JPH1169058A - 画像出力装置 - Google Patents

画像出力装置

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JPH1169058A
JPH1169058A JP9230325A JP23032597A JPH1169058A JP H1169058 A JPH1169058 A JP H1169058A JP 9230325 A JP9230325 A JP 9230325A JP 23032597 A JP23032597 A JP 23032597A JP H1169058 A JPH1169058 A JP H1169058A
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ink
recording material
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JP9230325A
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Wataru Tomita
渡 富田
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクの残量が少なくなったことを使用者に
確実に報知することができ、記録不可能な状態を避ける
ことができるファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 いずれかのインク残量が、エンプティ値
1 以下であるか否かを判断し(S52)、いずれかの
インクのインク残量がエンプティ値V1 以下であれば
(S52:YES)、LCDディスプレイにエラーメッ
セージを表示すると共にブザーを鳴動させる(S5
9)。次いで、エラー送信モードが設定されていいるか
否かを判断し(S56)、エラー送信モードが設定され
ていれば(S56:YES)、送信先が設定されている
か否かを判断し(S57)、設定されていれば(S5
7:YES)、その送信先にエラー内容を送信する(S
58)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像出力装置の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像出力装置は、コンピュータ
等のホストや、電話回線を通じて送信された画像データ
を紙等の記録媒体に記録するものである。このようなも
のとしては、例えば、プリンタ、ファクシミリ装置等が
ある。
【0003】従来、このような画像出力装置としてのイ
ンクジェットプリンタは、通常、送信された画像データ
に基づいてインクにより記録媒体に画像の記録を行う記
録部と、インクの残量を検出する残量センサと、残量セ
ンサによって検出されたインクの残量が記録不可能な量
以下になった場合に、記録部による記録を禁止する記録
禁止手段とを備えている。また、これらのほかに、イン
ク残量センサによって検出されたインクの残量が記録不
可能な量よりは多いが所定値よりは少ない場合に、その
ことを報知する報知手段を備えた画像出力装置も知られ
ている。この報知手段は、インクの残量が記録不可能な
量に近いことを報知するために設けられたものであるの
で、報知がなされた時点でインクの残量を増加させるこ
とによって、記録不可能になることを回避することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな報知手段では、インクの残量が所定値以下であると
の報知を、アラーム音を発生させたり、画像出力装置の
表示部にアラームメッセージを表示することにより行っ
ているため、その報知がなされたプリンタの周辺にいる
使用者に知らせることができるのみであり、使用者がプ
リンタの周辺にいない場合には、このような報知が発せ
られたと同時に使用者に知らせることは不可能である。
従って、従来の報知手段では、その機能を充分に発揮す
ることができず、記録不可能になることを回避すること
ができない場合が生じていた。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、記録材の残量が少なくなったことを
使用者に確実に報知することができ、記録不可能な状態
を避けることができる画像出力装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の画像出力装置は、画像データに基
づいて、記録材により記録媒体に画像の記録を行う画像
出力装置であって、上記記録材の残量を検出する残量検
出手段と、上記残量検出手段により検出された記録材の
残量が所定値以下であるか否かを判別する判別手段と、
上記判別手段により、上記記録材の残量が所定値以下で
あると判別された場合、それを報知する報知手段と、上
記報知手段による報知を、予め設定された受信装置に送
信する送信手段とを備えたものである。
【0007】また、請求項2の発明の画像出力装置は、
画像データに基づいて、複数色の記録材により記録媒体
に画像の記録を行う画像出力装置であって、上記複数色
の記録材の残量をそれぞれ検出する残量検出手段と、上
記残量検出手段により検出された上記複数色の記録材の
うち少なくとも1つの色の記録材の残量が所定値以下で
