JPH1069470A - マルチプロセッサシステム - Google Patents

マルチプロセッサシステム

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JPH1069470A
JPH1069470A JP8245590A JP24559096A JPH1069470A JP H1069470 A JPH1069470 A JP H1069470A JP 8245590 A JP8245590 A JP 8245590A JP 24559096 A JP24559096 A JP 24559096A JP H1069470 A JPH1069470 A JP H1069470A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチプロセッサシステムに於いて、非特
権,非同期状態で誤った終了ステータスエリアアドレス
を出力したジョブを特定できるようにする。 【解決手段】 命令発行制御部32は、ユーザプログラム
が発行した非同期型のデータ転送命令,ユーザプログラ
ムが生成した終了ステータスエリアアドレス等のデータ
転送パラメータ,ジョブ識別番号レジスタ31に保持され
ている現在実行中のジョブのジョブ識別番号Jxをデータ
転送制御部41に送る。データ転送制御部41は、データ転
送パラメータに従ってデータ転送を制御し、データ転送
終了時、終了ステータスエリアアドレスに誤りがあるか
否かを判断する。誤りがない場合は、主記憶装置5上の
終了ステータスエリアにデータ転送が正常終了したか否
かを示すステータスを書き込み、誤りがある場合は、プ
ロセッサ3-1 〜3-m の内の、現在例外報告先プロセッサ
となっているプロセッサに、ジョブ識別番号Jxを送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各々が主記憶装置
とデータ転送ユニットと複数のプロセッサとを含むノー
ドを、相互結合ネットワークを介して接続したマルチプ
ロセッサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチプロセッサシステ
ムに於けるノード間でのデータ転送形態としては、同期
型実行形態と非同期型実行形態とが存在する。
【0003】同期型実行形態は、命令を発行したプロセ
ッサが、その命令が終了するまでプロセススイッチを行
えないようにする同期型命令を使用する形態である。非
同期型形態は、命令を発行したプロセッサが、その命令
の終了を待たずに引き続く命令を実行したり、プロセス
スイッチを行えるようにする非同期型命令を使用する形
態である。
【0004】同期型実行形態は、データ転送中に例外が
発生した場合でも、データ転送命令を発行したユーザプ
ログラムを実行しているプロセッサに例外報告がされれ
ば、プロセススイッチが行われていないので、例外を起
こしたユーザプログラムを特定し、そのユーザプログラ
ムを使用しているジョブをアボートする等の例外処理が
可能である。しかし、一般に、ノード間のデータ転送処
理は、プロセッサの主記憶アクセス時間に比較して数百
倍から数万倍の処理時間がかかり、その間、プロセスス
イッチを行うことができないため、プロセッサの有効利
用率が下がるという問題がある。
【0005】非同期型実行形態には、次の2つの形態が
ある。1つは、ユーザプログラムからシステムコールに
よりシステムプログラムを呼び出し、システムプログラ
ムの管理下で非同期命令を発行する形態である。もう1
つは、システムコールを介さずに、直接ユーザプログラ
ムから非同期命令を発行する形態である。前者の形態
は、システムコールによるオーバヘッドが大きいため、
処理を高速化するには、後者の形態が望ましい。
【0006】後者の形態に於いては、従来、次のような
実行手順がとられていた。
【0007】先ず、ユーザプログラムが、自ノード内の
主記憶装置のデータ転送開始アドレス,相手ノード内の
主記憶装置のデータ受信開始アドレス,転送データ数,
終了ステータスエリアアドレス等のデータ転送パラメー
タを生成する。ここで、終了ステータスエリアアドレス
とは、データ転送を行うデータ転送ユニットがデータ転
