JPH1167294A - 小勢力端子、通信機器及びハンズフリーインターホン - Google Patents

小勢力端子、通信機器及びハンズフリーインターホン

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JPH1167294A
JPH1167294A JP22413397A JP22413397A JPH1167294A JP H1167294 A JPH1167294 A JP H1167294A JP 22413397 A JP22413397 A JP 22413397A JP 22413397 A JP22413397 A JP 22413397A JP H1167294 A JPH1167294 A JP H1167294A
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Naoki Tanase
直己 田名瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を少なくし且つ組立作業を容易にした
小勢力端子を提供する。 【解決手段】電子部品dを収容するベースBに取付けら
れる小勢力端子1であって、少勢力端子1は、小勢力信
号線の導電先端部の各々を接続ネジv1を用いて固着さ
せる導電端子台sのそれぞれを独立させて収容する複数
の区画壁空間2bを形成した端子台収容窓孔部2と、端
子台収容窓孔部2の裏面に取り付けられ、導電端子台が
実装された端子台回路基板3とを組み合わせて構成され
ており、端子台収容窓孔部2の一方端には、ベースBよ
り、カバーCに螺入される止めネジv3を挿入するネジ
挿入孔Chが形成され、他端には、端子台回路基板3側
より螺入される止めネジv2を受け入れるネジ受部2h
が形成されており、端子台回路基板3が、ベースB側に
形成した係止爪4でベースB内に固定されるとともに、
カバーCの内面に形成された押圧突片5で押え止めさせ
た構造としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小勢力端子、通信
機器、ハンズフリーインターホンに関し、特に、部品点
数を少なくし且つ組立作業を容易にした小勢力端子、こ
の小勢力端子を用いた通信機器、この小勢力端子を用い
たハンズフリーインターホンに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、玄関に設けられたドアホン子器と
室内親器とを備え、ドアホン子器と室内親器との間で通
話が行えるようにしたインターホンシステム等の種々の
通信機器が開発されている。図7は、そのようなインタ
ーホンシステムの一例を概略的に示す構成図であり、こ
のインターホンシステムAは、玄関等に設けられ、カメ
ラ11a、呼出スイッチ11b、通話のためのマイク
(図示せず)及びスピーカ11c等を備えるドアホン子
器11と、ドアホン子器11のカメラが撮像した映像を
表示するモニターテレビ12a、モニターテレビ12a
をオンにするモニタースイッチ12b等を備えるテレビ
ユニット12と、ドアホン子器11と通話をするための
通話ボタン13a、通話のためのマイク(図8(c)に
示すマイク13b)及びスピーカ13c等を備える親器
13を備える。
【0003】尚、このインターホンシステムAには、更
に、親器13と同様の構成を有する副親器14を1以上
増設できるようになっている。このインターホンシステ
ムAでは、親器13として、ハンズフリーインターホン
を採用しているので、例えば、不意に来客があって、室
内にいる応対者の両手がふさがっていても、親器13の
通話ボタン13aを押すだけで、来客と、受話器なしに
対話したり、また、副親器14を増設すれば、親器13
の通話ボタン13aを押したり、副親器14の通話ボタ
ン14aを押すだけで、受話器なしに、親器13と副親
器14との間の通話ができるようになっている。
【0004】図8は、親器13の外観を更に詳しく説明
する図であり、親器13は、カバーCとベースBとを備
