JPH1167012A - トリガースイッチ - Google Patents
トリガースイッチInfo
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- JPH1167012A JPH1167012A JP24459597A JP24459597A JPH1167012A JP H1167012 A JPH1167012 A JP H1167012A JP 24459597 A JP24459597 A JP 24459597A JP 24459597 A JP24459597 A JP 24459597A JP H1167012 A JPH1167012 A JP H1167012A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trigger
- push button
- diameter
- switch
- housing
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- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 押しボタンを押圧しない状態でトリガの引き
込み動作を行っても押しボタンの大径ボス部の変形を防
止でき安全装置としての機能を長期にわたって維持する
ことができるトリガースイッチの提供。 【解決手段】 ハウジング6A、6Bに対して押しボタ
ン31が突出位置と押圧位置間に移動可能に支持され、
トリガー2がハウジングに回動可能に支持される。トリ
ガ2にはトリガー引き込み禁止部2c1とトリガー引き
込み許可部2c2からなる穴部2cが形成され、穴部内
を押しボタン31が貫通している。押しボタンの大径ボ
ス部31bには突起31eが設けられ、押しボタンが突
出位置にあるときにトリガーを引き込み操作すると、ト
リガ引き込み許可部は突起の先端面に面接触する。
込み動作を行っても押しボタンの大径ボス部の変形を防
止でき安全装置としての機能を長期にわたって維持する
ことができるトリガースイッチの提供。 【解決手段】 ハウジング6A、6Bに対して押しボタ
ン31が突出位置と押圧位置間に移動可能に支持され、
トリガー2がハウジングに回動可能に支持される。トリ
ガ2にはトリガー引き込み禁止部2c1とトリガー引き
込み許可部2c2からなる穴部2cが形成され、穴部内
を押しボタン31が貫通している。押しボタンの大径ボ
ス部31bには突起31eが設けられ、押しボタンが突
出位置にあるときにトリガーを引き込み操作すると、ト
リガ引き込み許可部は突起の先端面に面接触する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトリガースイッチに関
し、特に電動工具に使用するためのトリガースイッチに
関する。
し、特に電動工具に使用するためのトリガースイッチに
関する。
【0002】
【従来の技術】電動工具等に用いるトリガースイッチ
は、工具を使用しないときに誤ってトリガーを引込み操
作してスイッチが入り事故を起すことがないようにする
ために、電動工具不使用時の例えば携帯搬送中等は、ト
リガーを引込み不能とする安全装置が設けられている。
このような安全装置は、例えば、電気芝刈機、電気草刈
機、ヘッジトリマー、電気バリカン、電気チェンソー、
電気丸鋸等に採用されているものが知られている。ま
た、連続作業を行うときに、トリガーを押し続ける労力
を軽減するために、トリガーを操作した後は、トリガー
の継続的な押圧動作を不要として連続動作を保証する回
路保持スイッチとして機能するトリガースイッチも一般
に知られている。例えば、電気丸鋸、電気ドリル、グラ
インダー等に採用されているものが知られている。
は、工具を使用しないときに誤ってトリガーを引込み操
作してスイッチが入り事故を起すことがないようにする
ために、電動工具不使用時の例えば携帯搬送中等は、ト
リガーを引込み不能とする安全装置が設けられている。
このような安全装置は、例えば、電気芝刈機、電気草刈
機、ヘッジトリマー、電気バリカン、電気チェンソー、
電気丸鋸等に採用されているものが知られている。ま
た、連続作業を行うときに、トリガーを押し続ける労力
を軽減するために、トリガーを操作した後は、トリガー
の継続的な押圧動作を不要として連続動作を保証する回
路保持スイッチとして機能するトリガースイッチも一般
に知られている。例えば、電気丸鋸、電気ドリル、グラ
インダー等に採用されているものが知られている。
【0003】特開平9−120750号公報では、安全
装置として機能するトリガースイッチと、回路保持装置
として機能するトリガースイッチと、安全装置として機
能するとともに回路保持装置としても機能するトリガー
スイッチとの間において、構成部品の共通化を図ること
ができるトリガースイッチが提案されている。
装置として機能するトリガースイッチと、回路保持装置
として機能するトリガースイッチと、安全装置として機
能するとともに回路保持装置としても機能するトリガー
スイッチとの間において、構成部品の共通化を図ること
ができるトリガースイッチが提案されている。
【0004】このうち安全装置として機能するトリガー
