JPH1165811A - マウス・カーソルを表示する情報処理装置、マウス・カーソル、及びマウス・カーソルを表示する情報処理装置の制御方法 - Google Patents

マウス・カーソルを表示する情報処理装置、マウス・カーソル、及びマウス・カーソルを表示する情報処理装置の制御方法

Info

Publication number
JPH1165811A
JPH1165811A JP21619897A JP21619897A JPH1165811A JP H1165811 A JPH1165811 A JP H1165811A JP 21619897 A JP21619897 A JP 21619897A JP 21619897 A JP21619897 A JP 21619897A JP H1165811 A JPH1165811 A JP H1165811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display screen
coordinate displacement
mouse cursor
pointing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21619897A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Yamada
田 覚 山
Kazuo Tsuchiya
屋 和 夫 土
Naotaka Kato
藤 直 孝 加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP21619897A priority Critical patent/JPH1165811A/ja
Priority to US09/119,299 priority patent/US6259432B1/en
Publication of JPH1165811A publication Critical patent/JPH1165811A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/0485Scrolling or panning
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/08Cursor circuits

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ディスプレイ上に表示された作業ウィンドウ
の表示データをスクロールする速度を調整することがで
き、且つ設定されたスクロール速度を視覚的に表す。 【解決手段】 表示データのスクロールが指示される
と、マウス・カーソルの表示形態が変化する。すなわ
ち、指示されたスクロール方向に速度インジケータが出
現する。この速度インジケータは、設定されたスクロー
ル速度に応じた個数だけ現れ、且つ、マウス・カーソル
本体の略中心からスクロール方向に向かって並んでい
る。速度インジケータは、小さな略二等辺三角形状でよ
く、その頂点がスクロール方向を向いていれば、ユーザ
の視覚に訴えるので尚良い。例えば、スクロール速度に
合わせて1つ、2つ、3つ、という具合に速度インジケ
ータの個数を増分させていけば、ユーザは直感的且つ定
量的にスクロール速度を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GUI(グラフィ
カル・ユーザ・インターフェース)環境下でマウスなど
のポインティング・デバイスによる入力を可能とするタ
イプの情報処理装置(例えばパーソナル・コンピュータ
(PC))に係り、特に、ディスプレイ上に表示された
作業ウィンドウの表示データをスクロールする速度を調
整することができる情報処理装置に関する。更に詳しく
は、本発明は、作業ウィンドウの表示データのスクロー
ル速度をポインティング・デバイスによって調整するこ
とができ、且つ設定されたスクロール速度を視覚的に表
すことができる情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の技術革新に伴い、デスクトップ
型、タワー型、ノートブック型など各種パーソナル・コ
ンピュータ(PC)が開発され市販されている。最近の
PCは、CPU(Central Processing Unit)の演算処
理能力の向上やビデオ・サブシステムの強化などによ
り、ビットマップ表示機能(すなわちディスプレイを画
素単位で描画する機能)を備えるのが当たり前となって
いる。また、このようなハードウェア環境下では、ビッ
トマップ表示形式をサポートし、マルチ・ウィンドウを
提供できるオペレーティング・システム(OS)を搭載
することが主流となってきている。
【0003】これら最新のOS(例えば米IBM社の"
OS/2"("OS/2"は米IBM社の商標)や米マイ
クロソフト社の"Windows95"など)は、グラフ
ィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を組み込
んでいる。GUI環境を提供するコンピュータ・システ
ムは、一般に、マウス、トラック・ボール、タッチパッ
ド、あるいはトラックポイント/*/やジョイスティック
のような座標指示が可能な入力装置(すなわちポインテ
ィング・デバイス)の導入を許している。ポインティン
グ・デバイスによれば、ユーザは、「画面に直接指示す
る」という感覚でコンピュータ・システムを操作するこ
とができる。
【0004】これらポインティング・デバイスは2つの
基本機能を実現している。1つはディスプレイ・スクリ
ーン上でのカーソル(マウス・カーソル)の2次元的な
移動機能であり、他の1つは一種の選択動作を意味する
クリック機能である。ユーザは、ディスプレイ・スクリ
ーン上の特定位置(オブジェクト)の上にマウス・カー
ソルを移動させて、オブジェクト上でクリックすること
によってこれに関連する機能を選択することができる。
【0005】GUI環境のディスプレイ・スクリーンす
なわち「デスクトップ」上には、アイコンやフォルダな
どの多数のオブジェクト・シンボルが用意されている。
ユーザは、マウスなどのポインティング・デバイスを用
いてデスクトップ上のカーソルを所望のアイコンやフォ
ルダの上に移動させ、さらにマウス・ボタンを押下(す
なわちクリック)する類の選択動作によって、現在カー
ソルが置かれているオブジェクト・シンボルを選択する
ことができる。例えば特定のアプリケーションに関連す
るアイコンを選択すれば、アプリケーションは起動し、
また、フォルダを選択すればデスクトップ上でフォルダ
を開くことができる。また、あるオブジェクト・シンボ
ル上にカーソルを置いて、マウス・ボタンを押下したま
ま他のオブジェクト・シンボル上まで移動させてからマ
ウス・ボタンを解放する、すなわち「ドラッグ・アンド
・ドロップ」操作を行うことによって、オブジェクト・
シンボルに対して移動/コピーや削除などの処理を実行
することができる。言い換えれば、GUI環境において
は、ユーザは、画面を見ながらマウス・カーソルを直感
的に操作するだけで自己の意思を簡易且つ直接的に入力
することができる。すなわち殆どのコンピュータ操作
を、マウス操作で行えるので、旧来のCUI(キャラク
タ・ユーザ・インターフェース)環境のようにOSコマ
ンドを覚えたりキーボード操作を習得する必要性は非常
に少ない。
【0006】ところで、デスクトップ上に表示されたア
プリケーション・ウィンドウは、通常、処理対象のファ
イル(ドキュメント又はイメージ)の一部しか表示でき
ない。例えば長大なワープロ・テキストの場合などは全
テキストの一部しかウィンドウには現れない。ウィンド
ウ中の表示データを上下左右いずれかの方向に移動させ
る操作、すなわちスクロール操作は、従来はキーボード
上に用意されたカーソル・キーのうち所望の方向を指示
するものを打鍵する又は打鍵し続けることによって行わ
れていた。
【0007】また、ウィンドウ環境下では、スクロール
・バーの操作によっても、ウィンドウ内の表示データの
スクロールが行なうことができた。フレーム・ウィンド
ウの下端縁及び右端縁には、通常、夫々水平及び上下各
方向についてのスクロール・バーが用意されるようにな
っている。水平スクロール・バーの各端部の右スクロー
ル・ボタン又は左スクロール・ボタン、あるいは上下ス
クロール・バーの各端部の上スクロール・ボタン又は下
スクロール・ボタンをマウス・ボタンでクリック動作す
ることによって、ウィンドウの表示データを所望の方向
にスクロールさせることができる(周知)。
【0008】また、米マイクロソフト社が市販する最新
のポインティング・デバイス「インテリマウス("Intel
liMouse")」は、他の形態によって画面スクロール操作
を提供している。ここで、インテリマウスの構成や機能
について簡単に説明しておく。図8には、インテリマウ
スの外観を示している。インテリマウスは、ユーザの握
り易さを考慮して、マウス本体は略ナスビ形に形設さ
れ、本体底面に回転可能なボール(図示しない)が取付
けられている。
【0009】インテリマウスの特徴の1つは、従来の2
つのマウス・ボタンの間に、「ホィール」と呼ばれる回
転及び押下操作の双方が可能なロータリ・スイッチが配
設されている点である。ホィールは、前後両方向に回転
可能であり、1ステップの回転毎にクリック間があり、
18ステップで1周する。また、ホィールの押下操作に
よって第3のマウス・ボタン(中ボタン)をエミュレー
トすることもできる。さらに、ホィールを単独で使用す
るだけでなく、キーボード上の「Ctrlキー」や「S
hiftキー」と組み合わせて多数の機能を提供するこ
とができる。但し、現時点でホィールの機能を利用する
ためには、ホィールに対応したアプリケーション・ソフ
トウェアが必要であり、これらアプリケーション・ソフ
トウェアによっても提供されるホィール機能は若干相違
する。なお、ホィール機能に対応していないアプリケー
ション・ソフトウェアにおいては、ホィールの操作によ
って発生するメッセージは無視され、インテリマウスは
通常の「2つボタン・マウス」と略同一の動作のみを行
うようになっている。
【0010】インテリマウスの場合、ホィールを前後に
回すだけで画面上のドキュメントをスクロールさせるこ
とができる(ホィール1ステップ分の回転が3行スクロ
ールに相当する)。従来のように画面周縁のスクロール
・バーにマウス・カーソルを移動させる必要がないの
で、ドキュメントから目を離すことなく簡単にスクロー
ルさせることができる。
【0011】さらに、ホィールをボタンのように押下し
続けながらマウスを動かすと、ドキュメントを好きな速
度で好きな方向に連続スクロールさせることができる
(この機能を「パン」若しくは「連続スクロール」と言
う)。ホィールを解放すればスクロール操作は終了す
る。目線を反らすことなくドキュメントが連続的にスク
ロールするので、特定の部分を容易に探し当てることが
できる。
【0012】また、ホィールを一度クリックしてからマ
ウスを移動させると、その後はドキュメントが自動的に
スクロールするようになっている(「オート・スクロー
ル」又は「読書モード」と言う)。
【0013】「パン」や「オート・スクロール」におけ
るスクロール速度はマウス・ボールの変位量に比例す
る。なお、ここで言う「スクロール速度」とは、一回の
スクロール指示(ここではホィールをクリックしてマウ
スを動かす操作)で実行される総スクロール量とほぼ同
じ意味である(以下同様)。指示された総スクロール量
が一度に移動するので、総スクロール量に比例して表示
データは速くスクロールするように見えるので、ユーザ
の目からはスクロール速度として把握され得る。
【0014】インテリマウスのその他の代表的機能とし
て、ドキュメント表示を拡大/縮小する「ズーム」や、
データを折り畳んで隠したり再び開いて表示する「デー
タズーム」などが挙げられる。例えば米マイクロソフト
社の各ソフトウェア製品"Word97","Excel
97","InternetExplorer3.0"
は、インテリマウスにユニークな上記各機能をサポート
している。なお、インテリマウスは、例えばPCに装備
されたシリアル・ポートに接続することができる。ある
いは、IBM PC/AT互換機("PC/AT"は米I
BM社の商標)のPS/2マウス・ポートにも接続する
ことができる("PS/2"は米IBM社の商標)。
【0015】《注釈》トラックポイントは、キーボード
・ユニットの略中央(例えば"G"、"H"、"B"、及び"
N"キーの間)に植設された、小型スティック状の入力
装置である。スティックの作用点に当たる位置を前後左
右4方向の圧力センサが取り囲んだ構成となっている。
スティックの先端部分(力点)がユーザの指先で押圧さ
れると、夫々のセンサによって押圧方向および押圧力が
検出され、各センサの出力に従ってマウス・ボールの変
位量と等価な信号が発生するようになっている。トラッ
クポイントは、設置/操作面が小さくて済むのが1つの
特徴であり、主としてノートブック型PC用のポインテ
ィング・デバイスとして利用されている。また、ユーザ
は手をキーボード上のホーム・ポジションから離すこと
なくトラックポイントを操作できるので、キーボード入
力を伴うソフトウェア実行時には特に具合がよい。な
お、トラックポイントの詳細については、例えば米国特
許第5,521,596号明細書や米国特許第5,57
9,033号明細書に開示されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、インテ
リマウスを使用すれば、「パン」機能や「オート・スク
ロール」機能によって、簡単な操作のみでアプリケーシ
ョン・ウィンドウ中の表示データをスクロールさせるこ
とができる。さらに、ホィールを押下したままマウスを
所望の方向に移動させることによってスクロール速度を
自在に変更することが許される。これら機能は、「ホィ
ール」機能をサポートしたソフトウェア環境下で「ホィ
ール」を装備したインテリマウスを用いることによって
もたらされている。
【0017】ところが、表示データのスクロール速度が
可変である場合には幾つかの問題点を伴う。その1つ
は、スクロールの基準速度(若しくは、一回のスクロー
ル指示で実行される総スクロール量)の定義がユーザ毎
に区々であり、同じスクロール操作によりユーザの期待
以上に表示データがスクロールしてしまったり、逆にユ
ーザの期待ほどは表示データをスクロールできない、と
いう現象が起きてしまうことである。
【0018】このような問題点を解消するためには、現
在のスクロール速度を何らかの方法で表示させればよ
い、ということは容易に想到できよう。しかしながら、
LEDのようなスクロール速度インジケータを付加した
のでは、ハードウェアの変更も必要となり適用範囲が限
定されてしまう。また、LEDインジケータはディスプ
レイ・スクリーンの外に置かれるので、ユーザはインジ
ケータを見るためには、作業中の表示データから目を離
さなければならなず、作業の継続性が損なわてしまう。
【0019】先述のインテリマウスの場合には、画面ス
クロールを行なっている間はマウス・カーソルの表示を
切り替えることによって、現在のスクロール速度を視覚
的に表現するようになっている。図9には、画面スクロ
ール時におけるマウス・カーソルのビットマップを模式
的に示している。すなわち、ホィール(又は中ボタン)
を押下したことに応答して、同図(a)のように画面ス
クロールを暗示するビットマップに切り替わる。このマ
ウス・カーソルは、図示のように、カーソル略中心に置
かれた円形のカーソル本体と、本体を囲むようにその上
下左右の各々に配設けされたスクロール方向インジケー
タとで構成される。各インジケータは略2等辺3角形状
であり、その頂点がスクロール方向を暗示している。そ
して、ユーザがスクロールを望む方向にマウスを移動さ
せると、図9(b)に示すように、元のマウス・カーソ
ルは半透明状に切り替わるとともに、スクロール方向に
合致するスクロール方向インジケータのみがカーソル本
体から離れた位置に表示される。同図のマウス・カーソ
ルは、下方のスクロールを行なっているときの例であ
る。半透明化された元のマウス・カーソル位置とスクロ
ール方向インジケータとの間隔(D)は、現在設定され
ているスクロール速度(若しくは、一回のスクロール指
示で実行される総スクロール量)に比例して表示され
る。
【0020】図9に示すようなマウス・カーソル表示に
よれば、スクロール速度に応じてスクロール方向インジ
ケータが離れていくので、スクロール速度が切り替えら
れたこと自体は、視覚的且つ直感的に把握することがで
きよう。しかしながら、ディスプレイ・スクリーン上に
はマウス・カーソル本体とインジケータとの距離を測る
ための物差しがないので、ユーザは、インジケータが
「離れた」あるいは「近づいた」という感覚でしかスク
ロール速度を把握することができない。言い換えれば、
