JPH1167158A - 蛍光ランプ - Google Patents
蛍光ランプInfo
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- JPH1167158A JPH1167158A JP22849897A JP22849897A JPH1167158A JP H1167158 A JPH1167158 A JP H1167158A JP 22849897 A JP22849897 A JP 22849897A JP 22849897 A JP22849897 A JP 22849897A JP H1167158 A JPH1167158 A JP H1167158A
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Abstract
にて発光層を構成することにより、発光層の膜落を防止
できる上、外観特性,残光特性をも改善できる蛍光ラン
プを提供すること。 【解決手段】ガラスバルブ1の内面に1種又は2種以上
の蛍光体よりなる第1,第2の発光層を有する蛍光ラン
プにおいて、前記ガラスバルブ側の第1の発光層2を下
記化学組成式で示す長残光性を有する蛍光体にて、放電
側の第2の発光層3を一般照明用の蛍光体にて形成し、
かつ第1の発光層の付着量を1cm2 当たり0.2〜
8.0mgの範囲に設定した。 (Ca1-P-q-r EuP Ndq Mnr )O・n(Al1-m
Bm )2 O3 ・kP2 O6
Description
し、特にランプ消灯後10分以上を経過しても物の識別
が可能な残光を呈する蛍光ランプの改良に関する。
ガラスバルブの内面にハロリン酸塩蛍光体,希土類蛍光
体などからなる発光層を形成して構成されている。
40ワットタイプの蛍光ランプでは、2700〜310
0(lm)の明るさが得られており、オフィスはもとよ
り大型店舗,劇場,浴場,地下街などのように広い分野
で使用されている。
下街などにおいては、火災,地震などの災害によって停
電した場合でも、人命を第一義に考えて安全かつ迅速に
避難させる必要がある。
上のスペ−スを有し、かつ人が多く集まるなどの条件を
満たす大型店舗,劇場,地下街などには一般照明器具の
他に、誘導灯,非常灯などを設置することが義務付けら
れている。
は蛍光ランプを商用電源によって点灯させ、非常時(停
電時)は内蔵バッテリ−を電源として蛍光ランプないし
電球などを照度が1(Lx)以上で、かつ20〜30分
以上点灯するように構成されている。
停電して一般照明器具などが消灯したとしても、床面の
照度は最低でも1(Lx)以上が確保されるために、安
全かつ迅速な避難が可能となるものである。
は、高価であることもあって、一般照明器具に比較する
と、その設置数は少ない。例えば通路誘導灯のように壁
面の下方に配置される場合には、混雑していると、壁面
に近い人と遠い人では通路誘導灯の視認性に有意差が生
じて避難の迅速性にも影響が現われるものである。
務のない一般家庭などでは、災害によって停電した場
合、真っ暗な中で円滑かつ迅速に避難することは容易で
はなく、子供や老人の避難が遅れる可能性がある。
先に、ガラスバルブの内面に1種又は2種以上の蛍光体
よりなる第1,第2の発光層を有する蛍光ランプにおい
て、前記ガラスバルブ側の第1の発光層を、例えば一般
式がMAl2 O4 で表される化合物で、Mはカルシウム
(Ca),ストロンチウム(Sr),バリウム(Ba)
からなる群より選択された1つ以上の金属元素からなる
化合物を母結晶にし、付活剤としてユ−ロピウム(E
u)を使用した長残光性を有する蛍光体にて、放電側の
第2の発光層を希土類蛍光体,ハロリン酸塩蛍光体など
の一般照明用の蛍光体にて形成し、かつ第1の発光層の
付着量を1cm2 当たり0.2mg以上に設定した蛍光
ランプを提案した(特開平9−55191号公報参
照)。
の照明用蛍光ランプと同様に使用することによって、こ
の蛍光ランプの消灯後、かなり長い時間を経過しても、
物の識別が可能な照度が得られ、停電時における誘導灯
的な機能や常夜灯的な機能を奏するものである。
造工程において、ガラスバルブに付与される機械的な振
動,衝撃などによって発光層に膜落が例えば7%も発生
し、完成後における外観特性が著しく損なわれるのみな
らず、良品率も低下し、製品の品位を高く維持すること
が難しいという問題がある。
性を有する蛍光体は、蛍光ランプの製造工程における焼
成工程で劣化し易い傾向にあり、製品完成後における残
光特性が損なわれることから、より一層大きな残光照度
の得られる蛍光ランプが望まれている。
素を含む長残光性を有する蛍光体にて発光層を構成する
ことにより、発光層の膜落を防止できる上、外観特性,
残光特性をも改善できる蛍光ランプを提供することにあ
る。
の目的を達成するために、ガラスバルブの内面に1種又
は2種以上の蛍光体よりなる第1,第2の発光層を有す
る蛍光ランプにおいて、前記ガラスバルブ側の第1の発
光層を下記化学組成式で示す長残光性を有する蛍光体に
て、放電側の第2の発光層を一般照明用の蛍光体にて形
成し、かつ第1の発光層の付着量を1cm2 当たり0.