スイッチは図10に示されるように、トリガー102、
メインスイッチ104及び押しボタン131から構成さ
れる。メインスイッチ104はハウジング(図示せず)
の内部に固設され、トリガー102は軸103を介して
ハウジングに回動可能に取付けられている。また押しボ
タン131は、ハウジングの内部の一部と摺動しトリガ
ー102に形成された穴部102cに遊貫している。
スイッチは図10に示されるように、トリガー102、
メインスイッチ104及び押しボタン131から構成さ
れる。メインスイッチ104はハウジング(図示せず)
の内部に固設され、トリガー102は軸103を介して
ハウジングに回動可能に取付けられている。また押しボ
タン131は、ハウジングの内部の一部と摺動しトリガ
ー102に形成された穴部102cに遊貫している。
【0005】メインスイッチ104は、回路(図示せ
ず)を開閉するためのボタン105を有している。トリ
ガー102の穴部102cは円形のトリガー引き込み禁
止部102c1と、トリガー引き込み禁止部102c1
より小径でトリガー引き込み禁止部102c1と一部重
複するトリガー引き込み許可部102c2とにより構成
され該禁止部102c1と該許可部102c2とにより
略達磨形状をなし該禁止部102c1と該許可部102
c2との交点が突出部102cA、102cAをなす。
またトリガー102はメインスイッチ104のボタン1
05を押圧するためのトリガー突起部102aを有して
いる。押しボタン131は、図12に示されるように小
径ボス部131aと大径ボス部131bと軸部131d
を有している。
ず)を開閉するためのボタン105を有している。トリ
ガー102の穴部102cは円形のトリガー引き込み禁
止部102c1と、トリガー引き込み禁止部102c1
より小径でトリガー引き込み禁止部102c1と一部重
複するトリガー引き込み許可部102c2とにより構成
され該禁止部102c1と該許可部102c2とにより
略達磨形状をなし該禁止部102c1と該許可部102
c2との交点が突出部102cA、102cAをなす。
またトリガー102はメインスイッチ104のボタン1
05を押圧するためのトリガー突起部102aを有して
いる。押しボタン131は、図12に示されるように小
径ボス部131aと大径ボス部131bと軸部131d
を有している。
【0006】使用者が電動工具を運転する際には、押し
ボタン131を押圧した状態で更にトリガー102を引
くことを要する。トリガースイッチが安全装置として機
能する際には、押しボタン131は突出位置にあり、ト
リガー102を引いてもトリガー102は回動できず、
ボタン105は押圧されない。即ち図10に示されるよ
うに、大径ボス部131bがトリガー引き込み禁止部1
02c1に対向しており、トリガー102を引き込み動
作しても、トリガー引き込み禁止部102c1が直ちに
大径ボス部131bの外周面と干渉するので、トリガー
102の引き込み動作が禁止される。従って不測の電動
工具の運転から使用者を保護することができる。
ボタン131を押圧した状態で更にトリガー102を引
くことを要する。トリガースイッチが安全装置として機
能する際には、押しボタン131は突出位置にあり、ト
リガー102を引いてもトリガー102は回動できず、
ボタン105は押圧されない。即ち図10に示されるよ
うに、大径ボス部131bがトリガー引き込み禁止部1
02c1に対向しており、トリガー102を引き込み動
作しても、トリガー引き込み禁止部102c1が直ちに
大径ボス部131bの外周面と干渉するので、トリガー
102の引き込み動作が禁止される。従って不測の電動
工具の運転から使用者を保護することができる。
【0007】次に押しボタン131を押圧すると、大径
ボス部131bの代わりに小径ボス部131aが穴部1
02cに対向する。そして図11に示されるように、ト
リガー102を引き込むと、トリガーの穴部102cの
略達磨形状をした部分の頭部に該当するトリガー引き込
み許可部102c2に、小径ボス部131aが当接する
まで、トリガー102が軸103を中心として回動する
ことができる。それによってトリガー突起部102aが
ボタン105を押圧し、回路を閉じることが可能にな
り、電動工具を運転することができる。
ボス部131bの代わりに小径ボス部131aが穴部1
02cに対向する。そして図11に示されるように、ト
リガー102を引き込むと、トリガーの穴部102cの
略達磨形状をした部分の頭部に該当するトリガー引き込
み許可部102c2に、小径ボス部131aが当接する
まで、トリガー102が軸103を中心として回動する
ことができる。それによってトリガー突起部102aが
ボタン105を押圧し、回路を閉じることが可能にな
り、電動工具を運転することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のトリガ
ースイッチでは、図10に示すように安全装置として機
能する際にトリガーを引くと、突出部102cAも大径
ボス部131bを押圧する。上述したように突出部10
2cAはトリガー引き込み禁止部102c1とトリガー
引き込み許可部102c2との交点であり先端が不連続
な角部をなしているので、安全装置として機能している
