JP2006185274A - 表示方法、携帯端末装置及び表示プログラム - Google Patents

表示方法、携帯端末装置及び表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 選択中のメニューを識別し易くして機器の操作性の向上を図る。
【解決手段】 制御部が、カーソルの移動操作が検出されている間、該カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度とすると共に、このカーソルの、該低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度となるようにカーソルの表示形態を変更する。カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度としているため、ユーザに対してカーソルの位置を明確に表示することができるうえ、低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度としているため、カーソルの表示色とメニューの表示色が同じ表示色である場合、或いは近似した表示色である場合でも、カーソルが位置しているメニューをユーザが視認可能とすることができる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、例えば携帯電話機,PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、ノート型或いはデスクトップ型のパーソナルコンピュータ装置等の端末装置に適用して好適な表示方法、及び表示プログラムに関し、また、例えば携帯電話機,PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、ノート型のパーソナルコンピュータ装置等に適用して好適な携帯端末装置に関する。
従来、特開2002−196867号の公開特許公報に、回転操作手段によりメニューを選択する情報処理装置が開示されている。
この情報処理装置は、環状に複数のアイコン52〜61が並べられたアイコンメニュー画面50を上側筐体3の表示部9に表示し、下側筐体4の所定位置に取り付けられて時計回り或いは反時計回りに回転操作可能なジョグダイヤル13の回転操作方向と、アイコンメニュー画面50において、複数のアイコン52〜61の中からジョグダイヤル13により選択された任意のアイコンを示す所定のカーソル70の移動方向とを一致させることにより、ジョグダイヤル13に対する誤操作を防止してアイコン選択時の操作性の向上を図ったものである。
特開2002−196867号(第4頁〜第6頁、図1及び図6)
しかし、この特許文献1に開示されている情報処理装置の場合、所望のアイコンの表示位置に、カーソル70を移動操作することで、所望の機能を選択するようになっている。通常、カーソルの表示色はアイコンの表示色とは異なる表示色とされ、ユーザがカーソル自体を識別し易いように配慮されているのであるが、アイコンは多数の表示色を用いてデザインされるものであるため、該アイコンの表示色とカーソルの表示色とが同じ表示色となった場合、或いは両者が近い表示色となった場合、ユーザが選択しているアイコンを識別し難くくなり操作性に支障を来す問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが選択中のメニューを識別し易くすることで操作性の向上を図ることができるような表示方法、携帯端末装置及び表示プログラムの提供を目的とする。
本発明に係る表示方法は、上述の課題を解決するための手段として、
一覧表示手段が、複数のメニューを列状に並べて一覧的に表示手段に表示するステップと、
カーソル表示手段が、上記一覧的に表示された各メニューの中から所望のメニューの選択を指定するためのカーソルを上記表示手段に表示するステップと、
カーソル操作検出手段が、ユーザにより操作手段を介して行われる上記カーソルの操作を検出するステップと、
上記カーソルの操作を検出するステップで上記カーソルの移動操作が検出されている間、カーソル表示形態変更手段が、上記カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度とすると共に、このカーソルの、該低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度となるようにカーソルの表示形態を変更するステップと
を有する。
また、本発明に係る携帯端末装置は、上述の課題を解決するための手段として、
複数のメニューを列状に並べて一覧的に表示手段に表示する一覧表示手段と、
上記一覧表示手段により、一覧的に表示された各メニューの中から所望のメニューの選択を指定するためのカーソルを上記表示手段に表示するカーソル表示手段と、
ユーザにより操作手段を介して行われる上記カーソルの操作を検出するカーソル操作検出手段と、
上記カーソル操作検出手段により上記カーソルの移動操作が検出されている間、上記カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度とすると共に、このカーソルの、該低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度となるようにカーソルの表示形態を変更するカーソル表示形態変更手段と
を有する。
また、本発明に係る表示プログラムは、上述の課題を解決するために、
複数のメニューを列状に並べて一覧的に表示手段に表示する一覧表示手段と、
コンピュータを上記一覧表示手段として機能させることで、上記表示手段に一覧的に表示された各メニューの中から所望のメニューの選択を指定するためのカーソルを上記表示手段に表示するカーソル表示手段と、
ユーザにより操作手段を介して行われる上記カーソルの操作を検出するカーソル操作検出手段と、
コンピュータを上記カーソル操作検出手段として機能させることで上記カーソルの移動操作が検出されている間、上記カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度とすると共に、このカーソルの、該低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度となるようにカーソルの表示形態を変更するカーソル表示形態変更手段
としてコンピュータを機能させる。
このような本発明に係る表示方法、携帯端末装置及び表示プログラムは、カーソルの移動操作が検出されている間、該カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度とすると共に、このカーソルの、該低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度となるようにカーソルの表示形態を変更する。
これにより、カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度としているため、ユーザに対してカーソルの位置を明確に表示することができるうえ、低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度としているため、カーソルの表示色とメニューの表示色が同じ表示色である場合、或いは近似した表示色である場合でも、カーソルが位置しているメニューをユーザが視認可能とすることができる。
本発明は、カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度としているため、ユーザに対してカーソルの位置を明確に表示することができるうえ、低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度としているため、カーソルの表示色とメニューの表示色が同じ表示色である場合、或いは近似した表示色である場合でも、カーソルが位置しているメニューをユーザが視認可能とすることができる。このため、ユーザが選択中のメニューを識別し易くすることができ、本発明を適用した機器の操作性の向上を図ることができる。
また、本発明は、カーソルの上記移動方向側の端部の反対側の端部となる反移動方向側の端部に対して、上記カーソルの移動操作が検出されている時間に応じたブレ量のブレが発生しているように視認させる視覚的効果を施した表示形態となるように、該カーソルの表示形態を変更する。これにより、カーソルの移動操作が検出されている時間に対応した速度でカーソルが移動しているように、ユーザに対して視認させる視覚的効果を得ることができる。
また、本発明は、カーソルの停止操作が検出された際に、停止したカーソル越しにメニューの視認が可能となるように、該カーソルと重なっているメニューの表示色を変更する。これにより、カーソルが停止した際に、カーソルの表示色とメニューの表示色が同じ表示色である場合、或いは近似した表示色である場合でも、ユーザがカーソル越しにメニューを視認可能とすることができる。このため、ユーザが選択中のメニューを識別し易くすることができ、本発明を適用した機器の操作性の向上を図ることができる。
