPH09146647A true JPH09146647A (ja) | 1997-06-06 |
JP3540872B2 JP3540872B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=17946293
Family Applications (1)
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JP30553295A Expired - Fee Related JP3540872B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 起動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3540872B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6498528B2 (en) | 2000-02-08 | 2002-12-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Reference voltage generation circuit |
JP2008197994A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 起動回路 |
JP2013183616A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-12 | Toshiba Corp | 動作制御回路、dc−dcコンバータ制御回路及びdc−dcコンバータ |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP30553295A patent/JP3540872B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US6498528B2 (en) | 2000-02-08 | 2002-12-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Reference voltage generation circuit |
US6806764B2 (en) | 2000-02-08 | 2004-10-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Reference voltage generation circuit |
JP2008197994A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 起動回路 |
JP2013183616A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-12 | Toshiba Corp | 動作制御回路、dc−dcコンバータ制御回路及びdc−dcコンバータ |
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