送終了時に、データ転送が正常終了したか否かを示すス
テータスを書き込む主記憶装置上のアドレスである。
【0008】次にユーザプログラムを実行するプロセッ
サが、ユーザプログラムが発行した非同期型のデータ転
送命令をデータ転送ユニットの起動トリガとしてデータ
転送ユニットに送る。その際、プロセッサは、上記した
データ転送パラメータを直接データ転送ユニットに送る
か、或いは主記憶装置を介してデータ転送ユニットに送
る。
【0009】データ転送ユニットは、プロセッサからの
データ転送命令を受け取ると、それと共に送られてきた
データ転送パラメータに従ってデータ転送を行う。そし
て、データ転送が終了すると、終了ステータスエリアア
ドレスによって示される主記憶装置上の終了ステータス
エリアにデータ転送が正常終了したか否かを示すステー
タスを書き込む。
【0010】プロセッサは、ユーザプログラムのデータ
転送終了確認ルーチン部分に到達するまで、後続命令の
実行を続けるが、当然その間、システムの運用形態に従
った多重プログミング処理(時分割処理)が行われる。
【0011】ユーザプログラムのデータ転送終了確認ル
ーチン部分に到達すると、プロセッサは、主記憶装置上
の終了ステータスエリアをアクセスし、そこに書き込ま
れているステータスを読み出す。そして、ステータスが
正常終了を示している場合は、後続の処理を行い、異常
終了を示している場合は、上記したユーザプログラムを
使用しているジョブのアボートさせる等の例外処理を行
う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、ユーザプログラムからデータ転送ユニットに送った
終了ステータスエリアアドレスに誤り(例えば、終了ス
テータスエリアアドレスが書き換えを行うことができな
いシステム領域内のアドレスであるような誤り)があっ
た場合、そのことをデータ転送ユニットからプロセッサ
に通知したとしても、プロセッサでは上記したユーザプ
ログラムを使用しているジョブ(誤った終了ステータス
エリアアドレスを出力したジョブ)を特定することがで
きない。つまり、プロセッサ上では、誤った終了ステー
タスエリアアドレスを出力したジョブ以外のジョブが実
行されている可能性もあるため、誤った終了ステータス
エリアアドレスを出力したジョブを特定することができ
ない。このため、誤った終了ステータスエリアアドレス
を出力したジョブをアボードさせる等の例外処理を行う
ことができないという問題があった。
【0013】そこで、本発明の目的は、誤った終了ステ
ータスエリアアドレスを出力したジョブを特定できるよ
うにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、各々が主記憶装置とデータ転送ユニットと複
数のプロセッサとを含むノードを、相互結合ネットワー
クを介して結合したマルチプロセッサシステムに於い
て、前記各プロセッサは、システムプログラムによって
のみ書き換え可能な、実行中のジョブのジョブ識別番号
を保持するジョブ識別番号レジスタと、ユーザプログラ
ムが発行する非同期型のデータ転送命令,前記ジョブ識
別番号レジスタに保持されているジョブ識別番号及び前
記ユーザプログラムが生成した終了ステータスエリアア
ドレスを自プロセッサが属しているノード内のデータ転
送ユニットに送る命令発行制御部とを備え、前記各デー
タ転送ユニットは、例外報告先のプロセッサのプロセッ
サ番号を保持する例外報告先プロセッサ番号レジスタ
と、前記プロセッサから送られてくる前記非同期型のデ
ータ転送命令に応答してデータ転送を開始し、データ転
送の終了時、前記非同期型のデータ転送命令と共に送ら
れてきた終了ステータスエリアアドレスに誤りがあるか
否かを判断し、誤りがないと判断した場合は前記終了ス
テータスエリアアドレスによって示される前記主記憶装
置上の終了ステータスエリアにデータ転送が正常終了し
たか否かを示すステータスを書き込み、誤りがあると判
断した場合は前記非同期型のデータ転送命令と共に送ら
れてきたジョブ識別番号を出力するデータ転送制御部
と、該データ転送制御部からジョブ識別番号が出力され
た時、前記例外報告先プロセッサ番号レジスタの内容に
