JPH0864061A - 操作用スイッチ装置 - Google Patents

操作用スイッチ装置

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JPH0864061A
JPH0864061A JP6198524A JP19852494A JPH0864061A JP H0864061 A JPH0864061 A JP H0864061A JP 6198524 A JP6198524 A JP 6198524A JP 19852494 A JP19852494 A JP 19852494A JP H0864061 A JPH0864061 A JP H0864061A
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operation switch
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Yoshiji Okabe
芳史 岡部
Tatsuaki Kawase
達章 川瀬
Hironori Oba
広紀 大場
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
    • H01H19/02Details
    • H01H19/08Bases; Stationary contacts mounted thereon

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Tumbler Switches (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板へ容易に取付でき、かつ、スイ
ッチ端子群に過大な荷重がかからなくて済む操作用スイ
ッチ装置を提供する。 【構成】 スイッチウエハー4より外方へ導出されたス
イッチ端子群2の先端に、折曲げ自在なフレキシブル端
子群3をそれぞれ設け、スイッチウエハー4の下面側に
合成樹脂製のホルダー5を装着し、上記フレキシブル端
子群3の先端に、該フレキシブル端子群3が整列した状
態を保持する樹脂モールド部材7を形成し、上記ホルダ
ー5をプリント基板9上に載置すると共に、上記フレキ
シブル端子群3の先端をプリント基板9のパターンに接
続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRなどに用いられ
る操作用スイッチ装置に係り、特に、可動接点を固定接
点に接離させるための操作体と、引き廻しパターンを備
えたスイッチウエハーと、該スイッチウエハーより外方
へ導出されたスイッチ端子群とを備えた操作用スイッチ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図25と図26はこの種の操作用スイッ
チ装置の従来例を説明するもので、図25は操作用スイ
ッチ装置をプリント基板に直接実装した状態を示す側面
図、図26は図25の操作用スイッチ装置をスペーサを
介してプリント基板に実装した状態を示す側面図であ
る。
【0003】これらの図に示す操作用スイッチ装置10
1は、図示省略した複数の可動接点を駆動する駆動体1
02と、該駆動体102を回動可能に支持するスイッチ
ウエハー103と、上記駆動体102を回転操作する操
作体104と、スイッチウエハー103より外方へ導出
されたスイッチ端子群105とを備えている。また、ス
イッチウエハー103には、上記スイッチ端子群105
と図示省略した複数の固定接点とを電気的に接続する引
き廻しパターンが設けられている。そして、操作者が手
指にて操作体104を回転操作すると、駆動体102を
介して上記可動接点がスイッチウエハー103上を回転
駆動するため、該可動接点が上記固定接点に接離し、そ
の結果、該固定接点から信号が引き廻しパターン、スイ
ッチ端子群105を介して出力される。
【0004】このように構成された操作用スイッチ装置
101は、VTRなど各種機器に組み込まれて使用され
るが、その際に、上記操作体104と操作用スイッチ装
置101が実装されるプリント基板との距離は、操作用
スイッチ装置101が組み込まれる機器の仕様によって
必ずしも一定ではない。そこで、上記距離が短い場合
は、図25に示すように、上記スイッチウエハー103
をプリント基板106上に直接載置し、該プリント基板
