JPH1165617A - 電子装置の取付装置 - Google Patents

電子装置の取付装置

Info

Publication number
JPH1165617A
JPH1165617A JP9224909A JP22490997A JPH1165617A JP H1165617 A JPH1165617 A JP H1165617A JP 9224909 A JP9224909 A JP 9224909A JP 22490997 A JP22490997 A JP 22490997A JP H1165617 A JPH1165617 A JP H1165617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable hook
din rail
hook portion
arch
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9224909A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Sato
薫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP9224909A priority Critical patent/JPH1165617A/ja
Publication of JPH1165617A publication Critical patent/JPH1165617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で小型の電子装置をDINレール
に取付けれるようにする。 【解決手段】 PC11のメインケース13の背面上端
部には支持部15が突出形成され、その支持部15の内
面にはアーチ型アーム部16により弾性支持された可動
フック部17が形成されていると共に、腕部21が突出
形成されている。DINレール12の一端部に固定フッ
ク部14を係止した状態で、他端部に可動フック部17
を押し付けると、可動フック部17の回動に伴ってアー
チ型アーム部16が捩れ変形する。そして、アーチ型ア
ーム部16の捩れ変形量が所定量以上となると腕部21
により捩れ変形が阻止され、それ以降はアーチ型アーム
部16が撓み変形して可動フック部17がスライド移動
するので、可動フック部17によりPC11をDINレ
ール12に装着することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子装置をDIN
レールに取付けるための取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばプログラマブルコントローラ(以
下、PCと称する)をDINレールに取付けるための取
付装置として、スライダを利用したものが供されてい
る。つまり、図11に示すようにスライダ1にくの字形
カム機構2を一体的に形成し、スライダ1をメインケー
ス3に形成された案内部4に挿通することにより、DI
Nレールとの着脱をメインケース3に形成されたレール
部(図示せず)とカム機構2のスナップアクションによ
り実現している。ところで、このような構成のもので
は、スライダ1はメインケース3と別体になっているの
で、部品点数が多く、組立て作業が面倒である。
【0003】一方、図12に示すDINレールへの取付
装置は、可動フック部5を複数の弾性腕部6で支持する
もので、可動フック部5及び弾性腕部6は金型成形によ
りメインケース7と一体的に製造することができるの
で、組立ての必要がなくコストを低減することができ
る。この場合、可動フック部5を複数の弾性腕部6によ
り支持しているのは、可動フック部5をぐらつかない状
態でスライド可能に弾性支持するためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、小型
のPCであっても、従来のネジ固定からDINレール装
着が主流になりつつある。このため、簡単な構造で、し
かも高さ寸法が小さなPC用の小型のDINレールへの
取付装置の実現が望まれている。
【0005】しかしながら、上述した取付装置は比較的
大きな高さ寸法を必要とするので、PCの外形寸法高さ
が80〜90mm程度必要となり、DINレールの幅寸
法の35mmより遥かに大きな寸法を必要とする。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、簡単な構造で小型の電子装置をDIN
レールに取付けることができる電子装置の取付装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、電子装置をDINレールに取付けるときは、電子装
置のメインケースの背面の固定フック部をDINレール
の一端に係止した状態で、アーム部により弾性支持され
た可動フック部をDINレールの他端に押し当てる。こ
れにより、可動フック部がDINレールにより押圧され
てアーム部を中心として回動するようになるので、アー
ム部が可動フック部の回動に伴って捩れ変形する。
【0008】このとき、変形阻止部はアーム部が所定量
以上捩れ変形することを阻止するので、それ以降は可動
フック部はスライド移動するようになる。これにより、
可動フック部はDINレールに係止するようになるの
で、電子装置をDINレールに取付けることができる。
【0009】この場合、上記固定フック部、アーム部、
可動フック部及び変形阻止部はプラスチック製のメイン
ケースに一体的に金型成形されているので、特別の部品
を用いることなく実施することができる。
【0010】請求項2の発明によれば、電子装置をDI
Nレールから取外すには、可動フック部に一体的に設け
られている摘み部を固定フック部と反対方向に移動す
る。これにより、可動フック部がDINレールから外れ
るので、電子装置をDINレールから簡単に取外すこと
ができる。この場合、摘み部は可動フック部に一体的に
金型成形されているので、摘み部として特別な部品を用
いることなく実施することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をプログラマブルコ
ントローラ(以下、PCと称する)に適用した第1実施
例を図1乃至図8を参照として説明する。図2はPCの
側面を示している。この図2において、PC11(電子
装置に相当)は箱状(外形高さ寸法は45mm)をなし
ており、その背面にDINレール12が装着されるよう
になっている。
【0012】DINレール12を示す図3において、D
INレール12は例えば制御盤内に予め取付けられてい
るものであり、そのDINレール12にPC11を取付
けることにより制御盤内にPC11を簡単に配置するこ
とができる。このDINレール12の幅寸法は35m
m、溝部の幅寸法は27mm、フランジの幅寸法は4m