え、カバーCとベースBとの内部に、親器13を動作さ
せる電子部品(図10に示す電子部品d、・・・、d)
が実装された回路基板(図10に示す回路基板16)
や、スピーカ13c等が内蔵された構成になっている。
尚、図8(c)中、13fで示す部材装置は、呼出音の
ボリュームを調整する調整つまみを示している。
【0005】図9は、ベースBを外側から見た概略的な
平面図を示しており、ベースBには、親器13をドアホ
ン子器11等に接続する端子を収容する少勢力端子10
1が設けられている。そして、従来の少勢力端子101
は、図9及び図10に示すように、ベースBに一体成形
され、小勢力信号線の導電先端部の各々を接続ネジv
1、・・・、v1を用いて固着させる導電端子台s、・
・・、sのそれぞれを独立させて収容する複数の区画壁
空間102b、・・・、102bを形成した端子台収容
窓孔部102に、親器13を動作させる電子部品が実装
された回路基板16の電子部品d、・・・、dが実装さ
れた表面に対向する裏面に取り付けられた導電端子台
s、・・・、sのそれぞれを独立させて収容し、端子台
収容窓孔部102の両端102e、102eに設けられ
たネジ挿入孔102h、102hの各々に、回路基板1
6の上方から止めネジv2、v2の各々を螺合させた構
造となっている。
【0006】尚、ここでは、親器13の少勢力端子10
1の構造について説明したが、親器13にかぎられず、
副親器14を始め他の通信機器の少勢力端子も少勢力端
子101と同様の構成が専ら採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
小勢力端子101では、ベースBに導電端子台s、・・
・、sのそれぞれを独立させて収容する複数の区画壁空
間102b、・・・、102bを形成した端子台収容窓
孔部102を形成し、この端子台収容窓孔部102に、
回路基板16のうち、導電端子台s、・・・、sを取り
付けた部分を合致させて止めネジv2、v2で固定して
いる。
【0008】このため、端子台収容窓孔部102と導電
端子台s、・・・、sを取り付けた回路基板16の部分
との隙間が殆ど無い上に、複数の区画壁空間102b、
・・・、102bの各々に導電端子台s、・・・、sの
各々が収容されるように正確に位置合わせを行って、2
本の止めネジv2、v2で強固に固定する必要がある。
【0009】更に、従来の少勢力端子101では、回路
基板16の電子部品d、・・・、dが実装された表面に
対向する裏面に導電端子台s、・・・、sを取り付けて
いるため、回路基板16の表面に電子部品d、・・・、
dを実装し、その後、電子部品d、・・・、dの回路基
板16の裏面に突出している電子部品d、・・・、dの
端子を裏面側に半田付けし、回路基板16の裏面に導電
端子台s、・・・、sを取り付けて、導電端子台s、・
・・、sの回路基板16の表面に突出している導電端子
台s、・・・、s端子を表面側に半田付けするといった
ような組立作業や、手作業により、導電端子台s、・・
・、sと電子部品との間を接続するためのジョイント線
の取り付けをしなければならず、従来の小勢力端子10
1には、組立が手作業になり面倒であるうえに、2本の
止めネジv2、v2を必要としているため、ネジ止め作
業にも手間がかかるといったことが原因して、親器13
を始めとして、少勢力端子111を有する通信機器は、
いずれも製造コストが高くなってしまうという問題があ
る。
【0010】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであって、部品点数を少なくするとと
もに、組立が容易で、ネジ止めの作業数を減らすことが
できるようにした、小勢力端子、この小勢力端子を用い
た通信機器、この小勢力端子を用いたハンズフリーイン
ターホンを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の小勢力
端子は、通信機器の電子部品を収容するベースに取付け
られる小勢力端子であって、少勢力端子は、小勢力信号
線の導電先端部の各々を接続ネジを用いて固着させる導