106にスイッチ端子群105の先端を挿通した後、該
スイッチ端子群105の先端をプリント基板106の裏
面に設けられた図示せぬパターンに半田107で接続し
ていた。一方、上記距離が長い場合は、図26に示すよ
うに、スイッチウエハー103とプリント基板106の
表面との間に所定高さのスペーサ108を介設すると共
に、プリント基板106にコネクタ109を半田付け
し、このコネクタ109にスイッチ端子群105の先端
を挿入することにより、コネクタ109を介してスイッ
チ端子群105をプリント基板106のパターンに接続
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の操作用スイッチ装置101にあっては、スイッチウ
エハー103から一定長さでかつ比較的剛性の高いスイ
ッチ端子群105が外方へ導出されているため、スイッ
チ端子群105とプリント基板106との相対位置がス
イッチ端子群105の長さによって一義的に決定されて
しまい、操作用スイッチ装置101の下面をプリント基
板106の表面から離れた位置に設置する場合は、高さ
寸法の異なるスペーサ108やコネクタ109をその都
度準備し、これらスペーサ108やコネクタ109をプ
リント基板106上に固定するという煩雑な作業が必要
であった。また、スイッチ端子群105とプリント基板
106との相対位置は、高さ方向(上下方向)のみなら
ず水平方向(左右方向)へも規制されるため、操作用ス
イッチ装置101のプリント基板106に対する取付位
置の自由度が小さく、操作用スイッチ装置101の取付
位置が多少ずれただけで、スイッチ端子群105に無理
な荷重がかかることも懸念されていた。
【0006】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、プリント基板へ
の取付を容易に行なうことができるばかりか、取付位置
のずれによりスイッチ端子群に荷重がかかることを防止
できる操作用スイッチ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の固定接点と、該固定接点にそれぞ
れ対応する複数の可動接点と、該可動接点を上記固定接
点に接離させるための操作体と、上記固定接点に接続さ
れた引き廻しパターンを有するスイッチウエハーと、該
スイッチウエハーより外方へ導出され、上記引き廻しパ
ターンに接続されたスイッチ端子群とを備えた操作用ス
イッチ装置において、該スイッチ端子群の先端に折曲げ
自在なフレキシブル端子群をそれぞれ設けたことを、最
も主要な特徴としている。
【0008】
【作用】スイッチ端子群の先端には折曲げ自在なフレキ
シブル端子群が設けられているため、操作用スイッチ装
置をプリント基板に実装する際、フレキシブル端子群を
所望の方向に折曲げることにより、上下方向および水平
方向に大きな自由度が得られ、操作用スイッチ装置をプ
リント基板へ容易に取付けることができる。また、折曲
げ自在なフレキシブル端子群を介して上記スイッチ端子
群をプリント基板に取付けるため、操作用スイッチ装置
の取付位置が多少ずれたとしても、該ずれはフレキシブ
ル端子群が折曲がることにより吸収され、上記スイッチ
端子群に無理な荷重がかからなくて済む。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る操作用スイッチ装置
の断面図、図2は図1の操作用スイッチ装置から操作体
を取外した状態を示す側面図、図3は図1の操作用スイ
ッチ装置の平面図、図4は図3の操作用スイッチから操
作体を取外した状態を示す平面図、図5は図2のA部を
拡大して示す断面図、図6は図1の操作用スイッチ装置
に備えられるスイッチ端子群にフレキシブル端子群を取
付ける工程を説明する図、図7は該フレキシブル端子群
を取付けた状態を示す正面図、図8は図6のスイッチ端
子群のかしめ部を矢印Bで示す方向から見た図、図9は
図8のかしめ部の断面図である。
【0010】本実施例に係る操作用スイッチ装置1が前
述した図25,図26に示す従来の操作用スイッチ装置
101と異なる点は、スイッチ端子群2の先端に折曲げ
自在なフレキシブル端子群3をそれぞれ設けると共に、
スイッチウエハー4の下面側に合成樹脂製のホルダー5
を装着したことにあり、それ以外の構成は基本的に同じ
である。上記フレキシブル端子群3は、例えば厚さ0.