状態で頻繁にトリガーの引き込み動作を行うと突出部1
02cAにより大径ボス部131bが永久変形し、図1
3示すような凹部131Aが生じてしまう恐れがある。
この永久変形により大径ボス部131bとトリガー引き
込み禁止部102c1との良好な当接が阻害されトリガ
ー102の動作の遊びが大きくなり、その結果押しボタ
ン131を押圧しなくてもトリガー突起部102aがメ
インスイッチ104のボタン105を押圧して、電動工
具が駆動され、トリガースイッチが安全装置として機能
しなくなる恐れがある。
ースイッチでは、図10に示すように安全装置として機
能する際にトリガーを引くと、突出部102cAも大径
ボス部131bを押圧する。上述したように突出部10
2cAはトリガー引き込み禁止部102c1とトリガー
引き込み許可部102c2との交点であり先端が不連続
な角部をなしているので、安全装置として機能している
状態で頻繁にトリガーの引き込み動作を行うと突出部1
02cAにより大径ボス部131bが永久変形し、図1
3示すような凹部131Aが生じてしまう恐れがある。
この永久変形により大径ボス部131bとトリガー引き
込み禁止部102c1との良好な当接が阻害されトリガ
ー102の動作の遊びが大きくなり、その結果押しボタ
ン131を押圧しなくてもトリガー突起部102aがメ
インスイッチ104のボタン105を押圧して、電動工
具が駆動され、トリガースイッチが安全装置として機能
しなくなる恐れがある。
【0009】そこで本発明は、押しボタンを押圧しない
状態でトリガーの引き込み動作を行っても押しボタンの
大径ボス部の変形を防止でき安全装置としての機能を長
期にわたって維持することができるトリガースイッチを
提供することを目的とする。
状態でトリガーの引き込み動作を行っても押しボタンの
大径ボス部の変形を防止でき安全装置としての機能を長
期にわたって維持することができるトリガースイッチを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電動工具のハウジング6内に設けられ該電
動工具の回路の開閉動作を実行するメインスイッチ4
と、該ハウジング6内に回動可能に設けられ、大径のト
リガー引き込み禁止部2c1と該トリガー引き込み禁止
部2c1と一部重複する小径のトリガー引き込み許可部
2c2及び該トリガー引き込み禁止部2c1と該トリガ
ー引き込み許可部2c2との交点により形成される突出
部2cAとを有する穴部2cが形成され、引き込み動作
により該メインスイッチ4を押圧するトリガー2と、該
ハウジング6内に押圧位置と突出位置との間を移動可能
に設けられ、該突出位置において該トリガー引き込み禁
止部2c1に当接して該トリガーの回動動作を妨げる大
径ボス部31bと、該押圧位置において該トリガー引き
込み許可部2c2と対向して該トリガー2の回動動作を
可能とする小径ボス部31aとが設けられた押しボタン
31とを有するトリガースイッチにおいて、該押しボタ
ン31の該大径ボス部31bには、該トリガー引き込み
許可部2c2の形状に倣った円弧状の曲面を先端に有す
る突起31eが設けられ、該突起31eは該押しボタン
31が該突出位置にあるとき該トリガー引き込み許可部
2c2と面接触可能に設けられているトリガースイッチ
を提供している。
に本発明は、電動工具のハウジング6内に設けられ該電
動工具の回路の開閉動作を実行するメインスイッチ4
と、該ハウジング6内に回動可能に設けられ、大径のト
リガー引き込み禁止部2c1と該トリガー引き込み禁止
部2c1と一部重複する小径のトリガー引き込み許可部
2c2及び該トリガー引き込み禁止部2c1と該トリガ
ー引き込み許可部2c2との交点により形成される突出
部2cAとを有する穴部2cが形成され、引き込み動作
により該メインスイッチ4を押圧するトリガー2と、該
ハウジング6内に押圧位置と突出位置との間を移動可能
に設けられ、該突出位置において該トリガー引き込み禁
止部2c1に当接して該トリガーの回動動作を妨げる大
径ボス部31bと、該押圧位置において該トリガー引き
込み許可部2c2と対向して該トリガー2の回動動作を
可能とする小径ボス部31aとが設けられた押しボタン
31とを有するトリガースイッチにおいて、該押しボタ
ン31の該大径ボス部31bには、該トリガー引き込み
許可部2c2の形状に倣った円弧状の曲面を先端に有す
る突起31eが設けられ、該突起31eは該押しボタン
31が該突出位置にあるとき該トリガー引き込み許可部
2c2と面接触可能に設けられているトリガースイッチ
を提供している。
【0011】ここで、該押しボタン31には、該押しボ
タンの軸方向に延びるガイド部31fが設けられ、該ハ
ウジング6には該押しボタン31の該突出位置と該押圧
位置間の移動に伴う該ガイド部31fの摺動動作を案内
する案内溝6cが形成されているのが好ましい。
タンの軸方向に延びるガイド部31fが設けられ、該ハ
ウジング6には該押しボタン31の該突出位置と該押圧
位置間の移動に伴う該ガイド部31fの摺動動作を案内
する案内溝6cが形成されているのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態によるトリガ