m、厚さ寸法は1mmである。
【0013】以下、PC11の背面に設けられたDIN
レール12への取付装置について、PC11の背面を示
す図1を参照して説明する。即ち、PC11の背面を示
す図1において、PC11の筐体であるメインケース1
3はプラスチック製であり、その背面の下端部には固定
フック部14が形成されている。
【0014】また、メインケース13の背面上端部には
一対の支持部15が所定距離離間した状態で突出形成さ
れていると共に、それらの支持部15において対向する
内面にアーチ型アーム部16が図示湾曲形状となるよう
に突出形成され、さらにそのアーチ型アーム部16の先
端に可動フック部17が一体的に形成されている。つま
り、可動フック部17は、固定フック部14と所定距離
離間した位置にアーチ型アーム部16により弾性支持さ
れている。
【0015】この可動フック部17の先端部の表面には
傾斜面部18が形成されている。また、可動フック部1
7には摘み部19が一体に形成されており、その摘み部
19の上端部に引掛け孔部20が形成されている。
【0016】さらに、一対の支持部15の対向する内面
において前記アーチ型アーム部16の上方となる部位に
は腕部21(変形阻止部に相当)が内方に向けて突出形
成されており、その腕部21によりアーチ型アーム部1
6の過度の捩れ変形が阻止されるようになっている。
【0017】尚、上述のアーチ型アーム部16、可動フ
ック部17、摘み部19及び腕部21の背面にはスライ
ド型による抜孔22が形成されており、これによりアー
チ型アーム部16、可動フック部17、摘み部19及び
腕部21はメインケース13の背面から離間した形態と
なっている。
【0018】また、メインケース13の上面において上
記抜孔22と連なる部位には傾斜面部23が形成されて
いる。この場合、傾斜面部23の直線上に摘み部19の
引掛け孔部20が位置している。
【0019】ここで、上記固定フック部14、支持部1
5、アーチ型アーム部16、可動フック部17、腕部2
1、傾斜面部23はメインケース13を金型成形する際
に同時に金型成形される。
【0020】次に上記構成の作用について説明する。P
C11をDINレール12に取付けるには、PC11の
固定フック部14をDINレール12の一方のフランジ
部に係止させた状態で、可動フック部17をDINレー
ル12の他方のフランジ部に押し付ける(図4参照)。
【0021】すると、可動フック部17の傾斜面部18
がDINレール12により押圧されるので、可動フック
部17がアーチ型アーム部16を中心としてし回動する
と共に、その回動に伴ってアーチ型アーム部16は捩れ
変形するようになる。
【0022】そして、アーチ型アーム部16の捩れ変形
が限度以上となると、アーチ型アーム部16の頂点が腕
部21に当接してそれ以上の捩れ変形が阻止されるよう
になる(図5参照)。
【0023】この結果、アーチ型アーム部16がそれ以
上捩れ変形しなくなるので、それ以降はアーチ型アーム
部16が撓み変形するようになる(図6参照)。これに
より、可動フック部17がDINレール12による押圧
により固定フック部14と反対方向にスライド移動する
ようになるので、可動フック部17がDINレール12
の他方のフランジ部を乗越えたところで、可動フック部
17が他方のフランジ部に係止するようになる(図7参
照)。以上のようにして、PC11をDINレール12
に取付けることができる。
【0024】一方、PC11をDINレール12から取
外すには、図8に示すようにメインケース13の上面に
形成された傾斜面部23に沿って例えばドライバを進入
させることにより可動フック部12に一体的に設けられ
ている摘み部19の引掛け孔部20にドライバの先端を
差込んでから、ドライバを押下げる。
【0025】すると、ドライバの先端部が傾斜面部23
の上端を支点として持上がり、それに伴って可動フック
部17が上方に移動するので、可動フック部17による
DINレール12に対する係止状態を解除してPC11
をDINレール12から取外すことができる。
【0026】上記構成のものによれば、可動フック部1
7を1対のアーチ型アーム部16で弾性支持すると共
に、そのアーチ型アーム部16の所定量以上の捩れ変形
を阻止する腕部21を設け、PC11をDINレール1
2に取付ける際に腕部21によりアーチ型アーム部16
が所定量以上捩れ変形することを阻止するようにしたの
で、可動フック部17が1対のアーチ型アーム部16で
弾性支持するという簡単な構成でありながら、可動フッ
ク部17によりDINレール12を確実に支持すること
ができる。従って、固定機構の全体形状を小さくできる
ので、PC11の外形高さ寸法を45mm程度に小型に
設計することができる。
【0027】また、上記固定フック部14、支持部1
5、アーチ型アーム部16、可動フック部17、腕部2
1などをメインケース13を金型成形する際に一体的に
金型成形するようにしたので、スライドが別体である構
成に比較して、部品点数が少なくなり、コストを低減す
ることができる。
【0028】図9は本発明の第2実施例を示すもので、
第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、異なる部分について説明する。即ち、アーチ型アー
ム部16は第1実施例と上下逆方向の湾曲形状で金型成
形されており、これにより摘み部19が下方からアーチ
型アーム部16により弾性支持された形態となってい
る。
【0029】このような構成の場合、可動フック部17
の移動に伴ってアーチ型アーム部16が捩れ変形したと
きは、アーチ型アーム部16の頂点が可動フック部17
の上面に当接してそれ以上の捩れ変形が阻止され、それ
以降はアーチ型アーム部16が撓み変形するようになる
ので、可動フック部17はDINレール12に係止する
ようになる。この第2実施例の場合、可動フック部17
が変形阻止部の機能を奏し、第1実施例と同一の作用効
果を得ることができる。
【0030】図10は本発明の第3実施例であり、第1
実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。この第3実施例は、アーチ型アーム部16が腕部2
1の下面に設けられており、可動フック部17は側方か
ら弾性支持された形態となっている。
【0031】このような構成の場合、可動フック部17
の移動に伴ってアーチ型アーム部16が捩れ変形したと
きは、アーチ型アーム部16の頂点は支持部15の内面
に当接してそれ以上の捩れ変形が阻止されるので、可動
フック部17に対する押圧力によりアーチ型アーム部1
6が撓み変形するようになり、可動フック部17により
DINレール12に係止するようになる。この第3実施
例の場合、支持部15が変形阻止部の機能を奏し、第1
実施例と同一の作用効果を得ることができる。