また、本発明は、表示手段に一覧的に表示されるメニューは、複数のメニュー毎にグループ化されており、また、前のグループの後尾のメニューに続けて次のグループの先頭のメニューが表示されるように各グループ同士を仮想的に接続したリング構造を有しており、カーソルが、現在、上記表示手段の表示領域内に表示されているグループから他のグループに移動操作されたことが検出された場合、現在、表示手段の表示領域内に一覧的に表示されているグループの各メニューに代えて、カーソルが移動された上記他のグループの各メニューが上記表示領域内に一覧的されるように、該他のグループの各メニューをシフトして表示する。
これにより、カーソルが前のグループのメニューを選択している間は、この前のグループのメニューの一覧を表示し続け、カーソルが他のグループのメニューに移動した際に、総入れ替えのかたちで他のグループのメニューを一覧表示することができる。
また、本発明は、一つのグループに属する全てのメニューを、表示手段の表示領域内に一度で表示することができない場合、カーソルの操作状態に応じて、カーソルの移動操作方向の反対方向となる反移動操作方向に、上記グループのメニュー全体を徐々に移動させることで、上記表示領域内に表示されていない上記グループに属するメニューを、上記表示手段の表示領域内に徐々に表示する。これにより、メニューの数の多いグループであっても、限られた表示領域内に一覧的に表示することを可能とすることができる。
本発明は、携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の構成]
まず、図1は、本発明の実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。この図1に示すように、この携帯電話機は、携帯事業者のコミュニケーションネットワークに接続された基地局との間でデータの送受信を行うアンテナ1及び通信回路2と、受話音声,動画ファイルの音声,音楽データの音声等の音声出力を得るためのスピーカ部3と、送話音声を集音するマイクロホン部4と、発着信電話番号、送信元,送信先となるユーザの名前、電話や携帯メールの発着信履歴、電話帳,アドレス帳、スケジュール帳、送受信した携帯メールの文章等の他、当該携帯電話機の機能を選択するためのアイコンやメニューを表示する表示部5とを有している。
また、この携帯電話機は、所望の電話番号や文字の入力の他、上記アイコンやメニューを選択するための複数のキーが設けられた操作部6と、電話や携帯メールの発着信等を光でユーザに知らせるための発光部7(LED)と、所望の被写体の静止画及び動画を撮像するためのカメラ部8と、電話や携帯メールの発着信等を当該携帯電話機を振動させてユーザに知らせるためのバイブレーションユニット9と、上記電話や携帯メールの発着信履歴、発着信した携帯メールの本文、電話帳、アドレス帳、スケジュール帳、及び通信処理プログラム(コミュニケーションプログラム)の他、上記アイコンやメニューの表示プログラム等が記憶されたメモリ10と、上記通信処理プログラムや表示プログラム等に基づいて当該携帯電話機の動作を制御する制御部11とを有している。
〔アイコンとメニューグループ〕
当該実施の形態の携帯電話機の場合、上記アイコンは、複数の下位メニューをグループ化することで形成された各メニューグループにそれぞれ対応する上位メニューとなっており、一例ではあるが、それぞれ図2に示すようにユーザに対して機能を連想させるデザインとなっている。
例えば、この例の場合、「エンタテインメントメニュー」のアイコンは、ユーザに対してカメラ機能やミュージックプレーヤ機能を連想させるように、カメラの画像と音符の画像を用いてデザインされたアイコンとなっており、「ネットワーク接続メニュー」のアイコンは、ネットワーク接続機能を連想させるように、インターネットの文字を用いてデザインされたアイコンとなっている。
また、「電話メニュー」のアイコンは、当該携帯電話機の電話番号の表示や電話帳の表示等、電話に関連する機能を連想させるように、電話機の画像を用いてデザインされたアイコンとなっており、「ツールメニュー」のアイコンは、スケジュール帳機能、電話帳機能や電卓機能を連想させるように、電子卓上計算機等の画像を用いてデザインされたアイコンとなっており、「設定メニュー」のアイコンは、各種設定を連想させるように工具箱等の画像を用いてデザインされたアイコンとなっている。
前述のように、これら各アイコンは、グループ化された各下位メニューの上位メニューとなっており、図2に示すように表示部5の長手方向に沿って列状に表示されるようになっている。また、これら各アイコンの列に隣接するかたちで、現在、選択されているアイコンに対応するメニューグループの各下位メニューの一覧が、表示部5の長手方向に沿って表示されるようになっている。
この図2は、現在、上記「電話メニュー」のアイコンが選択されている例を示している。この場合、下位メニューとして、「電話番号表示」、「電話帳」、「履歴(着信履歴及び発信履歴)」、「伝言メモ(伝言録音)」、「通話データ」等の各下位メニューが上記各アイコンの列に隣接するかたちで表示されることとなる。
〔制御部の機能的構成〕
次に、図3に、制御部11がメモリ10に記憶されている表示プログラムに基づいて動作した際における、該制御部11の機能ブロック図を示す。
この図3からわかるように、制御部11は、
1.表示プログラムに基づいて、アイコンやメニューを表示部5に一覧的に表示する「一覧表示部21」、
2.所望のアイコンやメニューを選択するためのカーソルを表示する「カーソル表示部22」、
3.ユーザにより選択されたアイコンを拡大処理する「拡大処理部23」、
4.ユーザにより選択されたアイコン以外のアイコンを縮小処理する「縮小処理部24」、
5.操作部6の操作状態を検出することでユーザによりなされるカーソルの移動操作を検出する「カーソル操作検出部25」、
6.アイコンの上記拡大処理がなされた場合でも全てのアイコンが表示部5に一覧的に表示されるように、該各アイコンの表示位置を調整する「表示位置調整部26」、
7.カーソルの連続移動時に、カーソルが高速で移動しているように見せる視覚的効果を該カーソルに施して表示する「カーソル表示形態変更部27」、
8.現在、選択されているアイコンから他のアイコンに、選択が指定されているアイコンが変更となった際に、上記現在、選択されているアイコンに対応する下位メニューをスクロールさせて非表示とし、代わりに上記他のアイコンに対応する下位メニューをスクロールさせて表示する「グループシフト部28」、
9.カーソル越しにメニューの視認が可能なようにメニューの表示色を変更する「メニュー表示色変更部29」、
10.表示部5の表示領域に下位メニューを一度に表示することができない場合、カーソルの移動操作に応じて、表示されていない下位メニューを徐々に表示領域に表示する「メニューシフト部30」、
11.上位メニュー及び下位メニューの表示位置関係を調整したうえで、ユーザにより選択された方のメニューがメインとなるように大きく表示する「メイン表示処理部31」
として動作するようになっている。
〔携帯電話機の外観構成〕
次に、この実施の形態の携帯電話機は、外観は図4に示すようになっている。この図4において、当該携帯電話機は、上筐体41の下端部41bと、下筐体42の上端部42aとをヒンジ部43を介して接続することで、下端部41b上に上筐体41が略々重なった状態である閉状態から、上筐体41の下端部41bと下筐体42の上端部42aとを突き合わせた状態である開状態まで、略180度程度回動自在とされたいわゆる折り畳み型の携帯電話機となっている。
上筐体41には、上記閉状態時に下筐体42の上面部42cと相対向する上面部41c側に表示部5が設けられており、また、上端部41aに近接してスピーカ部3が設けられている。
下筐体42には、上面部42c側にオンフックキー45及びオフフックキー46と、0〜9の数字キー、*キー、#キーを備えた下操作部47とが設けられている。また、この上面部42c側には、ヒンジ部43に近接した位置に円板形状の円板操作部48が設けられており、下端部42bに近接した位置にマイクロホン部4が設けられている。
円板操作部48は、その中心軸に設けられたエンターキー48a(Enterキー)と、このエンターキー48aを取り囲むかたちで、該エンターキー48aと同軸に設けられた十字キー48bとを有している。十字キー48bは、上下左右に押圧操作可能となっており、以下に説明するが、ユーザは、この十字キー48bを左右に押圧操作することで、上位メニュー或いは下位メニューの選択を行い、この十字キー48bを上下に押圧操作することで、選択した上位メニュー或いは下位メニューの中から、所望の上位メニュー或いは所望の下位メニューの選択を行うようになっている。
〔アイコンの拡大/縮小処理〕
(1)選択されたアイコンの拡大及び縮小処理
まず、この実施の形態の携帯電話機の場合、制御部11が、表示部5に待ち受け画面を表示している状態で、上記操作部6のエンターキー48a(図4参照)の押圧操作を検出すると、制御部11は、各上位メニューのアイコン、及び現在選択されている上位メニューに対応するメニューグループの各下位メニューを表示部5に表示制御する。
具体的には、前述のように、この実施の形態の携帯電話機の場合、上位メニューのアイコンとしては、
「エンタテインメントメニュー」のアイコン、