定量的なスクロール速度を瞬時に理解することは困難な
ままなのである。
【0021】なお、特開平8−166783号公報に
は、スクロール速度を所望の速度に変更可能な情報処理
装置について開示している。しかしながら、該情報処理
装置においては、スクロール速度の変更操作は、作業中
のウィンドウとは別の画面領域に表示されたスクロール
速度制御ウィンドウ(例えば同公報の図3参照)の中で
行われる。このため、ユーザは、一時的であれ、表示デ
ータから目を離すことを強いられ、作業の継続性が損な
われることになる。
【0022】本発明はこのような問題点に鑑みたもので
あり、その目的は、GUI(グラフィカル・ユーザ・イ
ンターフェース)環境下でマウスなどのポインティング
・デバイスによる入力を可能とするタイプの、優れた情
報処理装置(例えばパーソナル・コンピュータ(P
C))を提供することにある。
【0023】本発明の更なる目的は、ディスプレイ上に
表示された作業ウィンドウの表示データをスクロールす
る速度(若しくは一回のスクロール指示で実行される総
スクロール量)を調整することができる、優れた情報処
理装置を提供することにある。
【0024】本発明の更なる目的は、作業ウィンドウの
表示データのスクロール速度をポインティング・デバイ
スによって調整することができ、且つ設定されたスクロ
ール速度を視覚的に判り易く表すことができる、優れた
情報処理装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を参
酌してなされたものであり、その第1の側面は、ディス
プレイ・スクリーン上にビットマップ形式でデータを表
示するディスプレイと、前記ディスプレイ・スクリーン
上で座標を指示するとともに前記ディスプレイ・スクリ
ーン上の表示データのスクロール及びスクロール速度の
設定を行うことができるポインティング・デバイスと、
前記ディスプレイ・スクリーン上の前記ポインティング
・デバイスによる指示座標位置にマウス・カーソルを表
示させるマウス・カーソル制御手段と、前記ポインティ
ング・デバイスによって表示データのスクロールが指示
されたことに応答して前記ディスプレイ・スクリーン上
の表示データをスクロールさせるスクロール制御手段
と、前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをスク
ロールするときに前記ポインティング・デバイスによっ
て設定されたスクロール速度に応じた個数だけ速度イン
ジケータを表示させるスクロール速度表示手段と、を含
むことを特徴とする、マウス・カーソルを表示する情報
処理装置である。
【0026】また、本発明の第2の側面は、ディスプレ
イ・スクリーン上にビットマップ形式でデータを表示す
るディスプレイと、座標の変位を入力するための座標変
位入力部と押下及び解放操作可能な1以上のボタンを持
つポインティング・デバイスと、 前記ポインティング
・デバイスの特定のボタンが解放されている状態では、
前記座標変位入力部から入力された座標変位量に応じて
前記ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルを
移動させるマウス・カーソル制御手段と、前記ポインテ
ィング・デバイスの特定のボタンが押下されている状態
では、前記座標変位入力部から入力された座標変位量に
応じて前記ディスプレイ・スクリーン上の表示データを
スクロールさせるスクロール制御手段と、前記ディスプ
レイ・スクリーンの表示データをスクロールするときに
前記座標変位入力部によって指示されたスクロール量に
応じた個数だけ速度インジケータを表示させるスクロー
ル速度表示手段と、を含むことを特徴とする、マウス・
カーソルを表示する情報処理装置である。
【0027】また、本発明の第3の側面は、ソフトウェ
ア・プログラムを実行するためのプロセッサと、処理中
のプログラム・コードやデータを一時格納するためのメ
モリと、実行中のプログラムの処理内容をビットマップ
形式で表示するためのディスプレイ・スクリーンを持つ
ディスプレイと、座標の変位を入力するための座標変位
入力部と押下及び解放操作可能な1以上のボタンを持つ
ポインティング・デバイスと、前記ポインティング・デ
バイスの特定のボタンが解放されている状態では前記座
標変位入力部から入力された座標変位量に応じて前記デ
ィスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルを移動さ
せるマウス・カーソル制御手段と、前記ポインティング
・デバイスの特定のボタンが押下されている状態では前
記座標変位入力部から入力された座標変位量に応じて前
記ディスプレイ・スクリーン上の表示データをスクロー
ルさせるスクロール制御手段と、前記ディスプレイ・ス
クリーンの表示データをスクロールするときに前記座標
変位入力部によって指示されたスクロール量に応じた個
数だけ速度インジケータを表示させるスクロール速度表
示手段と、を含むことを特徴とする、マウス・カーソル
を表示する情報処理装置である。
【0028】また、本発明の第4の側面は、ビットマッ
プ形式で表示可能なディスプレイのディスプレイ・スク
リーン上で1以上のウィンドウを表示するマルチウィン
ドウ・システムを搭載した、マウス・カーソルを表示す
る情報処理装置において、ソフトウェア・プログラムを
実行するためのプロセッサと、処理中のプログラム・コ
ードやデータを一時格納するためのメモリと、座標の変
位を入力するための座標変位入力部と押下及び解放操作
可能な1以上のボタンを持つポインティング・デバイス
と、前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが解
放されている状態では前記座標変位入力部から入力され
た座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上
でマウス・カーソルを移動させるマウス・カーソル制御
手段と、前記ポインティング・デバイスの特定のボタン
が押下されている状態では前記座標変位入力部から入力
された座標変位量に応じて、現在アクティブ状態となっ
ているウィンドウの表示データをスクロールさせるスク
ロール制御手段と、前記ディスプレイ・スクリーンの表
示データをスクロールするときに前記座標変位入力部に
よって指示されたスクロール量に応じた個数だけ速度イ
ンジケータを表示させるスクロール速度表示手段と、を
含むことを特徴とする、マウス・カーソルを表示する情
報処理装置である。
【0029】本発明の第1乃至第4の側面に係る情報処
理装置において、前記スクロール速度表示手段は、前記
マウス・カーソル本体の略中心からスクロール方向に向
かって速度インジケータを整列させてもよい。
【0030】本発明の第2乃至第4の側面に係る情報処
理装置において、さらに、前記ポインティング・デバイ
スの特定のボタンが押下されているときと解放されてい
るときとでマウス・カーソル本体の表示を切り替える手
段を有してもよい。
【0031】また、本発明の第5の側面は、ビットマッ
プ表示形式及びGUI環境を提供し、且つ、ポインティ
ング・デバイスによって座標指示を行うタイプの情報処
理装置のディスプレイ・スクリーン上で表示されるマウ
ス・カーソルにおいて、前記ディスプレイ・スクリーン
上の前記ポインティング・デバイスによる指示座標位置
に置かれたマウス・カーソル本体と、前記ディスプレイ
・スクリーンの表示データをスクロールするときに設定
されたスクロール速度に応じた個数だけ現れる1以上の
速度インジケータと、を具備することを特徴とするマウ
ス・カーソルである。
【0032】また、本発明の第6の側面は、ビットマッ
プ表示形式及びGUI環境下で1以上のウィンドウを表
示するマルチウィンドウ・システムが搭載され、且つ、
ポインティング・デバイスによって座標指示を行うタイ
プの情報処理装置のディスプレイ・スクリーン上で表示
されるマウス・カーソルにおいて、前記ディスプレイ・
スクリーン上の前記ポインティング・デバイスによる指
示座標位置に置かれたマウス・カーソル本体と、現在ア
クティブ状態となっているウィンドウの表示データをス
クロールするときに設定されたスクロール速度に応じた
個数だけ現れる1以上の速度インジケータと、を具備す
ることを特徴とするマウス・カーソルである。
【0033】本発明の第5及び第6の側面に係るマウス
・カーソルにおいて、前記1以上の速度インジケータ
は、前記マウス・カーソル本体中心からスクロール方向
に向かって整列してもよい。
【0034】本発明の第5及び第6の側面に係るマウス
・カーソルにおいて、さらに、通常のマウス・カーソル
移動時と表示データのスクロール時とでマウス・カーソ
ル本体の表示を切り替えてもよい。
【0035】また、本発明の第7の側面は、ディスプレ
イ・スクリーン上にビットマップ形式でデータを表示す
るディスプレイと、前記ディスプレイ・スクリーン上で
座標を指示するとともに前記ディスプレイ・スクリーン
上の表示データのスクロール及びスクロール速度の設定
を行うことができるポインティング・デバイスとを有す
る、マウス・カーソルを表示する情報処理装置の制御方
法において、(a)前記ディスプレイ・スクリーン上
の、前記ポインティング・デバイスによる指示座標位置
にマウス・カーソルを表示させるステップと、(b)前
記ポインティング・デバイスによって表示データのスク
ロールが指示されたことに応答して、前記ディスプレイ
・スクリーン上の表示データをスクロールさせるステッ
プと、(c)前記ディスプレイ・スクリーンの表示デー
タをスクロールするときに、前記ポインティング・デバ
イスによって設定されたスクロール速度に応じた個数だ
け速度インジケータを表示させるステップと、を含むこ
とを特徴とする、マウス・カーソルを表示する情報処理
装置の制御方法である。
【0036】また、本発明の第8の側面は、ディスプレ
イ・スクリーン上にビットマップ形式でデータを表示す
るディスプレイと、座標の変位を入力するための座標変
位入力部と押下及び解放操作可能な1以上のボタンを持
つポインティング・デバイスとを有する、マウス・カー
ソルを表示する情報処理装置の制御方法において、
(a)前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが
解放されている状態では、前記座標変位入力部から入力
された座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリー
ン上でマウス・カーソルを移動させるステップと、
(b)前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが
押下されている状態では、前記座標変位入力部から入力
された座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリー
ン上の表示データをスクロールさせるステップと、
(c)前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをス
クロールするときに、前記座標変位入力部によって指示
されたスクロール量に応じた個数だけ速度インジケータ
を表示させるステップと、を含むことを特徴とする、マ
ウス・カーソルを表示する情報処理装置の制御方法であ
る。
【0037】また、本発明の第9の側面は、ソフトウェ
ア・プログラムを実行するためのプロセッサと、処理中
のプログラム・コードやデータを一時格納するためのメ
モリと、実行中のプログラムの処理内容をビットマップ
形式で表示するためのディスプレイ・スクリーンを持つ
ディスプレイと、座標の変位を入力するための座標変位
入力部と押下及び解放操作可能な1以上のボタンを持つ
ポインティング・デバイスとを有する、マウス・カーソ
ルを表示する情報処理装置の制御方法において、(a)
前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが解放さ
れている状態では、前記座標変位入力部から入力された
座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上で
マウス・カーソルを移動させるステップと、(b)前記
ポインティング・デバイスの特定のボタンが押下されて
いる状態では、前記座標変位入力部から入力された座標
変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上の表示
データをスクロールさせるステップと、(c)前記ディ
スプレイ・スクリーンの表示データをスクロールすると
きに、前記座標変位入力部によって指示されたスクロー
ル量に応じた個数だけ速度インジケータを表示させるス
テップと、を含むことを特徴とする、マウス・カーソル
を表示する情報処理装置の制御方法である。
【0038】また、本発明の第10の側面は、ソフトウ
ェア・プログラムを実行するためのプロセッサと、処理
中のプログラム・コードやデータを一時格納するための
メモリと、座標の変位を入力するための座標変位入力部
と押下及び解放操作可能な1以上のボタンを持つポイン
ティング・デバイスとを有し、ビットマップ形式で表示
可能なディスプレイのディスプレイ・スクリーン上で1
以上のウィンドウを表示するマルチウィンドウ・システ
ムを搭載した、マウス・カーソルを表示する情報処理装
置の制御方法において、(a)前記ポインティング・デ
バイスの特定のボタンが解放されている状態では、前記
座標変位入力部から入力された座標変位量に応じて前記
ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルを移動
させるステップと、(b)前記ポインティング・デバイ
スの特定のボタンが押下されている状態では、前記座標
変位入力部から入力された座標変位量に応じて、現在ア
クティブ状態となっているウィンドウの表示データをス
クロールさせるステップと、(c)前記ディスプレイ・
スクリーンの表示データをスクロールするときに、前記
座標変位入力部によって指示されたスクロール量に応じ
た個数だけ速度インジケータを表示させるステップと、
を含むことを特徴とする、マウス・カーソルを表示する
情報処理装置の制御方法である。
【0039】本発明の第7乃至第10の側面に係る情報
処理装置の制御方法において、前記ステップ(c)で
は、前記マウス・カーソル本体の略中心からスクロール
方向に向かって速度インジケータを整列させてもよい。
【0040】本発明の第7乃至第10の側面に係る情報
処理装置の制御方法において、さらに、前記ポインティ
ング・デバイスの特定のボタンが押下されているときと
解放されているときとでマウス・カーソル本体の表示を
切り替えるステップを有してもよい。
【0041】また、本発明の第11の側面は、ディスプ
レイ・スクリーン上にビットマップ形式でデータを表示
するディスプレイと、前記ディスプレイ・スクリーン上
で座標を指示するとともに前記ディスプレイ・スクリー
ン上の表示データのスクロール及びスクロール速度の設
定を行うことができるポインティング・デバイスとを有
するコンピュータ・システム上で稼働するコンピュータ
・プログラムを有形的に格納したコンピュータ可読記憶
媒体であって、前記コンピュータ・プログラムは、
(a)前記ディスプレイ・スクリーン上の、前記ポイン
ティング・デバイスによる指示座標位置にマウス・カー
ソルを表示させるルーチンと、、(b)前記ポインティ
ング・デバイスによって表示データのスクロールが指示
されたことに応答して、前記ディスプレイ・スクリーン
上の表示データをスクロールさせるルーチンと、(c)
前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをスクロー
ルするときに、前記ポインティング・デバイスによって
設定されたスクロール速度に応じた個数だけ速度インジ
ケータを表示させるルーチンと、を含むことを特徴とす
るコンピュータ可読記憶媒体である。
【0042】また、本発明の第12の側面は、ディスプ
レイ・スクリーン上にビットマップ形式でデータを表示
するディスプレイと、座標の変位を入力するための座標
変位入力部と押下及び解放操作可能な1以上のボタンを
持つポインティング・デバイスとを有するコンピュータ
・システム上で稼働するコンピュータ・プログラムを有
形的に格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、前
記コンピュータ・プログラムは、(a)前記ポインティ
ング・デバイスの特定のボタンが解放されている状態で
は、前記座標変位入力部から入力された座標変位量に応
じて前記ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソ
ルを移動させるルーチンと、(b)前記ポインティング
・デバイスの特定のボタンが押下されている状態では、
前記座標変位入力部から入力された座標変位量に応じて
前記ディスプレイ・スクリーン上の表示データをスクロ
