JPH11238428A - スライド操作スイッチ及び電気機器 - Google Patents

スライド操作スイッチ及び電気機器

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JPH11238428A
JPH11238428A JP4171798A JP4171798A JPH11238428A JP H11238428 A JPH11238428 A JP H11238428A JP 4171798 A JP4171798 A JP 4171798A JP 4171798 A JP4171798 A JP 4171798A JP H11238428 A JPH11238428 A JP H11238428A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組み付けや取り外しが、ネジを使用せずに、指
で簡単にでき、しかも、カバーとベースを取り外した場
合に容易に脱落しないスライド操作スイッチを提供す
る。 【解決手段】電気機器の本体壁3に形成した孔部hよ
り、スライド操作板1の操作摘み11をスライド可能に
突出させた構造のスライド操作スイッチ10において、
スライド操作板1の表面に、操作摘み11を突出形成す
るとともに、その裏面に、スイッチ部品7の操作部6を
嵌入させ保持する嵌入保持溝13と、水平支持枠12を
形成し、孔部hを、本体3の適所に、スライド操作板1
の一端を係止させる係止部4と、スライド操作板1の水
平支持枠12を載せるガイド支持突片5とに対応させて
形成した構造にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器の本体壁
に形成された孔部より、スライド操作板の操作摘みを本
体壁の外方にスライド可能に突出させた構造のスライド
操作スイッチ、およびこのスライド操作スイッチを用い
た電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、例えば、テレビインターホンのよ
うな電気機器では、機器本体の側面などに、音量や輝度
などを無段階に調節するため、スライド操作スイッチを
設けたものが多い。図8は、従来のハンズフリー型のテ
レビインターホンを概略的に示す分解斜視図である。
【0003】このハンズフリー型のテレビインターホン
100は、その表面にCRT表示部121を設け、その
下中央には通話ランプ122を設けた通話スイッチ12
3、右下方には、モニタスイッチ124、内線呼出スイ
ッチ128、129をいずれも押ボタン構造にして設け
てあり、その底面の左方には、音量調整スイッチsw1
01、輝度調整スイッチsw102をスライド操作スイ
ッチとして設けた構造となっている。
【0004】このテレビインターホン100には、ベー
ス102の底壁部103及びカバー104の底壁部10
5の各々に、音量調整スイッチsw101及び輝度調整
スイッチsw102の各々のスイッチ操作部111、1
11を表面(側面)に露出するための切欠孔106、1
07が各々形成され、音量調整スイッチsw101及び
輝度調整スイッチsw102は、ベース102とカバー
104とを組み付ける際に、これらの切欠孔106、1
07の間に挟み込んで取付けられている。
【0005】そして、使用の際には、表面(側面)に露
出した音量調整スイッチsw101スイッチ操作部11
1を操作して、音量調整したり、オン、オフしたり、ま
た、輝度調整スイッチsw102のスイッチ操作部11
1を操作して、CRT表示部121の明るさを調整した
りしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のテレ
ビインターホン100では、音量調節スイッチsw10
1や輝度調整スイッチsw102をベース102の底壁
部103とカバー104の底壁部105とで挟み込んで
取り付けるようにしているため、メンテナンスのため等
の際に、テレビインターホン100のベース102とカ
バー104とを分離すると、音量調節スイッチsw10
1や輝度調整スイッチsw102が脱落し、場合によっ
ては、音量調節スイッチsw101や輝度調整スイッチ
sw102を紛失してしまうといった問題があった。
【0007】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであって、第1の目的は、スライド操
作スイッチの組み付けや取り外し時にはネジを使用せず
に、指で簡単にでき、しかもカバーとベースを取り外し
た場合にも脱落しないスライド操作スイッチを提供する
ことにある。また、第2の目的は、このスライド操作ス