2〜8.0mgの範囲に設定したことを特徴とする。 (M1-P-q EuP Qq )O・n(Al1-m Bm )2 O3 ここで、 0.0001≦p≦0.5 0.0001≦q≦0.5 0.5 ≦n≦3.0 0.0001≦m≦0.5 0.0001≦p+q≦0.75 但し、組成式中のMはMg,Ca,Sr,Ba,Znか
らなる2価金属の群より選ばれた少なくとも1種であ
り、Qは共付活剤でMn,Zr,Nb,Pr,Nd,G
d,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Luからな
る群より選ばれた少なくとも1種。
の内面に1種又は2種以上の蛍光体よりなる第1,第2
の発光層を有する蛍光ランプにおいて、前記ガラスバル
ブ側の第1の発光層を下記化学組成式で示す長残光性を
有する蛍光体にて、放電側の第2の発光層を一般照明用
の蛍光体にて形成し、かつ第1の発光層の付着量を1c
m2 当たり0.2〜8.0mgの範囲に設定したことを
特徴とする。 (Ca1-P-q-r EuP Ndq Mnr )O・n(Al1-m
Bm )2 O3 ・kP2 O6 ここで、0.0001 ≦p≦0.5 0.00005≦q≦0.5 0.00005≦r≦0.7 0.0001 ≦p+q+r≦0.75 0.5 ≦n≦3.0 0.0001 ≦m≦0.5 0 ≦k≦0.2 1 ≦r/p≦20 又、本発明の第3の発明は、前記長残光性を有する蛍光
体の平均粒径を5〜15μmの範囲に、粒度分布を3〜
50μmの範囲にそれぞれ設定したことを特徴とし、第
4の発明は、前記第2の発光層を1種又は2種以上の希
土類蛍光体にて形成したことを特徴とする。
スバルブと第1の発光層との間にアルミナ又はマグネシ
アよりなる紫外線反射層を形成したことを特徴とし、第
6の発明は、前記ガラスバルブと第1の発光層との間に
透光性の導電性被膜を形成したことを特徴とし、さら
に、第7の発明は、前記ガラスバルブの外周面を透光性
の保護層にて覆ったことを特徴とする。
いて図1を参照して説明する。同図において、1はガラ
スバルブであって、その内面には下記化学組成式で示す
長残光性を呈する蛍光体(以下、第1の蛍光体と呼称す
る)にて第1の発光層2が形成されている。 (M1-P-q EuP Qq )O・n(Al1-m Bm )2 O3 0.0001≦p≦0.5 0.0001≦q≦0.5 0.5 ≦n≦3.0 0.0001≦m≦0.5 0.0001≦p+q≦0.75 但し、組成式中のMはMg,Ca,Sr,Ba,Znか
らなる2価金属の群より選ばれた少なくとも1種であ
り、Qは共付活剤でMn,Zr,Nb,Pr,Nd,G
d,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Luからな
る群より選ばれた少なくとも1種。
で示す長残光性を呈する蛍光体(以下、第2の蛍光体と
呼称する)にて構成することもできる。 (Ca1-P-q-r EuP Ndq Mnr )O・n(Al1-m
Bm )2 O3 ・kP2 O6 ここで、0.0001 ≦p≦0.5 0.00005≦q≦0.5 0.00005≦r≦0.7 0.0001 ≦p+q+r≦0.75 0.5 ≦n≦3.0 0.0001 ≦m≦0.5 0 ≦k≦0.2 1 ≦r/p≦20 特に、第1又は第2の蛍光体の付着量は1cm2 当たり
0.2〜8.0mgの範囲に設定されており、この蛍光
体のFSSS(フィッシャ−・サブ・シ−ブ・サイザ
−)による平均粒径は5〜15μmの範囲に、粒度分布
は3〜50μmの範囲にそれぞれ設定されている。
の蛍光体よりなる第2の発光層3が積層されている。こ
の第2の発光層3は一般照明用の蛍光体、例えばハロリ
ン酸塩蛍光体(Ca10(PO4 )6 FCl:Sb/Mn
など)や希土類蛍光体(Y2O3 :Eu,LaPO4 :
Ce/Tb,(SrCaBaMg)5 (PO4 )3 C
l:Euなど)などの1種又は2種以上を混合して形成
されている。これらの発光層2,3を形成するに当たっ
て、第2の発光層3を形成する際の蛍光体塗布液の塗布
方向を第1の発光層2を形成する際の蛍光体塗布液の塗
布方向とは逆に設定することにより、全体の膜厚を比較
的に均一化できる。尚、4はガラスバルブ1の両端に配
置された電極である。
成する第1の蛍光体には硼素が含まれているために、蛍
光体のガラスバルブ1への被着強度が改善でき、製造工
程において、機械的な衝撃などが付与されても、第1の
発光層2の膜落を抑制でき、良品率の向上は勿論のこ
と、外観特性,残光特性を改善できる。
成すれば、同蛍光体には硼素及びリン酸が含まれるため