ールさせるルーチンと、(c)前記ディスプレイ・スク
リーンの表示データをスクロールするときに、前記座標
変位入力部によって指示されたスクロール量に応じた個
数だけ速度インジケータを表示させるルーチンと、を含
むことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体である。
【0043】また、本発明の第13の側面は、ソフトウ
ェア・プログラムを実行するためのプロセッサと、処理
中のプログラム・コードやデータを一時格納するための
メモリと、実行中のプログラムの処理内容をビットマッ
プ形式で表示するためのディスプレイ・スクリーンを持
つディスプレイと、座標の変位を入力するための座標変
位入力部と押下及び解放操作可能な1以上のボタンを持
つポインティング・デバイスとを有するコンピュータ・
システム上で稼働するコンピュータ・プログラムを有形
的に格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記
コンピュータ・プログラムは、(a)前記ポインティン
グ・デバイスの特定のボタンが解放されている状態で
は、前記座標変位入力部から入力された座標変位量に応
じて前記ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソ
ルを移動させるルーチンと、(b)前記ポインティング
・デバイスの特定のボタンが押下されている状態では、
前記座標変位入力部から入力された座標変位量に応じて
前記ディスプレイ・スクリーン上の表示データをスクロ
ールさせるルーチンと、(c)前記ディスプレイ・スク
リーンの表示データをスクロールするときに、前記座標
変位入力部によって指示されたスクロール量に応じた個
数だけ速度インジケータを表示させるルーチンと、を含
むことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体である。
【0044】また、本発明の第14の側面は、ソフトウ
ェア・プログラムを実行するためのプロセッサと、処理
中のプログラム・コードやデータを一時格納するための
メモリと、座標の変位を入力するための座標変位入力部
と押下及び解放操作可能な1以上のボタンを持つポイン
ティング・デバイスとを有し、ビットマップ形式で表示
可能なディスプレイのディスプレイ・スクリーン上で1
以上のウィンドウを表示するマルチウィンドウ・システ
ムを搭載したコンピュータ・システム上で稼働するコン
ピュータ・プログラムを有形的に格納したコンピュータ
可読記憶媒体であって、前記コンピュータ・プログラム
は、(a)前記ポインティング・デバイスの特定のボタ
ンが解放されている状態では、前記座標変位入力部から
入力された座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スク
リーン上でマウス・カーソルを移動させるルーチンと、
(b)前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが
押下されている状態では、前記座標変位入力部から入力
された座標変位量に応じて、現在アクティブ状態となっ
ているウィンドウの表示データをスクロールさせるルー
チンと、(c)前記ディスプレイ・スクリーンの表示デ
ータをスクロールするときに、前記座標変位入力部によ
って指示されたスクロール量に応じた個数だけ速度イン
ジケータを表示させるルーチンと、を含むことを特徴と
するコンピュータ可読記憶媒体である。
【0045】本発明の第11乃至第14の側面に係るコ
ンピュータ可読記憶媒体において、前記ルーチン(c)
では、前記マウス・カーソル本体の略中心からスクロー
ル方向に向かって速度インジケータを整列させてもよ
い。
【0046】本発明の第11乃至第14の側面に係るコ
ンピュータ可読記憶媒体において、さらに、前記ポイン
ティング・デバイスの特定のボタンが押下されていると
きと解放されているときとでマウス・カーソル本体の表
示を切り替えるルーチンを有してもよい。
【0047】
【作用】本発明に係る情報処理装置では、ビットマップ
表示のディスプレイ・スクリーン上でGUI(グラフィ
カル・ユーザ・インターフェース)環境が提供されてい
る。また、ディスプレイ・スクリーン上には、例えば1
以上のウィンドウがオープンされており、現在作業中の
アプリケーションに係るウィンドウ(すなわちアクティ
ブ・ウィンドウ)は最前面に表示されている。そして、
ディスプレイ・スクリーン(すなわち「デスクトッ
プ」)上には、マウスやトラックポイントなどのポイン
ティング・デバイスによる指示座標位置にマウス・カー
ソルが置かれ、このマウス・カーソルはマウス・ボール
の変位量等に応じてデスクトップ上を自在に駆け巡るこ
とが許されている。
【0048】アクティブ・ウィンドウにおける表示デー
タのスクロールが指示されると、マウス・カーソルの表
示形態(すなわちビットマップ)が変化する。すなわ
ち、マウス・カーソル本体の他に、速度インジケータが
スクロール方向に出現する。この速度インジケータは、
設定されたスクロール速度に応じた個数だけ現れ、且
つ、マウス・カーソル本体の略中心からスクロール方向
に向かって並んでいる。速度インジケータは、小さな略
2等辺3角形状で、且つ、その頂点がスクロール方向を
向いていれば、ユーザの視覚に訴えるので尚良い。
【0049】例えば、スクロール速度が低速であれば1
つ、中速であれば2つ、高速であれば3つ、という具合
に速度インジケータの個数を増減させていけば、速度イ
ンジケータが現在のスクロール速度に応じてスクロール
方向に伸長するので、ユーザは直感的且つ定量的にスク
ロール速度を把握することができる。また、マウス・カ
ーソル本体近傍に速度インジケータが表示されるので、
ユーザはディスプレイ・スクリーン上でフォーカスを置
いている位置から殆ど全く目を離す必要がなく、作業の
継続性が保たれる。
【0050】なお、本発明の第11乃至第14の側面に
係るコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ・シス
テム上でコンピュータ・プログラムの機能を実現するた
めの、コンピュータ・プログラムと記憶媒体との構造上
又は機能上の協働的関係を定義したものである。換言す
れば、該コンピュータ記憶媒体をコンピュータ・システ
ムに装着する(若しくはコンピュータ・プログラムをコ
ンピュータ・システムにインストールする)ことによっ
て、コンピュータ・システム上では協働的作用が発揮さ
れ、本発明の第1乃至第4の側面に係る情報処理装置と
同様の作用効果を得ることができるのである。
【0051】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0053】A.パーソナル・コンピュータ(PC)の
ハードウェア構成 図1には、本発明を実現するのに適した典型的なパーソ
ナル・コンピュータ(PC)100のハードウェア構成
を模式的に示している。本発明を実現するPCの一例
は、OADG(PC Open Architecture Developer's Gro
up)仕様に準拠したタイプである。また、PCは、オペ
レーティング・システムとして米マイクロソフト社が市
販する"Windows95"、又は、米IBM社の"O
S/2"のようなマルチタスク環境を提供するタイプの
ものが好ましい。以下、各部について説明する。
【0054】メイン・コントローラであるCPU11
は、オペレーティング・システム(OS)の制御下で、
各種プログラムを実行するようになっている。CPU1
1は、例えば米インテル社製のCPUチップ"Pent
ium"又は"MMXテクノロジPentium"でよ
い。
【0055】CPU11は、自身の外部ピンに直結した
プロセッサ・バス12、ローカル・バスとしてのPCI
(Peripheral Component Interconnect)バス16、及
び、システム・バスとしてのISA(Industry Standar
d Architecture)バス18という3階層のバスを介し
て、各ハードウェア・ブロック(後述)と相互接続して
いる。
【0056】プロセッサ・バス12とPCIバス16と
は、ブリッジ回路(ホスト−PCIブリッジ)13によ
って連絡されている。本実施例のブリッジ回路13は、
メイン・メモリ14へのアクセス動作を制御するメモリ
・コントローラや、両バス12,16間の速度差を吸収
するためのデータ・バッファなどを含んだ構成となって
いる。
【0057】メイン・メモリ14は、実行プログラムの
読み込み領域として、あるいは実行プログラムの作業領
域として用いられる書き込み可能メモリである。メイン
・メモリ14は、一般には複数個のDRAM(ダイナミ
ックRAM)チップで構成され、例えば32MBが標準
装備され、256MBまで増設可能である。ここで、実
行プログラムには、Windows95のようなマルチ
タスクOSや、本発明の実施に供されるマウス/トラッ
クポイント・ドライバ「スクロール・マッパー(Scroll
Mapper)」(仮称:後述)及び「マウス・ドライバ」
(仮称:後述)のようなデバイス・ドライバ、その他各
種アプリケーション・プログラムなどが含まれる。
【0058】L2−キャッシュ15は、メイン・メモリ
14へのアクセス時間を吸収するための高速メモリであ
り、CPU11が頻繁にアクセスするごく限られたコー
ドやデータが一時格納される。L2−キャッシュ15
は、一般にはSRAM(スタティックRAM)チップで
構成され、その容量は、例えば512KBである。
【0059】PCIバス16は、比較的高速なデータ転
送が可能なタイプのバス(バス幅32/64ビット、最
大動作周波数33/66MHz、最大データ転送速度1
32/264MBps)であり、ビデオ・コントローラ
20やカードバス・コントローラ23のような比較的高
速で駆動する周辺デバイス類が接続される。なお、PC
Iアーキテクチャは、米インテル社の提唱に端を発した
ものであり、PnP(プラグ・アンド・プレイ)機能を
実現している。
【0060】ビデオ・コントローラ20は、CPU11
からの描画命令を実際に処理するための専用コントロー
ラであり、処理した描画情報を画面バッファ(VRA
M)21に一旦書き込むとともに、VRAM21から描
画情報を読み出して液晶表示ディスプレイ(LCD)、
若しくはCRT(Cathod Ray Tube)ディスプレイ22
に表示データを出力するようになっている。ビデオ・コ
ントローラ20は、例えばXGA(eXtended Graphic A
rray)機能若しくはSVGA(Super Video Graphic Ar
ray)機能を備え、ビットマップ表示形式をサポートし
ている。
【0061】カードバス・コントローラ23は、PCI
バス16上のバス信号をPCカード・スロット24A
(Cardbus)に直結させるための専用コントロー
ラである。PCカード・スロット24Aには、PCMC
IA(Personal Computer Memory Card International
Association)/JEIDA(Japan Electronic Indust
ry Development Association)が策定した規格(例え
ば"PC Card Specification 9
5")に準拠したPCカード24Bを挿入可能である。
PCカード24Bには、モデム・カードやLANカード
のようにネットワーク接続を実現するための装置、各種
SCSI(Small Computer System Interface)装置を
外付け接続するためのSCSIカード、PCの外部記憶
装置として作用するHDDカードなどがある。
【0062】PCIバス16とISAバス18とは、ブ
リッジ回路(PCI−ISAブリッジ)19によって相
互接続されている。本実施例のブリッジ回路19は、D
MAコントローラや、プログラマブル割込みコントロー
ラ(PIC)、プログラマブル・インターバル・タイマ
(PIT)を含んだ構成となっている。
【0063】このうちDMAコントローラは、CPU1
1の介在なしに周辺機器とメイン・メモリ14間のデー
タ転送を行なうための専用コントローラである。また、
PICは、周辺機器からの割り込み要求(IRQ)を処
理するための専用コントローラである。また、PIT
は、所定周期の矩形波からなるトーン生成用信号を発生
するための装置である。
【0064】PICは、自身が持つ複数のIRQレベル
を各周辺機器に割り当てており、発生したIRQレベル
に対応した処理プログラム(割り込みハンドラ)を実行
させる機能を有している(周知)。例えばIBM PC
/AT互換機("PC/AT"は米IBM社の商標)で
は、キーボード28にはIRQ1が、マウスなどのポイ
ンティング・デバイス200にはIRQ12が割り当て
られている。例えばポインティング・デバイス200で
イベントが発生すると、割り込みハンドラとしての「マ
ウス・ドライバ」が実行される(後述)。
【0065】本実施例のブリッジ回路19は、IDE
(Integrated Drive Electronics)に準拠した外部記憶
装置を接続するためのIDEコネクタも備えている。I
DEコネクタには、例えばIDEハード・ディスク・ド
ライブ(HDD)25やIDECD−ROMドライブ2
6などの外部記憶装置が接続される。HDD25は、ア
クセス速度の点で他の外部記憶装置よりも優れており、
ソフトウェア・プログラム(OSやデバイス・ドライ
バ、アプリケーションなど)をHDD25のディスク上
にコピーする(すなわちシステムに「インストール」す
る)ことにより、該ソフトウェア・プログラムはシステ
ムにとって使用が準備された状態となる。また、CD−
ROMドライブ26は、主として、コンパクト・ディス
ク(CD)に格納されたソフトウェア・プログラム(C
D−ROMデータ)をシステムにインストールしたり、
CD上の音楽データ(CD−DAデータ)を再生するた
めに利用される。例えば、本発明の実施に供されるデバ
イス・ドライバ「スクロール・マッパー(Scroll Mappe
r)」(仮称:後述)及び「マウス・ドライバ」(仮
称:後述)は、CDという形態でシステム100に供給
され、インストールされてもよい。
【0066】ISAバス18は、PCIバスに比しデー
タ転送速度が低く(バス幅16ビット、最大データ転送
速度4MBps)、ROM17や、キーボード/マウス
・コントローラ(KMC)27、I/Oコントローラ3
0、オーディオ・コントローラ34、リアル・タイム・
クロック40などの、比較的低速駆動するタイプの周辺
デバイス類を接続するのに用いられる。
【0067】ROM17は、キーボード28やビデオ・
コントローラ20などの各ハードウェア(キーボード2
8やFDD31など)を操作するためのコード群(BI
OS:基本入出力システム)や、電源投入時の自己診断
プログラム(POST:Power On Self Test)などを恒
久的に格納するための不揮発性メモリである。
【0068】キーボード/マウス・コントローラ27
は、キーボード28からの入力スキャン・コードや、ポ
インティング・デバイス200からの指示座標値等を、
コンピュータ・データとして取り込むための専用コント
ローラである。ポインティング・デバイス200として
は、例えばマウスが広範に普及している。また、日本ア
イ・ビー・エム(株)が市販するノートブックPC"T
hinkPad"シリーズ("ThinkPad"は米I
BM社の商標)のキーボード・ユニット上に搭載された
入力デバイス"TrackPoint I/II/III"(以
下、「トラックポイント」とする)や、トラック・ボー
ル、ジョイスティック、タッチパッド、ペンなどもポイ
ンティング・デバイス200に該当する。本発明を実現
するためには、ポインティング・デバイス200は、指
示座標を入力する機能と特定領域を選択する機能(クリ
ック)の他に、表示データのスクロールを指示する機能
と、このスクロール速度(若しくは、1回のスクロール
指示で実行される総スクロール量)を設定する機能を備
える必要があるが、詳細は後述する。
【0069】I/Oコントローラ30は、フロッピー・
ディスク・ドライブ(FDD)31の駆動制御や、パラ
レル・ポート32を介したパラレル・データの入出力
(PIO)、シリアル・ポート33を介したシリアル・
データの入出力(SIO)を制御するための周辺コント
ローラである。パラレル・ポート32には例えばプリン
タ(図示しない)が接続される。また、シリアル・ポー
ト33には、モデム50が接続される。
【0070】FDD31は、HDD25やCD−ROM
26と同様、外部記憶装置の1つである。FDD31
は、主として、フロッピー・ディスク(FD)の形態で
供給されたソフトウェア・プログラムをシステムにイン
ストールしたり、あるいは作業データ/ファイルをFD
上に保管するために用いられる。本発明の実施に供され
るデバイス・ドライバ「スクロール・マッパー(Scroll