15〜0.8mm程度の薄い黄銅またはリン青銅等のプ
レス加工材からなり、図7に示すように、隣接して交互
に配置されるかしめ部6を各一端に有している。そし
て、各かしめ部6にスイッチ端子群2を係合させた状態
で該かしめ部6をかしめることにより、スイッチ端子群
2にフレキシブル端子群3が接続される。また、このフ
レキシブル端子群3の先端に樹脂モールド部材7が一体
成形され、該樹脂モールド部材7によりフレキシブル端
子群3が整列した状態を保持するようになっている。上
記樹脂モールド部材7の下側には、図5に示すように、
フレキシブル端子群3の先端外周を覆う突出部8が形成
されており、該突出部8はプリント基板9の貫通孔10
に挿入可能である。
【0011】上記ホルダー5は、スイッチウエハー4と
プリント基板9との間に介設されるホルダー本体11
と、プリント基板9の上面に載置され、樹脂モールド部
材7が取付けられる保持部12などとから一体的に構成
されており、ホルダー本体11の上面側には、スイッチ
ウエハー4の下面方向に延びる複数の高さ規制用突起1
3と、弾性を有し先端がスイッチウエハー4の上面側に
係止される一対の係止片14と、スイッチウエハー4に
挿通される位置決め用突起15とが設けられ、スイッチ
ウエハー4の下面側にも、ホルダー本体11の受け台1
6aに挿通される位置決め用突起16が設けられてい
る。またホルダー本体11の下面側には、プリント基板
9の上面方向に延びる複数の高さ規制用突起17と、弾
性を有し先端がプリント基板9の下面側に係止される一
対の係止片18と、プリント基板9に挿通される一対の
位置決め用突起19とが設けられている。
【0012】上記スイッチウエハー4の内底部4aに
は、図示しない複数の固定接点と、該固定接点とスイッ
チ端子群2とを電気的に接続する引き廻しパターンとが
設けられると共に、上記固定接点に対応する図示しない
複数の可動接点が環状の駆動体21に設けられている。
この駆動体21は、スイッチウエハー4の内底部4aよ
り上方へ突出する中心軸4bを中心として回動可能であ
り、上記スイッチウエハー4の内底部4aを臨む上部に
は、駆動体21の外周方向へ張出した部分を覆う円盤状
のふた22が装着されている。さらに、上記駆動体21
の内側には、一対のプッシュスイッチ23が配設されて
いる。
【0013】上記駆動体21の上部外周には、中空状の
操作体24が嵌合されており、該操作体24の内側に、
上記プッシュスイッチ23のいずれか一方を押圧可能な
他の操作体25が挿入されており、この操作体25は上
記中心軸4bにより傾倒可能に支持されている。
【0014】このように構成された操作用スイッチ装置
1では、スイッチ端子群2の先端にフレキシブル端子群
3を設ける際、図6の(a)に示すように、まずスイッ
チウエハー4より外方へ導出されたスイッチ端子群2を
直角に下方へ折曲げた後、図6の(b)に示すように、
該スイッチ端子群2の先端に、あらかじめ樹脂モールド
部材7と一体成形したフレキシブル端子群3を接続す
る。このフレキシブル端子群3のかしめ部6は当初、図
9の破線で示すように板状に形成されており、この状態
で該かしめ部6にスイッチ端子群2の先端を当接させ、
次いで、かしめ部6の中央部をスイッチ端子群2の表面
に食い込ませると共に、かしめ部6の両側端をスイッチ
端子群2側に直角に折曲げ、さらにスイッチ端子群2の
裏面側に当接するまで上記かしめ部6の両側端を折曲げ
る。
【0015】次いで、スイッチウエハー4にホルダー5
を取付けるに際しては、スイッチウエハー4の下面側に
ホルダー5を配置し、スイッチウエハー4の方向へホル
ダー5を押し込むことにより、係止片14の先端がスイ
ッチウエハー4の側部を摺動して該係止片14が弾性変
形する。この状態でホルダー本体11側の位置決め用突
起15をスイッチウエハー4に挿通すると共に、該スイ
ッチウエハー4側の位置決め用突起16をホルダー本体
11の受け台16aに挿通することにより、ホルダー5
の位置決めを行なう。次いで、スイッチウエハー4の方
向へホルダー5をさらに押し込むことにより、高さ規制