電端子台のそれぞれを独立させて収容する複数の区画壁
空間を形成した端子台収容窓孔部と、端子台収容窓孔部
の裏面に取り付けられ、導電端子台が実装された端子台
回路基板とを組み合わせて構成されており、端子台収容
窓孔部の一方端には、ベースより、通信機器の電子部品
を収容するカバーに螺入される止めネジを挿入するネジ
挿入孔が形成され、他端には、端子台回路基板側より螺
入される止めネジを受け入れるネジ受部が形成されてお
り、端子台回路基板が、ベース側に形成した係止爪でベ
ース内に固定されるとともに、カバーの内面に形成され
た押圧突片で押え止めさせた構造としている。
【0012】ここに、本明細書で用いる用語「小勢力端
子」は、低い電圧(例えば、DC12V、DC5V程
度)で動作させる、例えば、ドアホン子器や増設用スピ
ーカなどの小電力機器を接続して電源を供給するために
使用する入、出力端子を意味する。請求項2に記載の小
勢力端子は、請求項1に記載の小勢力端子の端子台回路
基板が、電子部品を実装させた回路基板の一部に予め切
込みを形成した部分を切断分割して構成される。
【0013】請求項3に記載の通信機器は、請求項1ま
たは請求項2に記載の小勢力端子を設けた。請求項4に
記載のハンズフリーインタホンは、請求項1または請求
項2に記載の小勢力端子を設けた。請求項5に記載の通
信機器は、通信機器の電子部品を収容するベースに収容
された回路基板の切欠抜取り部に、導電端子台が実装さ
れた端子台回路基板をベースに形成した係止爪で係止さ
せるとともに、通信機器の電子部品を収容するカバーの
内面に突設した押圧突片で押え止した構造とした。
【0014】請求項6に記載のハンズフリーインタホン
は、通信機器の電子部品を収容するベースに収容された
回路基板の切欠抜取り部に、導電端子台が実装された端
子台回路基板をベースに形成した係止爪で係止させると
ともに、通信機器の電子部品を収容するカバーの内面に
突設した押圧突片で押え止した構造とした。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に係る小勢力端子について更に詳しく説明する。ここ
では、インターホンシステムの親器に設けられる少勢力
端子を例にして説明する。また、説明を容易とするた
め、インターホンシステムAの親器と同一の部材装置に
ついては、相当する参照符号を用いて説明する。
【0016】図1は、本発明に係る少勢力端子を親器の
ベースに設けた例を示しており、図2は、本発明に係る
少勢力端子を設けた親器の概略的な断面図であり、ま
た、図3は、カバーの内面を概略的に示す平面図であ
る。図1〜図3を参照しながら、本発明に係る少勢力端
子を説明すると、この少勢力端子1は、ベースBに一体
成形され、小勢力信号線の導電先端部の各々を接続ネジ
v1、・・・、v1を用いて固着させる導電端子台s、
・・・、sのそれぞれを独立させて収容する複数の区画
壁空間2b、・・・、2bを形成した端子台収容窓孔部
2と、端子台収容窓孔部2の裏面に取り付けられる、導
電端子台s、・・・、sが実装された端子台回路基板3
とを組み合わせて構成されている。
【0017】端子台収容窓孔部2の一方端には、親器3
のベースBよりカバーCに螺入される止めネジv3を挿
入するネジ挿入孔2h1が形成され、他端には、端子台
回路基板3側より螺入される止めネジv2を受け入れる
ネジ受部2h2が形成されている。また、ベースBに
は、端子台収容窓孔部2の近傍に、係止爪4、4がベー
スBの内面側に起立するように、ベースBに一体成形さ
れている。係止爪4、4は、端子台収容窓孔部2の上端
から端子台回路基板3の厚さ程度高い位置に設けられて
おり、端子台回路基板3を端子台収容窓孔部2の上方に
位置して、係止爪4、4に差し込むと、係止爪4、4に
より、端子台収容窓孔部2の上方に、端子台回路基板3
を固定できるようになっている。
【0018】また、カバーCに、新たに、カバーCの内
面に押圧突片5を一体成形し、端子台回路基板3をベー
スB側に形成した係止爪4、4でベースB内に固定し、
端子台収容窓孔部2のネジ挿入孔2h1から止めネジv