Mapper)」(仮称:後述)及び「マウス・ドライバ」
(仮称:後述)は、CDという形態でシステム100に
供給され、インストールされてもよい。
【0071】モデム50は、デジタル的なコンピュータ
・データをアナログ的な公衆回線(PSTN)経由で伝
送するための装置である。モデム50は、送信データを
変調したり受信データを復調するための信号処理回路
(モデム・チップ)や、各国毎の回路交換機規約に応じ
てモデムと公衆回線を接続せしめるデータ・アクセス・
アレンジメント機能回路(DAA)などの回路コンポー
ネントを含んでいる。システム100は、モデム50を
装備することにより、公衆回線経由でインターネットの
ような広域ネットワークに接続することが可能である。
ネットワークに接続された帰結として、WWW(World
Wide Web)ブラウザを用いてWWWサーバからファイル
(HTMLファイル)を読み込むことができる。あるい
は、本発明の実施に供されるデバイス・ドライバ「スク
ロール・マッパー(Scroll Mapper)」(仮称:後述)
及び「マウス・ドライバ」(仮称:後述)も、遠隔地の
サーバから、インターネット経由でダウンロードして、
システム100にインストールすることもできる。
【0072】オーディオ・コントローラ34は、オーデ
ィオ信号の入出力処理を行うための専用コントローラで
あり、マイク35から入力されたオーディオ信号をコン
ピュータ・データとして取り込んだり、オーディオ・デ
ータをDA変換等してスピーカ36からオーディオ出力
するようになっている。
【0073】リアル・タイム・クロック(RTC)40
は、現在時刻を計測するための装置である。RTC40
は、一般に、CMOSメモリ(図示しない)とともに1
チップ上に実装されている。このCMOSメモリは、例
えばシステム・コンフィギュレーション情報やパワー・
オン・パスワードのような、システム100にとって重
要な情報を一時保管するために用いられる。RTC/C
MOS40は、リザーブ・バッテリ(通常はコイン・バ
ッテリ:図示しない)によってバック・アップされてお
り、PC100のパワー・オフ時も計測内容や記憶内容
を失わないようになっている。
【0074】各バス16及び18の一端には、夫々、少
なくとも1つのISAバス・スロット16A及びPCI
バス・スロット18Aが配設されている(バス・スロッ
ト16A/18Aはドッキング・ステーションによって
提供されることもあるが、ここではこれ以上言及しな
い)。バス・スロット16A及び18Aには、それぞれ
PCI対応アダプタ・カード16B及びISA対応アダ
プタ・カード18Bを装着可能である。なお、アダプタ
・カードの一例として、LAN(EthernetやT
okenringなど)への接続を実現するためのネッ
トワーク・カードが挙げられよう。このようなアダプタ
・カードを装着することにより、PC100は外部機器
(例えば他のPCやリモート・プリンタなど)にLAN
接続され、さらにはゲートウェイ(ルータ)経由でイン
ターネットのような広域的なネットワークにも接続され
る。この結果、システム100は、WWW(World Wide
Web)ブラウザを用いてWWWサーバからファイル(H
TMLファイル)を読み込むことができる。あるいは、
本発明の実施に供されるデバイス・ドライバ「スクロー
ル・マッパー(Scroll Mapper)」(仮称:後述)及び
「マウス・ドライバ」(仮称:後述)も、遠隔地のサー
バから、インターネット経由でダウンロードして、シス
テム100にインストールすることもできる。
【0075】パーソナル・コンピュータ100の典型的
なユーザは、キーボード28又はマウス200を介して
システム100を操作して、ワープロ、表計算、通信な
どのような各種アプリケーション・プログラムを実行
し、デスクトップ上で自らの業務遂行に役立てることが
できる。ユーザは、所望のソフトウェア・プログラムを
CD−ROMドライブ26又はFDD31からHDD2
5にコピーすることによって、これらをシステム100
にインストールすることができる。あるいは、ネットワ
ーク経由で接続されたWebサーバからHDD25にダ
ウンロードすることによっても、所望のソフトウェア・
プログラムをシステム100にインストールすることが
できる。
【0076】また、インストールされたソフトウェアの
中には、ウィンドウ・システムにアイコン登録され、デ
スクトップ上にアイコンが表示される。ユーザは、特定
のアイコン領域をポインティング・デバイス200で指
示するとともに選択動作(例えばマウス・ボタンの"ダ
ブル・クリック")することにより、所望のソフトウェ
アを起動させることができる。例えば起動したソフトウ
ェアがワープロ・ソフトであれば、デスクトップの少な
くとも一部を占有する文書編集用ウィンドウがディスプ
レイ・スクリーン22の最前面に出現する。文書編集用
ウィンドウは、データ(編集ファイル)を表示するため
のウィンドウ本体の他に、ウィンドウの上端から順に、
タイトル・バー、メニュー・バー、ツール・バーが用意
されている(周知)。ウィンドウ本体は、通常、編集フ
ァイルの一部分を表示できる程度の広さしか持たず、カ
ーソル・キーやポインティング・デバイス200からの
スクロール指示に応じて、編集ファイル中の被表示領域
は上下左右に移動する。但し、本実施例におけるスクロ
ール操作については後に詳解する。
【0077】なお、現在市販されているいわゆるパーソ
ナル・コンピュータは、図1に示したコンピュータ・シ
ステム100として充分機能を発揮するであろう。コン
ピュータ・システム100を構成するためには、図1に
示した以外にも多くの電気回路等が必要である。但し、
これらは当業者には周知であり、また、本発明の要旨を
構成するものではないので、本明細書中では省略してい
る。また、図面の錯綜を回避するため、図中の各ハード
ウェア・ブロック間の接続も一部しか図示していない点
を了承されたい。
【0078】B.ポインティング・デバイス200によ
るデータ入力機構 図2には、ポインティング・デバイス200からの入力
データを処理するためのハードウェア・メカニズムを説
明するための模式図を示している。
【0079】本実施例のポインティング・デバイス20
0は、いわゆる3つボタン・マウスのように、従来のマ
ウス操作を行なうための左右ボタン以外のボタン(中ボ
タン)を備えていることが好ましい。但し、既存の左右
ボタンの操作によって同様のスクロール操作をエミュレ
ートするのであれば、新たなメカニカル・ボタンの付与
は必要ない。
【0080】マウス200は、ユーザが掴むためのマウ
ス本体と、本体上面部に配設された3つのボタンと、底
面に回転可能に取り付けられたボールを備えている。ボ
ールの回転は例えば光学式に読み取られており、その回
転方向や回転量がエンコードされ、xy軸各方向の変位
量(dx,dy)として出力される。また、左ボタン
(b1)、中ボタン(b2)、右ボタン(b3)の各操
作状態は、例えば"押下"であれは1、"解放"であれば0
として出力される。そして、マウス200は、数十ms
ec周期で、検出値(dx,dy,b1,b2,b3)
をKMC27に送出するようになっている。
【0081】KMC27はCPU11とはバス接続され
ており、CPU11がI/Oアクセス可能なI/Oレジ
スタを備えている。このI/Oレジスタの一部は、先述
の検出値(dx,dy,b1,b2,b3)を書き込む
ためのフィールドに割り当てられている。そして、KM
C27は、新しく書き込まれた値(dx,dy,b1,
b2,b3)のうち少なくとも1つが変化していれば、
割り込み要求(IRQ)を発生してその旨を通知する。
なお、KMC27がマウスからの事象のために使用する
IRQレベルは、PC/AT互換機であればIRQ12
である(前述)。
【0082】CPU11は、IRQ12の発生を知る
と、実行中のプログラム(OS又はアプリケーション)
の命令実行を強制的に中断し、IRQ12の割り込みハ
ンドラである「マウス・ドライバ」を実行する。
【0083】「マウス・ドライバ」は、KMC27への
I/Oリード・アクセスを行ない、マウス200による
検出値(dx,dy,b1,b2,b3)を読み出す。
そして、中ボタンがクリックされていない(すなわちb
2=0)のときには、ボールの変位量(dx,dy)は
通常のマウス・カーソルの移動を意味すると解釈して、
その旨のメッセージをオペレーティング・システム(O
S)の待ち行列(queue)に入れる。この後、待ち
行列から該メッセージをディスパッチされたウィンドウ
・システム(後述)は、ディスプレイ・スクリーン上の
マウス・カーソルを、マウス・ボールの変位量に相当す
るだけ移動させる(但し、通常のマウス・カーソル操作
は、本発明の要旨と直接関連しないので、本明細書では
これ以上説明しない)。
【0084】他方、中ボタンがクリックされている(す
なわちb2=1)のときには、「マウス・ドライバ」
は、ボールの変位量(dx,dy)をマウス・カーソル
の移動ではなく、アクティブ・ウィンドウにおけるスク
ロールと解釈する。そして、「マウス・ドライバ」は、
スクロール寺のマウス・カーソルを描画すべき旨のメッ
セージ(本明細書では、以下"ScrollMsg"とす
る)をOSの待ち行列に入れる。この後、待ち行列から
ScrollMsgをディスパッチされた「スクロール
・マッパー」は、指示されたスクロール速度(すなわち
1回のスクロール指示で実行される総スクロール量)に
応じたマウス・カーソルを描画する。さらに、「スクロ
ール・マッパー」は、表示データの総スクロール量を指
示したメッセージを、OSの待ち行列経由でアクティブ
・アプリケーション(例えばワープロ・ソフト)に渡
す。「スクロール・マッパー」の動作の詳細については
後に詳解する。
【0085】また、中ボタンのクリックが解除されたと
き、すなわちb2の値が1から0に戻ったときには、
「マウス・ドライバ」は、アクティブ・ウィンドウにお
けるスクロール操作の解除と解釈する。そして、「マウ
ス・ドライバ」は、マウス・カーソルの表示を通常動作
時に戻すためのメッセージ(本明細書中では、以下"R
estoreMsg"とする)を、OSの待ち行列経由
で「スクロール・マッパー」に渡す。
【0086】なお、ポインティング・デバイス200
は、マウスではなくトラックポイントであってもよい。
トラックポイントは、キーボード・ユニットの略中央に
植設された、小型スティック状の入力装置である(前
述)。トラックポイントの場合、xy各方向の変位量
(dx,dy)は、スティックの作用点に当たる位置を
前後左右の4方向から取り囲んだ各圧力センサの出力か
ら得られる。トラックポイントであれば、設置/操作面
が小さくて済む。また、ユーザは手をキーボード上のホ
ーム・ポジションから離すことなくトラックポイントを
操作できるので、キーボード入力を伴うソフト実行時に
は特に具合がよい。但し、この場合も、いわゆる3つボ
タン・マウスのように、従来の左右ボタン以外の操作ボ
タンを備えていることが好ましい。
【0087】C.ポインティング・デバイス200から
の入力データを処理するためのソフトウェア 図3は、本実施例に係るディスプレイ・スクリーン上の
スクロール操作を実現するための各ソフトウェアの協働
的関係を説明するための概念図である。
【0088】デバイス・ドライバ:デバイス・ドライバ
は、対応するデバイスの入出力操作を制御するためのソ
フトウェアである。図3では、「マウス・ドライバ」と
「スクロール・マッパー」がこれに該当する。
【0089】「マウス・ドライバ」は、ポインティング
・デバイス200に対する直接的な入出力動作を行なう
ためのデバイス・ドライバである。「マウス・ドライ
バ」は、ポインティング・デバイス200が使用するI
RQ12の割り込みハンドラであり、IRQ12の発生
に応答してCPU11が実行する。より具体的には、
「マウス・ドライバ」は、KMC27へのI/Oリード
・アクセスを行ない、マウス200による検出値(d
x,dy,b1,b2,b3)を読み出す。そして、中
ボタンがクリックされていない(すなわちb2=0)の
ときには、ボールの変位量(dx,dy)は通常のマウ
ス・カーソルの移動を意味すると解釈して、その旨のメ
ッセージをオペレーティング・システム(OS)の待ち
行列(queue)に入れる。他方、中ボタンがクリッ
クされている(すなわちb2=1)のときには、「マウ
ス・ドライバ」は、ボールの変位量(dx,dy)をマ
ウス・カーソルの移動ではなく、アクティブ・ウィンド
ウにおけるスクロールと解釈する。そして、「マウス・
ドライバ」は、「スクロール・マッパー」に対して、メ
ッセージ"ScrollMsg"をOSの待ち行列を経由
して渡す。 また、中ボタンのクリックが解除されたと
き、すなわちb2の値が1から0に戻ったときには、
「マウス・ドライバ」は、アクティブ・ウィンドウにお
けるスクロール操作の解除と解釈する。そして、「マウ
ス・ドライバ」は、マウス・カーソルの表示を通常動作
時に戻すためのメッセージ"RestoreMsg"を、
OSの待ち行列経由で「スクロール・マッパー」に渡
す。
【0090】「スクロール・マッパー」は、スクロール
時のマウス・カーソルを描画するためのデバイス・ドラ
イバであり、「マウス・ドライバ」の直近上位に位置す
る。「スクロール・マッパー」は、OSの待ち行列か
ら"ScrollMsg"をディスパッチされると、指示
されたスクロール速度(すなわち1回のスクロール指示
で実行される総スクロール量)に応じたマウス・カーソ
ルを描画する。そして、表示データのスクロール操作を
行なうアクティブ・アプリケーションに対しては、総ス
クロール量を指示したメッセージを、OSの待ち行列経
由で渡す。また、OSの待ち行列から"Restore
Msg"を受け取ると、元の(すなわち通常のカーソル
移動操作用の)マウス・カーソルを描画する。なお、
「スクロール・マッパー」が描画するマウス・カーソル
の形態については、後に詳解する。
【0091】この他、ディスプレイ22への表示出力を
行なうためのディスプレイ・ドライバや、CD−ROM
ドライブ26を駆動するためのCD−ROMドライバな
ど、各種デバイス・ドライバがシステム100の正常動
作には必要であるが、ここではこれ以上説明しない。
【0092】オペレーティング・システム(OS):
ペレーティング・システム(OS)は、システム100
のハードウェア及びソフトウェアを総合的に管理するた
めの基本ソフトウェアであり、先述の"Windows
95"や"OS/2"の他、"UNIX"などがこれに該当
する。本発明に係るマウス・カーソル表示を好適に実現
するためには、OSはマルチタスク環境を備えているこ
とが好ましい。OSは、一般には、カーネル(Kern
el)領域とユーザ領域とで構成される。
【0093】カーネル領域とは、システム100全体の
動作を監視して、アプリケーションなどの各種ソフトウ
ェア・プログラムの実行を支援するための機能が集まっ
た部分である。カーネル領域には、HDD25などの外
部記憶装置へのファイルの記録等を管理するための「フ
ァイル・マネージャ」、タスク実行の順序や優先度など
を管理するための「スケジューラ」、メモリ空間の管理
を行なうための「メモリ・マネージャ」、I/Oアドレ
スやIRQレベル、DMAレベルなどのシステム・リソ
ースの割り振り(すなわちコンフィギュレーション)を
管理するための「コンフィギュレーション・マネージ
ャ」などが含まれる。「スケジューラ」は、受け取った
メッセージ(タスク)を先入れ先出し(FIFO)式に
ディスパッチする「待ち行列(キュー:queue)」
を備えている。
【0094】一方、ユーザ領域とは、主に、ユーザが選
択したアプリケーションを支援するための機能ルーチン
部分からなり、具体的には、「ユーザ・インターフェー
ス」や「ウィンドウ・システム」がこれに含まれる。
「ユーザ・インターフェース」("Shell"とも言
う)は、ユーザからの指令(コマンド)を解釈してカー
ネル領域に伝達するとともに、カーネルからの応答をユ
ーザに返す機能を有している。ビットマップ表示機能が
当然となった昨今では、画面上にアイコンなどのオブジ
ェクトを表示し、マウス操作を基調としたユーザ入力を
提供した「グラフィカル・ユーザ・インターフェース
(GUI)」が主流となっている。本実施例でも、GU
I環境を前提としている。
【0095】「ウィンドウ・システム」は、ディスプレ
イ22上のウィンドウ表示を実行するための機能部分で
あり、起動中の各アプリケーション毎にフレーム・ウィ
ンドウを割り付けるととも、各アプリケーションのアク
ティビティを順次切り替えて実行するようになってい
る。また、「ウィンドウ・システム」は、アプリケーシ
ョンの処理データ(例えばワープロ・ソフトによって編
集中の文書ファイル)の全体をフレーム・ウィンドウ中
に表示できないときには、ウィンドウの下端縁又は右端
縁に、夫々、水平スクロール・バー又は垂直スクロール
・バーを用意するようになっている。例えばOS/2
