JPH1165884A - マイクロコンピュータ及びそのデバッグ方法 - Google Patents

マイクロコンピュータ及びそのデバッグ方法

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JPH1165884A
JPH1165884A JP9228564A JP22856497A JPH1165884A JP H1165884 A JPH1165884 A JP H1165884A JP 9228564 A JP9228564 A JP 9228564A JP 22856497 A JP22856497 A JP 22856497A JP H1165884 A JPH1165884 A JP H1165884A
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JP
Japan
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program
debugging
microcomputer
cpu
flash rom
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JP9228564A
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Hiroyuki Kawaguchi
裕之 川口
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板に実装された状態でのデバッグ
を可能にし、インサーキットエミュレータを用いること
なく、安価な手段でデバッグすることが可能なマイクロ
コンピュータを提供する。 【解決手段】 CPUと、CPUで実行するプログラム
が書き換え可能に格納されるフラッシュROMとを有す
るマイクロコンピュータにおいて、フラッシュROMに
格納されたプログラムをデバッグするためのデバッグプ
ログラムが格納されたメモリと、デバッグ時に、CPU
にデバッグプログラムを実行させる切換回路とを有する
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板に実装
された状態で、内蔵するフラッシュROMに格納された
プログラムをデバッグすることができるマイクロコンピ
ュータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フラッシュROMを内蔵したマイクロコ
ンピュータはプリント基板に実装された状態でフラッシ
ュROMの内容を書き換えることができる。
【0003】すなわち、フラッシュROMを内蔵したマ
イクロコンピュータは、フラッシュROMに対してプロ
グラムの書き込み/読み出し処理を行うフラッシュ制御
回路と、フラッシュROMに対する書き込み/読み出し
処理用のプログラムが格納されたフラッシュ制御ROM
とを備え、フラッシュROMの書き換え時、CPUはフ
ラッシュ制御ROMに格納されたプログラムにしたが
い、フラッシュ制御回路を用いてフラッシュROMに対
するプログラムの書き込み/読み出し処理を行う。
【0004】図8は従来のマイクロコンピュータの構成
を示すブロック図である。
【0005】図8において、従来のマイクロコンピュー
タ101は、外部機器とデータの授受を行うシリアル通
信回路102と、プログラムにしたがって演算処理や制
御を行うCPU103と、データを一時的に保持するR
AM104と、データを転送するための内部バス105
と、プログラムを書き換え可能に保持するフラッシュR
OM107と、フラッシュROM107に対するプログ
ラムの書き込み/読み出し処理を行うフラッシュ制御回
路106と、フラッシュROM107に対する書き込み
/読み出し処理を行うためのプログラムが格納されたフ
ラッシュ制御ROM108と、フラッシュROM107
及びフラッシュ制御ROM108に格納されたプログラ
ムの一方をCPU103に実行させる切換回路109と
を有している。
【0006】このような構成において、まず、フラッシ
ュROM107に対してプログラムの書き込み/読み出
し処理を行う場合、切換回路109に第1の切換信号C
S1として高電圧を入力し、第2の切換信号CS2とし
てアクティブレベル(例えばLレベル)の信号を入力す
る(以下、この状態をフラッシュモードと称す)。
【0007】このとき、切換回路109によってフラッ
シュ制御ROM108が選択され、CPU103はフラ
ッシュ制御ROM108に格納されたプログラムにした
がって、フラッシ制御回路106を用いてフラッシュR
OM107に対する書き込み/読み出し処理を行う。
【0008】ここで、外部機器からアドレス、データ、
及びリードライト情報が送信され、シリアル通信回路1
02でそれらの情報を受信すると、CPU103は受信
したリードライト情報がフラッシュROM107に対す
る書き込み要求であるか、または読み出し要求であるか
を判断する。リードライト情報が書き込み要求の場合、