よって示される例外報告先のプロセッサに対して前記デ
ータ転送制御部から出力されたジョブ識別番号を含む例
外報告を送る例外処理部とを備えている。
【0015】上記した構成に於いては、ユーザプログラ
ムが非同期型のデータ転送命令を発行すると、命令発行
制御部がユーザプログラムが発行する非同期型のデータ
転送命令,ジョブ識別番号レジスタに保持されているジ
ョブ識別番号及びユーザプログラムが生成した終了ステ
ータスエリアアドレスを自プロセッサが属しているノー
ド内のデータ転送ユニットに送る。
【0016】これにより、データ転送ユニット内のデー
タ転送制御部は、送られてきたデータ転送命令に従って
データ転送を開始し、データ転送が終了すると、データ
転送制御部は、終了ステータスエリアアドレスに誤りが
あるか否かを判断する。そして、誤りがないと判断した
場合は、終了ステータスエリアアドレスによって示され
る主記憶装置上の終了ステータスエリアにデータ転送が
正常終了したか否かを示すステータスを書き込む。ま
た、誤りがあると判断した場合は、データ転送命令と共
に送られてきたジョブ識別番号を出力する。
【0017】データ転送制御部からジョブ識別番号が出
力されると、データ転送ユニット内の例外処理部が例外
報告先プロセッサ番号レジスタの内容によって示される
例外報告先のプロセッサに対してデータ転送制御部から
出力されたジョブ識別番号を含む例外報告を送る。これ
により、プロセッサ側では、誤った終了ステータスエリ
アアドレスを出力したジョブを特定することが可能にな
る。
【0018】また、本発明は、特定のプロセッサが例外
報告先のプロセッサとされ、そのプロセッサに負荷が集
中することを防ぐため、前記各データ転送ユニットは、
一定時間毎に、前記例外報告先プロセッサ番号レジスタ
に保持されているプロセッサ番号を自データ転送ユニッ
トが属しているノード内の他のプロセッサのプロセッサ
番号に変更するプロセッサ番号変更回路を備えている。
【0019】上記構成に於いては、プロセッサ番号変更
回路が、一定時間毎に、例外報告先プロセッサ番号レジ
スタに保持されているプロセッサ番号を変更する。
【0020】更に、本発明は、誤った終了ステータスエ
リアアドレスを出力したジョブに対する例外処理を行う
ため、前記各プロセッサは、前記データ転送ユニットか
ら送られてきた例外報告に含まれているジョブ識別番号
に基づいた例外処理を行う割り込み制御部を備えてい
る。
【0021】上記した構成に於いては、例外報告先のプ
ロセッサ内の割り込み制御部は、データ転送ユニットか
ら送られてきた例外報告に含まれているジョブ識別番号
に基づいた例外処理を行う。
【0022】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、マルチプロセッサシステムは、n個のノード1−1
〜1−nを相互結合ネットワーク2で結合することによ
り構成されている。
【0024】n個のノード1−1〜1−nの各々は、m
個のプロセッサ3−1〜3−mと、データ転送ユニット
4と、主記憶装置5とを備えており、信号線66−1〜
66−n,67−1〜67−nを介して相互結合ネット
ワーク2と接続されている。
【0025】m個のプロセッサ3−1〜3−mの各々
は、ジョブ識別番号レジスタ31と、命令発行制御部3
2と、割り込み制御部33と、プロセッサ内例外ジョブ
識別番号レジスタ34とを備えている。
【0026】ジョブ識別番号レジスタ31は、自プロセ
ッサ内で実行中のジョブのジョブ識別番号(システムで
ユニークな識別番号)を保持するレジスタであり、シス
テムプログラムによってのみ書き換え可能なものであ
る。
【0027】命令発行制御部32は、ユーザプログラム
が発行する非同期型のデータ転送命令,ユーザプログラ
ムが生成したデータ転送パラメータ(自ノード内の主記
憶装置のデータ転送開始アドレス,相手ノード内の主記
憶装置のデータ受信開始アドレス,転送データ数,終了
ステータスエリアアドレス等),ジョブ識別番号レジス
タ31に保持されているジョブ識別番号をデータ転送ユ
ニット4に送る機能を有する。
【0028】割り込み制御部33は、データ転送ユニッ
ト4からの例外報告を受けることによりシステムプログ