「ネットワーク接続メニュー」のアイコン、
「電話メニュー」のアイコン、
「ツールメニュー」のアイコン、
「設定メニュー」のアイコン、
の計5つのアイコンが設けられている。このため、制御部11は、表示部5に待ち受け画面を表示している状態で、上記操作部6のエンターキー48aの押圧操作を検出すると、図3に示すメモリ10に記憶されている表示プログラムに基づいて「一覧表示部21」として機能し、例えば図2に示すように、表示部5の向かって左側の表示領域に、該表示領域の長手方向に沿って上記5つのアイコンを列状に並べて一覧的に表示する。また、制御部11は、表示部5の向かって右側の表示領域に、上記各アイコンの並び方向に沿って、現在選択されているアイコンに対応するメニューグループの各下位メニューを一覧的に並べて表示する。
次にユーザは、図4に示す十字キー48bを上方向或いは下方向に押圧操作することで所望の機能に対応するアイコンを選択する。すなわち、この十字キー48bの操作方向は、上記各アイコンの並び方向に沿った操作方向となっており、ユーザは、現在選択されているアイコンよりも上に表示されているアイコンを選択する場合は、十字キー48bを上方向に操作し、現在選択されているアイコンよりも下に表示されているアイコンを選択する場合は、十字キー48bを下方向に操作するようになっている。
例えば、図5(a)は、現在、上記「エンタテインメントメニュー」のアイコンが選択されている状態を示している。この状態において、十字キー48bを下方向に押圧操作すると、この下方向の押圧操作を検出する毎に、制御部11が、図5(a)〜(c)に示すように「エンタテインメントメニュー」のアイコン→「ネットワーク接続メニュー」のアイコン→「電話メニュー」のアイコン・・・の順に、選択されているアイコンを遷移させる。なお、この図5(a)〜(c)は、表示部5に表示される上位メニューのアイコン及び各下位メニューのうち、上位メニューのアイコンのみを示した図である。
ここで、図5(a)〜(c)を見てわかるように、この実施の形態の携帯電話機の場合、アイコンの選択がなされると、その選択されたアイコンを拡大処理して表示するようになっている。
具体的には、アイコンの選択操作を検出すると、制御部11は、上記表示プログラムに基づいて「拡大処理部23」として機能し、四角形状のアイコンの一辺の長さを徐々に長くするように演算を行い、この演算結果に基づいて徐々に拡大するアイコンを描画処理して表示部5に表示制御する。これにより、リニアに拡大するアイコンを表示することができ、ユーザに対して選択されているアイコンの視認性を向上させることができる。
或いは、制御部11は、四角形状のアイコンの面積がリニアに拡大するように演算を行い、この演算結果に基づいて徐々に面積が拡大するアイコンを描画処理して表示部5に表示制御する。これにより、拡大表示するアイコンに立体感を持たせることができ、視認性を向上させることができる。
これに対して、他のアイコンの選択が指定された場合、制御部11は、それまで拡大表示していたアイコンを縮小処理する。この縮小処理は、選択されたアイコンを拡大処理するのと同時に行うようになっている。すなわち、制御部11は、上記表示プログラムに基づいて「拡大処理部23」として機能すると共に「縮小処理部24」としても機能し、四角形状のアイコンの一辺の長さを徐々に短くするように演算を行い、この演算結果に基づいて徐々に縮小するアイコンを描画処理する。或いは、制御部11は、四角形状のアイコンの面積がリニアに縮小するように演算を行い、この演算結果に基づいて徐々に面積が縮小するアイコンを描画処理する。これにより、それまで選択されていたアイコンをリニアに縮小することができ、ユーザに対して選択されているアイコンの視認性を、より向上させることができる。
(拡大/縮小処理に伴う各アイコンの表示位置の調整)
次に、例えば上記5つのアイコンの表示範囲が縦幅256ドットであり、選択されているアイコン(=拡大表示するアイコン)の一辺を100ドットで表示することとした場合、選択されていない残りの4つのアイコンを上記表示範囲内に重ならないように表示するためには、この残りの4つのアイコンの一辺を39ドット「(256ドット−100ドット)÷4=39ドット」で表示する必要がある。しかし、この実施の形態の携帯電話機の場合、各アイコンの表示位置を調整することで、選択されていないアイコンを44ドットで表示することを実現し、該選択されていないアイコンの視認性をも向上させている。
具体的には、制御部11は、上記アイコンの拡大処理及び縮小処理を行う場合、上記表示プログラムに基づいて「拡大処理部23」及び上記「縮小処理部24」として機能すると共に「表示位置調整部26」としても機能する。
制御部11は、この表示位置調整部26として機能すると、まず、選択されているアイコンの一辺を80ドットのアイコンとしたうえで、選択されていないアイコンの配置を決定する。次に制御部11は、選択されているアイコンの中心位置を調整し、この調整後に、上記一辺が80ドットのアイコンを、一辺が100ドットのアイコンに拡大処理する。
図6(a)〜(e)に、拡大処理されるアイコンに応じた、他のアイコンの表示位置を示す。
図6(a)は一番上のアイコンが拡大処理された場合における他のアイコンの表示位置を示している。この図6(a)において、点線で示すアイコンは調整を行うことなく拡大処理を行った場合の表示位置を示し、実線で示すアイコンは調整を行ったうえで拡大処理を行った場合の表示位置を示している。この点線で示すアイコン及び実線で示すアイコンを見比べてわかるように、一番上のアイコンを拡大処理する場合に、位置調整を行うことなく拡大処理を行うと、この拡大処理したアイコンが表示領域から上に10ドット分はみ出てしまう不都合を生ずる。
このため、制御部11は、一番上のアイコンを拡大処理する場合は、上記「表示位置調整部26」として機能することで、該拡大処理した一番上のアイコンの中心部を、図6(a)に示すように10ドット分下にシフトする表示位置の調整を行う。これにより、一番上のアイコンを拡大表示する際に、該拡大処理したアイコンを表示領域内に表示することができ、また、この拡大表示により、選択されているアイコンの視認性を向上させることができる。
次に、図6(b)は一番上から2番目のアイコンが拡大処理された場合における他のアイコンの表示位置を示している。この図6(b)において、点線で示すアイコンは調整を行うことなく拡大処理を行った場合の表示位置を示し、実線で示すアイコンは調整を行ったうえで拡大処理を行った場合の表示位置を示している。この点線で示すアイコン及び実線で示すアイコンを見比べてわかるように、一番上から2番目のアイコンを拡大処理する場合に、位置調整を行うことなく拡大処理を行うと、この拡大処理したアイコンと、一番上のアイコンとが重なる部分が多くなり、該一番上のアイコンが認識しづらくなる不都合を生ずる。
このため、制御部11は、一番上から2番目のアイコンを拡大処理する場合は、上記「表示位置調整部26」として機能することで、該拡大処理した一番上から2番目のアイコンの中心部を、図6(b)に示すように5ドット分下にシフトする表示位置の調整を行う。これにより、この拡大処理したアイコンと、一番上のアイコンとが重なる部分を少なくすることができ、一番上のアイコンを44ドットと大きく表示しても、その視認性を向上させることができる。
次に、図6(c)は一番上から3番目のアイコンが拡大処理された場合における他のアイコンの表示位置を示している。この図6(c)からわかるように、一番上から3番目のアイコンは、表示領域の中間位置に表示されるアイコンとなる。そして、この表示領域の中間位置となるアイコンを拡大処理しても、一番上から2番目のアイコン、及び一番下から2番目のアイコンに重なる部分は少ない。このため、制御部11は、一番上から3番目のアイコンを拡大処理する場合は、表示位置を調整することなく、そのまま拡大処理して表示する。この場合でも、拡大処理したアイコン及び他のアイコンを視認性良く表示することができる。
次に、図6(d)は一番下から2番目のアイコンが拡大処理された場合における他のアイコンの表示位置を示している。この図6(d)において、点線で示すアイコンは調整を行うことなく拡大処理を行った場合の表示位置を示し、実線で示すアイコンは調整を行ったうえで拡大処理を行った場合の表示位置を示している。この点線で示すアイコン及び実線で示すアイコンを見比べてわかるように、一番下から2番目のアイコンを拡大処理する場合に、位置調整を行うことなく拡大処理を行うと、この拡大処理したアイコンと、一番下のアイコンとが重なる部分が多くなり、該一番下のアイコンが認識しづらくなる不都合を生ずる。
このため、制御部11は、一番下から2番目のアイコンを拡大処理する場合は、上記「表示位置調整部26」として機能することで、該拡大処理した一番下から2番目のアイコンの中心部を、図6(d)に示すように5ドット分上にシフトする表示位置の調整を行う。これにより、この拡大処理したアイコンと、一番下のアイコンとが重なる部分を少なくすることができ、一番下のアイコンを44ドットと大きく表示しても、その視認性を向上させることができる。