CPU103はフラッシュROM107の指定されたア
ドレスにデータまたは命令コードを書き込む。また、読
み出し要求の場合はフラッシュROM7の指定されたア
ドレスのデータまたは命令コードを内部バス105を介
してシリアル通信回路102に転送し、シリアル通信回
路102は受け取ったデータまたは命令コードを外部機
器へ出力する。
【0009】一方、CPU103にフラッシュROM1
07に格納されたプログラムを実行させる場合、切換回
路109に第1の切換信号CS1として非アクティブレ
ベル(例えばHレベル)の信号を入力し、第2の切換信
号CS2として非アクティブレベル(例えばHレベル)
の信号を入力する(以下、この状態を実行モードと称
す)。
【0010】このとき、CPU103はフラッシュRO
M107に格納されたプログラムにしたがって処理を行
う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来のマイクロコンピュータでは、フラッシュR
OMに格納されたプログラムをデバッグするためには、
プリント基板にマイクロコンピュータを実装しない状態
で、インサーキットエミュレータを用いる必要があっ
た。
【0012】インサーキットエミュレータは非常に高価
であり、マイクロコンピュータとインサーキットエミュ
レータの動作に違いがあることからデバッグに多大な時
間がかかる。したがって、開発期間が決められた製品で
はデバッグ期間を十分に確保できないという問題があっ
た。
【0013】また、マイクロコンピュータをプリント基
板に実装した後にプログラムの不良が発見されると、そ
の修正のために製品をプリント基板から取り外す必要が
あり、製品数が多い場合に多大な工数とコストがかかっ
てしまう。
【0014】そこで、プリント基板に実装された状態で
デバッグを行う方法として、マイクロコンピュータにイ
ンサーキットエミュレータと同様の機能を持たせる手法
が考えられる。しかしながら、通常、インサーキットエ
ミュレータと同様の機能を持たせるためには数万〜数十
万ゲート規模の回路が必要になるため、ピン数の増加や
価格が増大し、採用することが難しい。
【0015】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、プリン
ト基板に実装された状態でのデバッグを可能にし、イン
サーキットエミュレータを用いることなく、安価な手段
でデバッグすることが可能なマイクロコンピュータを提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のマイクロコンピュータは、CPUと、前記CP
Uで実行するプログラムが書き換え可能に格納されるフ
ラッシュROMと、を有するマイクロコンピュータにお
いて、前記フラッシュROMに格納されたプログラムを
デバッグするためのデバッグプログラムが格納されたメ
モリと、前記デバッグ時に、前記CPUに前記デバッグ
プログラムを実行させる切換回路と、を有することを特
徴とする。
【0017】このとき、プログラムの書き換え時及びデ
バッグ時で兼用される、外部機器とデータの授受を行う
通信回路を有していてもよく、通信回路はシリアルデー
タの授受を行ってもよい。
【0018】また、本発明のマイクロコンピュータのデ
バッグ方法は、CPUと、前記CPUで実行するプログ
ラムが書き換え可能に格納されるフラッシュROMと、
を有するマイクロコンピュータの、前記プログラムのデ
バッグを行うためのコンピュータのデバッグ方法におい
て、予め、前記フラッシュROMに格納されたプログラ
ムをデバッグするためのデバッグプログラムをメモリに
格納しておき、前記デバッグ時に、前記CPUに前記デ
バッグプログラムを実行させることを特徴とする。
【0019】このとき、外部機器とデータの授受を行う
通信回路を、プログラムの書き換え時及びデバッグ時で
兼用してもよく、通信回路はシリアルデータの授受を行
ってもよい。
【0020】上記のように構成されたマイクロコンピュ
ータは、フラッシュROMに格納されたプログラムをデ
バッグするためのデバッグプログラムが格納されたメモ
リを有することで、インサーキットエミュレータを用い
る必要がなく、プリント基板に実装された状態でフラッ
シュROMに格納されたプログラムをデバッグすること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0022】図1は本発明のマイクロコンピュータの構
成を示すブロック図である。
【0023】図1において、本発明のマイクロコンピュ
ータ1は、外部機器とデータの授受を行うシリアル通信
回路2と、プログラムにしたがって演算処理や制御を行
うCPU3と、データを一時的に保持するRAM4と、
データを転送するための内部バス5と、プログラムを書
き換え可能に保持するフラッシュROM7と、フラッシ
ュROM7に対するプログラムの書き込み/読み出し処
理を行うフラッシュ制御回路6と、フラッシュROM7
に対する書き込み/読み出し処理を行うためのプログラ
