JP2015156057A - 情報表示装置、情報配信装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび情報配信方法 - Google Patents

情報表示装置、情報配信装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび情報配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示された情報の表示態様を変更する際の操作性を改善させること。
【解決手段】本願に係る情報表示装置は、所定のコンテンツを表示する表示部と、前記表示部に表示されたコンテンツの任意の位置を選択し、選択した状態を保ったまま選択対象となる位置を変更する変更操作を検出する検出部と、前記検出部が前記変更操作を検出した場合は、前記選択した状態が解消されるまでの間、前記表示部に表示されたコンテンツの表示態様を変更し続ける変更部とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報表示装置、情報配信装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび情報配信方法に関する。
従来、スマートフォンやタブレット型PC(Personal Computer)等のスマートデバイス、デスクトップ型のPC等、任意の情報表示装置に様々な情報を表示させる技術が知られている。このような技術の一例として、情報表示装置に地図情報を表示させ、利用者の操作に応じて、地図の表示様態を変更する技術が知られている。
例えば、利用者が画面上の任意の2か所を2本の指で触れて指定した状態から、触れている指を離さないまま2本の指の位置を広げるピンチアウト操作や、2本の指の位置を狭めるピンチイン操作に応じて、画面上に表示された地図の倍率を変更する技術が知られている。また、利用者が画面上の任意の領域をいわゆるダブルタップ操作で選択し、ダブルタップ操作における2度目のタップで画面につけた指をそのまま画面上から離すことなく移動させた場合に、指を移動させた量に応じて、画面上に表示された地図の倍率を変更する技術が知られている。
特開2002−228459号公報
しかしながら、上記の従来技術では、表示態様を変更する際の操作性が良くないという問題がある。例えば、上記した各操作では、表示する地図の倍率を、利用者の指が画面をはみ出すまでしか変更することができない。このため、利用者は、地図の倍率を大きく変更したい場合は、上記した各操作を複数回行わなければならない。また、スマートデバイスに表示された地図の倍率を変更する際に、上記したピンチイン操作やピンチアウト操作を片手で行うのは困難である。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、表示された情報の表示態様を変更する際の操作性を改善する情報表示装置、情報配信装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび情報配信方法を提供することを目的とする。
本願に係る情報表示装置は、所定のコンテンツを表示する表示部と、前記表示部に表示されたコンテンツの任意の位置を選択し、選択した状態を保ったまま選択対象となる位置を変更する変更操作を検出する検出部と、前記検出部が前記変更操作を検出した場合は、前記選択した状態が解消されるまでの間、前記表示部に表示されたコンテンツの表示態様を変更し続ける変更部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、表示された情報の表示態様を変更する際の操作性を改善できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る表示処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報配信サーバ10の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る端末装置が表示する地図を回転させる処理の一例を説明する図である。 図5は、実施形態に係る端末装置が表示する地図を鳥瞰表示する際の角度を変更する処理の一例を説明する図である。 図6は、実施形態に係る端末装置が地図を移動させる処理の一例を説明する図である。 図7は、実施形態に係る端末装置が地図の表示態様を変更する速さを変更する処理の一例を説明する図である。 図8は、実施形態に係る端末装置が実行する変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報表示装置、情報配信装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび情報配信方法を実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報表示装置、情報配信装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび情報配信方法が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.表示処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る表示処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る表示処理の一例を示す図である。図1では、端末装置100によって、地図コンテンツC10が表示される例を示す。
図1に示した端末装置100は、ウェブページや地図を閲覧するユーザによって利用される情報処理装置であり、スマートフォン等の携帯電話機や、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等である。また、端末装置100は、液晶ディスプレイ等の出力部130を有する。なお、端末装置100には、タッチパネルが採用されているものとする。すなわち、端末装置100のユーザは、指や専用ペンで出力部130の表示面を接触することにより各種操作を行う。なお、以下の説明では、出力部130の表示面を画面と記載する場合がある。
また、端末装置100は、利用者の操作により地図を表示する場合は、ネットワークNを介して、各種情報を配信する情報配信サーバ10に地図コンテンツC10の配信を要求する。そして、端末装置100は、情報配信サーバ10から、表示対象となる地図コンテンツC10を受信すると、受信した地図コンテンツC10を用いて、地図の表示を行う。
また、端末装置100は、利用者の各種操作を検出すると、検出した各種操作に従って、表示した地図の表示態様を変更する。例えば、端末装置100は、利用者が画面の任意の位置を指で触り、表示面から指を離すことなく移動させる移動操作を検出した場合は、移動操作に従って、表示した地図を移動させる。また、例えば、端末装置100は、利用者が画面の任意の位置を指で2度接触し、表示面から指を離すことなく所定の方向、例えば画面の上下方向に指を移動させる変更操作を検出した場合は、表示する地図の拡大や縮小を行う。
地図コンテンツC10は、拡大や縮小が可能な地図の画像を含むデータである。また、地図コンテンツC10は、それぞれ異なる縮尺で作成された地図画像を含む複数のレイヤを有する。例えば、地図コンテンツC10が有する複数のレイヤのうち、第1のレイヤには、最も小さな縮尺で作成された地図の画像が含まれており、道路や建物等の情報が含まれていない。また、地図コンテンツC10が有する複数のレイヤのうち、第2のレイヤには、中程度の縮尺で作成された地図の画像が含まれており、主要な道路や建物等の情報が含まれている。また、地図コンテンツC10が有する複数のレイヤのうち、第3のレイヤには、最も大きな縮尺で作成された地図の画像が含まれており、詳細な道路や建物等の情報が含まれている。