イッチを設けた電気機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のスライ
ド操作スイッチは、電気機器の本体壁に形成された孔部
より、スライド操作板の操作摘みをスライド可能に突出
させた構造のスライド操作スイッチにおいて、スライド
操作板の表面に、操作摘みを突出形成するとともに、そ
の裏面に、スイッチ部品の操作部を嵌入させ保持する嵌
入保持溝と、水平支持枠を形成し、孔部を、本体の適所
に、スライド操作板の一端を係止させる係止部と、スラ
イド操作板の水平支持枠を載せるガイド支持突片とに対
応させて形成した構造にしている。
【0009】ここで、本明細書において用いる用語「本
体壁」は、カバーの側壁であっても、ベースの側壁であ
っても良い。また、「本体の適所」は、ベースの底面で
あっても、カバーとベースとの間に収容される回路基板
であってもよい。このような構造のスライド操作スイッ
チによれば、スライド操作板を指で摘み、その下端が係
止部に係止されるように斜めにし、孔部の方に押圧する
ことによって簡単に組み付けでき、このようにして、ス
ライド操作板が取り付けられると、その裏面に形成され
た水平枠はガイド支持片の上に支えられるので、スライ
ド操作板がスライドする間は安定した水平状態にガイド
され、支持される。
【0010】取り外すときには、孔部より本体壁の外方
に突出した操作摘みを、内方に強く押せば、スライド操
作板の下端が係止部から外れるので、指で摘み上げれば
よい。このように、組み付けや取り外しにネジを使用せ
ずに、指で簡単にでき、しかもカバーとベースを取り外
した場合にも容易に脱落することがない。
【0011】しかも、スライド操作板の水平支持枠をガ
イド支持突片に載せて支えているので、スライド操作を
安定して行うことができる。請求項2に記載のスライド
操作スイッチは、請求項1に記載のスライド操作スイッ
チの、スライド操作板の嵌入保持溝は、上方が開いたY
字状ガイド縁を有した構造とされている。
【0012】したがって、スイッチ部品の操作部を、嵌
入保持溝に嵌入させる際に、操作部の位置が多少ずれて
いても、Y字状ガイド縁にガイドさせ嵌入させて固定す
ることができる。請求項3に記載のスライド操作スイッ
チは、請求項1に記載のスライド操作スイッチの、スラ
イド操作板の水平支持枠が、水平枠体を支える左右の支
持側枠が、スライド操作板から水平枠体側に向かうにつ
れて、上下の幅が次第に小さくなる形状に形成されてい
る。
【0013】このスライド操作スイッチでは、スライド
操作板の水平支持枠の形状を、弾性変形が容易な構造に
しているので、スライド操作板を斜めにし、水平枠体の
内方にガイド支持突片を位置させても、スライド操作板
が、水平支持枠が弾性変形することで、ガイド支持突片
上に乗り上げ、この時、スライド操作板が、本体壁に密
着し、スライド操作板に突出形成した操作摘みが、本体
壁に形成された孔部より、露出する。これにより、スラ
イド操作スイッチを簡単に組み立てることができる。ま
た、スライド操作スイッチからスライド操作板を取り外
すときには、本体壁の孔部より突出した操作摘みを、本
体壁の外方から内方に強く押圧すれば、ガイド支持突片
から水平枠体から容易に外れるので、スライド操作スイ
ッチを簡単に分解できる。
【0014】請求項4に記載のスライド操作スイッチ
は、請求項1に記載のスライド操作スイッチの、係止部
が、少なくとも2以上の爪片を突設した構造になってい
る。これら、少なくとも2以上の爪片にスライド操作板
の下縁を係入するようにすれば、スライド操作板の位置
決めが容易にできるので、スライド操作スイッチを簡単
に組み立てることができる。
【0015】請求項5に記載のスライド操作スイッチ
は、請求項2に記載のスライド操作スイッチの、スライ
ド操作板の上方より、スイッチ部品を下面に実装した回
路基板を被せるようにして、電気機器のベース、または
カバーに取り付ける構造としている。このような構造の
ものでは、スイッチ部品の操作部を位置合わせしなくて
も、スイッチ部品の操作部がY字状ガイド縁内に嵌入さ
れ、取付けを容易にできる。
【0016】請求項6に記載の電気機器は、電気機器本
体の側壁に、請求項1〜5に記載されたスライド操作ス
イッチのいずれかを設けている。この電気機器では、電
気機器本体の側壁に、請求項1〜5に記載されたスライ
ド操作スイッチのいずれかを設けるようにしている。こ
れにより、側壁に、スライド操作スイッチの操作摘みだ
けが突出した構造となるので、電気機器の外観をスマー
トにできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスライド操作
スイッチの一例について、図面を参照しながら更に詳し
く説明する。図1は、本発明に係るスライド操作スイッ