あるか否かを判別する判別手段と、上記判別手段によ
り、少なくとも1つの色の記録材の残量が所定値以下で
あると判別された場合、それを報知する報知手段と、上
記報知手段による報知を、予め設定された受信装置に送
信する送信手段とを備えたものである。
【0008】更に、請求項3の発明の画像出力装置は、
請求項2の発明の構成の他に、上記判別手段により上記
記録材の残量が所定値以下であると判別された記録材の
色種をも報知するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の画像出力装置の一
実施形態について、図面を参照しながら説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
【0010】図1は、本発明の画像出力装置としてのフ
ァクシミリ装置の斜視図である。図1に示すように、フ
ァクシミリ装置1の装置本体2は箱状体に形成され、そ
の上面前部には操作パネル3が配設されている。操作パ
ネル3には、テンキー、スタートキー、ストップキー、
各種のファンクションキーなどが設けられており、これ
らのキーを押下することにより、エラー送信モードの設
定やエラーの送信先の電話番号やパソコン通信のアドレ
ス等の設定などのファクシミリ装置1の各種の操作が行
われる。操作パネル3の後部には、液晶(LCD)ディ
スプレイ6が設けられている。このLCDディスプレイ
6には、ファクシミリ装置1の設定状態やエラーメッセ
ージなどの各種メッセージなどが必要に応じて表示され
る。
【0011】LCDディスプレイ6の後部には、ファク
シミリ機能時に相手ファクシミリ装置51へ送信される
ファクシミリ原稿や、コピー機能時に複写されるコピー
原稿が、積層載置可能な原稿載置部4が設けられてい
る。この原稿載置部4に載置された各種の原稿は、装置
本体2内部へ搬送されて、スキャナ19(図2参照)に
より、その原稿の表面に描かれた画像が読み取られる。
画像の読み取られた原稿は、更に搬送され、操作パネル
3の下方に設けられた原稿排出部9へ積層可能に排出さ
れる。
【0012】原稿載置部4の後部には、カセット挿嵌部
5が設けられている。このカセット挿嵌部5には、複数
枚の記録用紙を積層収納可能な用紙カセット(図示せ
ず)が着脱可能に取り付けられる。カセット挿嵌部5に
装着された用紙カセットから供給された記録用紙は、印
刷に使用された後、原稿排出部9の下方に設けられた記
録用紙排出部10から排出される。
【0013】図2は、ファクシミリ装置1の電気的構成
を示したブロック図である。ファクシミリ装置1は、フ
ァクシミリユニットFUおよびプリンタユニットPUの
2つのユニットがインターフェイス30により相互に接
続されて形成されている。ファクシミリユニットFU
は、CPU11、ROM12、RAM13、EEPRO
M14、ネットワーク・コントロール・ユニット(以
下、「NCU」と称する)15、モデム16、符号器1
7、復号器18、スキャナ19、操作パネル3、LCD
ディスプレイ6を備えており、これらはファクシミリ制
御回路20を介して相互に接続されている。
【0014】CPU11は、NCU15を介して送受信
される各種の信号に基づいて、ファクシミリ制御回路2
0に接続された各部を制御し、ファクシミリ動作などを
実行するものである。また、ROM12は、図3及び図
4に図示するようなエラー処理制御プロクラムメモリ1
2a、インク残量の基準となるデータを記憶した残量基
準データメモリ12b、このファクシミリ装置1で実行
されるその他の制御プログラムを格納した各種のプログ
ラムメモリなどを格納した書換不能なメモリである。残
量基準データメモリ12bは、記録不可能なインク残量
の値(エンプティ値)V1 と、しばらく記録を続けると
記録不可能状態になる、エンプティ値V1 より多いイン
ク残量の値(ニアエンプティ値)V2 とが記憶されてい
る。
【0015】RAM13は、各種のデータを記憶するた
めの書換可能なメモリであり、相手ファクシミリ装置5
1やスキャナ19などから受信したデータを記憶するペ
ージメモリ13a、後記のセンサ28により検出された
複数色のインクのそれぞれの残量を記憶するインク残量
メモリ13b、ファクシミリ装置1でエラー(読取系エ
ラー、記録系エラー、通信系エラー等)が発生したとき
にONされる各エラーフラグエリア13c、インク残量
エラーの内容を記憶する第1ワークメモリ13d、エラ
ー送信した内容を記憶した第2ワークメモリ13e、各
種カウンタなどを備えている。
【0016】なお、記録材としての各色のインクが消費
されていくと、センサ28にてインク残量が検出され、
検出された各色のインクのインク残量はRAM13のイ
ンク残量メモリ13bにそれぞれ記憶されると共に、例
えば、ある色のインクがニアエンプティ状態になると、
その色のエラーフラグエリア13cにおけるニアエンプ
ティフラグがONされる。
【0017】また、各エラーフラグエリア13cにある
各フラグは、インク残量のニアエンプティエラー、イン
ク残量のエンプティエラー、紙送りエラー、原稿送りエ
ラー等に応じたフラグではなく、読取系エラー、記録系
エラー等の上位概念のフラグであってもよく、その場合
は、RAM13に記憶された他のデータに基づいて、そ
の度毎にエラーの具体的な種類を判別することも可能で
ある。
【0018】EEPROM14は、継続的に保存してお