次に、図6(e)は一番下のアイコンが拡大処理された場合における他のアイコンの表示位置を示している。この図6(e)において、点線で示すアイコンは調整を行うことなく拡大処理を行った場合の表示位置を示し、実線で示すアイコンは調整を行ったうえで拡大処理を行った場合の表示位置を示している。この点線で示すアイコン及び実線で示すアイコンを見比べてわかるように、一番下のアイコンを拡大処理する場合に、位置調整を行うことなく拡大処理を行うと、この拡大処理したアイコンが表示領域から下に10ドット分はみ出てしまう不都合を生ずる。
このため、制御部11は、一番下のアイコンを拡大処理する場合は、上記「表示位置調整部26」として機能することで、該拡大処理した一番下のアイコンの中心部を、図6(e)に示すように10ドット分上にシフトする表示位置の調整を行う。これにより、一番下のアイコンを拡大表示する際に、該拡大処理したアイコンを表示領域内に表示することができ、また、この拡大表示により、選択されているアイコンの視認性を向上させることができる。
(表示処理の流れ)
次に、この実施の形態の携帯電話機の場合、制御部11は、メニュー画面のアイコン等の表示位置の演算や描画処理を、図7のフローチャートに従って実行するようになっている。この図7のフローチャートにおいて、制御部11は、まず、ステップS1で、例えば50msec等の一定時間毎に発生するイベントの有無を判別する。そして、このイベントの発生が検出されたタイミングで処理をステップS2に進める。
ステップS2では、制御部11が、前述のようにユーザが十字キー48bを上方向或いは下方向に押圧操作することで発生するキー入力イベントが発生したか否かを判別する。そして、キー入力イベントが発生した場合、制御部11は、処理をステップS13に進め、キー入力イベントが発生していない場合、制御部11は、処理をステップS3に進める。
このステップS1からステップS3の処理を換言すると、まず、この実施の形態の携帯電話機の場合、制御部11は、最小3イベント間隔(約150msec)で、ユーザが十字キー48bを上方向或いは下方向に押圧操作することで発生するキー入力イベントを受け付けるようになっている(=ユーザのキー入力は、150msec間隔で受け付けるようになっている。)。また、キー入力イベントを受け付けた場合は、後に説明するステップS13〜ステップS19において当該キー入力イベントを実行し、キー入力イベントを受け付けなかった場合は、該キー入力イベントを受け付けてから次にキー入力イベントを受け付けるまでの間に、以下に説明するステップS4〜ステップS10において数回の描画イベントを実行するようになっている。
すなわち、制御部11は、上記150msec毎に上記キー入力がなされたか否かを監視し、キー入力を検出した場合は、ステップS13〜ステップS19に示すキー入力イベントを実行する。また、上記150msec内に上記キー入力を検出しなかった場合は、ステップS3において、前述のようにキー入力イベントを受け付けてから次にキー入力イベントを受け付けるまでの間に行う描画イベントが完了しているか否かを判別し、描画イベントが完了している場合は、再度、キー入力を受け付けるべく処理をステップS1に戻す。また、描画イベントが完了していない場合は、継続して描画処理を実行すべく、処理をステップS4に進める。
次に、上記キー入力イベントを受け付けてから次にキー入力イベントを受け付けるまでの間に描画イベントを実行する場合、制御部11は、処理をステップS4に進めるのであるが、このステップS4〜ステップS10の処理はループ処理となっており、アイコンの数に対応して繰り返し実行されるようになっている(この例の場合、アイコンの数=繰り返し実行回数=5)。
すなわち、描画イベントの実行を開始すると、制御部11は、ステップS4において、この処理を施しているアイコンの現在の表示位置及びこのアイコンの現在のサイズと、このアイコンが当該処理により表示される位置(目標表示位置)及び目標とするサイズ(目標サイズ)と、このアイコンを上記目標とするサイズとするまでに要するステップ数(アニメーションステップ数)とにより、1ステップあたりの移動量及びサイズ増加量を算出する。そして、この処理を施しているアイコンの現在の表示位置及びこのアイコンの現在のサイズに対して、上記算出した1ステップあたりの移動量及びサイズ増加量を加算処理し、処理をステップS5に進める。
ステップS5では、制御部11が、上記加算処理の結果、当該処理を施しているアイコンの表示位置及びサイズが、目標表示位置及び目標サイズとなったか否かを判別する。そして、当該処理を施しているアイコンの表示位置及びサイズが、目標表示位置及び目標サイズとなったと判別した場合は、ステップS6に処理を進め、このアイコンに施す当該処理(移動アニメーション処理)を完了する。
これに対して、当該処理を施しているアイコンの表示位置及びサイズが、目標表示位置及び目標サイズに満たないと判別した場合、制御部11は処理をステップS7に進め、当該アイコンの拡大処理が完了しないうちに、他のアイコンの選択操作がなされたか否かを判別する。
現在、処理を施しているアイコンが、ユーザにより選択されたアイコンではなく、また、このアイコンの拡大処理も完了していないものと判別した場合、制御部11は、ステップS4に処理を戻し、上記算出した1ステップあたりの移動量及びサイズ増加量を、この処理を施しているアイコンの現在の表示位置及びこのアイコンの現在のサイズに再度加算処理し、上記ステップS5において、当該処理を施しているアイコンの表示位置及びサイズが、目標表示位置及び目標サイズとなったか否かを再び判別する。
ステップS7において、現在、処理を施しているアイコンが、ユーザにより選択されたアイコンではなく、また、このアイコンの拡大処理も完了していないものと判別された場合、このステップS7→ステップS4→ステップS5の各処理を繰り返し実行することで、拡大処理の途中で他のアイコンが選択された場合でも、それまで選択されていたアイコンが、一旦、所定のサイズまで拡大処理されることとなる。ただ、このように拡大処理されたアイコンは、ユーザにより選択されていないアイコンであり、本来は縮小処理され、この縮小処理後に対応する表示位置に表示されるべきアイコンである。そして、ユーザにより他のアイコンが選択された時点で、それまで選択されていたアイコンの表示位置が異なる表示位置に移動してしまうこととなる。
このように、一旦、所定のサイズまで拡大処理された、それまで選択されていたアイコンは、該拡大処理により、表示位置が目標表示位置とならない。このため、制御部11は、所定のサイズまで拡大処理した、それまで選択されていたアイコンを、上記ステップS5において、目標表示位置に到達していないものと判別し、また、ステップS7において、拡大処理が完了しているものと判別して、処理をステップS8に進める。そして、このステップS8〜ステップS10において、上記一旦、拡大処理したアイコンを所定のサイズまで縮小処理する。
すなわち、ステップS8では、制御部11は、上記拡大処理されたアイコンの現在の表示位置及びサイズを一旦記憶してステップS9に処理を進め、このステップS9において、このアイコンを縮小処理した際の表示位置及びサイズを算出して処理をステップS10に進める。ステップS10では、制御部11が、上記アニメーションステップ数を初期化し、処理をステップS4に戻す。
ステップS4に処理を戻すと、制御部11は、上記ステップS9で算出した縮小用の表示位置及びサイズ(いずれの値も負の値)を、上記ステップS8で記憶した上記拡大処理されたアイコンの現在の表示位置及びサイズに対してそれぞれ加算処理することで、上記拡大処理されたアイコンに対して1アニメーションステップ分の縮小処理及び表示位置移動処理を施す。このような縮小処理は、上記ステップS5において、上記アイコンが所定のサイズに縮小処理され、また、上記目標表示位置に表示されたものと判別されるまで繰り返し実行される。
次に、制御部11は、ステップS11において、上記5つのアイコンに対して、このようなステップS4〜ステップS10の処理(移動アニメーション処理)が終了したか否かを判別する。そして、上記5つのアイコンに対して移動アニメーション処理が終了したものと判別した際に、ステップS12において描画イベント処理を完了する。
なお、上記5つのアイコンに対して移動アニメーション処理が終了していないものと判別した場合、制御部11は、処理をステップS1に戻し、移動アニメーション処理を施していない残りのアイコンに対して、前述の移動アニメーション処理を施すこととなる。
次に、上記ステップS2において、キー入力イベントの発生を検出すると、制御部11は処理をステップS13に進めキー入力イベントを実行する。このステップS13〜ステップS20のキー入力イベントは、ループ処理となっており、アイコンの数に対応して繰り返し実行されるようになっている。
すなわち、キー入力イベントの実行を開始すると、制御部11は、ステップS13において、処理を施そうとしているアイコンは、ユーザにより選択されているアイコンであるか否かを判別する。そして、処理を施そうとしているアイコンが、ユーザにより選択されているアイコンである場合はステップS14に処理を進め、処理を施そうとしているアイコンが、ユーザにより選択されていないアイコンである場合はステップS17に処理を進める。