係る地図コンテンツC10を受信した端末装置100は、地図を表示する倍率に応じて、対応するレイヤの地図の画像を拡大表示もしくは縮小表示することで、利用者の望む倍率の地図を表示面に表示することができる。例えば、端末装置100は、最少の縮尺から中程度の縮尺で地図を表示する場合は、縮尺に応じて、第1のレイヤに含まれる画像や情報の拡大表示もしくは縮小表示を行う。また、端末装置100は、中程度から大程度の縮尺で地図を表示する場合は、縮尺に応じて、第1のレイヤと第2のレイヤに含まれる画像や情報の拡大表示もしくは縮小表示を行う。また、端末装置100は、大程度から最大の縮尺で地図を表示する場合は、縮尺に応じて、第1のレイヤから第3のレイヤに含まれる画像や情報の拡大表示もしくは縮小表示を行う。
ここで、従来技術では、地図の表示態様を変更する際の操作性が良くないという問題があった。例えば、従来技術の各操作では、ピンチイン操作やピンチアウト操作に応じて、地図の拡大や縮小を行う場合は、利用者が指を動かすことができる範囲、もしくは、指が端末装置の画面からはみだすまでしか拡大や縮小を行うことができない。
また、例えば、従来技術では、利用者が2本の指で画面を接触し、画面から指を離すことなく2本の指が触れる位置を回転させた場合は、表示された地図を回転させる。しかしながら、係る操作では、2本の指を画面から離すことなく回転させることができる角度までしか地図を回転させることができない。
そこで、端末装置100は、以下の処理を実行する。まず、端末装置100は、利用者の指F10が出力部30の表示面に2度接触し、かつ、2度目の接触時から利用者の指F10が画面から離れることなく移動する変更操作を検出する。すなわち、端末装置100は、ダブルタップ操作における2度目のタップで画面につけた指をそのまま画面上から離す事無く移動させる変更操作を検出する。そして、端末装置100は、変更操作を検出した場合は、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、地図コンテンツC10の表示態様の変更を継続する。その後、端末装置100は、利用者の指F10が画面から離れた場合には、地図の表示態様の変更を停止させる。
また、端末装置100は、変更操作を検出した場合は、検出した変更操作において最初に接触された位置を基準位置とし、画面から離れることなく移動した利用者の指F10の移動方向を特定する。そして、端末装置100は、特定した方向に応じて、地図の、拡大、縮小、回転、表示する際の傾きを変更する処理を、画面から利用者の指F10が離れるまでの間、継続する。
例えば、端末装置100は、特定した方向が画面の上方向である場合、すなわち、変更操作において最初に接触された位置から利用者の指F10が画面の上方向に移動した場合は、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、地図を表示する際の縮尺を大きい値に変更し続ける。すなわち、端末装置100は、利用者の指F10が画面から離れるまで、地図の拡大を継続する。
また、例えば、端末装置100は、特定した方向が画面の下方向である場合、すなわち、変更操作において最初に接触された位置から利用者の指F10が画面の下方向に移動した場合は、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、地図を表示する際の縮尺を小さい値に変更し続ける。すなわち、端末装置100は、利用者の指F10が画面から離れるまで、地図の縮小を継続する。
また、例えば、端末装置100は、特定した方向が画面の右方向または左方向である場合、すなわち、変更操作において最初に接触された位置から利用者の指F10が画面の横方向に移動した場合は、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、地図を回転させ続ける。例えば、端末装置100は、利用者の指F10が画面の左方向に移動した場合は、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、地図を反時計回りに回転させ続ける。また、例えば、端末装置100は、利用者の指F10が画面の右方向に移動した場合は、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、地図を時計回りに回転させ続ける。
このように、端末装置100は、変更操作において、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、地図の表示態様の変更を継続させる。このため、端末装置100は、利用者の指F10の可動範囲や画面の大きさによらず、地図の表示態様を利用者が望む表示態様に変更させることができる。この結果、端末装置100は、表示態様を変更する際の操作性を改善できる。
〔2.端末装置100が実行する変更処理の一例〕
以下、端末装置100が実行する地図の表示態様を変更する変更処理の一例について説明する。なお、以下の説明では、利用者の指F10の操作により、端末装置100が地図の表示態様を変更する変更処理の一例を、第1状態から第4状態に分けて説明する。
まず、第1状態に示すように、端末装置100は、地図コンテンツC10を受信すると、所定の縮尺の地図を画面に表示する。ここで、図1に示す例では、利用者の指F10が画面の右端に近い箇所に2度接触し、その後、利用者の指F10が画面から離れることなく画面上の上方向に移動する変更操作が行われる。係る場合、端末装置100は、変更操作が行われたものと判定し、利用者の指F10が最初に接触した画面上の位置と利用者の指F10が接触している画面上の位置とを特定する。
ここで、図1の第2状態に示す例では、利用者の指F10が最初に接触した基準位置20よりも画面の上方に、利用者の指F10が移動している。このため、端末装置100は、画面上に表示した地図を拡大し、縮尺がより大きい地図を表示する。また、端末装置100は、利用者の指F10が画面上から離れるまで、地図の拡大処理を継続する。
例えば、図1の第3状態に示す例では、利用者の指F10が画面から離れることなく第2状態と同じ位置に接触している。係る場合、従来技術では、地図の拡大が停止していた。しかしながら、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20よりも画面の上方に移動していると判定し、そのまま地図の拡大処理を継続する。
そして、例えば、端末装置100は、図1の第4状態に示すように、利用者の指F10が画面から離れた場合は、地図の拡大処理を停止する。このため、端末装置100は、利用者の指F10の可動範囲によらず、利用者が望む縮尺まで地図の拡大を行うことができる。
なお、上述した例では、端末装置100は、利用者の指F10が画面から離れた場合に、拡大処理を停止していたが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、利用者の指F10の位置が基準位置20に戻された場合は、拡大処理を一旦停止し、その後、利用者の指F10が再度基準位置20から移動した場合は、移動した向きに応じて、地図の表示態様を変更してもよい。
また、図1に示す例では、端末装置100の画面上に基準位置20を示す枠を記載したが、端末装置100は、変更操作が行われている際に、基準位置20を示す枠を実際に表示してもよいし、表示せずともよい。
なお、上記では説明を省略したが、端末装置100は、上述した変更操作に従って、地図の表示態様を変更する変更処理を、他の情報処理装置から配信されたJavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等のスクリプト言語、若しくは任意のプログラム言語により記述された制御情報に従って実行してもよい。すなわち、端末装置100は、他の情報処理装置から配信されるスクリプトやアプリを実行することで、上述した変更処理を実現してもよい。また、上述した変更処理は、例えば、情報配信サーバ10が端末装置100に対する変更操作を検知し、検知した変更操作の内容に従って、表示態様を変更した地図コンテンツC10を生成し、生成した地図コンテンツC10を端末装置100に配信することで実現されてもよい。
