JPH1166829A - 検出回路 - Google Patents

検出回路

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JPH1166829A
JPH1166829A JP23095497A JP23095497A JPH1166829A JP H1166829 A JPH1166829 A JP H1166829A JP 23095497 A JP23095497 A JP 23095497A JP 23095497 A JP23095497 A JP 23095497A JP H1166829 A JPH1166829 A JP H1166829A
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JP
Japan
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mode
detection
electronic device
circuit
communication mode
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Application number
JP23095497A
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English (en)
Inventor
Kunio Sakurai
久仁夫 櫻井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH1166829A publication Critical patent/JPH1166829A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通の接続部に異なる電子機器を接続するこ
とができる機器において、接続された電子機器の種類を
正確に判別し、電子機器にノイズを与えたり破損を回避
することを課題としている。 【解決手段】 接続部に接続される電子機器に内臓され
た回路と検出回路との間でブリッジ回路を形成する構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続された電子機
器を判別するための検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、ビデオカメラなどのAVプラグ
やヘッドホンプラグを接続可能な装置において、接続さ
れた端子の種類を検出するための検出回路の1例を示す
図である。また図2は、この装置に接続されるAVプラ
グ及びヘッドホンプラグを示した図である。図4におい
て、40は図2に示されているAVプラグ21やヘッド
ホンプラグ22を挿入するための接続端子であり、プラ
グ21,22が挿入されると端子接続検出信号48が制
御部46に伝えられる。制御部46はこれを受けてスイ
ッチ制御信号47を出力し、切替スイッチ41に対して
検出モ−ド42cを選択させる。検出モ−ドでは、挿入
された端子がAVプラグ21であるか、ヘッドホンプラ
グ22であるのかを検出する。まず電源44から制限抵
抗43を介して電極に電流を流し、電極の電圧を検
出部45で検出する。そして、その情報を制御部46に
伝え、制御部46はスイッチ制御信号47によって切替
スイッチ41を制御する。
【0003】いま仮に、接続端子40に図2下段のヘッ
ドホンプラグ22が挿入された場合、プラグの構成によ
り電極と電極は短絡となり、電極はGNDに接地
されているため電極もGNDに接地されることにな
る。したがって、電源44と制限抵抗43からの電圧は
発生しないため、検出部45は電圧のない状態を検出
し、制御部46ではこの状態をヘッドホンプラグが挿入
されたと判断する。そして、制御部46はスイッチ制御
信号47によって切替スイッチ41に対してヘッドホン
モ−ド42bを選択させる。
【0004】また、接続端子40に図2上段のAVプラ
グ21が挿入された場合、電極と電極との間にはオ
−ディオの右チャネルの負荷が接続されたことになる。
この場合、電源44の出力は、制限抵抗43と前記オ−
ディオの右チャネルの負荷抵抗によって分割され、前記
オ−ディオの右チャネルの負荷抵抗に印加される電圧が
検出部45に入力される。検出部45はこの分割電圧を
検出し、制御部46ではこの状態をAVプラグ21が挿
入されたと判断する。そして、制御部46はスイッチ制
御信号47によって切替スイッチ41に対してヘッドホ
ンモ−ド42aを選択させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4に示
した従来の検出回路では、図2のAVプラグ21が接続
されたと判断するためには以下のような問題が生じる。
つまり、オ−ディオの右チャネルの負荷抵抗は明確な値
が定められていないために、前記オ−ディオの右チャネ
ルの負荷抵抗に生じる電圧の誤差を最小限にするために
は、電源44は比較的大きな値のものが必要とされ、か
つ制限抵抗43はあまり大きな値のものは使用できな
い。その結果、AVプラグ21が接続された場合に、オ
−ディオの右チャネルの入力端子に電源44と制限抵抗
43からなる検出用の大きな電圧が印加されることにな
り、これがAVプラグ21によって接続されるオ−ディ
オ回路にとって大きなノイズとなったり、オ−ディオ回
路の機器の破損の危険を伴っていたりしていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題を解
決するためになされたもので、異なる電子機器を接続可
能な接続部と、前記接続部に接続される電子機器に内臓
された回路との間でブリッジ回路を形成可能な回路と、
前記ブリッジ回路に電力を供給する電力供給手段と、前
記電力供給手段により供給された電力により前記ブリッ
ジ回路に発生する電圧を検出する検出手段と、前記検出
手段により検出された電圧に応じて接続された電子機器
を判別する判別手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施した実施の形
態について、図1ないし図3に沿って説明する。図1
は、本実施の形態における検出回路の全体的な回路構成
である。同図において、図2におけるAVプラグ21
(第1の電子機器)又はヘッドホンプラグ22(第2の
電子機器)が接続端子10(接続部)に挿入されると、
微小電源14(電力供給手段)により発生した電圧によ
り生じる抵抗13の上端の電位差を検出部15(検出手
段)によって検出し、挿入されたのがAVプラグ21又
はヘッドホンプラグ22であるのかを制御部16(判別
手段,制御手段)によって判断する。そして、制御部1
6はプラグの種類の判別が完了するとスイッチ制御信号
17を出力し、切替スイッチ11(モ−ド切替手段)に
対してAVモ−ド12a(第1の通信モ−ド)又はヘッ
ドホンモ−ド12b(第2の通信モ−ド)を選択させ
る。
【0008】ここで、接続端子10にヘッドホンプラグ
22が挿入された場合を考える。この場合、切替スイッ
チ11が検出モ−ドを選択しているときの等価回路を図
3上段に示ず。この等価回路において、2つのヘッドホ
ンエレメント36は基本的に特性がそろっているので、
ヘッドホンエレメント36と予め特性をそろえている抵
抗13と微少電源14とによって構成されるブリッジ回
路は平衡状態になっている。従って、図3上段において
電極と電極との間の電位差は生じないため、この電
圧の発生しない状態を検出部15が検出する。
【0009】次に、接続端子10にAVプラグ21が挿
入された場合を考える。この場合、切替スイッチ11が
検出モ−ドを選択しているときの等価回路を図3下段に
示す。この等価回路において、オ−ディオライン入力負
荷37の値は確定していないが10kΩ程度から100
kΩ程度の値であり、ビデオライン入力の負荷38の値