用突起13の先端がスイッチウエハー4の下面に当接
し、上記係止片14の先端がスイッチウエハー4の上面
側に係止される。また、フレキシブル端子群3を図6の
(a)に示す平坦な状態から図1,図2に示すようにS
字状に折曲げて樹脂モールド部材7を所望の位置を配置
し、該樹脂モールド部材7をホルダー5の保持部12に
取付ける。
【0016】次いで、操作用スイッチ装置1をプリント
基板9に実装する際、プリント基板9上にホルダー本体
11の下面側から延びる高さ規制用突起17と保持部1
2とを載置し、位置決め用突起19をプリント基板9の
位置決め孔に挿通することにより操作用スイッチ装置1
の位置決めを行ない、係止片18の先端をプリント基板
9の係止孔に挿通して該プリント基板9の下面側に係止
させる。また、樹脂モールド部材7の下側より突出する
突出部8を上記プリント基板9の貫通孔10に挿入し、
フレキシブル端子群3の先端をプリント基板9の下面側
から下方へ突出させた状態で、該フレキシブル端子群3
の先端をプリント基板9の図示しないパターンに半田付
けする。さらに、駆動体21の上部外周に操作体24を
嵌合し、該操作体24の内側に挿入した他の操作体25
を中心軸4bにより傾倒可能に支持する。
【0017】このように、上記実施例にあっては、スイ
ッチ端子群2の先端に設けたフレキシブル端子群3を所
望の方向に折曲げることにより、上下方向および水平方
向に大きな自由度が得られるため、操作用スイッチ装置
1をプリント基板9へ容易に取付けることができる。ま
た、折曲げ自在なフレキシブル端子群3を介してスイッ
チ端子群2をプリント基板9に取付けるため、操作用ス
イッチ装置1に多少の位置ずれが生じたとしても、この
位置ずれはフレキシブル端子群3が折曲がることにより
吸収され、スイッチ端子群2に無理な荷重がかからなく
て済む。
【0018】また、上記実施例では、係止片18の先端
を該プリント基板9の係止孔に挿通してその下面側に係
止させることにより、操作用スイッチ装置1をプリント
基板9に固定することができ、この点からも操作用スイ
ッチ装置1の取付作業が容易てなる。さらに、従来のよ
うにコネクタやスペーサを介してプリント基板に取付け
るものに比べて、操作用スイッチ装置1の取付が容易で
あるため、作業コストを安くできる。
【0019】また、上記実施例では、フレキシブル端子
群3の先端が整列する状態を樹脂モールド部材7により
保持することにより、フレキシブル端子群3の強度が向
上して外力などにより変形することがなくて済むため、
該フレキシブル端子群3の短絡事故を確実に防止でき
る。さらに、樹脂モールド部材7の突出部8によりフレ
キシブル端子群3の先端が補強され、該先端が外力など
により変形することがなく所定形状を保つため、該フレ
キシブル端子群3の先端を容易にプリント基板9の貫通
孔10に挿入できる。
【0020】また、上記実施例では、プリント基板9に
対するスイッチウエハー4の取付高さに応じて、ホルダ
ー本体11の上面側より突出する高さ規制用突起および
係止片の高さ寸法を設定することにより、仕様寸法の異
なる多種多様なVTR装置に用いることができる。した
がって、スイッチウエハー4などの基本的な構成の変更
を要せず、ホルダー5のみの変更でVTRなどの多種多
様な機器に対応できるため、安価でかつ汎用性に富む操
作用スイッチ装置1が得られる。
【0021】図10は上記ホルダーとフレキシブル端子
群の変形例を備えた操作用スイッチ装置の断面図、図1
1は図10の操作用スイッチ装置から操作体を取外した
状態を示す側面図、図12は図10の操作用スイッチ装
置に備えられるホルダーを取付ける以前の状態を示す正
面図、図13は該ホルダーを取付ける以前の状態を示す
側面図で、これらの図中、前述した図1〜図9に示すも
のと同等のものには同一符号を付してある。
【0022】図10に示すホルダー31が前述したホル
ダー5と異なる点は、ホルダー本体32の上面側より突
出する高さ規制用突起33、係止片34、位置決め用突
起35および受け台36の高さ寸法を、それぞれ前述し
た高さ規制用突起13、係止片14、位置決め用突起1