処理を施そうとしているアイコンが、ユーザにより選択されているアイコンであるとしてステップS14に処理を進めると、このアイコンの拡大処理を実行すべく、制御部11は、そのアイコンの現在の表示位置及びサイズを一旦記憶して、処理をステップS15に進める。ステップS15では、制御部11が、このアイコンの現在の表示位置及び現在のサイズと、このアイコンを表示する位置(目標表示位置)及び目標とするサイズ(目標サイズ)と、このアイコンを上記目標とするサイズとするまでに要するステップ数(アニメーションステップ数)とにより、1ステップあたりの移動量及びサイズ増加量を算出する。
一方、処理を施そうとしているアイコンが、ユーザにより選択されていないアイコンであるとしてステップS17に処理を進めると、このステップS17において、制御部11は、そのアイコンがそれまでユーザに選択されており、拡大処理を実行中のアイコンであるか否かを判別する。拡大処理の実行中ではないアイコンであると判別した場合、このアイコンに対して拡大処理或いは縮小処理を実行する必要はないため、制御部11は、上記ステップS13に処理を戻す。
これに対して、拡大処理の実行中のアイコンであると判別した場合、制御部11は、処理をステップS18に進め、そのアイコンの現在の表示位置及びサイズを一旦記憶し、ステップS19において、そのアイコンに縮小処理を施した場合の表示位置及びサイズを算出する。そして、ステップS20において、アニメーションステップの初期化を行う。
このようなステップS13〜ステップS20に示すキー入力イベント処理は、上記5つのアイコンの数に対応して繰り返し実行される。そして、このキー入力イベントにおいて算出された上記表示位置及びサイズに基づいて、上記ステップS4〜ステップS10に示す描画イベントにおいて、各アイコンの表示位置及びサイズが決定され描画処理されることとなる。
このように当該実施の形態の携帯電話機は、メニュー画面のアイコン等の表示位置の計算や描画処理は、一定時間毎に発生するイベントによって実行されるようになっている。すなわち、キー入力イベントによってアイコンの表示位置やサイズを予め算出すると共に、描画イベントにおいて何回の描画処理で目標位置に目標サイズのアイコンを表示するかを指定しておき、キー入力イベント間に発生する描画イベント時に、上記キー入力イベント時の算出結果に基づいて、アイコンの描画処理を行う。
また、描画途中のアイコンの位置やサイズを現在値とし、次の目標位置及び目標サイズを新たに計算し直すことにより、アイコンの描画処理の途中でもキー入力イベントの受け付けが可能となっている。
また、各アイコン毎に表示位置やサイズ等のイベント情報を個別に管理するようにしているため、各アイコン毎に拡大処理、縮小処理、移動処理等の各処理を別々に施すことができる。このため、アイコンの拡大処理中に、他のアイコンを選択したり、上位メニューとなるアイコンから下位メニューへ、選択するメニューを遷移させることも可能とすることができる等、いわば複数のジョブを同時に実行可能とすることができる。
また、アイコンの全体のイベント状態を示す変数を記憶しておくことで、メニュー全体として不正なイベントの発生を防止している。
〔アイコン選択時における下位メニューの表示処理〕
次に、当該実施の形態の携帯電話機は、現在選択されているアイコンから他アイコンに、選択されているアイコンが変更されると、この変更に応じて、現在選択されているアイコンに対応するメニューグループループの下位メニューから、新たに選択されたアイコンに対応するメニューグループループの下位メニューに、該下位メニューの表示の切り替えを行うようになっている。
図8(a)は「エンタテインメント」のアイコンが選択されている例である。この場合、下位メニューとしては、この「エンタテインメント」のアイコンに対応するメニューグループのマイセレクト、カメラ、マイピクチャ・・・等の下位メニューが表示される。これに対して、図8(b)は、新たに「インターネット」のアイコンが選択された例である。このように選択されているアイコンの変更がなされると、制御部11は上記表示プログラムに基づいて「一覧表示部21」として機能し、それまで表示していた上記「エンタテインメント」のアイコンに対応するメニューグループの下位メニューから、この「インターネット」のアイコンに対応するメニューグループのインターネットモードメニュー、メール、アプリケーション・・・等の下位メニューに、表示する下位メニューの切り替えを行う。
また、制御部11は上記「一覧表示部21」として機能することで、この表示する下位メニューの切り替えの際、新たに選択されたアイコンの下位メニューを、アイコンの選択方向に応じて、最初は高速で移動させ徐々に移動速度を低速とし、やがて停止するように表示する。
例えば、選択されるアイコンが「エンタテインメント」のアイコンから「インターネット」のアイコンに変更された場合、図6(a)の矢印で示すように、「一覧表示部21」として機能した制御部11は、「エンタテインメント」のアイコンの下位メニューを上方向に高速で移動させ、表示領域外にフレームアウトさせるかたちで非表示とし、このフレームアウトする下位メニューに引っ張られるかたちで、「インターネット」のアイコンの下位メニューを表示する。これにより、「インターネット」のアイコンの下位メニューは、フレームアウトする下位メニューに続いて、表示領域の下部から高速にフレームインし、徐々に移動速度が減速され、やがて停止するように表示されることとなる。
同様に、選択されるアイコンが「電話」のアイコンから「インターネット」のアイコンに変更された場合、図6(b)の矢印で示すように、「一覧表示部21」として機能した制御部11は、「電話」のアイコンの下位メニューを下方向に高速で移動させ、表示領域外にフレームアウトさせるかたちで非表示とし、このフレームアウトする下位メニューに引っ張られるかたちで、「インターネット」のアイコンの下位メニューを表示する。これにより、「インターネット」のアイコンの下位メニューは、フレームアウトする下位メニューに続いて、表示領域の上部から高速にフレームインし、徐々に移動速度が減速され、やがて停止するように表示されることとなる。
また、このような選択されているアイコンが連続的に変更された場合、制御部11は上記表示プログラムに基づいて「一覧表示部21」として機能し、この連続的な選択操作時間に応じて、各アイコンに対応する下位メニューを徐々に高速で移動表示する。
このような移動表示制御の流れを、図9のフローチャートに示す。この図9のフローチャートからわかるように、キー入力により選択アイコンの変更がなされると、制御部11は「一覧表示部21」として機能し、ステップS21において、下位メニューの現在の表示位置を一旦記憶して処理をステップS22に進める。ステップS22では、「一覧表示部21」として機能している制御部11が、下位メニューの移動後の表示位置を算出して処理をステップS23に進める。ステップS23では、上記制御部11が、
(前回の表示位置−移動後の表示位置)/移動ステップ数に対応した移動比
の演算処理を行うことで「移動加算量」の算出を行う。
上記移動比は、下位メニューを目標表示位置まで複数ステップにわたって移動させる場合に、1ステップで全体の移動量の何%分を移動させるかということを示す値である。
一例ではあるが、上記移動比は、
4ステップまでが「8」
8ステップまでが「12」
12ステップまでが「32」
15ステップまでが「72」
となっている。
この移動比の例でいえば、例えば目標表示位置までの全体の移動量を100とした場合、制御部11は、4ステップ目までは、1ステップあたり「100/8=12.5」ずつ下位メニューを移動制御し、84ステップ目までは、1ステップあたり「100/12=8.3」ずつ下位メニューを移動制御することとなる。
さらに、図10のグラフに、移動距離を1とした場合における移動距離に対する比率と移動ステップ数との関係を示す。この図10に示すグラフは、横軸が移動ステップ数、縦軸が移動距離に対する比率となっている。また、実線のグラフが移動比率を、点線のグラフが加算比率をそれぞれ示している。
この図10の点線のグラフからわかるように、移動比が「8」とされている4ステップ目までが一番加算比率が大きく、移動比が「12」、「32」、「72」とされる8ステップ目、12ステップ目、15ステップ目と続くに連れて段階的に加算比率が小さくなる。
このため、図10の実線のグラフに示すように、加算比率が一番大きい4ステップ目までは移動比率が大きくなり、8ステップ目、12ステップ目、15ステップ目となり、加算比率が徐々に小さくなるに連れ、移動比率も徐々に小さくなる。
このような移動表示制御により、最初は大きな移動量で移動し、徐々に少ない移動量で移動して目標表示位置に到達するように、上記下位メニューの移動表示制御がなされることがわかるであろう。
次に、制御部11は、ステップS24において、上記ステップS23で算出した「移動加算量」は2ドット以下であるか否かを判別する。上記「移動加算量」が2ドットよりも大きな値である場合、制御部11は、ステップS25において現在の表示位置に上記2ドットよりも大きな値の「移動加算量」を加算処理して処理をステップS29に進める。