3をカバーCの所定の位置に一体成形されたネジ挿入孔
Chに螺入して、ベースBにカバーCを取り付けると、
カバーCの内面に形成された押圧突片5で端子台回路基
板3が押え止めされるようにしている。
【0019】この少勢力端子1を組み立てる際には、ま
ず、図4に示すように、導電端子台s、・・・、sが実
装された端子台回路基板3を準備し、導電端子台s、・
・・、sを、ジョイント線Jを用いて、回路基板6に実
装され且つ導電端子台s、・・・、sの各々を接続すべ
き電子部品と接続し、その後、端子台回路基板3に実装
された導電端子台s、・・・、sが端子台収容窓孔部2
の方向を向くようにし、端子台収容窓孔部2に設けられ
た複数の区画壁空間2b、・・・、2bの各々に導電端
子台s、・・・、sの各々が一つずつ納まるように、端
子台回路基板3を係止爪4、4で固定し、端子台回路基
板3の上方より、止めネジv2を、端子台収容窓孔部2
の他端に設けられたネジ受部2h2に螺合して、端子台
収容窓孔部2上に端子台回路基板3を固定する。その
後、止めネジv3を 端子台収容窓孔部2の一方端に設
けられたネジ挿入孔2h1に挿入し、カバーCの所定の
位置に一体成形されたネジ挿入孔Chに螺入して、ベー
スBにカバーCを取り付ける(図1を参照)。
【0020】この少勢力端子1では、上記の説明から明
らかなように、端子台収容窓孔部2へ端子台回路基板3
を固定する際に用いる止めネジを、止めネジv2の一本
にすることができる。また、ベースBやカバーCの内面
形状は、複雑になるものの、ベースBに露呈する止めネ
ジが少なくなるため、外観がスマートになる。
【0021】また、端子台回路基板3は、1本の止めネ
ジv2と、ベースBに形成した少なくとも1組の押片
4、4とによって、端子台収容窓孔部2に隙間のない状
態に固定される。更に、この小勢力端子1では、ベース
BにカバーCを取り付けると、端子台回路基板3がカバ
ーC側からは、その内面に突設した押突片Chによって
押え付けられるので、端子台回路基板3が端子台収容窓
孔部2に隙間のない状態にしっかりと固定されることに
なる。
【0022】且つ、端子台回路基板3は、電子部品が実
装された回路基板6の切欠抜取り部6fに納められるの
で、省スペース化が可能となる。また、端子台収容窓孔
部2に形成された窓孔2b、・・・、2bの範囲内にお
いて、小勢力端子の導電端子台s、・・・、sの数を変
更することもできる。次に、導電端子台s、・・・、s
が実装された端子台回路基板3を製造する好ましい方法
について説明する。
【0023】図5は、導電端子台s、・・・、sが実装
された端子台回路基板3を製造する製造工程を模式的に
示す工程図である。まず、図5(a)に示すように、回
路基板6を準備し、回路基板6の表面に、電子部品d、
・・・、dを取り付けるとともに、端子台回路基板3を
作製する領域に、導電端子台s、・・・、sを取り付
け、その後、長めのジョイント線Jを用いて、導電端子
台s、・・・、sの各々と回路基板の表面に取り付けら
れ、導電端子台s、・・・、sの各々を接続すべき電子
部品と配線接続する。
【0024】次ぎに、表面に、電子部品d、・・・、
d、導電端子台s、・・・、s、及び、ジョイント線J
が取り付けられた回路基板6を半田槽に侵清され、回路
基板6の裏面側に突出している、電子部品d、・・・、
d、導電端子台s、・・・、s、及び、ジョイント線J
の端子t、・・・、tを自動半田付けする(図5(b)
を参照)。
【0025】次ぎに、回路基板6から、端子台回路基板
3となる領域を分割切断し(図5(c)を参照)、次い
で、端子台回路基板3を回路基板6の端部方向に半回転
させる(図5(d)を参照)。すると、端子台回路基板
3に実装された導電端子台s、・・・、sが、回路基板
6の表面に設けられた電子部品d、・・・、dと反対側
に位置するので(図6を参照)、図1に示すように、端
子台収容窓孔部2に設けられた複数の区画壁空間2b、
・・・、2bの各々に導電端子台s、・・・、sの各々
が一つずつ納まるように、端子台回路基板3を端子台収