ースイッチについて図1乃至図9に基づき説明する。
ースイッチについて図1乃至図9に基づき説明する。
【0013】図1はトリガースイッチの概要を示す。電
動工具には手元スイッチとしてトリガースイッチが備え
られ、電動工具の把持部となるハウジング6には、トリ
ガー2が軸3を介して回動可能に取付けられている。ハ
ウジング6にはメインスイッチ4が取付けられており、
トリガー2を引くとトリガー2に形成された突起部2a
がメインスイッチ4のボタン5を押圧して回路を閉じ、
トリガー2を開放するとメインスイッチ4に備えられた
図示せぬ圧縮バネの付勢力により、トリガー2を元の位
置に戻し、回路を開放する構成とされている。またトリ
ガーの回動動作を規制するための後述する押しボタン
が、ハウジング6に摺動可能に且つトリガー2を貫通可
能に取付けられている。
動工具には手元スイッチとしてトリガースイッチが備え
られ、電動工具の把持部となるハウジング6には、トリ
ガー2が軸3を介して回動可能に取付けられている。ハ
ウジング6にはメインスイッチ4が取付けられており、
トリガー2を引くとトリガー2に形成された突起部2a
がメインスイッチ4のボタン5を押圧して回路を閉じ、
トリガー2を開放するとメインスイッチ4に備えられた
図示せぬ圧縮バネの付勢力により、トリガー2を元の位
置に戻し、回路を開放する構成とされている。またトリ
ガーの回動動作を規制するための後述する押しボタン
が、ハウジング6に摺動可能に且つトリガー2を貫通可
能に取付けられている。
【0014】ハウジング6は2つの部材6Aと6Bを突
合わせることにより提供されている。一方のハウジング
部材6Aには内径D1(図5)の案内面を備えた貫通受
け部6aが形成され、他方のハウジング部材6Bには内
径D5の案内面を備えた受け部6bが形成されている。
また、貫通受け部6aの案内面には貫通受け部6aの軸
方向に延びる案内溝6cが形成されている。この案内溝
6cは貫通受け部6aの内端面から延びて形成されてい
る。
合わせることにより提供されている。一方のハウジング
部材6Aには内径D1(図5)の案内面を備えた貫通受
け部6aが形成され、他方のハウジング部材6Bには内
径D5の案内面を備えた受け部6bが形成されている。
また、貫通受け部6aの案内面には貫通受け部6aの軸
方向に延びる案内溝6cが形成されている。この案内溝
6cは貫通受け部6aの内端面から延びて形成されてい
る。
【0015】次に、図2乃至図4を参照しながらトリガ
ー2について説明する。トリガー2にはハウジング6に
トリガー2を取付けるための軸受取付穴2bが形成され
ている。トリガー2は図3に示されているように、互い
に離間して対向する第1壁部2Aと第2壁部2Bとを有
する。第1壁部2Aには穴部2cが貫通形成されてお
り、穴部2cは、トリガー引き込み禁止部2c1とトリ
ガー引き込み許可部2c2から構成される。ここでトリ
ガー引き込み禁止部2c1は、直径D2の大径部2c1
により構成され、トリガー引き込み許可部2c2は、大
径部2c1とは中心がズレており大径部2c1と大部分
が重なるが一部が大径部の外方に突出する直径D3の小
径部2c2により構成される。よって穴部2cの輪郭は
全体としては略達磨形状をなし、大径部2c1と小径部
2c2との交点には穴部2cの内部方向へ突出した突出
部2cA、2cAが形成されている。
ー2について説明する。トリガー2にはハウジング6に
トリガー2を取付けるための軸受取付穴2bが形成され
ている。トリガー2は図3に示されているように、互い
に離間して対向する第1壁部2Aと第2壁部2Bとを有
する。第1壁部2Aには穴部2cが貫通形成されてお
り、穴部2cは、トリガー引き込み禁止部2c1とトリ
ガー引き込み許可部2c2から構成される。ここでトリ
ガー引き込み禁止部2c1は、直径D2の大径部2c1
により構成され、トリガー引き込み許可部2c2は、大
径部2c1とは中心がズレており大径部2c1と大部分
が重なるが一部が大径部の外方に突出する直径D3の小
径部2c2により構成される。よって穴部2cの輪郭は
全体としては略達磨形状をなし、大径部2c1と小径部
2c2との交点には穴部2cの内部方向へ突出した突出
部2cA、2cAが形成されている。
【0016】次に、図4乃至図9を参照しながら押しボ
タン31について説明する。押しボタン31は、ハウジ
ング6に対して押圧位置と突出位置との間を移動可能に
設けられ、中心軸たる軸部31dと、中心軸部31dの
周囲に中心軸に一体に設けられたボス部とを有する。軸
部31dはハウジング6の受け部6bに対して摺動可能
であり軸径d5を有する。また軸部31dの先端は前記
受け部6bの底部に当接可能であり、押しボタン31の
押込み量を決定するものである。
タン31について説明する。押しボタン31は、ハウジ
ング6に対して押圧位置と突出位置との間を移動可能に
設けられ、中心軸たる軸部31dと、中心軸部31dの
周囲に中心軸に一体に設けられたボス部とを有する。軸
部31dはハウジング6の受け部6bに対して摺動可能
であり軸径d5を有する。また軸部31dの先端は前記
受け部6bの底部に当接可能であり、押しボタン31の
押込み量を決定するものである。
【0017】ボス部は、ハウジング6の貫通受け部6a