これに対して、上記「移動加算量」が2ドット以下である場合、制御部11は、処理をステップS26に進め、残り移動距離が2ドット以上であるか否かを判別する。そして、残り移動距離が2ドット以上である場合は、ステップS27において、現在の表示位置に2ドットを加算処理して処理をステップS29に進め、残り移動距離が2ドットよりも小さな値である場合は、ステップS28において、現在の表示位置に1ドットを加算処理して処理をステップS29に進める。このように、残りの移動量が少なくなった際に、該残りの移動量に応じて上記移動加算量の調整を行うことで、各下位メニューを滑らかに移動表示することができる。
ステップS29では、制御部11が、上記ステップS24、ステップS27、ステップS28における加算処理の結果、下位メニューが目標とする表示位置に到達するか否かを判別する。そして、目標とする表示位置に到達しないものと判別した場合はステップS21に処理を戻し、該ステップS21〜ステップS28の処理を再度実行し、目標とする表示位置に到達するものと判別した場合は、再度、キー入力イベントが発生するまで待機状態となる。
このような下位メニューの表示制御においては、目標とする位置まで所定のステップ数で移動するのであるが、この移動の途中でキー入力イベントが発生した場合、本来の表示位置までの残りの距離と、次に表示する位置との合計分を所定のステップ数で移動する。
また、連続してキー入力がなされた場合、この連続操作時間に応じて下位メニューの目標表示位置が長くなる(移動距離が長くなる。)。そして、前述のように下位メニューを移動させるステップ数は予め定められているため、制御部11で算出される1ステップあたりの移動距離は、長いものとなる。このため、連続操作時間が長くなると、下位メニューの移動量が徐々に長くなる。従って、連続操作時間に応じて下位メニューを徐々に加速させて移動させるかたちで表示することができる。
また、下位メニューの移動表示に関しても、アイコンの描画処理と同様に、移動中にキー入力イベントが発生した場合に目標位置を再設定して描画処理を行うが、この際、全体の下位メニューを一つのイベント状態で管理することで、該下位メニューの統一的な動作を実現している。このため、ユーザに対して、各メニューグループ同士がループ状に接続され、シームレスに繋がっている感覚を与えることができる。
〔階層切り替え処理〕
次に、ユーザが選択操作を行う階層(アイコンが第1階層、下位メニューが第2階層)は、第1階層であるアイコンから第2階層である下位メニューへの切り替え、及び下位メニューからアイコンへの切り替えが可能となっている。図11のフローチャートに、この階層切り替え時における動作の流れを示す。
この図11のフローチャートでは、まず、ステップS31において、制御部11が上記イベント発生の有無を判別し、イベントの発生を検出したタイミングで処理をステップS32に進める。ステップS32では、制御部11が、ステップS31で検出したイベントは、階層切り替えのイベントであるか否かを判別し、階層切り替えのイベントであると判別した場合は処理をステップS38に進め、階層切り替えのイベントではないと判別した場合は処理をステップS33に進める。
すなわち、選択操作を行う階層の切り替えを行う場合、ユーザは、図4に示す十字キー48bを右方向或いは左方向に押圧操作する。制御部11は、この十字キー48bの押圧操作により発生した階層の切り替えイベントを受け付けるようになっている。
上記ステップS32において、階層切り替えのイベントではないと判別して処理をステップS33に進めると制御部11は、メニューの描画イベントが完了しているか否かを判別する。そして、メニューの描画イベントが完了している場合は、そのまま処理をステップS31に戻し、再度、イベントの発生を監視する。
これに対して、メニューの描画イベントが完了していない場合、制御部11は、ステップS34において、第1階層の1ステップあたりの移動量、及びサイズの増加量を加算し、ステップ35において、第2階層の1ステップあたりの移動量を加算する。そして、ステップS36において、第1階層のアイコン及び第2階層の下位メニューが、それぞれ目標とする表示位置に到達したか否かを判別し、両者が目標とする表示位置に到達したことを判別した際に、ステップS37において描画イベントを完了する。
一方、上記ステップS32において、階層切り替えのイベントであると判別して処理をステップS38に進めると制御部11は、第1階層のアイコンの現在の表示位置及びサイズを一旦記憶する。また、ステップS39において、第1階層のアイコンの階層移動後の表示位置及びサイズを設定する。
次に、制御部11は、ステップS40において、第2階層の下位メニューの現在の表示位置を一旦記憶する。また、ステップS41において、第2階層の下位メニューの階層移動後の表示位置を設定する。
そして、ステップS42において、横方向のアニメーションステップを初期化し、処理をステップS31に戻す。これにより、前述のステップS33〜ステップS37で説明した描画イベント時に、上記ステップS38〜ステップS42で設定した表示位置及びサイズで、第1階層のアイコン、及び第2階層の下位メニューが描画処理されることとなる。
この実施の形態の携帯電話機は、第1階層であるアイコンの選択操作中、及び第2階層である下位メニューの選択操作中、いずれの場合も選択操作対象となるメニューの切り替えイベントを受け付け、選択操作対象の切り替わり後の表示位置を設定し、横方向の移動を行いながら縦方向の移動とアイコンの拡大/縮小処理も同時に行う。
ただ、階層切り替えの際は、横方向の移動がメインとなるため、横方向の移動終了時には、縦方向のアニメーション処理も全て終了するように、1描画あたりの移動量を算出するようになっている。また、移動の設定において停止中及びアニメーション中にかかわらず同じ処理を行うようになっており、縦方向の移動がない場合は変化量を「0」として移動の際に縦方向の座標が変化する不都合を防止している。
ここで、第2階層である下位メニューが選択された場合、制御部11は「メイン表示処理部31」として機能することで、図12(a)〜(c)に示すように第1階層のアイコンを表示領域の左側に寄せて表示し、これにより生ずる余領域に第2階層の各下位メニューを高輝度で表示する。これにより、選択された第2階層のメニューを、表示領域の中心部寄りに表示することができるため、選択されたメニューが第1階層から第2階層に遷移したことをユーザに対して知らしめることができる。
また、制御部11は、この際、上記左側に寄せて表示する全てのアイコンの輝度、或いは各アイコンのうち、選択されているアイコンの輝度を落として表示する。これにより、この輝度の違いにより、選択しているメニューが第1階層から第2階層に遷移したことをユーザに対して、より知らしめることができる。
この反対に、第1階層であるアイコンが選択された場合、制御部11は「メイン表示処理部31」として機能することで、第2階層の下位メニューを表示領域の右側に寄せて表示し、これにより生ずる余領域に第1階層の各アイコンを高輝度で表示する。これにより、選択された第1階層のメニューを、表示領域の中心部寄りに表示することができるため、選択されたメニューが第2階層から第1階層に遷移したことをユーザに対して知らしめることができる。
また、制御部11は、この際、上記右側に寄せて表示する各下位メニューの輝度を落として表示する。これにより、この輝度の違いにより、選択しているメニューが第2階層から第1階層に遷移したことをユーザに対して、より知らしめることができる。
なお、この例では、選択されている階層のメニューを表示領域の中心部寄りに表示すると共に高輝度で表示することとしたが、これは、選択されている階層のメニューを拡大処理して表示領域の中心部寄りに表示すると共に高輝度で表示し、選択されていない階層のメニューを縮小処理して低輝度で表示してもよい。これにより、選択されている階層のメニューをより大きく表示することができ、選択されている階層をユーザに対して、より知らしめることができる。
〔第2階層の下位メニュー選択時の動作〕
次に、この実施の形態の携帯電話機の場合、制御部11は、第2階層である下位メニューに階層の切り替えが行われると、「カーソル表示部22」として機能することで、図12(a)に示すように所定の一つの下位メニューに重ねてカーソルを表示する。この際、制御部11は、「メニュー表示色変更部29」として機能することで、カーソル越しに下位メニューを視認可能なように該下位メニューの表示色を変更する。
ユーザは、上記十字キー48aを上方向或いは下方向に操作することで、このカーソルを移動させ、所望の下位メニューを選択するのであるが、制御部11は、「カーソル操作検出部25」としてこのカーソル移動方向を検出し、「カーソル表示形態変更部27」として機能することで、図12(b)に示すようにカーソルを徐々に高い透明度で表示すると共に、該カーソルの移動方向とは反対方向に残像を残すアニメーション処理を行い、フォーカスが停止操作された際に、上記「メニュー表示色変更部29」として機能することで、図12(c)に示すようにカーソル越しに下位メニューを視認可能なように該下位メニューの表示色を変更して表示する。