容窓孔部2に容易に固定できる。
【0026】この製造方法を用いれば、端子台回路基板
3を自動半田付けと分割切断により製造できるので、ジ
ョイント線の配線も自動半田付けにより終了しているの
で、従来の、回路基板6の電子部品d、・・・、dが実
装された表面に対向する裏面に導電端子台s、・・・、
sを取り付けているため、回路基板16の表面に電子部
品d、・・・、dを実装し、その後、電子部品d、・・
・、dの回路基板16の裏面に突出している電子部品
d、・・・、dの端子を裏面側に半田付けし、回路基板
16の裏面に導電端子台s、・・・、sを取り付けて、
導電端子台s、・・・、sの回路基板6の表面に突出し
ている導電端子台s、・・・、s端子を表面側に半田付
けするといったような複雑な組立作業や、導電端子台
s、・・・、sと電子部品との間を接続するためのジョ
イント線の取り付けを手作業によって行う必要が無くな
るので、作業性が向上し、親器3の製造コストを低く抑
えることができる。
【0027】尚、発明の実施の形態では、ハンズフリー
インターホンを例に挙げたが、これは、単なる例示であ
って、本発明に係る小勢力端子は、ハンズフリーインタ
ーホン以外の通信機器に適用できるものであることは言
うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
に記載の小勢力端子では、導電端子台が実装された端子
台回路基板を端子台収容窓孔部に取り付ける際に、止め
ネジの本数を少なくでき、これにより、ベース、カバー
の表面に露呈する止めネジが少なくなるため、外観もス
マートになる。また、組み立てる際にも、導電端子台が
実装された端子台回路基板を、電子部品を実装させた回
路基板と別体に設ける構成としたので、導電端子台が実
装された端子台回路基板を端子台収容窓孔部に取り付け
る際の位置合わせが容易になり、且つ、端子台回路基板
を端子台収容窓孔部にネジ止めする際に、係止爪によ
り、端子台収容窓孔部上の所定の位置に端子台回路基板
を仮止めできるので、端子台回路基板を端子台収容窓孔
部にネジ止めも極めて容易となる。
【0029】また、請求項2に記載の小勢力端子では、
端子台回路基板を、電子部品を実装させたメインの回路
基板の一部に予め切込みを形成した部分を切断分割して
構成しているので、まず、回路基板の端子台回路基板を
形成する領域への導電端子台に実装と、メイン回路を構
成する電子部品の実装と、導電端子台と導電端子台に接
続される電子部品とのジョイント線との接続とを、同時
に、自動半田によって行うことができる。また、回路基
板から端子台回路基板を分離切断すれば、導電端子台が
実装され端子台回路基板を製造でき、導電端子台と導電
端子台に接続される電子部品とのジョイント線との接続
も終了しているので、小勢力端子の組立が極めて容易な
ものとなる。
【0030】また、請求項1又は請求項2に記載の小勢
力端子を用いれば、小勢力端子を構成する部品点数を減
らし、また、小勢力端子の組立を容易にできるので、通
信機器、ハンズフリーインターホンの製造コストを低く
抑えることができる(請求項3及び請求項4)。請求項
5に記載の通信機器及び請求項6に記載のハンズフリー
インターホンでは、小勢力端子を構成する端子台回路基
板を、電子部品が実装された回路基板と独立に設けたの
で、その部分を取り替えることによって、小勢力端子の
仕様変更が容易にできる。且つ、端子台回路基板は、電
子部品が実装された回路基板の回路基板の切欠抜取り部
に納められるので、省スペース化が可能となる。また、
端子台収容窓孔部に形成された窓孔の範囲内において、
小勢力端子の導電端子台の数を変更することもできる。
【0031】また、端子台回路基板は、1本の止めネジ
と、ベースに形成した少なくとも押片とによって、端子
台収容窓孔部に隙間のない状態に固定される。更に、ベ
ースにカバーを取り付けると、端子台回路基板がカバー
側からは、その内面に突設した押突片によって押え付け
られるので、端子台回路基板が端子台収容窓孔部に隙間