ラムを呼び出し、例外処理を行わせる機能を有する。
【0029】プロセッサ内例外ジョブ識別番号レジスタ
34は、データ転送ユニット4から送られてきた例外報
告に含まれているジョブ識別番号を保持するレジスタで
ある。
【0030】データ転送ユニット4は、データ転送制御
部41と、例外処理部42とを備えている。
【0031】データ転送制御部41は、信号線66−
1,67−1により相互結合ネットワーク2と接続さ
れ、信号線68,69により主記憶装置5と接続され、
信号線61−1〜61−m,62−1〜62−mにより
各プロセッサ3−1〜3−mと接続されている。
【0032】このように各部と接続されているデータ転
送制御部41は、各プロセッサ3−1〜3−mから非同
期型のデータ転送命令,データ転送パラメータが送られ
てきた時にデータ転送パラメータに従って他のノードと
の間のデータ転送を制御する機能,データ転送パラメー
タに含まれていた終了ステータスエリアアドレスに誤り
があるか否かを判断する機能,終了ステータスエリアア
ドレスに誤りがないと判断した場合は、主記憶装置5上
の上記終了ステータスエリアアドレスによって示される
終了ステータスエリアにデータ転送が正常終了したか否
かを示すステータスを書き込み、誤りがあると判断した
場合はデータ転送命令と共に送られてきたジョブ識別番
号を終了ステータスエリアアドレスに誤りがあったジョ
ブのジョブ識別番号として例外処理部42に対して出力
する機能を有する。
【0033】例外処理部42は、データ転送制御部41
からジョブ識別番号が出力されると、例外報告先のプロ
セッサ(プロセッサ3−1〜3−mの内の1つ)に対し
て、データ転送制御部41から出力されたジョブ識別番
号を含む例外報告を送る機能を有する。
【0034】図2は例外処理部42の構成例を示したブ
ロック図であり、例外報告制御回路421と、データ転
送ユニット内例外ジョブ識別番号レジスタ422と、例
外報告先プロセッサ番号レジスタ423と、プロセッサ
番号変更回路424とを備えている。
【0035】データ転送ユニット内例外ジョブ識別番号
レジスタ422は、データ転送制御部41から信号線6
5を介して送られてきたジョブ識別番号を保持するレジ
スタである。
【0036】例外報告先プロセッサ番号レジスタ423
は、例外報告先とするプロセッサのプロセッサ番号を保
持するレジスタである。
【0037】プロセッサ番号変更回路424は、一定時
間毎に、例外報告先プロセッサ番号レジスタ423に保
持されているプロセッサ番号を変更する機能を有する。
プロセッサ番号の変更方法としては種々の方法を取るこ
とができるが、例えば、自ノード内のプロセッサ3−1
〜3−mのプロセッサ番号の内の、最も小さなプロセッ
サ番号を初期値とし、以後、一定時間毎に、現在設定さ
れているプロセッサ番号の次に大きいプロセッサ番号を
例外報告先プロセッサ番号レジスタ423に設定する。
そして、最も大きなプロセッサ番号が例外報告先プロセ
ッサ番号レジスタ423に設定されている時は、最も小
さなプロセッサ番号に変更する。
【0038】例外報告制御回路421は、自ノード内の
プロセッサ3−1〜3−mの内、例外報告先プロセッサ
番号レジスタ423に保持されているプロセッサ番号の
プロセッサに、データ転送ユニット内例外ジョブ識別番
号レジスタ422に設定されているジョブ識別番号を送
る機能を有する。
【0039】図3は命令発行制御部32の処理例を示す
流れ図、図4はデータ転送制御部41の処理例を示す流
れ図、図5は例外処理部42の処理例を示す流れ図であ
り、以下各図を参照して本実施例の動作について説明す
る。
【0040】プロセッサ3−1上で実行されているユー
ザプログラムは、非同期型のデータ転送命令を発行する
際、自ノード1−1内の主記憶装置5のデータ転送開始
アドレス,相手ノード内の主記憶装置のデータ受信開始
アドレス,転送データ数,終了ステータスエリアアドレ
ス等のデータ転送パラメータを生成し、その後、非同期
型のデータ転送命令を発行する。
【0041】ユーザプログラムが、非同期型のデータ転
送命令を発行すると、命令発行制御部32は、図3の流
れ図に示すように、先ず、ジョブ識別番号レジスタ31
に保持されているジョブ識別番号(今、例えば、Jxで