5および受け台16aより大きく設定したことにあり、
それ以外の構成は基本的に同じである。また、図10に
示すフレキシブル端子群37が前述したフレキシブル端
子群3と異なる点は、該フレキシブル端子群37の長さ
寸法を前述したフレキシブル端子群3より大きく設定す
ると共に、フレキシブル端子群37の先端と中間部のそ
れぞれに補強用の樹脂モールド部材38,39を設けた
ことにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。な
お、図10〜図13に示す操作用スイッチ装置1では、
前述したフレキシブル端子群3より長いフレキシブル端
子群37を用いたが、プリント基板9に対するスイッチ
ウエハー4の取付高さがあまり高くない場合は、長いフ
レキシブル端子群37を用いる代わりに、前述したフレ
キシブル端子群3を折曲げない状態で用いることも可能
である。
【0023】図14は本発明の他の実施例に係る操作用
スイッチ装置の断面図、図15は図14の操作用スイッ
チ装置から操作体を取外した状態を示す側面図、図16
は図14の操作用スイッチ装置の平面図、図17は図1
6の操作用スイッチ装置から操作体を取外した状態を示
す平面図、図18は図14の操作用スイッチ装置に備え
られる端子群を形成する工程を説明する図、図19は図
18の端子群を折曲げる工程を説明する図、図20は図
19の照光用ウエハーをスイッチウエハー上に装着する
工程を説明する図、図21は該照光用ウエハーをスイッ
チウエハー上に装着した状態を示す正面図、図22は図
21の照光用ウエハーから導出されたダミー端子群の中
間部を折曲げた状態を示す側面図、図23は図22のダ
ミー端子群のかしめ部を矢印Cで示す方向から見た図、
図24は図23のかしめ部の断面図である。なお、これ
らの図中、前述した図1〜図13に示すものと同等のも
のには同一符号を付してある。
【0024】本実施例の操作用スイッチ装置41が前述
した図1〜図13に示す操作用スイッチ装置1と異なる
点は、スイッチウエハー4上に、4個のLED42を備
えた照光用ウエハー43を載置し、内側の操作体44の
一部に、上記LED42から発せられる着色光が透過す
る透光体45を嵌め込んだことにあり、それ以外の構成
は基本的に同じである。図18に示すように、上記照光
用ウエハー43には4本の照光用端子群46と1本のコ
モン端子47および8本のダミー端子群48とが一体成
形されており、これらの照光用端子群46とコモン端子
47およびダミー端子群48が照光用ウエハー43から
外方へ導出されている。該照光用端子群46とコモン端
子47およびダミー端子群48は、前述したフレキシブ
ル端子群3と同様に、例えば厚さ0.15〜0.8mm
程度の薄い黄銅またはリン青銅等のプレス加工材から整
列した状態で形成される。さらに、これらの端子群46
〜48の先端に補強用の樹脂モールド部材49が設けら
れ、該樹脂モールド部材49から所定寸法離れた所定位
置にもう1つの補強用樹脂モールド部材50が設けられ
ており、これらの樹脂モールド部材49,50によっ
て、各端子群46〜48が整列した状態を保持するよう
になっている。また、上記照光用端子群46の中間部に
も別の補強用樹脂モールド部材51が設けられており、
この補強用樹脂モールド部材51によって、照光用端子
群46の整列状態が一層確実に保持されるようになって
いる。上記ダミー端子群48の中間部には隣接して交互
に配置されるかしめ部52が形成され、各かしめ部52
にスイッチ端子群2を係合させた状態で該かしめ部52
をかしめることにより、スイッチ端子群2にダミー端子
群48が接続される。また、上記照光用ウエハー43
は、位置決め用の突起53と、弾性を有し先端がスイッ
チウエハー4の下面に係止される複数の係止片54とを
備えている。
【0025】このように構成された操作用スイッチ装置
41では、スイッチウエハー4上に照光用ウエハー43
を装着する際、図18に示すように、あらかじめ照光用
ウエハー43に対して照光用端子群46とコモン端子4
7およびダミー端子群48とを一体成形すると共に、該
端子群46〜48に樹脂モールド部材49,50を設け