のない状態にしっかりと固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る少勢力端子の構成を概略的に示す
分解斜視図である。
【図2】本発明に係る少勢力端子を設けた親器の概略的
な断面図である。
【図3】親器のカバーの内面を概略的に示す平面図であ
る。
【図4】本発明に係る少勢力端子を構成する、導電端子
台が実装された端子台回路基板を概略的に示す斜視図で
ある。
【図5】導電端子台が実装された端子台回路基板を製造
する製造工程を模式的に示す工程図であり、図5(a)
〜図5(d)の各々の、向かって右側には、模式的な断
面図を、又、左側に模式的な平面図を示す。
【図6】導電端子台が実装された端子台回路基板と、電
子部品が実装された回路基板とを概略的に示す平面図で
ある。
【図7】インターホンシステムの一例を概略的に示す構
成図である。
【図8】親器の外観を説明する図であり、図8(a)は
平面図を、図8(b)は上面図、又、図8(c)は下面
図を、各々、示している。
【図9】ベースを外側から見た概略的な平面図である。
【図10】従来の少勢力端子の構成を概略的に示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 少勢力端子 2 端子台収容窓孔部 2b 区画壁空間 2h1 ネジ挿入孔 2h2 ネジ受部 3 端子台回路基板 4 係止爪 5 押圧突片 6 回路基板 B ベース C カバー Ch ネジ挿入孔 J ジョイント線 s 導電端子台 t 端子 v1 接続ネジ v2、v3 止めネジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信機器の電子部品を収容するベースに取
    付けられる小勢力端子であって、 前記少勢力端子は、 小勢力信号線の導電先端部の各々を接続ネジを用いて固
    着させる導電端子台のそれぞれを独立させて収容する複
    数の区画壁空間を形成した端子台収容窓孔部と、 前記端子台収容窓孔部の裏面に取り付けられ、導電端子
    台が実装された端子台回路基板とを組み合わせて構成さ
    れており、 前記端子台収容窓孔部の一方端には、前記ベースより、
    前記通信機器の電子部品を収容するカバーに螺入される
    止めネジを挿入するネジ挿入孔が形成され、 他端には、前記端子台回路基板側より螺入される止めネ
    ジを受け入れるネジ受部が形成されており、 前記端子台回路基板が、前記ベース側に形成した係止爪
    でベース内に固定されるとともに、前記カバーの内面に
    形成された押圧突片で押え止めさせた構造としている、
    小勢力端子。
  2. 【請求項2】前記端子台回路基板が、前記電子部品を実
    装させた回路基板の一部に予め切込みを形成した部分を
    切断分割して構成される、請求項1に記載の小勢力端
    子。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の小勢力端
    子を設けた、通信機器。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載の小勢力端
    子を設けた、ハンズフリーインタホン。
  5. 【請求項5】通信機器の電子部品を収容するベースに収
    容された回路基板の切欠抜取り部に、導電端子台が実装
    された端子台回路基板を前記ベースに形成した係止爪で
    係止させるとともに、通信機器の電子部品を収容するカ
    バーの内面に突設した押圧突片で押え止した構造とし
    た、通信機器。
  6. 【請求項6】通信機器の電子部品を収容するベースに収
    容された回路基板の切欠抜取り部に、導電端子台が実装
    された端子台回路基板を前記ベースに形成した係止爪で
    係止させるとともに、前記通信機器の電子部品を収容す
    るカバーの内面に突設した押圧突片で押え止した構造と
    した、ハンズフリーインタホン。
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