以下、上記した表示処理を実現する端末装置100等について説明する。以下の例では、上述した変更処理を実行する機能を有する端末装置100について説明する。また、以下の説明では、情報配信サーバ10と端末装置100とをネットワークNで接続した情報配信システム1について説明する。
〔3.情報配信サーバ10の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報配信サーバ10の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報配信サーバ10の構成例を示す図である。図2に示す例では、情報配信システム1は、端末装置100と情報配信システム1とがネットワークNで接続され、ネットワークNを介して、相互に情報の送受信を行う。なお、図2に示す例では、情報配信システム1は、1台の端末装置100と1台の情報配信サーバ10とを有する例について記載したが、情報配信システム1は、複数台の端末装置100や複数台の情報配信サーバ10を有してもよい。
情報配信サーバ10は、地図コンテンツC10の配信を行う情報処理装置であり、例えば、ウェブサーバやクラウドシステム等により実現される。また、図2に示す例では、情報配信サーバ10は、通信部11、記憶部12、制御部14を有する。
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100と情報配信サーバ10との間の情報の送受信を制御する。
記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部12は、地図データベース13を記憶する。地図データベース13は、地図コンテンツC10が登録されたデータベースである。例えば、地図データベース13には、世界地図を複数の領域に分割し、各領域について、それぞれ異なる縮尺の地図データが含まれる複数のレイヤからなる地図コンテンツC10が登録されている。なお、地図データベース13は、単に1つのピクセル画像ファイルやベクター画像ファイルである地図コンテンツC10を記憶してもよい。
制御部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報配信サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部14は、要求受付部15とコンテンツ配信部16とを有する。要求受付部15は、通信部11およびネットワークNを介して、端末装置100から、端末装置100が表示する地域の地図コンテンツC10の配信要求を受信する。係る場合、要求受付部15は、配信要求から端末装置100が表示する地域を特定し、特定した地域をコンテンツ配信部16に通知する。
コンテンツ配信部16は、端末装置100に対し、地図コンテンツC10の配信を行う。例えば、コンテンツ配信部16は、要求受付部15から端末装置100が表示する地域の通知を受信すると、受信した地域の地図コンテンツC10を地図データベース13から読み出す。そして、コンテンツ配信部16は、通信部11およびネットワークNを介して、読み出した地図コンテンツC10を端末装置100へ送信する。
〔4.端末装置100の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る端末装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置100は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、制御部140とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、情報配信サーバ10との間で情報の送受信を行う。
入力部120は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。なお、端末装置100がスマートフォン、タブレット等のスマートデバイスに代表される情報処理装置である場合、入力部120は、画面と重ねて表示されるタッチパネルである。出力部130は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部130は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、入力部120と出力部130とは一体化される。
制御部140は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(表示プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザ等、単体で配信されるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部140は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部140は、要求部141と、操作制御部142と、表示制御部143とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部140の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部140が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部141は、操作制御部142から画面に表示する地図の地域の通知を受信した場合は、通知された地域を示す情報とともに、地図コンテンツC10の配信要求を情報配信サーバ10に対して送信する。
操作制御部142は、入力部120を介して受け付けた各種操作にしたがって、各種制御を実行する。例えば、操作制御部142は、地図表示用のアプリケーションの立ち上げや、地図を表示するウェブページの表示等が行われた場合は、要求部141に対して、地図を表示する地域の通知を出力する。また、操作制御部142は、入力部120に対して利用者による各種操作が行われた場合は、操作内容を表示制御部143に通知する。
表示制御部143は、操作制御部142から通知される操作内容に応じて、画面に表示する各種情報の制御を行う。具体的には、表示制御部143は、CPUやMPU等によって、制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより、表示部144、検出部145、変更部146を有する。
表示部144は、地図コンテンツC10を表示する表示処理を行う。例えば、表示部144は、要求部141によって要求された地図コンテンツC10を受信すると、受信した地図コンテンツC10を用いて、所定の縮尺の地図を画面に表示する。また、表示部144は、変更部146からの指示に応じて、地図の移動、拡大、縮小、回転を行う。また、表示部144は、地図を移動させた結果、新たな地域の地図コンテンツC10を要する場合は、地図コンテンツC10を要する地域を示す情報とともに、地図コンテンツC10の配信要求を情報配信サーバ10に対して送信する。そして、表示部144は、新たに配信される地図コンテンツC10を用いて、表示処理を継続する。
検出部145は、利用者による操作内容から各種操作を検出する。例えば、検出部145は、利用者が画面上の地図をタップした場合は、タップした場所を選択する選択操作が行われたと判定し、変更部146に選択操作が行われた旨を通知する。また、検出部145は、利用者が画面上の地図をタップし、指を離すことなく移動させた場合は、地図を移動させる移動操作が行われたと判定し、変更部146に移動操作が行われた旨を通知する。
また、検出部145は、利用者が画面上の地図をダブルタップし、指を離すことなく移動させた場合は、地図の表示態様を変更する変更操作が行われたと判定し、変更部146に変更操作が行われた旨を通知する。また、検出部145は、変更操作が行われたと判定した場合は、変更操作において指が最初に触れた位置を変更部146に通知するとともに、利用者の指が画面から離れるまでの間、利用者の指が触れている画面の位置を所定の時間間隔で特定し、特定した位置を変更部146に通知し続ける。そして、検出部145は、利用者の指が画面から離れた場合は、変更操作が終了した旨を変更部146に通知する。なお、上述した操作以外にも、検出部145は、任意の操作を検出し、検出した操作を変更部146に通知することができるものとする。