あったとする)を読み込む(S1)。ここで、ジョブ識
別番号レジスタ31に保持されているジョブ識別番号J
xは、現在プロセッサ3−1で実行中のジョブのジョブ
識別番号であり、システムプログラムによって設定され
たものである。
【0042】その後、命令発行制御部32は、ユーザプ
ログラムが発行した非同期型のデータ転送命令,ユーザ
プログラムが生成したデータ転送パラメータ,S1で読
み込んだジョブ識別番号Jxを信号線61−1を介して
データ転送ユニット4に送る(S2)。これらは、デー
タ転送ユニット4内のデータ転送制御部41に供給され
る。
【0043】これにより、データ転送制御部41は、図
4の流れ図に示すように、プロセッサ3−1から送られ
てきたジョブ識別番号Jx及びデータ転送パラメータに
含まれている終了ステータスエリアアドレスを保存した
後、データ転送パラメータに従ってデータ転送を制御す
る(S11,S12)。
【0044】データ転送が終了すると(S13がYE
S)、データ転送制御部41は、S11で保持した終了
ステータスエリアアドレスに誤りがあるか否かを判断す
る(S14)。
【0045】そして、誤りがないと判断した場合は、デ
ータ転送が正常終了したか否かを示すステータスを、終
了ステータスエリアアドレスによって示される主記憶装
置5上の終了ステータスエリアに書き込む(S15)。
また、誤りがあると判断した場合は、誤った終了ステー
タスエリアアドレスを出力したジョブのジョブ識別番号
として、S11で保持しているジョブ識別番号Jxを出
力する(S16)。データ転送制御部41から出力され
たジョブ識別番号Jxは、信号線65を介して例外処理
部42内のデータ転送ユニット内例外ジョブ識別番号レ
ジスタ422に設定される。
【0046】これにより、例外処理部42内の例外報告
制御回路421は、図5の流れ図に示すように、例外報
告先プロセッサ番号レジスタ423に設定されているプ
ロセッサ番号を読み込み(S21)、そのプロセッサ番
号によって示されるプロセッサ(例えば、プロセッサ3
−1)に、データ転送制御部41から送られてきたジョ
ブ識別番号Jx,終了ステータスエリアアドレスに誤り
があることを示す情報を含む例外報告を送る(S2
2)。
【0047】この例外報告は、プロセッサ3−1内の割
り込み制御部33で受け付けられる。また、例外報告に
含まれているジョブ識別番号Jxは、プロセッサ内例外
ジョブ識別番号レジスタ34に設定される。
【0048】割り込み制御部33は、例外報告を受け付
けると、システムプログラムを呼び出し、終了ステータ
スエリアアドレスに誤りがあったことを通知する。
【0049】これにより、システムプログラムは、呼び
出し元のプロセッサ3−1内のプロセッサ内例外ジョブ
識別番号レジスタ34に設定されているジョブ識別番号
Jxのジョブをアボートさせる等の例外処理を行う。
【0050】尚、上述した実施例に於いては、プロセッ
サ番号変更回路424を設け、例外報告先プロセッサ番
号レジスタ423の内容を一定時間毎に変更するように
したが、例外報告先プロセッサ番号レジスタ423の内
容を固定にしても良い。しかし、実施例のように、例外
報告先プロセッサ番号レジスタ423の内容を一定時間
毎に変更するようにした方が、特定のプロセッサに負荷
が集中しなくなり、好ましい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ユーザ
プログラムが非同期型のデータ転送命令を発行した際、
そのデータ転送命令と、システムプログラムによってジ
ョブ識別番号レジスタに設定されている実行中のジョブ
のジョブ識別番号と、ユーザプログラムが生成した終了
ステータスエリアアドレスとをデータ転送ユニットに送
る命令発行制御部を備えると共に、送られてきた終了ス
テータスエリアアドレスに誤りがあった場合は、データ
転送命令と共に送られてきたジョブのジョブ識別番号を
例外報告先のプロセッサに送る例外処理部とを備えてい
るので、誤った終了ステータスエリアアドレスを出力し
たジョブを特定することができる。
【0052】更に、本発明は、一定時間毎に、例外報告
先プロセッサ番号レジスタに保持されているプロセッサ