た後、図18の破線61で示す位置で端子群46〜48
を切り離し、同図18の破線62で示す位置で端子群4
6〜48を直角に折曲げる。これよって、端子群46〜
48は、図19の破線で示す平坦な状態から同図19の
実線で示す折曲げた状態となる。次いで、図20に示す
ように、照光用ウエハー43の位置決め用突起53をス
イッチウエハー4の所定位置に係合させることにより照
光用ウエハー43の位置決めを行ない、該照光用ウエハ
ー43をスイッチウエハー4方向に押し込むことによ
り、係止片54の先端がスイッチウエハー4の側部を摺
動して弾力変形した後、該係止片54の先端がスイッチ
ウエハー4の下面に係止される。その結果、スイッチウ
エハー4に照光用ウエハー43が固定される。次いで、
ダミー端子群48のかしめ部52にスイッチ端子群2の
先端を当接させ、図23に示すように、かしめ部52の
中央をスイッチ端子群2の表面に食い込ませると共に、
かしめ部52の両側端をスイッチ端子群2側に直角に折
曲げ、図24で示すように、スイッチ端子群2の裏面側
に当接するまでかしめ部52の両側端をさらに折曲げ
る。
【0026】このように、上記実施例にあっては、照光
用端子群46とコモン端子47およびスイッチ端子群2
の先端に接続したダミー端子群48とを所望の方向に折
曲げることにより、上下方向および水平方向に大きな自
由度が得られるため、操作用スイッチ装置41をプリン
ト基板9へ容易に取付けることができる。さらに、折曲
げ自在な照光用端子群46とコモン端子47およびダミ
ー端子群48を介して操作用スイッチ装置41をプリン
ト基板9に取付けたため、操作用スイッチ装置41に多
少の位置ずれが生じたとしても、端子群46〜48が折
曲がることにより、スイッチ端子群2に無理な荷重がか
からなくて済む。
【0027】また、上記実施例では、係止片54の先端
をスイッチウエハー4の下面側に係止させることによ
り、照光用ウエハー43をスイッチウエハー4に固定す
ることができ、照光用ウエハー43の取付が簡単であ
る。さらに、照光用ウエハー43から導出した照光用端
子群46およびコモン端子47と、スイッチウエハー4
から導出したスイッチ端子群2に接続したダミー端子群
48とを近傍に配置したため、これらの端子群46〜4
8を接続する引き廻しパターンをプリント基板9上に形
成するのが容易である。
【0028】また、上記実施例では、照光用端子群46
とコモン端子47およびダミー端子群48が整列する状
態を樹脂モールド部材49,50により保持するため、
該端子群46〜48の強度向上により、外力などによる
変形や短絡事故を防止できる。さらに、照光用端子群4
6の中間部が樹脂モールド部材51により補強されてい
るため、この点からも外力による照光用端子群46の変
形や短絡事故を一層確実に防止できる。さらにまた、ダ
ミー端子群48の中間に位置するかしめ部52をスイッ
チ端子群2と接続したことから、ダミー端子群48の中
間部も外力などにより変形や短絡事故を防止できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スイッチ端子群の先端に設けたフレキシブル端子群を所
望の方向に折曲げることにより、上下方向および水平方
向に大きな自由度が得られるため、操作用スイッチ装置
をプリント基板へ容易に取付けることができ、作業効率
を向上することができる。また、操作用スイッチ装置の
取付位置が多少ずれたとしても、このずれは上記フレキ
シブル端子群が折曲がることにより吸収されるため、ス
イッチ端子群に無理な荷重がかからなくて済み、該スイ
ッチ端子群などの破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る操作用スイッチ装置の
断面図である。
【図2】図1の操作用スイッチ装置から操作体を取外し
た状態を示す側面図である。
【図3】図1の操作用スイッチ装置の平面図である。
【図4】図3の操作用スイッチ装置から操作体を取外し
た状態を示す平面図である。
【図5】図2のA部を拡大して示す断面図である。