チの要部構造を概略的に示す分解斜視図である。
【0018】尚、図1では、説明を容易とするため、カ
バー4を下にして、図示している(図2及び図3におい
て同じ)。このスライド操作スイッチ10は、図1に示
すように、電気機器の本体壁(この例では、カバー4の
側壁)3に横長な孔部hを形成し、この孔部hにスライ
ド操作板1の操作摘み11をスライド可能に突出させた
構造となっている。
【0019】スライド操作板1は、その表面1aには操
作摘み11を突出形成し、裏面1bには、基板7に実装
されたスイッチ部品6の操作突部6aを嵌入させる、上
方が開いたY字状ガイド縁を有した嵌入保持溝13と、
平面視略コ字形の水平支持枠12を形成している。尚、
基板7は、各種の電装品やプリント配線が実装される回
路基板(図3に示す回路基板8)に、電気配線により、
物理的に固定され且つ電気的な接触が図られるようにな
っている。
【0020】また、カバー4の本体壁3には、そのコー
ナ部に、スライド操作板1の下端を係止させる側面視略
L字形の複数の爪片からなる係止部14と、スライド操
作板1の水平支持枠12を載せるガイド支持突片5と
を、孔部hに対応させて形成している。スライド操作板
1の水平支持枠12は、水平枠体12aを支える左右の
支持側枠12b、12bが、スライド操作板1から水平
枠体12a側に向かうにつれて、上下の幅が次第に小さ
くなるように傾斜面を形成されている。
【0021】次に、スライド操作板1を電気機器の本体
壁3に組み付ける手順について、図2を参照しながら説
明する。まず、図2(a)に示すように、スライド操作
板1を指で摘み、斜めにして、下端を本体壁3の係止部
14に係止させる。このときガイド支持突片5は、水平
枠体12aの内部に位置している。
【0022】次に、図2(b)に示すように、下端を係
止部14に係止させたスライド操作板1を、指で本体壁
3の孔部hの方に押圧する。すると、図2(c)に示す
ように、水平枠体12aは、支持側枠12b、12bが
弾性変形することで、ガイド支持突片5の上に移動し、
スライド操作板1は、孔部hの方に引き寄せられて垂直
に起立し、スライド操作板1は孔部hに密着し(このと
き、スライド操作板1と本体壁3との当接や、支持側枠
12b、12bに復元により、パッチという音がす
る)、水平枠体12aはガイド支持突片5の上に乗り、
孔部hより操作摘み11が露出する。
【0023】このようにして、スライド操作板1が取り
付けられると、スライド操作板1の水平枠体12aは、
ガイド支持突片5の上に支えられることになり、スライ
ド操作板1がスライドする間も、安定した水平状態にガ
イドされる。また、スライド操作スイッチ10からスラ
イド操作板1を取り外すときには、本体壁3の孔部hよ
り突出した操作摘み11を、本体壁の外方から内方に強
く押圧すれば、ガイド支持突片5から水平枠体12aか
ら外れ、スライド操作板1の下端が係止部14から容易
に外れるので、スライド操作スイッチ10を簡単に分解
できる。
【0024】このスライド操作スイッチ10は、本体壁
3の孔部hに取付けられ、取り外されるので、カバー4
からベース(図7に示すベース2を参照)を取り外して
も、スライド操作板1が容易に脱落することがなく、ま
た、スライド操作板1も、その水平枠体12aがガイド
支持突片5に載せて支えられているので、スライド操作
も安定して行うことができる。
【0025】しかも、このスライド操作スイッチ10
は、組み付けや取り外しにネジを使用せずに、指で簡単
にできる。また、このスライド操作スイッチ10はカバ
ー4からベース(図7に示すベース2を参照)を取り外
した場合にも容易に脱落することがない。図3は、図1
に示したスライド操作スイッチ10とカバーとの構造を
概略的に示す分解斜視図である。。
【0026】尚、図3中、8で示す部材は、回路基板を
示しており、この例では、カバー4と回路基板8とは、
カバー4に一体成形されたボス4aにネジ(図示せず)
を挿入し、ボス4aに挿入したネジ(図示せず)を回路
基板8に設けられたネジ孔8hに螺合することで、固定
される。この時、基板7に実装されたスイッチ部品6の
操作突部6aは、上方が開いたY字状ガイド縁を有した
嵌入保持溝13によりガイドされるので、スイッチ部品
6の操作突部6aの位置が多少ずれていても、スライド
操作板1の嵌入保持溝13に、操作突部6aを嵌入させ
て固定することができる。
【0027】図4は、本発明に係るスライド操作スイッ
チを本体壁の側壁に設けた電気機器を、カバーの一部を
切り欠いて、概略的に示す外観斜視図である。また、図
5は、図1に示すスライド操作スイッチの全体構成を概
略的に示す縦断面構造図を示している。尚、説明を容易