の案内面に摺動可能に案内される小径ボス部31aと、
トリガー引き込み禁止部2c1に干渉する大径ボス部3
1bとを有する。小径ボス部31aは、押しボタン31
が押圧位置にありトリガーの引き込みがなされたとき、
トリガーの穴部2cの小径部(トリガー引き込み許可
部)2c2内に位置することが可能な軸径d1を有した
筒状体である。
の案内面に摺動可能に案内される小径ボス部31aと、
トリガー引き込み禁止部2c1に干渉する大径ボス部3
1bとを有する。小径ボス部31aは、押しボタン31
が押圧位置にありトリガーの引き込みがなされたとき、
トリガーの穴部2cの小径部(トリガー引き込み許可
部)2c2内に位置することが可能な軸径d1を有した
筒状体である。
【0018】大径ボス部31bは小径ボス部31aの一
端から突出するフランジ状の部材であり、押しボタン3
1が突出位置にあるとき穴部2cの大径部(トリガー引
き込み禁止部)2c1に挿入可能な軸径d2を有してい
る。また大径ボス部31bの外周面からはその半径方向
外方に突起31eが突出して設けられており、該突起3
1eの先端部は、トリガー引き込み許可部2c2の曲面
に倣った円弧形状をなしている。即ち押しボタン31が
突出位置にあるとき突起31eはトリガー引き込み許可
部2c2と面接触が可能な形状である。
端から突出するフランジ状の部材であり、押しボタン3
1が突出位置にあるとき穴部2cの大径部(トリガー引
き込み禁止部)2c1に挿入可能な軸径d2を有してい
る。また大径ボス部31bの外周面からはその半径方向
外方に突起31eが突出して設けられており、該突起3
1eの先端部は、トリガー引き込み許可部2c2の曲面
に倣った円弧形状をなしている。即ち押しボタン31が
突出位置にあるとき突起31eはトリガー引き込み許可
部2c2と面接触が可能な形状である。
【0019】小径ボス部31aの外周面には小径ボス部
31aの軸方向に延び半径方向に突出するガイド部31
fが一体に設けられている。ガイド部31fの突出量は
大径ボス部31bの外周面までには至らない量である。
このガイド部は上述した案内溝6cに対して摺動係合可
能に設けられている。即ち案内溝6cの長さは押しボタ
ン31の突出位置と押圧位置間の移動を許容する長さに
設定されている。
31aの軸方向に延び半径方向に突出するガイド部31
fが一体に設けられている。ガイド部31fの突出量は
大径ボス部31bの外周面までには至らない量である。
このガイド部は上述した案内溝6cに対して摺動係合可
能に設けられている。即ち案内溝6cの長さは押しボタ
ン31の突出位置と押圧位置間の移動を許容する長さに
設定されている。
【0020】なお、図5〜図7に示されるように、押し
ボタンの軸部31dの周囲には、圧縮バネ7が装着され
ており、圧縮バネ7により押しボタン31はその押圧方
向とは反対方向(突出方向)に付勢されている。圧縮バ
ネ7の付勢力により、大径ボス部31bの面がハウジン
グの貫通受け部6aの端面と当接可能に設けられ、押し
ボタン31はハウジング6から最も突出した突出位置に
保持される。
ボタンの軸部31dの周囲には、圧縮バネ7が装着され
ており、圧縮バネ7により押しボタン31はその押圧方
向とは反対方向(突出方向)に付勢されている。圧縮バ
ネ7の付勢力により、大径ボス部31bの面がハウジン
グの貫通受け部6aの端面と当接可能に設けられ、押し
ボタン31はハウジング6から最も突出した突出位置に
保持される。
【0021】以上の構成において、図5に示されるよう
に、押しボタン31を押圧操作していないときは、圧縮
バネ7の付勢力により、押しボタン31はハウジング6
から最も突出した位置にある。このとき押しボタン31
の大径ボス部31bは、トリガー引き込み禁止部2c1
に対向し、また突起31eの先端曲面部は、トリガー引
き込み許可部2c2に対向する。したがってトリガー2
を引き込み動作しても(図5(a)で穴部2cを右方向
に移動させようとしても)、トリガー引き込み禁止部2
c1が大径ボス部31bと当接することによって、トリ
ガー6の引き込み動作が禁止される。従って、メインス
イッチ4(図1参照)もトリガー突起部2aからの押圧
を受けないので、回路は開成されている。故に電動工具
等が使用者の意に反して回転することはなく、意図しな
い電動工具の運転から使用者を保護することができる。
ここでトリガー2の引き込み動作が禁止される際には、
トリガー引き込み許可部2c2と突起31eの先端曲面
部とが対向している。従って、この状態でトリガ2の引
き込み動作を行っても、図9に示されるようにトリガ引
き込み許可部2c2が直ちに大径ボス部31bの突起3
1eの先端面と面接触にて当接する。従って、大径ボス
部31bは略達磨形状の穴部2cの突出部2cAからの
線状の押圧を受けることがない。そのことにより大径ボ
ス部31bの変形を回避でき、安全装置としての機能を
担保することができる。
に、押しボタン31を押圧操作していないときは、圧縮
バネ7の付勢力により、押しボタン31はハウジング6
から最も突出した位置にある。このとき押しボタン31
の大径ボス部31bは、トリガー引き込み禁止部2c1
に対向し、また突起31eの先端曲面部は、トリガー引
き込み許可部2c2に対向する。したがってトリガー2