【図6】図1の操作用スイッチ装置に備えられるスイッ
チ端子群にフレキシブル端子群を取付ける工程を説明す
る図である。
【図7】該フレキシブル端子群を取付けた状態を示す正
面図である。
【図8】図6のスイッチ端子群のかしめ部を矢印Bで示
す方向から見た図である。
【図9】図8のかしめ部の断面図である。
【図10】ホルダーとフレキシブル端子群の変形例を備
えた操作用スイッチ装置の断面図である。
【図11】図10の操作用スイッチ装置から操作体を取
外した状態を示す側面図である。
【図12】図10の操作用スイッチ装置に備えられるホ
ルダーを取付ける以前の状態を示す正面図である。
【図13】該ホルダーを取付ける以前の状態を示す側面
図である。
【図14】本発明の他の実施例に係る操作用スイッチ装
置の断面図である。
【図15】図14の操作用スイッチ装置から操作体を取
外した状態を示す側面図である。
【図16】図14の操作用スイッチ装置の平面図であ
る。
【図17】図16の操作用スイッチ装置から操作体を取
外した状態を示す平面図である。
【図18】図14の操作用スイッチ装置に備えられる照
光用ウエハーおよび端子群を形成する工程を説明する図
である。
【図19】図18の端子群を折曲げる工程を説明する図
である。
【図20】図19の照光用ウエハーをスイッチウエハー
上に装着する工程を説明する図である。
【図21】該照光用ウエハーをスイッチウエハー上に装
着した状態を示す正面図である。
【図22】図21の照光用ウエハーから導出されたダミ
ー端子群の中間部を折曲げた状態を示す側面図である。
【図23】図22のダミー端子群のかしめ部を矢印Cで
示す方向から見た図である。
【図24】図23のかしめ部の断面図である。
【図25】従来の操作用スイッチ装置をプリント基板に
直接実装した状態を示す側面図である。
【図26】図25の操作用スイッチ装置をスペーサを介
してプリント基板に実装した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 操作用スイッチ装置 2 スイッチ端子群 3 フレキシブル端子群 4 スイッチウエハー 5 ホルダー 7 樹脂モールド部材 8 突出部 9 プリント基板 11 ホルダー本体 12 保持部 13 高さ規制用突起 14 係止片 15,16 位置決め用突起 16a 受け台 17 高さ規制用突起 18 係止片 19 位置決め用突起 23 プッシュスイッチ 24,25 操作体 31 ホルダー 33 高さ規制用突起 34 係止片 35 位置決め用突起 36 受け台 37 フレキシブル端子群 38,39 樹脂モールド部材 41 操作用スイッチ装置 42 LED 43 照光用ウエハー 46 照光用端子群 48 ダミー端子群 49〜51 樹脂モールド部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定接点と、該固定接点にそれぞ
    れ対応する複数の可動接点と、該可動接点を上記固定接
    点に接離させるための操作体と、上記固定接点に接続さ
    れた引き廻しパターンを有するスイッチウエハーと、該
    スイッチウエハーより外方へ導出され、上記引き廻しパ
    ターンに接続されたスイッチ端子群とを備えた操作用ス
    イッチ装置において、該スイッチ端子群の先端に折曲げ
    自在なフレキシブル端子群をそれぞれ設けたことを特徴
    とする操作用スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記フレキシ
    ブル端子群の先端に、該フレキシブル端子群が整列した
    状態を保持する樹脂モールド部材を形成したことを特徴
    とする操作用スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、上記フレキシ
    ブル端子群が黄銅およびりん青銅の少なくとも一方を含
    むプレス加工材からなることを特徴とする操作用スイッ
    チ装置。
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