JP3593872B2 - スライド操作スイッチ及び電気機器 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、電気機器の本体壁に形成された孔部より、スライド操作板の操作摘みを本体壁の外方にスライド可能に突出させた構造のスライド操作スイッチ、およびこのスライド操作スイッチを用いた電気機器に関する。
【従来の技術】
【0002】
近時、例えば、テレビインターホンのような電気機器では、機器本体の側面などに、音量や輝度などを無段階に調節するため、スライド操作スイッチを設けたものが多い。図8は、従来のハンズフリー型のテレビインターホンを概略的に示す分解斜視図である。
【0003】
このハンズフリー型のテレビインターホン100は、その表面にCRT表示部121を設け、その下中央には通話ランプ122を設けた通話スイッチ123、右下方には、モニタスイッチ124、内線呼出スイッチ128、129をいずれも押ボタン構造にして設けてあり、その底面の左方には、音量調整スイッチsw101、輝度調整スイッチsw102をスライド操作スイッチとして設けた構造となっている。
【0004】
このテレビインターホン100には、ベース102の底壁部103及びカバー104の底壁部105の各々に、音量調整スイッチsw101及び輝度調整スイッチsw102の各々のスイッチ操作部111、111を表面(側面)に露出するための切欠孔106、107が各々形成され、音量調整スイッチsw101及び輝度調整スイッチsw102は、ベース102とカバー104とを組み付ける際に、これらの切欠孔106、107の間に挟み込んで取付けられている。
【0005】
そして、使用の際には、表面(側面)に露出した音量調整スイッチsw101スイッチ操作部111を操作して、音量調整したり、オン、オフしたり、また、輝度調整スイッチsw102のスイッチ操作部111を操作して、CRT表示部121の明るさを調整したりしている。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、従来のテレビインターホン100では、音量調節スイッチsw101や輝度調整スイッチsw102をベース102の底壁部103とカバー104の底壁部105とで挟み込んで取り付けるようにしているため、メンテナンスのため等の際に、テレビインターホン100のベース102とカバー104とを分離すると、音量調節スイッチsw101や輝度調整スイッチsw102が脱落し、場合によっては、音量調節スイッチsw101や輝度調整スイッチsw102を紛失してしまうといった問題があった。
【0007】
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであって、第1の目的は、スライド操作スイッチの組み付けや取り外し時にはネジを使用せずに、指で簡単にでき、しかもカバーとベースを取り外した場合にも脱落しないスライド操作スイッチを提供することにある。また、第2の目的は、このスライド操作スイッチを設けた電気機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載のスライド操作スイッチは、電気機器の本体壁に形成された孔部より、スライド操作板の操作摘みをスライド可能に突出させた構造のスライド操作スイッチにおいて、前記スライド操作板の両端から突設された支持枠体に水平枠体が架設されて成る水平支持枠を形成し、前記孔部を、本体の適所に、前記スライド操作板の一端を係止させる係止部と、前記スライドス操作板を組み付けるときには、上記水平枠体の内部に位置付けられ、これを組み付けた後には、前記スライド操作板の水平支持枠を載せるガイド支持突片とに対応させて形成した構造にしている。
【0009】
ここで、本明細書において用いる用語「本体壁」は、カバーの側壁であっても、ベースの側壁であっても良い。また、「本体の適所」は、ベースの底面であっても、カバーとベースとの間に収容される回路基板であってもよい。このような構造のスライド操作スイッチによれば、スライド操作板を指で摘み、その下端が係止部に係止されるように斜めにし、孔部の方に押圧することによって簡単に組み付けでき、このようにして、スライド操作板が取り付けられると、その裏面に形成された水平枠はガイド支持片の上に支えられるので、スライド操作板がスライドする間は安定した水平状態にガイドされ、支持される。