に、第2の蛍光体のガラスバルブ1との結合性が向上
し、膜落を確実に防止できるのみならず、熱耐性の向上
により残光照度をも大幅に増加できる。
均粒径が5〜15μmの範囲に、粒度分布が3〜50μ
mの範囲にそれぞれ設定されているために、発光層2の
膜落を上述の蛍光体の使用と相俟って効果的に防止でき
る。しかしながら、平均粒径が5μm未満になると、残
光照度が小さくなり、逆に15μmを超えると、膜落の
発生が増加するようになる。又、粒度分布において、最
小粒度が3μm未満のものが含まれると、残光照度が小
さくなり、逆に、最大粒度が50μmを超えるものが含
まれると、膜落の発生が増加するようになる。従って、
平均粒径及び粒度分布は上記範囲内に設定することが望
ましい。
成された少なくとも第1,第2の発光層2,3のうち、
放電路側の第2の発光層3は、希土類蛍光体などのよう
に、一般の照明用蛍光ランプに使用される蛍光体にて構
成されているために、ランプ点灯時に253.7nmな
どの紫外線によって効率よく励起され、明るさを大幅に
増加させることができる。
側に形成されており、かつそれの付着量が1cm2 当た
り0.2〜8.0mgの範囲に設定されているために、
第2の発光層3を透過してくる紫外線によって第1又は
第2の蛍光体が効率よく励起されて発光することにな
る。一方、消灯時においては、殆んどの放射光がガラス
バルブ1から直接的に外部に放射される。従って、第1
の発光層2からの放射光は殆んど減衰することなく外部
に放射させることができ、残光照度を高めることがで
き、非常時などの誘導光としても有効に利用できる。
であって、ガラスバルブ1と第1の発光層2との間には
透光性を有する紫外線反射層5が形成されている。この
紫外線反射層5は、例えば平均粒径が0.1μm以下好
ましくは30〜50mμmのアルミナ(Al2 O3 ),
マグネシア(MgO)などにて形成されている。 とこ
ろで、第1,第2の発光層2,3は電極4間の放電によ
って生ずる253.7nmなどの紫外線で励起されるの
であるが、放電路側に位置する蛍光体は効率よく励起さ
れるものの、放電路から遠ざかるガラスバルブ側に位置
する蛍光体の励起効率は若干低下する傾向にある。しか
しながら、この実施例によれば、第1,第2の発光層
2,3を透過した紫外線が紫外線反射層5で反射される
ために、ガラスバルブ側に位置する蛍光体は透過時の紫
外線及び反射した紫外線によって励起されることにな
る。従って、発光効率を高めることができる。
を形成することによって、水銀のガラスバルブ1への接
触を抑制できる関係で、ソ−ラリゼ−ションによる変色
を防止ないし低減できる。
であって、ガラスバルブ1と第1の発光層2との間には
透光性を有する導電性被膜6が形成されている。この導
電性被膜6は、例えば加熱状態のガラスバルブの内面に
塩化錫を含む溶液を吹き付けることによって形成され
る。この被膜6は例えば1〜1000KΩ程度の抵抗値
を有する。
の点灯回路装置を備えた照明器具に適用でき、大型店
舗,劇場,地下街などのように保守の手間を省きたい所
での使用に好適する。
間に図2に示す紫外線反射層5を形成すれば、明るさの
改善は勿論のこと、水銀が被膜6の錫などに接触するこ
とによって生ずる変色を防止ないし低減できる。従っ
て、蛍光ランプとしての外観状態を向上できる。
であって、ガラスバルブ1の外周面には保護層7が形成
されている。この保護層7は、例えばポリエチレンテレ
フタレ−ト(PET)などの樹脂材からなり、厚みは例
えば100〜150μmに設定されている。この保護層
7は、予めチュ−ブ状に構成されており、これの内部に
ガラスバルブ1を挿入した後、150〜200℃で加熱
して収縮させ、ガラスバルブ1の外周面に密着させるこ
とによって形成される。特に、保護層7に酸化チタン
(TiO2 )などの紫外線吸収材を混入させれば、保護
層7の耐光性を改善できるのみならず、紫外線防止層と
しても作用する。尚、この構成は図2や図3に示す蛍光
ランプにも適用できる。
周面には樹脂製などの保護層7が形成されているので、
非常時に、万一、ガラスバルブ1が破損しても飛散を防
止できるのみならず、破損した状態でも物を識別できる
程度の照度が得られる。従って、円滑かつ迅速な避難が
可能となる。
り外せば、懐中電灯の代替品として利用することができ
るので、避難誘導のみならず色々な面で図り知れない威
力を発揮するものと推測される。
されることなく、例えば蛍光ランプは、40ワットタイ
プ以外の直管形蛍光ランプはもとより環形蛍光ランプ,
コンパクト蛍光ランプ,電球形蛍光ランプなどにも適用