ムが格納されたフラッシュ制御ROM8と、フラッシュ
ROM7に格納されたプログラムをデバッグするための
デバッグプログラムが格納されたデバッグ制御ROM1
0と、フラッシュROM7、フラッシュ制御ROM8、
及びデバッグ制御ROM10に格納されたプログラムの
いずれかをCPU3に実行させる切換回路9とを有して
いる。
【0024】なお、デバッグ制御ROM10には、CP
U3にフラッシュROM7に格納されたプログラムを実
行させるプログラム実行処理、プログラムを1ステップ
づつ実行させるステップ実行処理、プログラムの実行を
一時的に停止させるブレーク処理、レジスタ(RAM4
の所定の記憶領域)に対するデータの書き込み/読み出
し処理、及びメモリ(RAM4)に対するデータの書き
込み/読み出し処理等のプログラムが格納されている。
【0025】このような構成において、まず、フラッシ
ュROM7に対してプログラムの書き込み/読み出し処
理を行う場合、切換回路9に第1の切換信号CS1とし
て高電圧を入力し、第2の切換信号CS2としてアクテ
ィブレベル(例えばLレベル)の信号を入力し、マイク
ロコンピュータ1をフラッシュモードに設定する。
【0026】このとき、切換回路9によってフラッシュ
制御ROM8及びデバッグ制御ROM10が選択され、
CPU3はフラッシュ制御ROM8及びデバッグ制御R
OM10に格納されたプログラムにしたがい、フラッシ
制御回路6を用いてフラッシュROM7に対するデータ
の書き込み/読み出し処理を行う。
【0027】このような状態で外部機器からアドレス、
データ、及びリードライト情報が送信され、シリアル通
信回路2でそれらの情報を受信すると、CPU3は受信
したリードライト情報がフラッシュROM7に対するデ
ータの書き込み要求であるか、または読み出し要求であ
るかを判断する。リードライト情報が書き込み要求の場
合、CPU3はフラッシュROM7の指定されたアドレ
スにデータまたは命令コードを書き込む。また、読み出
し要求の場合はフラッシュROM7の指定されたアドレ
スのデータまたは命令コードを内部バス5を介してシリ
アル通信回路2に転送し、シリアル通信回路2は受け取
ったデータまたは命令コードを外部機器へ出力する。
【0028】一方、CPU3にフラッシュROM7に格
納されたプログラムを実行させる場合、切換回路9に第
1の切換信号CS1として非アクティブレベル(例えば
Hレベル)の信号を入力し、第2の切換信号CS2とし
て非アクティブレベル(例えばHレベル)の信号を入力
し、マイクロコンピュータ1を実行モードに設定する。
【0029】このとき、CPU3はフラッシュROM7
に格納されたプログラムにしたがって処理を行う。
【0030】次に、本発明のマイクロコンピュータのデ
バッグ処理の内容について図2〜図7を用いて説明す
る。
【0031】上述したように、デバッグ処理には、フラ
ッシュROM7に格納されたプログラムの実行処理、ス
テップ実行処理、ブレーク処理、レジスタに対する書き
込み/読み出し処理、及びメモリに対する書き込み/読
み出し処理等がある。
【0032】図2はブレークポイントの設定手順を示す
フローチャートであり、図3はフラッシュROMに格納
されたプログラムの実行処理の手順を示すフローチャー
トである。また、図4はフラッシュROMに格納された
プログラムのステップ実行処理手順を示すフローチャー
トであり、図5はブレーク割り込み命令に対する処理手
順を示すフローチャートである。さらに、図6はレジス
タに対する書き込み/読み出し処理手順を示すフローチ
ャートであり、図7はメモリに対する書き込み/読み出
し処理手順を示すフローチャートである。
【0033】図2において、フラッシュROMに格納さ
れたプログラムにブレークポイントを設定する場合、フ
ラッシュモード時に、外部機器から送信されたブレーク
ポイントアドレスをシリアル通信回路2で受信すると、
CPU3はデバッグ制御ROM10に格納されたプログ
ラムにしたがいフラッシュROM7に格納されたプログ
ラムにブレークポイントアドレスを設定する(ステップ
S21)。次に、設定したブレークポイントアドレスの
命令コードをスタック(RAM4の所定の記憶領域)に
退避させ(ステップS22)、代わりにブレーク割り込
み命令を書き込み(ステップS23)処理を停止する。
【0034】図3において、ブレーク処理から復帰して
フラッシュROMに格納されたプログラムを続行させる
場合、フラッシュモード時に、外部機器から送信された
プログラム実行命令をシリアル通信回路2で受信する
と、CPU3はデバッグ制御ROM10に格納されたプ
ログラムにしたがいスタックに退避させていた命令コー
ドをレジスタに書き込み(ステップS31)ブレーク処
理から復帰する(ステップS32)。そして、内部切換
信号CS3を非アクティブ(例えば、Hレベル)に設定
し、以降の処理をフラッシュROM7に格納されたプロ
グラムにしたがって実行する。
【0035】図4において、ステップ実行処理を行う場
合、フラッシュモード時に、外部機器から送信されたス
テップ実行情報をシリアル通信回路2で受信すると、ま