取り外すときには、孔部より本体壁の外方に突出した操作摘みを、内方に強く押せば、スライド操作板の下端が係止部から外れるので、指で摘み上げればよい。このように、組み付けや取り外しにネジを使用せずに、指で簡単にでき、しかもカバーとベースを取り外した場合にも容易に脱落することがない。
しかも、スライド操作板の水平支持枠をガイド支持突片に載せて支えているので、スライド操作を安定して行うことができる。
【0010】
請求項2に記載のスライド操作スイッチは、請求項1に記載のスライド操作スイッチの、スライド操作板の嵌入保持溝は、上方が開いたY字状ガイド縁を有した構造とされている。
したがって、スイッチ部品の操作部を、嵌入保持溝に嵌入させる際に、操作部の位置が多少ずれていても、Y字状ガイド縁にガイドさせ嵌入させて固定することができる。
【0011】
請求項3に記載のスライド操作スイッチは、請求項1に記載のスライド操作スイッチの、スライド操作板の水平支持枠が、水平枠体を支える左右の支持側枠が、スライド操作板から水平枠体側に向かうにつれて、上下の幅が次第に小さくなる形状に形成されている。
このスライド操作スイッチでは、スライド操作板の水平支持枠の形状を、弾性変形が容易な構造にしているので、スライド操作板を斜めにし、水平枠体の内方にガイド支持突片を位置させても、スライド操作板が、水平支持枠が弾性変形することで、ガイド支持突片上に乗り上げ、この時、スライド操作板が、本体壁に密着し、スライド操作板に突出形成した操作摘みが、本体壁に形成された孔部より、露出する。これにより、スライド操作スイッチを簡単に組み立てることができる。また、スライド操作スイッチからスライド操作板を取り外すときには、本体壁の孔部より突出した操作摘みを、本体壁の外方から内方に強く押圧すれば、ガイド支持突片から水平枠体から容易に外れるので、スライド操作スイッチを簡単に分解できる。
【0012】
請求項4に記載のスライド操作スイッチは、請求項1に記載のスライド操作スイッチの、係止部が、少なくとも2以上の爪片を突設した構造になっている。これら、少なくとも2以上の爪片にスライド操作板の下縁を係入するようにすれば、スライド操作板の位置決めが容易にできるので、スライド操作スイッチを簡単に組み立てることができる。
【0013】
請求項5に記載のスライド操作スイッチは、請求項2に記載のスライド操作スイッチの、スライド操作板の上方より、スイッチ部品を下面に実装した回路基板を被せるようにして、電気機器のベース、またはカバーに取り付ける構造としている。このような構造のものでは、スイッチ部品の操作部を位置合わせしなくても、スイッチ部品の操作部がY字状ガイド縁内に嵌入され、取付けを容易にできる。
【0014】
請求項6に記載の電気機器は、電気機器本体の側壁に、請求項1〜5に記載されたスライド操作スイッチのいずれかを設けている。この電気機器では、電気機器本体の側壁に、請求項1〜5に記載されたスライド操作スイッチのいずれかを設けるようにしている。これにより、側壁に、スライド操作スイッチの操作摘みだけが突出した構造となるので、電気機器の外観をスマートにできる。
【発明の実施の形態】
【0015】
以下、本発明に係るスライド操作スイッチの一例について、図面を参照しながら更に詳しく説明する。図1は、本発明に係るスライド操作スイッチの要部構造を概略的に示す分解斜視図である。
【0016】
尚、図1では、説明を容易とするため、カバー4を下にして、図示している(図2及び図3において同じ)。このスライド操作スイッチ10は、図1に示すように、電気機器の本体壁(この例では、カバー4の側壁)3に横長な孔部hを形成し、この孔部hにスライド操作板1の操作摘み11をスライド可能に突出させた構造となっている。
【0017】
スライド操作板1は、その表面1aには操作摘み11を突出形成し、裏面1bには、基板7に実装されたスイッチ部品6の操作突部6aを嵌入させる、上方が開いたY字状ガイド縁を有した嵌入保持溝13と、平面視略コ字形の水平支持枠12を形成している。尚、基板7は、各種の電装品やプリント配線が実装される回路基板(図3に示す回路基板8)に、電気配線により、物理的に固定され且つ電気的な接触が図られるようになっている。