図13のフローチャートに、このような表示制御の流れを示す。この図13のフローチャートにおいて、キー入力により選択する下位メニューの変更が指定されると、制御部11は、ステップS51において、下位メニューの現在の表示位置を一旦記憶して処理をステップS52に進める。ステップS52では、制御部11が、下位メニューの移動後の表示位置を取得して処理をステップS53に進める。
ステップS53では、制御部11が、カーソルの移動により、下位メニューのメニューグループが切り替わるか否かを判別し、メニューグループが切り替わる場合は処理をステップS55に進め、メニューグループの切り替わりがない場合は処理をステップS54に進める。ステップS54では、制御部11が、カーソルを目標位置まで等間隔で移動し、処理をステップS62に進める。
これに対して、メニューグループが切り替わる場合、制御部11は、ステップS55において、カーソルの帯の向きを反転して表示する。そして、ステップS57において、前述の「移動加算量」を、現在の表示位置に加算して処理をステップS57に進める。
ステップS57では、制御部11が、上記「移動加算量」は2ドット以下であるか否かを判別する。上記「移動加算量」が2ドットよりも大きな値である場合、制御部11は、ステップS58において現在の表示位置に上記2ドットよりも大きな値の「移動加算量」を加算処理して処理をステップS62に進める。
これに対して、上記「移動加算量」が2ドット以下である場合、制御部11は、処理をステップS59に進め、残り移動距離が2ドット以上であるか否かを判別する。そして、残り移動距離が2ドット以上である場合は、ステップS60において、現在の表示位置に2ドットを加算処理して処理をステップS62に進め、残り移動距離が2ドットよりも小さな値である場合は、ステップS61において、現在の表示位置に1ドットを加算処理して処理をステップS62に進める。このように、残りの移動量が少なくなった際に、該残りの移動量に応じて上記移動加算量の調整を行うことで、各下位メニューを滑らかに移動表示することができる。
ステップS62では、制御部11が、図12(b)に示すようにフォーカスの透明度を上げ残像を出すアニメーション処理を行う。そして、ステップS63において、カーソルの表示位置が目標とする表示位置に到達したか否かを判別し、目標とする表示位置に到達したタイミングで、図12(c)に示すようにフォーカスを通常の表示状態に戻す。
これにより、ユーザの移動操作に対応して表示するカーソルに対してスピード感を出すことができる。
次に、カーソルの移動操作により、選択しているメニューグループが他のメニューグループに移動した際、制御部11は「グループシフト部28」として機能することで、それまで選択されていたメニューグループ全体を非表示制御し、代わりに新たに選択されたメニューグループの各下位メニューを表示制御する。また、同時にカーソルも下位メニューを追うかたちでアニメーション処理する。さらに、カーソルで現在選択されている下位メニューに対応する第1階層のアイコンも拡大処理して表示する。
また、一つのメニューグループの各下位メニューを表示領域内に一度に表示しきれない場合、制御部11は「メニューシフト部30」として機能することで、図14(a)〜(c)に示すようにアイコンの移動方向と反対方向に、そのメニューグループ全体を徐々に表示領域内に表示することで、表示されていなかった残りの下位メニューを徐々に表示領域内に表示する。これにより、カーソルでメニューグループの最後尾の下位メニューを選択した場合でも、次のメニューグループの下位メニューをユーザが視認可能とすることができる。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、当該実施の形態の携帯電話機は、以下の効果を得ることができる。
1.メニューのアニメーション処理中でもキー入力イベントを受け付けることにより、ユーザのキー入力に対してレスポンスよく反応することができる。このため、当該携帯電話機の操作性の向上を図ることができ、ユーザがキー入力時にストレスを感ずる不都合を防止することができる。
2.アイコンを面積に基づいてリニアに拡大処理することで、アイコンに立体感を生じさせることができ、選択中のアイコンの存在感を出して、選択中のアイコンをユーザに認識させ易くすることができる。
3.アイコンの選択時にキー入力間隔が短くなった場合に、第2階層の下位メニューの移動速度を上げて表示することで、ユーザのキー入力に対してレスポンスよく反応する携帯電話機を提供することができる。
4.メニューが移動から停止する際、徐々に移動速度を落としてやがて停止するように表示することで、移動時の視認性を向上させることができ、所望のメニューの選択を容易化することができる。
5.下位メニューの移動の際にカーソルが追従して移動するため、視点の移動をサポートすることができ、メニューグループが切り替わった際に、どのメニューが選択されているかを分かり易くすることができる。
6.押圧操作のみ可能な入力デバイスの場合、連続的な入力操作が困難となるが、当該実施の形態の携帯電話機の場合、ユーザのキー入力に対してレスポンスよく反応することができるため、ユーザの連続操作に対してもレスポンスよく反応することができ、押圧操作のみ可能な入力デバイスを設けた場合におけるユーザが感じるストレスを大幅に軽減することができる。
なお、上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、これは、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)等の他の携帯端末装置に適用してもよい。
また、上述の実施の形態は、あくまでも本発明の一例として開示したに過ぎない。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態の携帯電話機のブロック図である。 実施の形態の携帯電話機におけるメニューの表示画面を示す図である。 実施の形態の携帯電話機の制御部の機能ブロック図である。 実施の形態の携帯電話機の外観を示す斜視図である。 実施の形態の携帯電話機で表示されるアイコンの拡大処理を説明するための図である。 アイコンの拡大処理時におけるアイコン全体の表示位置の調整処理を説明するための図である。 実施の形態の携帯電話機におけるアイコンの拡大処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機において、選択されたアイコンに対応する下位メニューが、該アイコンと共に表示されている例を示す図である。 実施の形態の携帯電話機における下位メニューの移動表示動作を説明するためのフローチャートである。 移動距離を1とした場合の移動比率と移動ステップ数との関係を示す図である。 実施の形態の携帯電話機における階層切り替え動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機において、下位メニューの選択時に表示されるカーソルの表示形態を説明するための図である。 実施の形態の携帯電話機において、下位メニューの選択時に表示されるカーソルの表示動作の流れを説明するためのフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機において、下位メニューを表示領域内に一度に表示できない場合に、カーソルの移動操作に応じて徐々に残りの下位メニューを表示させる動作を説明するための図である。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 発光部(LED)、8 カメラ部、9 バイブレーションユニット、10 メモリ、11 制御部、21 一覧表示部、22 カーソル表示部、23 拡大処理部、24 縮小処理部、25 カーソル操作検出部、26 表示位置調整部、27 カーソル表示形態変更部、28 グループシフト部、29 メニュー表示色変更部、30 メニューシフト部、31 メイン表示処理部

Claims (15)

  1. 一覧表示手段が、複数のメニューを列状に並べて一覧的に表示手段に表示するステップと、
    カーソル表示手段が、上記一覧的に表示された各メニューの中から所望のメニューの選択を指定するためのカーソルを上記表示手段に表示するステップと、
    カーソル操作検出手段が、ユーザにより操作手段を介して行われる上記カーソルの操作を検出するステップと、
    上記カーソルの操作を検出するステップで上記カーソルの移動操作が検出されている間、カーソル表示形態変更手段が、上記カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度とすると共に、このカーソルの、該低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度となるようにカーソルの表示形態を変更するステップと
    を有する表示方法。
  2. 請求項1に記載の表示方法であって、
    上記カーソルの表示形態を変更するステップでは、上記カーソル表示形態変更手段が、上記カーソルの上記移動方向側の端部の反対側の端部となる反移動方向側の端部に対して、上記カーソルの移動操作が検出されている時間に応じたブレ量のブレが発生しているように視認させる視覚的効果を施した表示形態となるように、該カーソルの表示形態を変更すること