番号を変更するプロセッサ番号変更回路を備えているの
で、特定のプロセッサが例外報告先のプロセッサとさ
れ、そのプロセッサに負荷が集中することを防ぐことが
できる。
【0053】また、本発明は、データ転送ユニットから
送られてきた例外報告に含まれているジョブ識別番号に
基づいた例外処理を行う割り込み制御部を備えているの
で、誤った終了ステータスエリアアドレスを出力したジ
ョブに対する例外処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】例外処理部42の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】命令発行制御部32の処理例を示す流れ図であ
る。
【図4】データ転送制御部41の処理例を示す流れ図で
ある。
【図5】例外処理部42の処理例を示す流れ図である。
【符号の説明】 1−1〜1−n…ノード 2…相互結合ネットワーク 3−1〜3−m…プロセッサ 31…ジョブ識別番号レジスタ 32…命令発行制御部 33…割り込み制御部 34…プロセッサ内例外ジョブ識別番号レジスタ 4…データ転送ユニット 41…データ転送制御部 42…例外処理部 421…例外報告制御回路 422…データ転送ユニット内例外ジョブ識別番号レジ
スタ 423…例外報告先プロセッサ番号レジスタ 424…プロセッサ番号変更回路 5…主記憶装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が主記憶装置とデータ転送ユニット
    と複数のプロセッサとを含むノードを、相互結合ネット
    ワークを介して結合したマルチプロセッサシステムに於
    いて、 前記各プロセッサは、 システムプログラムによってのみ書き換え可能な、実行
    中のジョブのジョブ識別番号を保持するジョブ識別番号
    レジスタと、 ユーザプログラムが発行する非同期型のデータ転送命
    令,前記ジョブ識別番号レジスタに保持されているジョ
    ブ識別番号及び前記ユーザプログラムが生成した終了ス
    テータスエリアアドレスを自プロセッサが属しているノ
    ード内のデータ転送ユニットに送る命令発行制御部とを
    備え、 前記各データ転送ユニットは、 例外報告先のプロセッサのプロセッサ番号を保持する例
    外報告先プロセッサ番号レジスタと、 前記プロセッサから送られてくる前記非同期型のデータ
    転送命令に応答してデータ転送を開始し、データ転送の
    終了時、前記非同期型のデータ転送命令と共に送られて
    きた終了ステータスエリアアドレスに誤りがあるか否か
    を判断し、誤りがないと判断した場合は前記終了ステー
    タスエリアアドレスによって示される前記主記憶装置上
    の終了ステータスエリアにデータ転送が正常終了したか
    否かを示すステータスを書き込み、誤りがあると判断し
    た場合は前記非同期型のデータ転送命令と共に送られて
    きたジョブ識別番号を出力するデータ転送制御部と、 該データ転送制御部からジョブ識別番号が出力された
    時、前記例外報告先プロセッサ番号レジスタの内容によ
    って示される例外報告先のプロセッサに対して前記デー
    タ転送制御部から出力されたジョブ識別番号を含む例外
    報告を送る例外処理部とを備えたことを特徴とするマル
    チプロセッサシステム。
  2. 【請求項2】 前記各データ転送ユニットは、 一定時間毎に、前記例外報告先プロセッサ番号レジスタ
    に保持されているプロセッサ番号を自データ転送ユニッ
    トが属しているノード内の他のプロセッサのプロセッサ
    番号に変更するプロセッサ番号変更回路を備えたことを
    特徴とする請求項1記載のマルチプロセッサシステム。
  3. 【請求項3】 前記各プロセッサは、前記データ転送ユ
    ニットから送られてきた例外報告に含まれているジョブ
    識別番号に基づいた例外処理を行う割り込み制御部を備
    えたことを特徴とする請求項2記載のマルチプロセッサ
    システム。
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