変更部146は、検出部145が検出した各種操作に応じて、画面に表示する地図の表示態様を変更する。例えば、変更部146は、検出部145から選択操作が行われた旨の通知を受信した場合は、所定の比率だけ地図を拡大するよう表示部144に指示する。また、例えば、変更部146は、検出部145から移動操作が行われた旨の通知を受信した場合は、移動操作が行われた際の指の移動速度や、指が移動した向き等の内容に応じて、地図の移動量および移動方向を算出する。そして、変更部146は、算出した移動方向に、算出した移動量だけ地図を移動させるよう表示部144に指示する。
また、変更部146は、変更操作が行われた旨の通知を受信した場合は、利用者の指が離れるまでの間、表示された地図の表示態様を変更する変更処理を継続して実行する。具体的には、変更部146は、変更操作において利用者が最初に選択した位置の通知を受信すると、受信した位置を基準位置として保持する。また、変更部146は、利用者の指の位置の通知を受信すると、通知された利用者の指の位置が、基準位置から画面上のどの方向にずれているかを判定する。また、変更部146は、通知された利用者の指の位置と基準位置との距離である移動距離を算出する。
そして、変更部146は、算出された移動距離が所定の閾値を超えている場合は、利用者の指の移動方向に応じて、地図の表示態様を変更する。例えば、変更部146は、利用者の指の移動方向が画面の上方向である場合は、所定の比率だけ地図を拡大するよう表示部144に指示する。また、変更部146は、利用者の指の移動方向が下方向である場合は、所定の比率だけ地図を縮小するよう表示部144に指示する。また、変更部146は、利用者の指の移動方向が左方向である場合は、所定の角度だけ地図を反時計回りに回転させるよう指示する。また、変更部146は、利用者の指の移動方向が右方向である場合は、所定の角度だけ地図を時計回りに回転させるよう指示する。
また、変更部146は、利用者の指の位置を受信する度に、上述した変更処理を実行する。すなわち、変更部146は、変更操作において利用者の指が画面から離れるまでの間、利用者の指の位置に応じて、地図の表示態様を変更し続ける。そして、変更部146は、変更操作が終了した旨の通知を検出部145から受信した場合は、保持した基準位置を破棄し、新たに行われる操作の通知を待ち合わせる。
なお、変更部146が上述した処理を行った場合、端末装置100は、変更操作の途中で利用者が指を移動させる方向を変更したとしても、地図の表示態様を利用者の指の位置に応じて変更し続ける。例えば、端末装置100は、利用者が変更操作を開始して、指の位置を基準位置から画面の上方向に移動させ、その後、指の位置を左方向に移動させた場合は、以下の処理を実行する。すなわち、端末装置100は、利用者が指の位置を画面の上方向に移動させている間は、所定の比率だけ地図を拡大する処理を継続して行い、その後、利用者が指の位置を左方向に移動させた場合は、所定の比率だけ地図を拡大する処理を継続しつつ、表示される地図を反時計方向に回転させる。
また、端末装置100は、変更操作の途中で、利用者の指の位置が基準位置20に戻った場合は、地図の表示態様の変更を停止する。そして、端末装置100は、利用者の指が画面から離れることなく、利用者の指の位置が基準位置20から離れた場合は、利用者の指の位置が移動した方向に応じて、地図の表示態様の変更を再開する。
〔5.地図の回転について〕
次に、図4を用いて、端末装置100が、表示された地図を回転させる処理の一例について説明する。図4は、実施形態に係る端末装置が表示する地図を回転させる処理の一例を説明する図である。なお、以下の説明では、利用者の指F10の操作により、端末装置100が地図を回転させる回転処理の一例を、第1状態から第4状態に分けて説明する。また、以下の説明では、端末装置100は、画面の左上に、南北を示す方位磁石のアイコンを表示するものとする。
まず、第1状態に示すように、端末装置100は、地図コンテンツC10を受信すると、所定の縮尺の地図を画面に表示する。また、端末装置100は、利用者の指F10が画面の右端に近い箇所に2度接触し、その後、利用者の指F10が画面から離れることなく基準位置20の左方向に移動する変更操作が行われた場合は、以下の処理を実行する。すなわち、端末装置100は、図4の第2状態に示すように、地図を反時計回りに回転させる。
また、図4の第3状態に示す例では、利用者の指F10が画面から離れることなく第2状態と同じ位置に接触している。このため、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20の左側に移動していると判定し、地図をさらに反時計回りに回転させる。そして、図4の第4状態に示すように、端末装置100は、利用者の指F10が画面から離れた場合は、地図の回転を停止する。このため、端末装置100は、利用者の指F10の可動範囲によらず、利用者の望む方向まで、地図を回転させることができる。
〔6.他の表示例〕
上記では、図1に例示した表示態様を用いながら端末装置100による表示処理について説明した。具体的には、上記した例では、端末装置100は、利用者の指F10が画面から離れることなく、基準位置20の画面上方向に移動した場合は、地図を拡大し、基準位置20の画面下方向に移動した場合は、地図を縮小した。また、端末装置100は、利用者の指F10が画面から離れることなく、基準位置20の画面右方向に移動した場合は、地図を反時計回りに回転させ、基準位置20の画面右方向に移動した場合は、地図を時計回りに回転させた。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。
例えば、端末装置100は、利用者の指が基準位置20から移動した方向に応じて、拡大、縮小、回転以外の変更を地図に適用してもよい。以下、図5〜図7を用いて、端末装置100が地図の表示態様を変更する他の例について説明する。
〔6−1.鳥瞰表示の例〕
例えば、端末装置100は、利用者の指が基準位置20からななめ方向に移動した場合は、地図を鳥瞰表示する際の角度を変更してもよい。ここで、鳥瞰表示とは、地図をななめ方向から見るように表示する表示態様であり、詳細には、地図上の注視点と地図を表示する際の視点とを結ぶ線が、地図を含む平面と垂直以外の角度で交わる状態で表示される態様である。
すなわち、端末装置100は、利用者の指が基準位置20からななめ方向に移動した場合は、利用者の指が画面から離れるまでの間、注視点および視点を結ぶ線と、地図を含む平面との間の角度を変更し続ける。換言すると、端末装置100は、利用者の指が基準位置20からななめ方向に移動した場合は、注視点の位置を変更せずに、注視点を中心とし、注視点から視点までの距離を半径とする球殻上で視点を移動させ続ける。この結果、端末装置100は、利用者が望む方向から見た地図を表示される際の操作性を向上させることができる。
以下、図5を用いて、端末装置100が地図を鳥瞰表示する際の角度を変更する処理の一例を説明する。図5は、実施形態に係る端末装置が表示する地図を鳥瞰表示する際の角度を変更する処理の一例を説明する図である。なお、以下の説明では、利用者の指F10の操作により、端末装置100が地図を鳥瞰表示する際の角度を変更する処理の一例を、第1状態から第4状態に分けて説明する。
まず、第1状態に示すように、端末装置100は、地図コンテンツC10を受信すると、所定の縮尺の地図を画面に表示する。また、端末装置100は、利用者の指F10が画面の右端に近い箇所に2度接触し、その後、利用者の指F10が画面から離れることなく基準位置20の左斜め上方向に移動する変更操作が行われた場合は、以下の処理を実行する。すなわち、端末装置100は、図5の第2状態に示すように、注視点を中心とし、注視点から視点までの距離を半径とする球殻上で視点を手前側に移動させることで、地図を鳥瞰表示する際の角度を変更する。