できる。
ず、平均粒径が10μmでかつ粒度分布が5〜35μm
の第2の蛍光体を含む蛍光体塗布液をFL40用バルブ
の内面に流し込むことにより第1の発光層を形成すると
共に、三波長域に発光を呈する三種類の希土類蛍光体を
含む蛍光体塗布液をFL40用バルブに流し込むことに
より第1の発光層上に第2の発光層を形成する。尚、第
1の発光層の付着量は5.0mg/cm2 であった。
た地点に照度計を配置した状態において、蛍光ランプを
定格電圧で15分間連続点灯し、その後、蛍光ランプを
消灯した時の残光照度の推移を測定したところ、図5に
示す結果が得られた。
秒における本発明にかかる蛍光ランプの残光照度は、本
出願人が先に提案した従来の蛍光ランプのほぼ2倍以上
に大幅に改善されている。これは焼成工程での第2の蛍
光体の熱劣化が緩和されたためと推測される。
プをそれぞれ100本づつ製作し、膜落の発生率を測定
したところ、本発明品では0.001%であったのに対
し、従来品では7%であった。
1の実験例において、第2の蛍光体の平均粒径を3〜2
0μmの範囲で変化させたFL40蛍光ランプを製作
し、膜落状況及び残光照度の適否を測定ないし観察した
ところ、図6に示す結果が得られた。尚、膜落の測定
は、1gの重りを50cmの高さから蛍光ランプ上に1
回だけ自然落下させた時に、発光層に直径1mm以上の
膜落が発生したか否かによって行い、○印は直径1mm
以上の膜落が発生しなかったことを、×印は発生したこ
とを示している。又、残光照度の評価項目において、○
印は従来例に比較して改善効果が認められたことを、×
印は改善効果が認められなかったことを示している。
15μmの範囲では膜落の発生は認められなかったが、
平均粒径が20μmではかなりの膜落の発生が見られ、
発光層のガラスバルブへの被着強度が弱いことがわか
る。一方、残光照度では平均粒径が5〜20μmの範囲
で従来例に対する改善効果が認められたが、平均粒径が
3μmでは認められなかった。この結果から、長残光性
を呈する蛍光体の平均粒径は5〜15μmの範囲が望ま
しいものである。
バルブ側の第1の発光層には少なくとも硼素が含まれる
長残光性を呈する蛍光体が使用されているために、同蛍
光体のガラスバルブへの被着強度が改善でき、製造工程
ないし使用時において、ガラスバルブに機械的な衝撃な
どが付与されても、第1の発光層の膜落を抑制でき、良
品率の向上は勿論のこと、外観特性,残光特性を改善で
きる。
すれば、同蛍光体には硼素及びリン酸が含まれるため
に、第2の蛍光体のガラスバルブ1との結合性が向上
し、膜落を確実に防止できるのみならず、熱耐性の向上
により残光照度をも大幅に増加できる。
平均粒径が5〜15μmの範囲に、粒度分布が3〜50
μmの範囲にそれぞれ設定されているために、発光層の
膜落を上述の蛍光体の使用と相俟って効果的に防止でき
る。
側に形成されており、かつそれの付着量が1cm2 当た
り0.2〜8.0mgの範囲に設定されているために、
第2の発光層を透過してくる紫外線によって第1の発光
層が効率よく励起されて発光することになる。一方、消
灯時においては、殆んどの放射光がガラスバルブから直
接的に外部に放射される。従って、第1の発光層からの
放射光は殆んど減衰することなく外部に放射させること
ができ、残光照度を高めることができ、非常時などの誘
導光としても有効に利用できる。
する膜落及び残光照度の関係を示す図。
Claims (7)
- 【請求項1】 ガラスバルブの内面に1種又は2種以上
の蛍光体よりなる第1,第2の発光層を有する蛍光ラン
プにおいて、前記ガラスバルブ側の第1の発光層を下記
化学組成式で示す長残光性を有する蛍光体にて、放電側
の第2の発光層を一般照明用の蛍光体にて形成し、かつ
第1の発光層の付着量を1cm2 当たり0.2〜8.0
mgの範囲に設定したことを特徴とする蛍光ランプ。 (M1-P-q EuP Qq )O・n(Al1-m Bm )2 O3 ここで、0.0001≦p≦0.5 0.0001≦q≦0.5 0.5 ≦n≦3.0 0.0001≦m≦0.5 0.0001≦p+q≦0.75 但し、組成式中のMはMg,Ca,Sr,Ba,Znか
らなる2価金属の群より選ばれた少なくとも1種であ
り、Qは共付活剤でMn,Zr,Nb,Pr,Nd,G
d,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Luからな
る群より選ばれた少なくとも1種。 - 【請求項2】 ガラスバルブの内面に1種又は2種以上
の蛍光体よりなる第1,第2の発光層を有する蛍光ラン