とするため、図4及び図5において、図1に示す部材に
相当する部材については、相当する参照符号を付して、
ここでの説明は省略する。
【0028】また、図6は、本発明に係るスライド操作
スイッチの他例を概略的に示す分解斜視図である。この
スライド操作スイッチ10Aでは、嵌入保持部13’
が、角穴に形成されており、この角穴13’に、スイッ
チ部品6の操作突部(図示せず)を嵌入させる構造にな
っている点が、スライド操作スイッチ10と異なってい
る。
【0029】このスライド操作スイッチ10Aも、スラ
イド操作スイッチ10と同様の効果を奏する。尚、図6
に示すスライド操作スイッチ10Aのその他の構成は、
スライド操作スイッチ10と同様であるので、説明を容
易とするため、相当する部材については、相当する参照
符号を付して、ここでの説明は省略する。
【0030】図7は、本発明に係るスライド操作スイッ
チを用いた電気機器であるテレビインターホンを概略的
に示す外観斜視図である。このテレビインターホン20
では、ベース2とカバー4とのより構成される本体20
aの側面に設けられるスイッチsw1、sw2、sw
3、sw4及びsw5として、本発明に係るスライド操
作スイッチを用いている。
【0031】より具体的に説明すると、このテレビイン
ターホン20は、その側面に設けられる、テレビインタ
ーホン20を構成する機器類への電源の入・切をするた
めの電源スイッチsw1、室内に設けられる親機・副親
機等をグループ分けするためのグループ設定スイッチs
w2、このテレビインターホン20の鳴動音の音量を調
整等するドアホン設定スイッチsw3、sw4、トーク
バック設定スイッチsw5をいずれも本発明に係るスラ
イド操作スイッチとしている。
【0032】これにより、テレビインターホン20の側
面には、その操作摘み11だけが露出するだけであるの
で、外観がスマートとなる。尚、この例で、ドアホン設
定スイッチsw3、sw4を2つ設けているのは、テレ
ビインターホン20を2台設ける時に、このテレビイン
ターホン20を2台のいずれにも使用できるようにする
ためである。
【0033】即ち、このテレビインターホン20を2台
のうちの1台として使用する際には、ドアホン設定スイ
ッチsw3を使用し、もう一台として使用する際には、
ドアホン設定スイッチsw4を使用する。また、トーク
バック設定スイッチsw5は、操作摘み11を操作する
ことで、オンとオフとが選択できるようになっており、
トークバック設定スイッチsw5をオフ側にすると、一
斉連絡時(この例では、室内間通話時の最初の10秒
間)、呼び出された側の室内の音を呼び出した側に聞こ
えないようにすることができるようになっている。
【0034】尚、図7中、21は、テレビインターホン
20の表面に設けたCRT表示部を、23は、通話ラン
プ22を設けた通話スイッチを、24は、モニタスイッ
チを、また、28、29の各々は、グループ設定スイッ
チsw2によりグループ分けされた親機・副親機の各グ
ループを呼び出す内線呼出スイッチを各々示しており、
この例では、これらのスイッチ23、24、28、29
は、いずれも押ボタン構造になっている。
【0035】尚、この発明の実施の形態では、スライド
操作スイッチ10をカバー4側に設けた例について説明
したが、スライド操作スイッチ10は、ベース2側に設
けてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
に記載のスライド操作スイッチでは、組み付けや取り外
しにネジを使用せずに、指で簡単にでき、しかもカバー
とベースを取り外した場合にも容易に脱落することがな
い。しかも、スライド操作板は、その水平支持枠がガイ
ド支持突片に載せて支えられているので、スライド操作
を安定して行うことができる。
【0037】請求項2に記載のスライド操作スイッチで
は、嵌入保持溝にはY字状ガイド縁が設けられている。
これにより、スイッチ部品の操作部の位置がずれていて
も、スイッチ部品の操作部は、Y字状ガイド縁にガイド
されて、嵌入保持溝に嵌入されるので、スライド操作ス
イッチを容易に組み立てることができる。請求項3に記
載のスライド操作スイッチでは、スライド操作板の水平
支持枠の形状を、弾性変形が容易な構造をにしているの
で、スライド操作板を斜めにし、水平枠体の内方にガイ
ド支持突片を位置させても、スライド操作板が、水平支
持枠が弾性変形することで、ガイド支持突片上に乗り上
げ、この時、スライド操作板が、本体壁に密着し、スラ
イド操作板に突出形成した操作摘みが、本体壁に形成さ
れた孔部より、露出する。これにより、スライド操作ス
イッチを簡単に組み立てることができる。また、スライ
ド操作スイッチからスライド操作板を取り外すときに