また、図5の第3状態に示す例では、利用者の指F10が画面から離れることなく第2状態と同じ位置に接触している。このため、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20の左斜め上方向に移動していると判定し、視点をさらに手前側に移動させることで、地図を鳥瞰表示する際の角度をさらに変更する。その後、図5の第4状態に示すように、端末装置100は、利用者の指F10が離れた場合は、地図を鳥瞰表示する際の角度の変更を停止させる。このため、端末装置100は、利用者の指F10の可動範囲によらず、利用者の望む角度まで、地図を鳥瞰表示する際の角度を変更することができる。
〔6−2.中心点の移動について〕
上述した端末装置100は、画面上に表示された地図の中心を移動させることなく、地図の拡大、縮小、回転、または、地図を俯瞰表示する際の角度を変更した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、変更操作を検出した場合は、上述した処理を行うことで、地図の表示態様を変更するとともに、係る変更操作において利用者の指F10が最初に触れた地図上の位置が画面の中心となるまで地図を移動させてもよい。
以下、図6を用いて、変更操作において利用者の指F10が最初に触れた地図上の位置が画面の中心となるまで地図を移動させる処理の一例について説明する。図6は、実施形態に係る端末装置が地図を移動させる処理の一例を説明する図である。なお、以下の説明では、変更操作により、端末装置100が地図を拡大する処理を行うとともに、利用者の指F10が最初に触れた地図上の位置が画面の中心となるまで地図を移動させる処理の一例を、第1状態から第4状態に分けて説明する。また、以下の説明では、地図上に建物を示すアイコンC11が配置されているものとする。
まず、第1状態に示すように、端末装置100は、地図コンテンツC10を受信すると、所定の縮尺の地図を画面に表示する。ここで、図6中の第1状態では、地図上に配置されたアイコンC11が表示された位置に利用者の指F10が2度接触し、その後、利用者の指F10が画面から離れることなく画面上の上方向に移動する変更操作が行われたものとする。なお、図1中の第1状態に示す例では、利用者の指F10がアイコンC11に重なっているため、図示を省略した。係る場合、端末装置100は、図6の第2状態に示すように、地図を拡大表示する。さらに、端末装置100は、アイコンC11が配置された地図上の位置が画面の中央に近づくように地図を移動させる。
また、図6の第3状態に示す例では、利用者の指F10が画面から離れることなく第2状態と同じ位置に接触している。このため、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20の上方向に移動していると判定し、地図をさらに拡大する。また、端末装置100は、アイコンC11が配置された地図上の位置がさらに画面の中央に近づくように地図を移動させる。そして、端末装置100は、図6の第4状態に示すように、利用者の指F10が離れた場合は、地図の拡大と移動とを停止する。この結果、端末装置100は、画面の中心にアイコンC11が配置された地図上の位置を拡大した状態で表示する。
端末装置100が上述した処理を実行する際、利用者は、地図上のある点を拡大表示させたい場合、係る点に2度触れ、そのまま指を画面から離さないように上方向に移動させればよい。この結果、端末装置100は、地図の表示態様を変更する際の操作性をさらに向上させることができる。
〔6−3.表示態様を変更する速さについて〕
上述した端末装置100は、変更操作が行われた場合は、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、基準位置20から利用者の指F10が移動した方向に応じて、地図の表示態様を変更した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、変更操作における基準位置20と利用者の指F10が触れている画面上の位置との距離を測定し、測定した距離に応じて、地図の表示態様を変更する速さを変更してもよい。
例えば、端末装置100は、変更操作において利用者の指F10が基準位置20の上方に移動しており、かつ、測定した距離が第1の閾値よりも短い場合には、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、第1の比率だけ地図を拡大する処理を繰り替えし実行する。また、例えば、端末装置100は、変更操作において利用者の指F10が基準位置20の上方に移動しており、かつ、測定した距離が第1の閾値よりも長い場合には、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、第1の比率よりも大きい第2の比率だけ地図を拡大する処理を繰り返し実行してもよい。
以下、図7を用いて、変更操作における基準位置20と利用者の指F10が触れている画面上の位置との距離に応じて、地図の表示態様を変更する速さを変更する処理の一例について説明する。図7は、実施形態に係る端末装置が地図の表示態様を変更する速さを変更する処理の一例を説明する図である。なお、以下の説明では、変更操作により、端末装置100が地図を拡大する処理を行うとともに、基準位置20と利用者の指F10が触れている画面上の位置との距離に応じて、地図を拡大する速度を変更する処理の一例を、第1状態から第3状態に分けて説明する。
まず、図7の第1状態に示すように、端末装置100は、地図コンテンツC10を受信すると、所定の縮尺の地図を画面に表示する。ここで、図7に示す例では、利用者の指F10が画面に2度接触し、その後、利用者の指F10が画面から離れることなく基準位置20の上方向に移動する変更操作が行われる。係る場合、端末装置100は、変更操作が行われたものと判定し、基準位置20と利用者の指F10が接触している画面上の位置との距離を測定する。
ここで、端末装置100は、利用者の指F10が接触している画面上の位置が第1の範囲22の範囲内に収まる場合は、基準位置20と利用者の指F10が接触している画面上の位置との距離が第1の閾値以内であると判定する。係る場合、端末装置100は、図7の第2状態に示すように、第1の比率だけ地図を拡大する処理を、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、繰り返し実行する。
一方、端末装置100は、利用者の指F10が接触している画面上の位置が第1の範囲22を超え、第2の範囲23の範囲内に収まる場合は、基準位置20と利用者の指F10が接触している画面上の位置との距離が第1の閾値よりも長いと判定する。係る場合、端末装置100は、図7の第3状態に示すように、第1の比率よりも大きい第2の比率だけ地図を拡大する処理を、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、繰り返し実行する。
すなわち、端末装置100は、変更操作における利用者の指F10の移動量に応じて、地図を拡大する際の単位時間当たりの拡大率を変更する。このため、端末装置100は、地図の表示態様を変更する際の操作性をさらに向上させることができる。
〔7.端末装置100の処理フロー〕
次に、図8を用いて、端末装置100が変更操作に応じて地図の表示態様を変更する変更処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る端末装置が実行する変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図8に示す例では、端末装置100は、ユーザの操作に応じて情報配信サーバ10に地図コンテンツC10の配信を要求し、情報配信サーバ10から地図コンテンツC10を受信する(ステップS101)。次に、端末装置100は、配信された地図コンテンツC10を用いて、画面上に地図を表示する(ステップS102)。次に、端末装置100は、画面上を利用者の指が2度接触したか、すなわち、画面上のダブルタップを検出したか否かを判定する(ステップS103)。