の"Presentation Manager"やUN
IXの"X Window"が「ウィンドウ・システム」
に該当する。
【0096】アプリケーション・プログラム:最上位に
位置付けられるアプリケーション・プログラムは、シス
テム100を実用的な用途に特化させるためのソフトウ
ェアのことであり、例えばワープロ・ソフト、表計算ソ
フト、通信ソフト、閲覧ソフト(WWWブラウザ)など
がこれに該当する。システム100に起動中のアプリケ
ーションは、フレーム・ウィンドウが割り付けられ、あ
るいは、タスク・バー中に対応する「ボタン」が用意さ
れる(但し、Windows95の場合)。
【0097】アプリケーションがフレーム・ウィンドウ
に表示可能範囲を越えるサイズのデータを処理している
ときには、画面スクロールのための水平・垂直スクロー
ル・バーの少なくとも一方が表示され、スクロール・バ
ー内のスクロール・ボタンのクリックにより対応する方
向に表示データをスクロールするようになっている(前
述)。また、アプリケーションは、表示データのスクロ
ールも操作を指示するメッセージ"ScrollMsg"
を受け取ることによっても、スクロール操作を行なうよ
うになっている。
【0098】通常、コンピュータ・システム100のユ
ーザは、必要なソフトウェア・プログラム(OSやデバ
イス・ドライバ、アプリケーションなど)を、FDやC
D−ROMなどの記憶媒体に格納した形態で入手するこ
とができる。そして、これら記憶媒体を、FDD31や
CD−ROMドライブ26などのドライブ・ユニットに
装填し、媒体中の所望のソフトウェア・プログラムをH
DD25のディスク上にコピーする(すなわちシステム
100にインストールする)ことによって、該プログラ
ムはシステム100にとって使用可能な状態となる。ま
た、最近では、モデム50やLANアダプタ16B経由
でネットワーク接続された外部コンピュータ・システム
(例えばWWWサーバ)の記憶装置からダウンロードす
ることによってソフトウェア・プログラムをシステム1
00にインストールする、というケースも増えてきてい
る。
【0099】D.画面スクローリング・オペレーション 前項までで、本発明を具現するコンピュータ・システム
100のハードウェア及びソフトウェア構成を説明して
きた。また、本実施例に係るコンピュータ・オペレーシ
ョンがシステム100にインストールされたソフトウェ
ア・プログラムによって実現される点、及び、かかるソ
フトウェアはFDやCD−ROMのような記憶媒体によ
って供給されること等も言及してきた。
【0100】本項では、該システム100において実行
される画面スクローリング・オペレーション、及びこれ
に伴うマウス・カーソル表示オペレーションについて説
明することにする。該オペレーションは、C項で説明し
た各ソフトウェア間の協働的作用という形態で実装され
る点に留意されたい。
【0101】図4には、本実施例に係るマウス・カーソ
ル表示を実現するデバイス・ドライバ「スクロール・マ
ッパー」(仮称)の動作手順をフローチャートで示して
いる。「スクロール・マッパー」は、OSの待ち行列
(前述)から自身へのメッセージをディスパッチされる
ことによって、システム100の制御権を握り、動作を
解釈する。
【0102】「スクロール・マッパー」にディスパッチ
されるメッセージの1つは、"ScrollMsg"であ
る(ステップS10)。"ScrollMsg"は、「マ
ウス・ドライバ」がマウス200の中ボタン・クリック
(すなわちb2=1)を検出したときに発行する。な
お、ここで言う総スクロール量とは、1回のスクロール
指示で変位するスクロール量のことであり、ディスプレ
イ・スクリーン上(すなわちユーザの見かけ上)ではス
クロール速度に等しい。
【0103】"ScrollMsg"を受け取ると、これ
に伴って、OSからスクロール変位に関するメッセージ
(dx,dy)を受け取る(ステップS20)。
【0104】次いで、OSの待ち行列に入っているメッ
セージをpeekして、自身に対するメッセージ"Sc
rollMsg"が未だ残っているかどうかを確認す
る。マウス200は数十msec周期で検出値をKMC
27に送出しているが(前述)、ユーザのマウス操作の
タイミングによっては、1回のスクロール指示が2回以
上のメッセージに分けて入力される場合がある(図5参
照)。このため、同ステップS30のようにpeekし
て、待ち行列に蓄積されている総スクロール量(Σd
x,Σdy)を加算していき、1回のスクロールとして
扱うようにしている訳である。
【0105】ここで、xyいずれか1方向だけではなく
xy各方向の同時入力、すなわち斜め方向のスクロール
を許すマウス操作も考えられよう。但し、アプリケーシ
ョンによっては水平又は垂直のいずれか1方向にしかス
クロールを認めず、両方向同時すなわち斜め方向のスク
ロールは許さないものもある。このような場合には、加
算されたΣdxとΣdyとを大小比較して、小さい方の
値を廃棄又は無視して、大きい値を持つ方向のみについ
てのスクロール指示とみなしてもよい。
【0106】次いで、加算された総スクロール量(Σd
x又はΣdy)に基づいて、ディスプレイ・スクリーン
上のマウス・カーソルのビットマップ表示を変更する
(ステップS40)。この変更操作は、例えば2段階で
行なわれる。まず、第1段階は、通常のマウス・カーソ
ル表示(図6(a))から、スクロール操作の開始を暗
示するマウス・カーソル表示(図6(b))に変更する
ことである。図6(b)に示すマウス・カーソルは、略
円形のマウス・カーソル本体と、このマウス・カーソル
本体を囲うように上下左右の各方向に配設された速度イ
ンジケータとからなる。速度インジケータは、小さな略
2等辺3角形状をなしており、その頂点はスクロール方
向を意味している。
【0107】マウス・カーソルの変更の第2段階は、指
示された総スクロール量に応じた個数だけ、スクロール
方向に速度インジケータを整列させることで行なわれ
る。図6(c)には、速度インジケータの表示個数が段
階的に変化する様子を図解している。すなわち、同図中
央に置かれた初期表示に対し、下方向に低速、中速、高
速と総スクロール量が増大するに従って、速度インジケ
ータの個数は、1個、2個、3個と増大していく。ま
た、上及び左右の各方向の速度インジケータはスクロー
ルの間は消滅する。上方向、及び左右方向にスクロール
する場合も、図6(c)に示した通りである。但し、図
6(c)は、説明の便宜上、速度インジケータ表示の変
化を模して、各マウス・カーソルを同一図面中で上下左
右各方向にマウス・カーソルを並べて描いているが、実
際にデスクトップ上に出現するのは、現スクロール操作
に対応する唯1つである。また、表示されたマウス・カ
ーソルのうち略円形のカーソル本体は、表示された速度
インジケータの個数に拘らず、初期表示された位置から
は移動しない。図7には、フレーム・ウィンドウ中に本
実施例のマウス・カーソルが表示された様子(但し、下
方向に高速スクロール中)を示している。なお、マウス
・カーソルの変更を、上述のように2段階に分けて行な
う必要は必ずしもない。例えば、図6(c)に示された
各マウス・カーソルは、夫々128×128ドットのビ
ットマップで表現されるが、対応するビットマップを一
時に貼り付けるだけでもよい。
【0108】このようにして、マウス・カーソルのビッ
トマップ表示を変更し終えると、「スクロール・マッパ
ー」は、次いで、指示されたスクロール方向及び総スク
ロール量を伴ったメッセージ"ScrollMsg"をア
クティブ・ウィンドウに対して送ってから(ステップS
50)、再びOSからのメッセージ待ち状態に戻る(ス
テップS10)。「スクロール・マッパー」が発行する
メッセージ"ScrollMsg"も、一旦OSの待ち行
列に入れられてから、アクティブ・ウィンドウにディス
パッチされる。そして、メッセージを受け取ったアクテ
ィブ・アプリケーションは、ウィンドウ内の表示データ
をスクロール操作する。
【0109】「スクロール・マッパー」にディスパッチ
されるメッセージの他の1つは、"RestoreMs
g"である(ステップS10)。"RestoreMs
g"は、「マウス・ドライバ」がマウス200の中ボタ
ン・クリックの解除、すなわちb2が1から0に戻った
ことを検出したときに発行する。
【0110】マウス200の中ボタンの解除は、アクテ
ィブ・ウィンドウにおけるスクロール操作の解除を意味
する。この場合、図6(b),(c)及び図7に示した
ように変更されたマウス・カーソルを元のビットマップ
表示に戻してやる必要がある。図4に示すフローチャー
ト上では、ステップS60に進んで、マウス・カーソル
のビットマップを図6(a)に示すものに切り替える。
次いで、再びステップS10に戻り、OSからの次のメ
ッセージを待つことになる。
【0111】E.追補 以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳
解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは
自明である。
【0112】本実施例では、OADG仕様に準拠したい
わゆるPC/AT互換機("PC/AT"は米IBM社の
商標)をベースに説明したが、他のタイプのマシン(例
えばNECのPC98シリーズや米アップル社のMac
intosh、及びこれらの互換機であっても、ビット
マップ表示及びGUI環境を提供した装置に対して本発
明が同様に実現可能であることは言うまでもない。
【0113】要するに、例示という形態で本発明を開示
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0114】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
作業ウィンドウの表示データのスクロール速度をポイン
ティング・デバイスによって調整することができ、且つ
設定されたスクロール速度を視覚的に判り易く表すこと
ができる、優れた情報処理装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を実現するのに適した典型的な
パーソナル・コンピュータ(PC)100のハードウェ
ア構成を模式的に示した図である。
【図2】図2は、ポインティング・デバイス200から
の入力データを処理するためのハードウェア・メカニズ
ムを説明するための模式図である。
【図3】図3は、本実施例に係るディスプレイ・スクリ
ーン上のスクロール操作を実現するための各ソフトウェ
アの協働的関係を説明するための概念図である。
【図4】図4は、本実施例に係るマウス・カーソル表示
を実現するデバイス・ドライバ「スクロール・マッパ
ー」(仮称)の動作手順をフローチャートで示した図で
ある。
【図5】図5は、1回のスクロール指示が、ユーザのマ
ウス操作のタイミングによっては、2回以上のメッセー
ジに分けて入力される様子を図解した図である。
【図6】図6は、ビットマップ表示変更前後のマウス・
カーソルの絵柄を表した図である。
【図7】図7は、フレーム・ウィンドウ中に本実施例の
マウス・カーソルが表示された様子を示した図である。
【図8】図8は、米マイクロソフト社のインテリマウス
の外観を示した図である。
【図9】図9は、インテリマウスにおいて実装されてい
る、画面スクロール中のマウス・カーソル表示を模式的
に示した図である。
【符号の説明】
11…CPU、12…プロセッサ・バス、13…ブリッ
ジ回路、14…メイン・メモリ、15…L2−キャッシ
ュ、16…PCIバス、16A…PCIバス・スロッ
ト、16B…PCIアダプタ・カード、17…ROM、
18…ISAバス、18A…ISAバス・スロット、1
8B…ISAアダプタ・カード、19…ブリッジ回路、
20…ビデオ・コントローラ、21…VRAM、22…
ディスプレイ、23…カードバス・コントローラ、24
…PCカード・スロット、25…HDD、26…CD−
ROM、27…KMC、28…キーボード、30…I/
Oコントローラ、31…FDD、32…パラレル・ポー
ト、33…シリアル・ポート、34…オーディオ・コン
トローラ、35…マイク、36…スピーカ、40…リア
ル・タイム・クロック、50…モデム、51…ネットワ
ーク・アダプタ、100…パーソナル・コンピュータ
(PC)、200…ポインティング・デバイス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土 屋 和 夫 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 加 藤 直 孝 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ・スクリーン上にビットマッ
    プ形式でデータを表示するディスプレイと、 前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を指示するとと
    もに、前記ディスプレイ・スクリーン上の表示データの
    スクロール及びスクロール速度の設定を行うことができ
    るポインティング・デバイスと、 前記ディスプレイ・スクリーン上の、前記ポインティン
    グ・デバイスによる指示座標位置にマウス・カーソルを
    表示させるマウス・カーソル制御手段と、 前記ポインティング・デバイスによって表示データのス
    クロールが指示されたことに応答して、前記ディスプレ
    イ・スクリーン上の表示データをスクロールさせるスク
    ロール制御手段と、 前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをスクロー
    ルするときに、前記ポインティング・デバイスによって
    設定されたスクロール速度に応じた個数だけ速度インジ
    ケータを表示させるスクロール速度表示手段と、を含む
    ことを特徴とする、マウス・カーソルを表示する情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】ディスプレイ・スクリーン上にビットマッ
    プ形式でデータを表示するディスプレイと、 座標の変位を入力するための座標変位入力部と、押下及
    び解放操作可能な1以上のボタンを持つポインティング
    ・デバイスと、 前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが解放さ
    れている状態では、前記座標変位入力部から入力された
    座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上で
    マウス・カーソルを移動させるマウス・カーソル制御手
    段と、 前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが押下さ
    れている状態では、前記座標変位入力部から入力された
    座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上の
    表示データをスクロールさせるスクロール制御手段と、 前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをスクロー
    ルするときに、前記座標変位入力部によって指示された
    スクロール量に応じた個数だけ速度インジケータを表示
    させるスクロール速度表示手段と、を含むことを特徴と
    する、マウス・カーソルを表示する情報処理装置。
  3. 【請求項3】ソフトウェア・プログラムを実行するため
    のプロセッサと、 処理中のプログラム・コードやデータを一時格納するた
    めのメモリと、 実行中のプログラムの処理内容をビットマップ形式で表
    示するためのディスプレイ・スクリーンを持つディスプ
    レイと、 座標の変位を入力するための座標変位入力部と、押下及
    び解放操作可能な1以上のボタンを持つポインティング
    ・デバイスと、 前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが解放さ
    れている状態では、前記座標変位入力部から入力された
    座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上で
    マウス・カーソルを移動させるマウス・カーソル制御手
    段と、 前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが押下さ
    れている状態では、前記座標変位入力部から入力された
    座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上の
    表示データをスクロールさせるスクロール制御手段と、 前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをスクロー
    ルするときに、前記座標変位入力部によって指示された
    スクロール量に応じた個数だけ速度インジケータを表示
    させるスクロール速度表示手段と、を含むことを特徴と
    する、マウス・カーソルを表示する情報処理装置。
  4. 【請求項4】ビットマップ形式で表示可能なディスプレ
    イのディスプレイ・スクリーン上で1以上のウィンドウ
    を表示するマルチウィンドウ・システムを搭載した、マ
    ウス・カーソルを表示する情報処理装置において、 ソフトウェア・プログラムを実行するためのプロセッサ
    と、 処理中のプログラム・コードやデータを一時格納するた
    めのメモリと、 座標の変位を入力するための座標変位入力部と、押下及
    び解放操作可能な1以上のボタンを持つポインティング
    ・デバイスと、 前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが解放さ
    れている状態では、前記座標変位入力部から入力された
    座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上で
    マウス・カーソルを移動させるマウス・カーソル制御手
    段と、 前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが押下さ
    れている状態では、前記座標変位入力部から入力された
    座標変位量に応じて、現在アクティブ状態となっている
    ウィンドウの表示データをスクロールさせるスクロール
    制御手段と、 前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをスクロー
    ルするときに、前記座標変位入力部によって指示された
    スクロール量に応じた個数だけ速度インジケータを表示
    させるスクロール速度表示手段と、を含むことを特徴と
    する、マウス・カーソルを表示する情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記スクロール速度表示手段は、前記マウ
    ス・カーソル本体の略中心からスクロール方向に向かっ
    て速度インジケータを整列させることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載のマウス・カーソルを表示
    する情報処理装置。
  6. 【請求項6】さらに、前記ポインティング・デバイスの
    特定のボタンが押下されているときと解放されていると
    きとでマウス・カーソル本体の表示を切り替える手段を
    有することを特徴とする請求項2又は4のいずれかに記
    載のマウス・カーソルを表示する情報処理装置。
  7. 【請求項7】ビットマップ表示形式及びGUI環境を提
    供し、且つ、ポインティング・デバイスによって座標指
    示を行うタイプの情報処理装置のディスプレイ・スクリ
    ーン上で表示されるマウス・カーソルにおいて、 前記ディスプレイ・スクリーン上の、前記ポインティン
    グ・デバイスによる指示座標位置に置かれた、マウス・
    カーソル本体と、 前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをスクロー
    ルするときに、設定されたスクロール速度に応じた個数
    だけ現れる1以上の速度インジケータと、を具備するこ
    とを特徴とするマウス・カーソル。
  8. 【請求項8】ビットマップ表示形式及びGUI環境下で
    1以上のウィンドウを表示するマルチウィンドウ・シス
    テムが搭載され、且つ、ポインティング・デバイスによ
    って座標指示を行うタイプの情報処理装置のディスプレ
    イ・スクリーン上で表示されるマウス・カーソルにおい
    て、 前記ディスプレイ・スクリーン上の、前記ポインティン
    グ・デバイスによる指示座標位置に置かれた、マウス・
    カーソル本体と、 現在アクティブ状態となっているウィンドウの表示デー
    タをスクロールするときに、設定されたスクロール速度
    に応じた個数だけ現れる1以上の速度インジケータと、
    を具備することを特徴とするマウス・カーソル。
  9. 【請求項9】前記1以上の速度インジケータは、前記マ
    ウス・カーソル本体中心からスクロール方向に向かって
    整列することを特徴とする請求項7又は8のいずれかに
    記載のマウス・カーソル。
  10. 【請求項10】さらに、通常のマウス・カーソル移動時
    と表示データのスクロール時とでマウス・カーソル本体
    の表示を切り替わることを特徴とする請求項7又は8の
    いずれかに記載のマウス・カーソル。
  11. 【請求項11】ディスプレイ・スクリーン上にビットマ
    ップ形式でデータを表示するディスプレイと、前記ディ
    スプレイ・スクリーン上で座標を指示するとともに前記
    ディスプレイ・スクリーン上の表示データのスクロール
    及びスクロール速度の設定を行うことができるポインテ
    ィング・デバイスとを有する、マウス・カーソルを表示
    する情報処理装置の制御方法において、(a)前記ディ
    スプレイ・スクリーン上の、前記ポインティング・デバ
    イスによる指示座標位置にマウス・カーソルを表示させ
    るステップと、(b)前記ポインティング・デバイスに
    よって表示データのスクロールが指示されたことに応答
    して、前記ディスプレイ・スクリーン上の表示データを
    スクロールさせるステップと、(c)前記ディスプレイ
    ・スクリーンの表示データをスクロールするときに、前
    記ポインティング・デバイスによって設定されたスクロ
    ール速度に応じた個数だけ速度インジケータを表示させ
    るステップと、を含むことを特徴とする、マウス・カー
    ソルを表示する情報処理装置の制御方法。
  12. 【請求項12】ディスプレイ・スクリーン上にビットマ
    ップ形式でデータを表示するディスプレイと、座標の変
    位を入力するための座標変位入力部と押下及び解放操作
    可能な1以上のボタンを持つポインティング・デバイス
    とを有する、マウス・カーソルを表示する情報処理装置
    の制御方法において、(a)前記ポインティング・デバ
    イスの特定のボタンが解放されている状態では、前記座
    標変位入力部から入力された座標変位量に応じて前記デ
    ィスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルを移動さ
    せるステップと、(b)前記ポインティング・デバイス
    の特定のボタンが押下されている状態では、前記座標変
    位入力部から入力された座標変位量に応じて前記ディス
    プレイ・スクリーン上の表示データをスクロールさせる
    ステップと、(c)前記ディスプレイ・スクリーンの表
    示データをスクロールするときに、前記座標変位入力部
    によって指示されたスクロール量に応じた個数だけ速度
    インジケータを表示させるステップと、を含むことを特
    徴とする、マウス・カーソルを表示する情報処理装置の
    制御方法。
  13. 【請求項13】ソフトウェア・プログラムを実行するた
    めのプロセッサと、処理中のプログラム・コードやデー
    タを一時格納するためのメモリと、実行中のプログラム
    の処理内容をビットマップ形式で表示するためのディス
    プレイ・スクリーンを持つディスプレイと、座標の変位
    を入力するための座標変位入力部と押下及び解放操作可
    能な1以上のボタンを持つポインティング・デバイスと
    を有する、マウス・カーソルを表示する情報処理装置の
    制御方法において、(a)前記ポインティング・デバイ
    スの特定のボタンが解放されている状態では、前記座標
    変位入力部から入力された座標変位量に応じて前記ディ
    スプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルを移動させ
    るステップと、(b)前記ポインティング・デバイスの
    特定のボタンが押下されている状態では、前記座標変位
    入力部から入力された座標変位量に応じて前記ディスプ
    レイ・スクリーン上の表示データをスクロールさせるス
    テップと、(c)前記ディスプレイ・スクリーンの表示
    データをスクロールするときに、前記座標変位入力部に
    よって指示されたスクロール量に応じた個数だけ速度イ
    ンジケータを表示させるステップと、を含むことを特徴
    とする、マウス・カーソルを表示する情報処理装置の制
    御方法。
  14. 【請求項14】ソフトウェア・プログラムを実行するた
    めのプロセッサと、処理中のプログラム・コードやデー
    タを一時格納するためのメモリと、座標の変位を入力す
    るための座標変位入力部と押下及び解放操作可能な1以
    上のボタンを持つポインティング・デバイスとを有し、
    ビットマップ形式で表示可能なディスプレイのディスプ
    レイ・スクリーン上で1以上のウィンドウを表示するマ
    ルチウィンドウ・システムを搭載した、マウス・カーソ
    ルを表示する情報処理装置の制御方法において、(a)
    前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが解放さ
    れている状態では、前記座標変位入力部から入力された
    座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上で
    マウス・カーソルを移動させるステップと、(b)前記
    ポインティング・デバイスの特定のボタンが押下されて
    いる状態では、前記座標変位入力部から入力された座標
    変位量に応じて、現在アクティブ状態となっているウィ
    ンドウの表示データをスクロールさせるステップと、
    (c)前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをス
    クロールするときに、前記座標変位入力部によって指示
    されたスクロール量に応じた個数だけ速度インジケータ
    を表示させるステップと、を含むことを特徴とする、マ
    ウス・カーソルを表示する情報処理装置の制御方法。
  15. 【請求項15】前記ステップ(c)では、前記マウス・
    カーソル本体の略中心からスクロール方向に向かって速
    度インジケータを整列させることを特徴とする請求項1
    1乃至14のいずれかに記載のマウス・カーソルを表示
    する情報処理装置の制御方法。
  16. 【請求項16】さらに、前記ポインティング・デバイス
    の特定のボタンが押下されているときと解放されている
    ときとでマウス・カーソル本体の表示を切り替えるステ
    ップを有することを特徴とする請求項12又は14のい
    ずれかに記載のマウス・カーソルを表示する情報処理装
    置の制御方法。
  17. 【請求項17】ディスプレイ・スクリーン上にビットマ
    ップ形式でデータを表示するディスプレイと、前記ディ
    スプレイ・スクリーン上で座標を指示するとともに前記
    ディスプレイ・スクリーン上の表示データのスクロール
    及びスクロール速度の設定を行うことができるポインテ
    ィング・デバイスとを有するコンピュータ・システム上
    で稼働するコンピュータ・プログラムを有形的に格納し
    たコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュー
    タ・プログラムは、(a)前記ディスプレイ・スクリー
    ン上の、前記ポインティング・デバイスによる指示座標
    位置にマウス・カーソルを表示させるルーチンと、
    (b)前記ポインティング・デバイスによって表示デー
    タのスクロールが指示されたことに応答して、前記ディ
    スプレイ・スクリーン上の表示データをスクロールさせ
    るルーチンと、(c)前記ディスプレイ・スクリーンの
    表示データをスクロールするときに、前記ポインティン
    グ・デバイスによって設定されたスクロール速度に応じ
    た個数だけ速度インジケータを表示させるルーチンと、
    を含むことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  18. 【請求項18】ディスプレイ・スクリーン上にビットマ
    ップ形式でデータを表示するディスプレイと、座標の変
    位を入力するための座標変位入力部と押下及び解放操作
    可能な1以上のボタンを持つポインティング・デバイス
    とを有するコンピュータ・システム上で稼働するコンピ
    ュータ・プログラムを有形的に格納したコンピュータ可
    読記憶媒体であって、前記コンピュータ・プログラム
    は、(a)前記ポインティング・デバイスの特定のボタ
    ンが解放されている状態では、前記座標変位入力部から
    入力された座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スク
    リーン上でマウス・カーソルを移動させるルーチンと、
    (b)前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが
    押下されている状態では、前記座標変位入力部から入力
    された座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリー
    ン上の表示データをスクロールさせるルーチンと、
    (c)前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをス
    クロールするときに、前記座標変位入力部によって指示
    されたスクロール量に応じた個数だけ速度インジケータ
    を表示させるルーチンと、を含むことを特徴とするコン
    ピュータ可読記憶媒体。
  19. 【請求項19】ソフトウェア・プログラムを実行するた
    めのプロセッサと、処理中のプログラム・コードやデー
    タを一時格納するためのメモリと、実行中のプログラム
    の処理内容をビットマップ形式で表示するためのディス
    プレイ・スクリーンを持つディスプレイと、座標の変位
    を入力するための座標変位入力部と押下及び解放操作可
    能な1以上のボタンを持つポインティング・デバイスと
    を有するコンピュータ・システム上で稼働するコンピュ
    ータ・プログラムを有形的に格納したコンピュータ可読
    記憶媒体であって、前記コンピュータ・プログラムは、
    (a)前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが
    解放されている状態では、前記座標変位入力部から入力
    された座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリー
    ン上でマウス・カーソルを移動させるルーチンと、
    (b)前記ポインティング・デバイスの特定のボタンが
    押下されている状態では、前記座標変位入力部から入力
    された座標変位量に応じて前記ディスプレイ・スクリー
    ン上の表示データをスクロールさせるルーチンと、
    (c)前記ディスプレイ・スクリーンの表示データをス
    クロールするときに、前記座標変位入力部によって指示
    されたスクロール量に応じた個数だけ速度インジケータ
    を表示させるルーチンと、を含むことを特徴とするコン
    ピュータ可読記憶媒体。
  20. 【請求項20】ソフトウェア・プログラムを実行するた
    めのプロセッサと、処理中のプログラム・コードやデー
    タを一時格納するためのメモリと、座標の変位を入力す
    るための座標変位入力部と押下及び解放操作可能な1以
    上のボタンを持つポインティング・デバイスとを有し、
    ビットマップ形式で表示可能なディスプレイのディスプ
    レイ・スクリーン上で1以上のウィンドウを表示するマ
    ルチウィンドウ・システムを搭載したコンピュータ・シ
    ステム上で稼働するコンピュータ・プログラムを有形的
    に格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コ
    ンピュータ・プログラムは、(a)前記ポインティング