    を特徴とする表示方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示方法であって、
    上記カーソルの操作を検出するステップで上記カーソルの停止操作が検出された際に、メニュー表示色変更手段が、停止した上記カーソル越しにメニューの視認が可能となるように、該カーソルと重なっているメニューの表示色を変更するステップを有すること
    を特徴とする表示方法。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の表示方法であって、
    上記一覧的に表示されるメニューは、複数のメニュー毎にグループ化されており、また、前のグループの後尾のメニューに続けて次のグループの先頭のメニューが表示されるように各グループ同士を仮想的に接続したリング構造を有しており、
    上記カーソルの操作を検出するステップにおいて上記カーソル操作検出手段により、上記カーソルが、現在、上記表示手段の表示領域内に表示されているグループから他のグループに移動操作されたことが検出された場合、グループシフト手段が、現在、上記表示手段の表示領域内に一覧的に表示されているグループの各メニューに代えて、上記カーソルが移動された上記他のグループの各メニューが上記表示領域内に一覧的されるように、該他のグループの各メニューをシフトして表示するステップを有すること
    を特徴とする表示方法。
  5. 請求項4に記載の表示方法であって、
    上記一つのグループに属する全てのメニューを、上記表示手段の表示領域内に一度で表示することができない場合、メニューシフト手段が、上記カーソルの操作を検出するステップで上記カーソル操作検出手段により検出されたカーソルの操作状態に応じて、上記カーソルの移動操作方向の反対方向となる反移動操作方向に、上記グループのメニュー全体を徐々に移動させることで、上記表示領域内に表示されていない上記グループに属するメニューを、上記表示手段の表示領域内に徐々に表示するステップを有すること
    を特徴とする表示方法。
  6. 複数のメニューを列状に並べて一覧的に表示手段に表示する一覧表示手段と、
    上記一覧表示手段により、一覧的に表示された各メニューの中から所望のメニューの選択を指定するためのカーソルを上記表示手段に表示するカーソル表示手段と、
    ユーザにより操作手段を介して行われる上記カーソルの操作を検出するカーソル操作検出手段と、
    上記カーソル操作検出手段により上記カーソルの移動操作が検出されている間、上記カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度とすると共に、このカーソルの、該低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度となるようにカーソルの表示形態を変更するカーソル表示形態変更手段と
    を有する携帯端末装置。
  7. 請求項6に記載の携帯端末装置であって、
    上記カーソル表示形態変更手段は、上記カーソルの上記移動方向側の端部の反対側の端部となる反移動方向側の端部に対して、上記カーソルの移動操作が検出されている時間に応じたブレ量のブレが発生しているように視認させる視覚的効果を施した表示形態となるように、該カーソルの表示形態を変更すること
    を特徴とする携帯端末装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の携帯端末装置であって、
    上記カーソル操作検出手段により上記カーソルの停止操作が検出された際に、停止した上記カーソル越しにメニューの視認が可能となるように、該カーソルと重なっているメニューの表示色を変更するメニュー表示色変更手段を有すること
    を特徴とする携帯端末装置。
  9. 請求項6から請求項8のうち、いずれか一項に記載の携帯端末装置であって、
    上記一覧的に表示されるメニューは、複数のメニュー毎にグループ化されており、また、前のグループの後尾のメニューに続けて次のグループの先頭のメニューが表示されるように各グループ同士を仮想的に接続したリング構造を有しており、
    上記カーソル操作検出手段により、上記カーソルが、現在、上記表示手段の表示領域内に表示されているグループから他のグループに移動操作されたことが検出された場合、現在、上記表示手段の表示領域内に一覧的に表示されているグループの各メニューに代えて、上記カーソルが移動された上記他のグループの各メニューが上記表示領域内に一覧的に表示されるように、該他のグループの各メニューをシフトして表示するグループシフト手段を有すること
    を特徴とする携帯端末装置。
  10. 請求項9に記載の携帯端末装置であって、
    上記一つのグループに属する全てのメニューを、上記表示手段の表示領域内に一度で表示することができない場合、上記カーソル操作検出手段により検出されたカーソルの操作状態に応じて、上記カーソルの移動操作方向の反対方向となる反移動操作方向に、上記グループのメニュー全体を徐々に移動させることで、上記表示領域内に表示されていない上記グループに属するメニューを、上記表示手段の表示領域内に徐々に表示するメニューシフト手段を有すること
    を特徴とする携帯端末装置。
  11. 複数のメニューを列状に並べて一覧的に表示手段に表示する一覧表示手段と、
    コンピュータを上記一覧表示手段として機能させることで、上記表示手段に一覧的に表示された各メニューの中から所望のメニューの選択を指定するためのカーソルを上記表示手段に表示するカーソル表示手段と、
    ユーザにより操作手段を介して行われる上記カーソルの操作を検出するカーソル操作検出手段と、
    コンピュータを上記カーソル操作検出手段として機能させることで上記カーソルの移動操作が検出されている間、上記カーソルの移動方向側の端部を略帯状に低い透明度とすると共に、このカーソルの、該低い透明度とした上記移動方向側の端部以外の部分を、当該カーソル越しに上記メニューの確認が可能な高い透明度となるようにカーソルの表示形態を変更するカーソル表示形態変更手段
    としてコンピュータを機能させる表示プログラム。
  12. 請求項11に記載の表示プログラムであって、
    上記カーソル表示形態変更手段としてコンピュータを機能させる際に、上記カーソルの上記移動方向側の端部の反対側の端部となる反移動方向側の端部に対して、上記カーソルの移動操作が検出されている時間に応じたブレ量のブレが発生しているように視認させる視覚的効果を施した表示形態となるように、該カーソルの表示形態を変更する上記カーソル表示形態変更手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする表示プログラム。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の表示プログラムであって、
    上記カーソル操作検出手段としてコンピュータを機能させることで、上記カーソルの停止操作が検出された際に、停止した上記カーソル越しにメニューの視認が可能となるように、該カーソルと重なっているメニューの表示色を変更するメニュー表示色変更手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする表示プログラム。
  14. 請求項11から請求項13のうち、いずれか一項に記載の表示プログラムであって、
    上記一覧的に表示されるメニューは、複数のメニュー毎にグループ化されており、また、前のグループの後尾のメニューに続けて次のグループの先頭のメニューが表示されるように各グループ同士を仮想的に接続したリング構造を有しており、
    コンピュータを上記カーソル操作検出手段として機能させることで、上記カーソルが、現在、上記表示手段の表示領域内に表示されているグループから他のグループに移動操作されたことが検出された場合、現在、上記表示手段の表示領域内に一覧的に表示されているグループの各メニューに代えて、上記カーソルが移動された上記他のグループの各メニューが上記表示領域内に一覧的に表示されるように、該他のグループの各メニューをシフトして表示するグループシフト手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする表示プログラム。
  15. 請求項14に記載の表示プログラムであって、
    上記一つのグループに属する全てのメニューを、上記表示手段の表示領域内に一度で表示することができない場合、コンピュータを上記カーソル操作検出手段として機能させることで検出されたカーソルの操作状態に応じて、上記カーソルの移動操作方向の反対方向となる反移動操作方向に、上記グループのメニュー全体を徐々に移動させることで、上記表示領域内に表示されていない上記グループに属するメニューを、上記表示手段の表示領域内に徐々に表示するメニューシフト手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする表示プログラム。
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