は、本体壁の孔部より突出した操作摘みを、本体壁の外
方から内方に強く押圧すれば、ガイド支持突片から水平
枠体から容易に外れるので、スライド操作スイッチを簡
単に分解できる。
【0038】請求項4に記載のスライド操作スイッチで
は、構造の簡単な少なくとも2以上の爪片にスライド操
作板の下縁を係入することによって、スライド操作板の
位置決めができ、また出し入れも容易にできる。請求項
5に記載のスライド操作スイッチでは、スイッチ部品を
実装した回路基板を上方からY字状ガイド縁側に設けて
いる。これにより、スイッチ部品の操作部を位置合わせ
しなくても、スイッチ部品の操作部がY字状ガイド縁内
に容易に嵌入されるので、スライド操作スイッチの組立
を、一層容易に行うことができる。
【0039】請求項6に記載の電気機器では、電気機器
本体の側壁に、請求項1〜5のいずれかに記載のスライ
ドスイッチ構造を設けているので、側壁に、スライド操
作スイッチの操作摘みが突出した構造となるので、電気
機器の外観をスマートにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライド操作スイッチの要部をそ
の一部を切断して概略的に示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すスライド操作スイッチの組み付け手
順を概略的に示す工程図である。
【図3】図1に示すスライド操作スイッチの全体構造を
概略的に示す分解斜視図である。
【図4】本発明に係るスライド操作スイッチを本体壁の
側壁に設けた電気機器を、カバーの一部を切り欠いて、
概略的に示す外観斜視図であるる。
【図5】図1に示すスライド操作スイッチのを中心に概
略的に示す縦断面構造図である。
【図6】本発明に係るスライド操作スイッチの他の例の
全体構造を概略的に示す示す分解斜視図である。
【図7】本発明に係るスライド操作スイッチが用いられ
たテレビインターホンを概略的に示す外観斜視図であ
る。
【図8】従来のテレビインターホンを概略的に示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
h 孔部 1 スライド操作板 2 ベース 3 本体壁 4 カバー 5 ガイド支持突片 6 操作部 7 スイッチ部品 10、10A、10B、sw1〜sw5 スライド操作
スイッチ 11 操作摘み 12 水平支持枠 12a 水平枠体 12b 支持側枠 13 嵌入保持部 14 係止部 20 テレビインターホン(電気機器)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器の本体壁に形成された孔部より、
    スライド操作板の操作摘みをスライド可能に突出させた
    構造のスライド操作スイッチにおいて、 前記スライド操作板の表面に、操作摘みを突出形成する
    とともに、その裏面に、スイッチ部品の操作部を嵌入さ
    せ保持する嵌入保持溝と、水平支持枠を形成し、 前記孔部を、本体の適所に、前記スライド操作板の一端
    を係止させる係止部と、前記スライド操作板の水平支持
    枠を載せるガイド支持突片とに対応させて形成した構造
    にしているスライド操作スイッチ。
  2. 【請求項2】前記スライド操作板の嵌入保持溝は、上方
    が開いたY字状ガイド縁を有した構造とされている、請
    求項1に記載のスライド操作スイッチ。
  3. 【請求項3】前記スライド操作板の水平支持枠は、水平
    枠体を支える左右の支持側枠が、スライド操作板から水
    平枠体に向かうにつれて、上下の幅が次第に小さくなる
    形状に形成されている、請求項1に記載のスライド操作
    スイッチ。
  4. 【請求項4】前記係止部が、少なくとも2以上の爪片を
    突設した構造になっている、請求項1に記載のスライド
    操作スイッチ。
  5. 【請求項5】前記スライド操作板の上方より、スイッチ
    部品を下面に実装した回路基板を被せるようにして、電
    気機器のベース、またはカバーに取り付ける構造として
    いる、請求項2に記載のスライド操作スイッチ。
  6. 【請求項6】機器本体の側壁に、請求項1〜5に記載さ
    れたスライド操作スイッチのいずれかを設けている、電
    気機器。
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JP2002076654A (ja) * 2000-08-23 2002-03-15 Aiphone Co Ltd インターホンのスイッチ取付構造
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