また、端末装置100は、ダブルタップを検出した場合は(ステップS103:Yes)、利用者の指F10が基準位置20から移動しているか否かを判定する(ステップS104)。そして、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から移動していると判定した場合は(ステップS104:Yes)、ステップS105〜ステップS111に示す変更処理を実行する。
具体的には、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から画面上の縦方向に移動しているか否かを判定する(ステップS105)。そして、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から画面上の縦方向に移動していると判定した場合は(ステップS105:Yes)、利用者の指F10と基準位置20との距離、すなわち、利用者の指F10の移動量に応じた速さで、地図の拡大または縮小を行う(ステップS106)。一方、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から画面上の縦方向に移動していないと判定した場合は(ステップS105:No)、ステップS106の実行をスキップする。
また、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から画面上の横方向に移動しているか否かを判定する(ステップS107)。そして、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から画面上の横方向に移動していると判定した場合は(ステップS107:Yes)、利用者の指F10の移動量に応じた速さで、地図の回転を行う(ステップS108)。一方、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から画面上の横方向に移動していないと判定した場合は(ステップS107:No)、ステップS108の実行をスキップする。
また、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から画面上のななめ方向に移動しているか否かを判定する(ステップS109)。そして、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から画面上のななめ方向に移動していると判定した場合は(ステップS109:Yes)、利用者の指F10の移動量に応じた速さで、地図を鳥瞰表示する際の角度を変更する(ステップS110)。一方、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から画面上のななめ方向に移動していないと判定した場合は(ステップS109:No)、ステップS110の実行をスキップする。
その後、端末装置100は、画面上から利用者の指F10が離れたか否かを判定する(ステップS111)。そして、端末装置100は、画面上から利用者の指F10が離れていないと判定した場合は(ステップS111:No)、ステップS105〜ステップS111に示す変更処理を再度実行する。一方、端末装置100は、画面上から利用者の指F10が離れたと判定した場合は(ステップS111:Yes)、処理を終了する。
なお、端末装置100は、利用者の指F10が基準位置20から移動していないと判定した場合は(ステップS105:No)、通常のダブルタップが行われたものとして、所定の比率だけ地図を拡大し(ステップS112)、ステップS103を実行する。また、端末装置100は、画面上のダブルタップを検出しなかった場合は(ステップS103:No)、再度ステップS103を実行する。
〔8.変形例〕
上記した実施形態に係る情報配信システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報配信システム1の他の実施形態について説明する。なお、以下に説明する端末装置100は、他の情報処理装置から配信される制御情報に従って、任意のコンテンツの表示態様を変更するものとする。
〔8−1.表示態様を変更するコンテンツについて〕
上述した例では、端末装置100は、地図コンテンツC10を用いて、画面上に地図を表示し、利用者の変更操作に従って、地図の表示態様を変更した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、フォトビュワーによる写真を表示している際に、利用者の変更操作を検出した場合は、検出した変更操作に従って、地図と同様に表示態様を変更してもよい。また、端末装置100は、文章作成アプリケーションを実行している際に、利用者の変更操作を検出した場合は、検出した変更操作に従って、文字の大きさの拡大や縮小を適用してもよい。
また、端末装置100は、ウェブページを表示する際に、利用者の指F10が離れることなく上方向や下方向に移動した場合は、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、ウェブページをスクロールさせてもよい。また、端末装置100は、あるフォルダ階層に配置されたファイルのリストが表示されている際に、利用者の指F10が画面上に2度接触し、そのまま画面から利用者の指F10が離れることなく上方向や下方向に移動した場合は、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、リストをスクロールさせてもよい。
すなわち、端末装置100は、任意のコンテンツを表示する際に、利用者の変更操作を検出した場合は、検出した変更操作に従って、表示するコンテンツの表示態様を変更すればよく、係るコンテンツの種別が限定されるものではない。
〔8−2.基準位置について〕
上述した例においては、端末装置100の画面のうち、中央右側付近を利用者の指が2度接触し、係る接触位置を基準位置20として、変更処理を行った。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、画面上の任意の位置を基準位置20とすることができる。
すなわち、端末装置100は、画面上の任意の位置を利用者の指F10が2度接触し、そのまま画面から利用者の指F10が離れることなく移動した場合は、係る接触位置を基準位置20として、変更処理を行えばよい。例えば、端末装置100は、利用者の指F10が画面中央に2度接触し、そのまま画面から利用者の指F10が離れることなく移動した場合は、画面中央の接触位置を基準位置20として変更処理を行えばよい。
このように、端末装置100は、画面上の任意の位置を利用者の指F10が2度接触し、変更操作を開始した場合は、係る接触位置を基準位置20として変更処理を行う。このため、端末装置100は、利用者が変更操作を開始する画面上の位置を制限しないので、各種コンテンツの表示態様を変更する際の操作性を向上させることができる。
なお、端末装置100は、基準位置20を示す枠やアイコン等を画面上に表示してもよく、表示せずともよい。例えば、端末装置100は、利用者の変更操作を検出した際に、利用者が2度接触した位置に基準位置20を示す枠やアイコン等を表示することで、変更操作を補助してもよい。
また、例えば、端末装置100は、基準位置20を示す枠やアイコン等を表示するとともに、どちらの方向に指を動かせばどのような表示態様の変更が行われるかを表示してもよい。詳細な例を挙げると、端末装置100は、利用者の指F10が画面に2度接触した場合は、基準位置20を示す枠を表示するとともに、基準位置20の画面上方向に「拡大」、基準位置20の画面下方向に「縮小」、基準位置20の左右方向に「回転」、基準位置20のななめ上方向に「鳥瞰」といった文字を表示してもよい。