    ・デバイスの特定のボタンが解放されている状態では、
    前記座標変位入力部から入力された座標変位量に応じて
    前記ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルを
    移動させるルーチンと、(b)前記ポインティング・デ
    バイスの特定のボタンが押下されている状態では、前記
    座標変位入力部から入力された座標変位量に応じて、現
    在アクティブ状態となっているウィンドウの表示データ
    をスクロールさせるルーチンと、(c)前記ディスプレ
    イ・スクリーンの表示データをスクロールするときに、
    前記座標変位入力部によって指示されたスクロール量に
    応じた個数だけ速度インジケータを表示させるルーチン
    と、を含むことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒
    体。
  21. 【請求項21】前記ルーチン(c)では、前記マウス・
    カーソル本体の略中心からスクロール方向に向かって速
    度インジケータを整列させることを特徴とする請求項1
    7乃至20のいずれかに記載のコンピュータ可読記憶媒
    体。
  22. 【請求項22】さらに、前記ポインティング・デバイス
    の特定のボタンが押下されているときと解放されている
    ときとでマウス・カーソル本体の表示を切り替えるルー
    チンを有することを特徴とする請求項18又は20のい
    ずれかに記載のコンピュータ可読記憶媒体。
JP21619897A 1997-08-11 1997-08-11 マウス・カーソルを表示する情報処理装置、マウス・カーソル、及びマウス・カーソルを表示する情報処理装置の制御方法 Pending JPH1165811A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21619897A JPH1165811A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 マウス・カーソルを表示する情報処理装置、マウス・カーソル、及びマウス・カーソルを表示する情報処理装置の制御方法
US09/119,299 US6259432B1 (en) 1997-08-11 1998-07-20 Information processing apparatus for improved intuitive scrolling utilizing an enhanced cursor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21619897A JPH1165811A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 マウス・カーソルを表示する情報処理装置、マウス・カーソル、及びマウス・カーソルを表示する情報処理装置の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1165811A true JPH1165811A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16684819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21619897A Pending JPH1165811A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 マウス・カーソルを表示する情報処理装置、マウス・カーソル、及びマウス・カーソルを表示する情報処理装置の制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6259432B1 (ja)
JP (1) JPH1165811A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006185274A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 表示方法、携帯端末装置及び表示プログラム
JP2009032294A (ja) * 2008-11-10 2009-02-12 Sony Corp 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
US8332779B2 (en) 2003-08-28 2012-12-11 Sony Corporation Information processing apparatus, method, and storage medium containing information processing program with rotary operation
JP2013134743A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Canon Inc スクロール制御方法、スクロール制御装置、およびプログラム
JP5505314B2 (ja) * 2009-02-02 2014-05-28 日本電気株式会社 情報表示装置、移動量表示方法及び移動量表示プログラム
JP2015156057A (ja) * 2014-02-19 2015-08-27 ヤフー株式会社 情報表示装置、情報配信装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび情報配信方法

Families Citing this family (85)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6606082B1 (en) * 1998-11-12 2003-08-12 Microsoft Corporation Navigation graphical interface for small screen devices
US6865718B2 (en) 1999-09-29 2005-03-08 Microsoft Corp. Accelerated scrolling
US7152210B1 (en) * 1999-10-20 2006-12-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device and method of browsing an image collection
US7783978B1 (en) * 1999-10-20 2010-08-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Information processing device
EP1187251A1 (en) * 2000-09-01 2002-03-13 Marconi Commerce Systems S.r.L. Wireless communicaton interface
US20010045936A1 (en) * 2000-01-24 2001-11-29 Mahmoud Razzaghi Computer pointing system
US6590595B1 (en) * 2000-02-08 2003-07-08 Sun Microsystems, Inc. Mechanism for providing intuitive scrolling feedback
EP1184818A1 (en) * 2000-09-01 2002-03-06 Marconi Commerce Systems S.r.L. Vending system for selling products or services to purchasers having mobile communicators
US6753892B2 (en) * 2000-11-29 2004-06-22 International Business Machines Corporation Method and data processing system for presenting items in a menu
US20050068299A1 (en) * 2001-01-15 2005-03-31 Acrox Technologies Co., Ltd. Two-dimensional coordinate signal input apparatus
US7308653B2 (en) * 2001-01-20 2007-12-11 Catherine Lin-Hendel Automated scrolling of browser content and automated activation of browser links
US7071919B2 (en) * 2001-02-26 2006-07-04 Microsoft Corporation Positional scrolling
US6738045B2 (en) * 2001-02-26 2004-05-18 Microsoft Corporation Method and system for accelerated data navigation
AU2003202776A1 (en) * 2002-02-25 2003-09-09 Koninklijke Philips Electronics N.V. Display device and pointing device
US7466307B2 (en) * 2002-04-11 2008-12-16 Synaptics Incorporated Closed-loop sensor on a solid-state object position detector
US20040041847A1 (en) * 2002-08-29 2004-03-04 Inventec Appliances Corp. On-screen scrolling position method
JP3755499B2 (ja) * 2002-09-06 2006-03-15 ソニー株式会社 Guiアプリケーション開発支援装置、gui表示装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム
US7730430B2 (en) * 2003-01-24 2010-06-01 Microsoft Corporation High density cursor system and method
JP2004246603A (ja) * 2003-02-13 2004-09-02 Sony Corp 情報処理装置
US20050168443A1 (en) * 2004-01-29 2005-08-04 Ausbeck Paul J.Jr. Method and apparatus for producing one-dimensional signals with a two-dimensional pointing device
CN101390034B (zh) * 2004-01-29 2012-03-14 辛纳普蒂克斯有限公司 采用二维定位设备产生一维信号的方法及装置
US20050223340A1 (en) * 2004-03-30 2005-10-06 Mikko Repka Method of navigating in application views, electronic device, graphical user interface and computer program product
CA2563716A1 (en) * 2004-04-23 2005-11-10 Cirque Corporation An improved method for scrolling and edge motion on a touchpad
FI116165B (fi) * 2004-05-07 2005-09-30 Myorigo Oy Menetelmä ja järjestely käyttäjän syötteen uudelleen tulkitsemiseksi mobiililaitteessa
US7681141B2 (en) * 2004-05-11 2010-03-16 Sony Computer Entertainment America Inc. Fast scrolling in a graphical user interface
US8566732B2 (en) 2004-06-25 2013-10-22 Apple Inc. Synchronization of widgets and dashboards
US8302020B2 (en) 2004-06-25 2012-10-30 Apple Inc. Widget authoring and editing environment
US7490295B2 (en) 2004-06-25 2009-02-10 Apple Inc. Layer for accessing user interface elements
US8453065B2 (en) 2004-06-25 2013-05-28 Apple Inc. Preview and installation of user interface elements in a display environment
US7434173B2 (en) * 2004-08-30 2008-10-07 Microsoft Corporation Scrolling web pages using direct interaction
US20060044261A1 (en) * 2004-09-02 2006-03-02 Kao-Cheng Hsieh Pointing input device imitating inputting of hotkeys of a keyboard
US20060063558A1 (en) * 2004-09-21 2006-03-23 Research In Motion Limited Mobile wireless communications device providing enhanced predictive word entry and related methods
US20060073818A1 (en) * 2004-09-21 2006-04-06 Research In Motion Limited Mobile wireless communications device providing enhanced text navigation indicators and related methods
EP2017745A1 (en) 2004-09-21 2009-01-21 Research In Motion Limited Mobile Wireless Communications Device Providing Enhanced Text Navigation Indicators and Related Methods
US7647565B2 (en) * 2005-02-16 2010-01-12 International Business Machines Coporation Method, apparatus, and computer program product for an enhanced mouse pointer
US7624358B2 (en) * 2005-04-25 2009-11-24 International Business Machines Corporation Mouse radar for enhanced navigation of a topology
JP4170314B2 (ja) * 2005-05-25 2008-10-22 株式会社スクウェア・エニックス スクロール表示制御装置、プログラム、及び記録媒体
US8543931B2 (en) * 2005-06-07 2013-09-24 Apple Inc. Preview including theme based installation of user interface elements in a display environment
US7773071B2 (en) * 2005-06-22 2010-08-10 Microsoft Corporation Moving an image with an input device
FR2891428A1 (fr) * 2005-09-27 2007-03-30 Thomson Licensing Sas Procede de navigation dans une liste par defilement continu d'une caracteristique graphique, et terminal associe.