きたいデータを記憶するための書換可能な不揮発性のメ
モリであり、EEPROM14に記憶されたデータは、
ファクシミリ装置1の電源オフ後も保持される。EEP
ROM14には、ファンクションキーの操作によりエラ
ー送信モードが設定された時にONされるエラー送信モ
ードフラグ14a、予めテンキーなどにより設定され
た、エラー内容を送信する送信先を記憶する送信先メモ
リ14bなどが設けられている。
【0019】モデム16は、NCU15を介して、画像
データを変調及び復調し、相手ファクシミリ装置51へ
伝送すると共に、伝送制御用の各種手順信号を送受信す
るためのものである。符号器17は、スキャナ19によ
り読み取られた原稿の画像データなどを符号化するもの
であり、復号器18は、受信されたファクシミリデータ
などを読みだして、これを復号化するものである。スキ
ャナ19は、原稿載置部4から装置内部へ挿入された原
稿の画像を読み取るためのものである。このファクシミ
リ装置1のファクシミリユニットFUは、NUC15、
電話回線52を介して、相手ファクシミリ装置51や受
信装置7と接続されている。
【0020】プリンタユニットPUは、演算装置である
CPU21と、そのCPU21の動作制御プログラムを
記憶するROM22と、CPU21の実行時に使用され
るワークメモリや印刷用データを記憶するプリントメモ
リ等を備えたRAM23と、主装置としてのパーソナル
コンピュータ(以下、「PC」と称す)53が接続され
るPC用インターフェイス24とを備えている。さら
に、プリンタユニットPUは、印刷用の文字等のベクト
ルフォントを記憶するキャラクタジェネレータ(以下、
「CG」と称す)25と、記録を行うインクジェットヘ
ッド26と、記録材としての複数色のインクのそれぞれ
の残量を検出するセンサ28とを備えている。これらは
プリンタ制御回路27を介して相互に接続されている。
センサ28は図示しないインクカートリッジに設けられ
ている。
【0021】また、記録材の色は、例えば、黒、マゼン
タ、シアン、イエローであり、常にセンサ28によっ
て、これらの色のすべての残量が検出され、その値がR
AM13のインク残量メモリ13bに記憶される。さら
に、記録材は、記録装置が電子写真装置である場合には
トナーである。
【0022】なお、PC用インターフェイス24は、例
えば、セントロニクス規格に準拠したパラレルインター
フェイスであり、ファクシミリ装置1は、このインター
フェイス24に接続されたケーブル54を介して、PC
53とデータの送受信が可能にされている。
【0023】次に、上記のように構成されたファクシミ
リ装置1で行われる実施形態としてのエラー制御処理に
ついて、図3及び図4のフローチャートに従って説明す
る。なお、記録材としてのインクが消費され、最初に、
例えばマゼンタインクのインク残量がニアエンプティ状
態になると、センサ28にて検出されたマゼンタインク
のインク残量はRAM13のインク残量メモリ13bに
記憶されると共に、その色のエラーフラグエリア13c
のニアエンプティフラグがONされる。以下、このイン
ク残量がニアエンプティ状態で、エラー送信モードが設
定され、かつ送信先もEEPROM14の送信先メモリ
14bに記憶されている場合のエラー処理について説明
する。
【0024】所定間隔毎に割り込み処理にて、本エラー
制御処理が開始されると、まず、ファクシミリ装置1に
何らかのエラーが発生したか否かをエラーフラグエリア
13cに基づいて判断される(S1)。この場合、ファ
クシミリ装置1にエラーが発生していると判断され(S
1:YES)、そのエラーが何によるものであるのかが
判断される。即ち、そのエラーが原稿送りエラーなどの
読取系エラーか否かが判断され(S2)、エラーは読取
系エラーでないので(S2:NO)、次いで、そのエラ
ーがインク残量エラーや紙送りエラーなどの記録系エラ
ーか否かが判断される(S4)。この場合、エラーは記
録系エラーなので(S4:YES)、図4に示す記録系
のエラー処理が実行される(S5)。
【0025】一方、そのエラーが原稿送りエラーなどの
読取系エラーの場合には(S2:YES)、読取系エラ
ー処理が実行され(S3)、また、エラーが通信系エラ
ーなどの場合には(S2:NO、S4:NO)、そのエ
ラーに応じたエラー処理が実行される(S6)。
【0026】次いで、記録系のエラー処理(S5)の具
体的な制御処理について、図4を参照して説明する。ま
ず、記録系エラーの中の種類を判別する。即ち、エラー
が記録材(インク残量)のエラーか否かがエラーフラグ
エリア13cに基づいて判別され(S51)、この場
合、エラーはインク残量のニアエンプティエラーなので
(S51:YES)、次に、いずれかのインクのインク
残量が、ROM12の残量基準データメモリ12bに記
憶されたエンプティ値V1 以下であるか否かが判断され
る(S52)。このとき、RAM13のインク残量メモ
リ13bに記憶された各色のインクのインク残量は、い
ずれもエンプティ値V1 よりも多い(S52:NO)。
【0027】続いて、いずれかのインクのインク残量
が、残量基準データメモリ12bに記憶されたニアエン
プティ値V2 以下であり、かつエンプティ値V1 よりも
多いか否かが判断される(S53)。このとき、マゼン
タインクのインク残量は、ニアエンプティ値V2 以下で