を引き込み動作しても(図5(a)で穴部2cを右方向
に移動させようとしても)、トリガー引き込み禁止部2
c1が大径ボス部31bと当接することによって、トリ
ガー6の引き込み動作が禁止される。従って、メインス
イッチ4(図1参照)もトリガー突起部2aからの押圧
を受けないので、回路は開成されている。故に電動工具
等が使用者の意に反して回転することはなく、意図しな
い電動工具の運転から使用者を保護することができる。
ここでトリガー2の引き込み動作が禁止される際には、
トリガー引き込み許可部2c2と突起31eの先端曲面
部とが対向している。従って、この状態でトリガ2の引
き込み動作を行っても、図9に示されるようにトリガ引
き込み許可部2c2が直ちに大径ボス部31bの突起3
1eの先端面と面接触にて当接する。従って、大径ボス
部31bは略達磨形状の穴部2cの突出部2cAからの
線状の押圧を受けることがない。そのことにより大径ボ
ス部31bの変形を回避でき、安全装置としての機能を
担保することができる。
【0022】次に図6に示されるように、圧縮バネ7の
付勢力に抗して軸部31dが受け部6bの底部に当接す
るまで押しボタン31を押すと、押しボタン31の大径
ボス部31b及び突起31eが穴部2cから外れ(図6
b)、押しボタン31の小径ボス部31aが穴部2cと
対向することになる。このとき小径ボス部31aは穴部
2cの小径部(トリガー引き込み許可部)2c2内に侵
入し得るサイズに形成されているので、トリガー2は図
6aでストロークs分軸3を中心として回動可能とな
り、図7に示される状態を提供できる。よってトリガー
2の突起部2aがメインスイッチ4のボタン5を押し
(図1参照)て回路が閉鎖され、図示せぬモータを駆動
することができる。トリガーの引き込み動作により、穴
部2c周辺の第1壁2Aは貫通受け部6aの端面と大径
ボス部31bの端面間に保持されるので、押圧操作によ
る押しボタン31の位置は、押圧位置に保持される。
付勢力に抗して軸部31dが受け部6bの底部に当接す
るまで押しボタン31を押すと、押しボタン31の大径
ボス部31b及び突起31eが穴部2cから外れ(図6
b)、押しボタン31の小径ボス部31aが穴部2cと
対向することになる。このとき小径ボス部31aは穴部
2cの小径部(トリガー引き込み許可部)2c2内に侵
入し得るサイズに形成されているので、トリガー2は図
6aでストロークs分軸3を中心として回動可能とな
り、図7に示される状態を提供できる。よってトリガー
2の突起部2aがメインスイッチ4のボタン5を押し
(図1参照)て回路が閉鎖され、図示せぬモータを駆動
することができる。トリガーの引き込み動作により、穴
部2c周辺の第1壁2Aは貫通受け部6aの端面と大径
ボス部31bの端面間に保持されるので、押圧操作によ
る押しボタン31の位置は、押圧位置に保持される。
【0023】トリガー2を引いていた指を離すと、トリ
ガー2はメインスイッチ4の図示せぬ圧縮バネの付勢力
によりトリガー2を元の位置に回動復帰させる。トリガ
ー2の穴部2cの大径部2c1が、押しボタンの大径ボ
ス部31bとほぼ同心位置になるまで復帰すると、圧縮
バネ7の付勢力により、押しボタンの大径ボス部31b
がハウジング6の受け部6aの端面に当接するまで押し
ボタン31は摺動する。この結果、安全スイッチとして
機能するトリガースイッチは、図5に示されている初期
状態に復帰する。
ガー2はメインスイッチ4の図示せぬ圧縮バネの付勢力
によりトリガー2を元の位置に回動復帰させる。トリガ
ー2の穴部2cの大径部2c1が、押しボタンの大径ボ
ス部31bとほぼ同心位置になるまで復帰すると、圧縮
バネ7の付勢力により、押しボタンの大径ボス部31b
がハウジング6の受け部6aの端面に当接するまで押し
ボタン31は摺動する。この結果、安全スイッチとして
機能するトリガースイッチは、図5に示されている初期
状態に復帰する。
【0024】押しボタン31を押圧する際及び押しボタ
ン31が圧縮バネ7によって突出位置方向に復帰する際
に、略達磨形状をした穴部2cのトリガー引き込み許可
部2c2方向に突起31eの先端面が常に留置されるよ
うに、押しボタン31のガイド部31fはハウジング6
の貫通受け部6aに形成された案内溝6cと常時係合関
係にある。ここでガイド部31fと案内溝6cが設けら
れていないと、押しボタン31を操作する際等に押しボ
タン31がその軸心を中心に回転した場合には、大径ボ
ス部31bの突起31eがトリガー2に干渉し安全装置
が機能する状態である初期状態に戻らなくなってしまう
恐れがある。ガイド部31fや案内溝6cを設けること
によって、押しボタン31は軸部31dの軸心を中心と
して回転することはなく、押しボタン31及びトリガー
2を解放した際にトリガースイッチが安全装置の機能す
る初期状態に常に戻ることができる。
ン31が圧縮バネ7によって突出位置方向に復帰する際
に、略達磨形状をした穴部2cのトリガー引き込み許可
部2c2方向に突起31eの先端面が常に留置されるよ
うに、押しボタン31のガイド部31fはハウジング6
の貫通受け部6aに形成された案内溝6cと常時係合関
係にある。ここでガイド部31fと案内溝6cが設けら