このように、端末装置100は、変更操作を検出した場合に、変更操作を補助するための各種表示を行うことで、利用者の操作性を向上させることができる。
〔8−3.変更対象について〕
上述した例では、端末装置100は、変更操作に応じて、各種コンテンツの表示態様を変更した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、音声ファイルを再生している際に、変更操作が行われた場合には、係る変更操作に従って、音声ファイルや動画像の再生態様を変更してもよい。
詳細な例を挙げると、端末装置100は、音声ファイルや動画像を再生している際に、利用者の指F10が画面に2度接触し、そのまま利用者の指F10が画面右側に移動した場合は、利用者の指F10が離れるまでの間、再生している音声ファイルや動画像の早送りを継続する。また、端末装置100は、音声ファイルや動画像を再生している際に、利用者の指F10が画面に2度接触し、そのまま利用者の指F10が画面左側に移動した場合は、利用者の指F10が離れるまでの間、再生している音声ファイルや動画像の巻き戻しを継続する。
また、端末装置100は、音声ファイルや動画像を再生している際に、利用者の指F10が画面に2度接触し、そのまま利用者の指F10が画面上側に移動した場合は、利用者の指F10が離れるまでの間、順次音量を上げ続ける。また、端末装置100は、音声ファイルや動画像を再生している際に、利用者の指F10が画面に2度接触し、そのまま利用者の指F10が画面下側に移動した場合は、利用者の指F10が離れるまでの間、順次音量を下げ続ける。
すなわち、端末装置100は、利用者の変更操作を検出した場合は、利用者の指F10が画面から離れるまでの間、表示する各種コンテンツの表示態様、再生する音声ファイルや動画像の再生態様や音量、その他任意の態様を変更し続ければよい。係る処理を行った場合、端末装置100は、利用者の操作性を向上させることができる。
〔8−4.実施形態について〕
上記した端末装置100は、他の情報処理装置から受信した制御情報を実行することにより、上述した変更処理を実行した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報配信サーバ10は、地図コンテンツC10の配信要求を受信すると、地図コンテンツC10を配信するとともに、上述した変更処理を実行させる制御情報を、端末装置100に配信する。係る場合は、端末装置100は、地図コンテンツC10とともに配信された制御情報を実行することで、上述した変更処理を実現してもよい。
また、上述した情報配信サーバ10が、上述した変更処理を実現してもよい。例えば、端末装置100は、地図を表示する際に行われた利用者の各種操作内容を情報配信サーバ10に送信する。一方、情報配信サーバ10は、受信した各種操作内容に従って、端末装置100に表示させる地図の表示態様を変更し、表示態様を変更した地図のデータを端末装置100に配信し、表示させる。
このような情報配信システム1において、情報配信サーバ10は、受信した各操作内容から、変更操作を検出する。そして、情報配信サーバ10は、変更操作を検出した場合は、利用者の指F10が端末装置100の画面上から離れるまでの間、表示態様を順次変更させた地図のデータを端末装置100に配信する。例えば、情報配信サーバ10は、利用者の指F10が画面上から離れるまでの間、段階的に拡大させた複数の地図を生成し、生成した地図のデータを順次端末装置100に配信する。
このように、情報配信サーバ10は、端末装置100に対する操作内容から変更操作を検出し、変更操作を検出した場合は、端末装置100に配信するコンテンツの表示態様を順次変更させて端末装置100へ配信する。このため、情報配信サーバ10は、端末装置100の種別によらず、コンテンツの表示態様を変更する際の操作性を向上させることができる。
〔8−5.端末装置100について〕
上述した例では、端末装置100として、スマートフォンやタブレット等、タッチパネルを備えたスマートデバイスが適用される例について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、上述した変更処理を、マウスやトラックパッド等の外部入力装置からの操作に従って実行してもよい。また、端末装置100としてHMD(Head Mount Display)等のウェアラブルデバイスが適用される場合、端末装置100は、利用者のジェスチャーに応じて、上述した変更処理を行ってもよい。
詳細な例を挙げると、端末装置100は、画面上の任意の点がダブルクリックされ、その後、2度目のクリックが解除されることなく、外部入力装置からの操作によって画面上のカーソルが移動した場合は、2度目のクリックが解除されるまでの間、カーソルが移動した向きに応じて、各種コンテンツの表示態様の変更を継続してもよい。
すなわち、端末装置100は、利用者がコンテンツの任意の位置を選択し、選択状態を保ったまま選択対象となる位置を変更する操作を検出した場合は、選択状態が解消されるまでの間、各種変更処理をコンテンツに対して適用し続ければよい。
また、上述した変更処理は、スマートフォンやタブレット、PC等の情報処理装置以外にも、例えば、任意のコンテンツを表示可能なモニタ等情報表示装置によって実行されてもよい。
〔8−6.移動方向について〕
上述した端末装置100は、変更操作において、利用者の指F10が基準位置20の画面上の上方向に移動した場合は、地図を拡大し、利用者の指F10が基準位置20の画面上の下方向に移動した場合は、地図を縮小した。また、端末装置100は、変更操作において、利用者の指F10が基準位置20の画面上の左右方向に移動した場合は、地図を回転させ、変更操作において、利用者の指F10が基準位置20の画面上のななめ上方向に移動した場合は、地図を鳥瞰表示する際の角度を変更した。
しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。すなわち、端末装置100は、変更対象となる表示態様の種別と、利用者の指F10の移動方向との対応を任意の組み合わせで設定することができる。例えば、端末装置100は、変更操作において、利用者の指F10が基準位置20の画面上の左方向に移動した場合は、地図を拡大し、利用者の指F10が基準位置20の画面上の右方向に移動した場合は、地図を縮小してもよい。
〔8−7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図3に示した要求部141および操作制御部142は統合されてもよい。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔8−8.プログラム〕
また、上記してきた実施形態に係る情報配信サーバ10および端末装置100は、例えば、図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、端末装置100を例に挙げて説明する。図9は、端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、係るプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、係るプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部140の機能を実現する。また、例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報配信サーバ10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部12内のデータ、すなわち地図データベース13が格納される。
コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からこれらのプログラムを取得してもよい。
〔9.効果〕