あり、かつエンプティ値V1 よりも多いので(S53:
YES)、LCDディスプレイ6に「マゼンタインク:
ニアエンプティ」というエラーメッセージを表示すると
共に、ブザーを鳴動させ、そのメッセージ内容を第1ワ
ークメモリ13dに記憶する(S54)。
【0028】そして、第1ワークメモリ13dに記憶さ
れているメッセージ内容と、第2ワークメモリ13eに
記憶されているメッセージ内容とが同じであるか否かを
判断する(S55)。このとき、第2ワークメモリ13
eにはメッセージが記憶されておらず、それぞれの内容
は不一致であり、S55の判断結果はNOになる。
【0029】次いで、現在、エラー送信モードが設定さ
れているが否かがEEPROM14のエラー送信モード
フラグ14aに基づいて判断される(S56)。この場
合、エラー送信モードが設定されているので(S56:
YES)、EEPROM14の送信先メモリ14bに送
信先が設定されているか否かが判断され(S57)、送
信先が設定されているので(S57:YES)、エラー
内容を送信先の受信装置7に送信すると共に、第1ワー
クメモリ13dに記憶されているメッセージ内容を第2
ワークメモリ13eに転送し、かつ第1ワークメモリ1
3dをクリアして(S58)、このエラー処理を終了す
る。
【0030】そして、マゼンタインクを補充することな
く、さらに、記録動作を続けて、マゼンタインクのイン
ク残量がエンプティ状態になり、かつ同時にシアンイン
クのインク残量がニアエンプティ状態になったとする
と、センサ28にて検出された各色のインクのインク残
量はRAM13のインク残量メモリ13bに記憶される
と共に、RAM13のエラーフラグエリエア13cにお
けるマゼンタインクのエンプティフラグとシアンインク
のニアエンプティフラグをそれぞれONする。
【0031】すると、前述したと同じようにして、S1
→S2→S4→S51と処理が進行し、S52におい
て、マゼンタインクのインク残量がエンプティ値V1
下であると判断されるので(S52:YES)、LCD
ディスプレイ6に「マゼンタインク:エンプティ」とい
うエラーメッセージを表示すると共に、ブザーを鳴動さ
せ、そのメッセージ内容を第1ワークメモリ13dに記
憶する(S59)。
【0032】続いて、S53において、シアンインクの
インク残量が、残量基準データメモリ12bのニアエン
プティ値V2 以下であり、かつエンプティ値V1 よりも
多いと判断されるので(S53:YES)、LCDディ
スプレイ6に「シアンインク:ニアエンプティ」という
エラーメッセージを表示すると共に、ブザーを鳴動さ
せ、そのメッセージ内容も第1ワークメモリ13dに記
憶する(S54)。
【0033】続いて、第1ワークメモリ13dに記憶さ
れているメッセージ内容と、第2ワークメモリ13eに
多くされているメッセージ内容とが同じであるか否かを
判断する(S55)。このとき、第2ワークメモリ13
eには前回エラー送信したメッセージが記憶されてお
り、それぞれの内容は不一致であり、S55の判断結果
はNOになる。
【0034】次いで、エラー送信モードが設定されてい
るか否かがエラー送信モードフラグ14aに基づいて判
断される(S56)。この場合、エラー送信モードが設
定されているので(S56:YES)、送信先メモリ1
4bに送信先が設定されているか否かが判断され(S5
7)、送信先が設定されているので(S57:YE
S)、2つのエラー内容を送信先の受信装置7に送信す
ると共に、第1ワークメモリ13dに記憶されているメ
ッセージ内容を第2ワークメモリ13eに転送し、かつ
第1ワークメモリ13dをクリアして(S58)、この
エラー処理を終了する。また、S51において、エラー
がインク残量エラー以外であると判断された場合には
(S51:NO)、そのエラーに応じたエラー処理がそ
れぞれ実行される(S60)。
【0035】これよにより、各色のインクのインク残量
がニアエンプティ状態あるいはエンプティ状態になった
ことをファクシミリ装置1の周辺にいる使用者に知らせ
ることができると共に、予め設定されている送信先(外
出先)にも知らせることができるので、直ちに、補充の
必要なインクの種類(色)がわかり、エラーに対応する
ことができる。また、エラー状態が変更されたときだけ
に、エラー送信が行われるので、煩わしいことがない。
【0036】また、本発明の残量検出手段はセンサ28
から構成され、判別手段は図4のS52あるいはS53
の処理に相当し、報知手段は図4のS54あるいはS5
9の処理に相当し、送信手段は図4のS58の処理に相
当する。
【0037】なお、前記実施形態においては、センサ2
8は連続的に残量を検出するものであったが、段階的
に、例えば、エンプティ状態(記録不可能な量以下の場
合)、ニアエンプティ状態(記録不可能な量よりは多い
が、所定値以下の場合)、フル(それ以外の場合)の3
段階で検出するものであってもよい。
【0038】また、受信装置7は、携帯電話、ポケット
ベル、パーソナルコンピュータ等から適宜選択すること
ができ、送信先は、必要に応じて、数カ所設定すること
も可能であり、送信の優先順位を設定することもでき
る。また、前記実施形態においては、記録装置としてイ
ンクジェットプリンタを例にあげて説明したが、レーザ
ープリンタ、LEDプリンタ、トナー噴射プリンタなど
のカラープリンタであってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の画像出
力装置によれば、記録材の残量が所定値以下であると判
別されると、エラーが表示されるとともに、エラーが発
生したことを登録された受信装置に送信することができ
るので、外出先においても記録材の残量が所定値以下で
あることを知ることができ、記録不可能な状態を避ける
ことができる。また、記録材を購入しなければならない
場合であっても、装置を確認する前に購入して帰宅する
ことも可能であるので、帰宅後に装置を確認した後で記
録材を購入するために再度出掛けるといった二度手間が
省ける。
【0040】請求項2の画像出力装置によれば、複数の
記録材のうち少なくとも1つの色の記録材の残量が所定
値以下であると判別されると、エラーが表示されるとと
もに、エラーが発生したことを設定された受信装置に送
信することができるので、外出先においても記録材の残
量が所定値以下であることを知ることができ、記録不可
能な状態を避けることが可能となる。
【0041】請求項3の画像出力装置によれば、複数の
記録材のうち少なくとも1つの色の記録材の残量が所定
値以下となった場合、所定値以下となった記録材の色種
をもエラー表示することができるうえ、設定された受信
装置にも同様の内容を送信することができる。従って、
記録材を購入する必要がある場合であっても、外出先か
らでも必要な記録材の色種を知ることができるので、帰
宅する前に必要な色の記録材を購入することができ、記
録不可能な状態を避けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像出力装置としてのファクシミリ装
置の斜視図である。
【図2】そのファクシミリ装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の画像出力装置のエラー処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の画像出力装置の記録系のエラー処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置1 6 LCDディスプレイ 7 受信装置 11 CPU 12 ROM 12a エラー処理制御プログラムメモリ 12b 残量基準データメモリ 13 RAM 13b インク残量メモリ 13c エラーフラグエリア 13d 第1ワークメモリ 13e 第2ワークメモリ 14 EEPROM 14a エラー送信モードフラグ 14b 送信先メモリ 15 NCU 16 モデム 28 センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づいて、記録材により記
    録媒体に画像の記録を行う画像出力装置であって、 前記記録材の残量を検出する残量検出手段と、 前記残量検出手段により検出された記録材の残量が所定
    値以下であるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により、前記記録材の残量が所定値以下で
    あると判別された場合、それを報知する報知手段と、 前記報知手段による報知を、予め設定された受信装置に
    送信する送信手段とを備えたことを特徴とする画像出力
    装置。
  2. 【請求項2】 画像データに基づいて、複数色の記録材
    により記録媒体に画像の記録を行う画像出力装置であっ
    て、 前記複数色の記録材の残量をそれぞれ検出する残量検出
    手段と、 前記残量検出手段により検出された前記複数色の記録材
    のうち少なくとも1つの色の記録材の残量が所定値以下
    であるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により、少なくとも1つの色の記録材の残
    量が所定値以下であると判別された場合、それを報知す
    る報知手段と、 前記報知手段による報知を、予め設定された受信装置に
    送信する送信手段とを備えたことを特徴とする画像出力
    装置。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、前記判別手段により前
    記記録材の残量が所定値以下であると判別された記録材
    の色種をも報知するものであることを特徴とする請求項
    2記載の画像出力装置。
JP9230325A 1997-08-11 1997-08-11 画像出力装置 Pending JPH1169058A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1570998A1 (en) 2004-03-05 2005-09-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image record apparatus
JP2014019081A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Sharp Corp 電気機器、出力方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体

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