れていないと、押しボタン31を操作する際等に押しボ
タン31がその軸心を中心に回転した場合には、大径ボ
ス部31bの突起31eがトリガー2に干渉し安全装置
が機能する状態である初期状態に戻らなくなってしまう
恐れがある。ガイド部31fや案内溝6cを設けること
によって、押しボタン31は軸部31dの軸心を中心と
して回転することはなく、押しボタン31及びトリガー
2を解放した際にトリガースイッチが安全装置の機能す
る初期状態に常に戻ることができる。
【0025】更に上述の実施の形態は、押しボタンの大
径ボス部31bの一部に突起31eを設け、突起の先端
形状をトリガ引き込み許可部2c2の円弧形状に倣う形
状としたが、トリガー引き込み許可部2c2の円弧の一
部に対して所定の面接触が確保される形状であれば、上
述した突起形状に限定されない。所定の面接触とは、面
接触によって大径ボス部31bの変形を生じない程度の
接触面積を持つものである。
径ボス部31bの一部に突起31eを設け、突起の先端
形状をトリガ引き込み許可部2c2の円弧形状に倣う形
状としたが、トリガー引き込み許可部2c2の円弧の一
部に対して所定の面接触が確保される形状であれば、上
述した突起形状に限定されない。所定の面接触とは、面
接触によって大径ボス部31bの変形を生じない程度の
接触面積を持つものである。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載のトリガースイッチによれ
ば、押しボタンが突出位置にあるときにトリガーの引き
込み動作を行ったときトリガー引き込み許可部が押しボ
タンの突起部の先端面と面接触するので、押しボタンの
大径ボス部に局部的な圧力が作用することがなく、大径
ボス部の変形を防止することが可能となり、ひいては安
全装置としての機能を永続的に維持することができる。
ば、押しボタンが突出位置にあるときにトリガーの引き
込み動作を行ったときトリガー引き込み許可部が押しボ
タンの突起部の先端面と面接触するので、押しボタンの
大径ボス部に局部的な圧力が作用することがなく、大径
ボス部の変形を防止することが可能となり、ひいては安
全装置としての機能を永続的に維持することができる。
【0027】また、請求項2記載のトリガースイッチに
よれば、押しボタンの押圧位置方向への移動や突出位置
方向の移動時に、押しボタンがその軸心を中心に回転す
ることが防止され、突起部とトリガー引き込み許可部と
の位置関係を一定に維持することができる。
よれば、押しボタンの押圧位置方向への移動や突出位置
方向の移動時に、押しボタンがその軸心を中心に回転す
ることが防止され、突起部とトリガー引き込み許可部と
の位置関係を一定に維持することができる。
【図1】本発明の実施の形態によるトリガースイッチの
概要を示すためにハウジングを一部取り除いて示した
図。
概要を示すためにハウジングを一部取り除いて示した
図。
【図2】本発明の実施の形態によるトリガースイッチの
トリガーの第1壁部側から見た側面図。
トリガーの第1壁部側から見た側面図。
【図3】本発明の実施の形態によるトリガースイッチの
トリガーの正面図。
トリガーの正面図。
【図4】本発明の実施の形態によるトリガースイッチに
安全スイッチの機能を具備させるための押しボタンを示
す図。
安全スイッチの機能を具備させるための押しボタンを示
す図。
【図5】本発明の実施の形態によるトリガースイッチの
トリガー引き込み不能の状態を示し、(a)はトリガー
の穴部と押しボタンの位置関係を示す説明図、(b)は
押しボタンの押圧前の状態を示す押しボタンとトリガー
とハウジングの関係を示す断面図。
トリガー引き込み不能の状態を示し、(a)はトリガー
の穴部と押しボタンの位置関係を示す説明図、(b)は
押しボタンの押圧前の状態を示す押しボタンとトリガー
とハウジングの関係を示す断面図。
【図6】本発明の実施の形態によるトリガースイッチの
トリガー引き込み可能状態を示し、(a)はトリガー引
き込み前のトリガーの穴部と押しボタンの位置関係を示
す説明図、(b)は押しボタンの押圧後、トリガー引き
込み前の状態を示す押しボタンとトリガーとハウジング
の関係を示す断面図。
トリガー引き込み可能状態を示し、(a)はトリガー引
き込み前のトリガーの穴部と押しボタンの位置関係を示
す説明図、(b)は押しボタンの押圧後、トリガー引き
込み前の状態を示す押しボタンとトリガーとハウジング
の関係を示す断面図。
【図7】本発明の実施の形態によるトリガースイッチの
トリガー引き込み後の状態を示し、(a)はトリガー引
き込み後のトリガーの穴部と押しボタンの位置関係を示
す説明図、(b)は押しボタンの押圧後、トリガー引き
込み後の状態を示す押しボタンとトリガーとハウジング
の関係を示す断面図。
トリガー引き込み後の状態を示し、(a)はトリガー引
き込み後のトリガーの穴部と押しボタンの位置関係を示
す説明図、(b)は押しボタンの押圧後、トリガー引き
込み後の状態を示す押しボタンとトリガーとハウジング
の関係を示す断面図。
【図8】本発明の実施の形態によるトリガースイッチの
押しボタンを示す斜視図。
押しボタンを示す斜視図。
【図9】本発明の実施の形態によるトリガースイッチ
の、トリガーを引き込み不能にした状態に於ける、トリ