【0018】
また、カバー4の本体壁3には、そのコーナ部に、スライド操作板1の下端を係止させる側面視略L字形の複数の爪片からなる係止部14と、スライド操作板1の水平支持枠12を載せるガイド支持突片5とを、孔部hに対応させて形成している。スライド操作板1の水平支持枠12は、水平枠体12aを支える左右の支持側枠12b、12bが、スライド操作板1から水平枠体12a側に向かうにつれて、上下の幅が次第に小さくなるように傾斜面を形成されている。
【0019】
次に、スライド操作板1を電気機器の本体壁3に組み付ける手順について、図2を参照しながら説明する。まず、図2(a)に示すように、スライド操作板1を指で摘み、斜めにして、下端を本体壁3の係止部14に係止させる。このときガイド支持突片5は、水平枠体12aの内部に位置している。
【0020】
次に、図2(b)に示すように、下端を係止部14に係止させたスライド操作板1を、指で本体壁3の孔部hの方に押圧する。すると、図2(c)に示すように、水平枠体12aは、支持側枠12b、12bが弾性変形することで、ガイド支持突片5の上に移動し、スライド操作板1は、孔部hの方に引き寄せられて垂直に起立し、スライド操作板1は孔部hに密着し(このとき、スライド操作板1と本体壁3との当接や、支持側枠12b、12bに復元により、パッチという音がする)、水平枠体12aはガイド支持突片5の上に乗り、孔部hより操作摘み11が露出する。
【0021】
このようにして、スライド操作板1が取り付けられると、スライド操作板1の水平枠体12aは、ガイド支持突片5の上に支えられることになり、スライド操作板1がスライドする間も、安定した水平状態にガイドされる。また、スライド操作スイッチ10からスライド操作板1を取り外すときには、本体壁3の孔部hより突出した操作摘み11を、本体壁の外方から内方に強く押圧すれば、ガイド支持突片5から水平枠体12aから外れ、スライド操作板1の下端が係止部14から容易に外れるので、スライド操作スイッチ10を簡単に分解できる。
【0022】
このスライド操作スイッチ10は、本体壁3の孔部hに取付けられ、取り外されるので、カバー4からベース(図7に示すベース2を参照)を取り外しても、スライド操作板1が容易に脱落することがなく、また、スライド操作板1も、その水平枠体12aがガイド支持突片5に載せて支えられているので、スライド操作も安定して行うことができる。
【0023】
しかも、このスライド操作スイッチ10は、組み付けや取り外しにネジを使用せずに、指で簡単にできる。また、このスライド操作スイッチ10はカバー4からベース(図7に示すベース2を参照)を取り外した場合にも容易に脱落することがない。
【0024】
図3は、図1に示したスライド操作スイッチ10とカバーとの構造を概略的に示す分解斜視図である。
【0025】
尚、図3中、8で示す部材は、回路基板を示しており、この例では、カバー4と回路基板8とは、カバー4に一体成形されたボス4aにネジ(図示せず)を挿入し、ボス4aに挿入したネジ(図示せず)を回路基板8に設けられたネジ孔8hに螺合することで、固定される。この時、基板7に実装されたスイッチ部品6の操作突部6aは、上方が開いたY字状ガイド縁を有した嵌入保持溝13によりガイドされるので、スイッチ部品6の操作突部6aの位置が多少ずれていても、スライド操作板1の嵌入保持溝13に、操作突部6aを嵌入させて固定することができる。
【0026】
図4は、本発明に係るスライド操作スイッチを本体壁の側壁に設けた電気機器を、カバーの一部を切り欠いて、概略的に示す外観斜視図である。また、図5は、図1に示すスライド操作スイッチの全体構成を概略的に示す縦断面構造図を示している。尚、説明を容易とするため、図4及び図5において、図1に示す部材に相当する部材については、相当する参照符号を付して、ここでの説明は省略する。
【0027】