ず、CPU3はデバッグ制御ROM10に格納されたプ
ログラムにしたがいブレーク処理によってスタックに退
避させていたプログラムカウンタの値から次に処理すべ
きアドレスを算出し(ステップS41)、そのアドレス
を新たなブレークポイントアドレスに設定する(ステッ
プS42)。続いて、新たに設定したブレークポイント
アドレスの命令コードをスタックに退避させ(ステップ
S43)、代わりにブレーク割り込み命令を書き込み
(ステップS44)処理を停止する。
【0036】次に、スタックに退避させていた命令コー
ドをレジスタに書き込み(ステップS45)ブレーク処
理から復帰する(ステップS46)。そして、内部切換
信号CS3を非アクティブ(例えばHレベル)に設定
し、フラッシュROM7に格納されたプログラムにした
がいそのアドレスの命令コードを実行する。
【0037】さらに、次のブレーク割り込み命令により
プログラムカウンタの値とステータス(キャリーフラ
グ、ゼロフラグ等)をスタックに退避させ、内部切換信
号CS3をアクティブ(例えばLレベル)に設定し、デ
バッグ制御ROM10に格納されたプログラムにしたが
い引き続き処理を実行する。
【0038】図5において、ブレーク割り込み命令が実
行されると、CPU3はプログラムカウンタの値とステ
ータスをスタックに退避させ、内部切換信号CS3をア
クティブ(例えばLレベル)に設定する。以降、CPU
3はデバッグ制御ROM10に格納されたプログラムに
したがって処理を実行する。続いて、CPU3はブレー
ク割り込み命令が格納されたアドレス(ステップS5
1)に対してブレーク割り込み命令が格納される以前に
退避させた命令コードを書き込み(ステップS52)、
ブレーク割り込み前の状態を保存するためにレジスタの
内容をスタックに退避させる(ステップS53)。
【0039】図6において、レジスタに対する書き込み
/読み出し処理を行う場合、フラッシュモード時に、外
部機器から送信されたアドレス、データ、及びリードラ
イト情報をシリアル通信回路2で受信すると、CPU3
は、まずデバッグ制御ROM10に格納されたプログラ
ムにしたがい受信したリードライト情報がデータの書き
込み要求であるか、または読み出し要求であるかを判断
する(ステップS61)。リードライト情報が書き込み
要求の場合、CPU3はスタックに内容を退避させてい
たレジスタに対してデータを書き込む(ステップS6
2)。また、読み出し要求の場合はスタックに退避させ
ていたレジスタのデータを読み出し(ステップS6
3)、内部バス5を介してシリアル通信回路2に転送す
る(ステップS64)。シリアル通信回路2は受け取っ
たデータを外部機器に出力する(ステップS65)。
【0040】図7において、メモリに対する書き込み/
読み出し処理を行う場合、フラッシュモード時に、外部
機器から送信されたアドレス、データ、及びリードライ
ト情報をシリアル通信回路2で受信すると、CPU3は
デバッグ制御ROM10に格納されたプログラムにした
がい受信したリードライト情報がデータの書き込み要求
であるか、または読み出し要求であるかを判断する(ス
テップS71)。リードライト情報が書き込み要求の場
合、CPU3はRAM4の指定されたアドレスに対して
データを書き込む(ステップS72)。また、読み出し
要求の場合はRAM4の指定されたアドレスからデータ
を読み出し(ステップS73)、内部バス5を介してシ
リアル通信回路2に転送する(ステップS74)。シリ
アル通信回路2は受信したデータを外部機器に出力する
(ステップS75)。
【0041】したがって、フラッシュROM7に格納す
るプログラムをデバッグするためのデバッグ制御ROM
10を備え、フラッシュROM7とデバッグ制御ROM
10を内部切換信号で切り換えることで、プリント基板
に実装した状態でデバッグすることが可能になる。
【0042】また、インサーキットエミュレータを使用
せずにデバッグすることができるため、マイクロコンピ
ュータ1とインサーキットエミュレータの動作の違いを
考慮せずにデバッグすることができる。
【0043】さらに、フラッシュROM7の書き換え時
とデバッグ時とでシリアル通信回路2を兼用すること
で、マイクロコンピュータ1にデバッグ用の入出力端子
を新たに追加する必要がない。なお、シリアル通信回路
の動作をデバッグする際には他の端子をデバッグ用の通
信に用いることができるようにしておく。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0045】デバッグ制御ROMを設けることによっ
て、マイクロコンピュータをプリント基板に実装した状
態でデバッグすることができる。
【0046】また、インサーキットエミュレータを使用
せずにデバッグすることができるため、マイクロコンピ
ュータとインサーキットエミュレータの動作の違いを考
慮せずにデバッグすることができる。
【0047】さらに、フラッシュROMの書き換え時と
デバッグ時とで通信回路を兼用することで、デバッグ用