ガーの穴部と押しボタンの位置関係を示す第1壁部側か
ら見た側面図。
の、トリガーを引き込み不能にした状態に於ける、トリ
ガーの穴部と押しボタンの位置関係を示す第1壁部側か
ら見た側面図。
【図10】従来のトリガースイッチの、押しボタンが押
圧される前の状態に於けるトリガー、押しボタン及びメ
インスイッチの位置関係を示すためにハウジングを取り
除いて示した図。
圧される前の状態に於けるトリガー、押しボタン及びメ
インスイッチの位置関係を示すためにハウジングを取り
除いて示した図。
【図11】従来のトリガースイッチの、押しボタンが押
圧された後にトリガーが引き込み動作された状態に於け
るトリガー、押しボタン及びメインスイッチの位置関係
を示すためにハウジングを取り除いて示した図。
圧された後にトリガーが引き込み動作された状態に於け
るトリガー、押しボタン及びメインスイッチの位置関係
を示すためにハウジングを取り除いて示した図。
【図12】従来のトリガースイッチの押しボタンを示す
斜視図。
斜視図。
【図13】従来のトリガースイッチの永久変形した押し
ボタンの大径ボス部を示す説明図。
ボタンの大径ボス部を示す説明図。
2 トリガー 2c 穴部 2c1 トリガー引き込み禁止部(大径部) 2c2 トリガー引き込み許可部(小径部) 2cA 突出部 4 メインスイッチ 6 ハウジング 6c 案内溝 31 押しボタン 31a 小径ボス部 31b 大径ボス部 31e 突起 31f ガイド部
Claims (2)
- 【請求項1】 電動工具のハウジング内に設けられ該電
動工具の回路の開閉動作を実行するメインスイッチと、 該ハウジング内に回動可能に設けられ、大径のトリガー
引き込み禁止部と該トリガー引き込み禁止部と一部重複
する小径のトリガー引き込み許可部及び該トリガー引き
込み禁止部と該トリガー引き込み許可部との交点により
形成される突出部とを有する穴部が形成され、引き込み
動作により該メインスイッチを押圧するトリガーと、 該ハウジング内に押圧位置と突出位置との間を移動可能
に設けられ、該突出位置において該トリガー引き込み禁
止部に当接して該トリガーの回動動作を妨げる大径ボス
部と、該押圧位置において該トリガー引き込み許可部と
対向して該トリガーの回動動作を可能とする小径ボス部
とが設けられた押しボタンとを有するトリガースイッチ
において、 該押しボタンの該大径ボス部には、該トリガー引き込み
許可部の形状に倣った円弧状の曲面を先端に有する突起
が設けられ、該突起は該押しボタンが該突出位置にある
とき該トリガー引き込み許可部と面接触可能に設けられ
ていることを特徴とするトリガースイッチ。 - 【請求項2】 該押しボタンには、該押しボタンの軸方
向に延びるガイド部が設けられ、該ハウジングには該押
しボタンの該突出位置と該押圧位置間の移動に伴う該ガ
イド部の摺動動作を案内する案内溝が形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のトリガースイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24459597A JPH1167012A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | トリガースイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24459597A JPH1167012A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | トリガースイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1167012A true JPH1167012A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=17121067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24459597A Pending JPH1167012A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | トリガースイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1167012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106992089A (zh) * | 2017-05-31 | 2017-07-28 | 西安青合机电有限公司 | 一种扳机开关 |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP24459597A patent/JPH1167012A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106992089A (zh) * | 2017-05-31 | 2017-07-28 | 西安青合机电有限公司 | 一种扳机开关 |
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