また、図6は、本発明に係るスライド操作スイッチの他例を概略的に示す分解斜視図である。このスライド操作スイッチ10Aでは、嵌入保持部13’が、角穴に形成されており、この角穴13’に、スイッチ部品6の操作突部(図示せず)を嵌入させる構造になっている点が、スライド操作スイッチ10と異なっている。
【0028】
このスライド操作スイッチ10Aも、スライド操作スイッチ10と同様の効果を奏する。尚、図6に示すスライド操作スイッチ10Aのその他の構成は、スライド操作スイッチ10と同様であるので、説明を容易とするため、相当する部材については、相当する参照符号を付して、ここでの説明は省略する。
【0029】
図7は、本発明に係るスライド操作スイッチを用いた電気機器であるテレビインターホンを概略的に示す外観斜視図である。このテレビインターホン20では、ベース2とカバー4とのより構成される本体20aの側面に設けられるスイッチsw1、sw2、sw3、sw4及びsw5として、本発明に係るスライド操作スイッチを用いている。
【0030】
より具体的に説明すると、このテレビインターホン20は、その側面に設けられる、テレビインターホン20を構成する機器類への電源の入・切をするための電源スイッチsw1、室内に設けられる親機・副親機等をグループ分けするためのグループ設定スイッチsw2、このテレビインターホン20の鳴動音の音量を調整等するドアホン設定スイッチsw3、sw4、トークバック設定スイッチsw5をいずれも本発明に係るスライド操作スイッチとしている。
【0031】
これにより、テレビインターホン20の側面には、その操作摘み11だけが露出するだけであるので、外観がスマートとなる。尚、この例で、ドアホン設定スイッチsw3、sw4を2つ設けているのは、テレビインターホン20を2台設ける時に、このテレビインターホン20を2台のいずれにも使用できるようにするためである。
【0032】
即ち、このテレビインターホン20を2台のうちの1台として使用する際には、ドアホン設定スイッチsw3を使用し、もう一台として使用する際には、ドアホン設定スイッチsw4を使用する。また、トークバック設定スイッチsw5は、操作摘み11を操作することで、オンとオフとが選択できるようになっており、トークバック設定スイッチsw5をオフ側にすると、一斉連絡時(この例では、室内間通話時の最初の10秒間)、呼び出された側の室内の音を呼び出した側に聞こえないようにすることができるようになっている。
【0033】
尚、図7中、21は、テレビインターホン20の表面に設けたCRT表示部を、23は、通話ランプ22を設けた通話スイッチを、24は、モニタスイッチを、また、28、29の各々は、グループ設定スイッチsw2によりグループ分けされた親機・副親機の各グループを呼び出す内線呼出スイッチを各々示しており、この例では、これらのスイッチ23、24、28、29は、いずれも押ボタン構造になっている。
【0034】
尚、この発明の実施の形態では、スライド操作スイッチ10をカバー4側に設けた例について説明したが、スライド操作スイッチ10は、ベース2側に設けてもよい
【発明の効果】
【0035】
以上、詳細に説明したように、請求項1に記載のスライド操作スイッチでは、組み付けや取り外しにネジを使用せずに、指で簡単にでき、しかもカバーとベースを取り外した場合にも容易に脱落することがない。しかも、スライド操作板は、その水平支持枠がガイド支持突片に載せて支えられているので、スライド操作を安定して行うことができる。
【0036】
請求項2に記載のスライド操作スイッチでは、嵌入保持溝にはY字状ガイド縁が設けられている。これにより、スイッチ部品の操作部の位置がずれていても、スイッチ部品の操作部は、Y字状ガイド縁にガイドされて、嵌入保持溝に嵌入されるので、スライド操作スイッチを容易に組み立てることができる。
【0037】
請求項3に記載のスライド操作スイッチでは、スライド操作板の水平支持枠の形状を、弾性変形が容易な構造をにしているので、スライド操作板を斜めにし、水平枠体の内方にガイド支持突片を位置させても、スライド操作板が、水平支持枠が弾性変形することで、ガイド支持突片上に乗り上げ、この時、スライド操作板が、本体壁に密着し、スライド操作板に突出形成した操作摘みが、本体壁に形成された孔部より、露出する。これにより、スライド操作スイッチを簡単に組み立てることができる。また、スライド操作スイッチからスライド操作板を取り外すときには、本体壁の孔部より突出した操作摘みを、本体壁の外方から内方に強く押圧すれば、ガイド支持突片から水平枠体から容易に外れるので、スライド操作スイッチを簡単に分解できる。