プにおいて、前記ガラスバルブ側の第1の発光層を下記
化学組成式で示す長残光性を有する蛍光体にて、放電側
の第2の発光層を一般照明用の蛍光体にて形成し、かつ
第1の発光層の付着量を1cm2 当たり0.2〜8.0
mgの範囲に設定したことを特徴とする蛍光ランプ。 (Ca1-P-q-r EuP Ndq Mnr )O・n(Al1-m
Bm )2 O3 ・kP2 O6 ここで、0.0001 ≦p≦0.5 0.00005≦q≦0.5 0.00005≦r≦0.7 0.0001 ≦p+q+r≦0.75 0.5 ≦n≦3.0 0.0001 ≦m≦0.5 0 ≦k≦0.2 1 ≦r/p≦20 - 【請求項3】 前記長残光性を有する蛍光体の平均粒径
を5〜15μmの範囲に、粒度分布を3〜50μmの範
囲にそれぞれ設定したことを特徴とする請求項1又は2
に記載の蛍光ランプ。 - 【請求項4】 前記第2の発光層を1種又は2種以上の
希土類蛍光体にて形成したことを特徴とする請求項1又
は2に記載の蛍光ランプ。 - 【請求項5】 前記ガラスバルブと第1の発光層との間
にアルミナ又はマグネシアよりなる紫外線反射層を形成
したことを特徴とする請求項1又は2に記載の蛍光ラン
プ。 - 【請求項6】 前記ガラスバルブと第1の発光層との間
に透光性の導電性被膜を形成したことを特徴とする請求
項1又は2に記載の蛍光ランプ。 - 【請求項7】 前記ガラスバルブの外周面を透光性の保
護層にて覆ったことを特徴とする請求項1又は2に記載
の蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22849897A JPH1167158A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22849897A JPH1167158A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 蛍光ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1167158A true JPH1167158A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16877403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22849897A Pending JPH1167158A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1167158A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003113375A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-04-18 | Koninkl Philips Electronics Nv | 青色蛍光体を備える放電が誘電的に阻害されたガス放電ランプ |
WO2004087833A1 (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-14 | Sakai Chemical Industry Co. Ltd. | 蛍光体及びその製造方法 |
JP2005310750A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-11-04 | Nec Lighting Ltd | 白熱電球 |
-
1997
- 1997-08-25 JP JP22849897A patent/JPH1167158A/ja active Pending
Cited By (6)
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JPWO2004087833A1 (ja) * | 2003-03-14 | 2006-07-06 | 堺化学工業株式会社 | 蛍光体及びその製造方法 |
JP4544155B2 (ja) * | 2003-03-14 | 2010-09-15 | 堺化学工業株式会社 | 蛍光体及びその製造方法 |
US8580148B2 (en) | 2003-03-14 | 2013-11-12 | Sakai Chemical Industry Co., Ltd. | Phosphor and method for producing same |
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