に新たに入出力端子を追加する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロコンピュータの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】ブレークポイントの設定手順を示すフローチャ
ートである。
【図3】フラッシュROMに格納されたプログラムの実
行処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】フラッシュROMに格納されたプログラムのス
テップ実行処理手順を示すフローチャートである。
【図5】ブレーク割り込み命令に対する処理手順を示す
フローチャートである。
【図6】レジスタに対する書き込み/読み出し処理手順
を示すフローチャートである。
【図7】メモリに対する書き込み/読み出し処理手順を
示すフローチャートである。
【図8】従来のマイクロコンピュータの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 シリアル通信回路 3 CPU 4 RAM 5 内部バス 6 フラッシュ制御回路 7 フラッシュROM 8 フラッシュ制御ROM 9 切換回路 10 デバッグ制御ROM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと、 前記CPUで実行するプログラムが書き換え可能に格納
    されるフラッシュROMと、を有するマイクロコンピュ
    ータにおいて、 前記フラッシュROMに格納されたプログラムをデバッ
    グするためのデバッグプログラムが格納されたメモリ
    と、 前記デバッグ時に、前記CPUに前記デバッグプログラ
    ムを実行させる切換回路と、を有することを特徴とする
    マイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 プログラムの書き換え時及びデバッグ時
    で兼用される、外部機器とデータの授受を行う通信回路
    を有する請求項1記載のマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 通信回路はシリアルデータの授受を行う
    請求項2記載のマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 CPUと、 前記CPUで実行するプログラムが書き換え可能に格納
    されるフラッシュROMと、を有するマイクロコンピュ
    ータの、前記プログラムのデバッグを行うためのコンピ
    ュータのデバッグ方法において、 予め、前記フラッシュROMに格納されたプログラムを
    デバッグするためのデバッグプログラムをメモリに格納
    しておき、 前記デバッグ時に、前記CPUに前記デバッグプログラ
    ムを実行させることを特徴とするマイクロコンピュータ
    のデバッグ方法。
  5. 【請求項5】 外部機器とデータの授受を行う通信回路
    を、プログラムの書き換え時及びデバッグ時で兼用する
    請求項4記載のマイクロコンピュータのデバッグ方法。
  6. 【請求項6】 通信回路はシリアルデータの授受を行う
    請求項5記載のマイクロコンピュータのデバッグ方法。
JP9228564A 1997-08-25 1997-08-25 マイクロコンピュータ及びそのデバッグ方法 Pending JPH1165884A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2424500A (en) * 2005-03-22 2006-09-27 Rolf Segger Debugging code stored in EEPROM by inserting a breakpoint into code using a read/modify/write cycle on block containing individual instruction to be modified
US7421384B2 (en) 2003-12-08 2008-09-02 Denso Corporation Semiconductor integrated circuit device and microcomputer development supporting device
JP2016024827A (ja) * 2014-07-21 2016-02-08 ディスペース デジタル シグナル プロセッシング アンド コントロール エンジニアリング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングdspace digital signal processing and control engineering GmbH プログラミング可能なハードウェアデバイスのコンフィギュレーションを阻止する装置

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