【0038】
請求項4に記載のスライド操作スイッチでは、構造の簡単な少なくとも2以上の爪片にスライド操作板の下縁を係入することによって、スライド操作板の位置決めができ、また出し入れも容易にできる。
【0039】
請求項5に記載のスライド操作スイッチでは、スイッチ部品を実装した回路基板を上方からY字状ガイド縁側に設けている。これにより、スイッチ部品の操作部を位置合わせしなくても、スイッチ部品の操作部がY字状ガイド縁内に容易に嵌入されるので、スライド操作スイッチの組立を、一層容易に行うことができる。
【0040】
請求項6に記載の電気機器では、電気機器本体の側壁に、請求項1〜5のいずれかに記載のスライドスイッチ構造を設けているので、側壁に、スライド操作スイッチの操作摘みが突出した構造となるので、電気機器の外観をスマートにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライド操作スイッチの要部をその一部を切断して概略的に示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すスライド操作スイッチの組み付け手順を概略的に示す工程図である。
【図3】図1に示すスライド操作スイッチの全体構造を概略的に示す分解斜視図である。
【図4】本発明に係るスライド操作スイッチを本体壁の側壁に設けた電気機器を、カバーの一部を切り欠いて、概略的に示す外観斜視図であるる。
【図5】図1に示すスライド操作スイッチのを中心に概略的に示す縦断面構造図である。
【図6】本発明に係るスライド操作スイッチの他の例の全体構造を概略的に示す示す分解斜視図である。
【図7】本発明に係るスライド操作スイッチが用いられたテレビインターホンを概略的に示す外観斜視図である。
【図8】従来のテレビインターホンを概略的に示す分解斜視図である。
【符号の説明】
h 孔部
1 スライド操作板
2 ベース
3 本体壁
4 カバー
5 ガイド支持突片
6 操作部
7 スイッチ部品
10、10A、10B、sw1〜sw5 スライド操作スイッチ
11 操作摘み
12 水平支持枠
12a 水平枠体
12b 支持側枠
13 嵌入保持部
14 係止部
20 テレビインターホン(電気機器)
Claims (6)
- 電気機器の本体壁に形成された孔部より、スライド操作板の操作摘みをスライド可能に突出させた構造のスライド操作スイッチにおいて、
前記スライド操作板の表面に、操作摘みを突出形成するとともに、その裏面に、スイッチ部品の操作部を嵌入させ保持する嵌入保持溝と、前記スライド操作板の両端から突設された支持枠体に水平枠体が架設されて成る水平支持枠を形成し、前記孔部を、本体の適所に、前記スライド操作板の一端を係止させる係止部と、前記スライドス操作板を組み付けるときには、上記水平枠体の内部に位置付けられ、これを組み付けた後には、前記スライド操作板の水平支持枠を載せるガイド支持突片とに対応させて形成した構造にしているスライド操作スイッチ。 - 前記スライド操作板の嵌入保持溝は、上方が開いたY字状ガイド縁を有した構造とされている、請求項1に記載のスライド操作スイッチ。
- 前記スライド操作板の水平支持枠は、水平枠体を支える左右の支持側枠が、スライド操作板から水平枠体に向かうにつれて、上下の幅が次第に小さくなる形状に形成されている、請求項1に記載のスライド操作スイッチ。
- 前記係止部が、少なくとも2以上の爪片を突設した構造になっている、請求項1に記載のスライド操作スイッチ。
- 前記スライド操作板の上方より、スイッチ部品を下面に実装した回路基板を被せるようにして、電気機器のベース、またはカバーに取り付ける構造としている、請求項2に記載のスライド操作スイッチ。
- 機器本体の側壁に、請求項1〜5に記載されたスライド操作スイッチのいずれかを設けている、電気機器。
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