は一般的に75Ωである。このように、オ−ディオ入力
負荷37とビデオライン入力負荷38との間には3桁以
上の違いがあるために、抵抗13と微少電源14とによ
って構成されるブリッジ回路は不平衡状態になる。従っ
て、図3下段において電極と電極との間には電位差
が生じ、この発生した電圧を検出部35が検出する。
【0010】上述のようにAVプラグ21またはヘッド
ホンプラグ22に内臓された回路と検出回路との間でブ
リッジ回路に構成することにより、接続端子10にヘッ
ドホンプラグ22を挿入した場合には検出部15は電圧
のない状態を検出し、AVプラグ21を挿入した場合には
検出部は電圧のある状態を検出することができる。ま
た、AVプラグが挿入された場合において、オ−ディオ入
力負荷37とビデオライン入力負荷38との間には3桁
以上の違いがあるために、電源から大きな電力を供給す
る必要がなく、AVプラグによって接続されるオ−ディオ
回路にとって大きなノイズとなったり、オ−ディオ回路
の機器の破損を回避することができる。
【0011】以上の検出動作は、切替スイッチ11が検
出モ−ド12cになっている場合に行われる。検出モ−
ド12cが選択される場合として、制御部16が接続端
子10にプラグ21,22が抜き差しされたことを端子
接続検出信号18によって検出した場合や、検出回路が
挿入されている装置の電源が投入される前から接続端子
10にプラグ21,22が挿入されている場合に、その
後装置の電源を投入し接続端子10にプラグ21,22
が挿入されていることを端子接続検出信号18によって
検出した場合である。
【0012】なお、この検出回路はビデオカメラなどの
装置に適応可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の検出回路
によれば、異なる電子機器を接続可能な接続部と、前記
接続部に接続される電子機器に内臓された回路との間で
ブリッジ回路を形成可能な回路と、前記ブリッジ回路に
電力を供給する電力供給手段と、前記電力供給手段によ
り供給された電力により前記ブリッジ回路に発生する電
圧を検出する検出手段と、前記検出手段により検出され
た電圧に応じて接続された電子機器を判別する判別手段
とを備えたことにより、共通の接続部で異なる電子機器
に対応することができ、また接続された電子機器に大き
なノイズを与えたり、電子機器の破損を回避することが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる検出回路の実施の形態を示す
図。
【図2】接続端子の例を示す図。
【図3】本発明に係わる検出回路の動作等価回路図。
【図4】従来回路の1例を示す図。
【符号の説明】
10 接続端子 11 切替スイッチ 12a AVモ−ド 12b ヘッドホンモ−ド 12c 検出モ−ド 13 抵抗 14 微小電源 15 検出部 16 制御部 17 スイッチ制御信号 18 端子接続検出信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる電子機器を接続可能な接続部と、 前記接続部に接続される電子機器に内臓された回路との
    間でブリッジ回路を形成可能な回路と、 前記ブリッジ回路に電力を供給する電力供給手段と、 前記電力供給手段により供給された電力により前記ブリ
    ッジ回路に発生する電圧を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された電圧に応じて接続された
    電子機器を判別する判別手段と、を備えたことを特徴と
    する検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに前記接続部に
    接続された電子機器の種類を検出する検出モ−ドと、前
    記接続部を介して前記電子機器と通信を行う通信モ−ド
    とを切り替えるモ−ド切り替え手段を備えたことを特徴
    とする検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、さらに前記モ−ド切
    り替え手段が前記検出モ−ドにおいて接続された電子機
    器の種類の判別を完了してから前記通信モ−ドにモ−ド
    の切り替えを行うように制御する制御手段を備えたこと
    を特徴とする検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項2において、さらに前記モ−ド切
    替手段は、第1の電子機器と通信を行う第1の通信モ−
    ドと第2の電子機器と通信を行う第2の通信モ−ドとを
    切り替えることを特徴とする検出回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、さらに前記モ−ド切
    替手段が前記判別手段により判別された電子機器の種類
    に応じて前記第1の通信モ−ドと前記第2の通信モ−ド
    とを切り替えるように制御する制御手段を備えたことを
    特徴とする検出回路。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記制御手段は、さ
    らに前記モ−ド切替手段が前記検出モ−ドにおいて接続
    された電子機器の種類の判別を完了してから前記通信モ
    −ドにモ−ドの切り替えを行うように制御することを特
    徴とする検出回路。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至請求項6のいずれか1項に
    おいて、前記モ−ド切替手段は切替スイッチであること
    を特徴とする検出回路。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に
    おいて、前記接続部は前記電子機器のプラグを挿入する
    ことができる構成であることを特徴とする検出回路。
JP23095497A 1997-08-27 1997-08-27 検出回路 Pending JPH1166829A (ja)

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JP23095497A JPH1166829A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 検出回路

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JP23095497A JPH1166829A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 検出回路

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JPH1166829A true JPH1166829A (ja) 1999-03-09

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ID=16915932

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JP23095497A Pending JPH1166829A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 検出回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006027640A1 (en) * 2004-09-10 2006-03-16 Nokia Corporation Audio and video plug and socket having integrated video contact

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