US7954064B2 (en) 2005-10-27 2011-05-31 Apple Inc. Multiple dashboards
US7743336B2 (en) 2005-10-27 2010-06-22 Apple Inc. Widget security
US9104294B2 (en) 2005-10-27 2015-08-11 Apple Inc. Linked widgets
US7752556B2 (en) * 2005-10-27 2010-07-06 Apple Inc. Workflow widgets
US8543824B2 (en) 2005-10-27 2013-09-24 Apple Inc. Safe distribution and use of content
US7707514B2 (en) 2005-11-18 2010-04-27 Apple Inc. Management of user interface elements in a display environment
CN101322095B (zh) * 2005-12-01 2013-04-24 Tp视觉控股有限公司 操纵视觉上大于显示区域的环境的方法和设备
CN101331473B (zh) * 2005-12-07 2017-03-08 三维实验室公司 操纵网页的方法
JP4872592B2 (ja) * 2006-01-17 2012-02-08 セイコーエプソン株式会社 入出力装置、入出力方法およびプログラム
US8381121B2 (en) * 2006-03-01 2013-02-19 Microsoft Corporation Controlling scroll speed to improve readability
US20080036740A1 (en) * 2006-05-05 2008-02-14 Felipe Bracho Electronic pen/mouse system
CN101078965B (zh) * 2006-05-24 2010-08-04 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 非线性页面定位系统及方法
US7825797B2 (en) 2006-06-02 2010-11-02 Synaptics Incorporated Proximity sensor device and method with adjustment selection tabs
US8869027B2 (en) 2006-08-04 2014-10-21 Apple Inc. Management and generation of dashboards
US8686944B1 (en) * 2006-08-23 2014-04-01 Logitech Europe S.A. Software for input devices with application-specific scrolling and highlighted text searching
US8578292B2 (en) * 2006-12-14 2013-11-05 Microsoft Corporation Simultaneous document zoom and centering adjustment
US20080168367A1 (en) * 2007-01-07 2008-07-10 Chaudhri Imran A Dashboards, Widgets and Devices
KR20080068781A (ko) * 2007-01-20 2008-07-24 엘지전자 주식회사 터치 스크린을 구비한 전자 기기 및 이를 이용한 정보 표시방법
US20080263449A1 (en) * 2007-04-20 2008-10-23 Microsoft Corporation Automated maintenance of pooled media content
US8954871B2 (en) 2007-07-18 2015-02-10 Apple Inc. User-centric widgets and dashboards
US8667415B2 (en) 2007-08-06 2014-03-04 Apple Inc. Web widgets
KR101365595B1 (ko) * 2007-08-16 2014-02-21 삼성전자주식회사 Gui기반의 디스플레이부를 구비한 디바이스의 입력 방법및 그 장치
WO2009026508A1 (en) * 2007-08-22 2009-02-26 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Methods, systems, and media for providing content-aware scrolling
WO2009066420A1 (ja) * 2007-11-20 2009-05-28 Nec Corporation 電子文章閲覧装置、電子文章閲覧方法、電子文章閲覧プログラム及び携帯電話機
US8566741B2 (en) * 2008-08-29 2013-10-22 Microsoft Corporation Internal scroll activation and cursor adornment
US8749589B2 (en) * 2009-03-31 2014-06-10 Dell Products L.P. Information handling system with touch pad and point stick
EP2299699A3 (en) 2009-09-04 2012-10-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Image processing apparatus and controlling method of the same
US20110061025A1 (en) * 2009-09-04 2011-03-10 Walline Erin K Auto Scroll In Combination With Multi Finger Input Device Gesture
JP5459003B2 (ja) * 2010-03-23 2014-04-02 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
KR101660746B1 (ko) * 2010-08-24 2016-10-10 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 이것의 애플리케이션 지시자 설정 방법
JP5668401B2 (ja) 2010-10-08 2015-02-12 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US9812091B2 (en) * 2011-02-18 2017-11-07 Kyocera Corporation Automatic scrolling speed control by tracking user's eye
TWI544368B (zh) * 2011-03-29 2016-08-01 Giga Byte Tech Co Ltd 具有可切換操作模式的滑鼠與其操作模式的切換方法
US8751949B2 (en) 2011-04-21 2014-06-10 International Business Machines Corporation Selectable variable speed controlled object movement
US20130055119A1 (en) * 2011-08-23 2013-02-28 Anh Luong Device, Method, and Graphical User Interface for Variable Speed Navigation
US20130167044A1 (en) * 2011-12-27 2013-06-27 Visually Linked Llc System and Method for Providing Directed Video Within a Chat Application
US10474342B2 (en) * 2012-12-17 2019-11-12 Microsoft Technology Licensing, Llc Scrollable user interface control
JP5831474B2 (ja) * 2013-02-28 2015-12-09 株式会社デンソー 探索制御装置および探索操作システム
CN103488310A (zh) * 2013-09-16 2014-01-01 广东威创视讯科技股份有限公司 鼠标指针位置提示方法及系统
CN105677224A (zh) * 2016-01-06 2016-06-15 广州市动景计算机科技有限公司 一种下拉手势处理方法、装置及设备
US20190155472A1 (en) * 2016-05-11 2019-05-23 Sharp Kabushiki Kaisha Information processing device, and control method for information processing device
WO2019003608A1 (ja) * 2017-06-28 2019-01-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置及び表示装置の表示方法
CN107589989A (zh) * 2017-09-14 2018-01-16 晨星半导体股份有限公司 基于安卓平台的显示装置及其图像显示方法
EP3882757A1 (en) * 2020-03-20 2021-09-22 Ricoh Company, Ltd. Display device, display method, and program
CN114995721A (zh) * 2021-03-02 2022-09-02 Oppo广东移动通信有限公司 自动浏览方法、终端及计算机存储介质

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993009490A1 (en) * 1991-11-04 1993-05-13 Vpr Systems Ltd. Lap-top computer for retrieving and displaying text and graphic information encoded on personal library cd-rom
US5528260A (en) * 1994-12-22 1996-06-18 Autodesk, Inc. Method and apparatus for proportional auto-scrolling
JPH10187035A (ja) * 1996-12-26 1998-07-14 Sony Corp 地図表示方法、地図表示装置、ナビゲーション装置及び自動車

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8332779B2 (en) 2003-08-28 2012-12-11 Sony Corporation Information processing apparatus, method, and storage medium containing information processing program with rotary operation
US8631344B2 (en) 2003-08-28 2014-01-14 Sony Corporation Menu display apparatus, menu display method, and storage medium containing menu display program
JP2006185274A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 表示方法、携帯端末装置及び表示プログラム
JP4632780B2 (ja) * 2004-12-28 2011-02-16 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 表示方法、携帯端末装置及び表示プログラム
JP2009032294A (ja) * 2008-11-10 2009-02-12 Sony Corp 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP5505314B2 (ja) * 2009-02-02 2014-05-28 日本電気株式会社 情報表示装置、移動量表示方法及び移動量表示プログラム
JP2013134743A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Canon Inc スクロール制御方法、スクロール制御装置、およびプログラム
JP2015156057A (ja) * 2014-02-19 2015-08-27 ヤフー株式会社 情報表示装置、情報配信装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび情報配信方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6259432B1 (en) 2001-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1165811A (ja) マウス・カーソルを表示する情報処理装置、マウス・カーソル、及びマウス・カーソルを表示する情報処理装置の制御方法
JP3079079B2 (ja) 画面表示装置及び画面表示制御方法
EP1134645B1 (en) Power saving method and device for display
JP3667877B2 (ja) 情報表示方法及びデータ処理システム
JP3247625B2 (ja) 動画表示オブジェクトを表示するための方法およびシステム
US5710897A (en) Manager for selecting a pointer graphics folder and customizing pointers
EP0557320B1 (en) User interface having simulated devices
US5758110A (en) Apparatus and method for application sharing in a graphic user interface
US6822638B2 (en) Pointing device for navigating a 3 dimensional GUI interface
US6208343B1 (en) Graphical user interface scroll bar that provides varied levels of access granularity
JPH0798769A (ja) 情報処理装置及びその画面編集方法
JP2002259060A (ja) 複数の入力デバイスを備えたコンピュータシステム、入力システム、デバイス管理プログラム、デバイス設定プログラム、ダブルクリック伝達方法、および記憶媒体
JP2005332408A (ja) ディスプレイシステムおよびその仮想作業空間管理方法(displaysystemandmanagementmethodforvirtualworkspacethereof)
JP2002041023A (ja) コンピュータシステム、表示制御装置、ディスプレイ装置、表示制御方法、記憶媒体及びプログラム伝送装置
EP1399814A2 (en) System and method for displaying current images of virtual machine environments
US6181338B1 (en) Apparatus and method for managing windows in graphical user interface environment
JP2006107092A (ja) 情報処理装置及び情報処理装置に用いるプログラム
JPH0785217B2 (ja) ウィンドウの表示及び除去の支援方法及び装置
JPH1153116A (ja) タッチパネル付き情報処理装置及びその制御方法
US6281897B1 (en) Method and apparatus for moving and retrieving objects in a graphical user environment
CN101211244A (zh) 使用触摸板的光标跳转控制
JP4449183B2 (ja) 画像編集システム及び画像編集方法、並びに記憶媒体
JPH05108298A (ja) マルチウインドウ表示方法およびウインドウシステム
US8327294B2 (en) Method and system to reduce workload and skills required in usage of mouse or other pointing devices
US5446840A (en) System and methods for optimized screen writing