上記してきたように、端末装置100は、所定のコンテンツを表示する。また、端末装置100は、表示されたコンテンツの任意の位置を選択し、選択した状態を保ったまま選択対象となる位置を変更する変更操作を検出する。そして、端末装置100は、変更操作を検出した場合は、選択状態が解消されるまでの間、コンテンツの表示態様を変更し続ける。このため、端末装置100は、利用者の指F10の可動範囲や画面の大きさによらず、コンテンツの表示態様を利用者が望む表示態様に変更させることができるので、表示態様を変更する際の操作性を改善できる。
また、端末装置100は、選択対象となる位置の変更前に選択された位置、すなわち基準位置20から、選択対象となる位置の変更後に選択された位置への方向に応じて、コンテンツの表示態様を変更する。すなわち、端末装置100は、利用者の指F10の移動方向に応じて、異なる表示態様の変更を適用するので、コンテンツの表示態様を容易な操作で変更することができる。この結果、端末装置100は、表示態様を変更する際の操作性を改善できる。
また、端末装置100は、基準位置20から選択対象となる位置の変更後に選択された位置までの距離に応じて、コンテンツの表示態様を変更する際の速さを変更する。このため、端末装置100は、表示態様を変更する際の操作性をさらに向上させることができる。
また、端末装置100は、基準位置20から、選択対象となる位置の変更後に選択された位置の方向が第1の方向、例えば、画面上の上下方向である場合は、選択状態が解消されるまでの間、コンテンツの拡大または縮小を継続する。
また、端末装置100は、基準位置20から、選択対象となる位置の変更後に選択された位置の方向が第2の方向、例えば、画面上の左右方向である場合は、選択状態が解消されるまでの間、コンテンツの回転を継続する。
また、端末装置100は、基準位置20から、選択対象となる位置の変更後に選択された位置の方向が第3の方向、例えば、画面上のななめ上方向である場合は、選択状態が解消されるまでの間、コンテンツを鳥瞰表示する際の角度を変更し続ける。
また、端末装置100は、コンテンツの表示態様を変更させながら、基準位置20が画面の中央と一致するまで、コンテンツを移動させる。
このように、端末装置100は、変更操作における指の移動方向や指の移動量に従って、コンテンツの各種表示態様を変更する。このため、端末装置100は、容易な操作で表示態様を変更することができる。
また、情報配信サーバ10は、端末装置100に対する各種操作から、端末装置100が表示するコンテンツの任意の位置を選択し、選択した状態を保ったまま選択対象となる位置を変更する変更操作を検出する。そして、情報配信サーバ10は、変更操作を検出した場合は、選択状態が解消されるまで、コンテンツの表示態様を順次変更させたコンテンツを端末装置100へ送信する。このため、情報配信サーバ10は、表示態様を変更する際の操作性を改善できる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
1 情報配信システム
10 情報配信サーバ
11、110 通信部
12 記憶部
13 地図データベース
14、140 制御部
15 要求受付部
16 コンテンツ配信部
100 端末装置
120 入力部
130 出力部
141 要求部
142 操作制御部
143 表示制御部
144 表示部
145 検出部
146 変更部

Claims (11)

  1. 所定のコンテンツを表示する表示部と、
    前記表示部に表示されたコンテンツの任意の位置を選択し、選択した状態を保ったまま選択対象となる位置を変更する変更操作を検出する検出部と、
    前記検出部が前記変更操作を検出した場合は、前記選択した状態が解消されるまでの間、前記表示部に表示されたコンテンツの表示態様を変更し続ける変更部と
    を有することを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記変更部は、前記選択対象となる位置の変更前に選択された位置から変更後に選択された位置への方向に応じて、前記表示部に表示されたコンテンツの表示態様を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記変更部は、前記選択対象となる位置の変更前に選択された位置から変更後に選択された位置までの距離に応じて、前記表示部に表示されたコンテンツの表示態様を変更する際の速さを変更することを特徴とする請求項1または2に記載の情報表示装置。
  4. 前記変更部は、前記選択対象となる位置の変更前に選択された位置から変更後に選択された位置への方向が第1の方向である場合は、前記選択した状態が解消されるまでの間、前記表示部に表示されるコンテンツの拡大または縮小を継続することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報表示装置。
  5. 前記変更部は、前記選択対象となる位置の変更前に選択された位置から変更後に選択された位置への方向が第2の方向である場合は、前記選択した状態が解消されるまでの間、前記表示部に表示されるコンテンツの回転を継続することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報表示装置。
  6. 前記変更部は、前記選択対象となる位置の変更前に選択された位置から変更後に選択された位置への方向が第3の方向である場合は、前記選択した状態が解消されるまでの間、前記表示部に表示されるコンテンツを表示する際の視点から注視点までの前記コンテンツに対する角度を変更し続けることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報表示装置。
  7. 前記変更部は、前記選択対象となる位置の変更前に選択された位置と、前記表示部の中心とが一致するまで、前記表示部に表示されたコンテンツを移動させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報表示装置。
  8. 配信されたコンテンツを表示する情報表示装置に対する操作のうち、当該情報表示装置が表示するコンテンツの任意の位置を選択し、選択した状態を保ったまま選択対象となる位置を変更する変更操作を検出する検出部と、
    前記検出部が前記変更操作を検出した場合は、前記選択した状態が解消されるまでの間、前記コンテンツの表示態様を順次変更させたコンテンツを前記情報表示装置へ配信する配信部と
    を有することを特徴とする情報配信装置。
  9. 情報表示装置が実行する情報表示方法であって、
    所定のコンテンツを表示する表示工程と、
    表示された前記コンテンツの任意の位置を選択し、選択した状態を保ったまま選択対象となる位置を変更する変更操作を検出する検出工程と、
    前記変更操作が検出された場合は、前記選択した状態が解消されるまでの間、前記表示部に表示されたコンテンツの表示態様を変更し続ける変更工程と
    を含むことを特徴とする情報表示方法。
  10. コンピュータに、
    所定のコンテンツを表示する表示手順と、
    表示された前記コンテンツの任意の位置を選択し、選択した状態を保ったまま選択対象となる位置を変更する変更操作を検出する検出手順と、
    前記変更操作が検出された場合は、前記選択した状態が解消されるまでの間、前記表示部に表示されたコンテンツの表示態様を変更し続ける変更手順と
    を実行させることを特徴とする情報表示プログラム。
  11. 情報配信装置が実行する情報配信方法であって、
    配信されたコンテンツを表示する情報表示装置に対する操作のうち、当該情報表示装置が表示するコンテンツの任意の位置を選択し、選択した状態を保ったまま選択対象となる位置を変更する変更操作を検出する検出工程と、
    前記変更操作が検出された場合は、前記選択した状態が解消されるまでの間、前記コンテンツの表示態様を順次変更したコンテンツを前記情報表示装置へ配信する配信工程と
    を含むことを特徴とする情報配信方法。
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