【0032】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。PC1
1の背面の上端に固定フック部14を形成すると共に、
下端部に可動フック部17を形成するようにしてもよ
い。
【0033】PC11の外形寸法高さが45mmを越え
るような場合には、可動フック部17に一体に形成され
ている摘み部19を延長して形成し、PC11の上面近
くに引掛け孔部20を位置させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるPCの背面を示す
斜視図
【図2】PCの側面図
【図3】DINレールの斜視図
【図4】DINレールへの装着初期過程を示す図1相当
【図5】DINレールへの装着中間過程を示す図1相当
【図6】DINレールへの装着終了過程を示す図1相当
【図7】DINレールへの装着状態で示す図1相当図
【図8】DINレールの取外し過程を示す可動フック部
の斜視図
【図9】本発明の第2実施例を示す可動フック部の斜視
【図10】本発明の第3実施例を示す図9相当図
【図11】従来例を示す要部の斜視図
【図12】異なる従来例を示す図11相当図
【符号の説明】
11はプログラマブルコントローラ(電子装置)、12
はDINレール、13はメインケース、14は固定フッ
ク部、16はアーチ型アーム部、17は可動フック部、
19は摘み部、21は腕部(変形阻止部)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置をDINレールにワンタッチで
    取付けるための取付装置であって、 前記電子装置の筐体となるように金型成形されたプラス
    チック製のメインケースと、 このメインケースの背面に一体的に金型成形され前記D
    INレールの一端に係止される固定フック部と、 前記メインケースの背面に前記固定フック部と所定距離
    離間した状態でアーム部により弾性的に支持されるよう
    に一体的に金型成形され、前記DINレールの他端に係
    止される可動フック部と、 前記メインケースの背面に一体的に金型成形され、前記
    アーム部が所定量以上捩れ変形することを阻止する変形
    阻止部とを備えたことを特徴とする電子装置の取付装
    置。
  2. 【請求項2】 前記可動フック部は、当該可動フック部
    を前記固定フック部方向と反対方向に移動するための摘
    み部が一体的に金型成形されていることを特徴とする請
    求項1記載の電子装置の取付装置。
JP9224909A 1997-08-21 1997-08-21 電子装置の取付装置 Pending JPH1165617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9224909A JPH1165617A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 電子装置の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9224909A JPH1165617A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 電子装置の取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1165617A true JPH1165617A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16821065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9224909A Pending JPH1165617A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 電子装置の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1165617A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013448A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Keyence Corp 制御機器
JP2012114489A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Dx Antenna Co Ltd 電子機器の筐体および電源分離型増幅器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013448A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Keyence Corp 制御機器
JP2012114489A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Dx Antenna Co Ltd 電子機器の筐体および電源分離型増幅器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01150007A (ja) 保持用クリップ
CN101207982A (zh) 卡合装置
US20070028753A1 (en) Key structures
JPH1165617A (ja) 電子装置の取付装置
JP2901830B2 (ja) 固定具
JP2000207130A (ja) 操作装置
JP2002505799A (ja) タンブラースイッチ
JP3739660B2 (ja) スイッチ機構
US20010048588A1 (en) Printed circuit board retaining device for monitors
JPH0520968A (ja) キーボタンスイツチ装置
JPH038396A (ja) 操作パネル取付装置
JP3805092B2 (ja) 弾性係合構造体
JPH10322842A (ja) プロテクタ取付角度調整構造
JP3114173B2 (ja) 操作装置
JP4507979B2 (ja) プッシュスイッチ
JP2878239B2 (ja) カバー装置
JPS6342414Y2 (ja)
JPH10154428A (ja) スイッチ取付構造
JPH0864061A (ja) 操作用スイッチ装置
JP3074671B2 (ja) 押釦スイッチ装置
JPH0635309Y2 (ja) スイッチの押し釦装置
JP4245395B2 (ja) 電話機
JP2894412B2 (ja) 開閉器
KR100426698B1 (ko) Lcd모니터
JP3296469B2 (ja) ワイヤーハーネス用クリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050524